JP2013197937A - 撮像装置、露出制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、露出制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顔と背景との明るさが極端に違う環境でも、良好な顔検出状態を維持する。
【解決手段】CCD5は、被写体を撮像する。CPU10は、CCD5により撮像された画像データ内にある顔を検出し、CCD5により撮像された画像データと、検出した顔の領域に基づく画像データとを比較し、該比較結果に基づいていずれか一方の画像データにおける第1の露出値を算出する。また、CPU10は、検出した顔の領域における部分画像データにおける第2の露出値を算出する。CPU10は、第1の露出値と第2の露出値とに基づいて、CCD5により撮像される画像データの露出量を算出し、該算出された露出量に基づいて、CCD5により撮像される画像データの露出値を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、露出制御方法、及びプログラムに関する。
最近の撮影装置には、顔検出機能が搭載されたものが多くあり、自動的に顔をきれいにかつ背景も最適な設定で撮影する方法が提案されている。例えば、電子カメラ等の撮像装置において、被写体の顔を検出し、該検出した顔に対してAF(オートフォーカス)制御、AE(自動露出)制御、AWB(オートホワイトバランス)制御を行なう技術が登場してきている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2006−211139号公報 特開2008−277876号公報
上記従来技術では、顔検出した顔部分に重み付けした明るさデータに基づいて露出制御を行うので、顔部分の明るさを考慮して露出制御を行うことができる。
しかしながら、逆光シーンなど顔と背景との明るさが極端に違う環境で、検出された顔の大きさが小さい場合には、背景部分の影響度が大きくなりやすく顔がアンダーになり、さらにより背景の影響度が大きくなると顔が暗くなり過ぎて、顔の検出が不安定、もしくは検出できない状況になってしまう問題があった。
そこで本発明は、顔と背景との明るさが極端に違う環境でも、良好な顔検出状態を維持することができる撮像装置、露出制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
この発明は、被写体を撮像する撮像素子と、前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出する顔検出手段と、前記撮像素子により撮像された画像データの前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する露出制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置である。
この発明は、撮像素子により被写体を撮像するステップと、前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出するステップと、前記撮像素子により撮像された画像データの前記検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出するステップと、前記算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御するステップとを含むことを特徴とする露出制御方法。である。
この発明は、撮像装置のコンピュータに、撮像素子により被写体を撮像する撮像機能、前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出する顔検出機能、前記撮像素子により撮像された画像データの前記顔検出機能により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記顔検出機能により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する算出機能、前記算出機能による算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する露出制御機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、顔と背景との明るさが極端に違う環境でも、良好な顔検出状態を維持することができる。
本発明の実施形態による撮像装置としてのデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。 本実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態において、中央部ほど重み係数が大きくなる場合の重み付け係数の例を示す概念図である。 本実施形態において、顔の中心位置に応じて重みの中心を変化させた場合の重み付け係数の例を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による撮像装置としてのデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。図1において、デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、メモリ9、CPU10、DRAM11、画像表示部12、フラッシュメモリ13、キー入力部14、ストロボ装置15、及び上記各部を接続するバス16を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズ等を含む。そして、撮影レンズ2にはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に沿って駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータ、ズームモータを駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって動作し、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する。撮像素子であるCCD5は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路(CDS/AGC/AD)8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5から出力された撮像信号はユニット回路8を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
CPU10は、ワンチップマイコンであり、ユニット回路8から送られてきた画像データをバッファメモリ(DRAM11)に記憶させるとともに、該記憶させた画像データに対してガンマ補正、補間処理、ホワイトバランス処理、輝度色差信号(YUVデータ)の生成処理などの画像処理、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式の圧縮・伸張)処理、フラッシュメモリ13への画像データの記録処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御する。
特に、CPU10は、撮像された画像データ内にある顔を検出する機能、撮像された該画像データと、該画像データの検出された顔に基づく領域に基づいた画像データと、検出された顔に基づく領域の部分画像データを比較する機能、該比較結果に基づいて露出制御を行なう機能を有する。
メモリ9には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されている。CPU10は、該プログラムに従い動作する。DRAM11は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。フラッシュメモリ13は、圧縮された画像データを保存記録する記録媒体である。
画像表示部12は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し(ライブビュー表示)、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ13から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。キー入力部14は、半押し全押し可能なシャッタボタン、モード切替キー、顔検出モードon/off切替キー、ストロボモード切替キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
ストロボ装置15は、内蔵コンデンサC、充電回路(図示略)、キセノン管を含む発光回路(図示略)等を含み、充電回路は内蔵コンデンサCに電力を充電し、発光回路は、内蔵コンデンサC内の電荷を光源となるキセノン管に供給して、光を閃光発光させる。ストロボ装置15は、CPU10によって、充電開始、発光及び発光時間が制御され、その制御にしたがって発光などを行う。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図2、及び図3は、本実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。また、図4は、本実施形態において、中央部ほど重み係数が大きくなる場合の重み付け係数の例を示す概念図である。また、図5は、本実施形態において、顔の中心位置に応じて重みの中心を変化させた場合の重み付け係数の例を示す概念図である。
まず、CPU10は、現在のフレームの露出演算用計測値を取得する(ステップS10)。該露出演算用計測値とは、デジタルカメラなどの撮影装置の画像処理エンジン内にある計測器で計測された値で、一般的に画像領域を分割し、分割された領域毎の積分値からなる。出力データ形式としては、R、G、B、Y、RGBMaxなどがある。次に、CPU10は、露出演算用計測値から重み付け平均値Yccを算出する(ステップS12)。
重み付け平均値Yccは、図4に示すように、中央部ほど重み係数が大きくなるような重み付けテーブルを用いて算出される。具体的には、画角の中央領域、つまり、左上隅を領域0とし、左から右へ、上から下へと番号を振った場合に、領域27、領域28、領域35、領域36の重み付け係数が最も大きく、画角の中央から遠ざかるにつれ重み付け係数は小さくしている。ここでは、画角の中央の領域の重み付け係数を8、その周りの領域の重み付け係数を4、2、1というように中央領域から離れるにしたがって小さくしている。
次に、顔検出モードがON(有効)であるか否かを判断する(ステップS14)。そして、顔検出モードがOFF(無効)である場合には(ステップS14のNO)、顔を考慮しないので、後述するステップS26へ進む。
一方、顔検出モードがON(有効)である場合には(ステップS14のYES)、顔が検出されているか否かを判断する(ステップS16)。そして、顔が検出されていない場合には(ステップS16のNO)、顔を考慮しないので、後述するステップS26へ進む。
一方、顔が検出されている場合には(ステップS16のYES)、顔座標情報を取得する(ステップS18)。顔座標情報とは、主に顔検出人数、優先順位、及びそれぞれの顔位置の座標の情報である。次に、得られた顔座標情報から優先順位1位の顔を選択し、その顔の中心を重み付けの中心とする重み付けテーブルを用いて、重み付け平均値Yfcを算出する(ステップS20)。
このときの重み付けテーブルは、図5に示すように、顔の中心位置に重み付けの中心を移動させている。また、より顔に重みを付けたい場合には、中心の重み付け係数の値を変化させてもよい。より具体的には、顔が検出された領域(ここでは、領域18、領域19、領域26、領域27)の重み付け係数が最も大きく、該顔が検出された領域から遠ざかるにつれて、重み付け係数が小さくなっているのが分かる。ここでは、重み付け係数の最小値を1とするので、顔が検出された領域から所定以上離れた場合は、重み付け係数を全て1としている。
次に、画角中心の重み付け平均値Yccと顔中心の重み付け平均値Yfcとを比較し、Yfc>Yccであるか否かを判断する(ステップS22)。そして、画角中心の重み付け平均値Yccが大きい場合には(ステップS22のNO)、後述するステップS26へ進む。
一方、顔中心の重み付け平均値Yfcが大きい場合には(ステップS22のYES)、平均値Yc=Yfcとする(ステップS24)。一方、上述した、顔検出モードがOFF(無効)である場合(ステップS14のNO)、顔検出モードがON(有効)であるが、顔が検出されていない場合(ステップS16のNO)、また、画角中心の重み付け平均値Yccが画角中心の重み付け平均値Yccより大きい場合には(ステップS22のNO)には、平均値Yc=Yccとする。
すなわち、いずれの場合も、大きい(明るい)方を現在のフレームの平均値Ycとする。これは、ライブビュー表示での露出追従は、白飛び軽減を最重視するという考えに基づいており、大きい(明るい)方を採用することで白飛びを軽減することができる。例えば、顔が適正になったとしても、背景が白とびしていると、旅行先の景色が上手く表現できないことが予想される。また、逆に、背景が適正露出でも顔が白飛びしている場合も露出としては不適切である。
白飛びを優先とした場合、顔が暗くなることが想定されるが、静止画撮影の場合には、ストロボをオート発光させることで、アンダーになった顔を補うことができることもある。この組み合わせにより、白飛びは、露光量で抑え、黒つぶれは、ストロボ光で補うことになる(顔が暗い場合に、ストロボオート発光する動作は一般的)。
次に、現在のフレームの平均値Ycが露出基準範囲(Yt−α<=Yc<=Yt+α)内であるか否を判断する(ステップS28)。そして、現在のフレームの平均値Ycが露出基準範囲外である場合には(ステップS28のNO)、現在の露出値は目標の明るさYtになっていないので、露出値の演算を行う必要があると判断され、目標の明るさYtにするための露出値の変化量D1(=Yt/Yc)を算出する(ステップS30)。
一方、現在のフレームの平均値Ycが露出基準範囲内である場合には(ステップS28のYES)、現在のフレームは目標の明るさになっているので、露出値はそのままでよいと判断し、露出値を変更する必要はないので、現在の露出設定値を次のフレームの露出設定値にコピーする(図3のステップS44)。次に、目標露出値Evtとプログラム線図とに基づいて、次のフレームの露出設定値を算出し(ステップS46)、次のフレームの露出として用いるべく設定する(ステップS48)。その後、図2に示すステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
上述したステップS22にて、白飛び軽減を優先することで、通常のシーンでは顔と背景のバランスがとれた露出追従動作が可能となるが、逆光など顔と背景の明るさが極端に違う環境で顔が小さい場合、顔中心の重み付け平均が背景の明るさの影響を受けるため、背景の白飛びを軽減させようとした結果、顔が暗くなりすぎてしまう可能性がある。また、顔が暗くなりすぎることで、顔検出が不安定になったり、顔が検出できなくなったりする問題があった。これに対する解決策を以下で説明する。
顔がある場合には(ステップS16のYES)、ステップS18で、顔座標情報を取得し、上述した処理に並行して、顔座標情報を元に顔エリアの平均値Yfaveを算出する(ステップS32)。次に、顔エリアの平均値の最小値Yfminに対する変化量D2(=Yfmin/Yfave)を算出する(ステップS34)。このとき、顔平均値の最小値Yfminを顔が検出できる明るさに設定すると、露出の変化によって顔が検出できなくなる状況を回避できる。
次に、通常の白飛び軽減の露出追従動作での変化量D1と顔輝度優先の変化量D2とを比較し、D2>D1であるか否かを判断する(ステップS36)。そして、D2>D1である場合には(ステップS36のYES)、露出変化量DをD2とし(ステップS38)、一方、D2>D1でない場合には(ステップS36のNO)、露出変化量DをD1とする(ステップS40)。すなわち、変化の大きいほうを露出値変化量Dとする。これにより、顔検出状態での露出の変化によって、顔の明るさが最小値Yfminより暗くなることはなくなる。
その後、現在の露出値Evcと露出変化量Dとから目標露出値Evtを算出し(ステップS42)、目標露出値Evtとプログラム線図とに基づいて、次のフレームの露出設定値を算出し(ステップS46)、次のフレームの露出設定として設定を行う(ステップS48)。その後、図2に示すステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
以上の動作を1サイクルとして露出追従動作を行うことによって、白飛び軽減優先のモニタースルー露出追従を行いつつも、露出の変化によって顔が暗くなりすぎて顔が検出できなくなることを回避することが可能となる。
また、ムービー撮影時においては、ステップS34で使用している最小値Yfminをもう少し顔の見栄えがよい値に設定すると、最低限の顔の明るさを維持しつつ、背景の白飛びも極力抑えた露出追従動作が可能である。
上述した実施形態によれば、逆光シーンなど顔と背景の明るさが極端に違う環境で、検出された顔の大きさが小さい場合には、背景の明るさの影響が大きくなり、顔がアンダーになって顔が検出できなくなってしまう状況であっても、顔がアンダーになりすぎることを防ぎ、かつ顔検出状態を維持できるようになる。
また、ライブビュー画面上で顔検出状態が維持できていると、静止画撮影時のAE、AF、AWB、静止画撮影後の画像処理など、様々な制御で画質向上の為の有効な情報として活用することが可能となる。
なお、上述した実施形態において、所定の基準の露出値(例えば18%グレー)に対する露出値の変化量と顔領域の平均値に対する露出値の変化量とを比較し、変化量の大きい方を「画面の平均輝度」に採用するようにしてもよい。
また、顔領域の基準の輝度に幅を持たせ、最小値に対する露出値の変化量で判別するようにしてもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、被写体を撮像する撮像素子と、前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出する顔検出手段と、前記撮像素子により撮像された画像データの前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する露出制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記算出手段は、前記撮像素子により撮像された画像に前記顔検出手段により検出された顔以外の所定の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、該画像データの前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータとを比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段による比較結果に基づいて、いずれか一方の明るさデータにおける第1の露出値を算出する第1の算出手段と、前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータにおける第2の露出値を算出する第2の算出手段と、前記第1の露出値と前記第2の露出値とを比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段による比較結果に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する第3の算出手段とを備えることを特徴とする付記1に記載の撮像装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記算出手段は、前記顔の位置に基づく領域の明るさデータを用いて算出した露出値を、前記撮像素子により撮像される画像データ内の顔が暗くなりすぎない値とすることを特徴とする付記1または2に記載の撮像装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記第1の算出手段により算出された前記第1の露出値と所定の基準値との差分である第1の露出変化量を算出する第1の変化量算出手段と、前記第2の算出手段により算出された前記第2の露出値と所定の基準値との差分である第2の露出変化量を算出する第2の変化量算出手段とを更に備え、前記第2の比較手段は、前記第1の露出変化量と前記第2の露出変化量とを比較し、前記露出制御手段は、前記第2の比較手段による比較により、大きいと判断された第1の露出変化量もしくは第2の露出変化量に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御することを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の撮像装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記第2の変化量算出手段は、前記第2の露出変化量として、前記顔検出手段により検出された顔に基づく領域の部分画像データの露出値に幅を持たせ、最小の露出値に対する露出変化量を算出することを特徴とする付記4に記載の撮像装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記第1の比較手段は、前記撮像素子により撮像された画像データと、該画像データの前記顔検出手段により検出された顔に基づく領域を重み付けした画像データとを比較することを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の撮像装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記第1の比較手段は、前記撮像素子により撮像された画像データのうち、所定の領域を重み付けした画像データと、前記顔検出手段により検出された顔に基づく領域を重み付けした画像データとを比較することを特徴とする付記6に記載の撮像装置である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、撮像素子により被写体を撮像するステップと、前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出するステップと、前記撮像素子により撮像された画像データの前記検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出するステップと、前記算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御するステップとを含むことを特徴とする露出制御方法である。
(付記9)
付記9に記載の発明は、撮像装置のコンピュータに、撮像素子により被写体を撮像する撮像機能、前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出する顔検出機能、前記撮像素子により撮像された画像データの前記顔検出機能により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記顔検出機能により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する算出機能、前記算出機能による算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する露出制御機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 メモリ
10 CPU
11 DRAM
12 画像表示部
13 フラッシュメモリ
14 キー入力部
15 ストロボ装置
16 バス

Claims (9)

  1. 被写体を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出する顔検出手段と、
    前記撮像素子により撮像された画像データの前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する露出制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記算出手段は、
    前記撮像素子により撮像された画像に前記顔検出手段により検出された顔以外の所定の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、該画像データの前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータとを比較する第1の比較手段と、
    前記第1の比較手段による比較結果に基づいて、いずれか一方の明るさデータにおける第1の露出値を算出する第1の算出手段と、
    前記顔検出手段により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータにおける第2の露出値を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の露出値と前記第2の露出値とを比較する第2の比較手段と、
    前記第2の比較手段による比較結果に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する第3の算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記算出手段は、前記顔の位置に基づく領域の明るさデータを用いて算出した露出値を、前記撮像素子により撮像される画像データ内の顔が暗くなりすぎない値とすることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の算出手段により算出された前記第1の露出値と所定の基準値との差分である第1の露出変化量を算出する第1の変化量算出手段と、
    前記第2の算出手段により算出された前記第2の露出値と所定の基準値との差分である第2の露出変化量を算出する第2の変化量算出手段と
    を更に備え、
    前記第2の比較手段は、
    前記第1の露出変化量と前記第2の露出変化量とを比較し、
    前記露出制御手段は、
    前記第2の比較手段による比較により、大きいと判断された第1の露出変化量もしくは第2の露出変化量に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第2の変化量算出手段は、
    前記第2の露出変化量として、前記顔検出手段により検出された顔に基づく領域の部分画像データの露出値に幅を持たせ、最小の露出値に対する露出変化量を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の比較手段は、
    前記撮像素子により撮像された画像データと、該画像データの前記顔検出手段により検出された顔に基づく領域を重み付けした画像データとを比較する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1の比較手段は、
    前記撮像素子により撮像された画像データのうち、所定の領域を重み付けした画像データと、前記顔検出手段により検出された顔に基づく領域を重み付けした画像データとを比較する
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像素子により被写体を撮像するステップと、
    前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出するステップと、
    前記撮像素子により撮像された画像データの前記検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出するステップと、
    前記算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御するステップと
    を含むことを特徴とする露出制御方法。
  9. 撮像装置のコンピュータに、
    撮像素子により被写体を撮像する撮像機能、
    前記撮像素子により撮像された画像データ内にある顔の位置を検出する顔検出機能、
    前記撮像素子により撮像された画像データの前記顔検出機能により検出された顔の位置に基づいて重み付けをした明るさデータと、前記顔検出機能により検出された顔の位置に基づく領域の明るさデータとに基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出値を算出する算出機能、
    前記算出機能による算出された露出値に基づいて、前記撮像素子により撮像される画像データの露出量を制御する露出制御機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019110402A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法およびプログラム

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