JP2013196372A - プログラム、情報処理装置、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理装置100に、所定のプログラムが生成した出力処理の識別情報を取得する(S2.3)と、設定条件に画像データの生成指示が設定されている場合、画像データを生成するステップ(S2.4)と、取得された識別情報と生成された画像データとを対応付けて、印刷データに対する処理が可能な印刷データ処理プログラムに出力するステップと(S2.3.2)と、所定のプログラムから識別情報を取得するステップ(S2.2)と、所定のプログラムを介して、印刷データ処理プログラムから、取得された識別情報に対応付けられた画像データを受け付けるステップ(S3.1.1)と、画像データと取得された文書データとを、設定条件に基づいて印刷データに変換するステップ(S4.1)を実行させる。
【選択図】図7
Description
従来の技術を説明するために、まず、Windows(登録商標。以下、省略する)系のOS(Operating System)の印刷時の仕組みについて説明する。Windows系OSの印刷時の仕組みとして、RAWスプール形式とEMFスプール形式という2つのスプール形式が存在する。
Windows系OS上で動作するプリンタドライバでは、Point & Printというプリンタドライバのインストール形式が存在する。
1. 描画ドライバで送付状データを付加する方法
図3は、描画ドライバによる送付状データの付加を模式的に説明する図の一例である。UIドライバは、印刷開始前に印刷条件の設定画面を表示し、また、ユーザによる印刷条件の設定(以下、FAX送信に合わせ送信設定という)を受け付ける。描画ドライバは、送信設定を反映させた画像データを文書データから作成する。
2.そこで、UIドライバが持つDDI(Device Driver Interface)のDrvDocumentEvnet()を利用して送付状データを付加する方法が考えられる。
2−1..EMFスプールでの印刷の場合
2−2..Point & Printでインストールされたプリンタドライバによる印刷の場合
2−1.について、
印刷設定保持用モジュールを利用する方法は、印刷時のDDIコールシーケンスに依存しており、RAWスプールの時は実現可能である。
印刷設定保持用モジュールを利用する方法は、ローカル環境で、ユーザが使用するPCにプリンタドライバをインストールした時は、実現可能である。
図6は、デバイスコンテキストに送付状データを添付する方法を説明する図の一例である。この方法は、UIドライバがDrvDocumentEvent()で受け取ったDeviceContextに対して直接送付状データを付加するため、アプリケーションとしては実際の印刷文書の前にUIドライバに送付状データを付加してもらい、1ページ多い状態で印刷するようになる。
本発明は、OSとの親和性を損なうことなく、スプール形式、インストール方式、及び、OSの違い等に影響されずに、送付状を送信できるプログラムを提供することを目的とする。
2.アプリケーションが Windows系OSのGDI API を呼び出す(プリンタデバイスコンテキストの確保)。
3.Windows系OSは送信ジョブの1つ1つにJobIDを付与する。JobIDはプリンタドライバ30に通知される。
4.UIドライバは、送付状データを作成する。送付状データは画像データである。
5.UIドライバは、アプリケーションから取得した送付状データ及び送信設定と共に、JobIDをLanguageMonitor32に通知する。送信設定はDEVMODEに格納可能なため、必ずしもLanguageMonitor32に格納しなくてもよい。
6.描画ドライバが送信設定と送付状データを読み出す際、JobIDを指定することでUIドライバが生成した送信設定と送付状データを、LanguageMonitor32から取得することができる。このように、描画ドライバは一意に送付状データを特定できる。
7.描画ドライバは文書データと送信設定から描画データを生成する(送付状データは作成済み)。
8.LanguageMonitor32が必要な処理を行う
9.ポートモニタ42が、プリンタ ポートの種類 (USB, TCP/IP etc) に合わせて出力処理を行う
10.プリンタに描画データが送信される
LanguageMonitor32は、Windows系OSの機能なので、Point&Print環境のサーバPC上で利用可能である。このため、UIドライバはWindows系OSの機能を利用してサーバPCのLanguageMonitor32にアクセスできるし、サーバPCの描画ドライバが描画処理する際も、LanguageMonitor32からJobIDで指定した送付状データ(及び送信設定も)を取得することができる。このように、本実施形態の送付状データの管理手法は、Point&Print環境においてもローカルインストールされたプリンタドライバ30と同様に有効である。
図8(a)は印刷システム400の概略構成図の一例を、図8(b)はクライアントPC100のハードウェア構成図の一例をそれぞれ示す。クライアントPC100とプリンタ200がネットワーク300を介して接続されている。プリンタ200は1台のみあればよい。
図11は、Windows系OSの印刷アーキテクチャにおける、描画ドライバ39とUIドライバ38について説明する図の一例である。
・Windows系OSから呼び出されたUIドライバ38は、ユーザの送信設定を受け付けDEVMODEに保存する
・DEVMODEは印刷準備開始時にWindows系OSから描画ドライバ39に渡される
すなわち、UIドライバ38は、「送信設定」を決定し、描画ドライバ39は「送信設定」を印刷準備開始時に受け取り、送信設定に基づき印刷コマンドや描画データを生成する。これがWindows系OSの印刷アーキテクチャの基本的な印刷シーケンスとなる。描画ドライバ39は、UIドライバ38に続いて処理するので、一般的なプリンタドライバ30では、ユーザの印刷開始指示後に送信設定を変更することはできない。
(1)ユーザが、UIドライバ38が提供する印刷ダイアログ(GUI)によって送信設定を変更する(すでに登録されている初期値を変更する)。
(2)ユーザがアプリケーションに印刷開始指示の操作を行う。
(3)アプリケーションはUIドライバ38と送信設定が入っているDEVMODEをやりとりして、ユーザの送信設定を受け取る。
(4)アプリケーションはGDI34に印刷命令とDEVMODEをGDIコールとして伝える。
(5)GDI34はGDIコールをDDIコールに変換して描画ドライバ39に伝える。
(6)描画ドライバ39は、プリンタが理解できる言語に変換したRAWデータをスプーラ35に送出する。
(7)スプーラ35は、描画ドライバ39から受け取ったRAWデータをプリンタ200に送信する。
S1: アプリケーション31はまず、GDI34に印刷準備開始を指示する。具体的には、アプリケーションはCreateDC()関数で送信設定(DEVMODE)を引数にしてGDI34をコールする。
S1.1:GDI34はAPIに対応するDDIをコールすることで、描画ドライバ39に送信設定を送出する。CreateDC()の引数でアプリーションがGDI34に渡した送信設定が、DrvEnablePDEV()の引数に格納され描画ドライバ39に通知される。この後、描画ドライバ39は、ジョブが終了するまで(デバイスコンテキストが消去されるまで)送信設定を参照することができる。
S2.1:GDI34はUIドライバ38に印刷開始を指示する。具体的にはDrvDocumentEvent()DOCUMENTEVENT_STARTDOCPRE()をUIドライバ38に送出する。
S2.2:GDI34は描画ドライバ39に印刷開始を指示する。具体的にはDrvStartDoc()関数を描画ドライバ39に送出する。Windows系OSは、CreateDC()関数により所定のタイミングでJobIDを生成している。GDI34はDrvStartDoc()関数の引数にJobIDを設定するので、描画ドライバ39はJobIDを参照できるようになる。
S2.3: 同様にGDI34はUIドライバ38に印刷開始を指示する。具体的にはDrvDocumentEvent()DOCUMENTEVENT_STARTDOCPOST()をUIドライバ38に送出する。GDI34はこの関数の引数にJobIDを設定するので、UIドライバ38はJobIDを参照できるようになる。
S3.1:GDI34はDrvStartPage()を描画ドライバ39に送出する。
S4.1:GDI34は、描画関数(文書データ)を描画ドライバ39に送出する。描画ドライバ39は送信設定に従って文書データを印刷データに変換する。
S5.1:GDI34は描画ドライバ39に1ページ分の書き込みが終了したことを通知する。具体的には、GDI34はDrvSendPage()を描画ドライバ39に送出する。
S6.1:GDI34は印刷ジョブの終了を描画ドライバ39に送出する。具体的には、GDI34はEndDoc()を描画ドライバ39に送出する。
S6.2: GDI34は印刷ジョブの終了をUIドライバ38に送出する。具体的には、GDI34はDrvDocumentEvent()DOCUMENTEVENT_ENDDOCPOST()をUIドライバ38に送出する。
(1)ユーザが、UIドライバ38が提供する印刷ダイアログ(GUI)によって送信設定を変更する(すでに登録されている初期値を変更する)。
(2)ユーザがアプリケーションに印刷開始指示の操作を行う。
(3)アプリケーションはUIドライバ38と送信設定が入っているDEVMODEをやりとりして、ユーザの送信設定を受け取る。
(4)アプリケーションはGDI34に印刷命令をGDIコールとして通知する。
(5)GDI34はEMFデータをスプールデータとしてスプーラ35に渡す。
(6)アプリケーションの印刷データが一通りスプールされると、スプーラ35がプリントプロセッサ41にデスプールすることを伝え、スプールデータを渡す。
(7)プリントプロセッサ41は、スプールデータをページごとに編集することで、集約・逆順・製本の機能を実現し、編集した内容をGDI34にGDIコールとして通知する。
(8)GDI34はGDIコールをDDIコールに変換して描画ドライバ39に通知する。
(9)描画ドライバ39は、プリンタが理解できる言語に変換したRAWデータをスプーラ35に送出する。
(10)スプーラ35は、描画ドライバ39から受け取ったRAWデータをプリンタに送信する。
S1.1:GDI34はAPIに対応するDDIをコールすることで、描画ドライバ39に送信設定を送出する。CreateDC()の引数でアプリーションがGDI34に渡した送信設定が、DrvEnablePDEV()の引数に格納され描画ドライバ39に通知される。この後、描画ドライバ39は、ジョブが終了するまで(デバイスコンテキストが消去されるまで)送信設定を参照することができる。
S2.1:GDI34はUIドライバ38に印刷開始を指示する。具体的にはDrvDocumentEvent() DOCUMENTEVENT_STARTDOC()をUIドライバ38に送出する。
S2.2: GDI34はUIドライバ38にJobIDを送出する。具体的にはDrvDocumentEvent() DOCUMENT_STARTDOCPOST()をUIドライバ38に送出する。GDI34はこの関数の引数にJobIDを設定するので、UIドライバ38はJobIDを参照できるようになる。この時点では描画ドライバ39はJobIDを取得していない。
S7.1:プリントプロセッサ41はGDI34に印刷準備開始を指示する。具体的にはGetJobAttributes()を送信する。
S7.1.1:GDI34は描画ドライバ39に送信設定を送出する。具体的には、CreateDC()の引数でアプリーションがGDI34に渡した送信設定(DEVMODE)が、DrvEnablePDEV()の引数に格納され描画ドライバ39に通知される。この後、描画ドライバ39は、ジョブが終了するまで(デバイスコンテキストが消去されるまで)送信設定を参照することができる。
S7.1.2:GDI34は描画ドライバ39に印刷開始を指示する。具体的にはDrvStartDoc()関数を描画ドライバ39に送出する。Windows系OSは、CreateDC()関数により所定のタイミングでJobIDを生成している。GDI34はDrvStartDoc()関数の引数にJobIDを設定するので、描画ドライバ39はJobIDを参照できるようになる。
S7.2:以降、プリントプロセッサ41はページ単位の処理を繰り返す。まず、プリントプロセッサ41はGDI34に新しいページの印刷データを受け入れるよう指示する。具体的には、プリントプロセッサ41はGdiStartPageEMF()をGDI34に送出する。
S7.2.1:GDI34はDrvStartPage()を描画ドライバ39に送出する。
S7.2.2:GDI34は、描画関数(文書データ)を描画ドライバ39に送出する。描画ドライバ39は送信設定に従って文書データを印刷データに変換する。
S7.2.3:GDI34は描画ドライバ39に1ページ分の書き込みが終了したことを通知する。具体的には、GDI34はDrvSendPage()を描画ドライバ39に送出する。
次に、本実施形態のWindows系OSの印刷アーキテクチャについて説明する。
まず、本実施形態の印刷アーキテクチャで使用するAPI等について説明する。
図16(a)はExtEscape()関数の書式を説明する図の一例である。ExtEscape()関数は、モジュール(シーケンス図や機能ブロック図の各ブロック)がGDI経由ではアクセスできない特定のモジュールにアクセスするためのAPIである。アプリケーションがGDI34を関与させずにドライバにデータを送信する場合、モジュールからGDI34を関与させずにデータを取得する場合に利用されることがある。
・hdcはデバイスコンテキストのハンドルである。
・nEscapeはExtEscape()関数の機能をチェックしたり設定するための引数になる。
・cbInputは、ExtEscape()関数で送信する構造体のサイズである。
・lpszInDataは、ExtEscape()関数で送信する構造体のポインタである。
・cbOutputは、ExtEscape()関数で送信される構造体を受け取る構造体のサイズである。
・lpszOutDataは、ExtEscape()関数で送信される構造体を受け取る構造体のポインタである。
(i)アプリケーションがGDI34に対しExtEscape()をコールする。
(ii)GDI34はExtEscape()をDrvEscape()というDDIコールに変換して描画ドライバ39に通知する。
・hPrinterは、プリンタのハンドルである。
・hdcは、デバイスコンテキストのハンドルである。
・iEscは、呼び出し元のモジュールが提供する、処理対象のイベントを識別するためのエスケープコードである。
・cbInはpvInで送信されるデータのサイズである。
・pvInは送信されるデータのポインタである。
・cbOutは、iEscがDOCUMENTEVENT_ESCAPEの場合は、ExtEscape()のcbOutputパラメータとして関数が指定した値が格納される。iEscがDOCUMENTEVENT_QUERYFILTERの場合、受け取り側が受け取る構造体pvOutのサイズが格納される。
・pvOutは、受け取り側が受け取る構造体pvOutのポインタである。
・hPortは、呼び出し元のモジュールによって与えられるポートのハンドルである。
・dwAccessBitは、呼び出し元のモジュールによって与えられ、プリンタ又はプリントサーバへのアクセスを許可するACCESS_MASK構造体である。
・pActionは、呼び出し元のモジュールによって与えられるリクエストアクションである。
・pReqDataは、リクエストデータを有しているPBIDI_REQUEST_CONTAINER構造体のポインタである。
・ppResDataは、レスポンスデータを有しているBIDI_RESPONSE_CONTAINER構造体のアドレスを受け取るメモリ領域へのポインタである。
・versionは、スキーマのバージョンであり例えば"1"である。
・Flagsは、システム(Windows系OS)により予約されたフラグのセットでありゼロでなければならない。
・Countは、aDataメンバにおける「bidi requests」の数である。
・aData[]は、BIDI_REQUEST_DATA 構造体の配列であり、各要素が1つの「bidi request」を有している。
・dwReqNumberは、リクエストのインデックスであり、マルチリクエストによる操作のリクエストと応答を適合させるために使用される。
・pSchemaは、スキーマ文字列の最初の1バイトがあるメモリ配置へのポインタである。
・dataは、スキーマに従ったBIDI_DATA 構造体である。
従来から、Windows系OSは印刷開始命令を受け付けた順にシステムで一意のID(JobID)を生成している。RAWスプールとEMFスプールのいずれでも、描画ドライバ39及びUIドライバ38がJobIDを取得するステップがある。すなわち、
描画ドライバ39は、DrvStartDoc()の引数で受け取ることができる。
UIドライバ38は、DrvDocumentEvent()DOCUMENTEVENT_STARTDOCPOST()の引数で受け取ることができる。
アプリケーションAの印刷開始命令1にJobID1を付与し、
アプリケーションBの印刷開始命令2にJobID2を付与し、
アプリケーションAの印刷開始命令3にJobID3を付与している。
1.アプリケーションAで送付状追加機能を「ON」にして印刷開始命令
2.アプリケーションBで送付状追加機能を「ON」にして印刷開始命令
3.アプリケーションAで送付状追加機能を「ON」にして印刷開始命令
UIドライバ38は、印刷開始後に送信設定画面を表示し送信設定を受け付ける。UIドライバは送付状追加機能が「ON」なので、送付状データを作成する。そして、その送信刷設定に送付状データを紐付けして、JobIDをキーにしてLanguageMonitor32に設定する(setする)。図の例だと、LanguageMonitor32は、JobIDと送付状データの組み合わせをテーブル状に保持し、JobIDと送付状データが対応づけて保持される。
・RAWスプール
図21は、RAWスプールのWindows系OSの印刷アーキテクチャのシーケンス図の一例である。なお、実際にはGDI34とUIドライバ38、又は、GDI34と描画ドライバ39の間では、不図示の通信が行われているが省略している。GDI34からUIドライバ38へのメッセージはUI系のDDI関数で、描画ドライバ39へのメッセージは描画系DDI関数でそれぞれ通知される。
S1.1:GDI34はAPIに対応するDDIをコールすることで、描画ドライバ39に送信設定を送出する。CreateDC()の引数でアプリーションがGDI34に渡した送信設定が、DrvEnablePDEV()の引数に格納され描画ドライバ39に通知される。この後、描画ドライバ39は、ジョブが終了するまで(デバイスコンテキストが消去されるまで)送信設定を参照することができる。
S4:アプリケーション31は、描画ドライバ39から応答を取得すると、描画関数(文書データ)をGDI34に送出する。
S4.1:GDI34は、描画関数(文書データ)を描画ドライバ39に送出する。描画ドライバ39は送信設定に従って文書データを印刷データに変換する。
以降の手順は従来と同様なので省略する。
図22は、EMFスプールのWindows系OSの印刷アーキテクチャのシーケンス図の一例である。なお、実際にはGDI34とUIドライバ38、又は、GDI34と描画ドライバ39の間では、不図示の通信が行われているが省略している。
S7.1:プリントプロセッサ41はGDI34に印刷準備開始を指示する。
S7.1.1:GDI34は描画ドライバ39に送信設定を送出する。具体的には、CreateDC()の引数でアプリーションがGDI34に渡した送信設定が、DrvEnablePDEV()の引数に格納され描画ドライバ39に通知される。この後、描画ドライバ39は、ジョブが終了するまで(デバイスコンテキストが消去されるまで)送信設定を参照することができる。
S7.1.2:GDI34は描画ドライバ39に印刷開始を指示する。具体的にはDrvStartDoc()関数を描画ドライバ39に送出する。Windows系OSは、CreateDC()関数により所定のタイミングでJobIDを生成している。GDI34はDrvStartDoc()関数の引数にJobIDを設定するので、描画ドライバ39はJobIDを参照できるようになる。
以降はページ単位の繰り返しとなる。
しかし、描画ドライバ39の
・DrvEnablePDEV()
・DrvStartDoc()
・DrvStartPage()
・DrvEscape()
UIドライバ38の
・DrvDocumentEvent()DOCUMENTEVENT_STARTDOCPOST()
LanguageMonitor32の
・SendRecvBidiDataFromPort()::set
・SendRecvBidiDataFromPort()::get
の各関数内で行われている処理は、RAWスプールでもEMFスプールでも全く同じ処理である。したがって、本実施形態の送付状データの管理方法はスプール形式によらず、実現可能である。また、複数のアプリケーションが作動する環境でも、LanguageMonitorを利用することで、他のアプリケーションにより破壊されることなく送付状データを送信することができる。また、描画ドライバ39が送付状データを作成するわけではないので、Windows系OSとの親和性を損なうこともない。
また、アプリケーションが32bitアプリで、Windows系OSが64bitOSの場合、WOW64によりUIドライバ38がsplwow64.exeのプロセスで動作する場合がある。しかし、アプリケーションが32bitアプリでも、UIドライバ38が64bitプロセスのLanguageMonitorにJobIDと送付状データを記録するので、64bitプロセスの描画ドライバ39がLanguageMonitorにアクセスして送付状データを取得できる。
32 LanguageMonitor
34 GDI
35 スプーラ
38 UIドライバ
39 描画ドライバ
100 クライアントPC
200 プリンタ
321 データ保持部
322 通信部
381 データ生成部
400 印刷システム
Claims (17)
- 画像データの出力の設定条件を表示し、前記設定条件を受け付ける設定受付プログラムと、
アプリケーションから文書データを取得し、前記設定受付プログラムにより受け付けられた設定条件に基づいて印刷データに変換する画像処理プログラムと、を有し、
前記設定受付プログラムは、所定のプログラムに基づいて動作する情報処理装置に、
前記所定のプログラムが生成した出力処理の識別情報を取得するステップと、
前記設定条件に所定の画像データの生成指示が設定されている場合、前記所定の画像データを生成するステップと、
前記取得された識別情報と前記生成された所定の画像データとを対応付けて、前記印刷データに対する処理が可能な印刷データ処理プログラムに出力するステップと、
を実行させ、
前記画像処理プログラムは、情報処理装置に、
前記アプリケーションから文書データを取得する際に、所定のプログラムから前記識別情報を取得するステップと、
前記所定のプログラムを介して、前記印刷データ処理プログラムから、前記取得された識別情報に対応付けられた所定の画像データを受け付けるステップと、
前記受け付けた所定の画像データと前記取得された文書データとを、前記設定条件に基づいて印刷データに変換するステップと
を実行させる、ことを特徴とするプログラム。 - 前記設定受け付けプログラムは、情報処理装置に、
前記設定条件を受け付けた後、前記画像データが生成される前に、前記設定条件を前記画像処理プログラムに送信するステップと、
所定のプログラムに対し、前記画像処理プログラムから前記設定条件を送信させるよう要求するステップと、を実行させ、
前記画像処理プログラムは、情報処理装置に、
所定のプログラムに対し前記設定条件を送信するステップを実行させ、
前記所定の画像データを生成するステップでは、前記設定受け付けプログラムが所定のプログラムから前記設定条件を取得する、
ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。 - 前記所定の画像データを生成するステップでは、印刷開始の指示の後、前記画像処理プログラムが文書データを前記印刷データに変換する前に前記描画データを生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載のプログラム。 - 前記識別情報は、所定のプログラムが予め定められた印刷処理手順の中で生成する、印刷処理又は送信処理に一意のジョブIDである、
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のプログラム。 - 前記設定受け付けプログラムは、情報処理装置に、
所定のプログラムの所定のAPI関数をコールするステップを実行させることで、前記印刷データ処理プログラムに前記識別情報をキーにして前記設定条件を記憶する、
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のプログラム。 - 前記画像処理プログラムは、情報処理装置に、
所定のプログラムの所定のAPI関数をコールするステップを実行させることで、前記識別情報をキーにして前記印刷データ処理プログラムから前記設定条件を読み出す、
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載のプログラム。 - 前記所定の画像データを生成するステップでは、ファクシミリの送信先情報及び送信元情報が含まれる前記設定条件から、送付状の画像データを生成する、
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のプログラム。 - 前記画像処理プログラムは、情報処理装置に、
前記画像データを、文書データから変換された前記印刷データの表紙に追加するステップ、又は、1ページ以上の前記印刷データの一部に配置することで前記印刷データに追加するステップを実行させる、
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のプログラム。 - 画像データの出力の設定条件を表示し、前記設定条件を受け付ける設定受付手段と、
アプリケーションから文書データを取得し、前記設定受付プログラムにより受け付けられた設定条件に基づいて印刷データに変換する画像処理手段と、を有し、所定のプログラムに基づいて動作する情報処理装置であって、
前記設定受付手段は、前記設定条件に所定の画像データの生成指示が設定されている場合、前記所定の画像データを生成する画像データ生成手段を有し、
前記所定のプログラムが生成した出力処理の識別情報と前記生成された所定の画像データとを対応付けて、前記印刷データに対する処理が可能な印刷データ処理プログラムに出力し、
前記画像処理手段は、前記アプリケーションから文書データを取得する際に、所定のプログラムから前記識別情報を取得し、前記所定のプログラムを介して、前記印刷データ処理プログラムから、前記取得された識別情報に対応付けられた所定の画像データを受け付け、前記受け付けた所定の画像データと前記取得された文書データとを、前記設定条件に基づいて印刷データに変換する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定受付手段は前記設定条件を受け付けた後、前記画像データが生成される前に、前記設定条件を前記画像処理手段に送信し、
前記画像データ生成手段は、所定のプログラムに、前記画像処理手段から前記設定条件を送信させるよう要求し、
前記画像処理手段は、所定のプログラムに対し、前記設定条件を送信し、
前記画像データ生成手段は、所定のプログラムから前記設定条件を取得する、
ことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。 - 前記画像データ生成手段は、印刷開始の指示の後、前記画像処理手段が文書データを前記印刷データに変換する前に、前記描画データを生成する、
ことを特徴とする請求項9又は10記載の情報処理装置。 - 前記識別情報は、所定のプログラムが予め定められた印刷処理手順の中で生成する、印刷処理に一意のジョブIDである、
ことを特徴とする請求項9〜11いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記設定受付手段は、所定のプログラムの所定のAPI関数をコールすることで、前記印刷データ処理プログラムに前記識別情報をキーにして前記設定条件を記憶する、
ことを特徴とする請求項9〜12いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記画像処理手段は、所定のプログラムの所定のAPI関数をコールすることで、前記識別情報をキーにして前記印刷データ処理プログラムから前記設定条件を読み出す、
ことを特徴とする請求項9〜13いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記画像データ生成手段は、ファクシミリの送信先情報及び送信元情報が含まれる前記設定条件から、送付状の画像データを生成する、
ことを特徴とする請求項9〜14いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記画像処理手段は、前記画像データを、文書データから変換された前記印刷データの表紙に追加する、又は、1ページ以上の前記印刷データの一部に配置することで前記印刷データに追加する、
ことを特徴とする請求項9〜14いずれか1項記載の情報処理装置。 - 請求項1〜9いずれか1項記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (3)
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