JP2013196355A - 物体測定装置、及び物体測定方法 - Google Patents

物体測定装置、及び物体測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より利便性の高い物体測定装置、及び物体測定方法を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る物体測定装置は、対象物から周期的に距離画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像の形状データを生成する形状データ生成手段と、前記画像取得手段により取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像毎に位置及び角度を推定する位置角度推定手段と、前記形状データと、前記位置角度とに基づいて、前記対象物上の測定対象を検出する測定対象検出手段と、前記測定対象を測定する測定手段と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、物体測定装置、及び物体測定方法に関する。
非接触で物体の寸法、表面積、及び体積を測定する物体測定装置が実用化されている。例えば、物体測定装置は、装置と物体の各部との距離の値がマトリクス状に配列された距離画像に基づいて、物体の寸法を測定する。
特開2010−41606号公報
上記したような物体測定装置は、対象物の周囲から距離画像を取得する必要がある為、装置のコストが高いという課題がある。
そこで、より利便性の高い物体測定装置、及び物体測定方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係る物体測定装置は、対象物から周期的に距離画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像の形状データを生成する形状データ生成手段と、前記画像取得手段により取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像毎に位置及び角度を推定する位置角度推定手段と、前記形状データと、前記位置角度とに基づいて、前記対象物上の測定対象を検出する測定対象検出手段と、前記測定対象を測定する測定手段と、を具備する。
図1は、一実施形態に係る物体測定装置の例について説明するための図である。 図2は、一実施形態に係る物体測定装置の処理の例について説明するための図である。 図3は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図4は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図5は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図6は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図7は、一実施形態に係る物体測定装置の例について説明するための図である。 図8は、一実施形態に係る物体測定装置の例について説明するための図である。 図9は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図10は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図11は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図12は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図13は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図14は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図15は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図16は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図17は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図18は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図19は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。 図20は、一実施形態に係る物体測定装置の処理について説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る物体測定装置、及び物体測定方法について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る物体測定装置100の構成例を示す。また、図2は、物体測定装置100の処理の例を示す。
物体測定装置100は、制御部110、及び画像取得部120を備える。
制御部110は、物体測定装置100の各部の動作を統合的に制御する。制御部110は、CPU、バッファメモリ、プログラムメモリ、及び不揮発性メモリなどを備える。CPUは、種々の演算処理を行う。バッファメモリは、CPUにより行われる演算の結果を一時的に記憶する。プログラムメモリ及び不揮発性メモリは、CPUが実行する種々のプログラム及び制御データなどを記憶する。制御部110は、CPUによりプログラムメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、種々の処理を行うことができる。
画像取得部120は、物体の距離画像を取得する。画像取得部120は、取得した距離画像を制御部110に入力する(ステップS1)。画像取得部120は、例えば、距離画像を取得するための構成として、複数視点画像の対応点をとるステレオ画像方式のセンサ、パターン光投影方式のセンサ、またはTOF方式のセンサ(3次元距離画像センサ)を備える。
ユーザは、物体測定装置100を手に持ち、角度を変えながら対象物を画像取得部120により撮影する。これにより、物体測定装置100の画像取得部120は、物体に対して複数の角度から撮像された複数の距離画像を取得する。例えば、画像取得部120は、連続して、即ち動画として距離画像を取得する。これにより、画像取得部120は、連続した複数フレームの距離画像を取得することができる。
また、画像取得部120は、例えば、物体のカラー画像を取得するための構成として、光を電気信号に変換する光学センサを備える。光学センサは、Charge Coupled Device(CCD)などの受光素子と光学系(レンズ)を備える。光学センサは、物体で反射した反射光を光学系により受光し、CCDに結像させ、電気信号(画像)を取得する。
制御部110は、プログラムを実行する事により、位置角度推定部111、形状データ配置部112、及び測定部114として機能する。
位置角度推定部111は、距離画像を座標変換して形状データを生成する(ステップS2)。また、位置角度推定部111は、前段以前のフレームの距離画像から生成された形状データとの相対的な位置及び角度を推定する(ステップS3)。
形状データとは、対象物の表面に対応する3次元空間中の座標値をもつ点の集合によって、物体の3次元的な形状を表す点群データである。
図3は、距離画像801の例を示す。位置角度推定部111は、距離画像801の各画素802の画像中の位置(u,v)、その画素の距離値(d)、カメラの焦点距離(f)、光軸中心(cx、cy)、及びカメラの内部パラメータに基づいて各点の座標値(x、y、z)を算出する。位置角度推定部111は、x=(d/f)×(u−cx)}、y=(d/f)×(v−cy)、z=dに基づいて、各点の座標値(x、y、z)を算出する。これにより、位置角度推定部111は、形状データ804を生成することができる。
なお、撮影された画像にレンズ歪がある場合、位置角度推定部111は、レンズ歪補正を行う。即ち、位置角度推定部111は、予め設定されたレンズ歪補正用のパラメータに基づいて、距離画像を補正する。なお、位置角度推定部111は、レンズ歪補正用のパラメータ、焦点距離、などのパラメータを予め記憶する。なお、位置角度推定部111は、チェッカーボードパターンを用いた方法などにより予め算出されたパラメータを記憶する。
形状データは、物体の表面を、微小な面の集合として表現するメッシュデータとして扱ってもよい。この場合、位置角度推定部111は、もとの距離画像の画素の隣接情報803を用いて、隣接する2画素から変換された2点の間を辺でつなぐ。位置角度推定部111は、繋がれた辺で囲まれた多角形を面として形状データを生成する。また、位置角度推定部111は、必要に応じて、辺でつながれた隣接点、及び隣接する面に基づいて、各点、各面の法線を算出する構成であってもよい。位置角度推定部111は、obj、またはplyなどのファイル形式で出力できるデータ構造の点群データ、またはメッシュデータを生成する。
位置角度推定部111は、例えばICP処理などにより、2個の形状データの相対的な位置角度を算出する。また、位置角度推定部111は、形状データから検出される特徴点を、RANSAC等の方法により異なる形状データ間で対応付ける。位置角度推定部111は、対応付けられた特徴点間の距離が最小になるような位置角度変換を、最小二乗法または最急降下法により算出する。なお、特徴点は、例えば、MeshHOGなどの形状の凹凸状の部分に検出されるものである。
また、位置角度推定部111は、2個の形状データの相対的な位置角度を積算することにより、3個以上の形状データの相対的な位置角度を算出する。たとえば、図4に示されるように、フレームlの距離画像から生成された形状データ901の点群の3次元空間中の座標値の集合がPCl、フレームmの距離画像から生成された形状データ902の点群の3次元空間中の座標値の集合がPCm、フレームnの距離画像から生成された形状データ903の点群の3次元空間中の座標値の集合がPCnであるとする。3次元空間中の座標値の集合とは、たとえば、N点の座標値を同次座標で表現した4次元ベクトル(x,y,z,1)を横に並べた4×N行列である。
また、PCmを基準としたPClの位置角度がMmlであり、PCnを基準としたPCmの位置角度がMnmであるとする。位置角度とは、たとえば、回転後のX軸{Xx,Xy,Xz},回転後のY軸{Yx,Yy,Yz},回転後のZ軸{Zx,Zy,Zz},位置{Tx,Ty,Tz}で構成される4×4行列{{Xx,Xy,Xz,0},{Yx,Yy,Yz,0},{Zx,Zy,Zz,0},{Tx,Ty,Tz,1}}である。
この場合、フレームlに合わせたフレームmの形状データは、PCm Mmlである。また、フレームlに合わせたフレームnの形状データは、PCn Mnm Mmlである。
位置角度推定部111は、同様にすべてのフレームについて、他のフレームとの相対的な位置角度を積算する。これにより、位置角度推定部111は、フレームlを基準にした位置角度を算出することができる。
位置角度の算出にあたり、3次元空間中の座標値を3次元ベクトル、位置角度の位置を3次元ベクトルで表現し、角度を3×3の回転行列、またはオイラー角度、または四元数などで表現して計算をしてもよい。
なお、誤差の累積により、最初のフレームから生成された形状データと、最後のフレームから生成された形状データの間の相対的な位置角度のずれが大きくなる場合がある。この場合、画像取得部120は、前述した方法などにより離れた2フレームの形状データの相対的位置角度を算出し、その他のフレームについても相対位置角度を補正する。
形状データ配置部112は、位置角度推定部111により生成された形状データを、位置角度推定部111により推定された位置角度で配置する(ステップS4)。形状データ配置部112は、形状データをそれ以前のフレームの距離画像から生成された形状データと表面形状が重なるように配置する。なお、入力された輝度画像が1フレーム目の場合、形状データ配置部112は、任意の位置角度で形状データを配置する。
このように、形状データ配置部112は、利用する全てのフレームの形状データを、位置角度推定処理により推定された位置角度で配置する。これにより、一方向から撮影された部分的な表面形状が足し合わされる。この結果、形状データ配置部112は、対象物のほぼ全周の形状を得ることができる。
形状データ配置部112は、以上の処理を、対象物の表面形状が十分に取得されるまで繰り返す(ステップS5)。即ち、形状データ配置部112は、対象物の表面形状が十分に取得されたか否かを判断する。形状データ配置部112は、たとえば一定の撮影時間が過ぎたか否かに応じて対象物の表面形状が十分に取得されたか否かを判断する。また、形状データ配置部112は、操作入力に応じて対象物の表面形状が十分に取得されたか否かを判断する構成であってもよい。またこれらの処理は、複数の手法を組み合わせたり、複数回繰り返したりしてもよい。
測定部114は、対象物上の測定対象を検出し(ステップS6)、測定する(ステップS7)。例えば、測定部114は、対象物の所定の線分、曲線、外接直方体、表面上の2次元領域、及び立体領域のうちの少なくとも1つを測定対象として検出する。測定部114は、測定対象の長さ、面積、または体積を測定する。
たとえば、図5に示すように対象物1001が直方体のダンボール箱などである場合、測定部114は、直方体の3辺の長さを測定対象1002として検出する。即ち、測定部114は、対象物の3辺の長さを算出する。
たとえば、測定部114は、形状データからハフ変換などの方法で平面を検出し、平面が長方形であるかを判定する。長方形であると判定された場合、測定部114は、平面を長方形で近似し、長方形であると判定された平面の中から互いに直交し、長方形の辺が隣接する平面を抽出する。測定部114は、直交する長方形の位置関係に基づいて、ダンボール箱の3辺に対応する長方形の辺を選出する。測定部114は、選出した辺の長さを、測定対象である3辺の長さとして算出する。
また、たとえば、図6に示すように対象物1101が人の身体である場合、測定部114は、人体の胸囲、腹囲、及びヒップの周囲長を測定対象1102として検出する。即ち、測定部114は、胸囲、腹囲、及びヒップの周囲長をそれぞれ算出する。
たとえば、測定部114は、位置角度を合わせて配置した形状データを、水平方向に微小な高さごとに分割して水平面に射影し、射影した点群を閉曲線で近似する。測定部114は、水平面の高さと、水平面中の閉曲線の数とに基づいて、水平面に対応する部位が頭部であるか、胴体及び腕であるか、足であるかを判定する。これにより、測定部114は、胴体部を特定する。測定部114は、胴体の部分の中で閉曲線の長さが最小となる部分を腹囲として検出する。また、測定部114は、胴体部で腹囲より上に位置し、閉曲線の長さが最大となる部分を胸囲として検出する。またさらに、測定部114は、胴体部で腹囲より下に位置し、閉曲線の長さが最大となる部分をヒップとして検出する。
また、たとえば、図7に示すように対象物1201が紙袋などである場合、測定部114は、対象物の外接直方体の3辺の長さを測定対象1202として検出する。即ち、測定部114は、対象物の外接直方体の3辺の長さをそれぞれ算出する。
たとえば、測定部114は、位置角度を合わせて配置した形状データに基づいて、対象物が置かれた床面を最大平面として検出する。測定部114は、検出した床面を除去し、撮影された中心に近い点群データのかたまりとして、対象物を背景から抽出する。なお、点群データのかたまりの抽出には、メッシュデータの隣接情報が用いられてもよい。また、k−means法などのクラスタリングの手法が用いられてもよい。測定部114は、抽出された点群データについて、3次元空間の座標軸ごとに最小値と最大値を抽出する。測定部114は、抽出した各最小値及び最大値を含む面を外接直方体の面として検出する。
また、たとえば、図8に示すように対象物1301が机などである場合、測定部114は、机の机上の面積を測定対象1302として検出する。
たとえば、測定部114は、形状データからハフ変換などの方法で平面を検出し、平面が長方形であるかを判定する。測定部114は、長方形であると判定された平面を長方形で近似する。測定部114は、長方形の辺の長さに基づいて平面の面積を算出する。測定部114は、面積を算出した各平面のうちで面積が最大である平面の長方形を机上面として検出する。
また、机上面の形状が長方形でない場合、測定部114は、検出された平面から、おおよその角度と大きさをもとに机上面を検出する。さらに、測定部114は、選出した机上面上の形状データの点と、各点に隣接するメッシュデータの面とを画像として描画する。測定部114は、描画した机上面上の画素数に応じて机上面の面積を算出する。
また、たとえば、図9に示すように対象物1401が紙袋であり、且つ測定対象が対象物の体積1503である場合、測定部114は、対象物の水平面の積分に応じて対象物の体積を検出する。
たとえば、測定部114は、位置角度を合わせて配置した複数の形状データを、水平方向に微小な高さごとに分割して水平面を検出する。図10は、対象物1501の水平面1502の例を示す。測定部114は、水平面ごとに対象物の内外判定を行い、対象物内の面積を水平面ごとに算出する。測定部114は、各水平面の面積と、各水平面の間隔との積を算出し、算出した値を加算することにより、対象物の体積1503を近似的に算出する。
上記したように、物体測定装置100は、操作者により対象物の周囲から連続して距離画像を取得する。物体測定装置100は、取得した距離画像から形状データ、及び位置角度を生成する。物体測定装置100は、位置角度に基づいて形状データを配置することにより、対象物上の測定対象を検出することができる。さらに、物体測定装置100は、配置された形状データに基づいて、対象物上の測定対象の長さ、面積、または体積を算出することができる。
上記のような構成によると、非接触で、且つ持ち運びができる物体測定装置100を実現することができる。また、物体測定装置100は、1つの画像取得部により取得した距離画像に基づいて、対象物の全体の形状データを生成することができる。この為、複数の画像取得部、または画像取得部を回動させる機構などが不要となる。この結果、より利便性の高く、且つコストの低い物体測定装置、及び物体測定方法を提供することができる。
なお、物体測定装置100では、対象物の形状によって、距離画像を取得することができない領域(欠損領域)が生じる場合がある。また、距離画像を取得することができる距離に制限がある場合がある。この為、対象物と物体測定装置100との距離が制限値を越えて離れていた場合、物体測定装置100は、距離画像を取得できない可能性がある。そこで、物体測定装置100は、距離画像の撮像範囲、及び、欠損領域を光で示す構成であってもよい。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態に係る物体測定装置100の構成例を示す。なお、第1の実施形態において説明した構成と同様の構成には、同じ参照符号を付し、詳細な説明を省略する。また、図12は、図11に示された物体測定装置100の処理の例を示す。
図11に示される物体測定装置100は、制御部110、画像取得部120、角速度加速度入力部130、プロジェクタ140、修正部150、及びディスプレイ160を備える。
画像取得部120は、対象物の距離画像、及びカラー画像を取得する。画像取得部120は、取得した距離画像を制御部110に入力する(ステップS11)。さらに、画像取得部120は、取得したカラー画像を制御部110に入力する(ステップS12)。
画像取得部120は、例えば、物体のカラー画像を取得するための構成として、光を電気信号に変換する光学センサを備える。光学センサは、Charge Coupled Device(CCD)などの受光素子と光学系(レンズ)を備える。光学センサは、物体で反射した反射光を光学系により受光し、CCDに結像させ、電気信号(画像)を取得する。
角速度加速度入力部130は、物体測定装置100の角速度、及び加速度を検出する。角速度加速度入力部130は、検出した角速度、及び加速度を制御部110に入力する(ステップS13)。角速度加速度入力部130は、は、例えば、物体測定装置100の傾き、および向きの変化を検知するジャイロセンサを備える。また、角速度加速度入力部130は、物体測定装置100の移動方向を検知する加速度センサを備える。
プロジェクタ140は、光を放出する投光装置である。プロジェクタ140は、光源及びレンズなどの光学系を備える。プロジェクタ140は、画像取得部120の撮影領域の境界に光を投光する(ステップS14)。
修正部150は、操作入力に応じて測定対象を修正する修正手段である。修正部150は、例えば、操作入力を受け付ける操作部を備える。
ディスプレイ160は、制御部110の制御に基づいて種々の画面を表示する。例えば、ディスプレイ160は、物体測定装置100を操作する係員に対して各種の操作案内、及び処理結果などを表示する。ディスプレイ160は、液晶パネル、有機ELパネル、または他の表示装置を備える。また、修正部150の操作部と、ディスプレイ160とは、タッチパネルとして一体に形成されていてもよい。
制御部110は、プログラムを実行する事により、位置角度推定部111、形状データ配置部112、モデル選択部113、及び測定部114として機能する。
位置角度推定部111は、距離画像を座標変換して形状データを生成する(ステップS15)。また、位置角度推定部111は、角速度加速度入力部130から入力された角速度、及び加速度に基づいて、距離画像毎に他の距離画像との相対的な位置及び角度(位置角度)を推定する(ステップS16)。
なお、位置角度推定部111は、距離画像の各画素に輝度値、またはカラー値を付与してもよい。例えば、位置角度推定部111は、距離画像の同じ位置の画素から変換された3次元空間中の点に輝度値、またはカラー値を付与する。これにより、位置角度推定部111は、輝度情報またはカラー情報付きの点群データまたはメッシュデータを作成することができる。
なお、位置角度推定部111は、カラー画像についても必要に応じてレンズ歪補正を行う。また、センサの位置の違いにより距離画像とカラー画像とで視点のずれが生じる。この為、位置角度推定部111は、片方または両方の画像を、射影変換などにより変換することにより、撮影対象上の同じ点が、両方の画像中で同じ位置の画素に配置されるように補正する。
位置角度推定部111は、輝度画像またはカラー画像を利用する場合、形状データから検出される特徴点を輝度またはテクスチャが周囲と異なる点として検出してもよい。また、位置角度推定部111は、輝度画像、カラー画像から、SIFT、またはSURFなどの画像処理の手法により検出された特徴点の位置に対応する形状データ上の点を特徴点としてもよい。
角速度及び加速度が入力される場合、位置角度推定部111は、ジャイロセンサによって得られる装置の傾き、ジャイロセンサによって得られる向きの変化を積分することによって装置の向きを情報として取得する。また、位置角度推定部111は、加速度センサによって得られる移動方向および移動量を積分することによって装置の位置を情報として取得する。位置角度推定部111は、取得した位置及び角度を、ICP処理の初期値として利用する。
また、位置角度推定部111は、位置及び角度をもとに、特徴点の対応付けによる位置角度算出において、対応付けの候補をあらかじめ絞り込むために利用する。
また、位置角度推定部111は、その他の方法で、初期値として利用したり、推定する位置角度の範囲を限定したりするために利用する。
形状データ配置部112は、位置角度推定部111により生成された形状データを、位置角度推定部111により推定された位置角度で配置する(ステップS17)。
形状データ配置部112は、以上の処理を、対象物の表面形状が十分に取得されるまで繰り返す(ステップS18)。
上記のステップS14で、プロジェクタ140は、たとえば、図13に示されるように画像取得部120の撮影領域の境界を表す矩形状のガイド光1601を投光する。これにより、物体測定装置100を操作する係員に画像取得部120の撮像範囲を認識させることができる。
また、プロジェクタ140は、必要な形状データを撮影するためのガイダンス1602を投光する構成であってもよい。例えば、プロジェクタ140は、図13に示されるように。撮影領域を誘導する為の矢印、記号、または文字などに応じて光を投光する。
制御部は、たとえば、既に取得された形状データと選択した予め設定されたモデルとを比較して、測定対象に対応する部分の形状データがあるかどうかを判定する。制御部110は、形状データが欠損している場合、現在撮影中の画像の座標系でのその形状データ欠損部分の位置を、同じ方法で算出する。
また、測定対象が現在の撮像範囲外である場合、制御部110は、測定対象を撮像範囲内に戻すためのガイダンス1602をプロジェクタ140により投光する。
また、プロジェクタ140は、距離画像の中で距離値が得られない欠損領域に応じて光を投光する構成であってもよい。例えば、プロジェクタ140は、図14に示されるように、欠損領域を特定して示すガイド光1603を投光する。これにより、物体測定装置100を操作する係員に距離画像の欠損領域が存在することを認識させることができる。この場合、再度距離画像を取得するステップS11に戻り追加の撮影を行ってもよい。
たとえば、物体測定装置100と対象物との距離が撮影可能な範囲の外である場合、即ち、物体測定装置100と対象物とが近すぎる、または遠すぎる場合、物体測定装置100は、距離画像を取得することが出来ない場合がある。また、物体測定装置100に対して対象物の面の傾きが大きい場合、物体測定装置100は、距離画像を取得することが出来ない場合がある。
また、対象物の表面の材質、またはテクスチャ等の性質により、物体測定装置100は、距離画像を取得することが出来ない場合がある。例えば、対象物が光を透過する材質、または鏡面反射成分の強い材質である場合、対象物の表面からの反射光が得られず、物体測定装置100は、距離画像を取得することができない可能性がある。
また、対象物の表面のテクスチャが均一である場合、ステレオ画像の画素と画素との対応付けが困難になる。この結果、物体測定装置100は、距離画像を取得することができない場合がある。
また、対象物の表面に画像取得部120から投影されるパターン光のパターンと類似した模様が存在する場合、パターン光と模様とが干渉する。この為、物体測定装置100は、距離画像を取得することができない場合がある。
しかし、上記したように、欠損領域を明示することにより、物体測定装置100は、係員に異なる角度、または異なる距離から距離画像を取得するように誘導することができる。この結果、物体測定装置100は、距離画像を適切に取得することが出来る。
なお、物体測定装置100の制御部110は、たとえば、1個の形状データの輪郭の周りに他の形状データが重ならず、穴が開いた状態になっている部分を欠損領域として検出する。
制御部110は、たとえば、最後に入力された距離画像から生成された形状データである最新形状データと、すでに位置角度を合わせて配置された形状データである累積形状データとの、相対的な位置角度に基づいて、累積形状データを最新形状データに合わせるための位置角度変換を算出する。制御部110は、算出した位置角度変換を用いて、累積形状データの座標系で記述された形状データ欠損領域の位置を、最新形状データの座標系上の位置に変換する。さらに制御部110は、距離画像から形状データへの変換の逆変換によって、画像の座標系での位置を算出し、描画する。これにより、制御部110は、プロジェクタ140により投光させる欠損領域の位置を特定することができる。
なお、プロジェクタ140は、画像の端を示す矩形と、距離情報が得られない画素領域を描画した撮影領域提示用画像を作成する。プロジェクタ140は、画像の端を示す矩形が撮影範囲と一致するように、撮影領域提示用画像の縮尺を調整する。また、プロジェクタ140は、照射装置の照射範囲の角度を調整して、撮影範囲に照射する。
これにより、プロジェクタ140により撮影範囲の端が矩形として照射される。この結果、実際に距離情報が得られない領域が、距離情報が得られない画素領域として照射される。
また、プロジェクタ140は、距離情報が得られない領域を照射する代わりに、距離情報が得られている領域のみに光を照射する構成であってもよい。
例えば、距離画像取得のためにパターン光等を照射する場合は、プロジェクタ140は、パターン光とは異なる波長の光を照射する。または、プロジェクタ140は、パターン光と干渉しない別のパターンの光を照射する。
たとえば、縦線パターンを使って距離画像を取得するシステムであれば、プロジェクタ140は、これに影響を与えない横線パターンによって領域を照射する。
また、照射光が弱い場合でも、照射情報をユーザにわかりやすく提示するため、プロジェクタ140は、照射する光の色を短い周期で変化させる構成でもよい。または、プロジェクタ140は、照射する画素領域内を、細かい模様で照射し、模様を短い周期で変化させる構成でもよい。
なお、位置角度が合わされて配置された複数の形状データは、多数の重なり合う情報を有する。この為、最終的に生成される形状情報に比べてデータ容量が大きい。また、各点の隣接関係の整合性が取られていない場合がある。これを解消するために物体測定装置100は、後処理を行ってもよい。
例えば、物体測定装置100は、複数の形状データの点群が密集している部分について、点群の密度が同程度になるように点の数を減らす処理を行う構成であってもよい。また、物体測定装置100は、表面形状の部分的な領域ごとに、重なりあった複数の形状データののうち、1個を残して他を削除する構成であってもよい。また、物体測定装置100は、輝度情報、テクスチャ情報、法線方向の近い、近傍の点同士を1点で代表する、または複数の点を平面や曲面などで近似する構成であってもよい。
モデル選択部113は、対象物を識別し(ステップS19)、識別した対象物に応じたモデルを選択する(ステップS20)。
モデル選択部113は、入力画像、または形状データに基づいて対象物を識別する。モデル選択部113は、たとえば、画像認識手法を使い、測定対象の種類ごとに、画像や形状データをあらかじめ辞書に登録する。モデル選択部113は、入力画像を辞書とマッチングすることにより、対象物を識別する。
また、モデル選択部113は、形状データから、位置角度推定処理と同じ方法で特徴点などを検出し、Bag of featuresなどの方法を用いて識別する構成であってもよい。
モデル選択部113は、識別結果に基づいて、用途や物体によって異なるモデルの中から、適切なモデルを選択する。さらに、モデル選択部113は、選択したモデル毎に予め定義された測定対象を検出する。
モデルは、たとえば、直方体で表される箱モデルである。このモデルが利用される場合、モデル選択部113は、撮影したデータから直方体を検出する。さらに、モデル選択部113は、検出した直方体の3辺の長さを測定対象として検出する。
また、モデルは、たとえば、人の標準形状で表される人モデルである。この場合、モデル選択部113は、胸囲、腹囲、及びヒップなどの人の身体のサイズ、または体積を測定対象として検出する。
また、モデルは、たとえば宅配便などで代表される荷物モデルである。この場合、モデル選択部113は、対象物の外接直方体を測定対象として検出する。モデル選択部113は、検出した外接直方体の3辺の長さを測定対象として検出する。
なお、モデル選択部113に選択肢として設定されるモデルは、物体測定装置100の用途によってあらかじめ決定される。たとえば、物体測定装置100が、宅配便の料金算出のためのサイズの測定に用いられる場合、モデル選択部113は、宅配便の料金体系に応じた形状であるか否か識別するためのモデルを有する。
例えば、モデル選択部113は、ゴルフバッグ及びスキー板であるかその他の物体であるかを識別する為のモデルを有する。物体測定装置100は、ゴルフバッグと識別した場合、ゴルフバッグのモデルに応じた測定対象を検出する。また、物体測定装置100は、スキー板と識別した場合、スキー板のモデルに応じた測定対象を検出する。
また、物体測定装置100は、対象物がゴルフバッグでもスキー板でもないと識別した場合、その他の荷物モデルに応じた測定対象を検出する。即ち、物体測定装置100は、対象物の外接直方体を検出し、検出した外接直方体の3辺の長さに応じて予め設定された料金表を参照し、料金算出することができる。
また、物体測定装置100が引越し見積もりなどの用途に用いられると仮定する。この場合、物体測定装置100は、棚であると識別した対象物の外接直方体を測定対象として検出する。また、物体測定装置100は、棚の中の寸法、及び体積を測定対象として検出する構成であってもよい。
またさらに、物体測定装置100は、部屋の内寸、面積、または体積を測定対象として検出する構成であってもよい。これにより、物体測定装置100は、部屋の中に搬入することができる荷物などの許容量を検出することができる。このように、物体測定装置100は、対象物の種類と用途によって異なるモデルを利用することで、対象物とその用途に応じた測定対象を決定し、検出することができる。
測定部114は、対象物の測定対象を検出する(ステップS21)。さらに、物体測定装置100は、必要に応じて、測定した測定対象をディスプレイ160に表示する(ステップS22)。
例えば、物体測定装置100は、ディスプレイ160に、対象物を撮影した画像と、検出された測定対象である線分、外接直方体、曲線、または領域などを重ねて表示する。物体測定装置100は、位置角度を合わせて配置した形状データと同じ座標系で記述された、計測対象の座標値に、位置角度を合わせる変換の逆変換をかけることで、1枚の距離画像を変換して生成した形状データと同じ座標で、計測対象の座標値を記述する。さらに、物体測定装置100は、距離画像から形状データへの変換の逆変換をかけることにより、計測対象の座標値を画像中の座標値に変換する。物体測定装置100は、変換した座標値に応じて描画することにより測定対象を特定した画像をディスプレイ160に表示させることができる。
物体測定装置100は、例えば図15に示されるように、形状データを利用して生成した、撮影した画像以外の視点から見た対象物の画像でもよい。即ち、物体測定装置100は、第1の角度から対象物を見た画像2101、第2の角度から対象物を見た画像2102、上から対象物を見た画像2103、及び、測定対象を重ね合わせた画像2104などをディスプレイ160に表示することができる。
例えば、物体測定装置100は、形状データ生成処理により生成された輝度情報またはカラー情報付きの点群データまたはメッシュデータである形状データを、任意の角度で、所定のカメラパラメータを用いて描画する。物体測定装置100は、描画したイメージをディスプレイ160に表示させる。
物体測定装置100は、たとえば線分の端点を表示する、対象物と背景の境界線である外接直方体と統合形状データの交差部分を表す線を表示する、などの方法により、測定対象を表示する。また、物体測定装置100は、位置角度を合わせた形状データを外接直方体によって背景から切り出したオブジェクトを表示することにより、外接直方体をディスプレイ160に表示させることができる。また、物体測定装置100は、位置角度を合わせて切り出した形状データの輪郭を輝度画像に重ね合わせて表示させることができる。
次に、物体測定装置100は、必要に応じて、修正部により測定対象を修正する(ステップS23)。物体測定装置100は、修正部150により、測定対象として提示された線分の端点位置、曲線、及び領域の境界などが適切でない場合、ユーザに修正させることが出来る。これにより、物体測定装置100は、より少ない手間で正しい測定対象を検出することができる。
また、測定対象として複数の候補が検出された場合、物体測定装置100は、ユーザによる操作に応じて、特定の測定対象を選択する。これにより、対象物となりえる複数の物体が撮影範囲にある場合であっても、物体測定装置100は、正しい測定対象を確実に測定することができる。
上記したように、修正部150は、例えばタッチパネルまたはマウスなどの操作手段を備える。修正部150は、操作入力に応じて、線分の端点位置、曲線の経路を定義する曲線の通過点または制御点、または外接直方体の向きなどを修正する。
また、修正部150は、操作入力に応じて通過点及び制御点などの位置を調整し、面積の計測対象である領域の境界線、及び体積の計測対象である領域の境界面などを修正する事ができる。
たとえば、人間の身体の腹囲を計測する場合、図16に示されるように、修正部150は、検出された測定対象の曲線1902を操作入力に応じて下げることができる。これにより、修正部150は、正しい測定対象の曲線1903を検出することができる。
また、図17に示されるように、物体測定装置100は、机と椅子とを含む範囲を撮影した場合、机と椅子との両方を対象物として検出する可能性がある。この場合、物体測定装置100は、測定対象として、机と椅子との両方を含む外接直方体2002を検出する可能性がある。しかし、修正部150は、操作入力に応じて、椅子を対象物から除外することができる。この結果、修正部150は、机の外接直方体2003を測定対象として検出することができる。
測定部114は、検出された測定対象と形状データとに基づいて、測定対象を測定する(ステップS24)。さらに、制御部110は、測定結果を保存する。(ステップS25)。
例えば、物体測定装置100は、測定結果を保存する為の記憶装置を備える。制御部110は、測定部114により測定された測定結果を記憶装置に保存する。また、制御部110は、対象物の画像も測定結果と併せて記憶装置に保存する構成であってもよい。
物体測定装置100は、保存された測定結果を、配送リストの作成、確認、配送先への情報提示、及び配送前後での変化の検出などに利用することができる。
また、物体測定装置100は、測定結果を、長期間での体型の変化を可視化、及び分析に利用することができる。
またさらに、物体測定装置100は、部屋への家具の配置計画などを測定結果に基づいて可視化することができる。これにより、物体測定装置100は、部屋への物体の配置の可否をシミュレートできる。
さらに、制御部110は、測定対象を測定結果に併せて記憶装置に保存する構成であってもよい。これにより、物体測定装置100は、測定対象が対象物上のどの部分であるかを明示することができる。
(第3の実施形態)
図18は、第3の実施形態に係る物体測定装置100の処理の例を示す。なお、第1及び第2の実施形態において説明した構成と同様の構成には、同じ参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
第3の実施形態に係る物体測定装置100は、制御部110、画像取得部120、角速度加速度入力部130、プロジェクタ140、修正部150、及びディスプレイ160を備える。また、制御部110は、プログラムを実行する事により、位置角度推定部111、形状データ配置部112、及び測定部114として機能する。
画像取得部120は、対象物の距離画像を取得する。画像取得部120は、取得した距離画像を制御部110に入力する(ステップS31)。
角速度加速度入力部130は、物体測定装置100の角速度、及び加速度を検出する。角速度加速度入力部130は、検出した角速度、及び加速度を制御部110に入力する。
位置角度推定部111は、距離画像を座標変換して形状データを生成する(ステップS32)。また、位置角度推定部111は、角速度加速度入力部130から入力された角速度、及び加速度に基づいて、距離画像毎に他の距離画像との相対的な位置及び角度(位置角度)を推定する(ステップS33)。
形状データ配置部112は、位置角度推定部111により生成された形状データを、位置角度推定部111により推定された位置角度で配置する(ステップS34)。形状データ配置部112は、以上の処理を、対象物の表面形状が十分に取得されるまで繰り返す(ステップS35)。
測定部114は、対象物の測定対象を検出する(ステップS36)。測定部114は、検出した測定対象と、形状データとに基づいて、測定対象を測定する(ステップS37)。
さらに、物体測定装置100は、測定対象を検出した後で、画像を入力し(ステップS38)、形状データを生成し(ステップS39)、位置角度を推定する(ステップS40)。
さらに、制御部110は、プロジェクタ140により測定対象を対象物に投光する(ステップS41)。即ち、制御部110は、対象物上で測定対象が明示されるようにプロジェクタ140により対象物に光を投光する。
例えば、物体測定装置100は、対象物上に線分、端点、曲線、または領域などの測定対象が明示されるようにプロジェクタ140により光を投光する。たとえば、図19に示されるように、物体測定装置100は、対象物1802上に胸囲1803、腹囲1804、ヒップの周囲1805が明示されるように光を投光する。これにより、物体測定装置100は、測定対象の位置を物体測定装置100を操作する係員に認識させることが出来る。
物体測定装置100は、上記のステップS38乃至ステップS41の処理を測定対象が正しい位置になるまで繰り返し行う(ステップS42)。
なお、物体測定装置100は、操作入力に応じて、測定対象である線分、線分の端点、曲線の一部、及び領域の境界線などを修正する。例えば、物体測定装置100は、修正部150の操作部に入力された操作に応じて、逐次測定対象の表示位置を更新する。
このような構成によると、物体測定装置100は、より容易に測定対象の修正のための操作を入力させることができる。
(第4の実施形態)
図20は、第4の実施形態に係る物体測定装置100の処理の例を示す。なお、第1乃至第3の実施形態において説明した構成と同様の構成には、同じ参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
第4の実施形態に係る物体測定装置100は、制御部110、画像取得部120、角速度加速度入力部130、プロジェクタ140、修正部150、及びディスプレイ160を備える。また、制御部110は、プログラムを実行する事により、位置角度推定部111、形状データ配置部112、及び測定部114として機能する。
制御部110は、操作入力に応じて、モデルの選択モードを切り替える(ステップS51)。例えば、制御部110は、操作入力に応じて、モデル選択モードを自動識別と手動選択とで切り替える。
画像取得部120は、対象物の距離画像を取得する。画像取得部120は、取得した距離画像を制御部110に入力する(ステップS52)。
角速度加速度入力部130は、物体測定装置100の角速度、及び加速度を検出する。角速度加速度入力部130は、検出した角速度、及び加速度を制御部110に入力する。
位置角度推定部111は、距離画像を座標変換して形状データを生成する(ステップS53)。また、位置角度推定部111は、角速度加速度入力部130から入力された角速度、及び加速度に基づいて、距離画像毎に他の距離画像との相対的な位置及び角度(位置角度)を推定する(ステップS54)。
形状データ配置部112は、位置角度推定部111により生成された形状データを、位置角度推定部111により推定された位置角度で配置する(ステップS55)。形状データ配置部112は、以上の処理を、対象物の表面形状が十分に取得されるまで繰り返す(ステップS56)。
制御部110は、モデル選択モードが自動識別であるか手動選択であるかを判定する(ステップS57)。モデル選択モードが自動識別である場合、測定部114は、距離画像に基づいて対象物を識別する。この場合、測定部114は、第2の実施形態と同様の処理を実行することにより、対象物を識別する(ステップS58)。
また、モデル選択モードが手動選択である場合、制御部110は、モデルを選択する為の操作入力を受け付ける(ステップS59)。例えば、制御部110は、モデル選択のための操作を促す表示をディスプレイ160に表示させる。
次に、測定部114は、対象物のモデルを選択する(ステップS60)。測定部114は、モデル選択モードが自動識別である場合、自動識別結果に基づいて予め設定された複数のモデルのうちの1つを選択する。また、測定部114は、モデル選択モードが手動選択である場合、入力された情報に基づいてモデルを選択する。
測定部114は、対象物の測定対象を検出する(ステップS61)。測定部114は、検出した測定対象と、形状データとに基づいて、測定対象を測定する(ステップS62)。
このような構成によると、物体測定装置100は、より適切なモデルを操作者に選択させることができる。この結果、自動識別では誤ったモデルが選択される場合であっても、手動により正しいモデルを操作者に選択させることが出来る。
上記したように、物体測定装置100は、複数のフレームの距離画像を利用することで、物体の様々な寸法(外接直方体、2点間の距離、または周囲長)、面積、または体積を測定できる。
また、物体測定装置100は、輝度画像を利用することで、位置角度の推定の精度、及び対象物の識別の精度を向上させることが出来る。この結果、物体測定装置100は、ユーザにとって見やすい情報を提示することができる。
また、物体測定装置100は、撮影しながら光の照射によって情報を提示することで、ユーザが撮影中の対象物を見ている常態であっても種々の情報をユーザに提示することができる。
また、物体測定装置100は、角速度及び加速度センサの情報を利用することで、位置角度の大まかな範囲を限定できる。また、物体測定装置100は、位置角度の推定処理の間違いを減らし、且つ、処理量を減らすことができる。
また、物体測定装置100は、予め設定された対象物のモデルに基づいて測定対象を検出する。これにより、物体測定装置100は、測定対象を指定する為の操作入力を行うことなく、自動で測定対象を検出することができる。
また、物体測定装置100は、予め設定された対象物のモデルのうちの1つを操作入力に応じて選択する。物体測定装置100は、選択されたモデルに基づいて測定対象を検出する。これにより、物体測定装置100は、より対象物の形状に適したモデルを選択することができる。
また、物体測定装置100は、さらに、検出された測定対象を操作入力に応じて修正する。これにより、物体測定装置100は、より高い精度で測定対象を検出することができる。また、物体測定装置100は、確実に測定対象を検出することができる為、測定作業のやり直しなどの必要が無くなる。
また、物体測定装置100は、測定結果と、対象物の画像と、対象物の画像に重ねられた測定対象の位置とを表示する。これにより、物体測定装置100は、ユーザに測定対象の位置とを容易に認識させることができる。また、物体測定装置100は、測定結果と、対象物の画像と、対象物の画像に重ねられた測定対象の位置とを保存する。これにより、物体測定装置100は、操作に応じていつでも測定結果と、対象物の画像と、対象物の画像に重ねられた測定対象の位置とを表示することができる。
また、物体測定装置100は、画像取得部の画角に応じた範囲に光を照射する。これにより、物体測定装置100は、画像取得部の画角をユーザに容易に認識させることができる。
また、物体測定装置100は、測定対象の位置に応じて対象物に光を照射する。これにより、物体測定装置100は、ユーザに対象物上における測定対象の位置をより明確に認識させることができる。またさらに、物体測定装置100は、距離画像が取得されていない欠損領域の位置に応じて対象物に光を照射する。これにより、物体測定装置100は、欠損領域の撮像をユーザに促すことができる。
また、物体測定装置100は、対象物に対して照射する場合、照射光を点滅させる。これにより、物体測定装置100は、測定対象の位置、画像取得部の画角、及び欠損領域の位置などをユーザにより明確に認識させることができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…物体測定装置、110…制御部、111…位置角度推定部、112…形状データ配置部、113…モデル選択部、114…測定部、120…画像取得部、130…角速度加速度入力部、140…プロジェクタ、150…修正部、160…ディスプレイ。

Claims (12)

  1. 対象物から周期的に距離画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像の形状データを生成する形状データ生成手段と、
    前記画像取得手段により取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像毎に位置及び角度を推定する位置角度推定手段と、
    前記形状データと、前記位置角度とに基づいて、前記対象物上の測定対象を検出する測定対象検出手段と、
    前記測定対象を測定する測定手段と、
    を具備する物体測定装置。
  2. 前記画像取得手段の撮像範囲を示す光を照射する照射手段をさらに具備する、請求項1に記載の物体測定装置。
  3. 前記照射手段は、前記測定対象検出手段により検出された前記対象物上の測定対象の位置を示す光を前記対象物に照射する、請求項2に記載の物体測定装置。
  4. 前記形状データ生成手段は、前記対象物上の前記距離画像が取得されていない欠損領域を検出し、
    前記照射手段は、前記欠損領域の位置を示す光を前記対象物に照射する、請求項2に記載の物体測定装置。
  5. 前記照射手段は、前記対象物に照射する光を点滅させる、請求項2に記載の物体測定装置。
  6. 前記測定対象検出手段は、検出した前記測定対象の位置を操作入力に応じて修正する、請求項3に記載の物体測定装置。
  7. 前記測定手段による測定結果を表示する表示手段をさらに具備し、
    前記画像取得手段は、前記対象物から輝度画像を前記距離画像と同時に取得し、
    前記表示手段は、前記輝度画像と前記測定対象を示す表示とを重ねて表示する、
    請求項1に記載の物体測定装置。
  8. 前記輝度画像と、前記測定対象と、前記測定結果とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに具備し、
    前記表示手段は、操作入力に応じて前記記憶手段により記憶されている前記輝度画像、と、前記測定対象と、前記測定結果とを表示する、
    請求項7に記載の物体測定装置。
  9. 測定対象が設定された複数のモデルを記憶する記憶手段と、
    操作入力に応じて前記複数のモデルから1つを選択する選択手段と、
    をさらに具備し、
    前記測定対象検出手段は、前記形状データと、前記位置角度とに基づいて、前記選択されたモデルに応じた測定対象を検出する、
    請求項1に記載の物体測定装置。
  10. 測定対象が設定された複数のモデルを記憶する記憶手段と、
    前記形状データ及び前記位置角度に応じて前記複数のモデルから1つを選択する選択手段と、
    をさらに具備し、
    前記測定対象検出手段は、前記形状データと、前記位置角度とに基づいて、前記選択されたモデルに応じた測定対象を検出する、
    請求項1に記載の物体測定装置。
  11. 前記画像取得手段の角速度及び加速度を検出する角速度加速度検出手段をさらに具備し、
    前記位置角度推定手段は、前記角速度加速度検出手段により検出された前記角速度及び前記加速度に基づいて、前記距離画像毎の位置角度を推定する、
    請求項1に記載の物体測定装置。
  12. 対象物から周期的に距離画像を取得し、
    取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像の形状データを生成し、
    取得された複数のフレームの前記距離画像に基づいて、前記各距離画像毎に位置及び角度を推定し、
    前記形状データと、前記位置角度とに基づいて、前記対象物上の測定対象を検出し、
    前記測定対象を測定する、
    物体測定方法。
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