JP2013196094A - 薬剤準備方法、携帯端末、端末装置、薬剤管理データベース、薬剤管理サーバ - Google Patents
薬剤準備方法、携帯端末、端末装置、薬剤管理データベース、薬剤管理サーバ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は、高い利便性を有する薬剤準備方法等を提供することを目的とする。
【解決手段】薬剤払出装置準備薬剤4と処方箋シート13と、をトレイ3に準備する薬剤払出装置工程(S1)と、医療従事者によって、非実装薬剤15を手動にてトレイ3に準備する非実装薬剤取り揃え工程(S2)と、医療従事者によって、携帯端末21を用いて、準備薬剤20のうち、非実装薬剤15のみと、処方箋シート13に記述された非実装薬剤15とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、準備薬剤20と処方箋薬剤14とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する照合選択工程(S3)と、その後、前記第2の医療従事者によって、前記携帯端末をもちいて、選択された前記非実装薬剤照合工程、もしくは前記全薬剤照合工程を実施する薬剤照合工程とを有する薬剤準備方法とした。
【選択図】図9
【解決手段】薬剤払出装置準備薬剤4と処方箋シート13と、をトレイ3に準備する薬剤払出装置工程(S1)と、医療従事者によって、非実装薬剤15を手動にてトレイ3に準備する非実装薬剤取り揃え工程(S2)と、医療従事者によって、携帯端末21を用いて、準備薬剤20のうち、非実装薬剤15のみと、処方箋シート13に記述された非実装薬剤15とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、準備薬剤20と処方箋薬剤14とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する照合選択工程(S3)と、その後、前記第2の医療従事者によって、前記携帯端末をもちいて、選択された前記非実装薬剤照合工程、もしくは前記全薬剤照合工程を実施する薬剤照合工程とを有する薬剤準備方法とした。
【選択図】図9
Description
本発明は、病院などにおいて、医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、薬剤を準備する薬剤準備方法、及びその薬剤準備方法を実施するための携帯端末、端末装置、薬剤管理データベース、薬剤管理サーバに関するものである。
現在、病院においては、医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎の薬剤を準備する際、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤が薬剤払出装置によって、患者毎のトレイに自動的に準備され(以下、この薬剤払出装置によって準備された薬剤を薬剤払出装置準備薬剤と表記する)、更に、前記薬剤払出装置にて準備さていない薬剤(以下、この前記薬剤払出装置にて準備さていない薬剤を非実装薬剤と表記する)を、医療従事者(第1の医療従事者の一例)によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備(以下、手動にて準備された非実装薬剤を未実装準備薬剤と表記する)される。その後、そのトレイ上に準備された薬剤(すなわち、薬剤払出装置準備薬剤と未実装準備薬剤とが合わさったものである。以下、これら薬剤を準備薬剤と表記する)は、処方箋に記述された薬剤(以下、処方箋薬剤と記述する)と一致しているかどうかが照合される。 更にその後、その準備薬剤は、患者に投与されている(例えば特許文献1参照)。
前記従来の薬剤準備方法においては、前記準備薬剤の各々には、他のトレイの薬剤と識別可能な照合情報をバーコードの形態で印字した照合ラベルが貼られており、その他のトレイの薬剤と識別可能な照合ラベルを用いて、前記準備薬剤の情報と処方箋薬剤の照合することによって、他のトレイに入れられた準備薬剤を間違えて取り出してしまうことを防止する、すなわち、薬剤リスクマネージを行うことができるシステムであり、その点で高く評価されるものであった。
しかしながら、その準備薬剤の一部である薬剤払出装置準備薬剤は、薬剤払出装置によって、自動的に患者毎にトレイ上に準備されるのにも関わらず、全ての前記準備薬剤と、前記処方箋薬剤とを照合していたために、非常に沢山の、かつ重要である業務を行わなければならない医療従事者にとって、非常に使い勝手の悪いものであった。
そこで、本発明は、高いレベルでの薬剤リスクマネージメントが行え、かつ、高い利便性を有する薬剤準備方法を提供することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤を、薬剤払出装置準備薬剤として準備し、更に、前記薬剤払出装置を用いて、前記処方箋薬剤の情報と、前記薬剤払出装置準備薬剤と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤とを識別する識別情報とが記載された処方箋シートと、を前記トレイに準備する薬剤払出装置工程と、第1の医療従事者によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備する非実装薬剤取り揃え工程と、前記処方箋薬剤と前記トレイに収納された薬剤である準備薬剤、もしくは前記非実装薬剤との照合を行うとの照合を行う第2の医療従事者によって、携帯端末を用いて、前記準備薬剤のうち、前記非実装薬剤のみと、前記処方箋シートに記述された非実装薬剤とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する照合選択工程と、その後、前記第2の医療従事者によって、前記携帯端末をもちいて、選択された前記非実装薬剤照合工程、もしくは前記全薬剤照合工程を実施する薬剤照合工程と、その後、前記携帯端末の表示部に、前記非実装薬剤照合工程の照合結果である非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合工程にて照合された全薬剤照合結果、を表示する薬剤照合結果表示工程と、を含む薬剤準備方法とした。
これにより、所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤を、薬剤払出装置準備薬剤として準備し、更に、前記薬剤払出装置を用いて、前記処方箋薬剤の情報と、前記薬剤払出装置準備薬剤と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤とを識別する識別情報とが記載された処方箋シートと、を前記トレイに準備する薬剤払出装置工程と、第1の医療従事者によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備する非実装薬剤取り揃え工程と、前記処方箋薬剤と前記トレイに収納された薬剤である準備薬剤、もしくは前記非実装薬剤との照合を行うとの照合を行う第2の医療従事者によって、携帯端末を用いて、前記準備薬剤のうち、前記非実装薬剤のみと、前記処方箋シートに記述された非実装薬剤とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する照合選択工程と、その後、前記第2の医療従事者によって、前記携帯端末をもちいて、選択された前記非実装薬剤照合工程、もしくは前記全薬剤照合工程を実施する薬剤照合工程と、その後、前記携帯端末の表示部に、前記非実装薬剤照合工程の照合結果である非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合工程にて照合された全薬剤照合結果、を表示する薬剤照合結果表示工程と、を含む薬剤準備方法であるので、高いレベルでの薬剤リスクマネージメントが行え、かつ、高い利便性を有する薬剤準備方法を提供することができる。
すなわち、本発明においては、前記処方箋薬剤と前記準備薬剤との照合を行う医療従事者(第2の医療従事者の一例)によって、前記準備薬剤のうち、前記未実装準備薬剤のみと、前記処方箋シートに記述された非実装薬剤とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を実施するのかを選択することができるので、その非実装薬剤照合工程を選択することができるので、例えば、医療従事者の経験年数等を考慮した上で、全ての前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合するのか、あるいは手動で取り揃えられた未実装準備薬剤のみとを照合するのかを、医療従事者毎に決定することができるようになり、その結果として、高いレベルでの薬剤リスクマネージメントができ、かつ医療従事者の負担軽減も図ることができる。
すなわち、高いレベルでの薬剤リスクマネージメントが行え、かつ、高い利便性を有する薬剤準備方法を提供することができるのである。
以下、本発明の一実施形態を、図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
[1]薬剤準備システムの構成、及び処方箋シートの構成
まずはじめに、図1、図2を用いて、本実施形態の薬剤準備システム、及び処方箋シートに関して説明する。
[1]薬剤準備システムの構成、及び処方箋シートの構成
まずはじめに、図1、図2を用いて、本実施形態の薬剤準備システム、及び処方箋シートに関して説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における薬剤準備システムの概略図を示すものである。また、図2は、本発明の実施の形態1における処方箋シートの正面図を示すものである。
図1にしめすように、病院1の薬剤部2には、患者毎にトレイ3に、医師によって作成された患者毎の処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤4(以下、薬剤払出装置準備薬剤4と表記する)を自動で選択し、このトレイ3に準備する薬剤払出装置5が設けられている。
図1にしめすように、病院1の薬剤部2には、患者毎にトレイ3に、医師によって作成された患者毎の処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤4(以下、薬剤払出装置準備薬剤4と表記する)を自動で選択し、このトレイ3に準備する薬剤払出装置5が設けられている。
また、図1、図2にしめすように、このトレイ3には、薬剤払出装置5を用いて、どの患者のものであるか等を識別するために、例えば、患者の名前6、性別7、年齢8、患者ID9、病棟10、病室11、日付12等などが記載された処方箋シート13が準備される。本実施形態における処方箋シート13には、処方箋に記載された薬剤である処方箋薬剤14と、前述の薬剤払出装置準備薬剤4と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤15とを識別する識別情報16(図2中に図示)と、その処方箋を特定するための情報である処方箋特定情報を識別する処方箋識別ラベル27とが記載されている。
また、図1中の点線の矢印で示すように、診察室17で医者によって作成された処方箋データは、端末装置19によって入力され、一旦、薬剤管理サーバ18に保管される。その後、薬剤管理サーバ18は、前述の処方箋データ中の処方箋薬剤14から、薬剤払出装置準備薬剤4と、非実装薬剤15の2種類に自動的に分別する。例えば、点滴バック等体積が大きい薬剤は、薬剤払出装置5にて準備するのには適さない(なぜなら、体積が大きい薬剤は、薬剤払出装置5内に蓄積する薬剤の数が非常に少なくなり、すぐに薬剤を薬剤払出装置5内に充填する必要があり、その結果として、薬剤払出装置5の利便性が低下するためです)ため、そのような薬剤は、薬剤払出装置準備薬剤4ではなく、非実装薬剤15として、医療従事者(以下、第1の医療従事者の一例)によって、手動で準備する。
また、図1にしめすごとく、薬剤払出装置準備薬剤4と、非実装薬剤15の2種類に分別された情報を含む処方箋データは、薬剤払出装置5の処方箋出力手段(図示なし)によって、前述のように患者の名前6、性別7、年齢8、患者ID9、病棟10、病室11、日付12、処方箋薬剤14、識別情報16、処方箋識別ラベル27等が記載された処方箋シート13が、そのトレイ3に準備される。
また、図1にしめすごとく、薬剤払出装置準備薬剤4と、非実装薬剤15の2種類に分別された情報を含む処方箋データは、薬剤払出装置5の処方箋出力手段(図示なし)によって、前述のように患者の名前6、性別7、年齢8、患者ID9、病棟10、病室11、日付12、処方箋薬剤14、識別情報16、処方箋識別ラベル27等が記載された処方箋シート13が、そのトレイ3に準備される。
また、本実施形態においては、図1にしめすように、トレイ3上に、薬剤払出装置5によって、薬剤払出装置準備薬剤4と、処方箋シート13とが準備された後、医療従事者は、処方箋シート13の識別情報16に基づいて、非実装薬剤15を、そのトレイ3上に準備する(以下、トレイ3上に準備された薬剤払出装置準備薬剤4と、非実装薬剤15との両者を合わせて準備薬剤20と表記する)。
また、本実施形態においては、図1にしめすように、準備薬剤20が準備されたトレイ3は、その後、詳しくは口実にて説明するが、薬剤部2の監査課において、医療従事者(第2の医療従事者の一例)によって、携帯端末21を用いて、トレイ3上の準備薬剤20、もしくはトレイ3上の非実装薬剤15のみが、正しい薬剤であるかどうかの薬剤照合が行われる。その後、薬剤照合の後、このトレイ3は、病棟10の病室11に運ばれ、患者に投与される。
また、本実施形態においては、図1に示すように、薬剤管理サーバ18には、端末装置22が接続されており、後述にて詳しく説明するが、この端末装置22を操作することによって、薬剤管理サーバ18内に薬剤管理データベース23(図6中に図示)を閲覧可能となっている。
以上が、本実施形態における病院における薬剤管理システムに関する説明である。
[2]薬剤払出装置準備薬剤4、非実装薬剤15の構成
次に、本実施形態における薬剤払出装置準備薬剤4、非実装薬剤15に関して説明する。
次に、本実施形態における薬剤払出装置準備薬剤4、非実装薬剤15に関して説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における薬剤払出装置準備薬剤と非実装薬剤の正面図を示すものであり、図3(a)は、薬剤払出装置準備薬剤の正面図、図3(b)は、非実装薬剤の正面図を示すものである。図3(a)、図3(b)に示すように、薬剤払出装置準備薬剤4上、及び非実装薬剤15には、その薬剤の種類を識別可能な薬剤照合ラベル24が備えられている。本実施形態における薬剤照合ラベル24として、バーコード照合ラベルを用いた。
以上が、本実施形態における薬剤払出装置準備薬剤4、非実装薬剤15の構成に関する説明である。
[3]携帯端末21の構成
次に、本実施形態における携帯端末21に関して説明する。
次に、本実施形態における携帯端末21に関して説明する。
図4は、本発明の実施の形態1における携帯端末21の正面図を示すものである。また、図5は、本発明の実施の形態1における携帯端末21のブロック図を示すものである。
本実施形態における携帯端末21は、図4、図5に示すように、表示部25と、その表示部を駆動する表示部駆動部32(図5中に図示)と、処方箋薬剤14と、準備薬剤20、もしくは非実装薬剤15との照合を行う医療従事者(第2の医療従事者の一例)を特定するための医療従事者特定情報を入力する入力部26(入力手段の一例)と、処方箋シート13上に備えられた処方箋識別ラベル27から、前記処方箋を特定するための情報である処方箋特定情報を読み取るバーコードリーダ28(処方箋情報読み取り手段の一例)と、準備薬剤20、もしくは非実装薬剤15上に備えられた薬剤の種類を識別可能な薬剤照合ラベル24から、各々の前記薬剤の情報を読み取るバーコードリーダ28(薬剤照合ラベル読み取り手段の一例)と、医療従事者特定情報と、処方箋特定情報と、を外部(本実施形態においては、図1に図示している薬剤管理サーバ18)に送信する送信部30(薬剤照合前情報送信手段の一例)と、処方箋薬剤の情報を、外部(本実施形態においては、図1に図示している薬剤管理サーバ18)から受信する受信部31(処方箋薬剤情報受信手段の一例)と、バーコードリーダ28、入力部26、送信部30(図5に図示)、受信部31(図5に図示)、表示部駆動部32と接続され、それらを制御する制御部33を備えている。
また、制御部33には、記憶部34が備えられており、準備薬剤20のうち、非実装薬剤15のみと、処方箋シート13に記述された非実装薬剤とを照合する、もしくは、準備薬剤20と処方箋薬剤とを照合する、のどちらを実行する照合選択動作と、非実装薬剤15のみと、処方箋シート13に記述された非実装薬剤とを照合する、もしくは、準備薬剤20と処方箋薬剤とを照合する、のどちらかを実施する薬剤照合動作と、前記表示部に、前記非実装薬剤15のみと、処方箋シート13に記述された非実装薬剤とを照合した結果である非実装薬剤照合結果、もしくは、準備薬剤20と処方箋薬剤とを照合した結果である全薬剤照合結果、のどちらかを表示をさせる薬剤照合結果表示動作とを行うための行うためのプログラムが保存されている。
また、本実施形態における携帯端末21は、薬剤照合結果表示動作後に、第3者医療従事者特定情報と、非実装薬剤照合結果、もしくは、全薬剤照合結果と、を外部(本実施形態においては、図1に図示している薬剤管理サーバ18)に送信する送信部30(薬剤照合後情報送信手段の一例)を備えており、制御部33によって、この動作(薬剤照合後情報送信動作)を行うためのプログラムが、前述の記憶部34に保存されている。
なお、これら照合選択動作、薬剤照合動作、薬剤照合結果表示動作、薬剤照合後情報送信動作に関しては、後述にて詳しく説明する。
なお、これら照合選択動作、薬剤照合動作、薬剤照合結果表示動作、薬剤照合後情報送信動作に関しては、後述にて詳しく説明する。
以上が、本実施形態における携帯端末21の構成に関する説明である。
[4]薬剤管理サーバ18の構成
次に、本実施形態における薬剤管理サーバ18に関して説明する。
次に、本実施形態における薬剤管理サーバ18に関して説明する。
図6は、本発明の実施の形態1における薬剤管理サーバ18のブロック図を示すものである。
本実施形態における薬剤管理サーバ18は、図6に示すように、薬剤管理サーバ18全体を制御する制御部35と、この制御部35に接続され、薬剤管理データベース23を保存する保管部36と、制御部35に接続され、外部(本実施形態においては、携帯端末21や端末装置22)と情報の入出力が可能である送受信部37を備えている。このように構成することによって、薬剤管理サーバ18の制御部35は、携帯端末21から受信した情報を基づいて、保管部36の薬剤管理データベース23内のデータを更新したり、端末装置22に対し、薬剤管理データベース23の情報を送信したりすることができる。
以上が、本実施形態における携帯端末21の構成に関する説明である。
[5]端末装置22、薬剤管理データベース23の構成
次に、本実施形態における薬剤管理サーバ18に関して説明する。
次に、本実施形態における薬剤管理サーバ18に関して説明する。
図7は、本発明の実施の形態1における端末装置のブロック図を示すものである。また、図8は、本実施の形態1における端末装置の表示部に表示された薬剤管理データベースの一覧表の一例を示すものである。
本実施形態における端末装置22は、図7に示すように、表示部38と、その表示部38を駆動する表示部駆動部39と、前述の薬剤管理サーバ18の保管部36に保存された薬剤管理データベース23にアクセス可能となるように接続され、薬剤管理サーバ18と情報の入出力が可能である送受信部40と、この送受信部40に接続され、薬剤管理データベース23から受信した情報を、表示部駆動部39を駆動することによって、表示部38に表示する制御部41を備えている。
更に、本実施形態においては、図8に示すように、表示部38に表示された薬剤管理データベース23の情報のうち、処方箋特定情報を入力する入力部42(入力手段の一例)を設け、この制御部41は、入力された処方箋特定情報に基づいて、この入力された処方箋特定情報43と、患者特定情報44と、処方箋薬剤の名称45と、その処方箋薬剤の名称45に対応する数量と、非実装薬剤照合結果、もしくは、全薬剤照合結果である薬剤照合情報48とを表示できるように制御している。この制御に関しては、後ほど詳しく説明する。
以上が、本実施形態における端末装置22、薬剤管理データベース23の構成に関する説明である。
[6]本実施形態における薬剤準備方法
次に、本実施形態における薬剤準備方法に関して説明する。
図9は、本発明の実施の形態1における薬剤準備方法を説明するフローチャートを示すものである。
次に、本実施形態における薬剤準備方法に関して説明する。
図9は、本発明の実施の形態1における薬剤準備方法を説明するフローチャートを示すものである。
図9に示すように、本実施形態における薬剤準備方法は、大きく分けて、以下の(1)〜(8)の順序にて実施される、5つの工程から構成されるものである。
(1)薬剤払出装置工程:S1
(2)非実装薬剤取り揃え工程:S2
(3)照合選択工程:S3
(4)医療従事者特定情報入力工程:S4
(5)薬剤照合工程:S5
(6)薬剤照合結果表示工程:S6
(7)薬剤照合結果送信工程:S7
(8)薬剤管理ベータベース更新工程:S8
以下に、この(1)〜(8)の工程に関し、その詳細を説明する。
(2)非実装薬剤取り揃え工程:S2
(3)照合選択工程:S3
(4)医療従事者特定情報入力工程:S4
(5)薬剤照合工程:S5
(6)薬剤照合結果表示工程:S6
(7)薬剤照合結果送信工程:S7
(8)薬剤管理ベータベース更新工程:S8
以下に、この(1)〜(8)の工程に関し、その詳細を説明する。
[6]―(1)薬剤払出装置工程:S1
まずはじめに、ステップ1の薬剤払出装置工程:S1に関して説明する。
まずはじめに、ステップ1の薬剤払出装置工程:S1に関して説明する。
ステップ1の薬剤払出装置工程:S2は、医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイ3に、薬剤払出装置5によって、処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤(すなわち、薬剤払出装置準備薬剤4)を準備するとともに、薬剤払出装置5を用いて、処方箋薬剤の情報と、薬剤払出装置準備薬剤4と薬剤払出装置5にて準備さていない非実装薬剤15とを識別する識別情報16とが記載された処方箋シート13と、をトレイ3に準備する工程である。
以上が、本実施形態の薬剤移送方法のステップ1の薬剤払出装置工程:S1である。
[6]−(2)非実装薬剤取り揃え工程:S2
次に、ステップ2の非実装薬剤取り揃え工程:S2に関して説明する。
次に、ステップ2の非実装薬剤取り揃え工程:S2に関して説明する。
ステップ2の薬剤移送工程:S2は、医療従事者によって、非実装薬剤15を、手動にてトレイ3に準備する工程である。
以上が、本実施形態の薬剤準備方法のステップ2の非実装薬剤取り揃え工程:S2である。
[6]−(3)照合選択工程:S3
次に、ステップ3の照合選択工程:S3に関して説明する。
次に、ステップ3の照合選択工程:S3に関して説明する。
ステップ3の照合選択工程:S3は、処方箋薬剤とトレイ3に収納された薬剤である準備薬剤20、もしくは非実装薬剤15との照合を行う医療従事者によって、携帯端末21を用いて、準備薬剤20のうち、非実装薬剤15のみと、処方箋シート13に記述された非実装薬剤15とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、準備薬剤20と処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する工程である。
図10は、本発明の実施の形態1における照合選択工程の携帯端末21の表示部25
の表示内容を説明する図を示すものである。図10にしめすように、本実施形態の表示部25は、「5.注射箋薬品照合(非実装)」49(非実装薬剤照合工程を選択する表示の一例)と、「6.注射箋薬品照合(全薬品)」50(全薬剤照合工程を選択する表示の一例)が表示されており、このどちらかを選択することにより、非実装薬剤照合工程を実施するのか、もしくは、全薬剤照合工程を実施するのかを、医療従事者によって選択することができる。
の表示内容を説明する図を示すものである。図10にしめすように、本実施形態の表示部25は、「5.注射箋薬品照合(非実装)」49(非実装薬剤照合工程を選択する表示の一例)と、「6.注射箋薬品照合(全薬品)」50(全薬剤照合工程を選択する表示の一例)が表示されており、このどちらかを選択することにより、非実装薬剤照合工程を実施するのか、もしくは、全薬剤照合工程を実施するのかを、医療従事者によって選択することができる。
以上が、本実施形態の薬剤準備方法のステップ3の照合選択工程:S3である。
[6]−(4)医療従事者特定情報入力工程:S4
次に、ステップ4の医療従事者特定情報入力工程:S4に関して説明する。
次に、ステップ4の医療従事者特定情報入力工程:S4に関して説明する。
ステップ4の医療従事者特定情報入力工程:S4は、医療従事者によって、携帯端末21に、医療従事者を特定するための医療従事者特定情報を入力する工程である。本実施形態においては、携帯端末21の入力部26によって、医療従事者特定情報として、予め、その医療従事者に付与されているIDを入力する。
以上が、本実施形態の薬剤準備方法のステップ4の医療従事者特定情報入力工程:S4である。
[6]−(5)薬剤照合工程:S5、および[6]―(6)薬剤照合結果表示工程:S6
次に、ステップ5の薬剤照合工程:S5と、ステップ6の薬剤照合結果表示工程:S6に関して説明する。
次に、ステップ5の薬剤照合工程:S5と、ステップ6の薬剤照合結果表示工程:S6に関して説明する。
ステップ5の薬剤照合工程:S5は、前記第2の医療従事者によって、前記携帯端末をもちいて、選択された(A)非実装薬剤照合工程、もしくは(B)全薬剤照合工程を実施する工程である。
それでは、まず、(A)非実装薬剤照合工程に関して説明する。
ステップ3の照合選択工程:S3にて、(A)非実装薬剤照合工程が選択された場合、医療従事者は、まず、携帯端末21のバーコードリーダ28によって、処方箋シート13上に備えられた処方箋識別ラベル27から、処方箋を特定するための情報である処方箋特定情報を読み取る。その後、携帯端末21の制御部33は、送信部30より、この処方箋特定情報を薬剤管理サーバ18へ、自動的に送信する。その後、薬剤管理サーバ18の制御部35は、自動的に、薬剤管理データベース23にアクセスをして、受信した処方箋特定情報に基づいて、処方箋薬剤のうち非実装薬剤15に対応した処方箋薬剤の情報(名称と、それに対応した数量)を検索する。その後、薬剤管理サーバ18の制御部35は、自動的に、その処方箋薬剤のうち非実装薬剤15に対応した処方箋薬剤の情報を携帯端末21へ送信する。すると、携帯端末21の制御部33は、表示部25上に処方箋薬剤の情報を表示する。
図11は、本発明の実施の形態1における薬剤準備方法の非実装薬剤照合工程における処方箋薬剤の情報を受信後の携帯端末21の表示部25の表示内容の一例を説明する図である。図11に示すように、携帯端末21の表示部25には、処方箋薬剤のうち非実装薬剤15に対応した処方箋薬剤の情報51が表示される。
次に、医療従事者は、まず、携帯端末21のバーコードリーダ28によって、非実装薬剤15の薬剤照合ラベル24を読み取り、その読み取られた薬剤照合ラベル24から、その薬剤照合ラベル24が読み取られた非実装薬剤15の名称と、処方箋薬剤の名称を照合する。もし、薬剤照合ラベル24が読み取られた非実装薬剤15の名称と、処方箋薬剤の名称とが一致した場合は、携帯端末21の表示部25の表示を、図11中に示す照合結果52の中の対応するセル中の分子の数字を1つ大きくする(例えば、0/2から1/2とする)。これが、ステップ6の薬剤照合結果表示工程:S6に相当する工程である。それと同時に、そのセルの色も変更(本実施形態においては、白色から灰色に変更)する。もし、薬剤照合ラベル24が読み取られた非実装薬剤15の名称と、処方箋薬剤の名称とが不一致であった場合、携帯端末21の表示部25の表示を、「誤照合」という文字を表示する(図示なし)。
本実施形態においては、全ての非実装薬剤15の種類(例えば、図11の場合は、3種類)の照合が終わるまで、非実装薬剤15の薬剤照合ラベル24を読み取りと、薬剤照合ラベル24が読み取られた非実装薬剤15の名称と、処方箋薬剤の名称との照合とを順次繰り返した(これを、以下、薬剤の種類のみを照合する種別照合と記述し、この結果を種別照合結果と記述する)。
こうすることにより、医療従事者は、トレイ3に準備された非実装薬剤15が処方箋シート13上の処方箋薬剤のうち、非実装薬剤15の種別照合ができ、その後、携帯端末21に備えられた登録ボタン(図示なし)を押すことによって、このステップ3の薬剤照合工程:S3を完了する。
次に、(B)全薬剤照合工程に関して説明する。
ステップ3の照合選択工程:S3にて、(B)全薬剤照合工程が選択された場合、医療従事者は、まず、携帯端末21のバーコードリーダ28によって、処方箋シート13上に備えられた処方箋識別ラベル27から、処方箋を特定するための情報である処方箋特定情報を読み取る。その後、携帯端末21の制御部33は、送信部30より、この処方箋特定情報を薬剤管理サーバ18へ、自動的に送信する。その後、薬剤管理サーバ18の制御部35は、自動的に、薬剤管理データベース23にアクセスをして、受信した処方箋特定情報に基づいて、処方箋薬剤のうち処方箋薬剤に対応した処方箋薬剤の情報(名称と、それに対応した数量)を検索する。その後、薬剤管理サーバ18の制御部35は、自動的に、その処方箋薬剤に対応した処方箋薬剤の情報を携帯端末21へ送信する。すると、携帯端末21の制御部33は、表示部25上に処方箋薬剤の情報を表示する。図12は、本発明の実施の形態1における薬剤準備方法の全薬剤照合工程における処方箋薬剤の情報を受信後の携帯端末21の表示部25の表示内容の一例を説明する図である。図12に示すように、携帯端末21の表示部25には、処方箋薬剤の情報51が表示される。
次に、医療従事者は、まず、携帯端末21のバーコードリーダ28によって、準備薬剤20の薬剤照合ラベル24を読み取り、その読み取られた薬剤照合ラベル24から、その薬剤照合ラベル24が読み取られた準備薬剤20の名称と、処方箋薬剤の名称を照合する。もし、薬剤照合ラベル24が読み取られた準備薬剤20の名称と、処方箋薬剤の名称とが一致した場合は、携帯端末21の表示部25の表示を、図12中に示す照合結果52の中の対応するセル中の分子の数字を1つ大きくする(例えば、0/2から1/2とする)。これが、ステップ6の薬剤照合結果表示工程:S6に相当する工程である。それと同時に、そのセルの色も変更(本実施形態においては、白色から灰色に変更)する。
もし、薬剤照合ラベル24が読み取られた準備薬剤20の名称と、処方箋薬剤の名称とが不一致であった場合、携帯端末21の表示部25の表示を、「誤照合」という文字を表示する(図示なし)。
もし、薬剤照合ラベル24が読み取られた準備薬剤20の名称と、処方箋薬剤の名称とが不一致であった場合、携帯端末21の表示部25の表示を、「誤照合」という文字を表示する(図示なし)。
本実施形態においては、全ての準備薬剤20の種類(例えば、図12の場合は、8種類)の照合が終わるまで、非実装薬剤15の薬剤照合ラベル24を読み取りと、薬剤照合ラベル24が読み取られた非実装薬剤15の名称と、処方箋薬剤の名称との照合とを順次繰り返した(これを、以下、薬剤の種類のみを照合する種別照合と記述し、この結果を種別照合結果と記述する)。
こうすることにより、医療従事者は、トレイ3に準備された準備薬剤20と、処方箋薬剤の種別照合ができ、その後、携帯端末21に備えられた登録ボタン(図示なし)を押すことによって、このステップ3の薬剤照合工程:S3を完了する。
なお、本実施形態においては、全ての非実装薬剤15、もしくは準備薬剤20の種類の照合である種別照合を行ったが、全ての非実装薬剤15、もしくは準備薬剤20の種類の照合のみならず、全ての非実装薬剤15、もしくは準備薬剤20の種類と数量を照合する完全照合を行い、その結果である完全照合結果と種別照合結果の両者を、携帯端末21の表示部25に表示することもできる。この場合、全ての非実装薬剤15、もしくは準備薬剤20のうち、種類と名称の両方の照合が完了した場合(例えば、名称Aという処方箋薬剤が3本であり、名称Aという準備薬剤20が3本照合された場合)、そのセルの色も変更(本実施形態においては、灰色から黄色に変更)する。こうすることにより、その対応する準備薬剤20の種類と名称の両方の照合が完了したことを、作業をする医療従事者に知らせることができる。
以上が、本実施形態の薬剤準備方法のステップ5の薬剤照合工程:S5、ステップ6の薬剤照合結果表示工程:S6である。
[6]−(7)薬剤照合結果送信工程:S7
次に、ステップ7の薬剤照合結果送信工程:S7に関して説明する。
次に、ステップ7の薬剤照合結果送信工程:S7に関して説明する。
ステップ7の薬剤照合結果送信工程:S7は、医療従事者によって、医療従事者を特定するための医療従事者特定情報と、携帯端末21を用いて、非実装薬剤照合結果、もしくは、全薬剤照合結果を、その非実装薬剤照合結果、もしくは全薬剤照合結果を保存する薬剤管理データベース23を保管する薬剤管理サーバ18に送信する工程である。
本実施形態においては、前述のステップ6の薬剤照合結果表示工程:S6において、その完了時に携帯端末21に備えられた登録ボタン(図示なし)を押すことで、薬剤照合結果表示工程を完了し、その後、自動的に、携帯端末21から薬剤管理サーバ18に送信されるように構成している。
以上が、本実施形態の薬剤準備方法のステップ7の薬剤照合結果送信工程:S7である。
[6]−(8)薬剤管理ベータベース更新工程:S8
次に、ステップ8の薬剤管理ベータベース更新工程:S8に関して説明する。
次に、ステップ8の薬剤管理ベータベース更新工程:S8に関して説明する。
ステップ8の薬剤管理ベータベース更新工程:S8は、薬剤管理サーバ18は、送信された医療従事者特定情報と、非実装薬剤照合結果、もしくは、全薬剤照合結果とを自動的に受信し、薬剤管理データベース23を更新する工程である。
ここで、この薬剤管理データベース23に関して、詳しく説明する。
図13は、本発明の実施の形態1において、端末装置22の表示部38に更新前(薬剤照合前)の薬剤管理データベース23を表示させた内容の一例を説明する図である。また、図14は、本発明の実施の形態1において、端末装置22の表示部38に更新後(薬剤照合後)の薬剤管理データベース23を表示させた内容の一例を説明する図である。
図13に示すように、更新前(薬剤照合前)の薬剤管理データベース23を、端末装置22の表示部38に表示させると、前記入力された処方箋特定情報(図13中のAに相当)と、患者特定情報(図13中のBに相当)は、表示されるものの、非実装薬剤15、もしくは、準備薬剤20との照合を行う第2の医療従事者を特定する医療従事者特定情報(図13中のCに相当)と、それらの照合結果である薬剤照合情報(図13中のDに相当)とは表示されない。
図13に示すように、更新前(薬剤照合前)の薬剤管理データベース23を、端末装置22の表示部38に表示させると、前記入力された処方箋特定情報(図13中のAに相当)と、患者特定情報(図13中のBに相当)は、表示されるものの、非実装薬剤15、もしくは、準備薬剤20との照合を行う第2の医療従事者を特定する医療従事者特定情報(図13中のCに相当)と、それらの照合結果である薬剤照合情報(図13中のDに相当)とは表示されない。
一方、図14に示すように、更新後(薬剤照合後)の薬剤管理データベース23を、端末装置22の表示部38に表示させると、前記入力された処方箋特定情報(図14中のAに相当)と、患者特定情報(図14中のBに相当)のみならず、非実装薬剤15、もしくは、準備薬剤20との照合を行う第2の医療従事者を特定する医療従事者特定情報(図14中のCに相当)と、それらの照合結果である薬剤照合情報(図14中のDに相当)が表示される。
また、図15は、本発明の実施の形態1において、端末装置22の表示部38に表示された薬剤管理データベース23の情報のうち、図14中のFの領域をクリックした場合の端末装置22の表示部38に表示される内容を説明する図である。
図15に示すように、端末装置22の表示部38に表示された薬剤管理データベース23の情報のうち、前記処方箋特定情報をクリック(入力手段の一例)すると、端末装置22の制御部41は、入力された前記処方箋特定情報(図14中のFに相当)に基づいて、入力された処方箋特定情報(図15のAに相当)と、患者特定情報(図15のBに相当)と、処方箋薬剤の種類と数量の情報(図15のCに相当)と、処方箋薬剤と準備薬剤20、もしくは非実装薬剤15のどちらかとの照合結果である薬剤照合情報(図15のEに相当)とを表示することができる。
図15に示すように、端末装置22の表示部38に表示された薬剤管理データベース23の情報のうち、前記処方箋特定情報をクリック(入力手段の一例)すると、端末装置22の制御部41は、入力された前記処方箋特定情報(図14中のFに相当)に基づいて、入力された処方箋特定情報(図15のAに相当)と、患者特定情報(図15のBに相当)と、処方箋薬剤の種類と数量の情報(図15のCに相当)と、処方箋薬剤と準備薬剤20、もしくは非実装薬剤15のどちらかとの照合結果である薬剤照合情報(図15のEに相当)とを表示することができる。
このように、本実施形態においては、医療従事者の各々の照合結果の履歴や、間違いやすい薬剤の特定を行うことができるので、更なる高いレベルでの薬剤管理マネージメントや、医療従事者の薬剤準備業務における作業改善を行うことができ、その結果として、これら薬剤準備方法、及びその方法を用いた薬剤準備システムの更なる利便性の向上を図ることができるのである。
なお、本実施形態においては、ステップ3の照合選択工程:S3を実施後に、ステップ4の医療従事者特定情報入力工程:S4を実施したが、このステップ4の医療従事者特定情報入力工程:S4は、ステップ3の照合選択工程を実施する前に行ってもよい。
また、本実施形態においては、ステップ3の照合選択工程:S3において、医療従事者によって、携帯端末21を用いて、非実装薬剤照合工程と、全薬剤照合工程とのどちらの工程を選択するように実施したが、病院や医療従事者の意向によって、予め、非実装薬剤照合工程のみを実施するように設定することもできる。
また、本実施形態において、薬剤照合ラベル24、処方箋識別ラベル27としては、バーコードを使用したが、そのたQRコード(登録商標)等、薬剤や処方箋を識別できるコードを用いることもできる。
本発明においては、前記処方箋薬剤と前記準備薬剤との照合を行う医療従事者(第2の医療従事者の一例)によって、前記準備薬剤のうち、前記未実装準備薬剤のみと、前記処方箋シートに記述された非実装薬剤とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を実施するのかを選択することができるので、その非実装薬剤照合工程を選択することができるので、例えば、医療従事者の経験年数等を考慮した上で、全ての前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合するのか、あるいは手動で取り揃えられた未実装準備薬剤のみとを照合するのかを、医療従事者毎に決定することができるようになり、その結果として、高いレベルでの薬剤リスクマネージメントができ、かつ医療従事者の負担軽減も図ることができる。
すなわち、高いレベルでの薬剤リスクマネージメントが行え、かつ、高い利便性を有する薬剤準備方法を提供することができる。
従って、薬剤準備方法、及びその薬剤準備方法を実施するための携帯端末、端末装置、薬剤管理データベース、薬剤管理サーバとして活用が期待されるものとなる。
1 病院
2 薬剤部
3 トレイ
4 薬剤払出装置準備薬剤
5 薬剤払出装置
6 名前
7 性別
8 年齢
9 患者ID
10 病棟
11 病室
12 日付
13 処方箋シート
14 処方箋薬剤
15 非実装薬剤
16 識別情報
17 診察室
18 薬剤管理サーバ
19 端末装置
20 準備薬剤
21 携帯端末
22 端末装置
23 薬剤管理データベース
24 薬剤照合ラベル
25 表示部
26 入力部
27 処方箋識別ラベル
28 バーコードリーダ
30 送信部
31 受信部
32 表示部駆動部
33 制御部
34 記憶部
35 制御部
36 保管部
37 送受信部
38 表示部
39 表示部駆動部
40 送受信部
41 制御部
42 入力部
43 処方箋特定情報
44 患者特定情報
45 処方箋薬剤の名称
46 処方箋薬剤の数量
47 医療従事者特定情報
48 薬剤照合情報
49 「5.注射箋薬品照合(非実装)」
50 「6.注射箋薬品照合(全薬品)」
51 処方箋薬剤の情報
52 照合結果
2 薬剤部
3 トレイ
4 薬剤払出装置準備薬剤
5 薬剤払出装置
6 名前
7 性別
8 年齢
9 患者ID
10 病棟
11 病室
12 日付
13 処方箋シート
14 処方箋薬剤
15 非実装薬剤
16 識別情報
17 診察室
18 薬剤管理サーバ
19 端末装置
20 準備薬剤
21 携帯端末
22 端末装置
23 薬剤管理データベース
24 薬剤照合ラベル
25 表示部
26 入力部
27 処方箋識別ラベル
28 バーコードリーダ
30 送信部
31 受信部
32 表示部駆動部
33 制御部
34 記憶部
35 制御部
36 保管部
37 送受信部
38 表示部
39 表示部駆動部
40 送受信部
41 制御部
42 入力部
43 処方箋特定情報
44 患者特定情報
45 処方箋薬剤の名称
46 処方箋薬剤の数量
47 医療従事者特定情報
48 薬剤照合情報
49 「5.注射箋薬品照合(非実装)」
50 「6.注射箋薬品照合(全薬品)」
51 処方箋薬剤の情報
52 照合結果
Claims (16)
- 医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤を、薬剤払出装置準備薬剤
として準備し、更に、前記薬剤払出装置を用いて、前記処方箋薬剤の情報と、前記薬剤払出装置準備薬剤と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤とを識別する識別情報とが記載された処方箋シートと、を前記トレイに準備する薬剤払出装置工程と、
第1の医療従事者によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備する非実装薬剤取り揃え工程と、
前記処方箋薬剤と前記トレイに収納された薬剤である準備薬剤、もしくは前記非実装薬剤との照合を行うとの照合を行う第2の医療従事者によって、携帯端末を用いて、前記準備薬剤のうち、前記非実装薬剤のみと、前記処方箋シートに記述された非実装薬剤とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する照合選択工程と、
その後、前記第2の医療従事者によって、前記携帯端末をもちいて、選択された前記非実装薬剤照合工程、もしくは前記全薬剤照合工程を実施する薬剤照合工程と、
その後、前記携帯端末の表示部に、前記非実装薬剤照合工程の照合結果である非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合工程にて照合された全薬剤照合結果、を表示する薬剤照合結果表示工程と、
を含む薬剤準備方法。 - 前記非実装薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果である請求項1に記載の薬剤準備方法。
- 前記非実装薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果、及び薬剤の種類と数量を照合する完全照合結果である請求項1に記載の薬剤準備方法。
- 前記全薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果である請求項1に記載の薬剤準備方法。
- 前記全薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果、及び薬剤の種類と数量を照合する完全照合結果である請求項1に記載の薬剤準備方法。
- 前記薬剤照合結果表示工程を実施した後、前記第2の医療従事者によって、前記第2の医療従事者を特定するための第2の医療従事者特定情報と、前記携帯端末を用いて、前記非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合結果と、を、前記非実装薬剤照合結果、もしくは前記全薬剤照合結果を保存する薬剤管理ベータベースを管理する薬剤管理サーバに送信する薬剤照合結果送信工程と、
その後、前記管理サーバは、前記送信された第2の医療従事者特定情報と、前記携帯端末を用いて、前記非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合結果と、を自動的に受信し、前記薬剤管理ベータベースを更新する薬剤管理ベータベース更新工程を含む請求項1〜5のいずれかに記載の薬剤準備方法。 - 医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤を、薬剤払出装置準備薬剤
として準備され、
更に、前記薬剤払出装置を用いて、前記処方箋薬剤の情報と、前記薬剤払出装置準備薬剤と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤とを識別する識別情報とが記載された処方箋シートが、前記トレイに準備され、
更に、第1の医療従事者によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備され、
前記処方箋薬剤の情報と、前記トレイに準備された全ての薬剤である準備薬剤の情報との照合を行う携帯端末において、
表示部と、
前記処方箋薬剤と前記準備薬剤との照合を行う第2の医療従事者を特定するための第2者医療従事者特定情報を入力する入力手段と、
前記処方箋シート上に備えられた処方箋識別ラベルから、前記処方箋を特定するための情報である処方箋特定情報を読み取る処方箋情報読み取り手段と、
前記準備薬剤上に備えられた前記準備薬剤の種類を識別可能な薬剤照合ラベルから、各々の前記薬剤の情報を読み取る薬剤照合ラベル読み取り手段と、
前記第3の医療従事者特定情報と、前記処方箋特定情報と、を、外部に送信する薬剤照合前情報送信手段と、
前記処方箋薬剤の情報を、外部から受信する処方箋薬剤情報受信手段と、
前記準備薬剤のうち、前記非実装薬剤のみと、前記処方箋シートに記述された非実装薬剤とを照合する非実装薬剤照合工程、もしくは、前記準備薬剤と前記処方箋薬剤とを照合する全薬剤照合工程、のどちらの工程を選択する照合選択を行い、更に、前記処方箋薬剤の情報と前記薬剤の情報との照合を行い、更に、前記表示部に、前記非実装薬剤照合工程の照合結果である非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合工程にて照合された全薬剤照合結果、のどちらかを表示をさせる制御部と、
を備える携帯端末。 - 前記非実装薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果である請求項7に記載の携帯端末。
- 前記非実装薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果、及び薬剤の種類と数量を照合する完全照合結果である請求項7に記載の携帯端末。
- 前記全薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果である請求項7に記載の携帯端末。
- 前記全薬剤照合結果は、薬剤の種類のみを照合する種別照合結果、及び薬剤の種類と数量を照合する完全照合結果である請求項7に記載の携帯端末。
- 前記第2者医療従事者特定情報と、前記非実装薬剤照合結果、もしくは、前記全薬剤照合結果と、を、外部に送信する薬剤照合後情報送信手段と、
を備えた請求項7〜11のいずれかに記載の携帯端末。 - 医師によって作成された患者毎の処方箋における薬剤である処方箋薬剤の情報と、
前記処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、準備された薬剤払出装置準備薬剤の情報と、
前記処方箋に基づいて、前記トレイに、第1の医療従事者によって、手動にて取り揃えられた未実装準備薬剤の情報と、
を含む薬剤管理データベースにおいて、
前記処方箋を特定するための処方箋特定情報と、
前記処方箋薬剤が投与される前記患者を特定するための患者特定情報と、
前記処方箋薬剤の種類と数量の情報と、
前記処方箋薬剤と前記トレイに収納されている薬剤である準備薬剤との照合を行う第2の医療従事者を特定する第2の医療従事者特定情報と、
前記処方箋薬剤と前記トレイに収納されている薬剤である準備薬剤との照合結果である薬剤照合情報と、
を備えた薬剤管理データベース。 - 医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤を、薬剤払出装置準備薬剤として準備し、更に、前記薬剤払出装置を用いて、前記処方箋薬剤の情報と、前記薬剤払出装置準備薬剤と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤とを識別する識別情報とが記載された処方箋シートと、を前記トレイに準備し、
その後、第1の医療従事者によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備することを含む薬剤準備システムに用いられる薬剤管理サーバにおいて、
請求項13に記載の薬剤管理データベースを記憶部に保管した薬剤管理サーバ。 - 医師によって作成された患者毎の処方箋に基づいて、患者毎にトレイに、薬剤払出装置によって、前記処方箋に記載された処方箋薬剤の一部の薬剤を、薬剤払出装置準備薬剤として準備し、更に、前記薬剤払出装置を用いて、前記処方箋薬剤の情報と、前記薬剤払出装置準備薬剤と前記薬剤払出装置にて準備さていない非実装薬剤とを識別する識別情報とが記載された処方箋シートと、を前記トレイに準備し、
その後、第1の医療従事者によって、前記非実装薬剤を、手動にて前記トレイに準備することを含む薬剤準備システムに用いられる端末装置において、
表示部と、
請求項4に記載の薬剤管理データベースにアクセス可能となるように接続され、前記薬剤管理データベースの情報を、前記表示部に表示する制御部と、
を備えた端末装置。 - 前記表示部に表示された前記薬剤管理データベースの情報のうち、前記処方箋特定情報を入力する入力手段を設け、
前記制御部は、前記入力された前記処方箋特定情報に基づいて、
前記入力された処方箋特定情報と、
前記患者特定情報と、
前記処方箋薬剤の種類と数量の情報と、
前記処方箋薬剤と前記トレイに収納されている薬剤である準備薬剤との照合結果である薬剤照合情報と、
を表示する請求項15に記載の端末装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088738A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 佐川印刷株式会社 | チラシのピッキングおよび発送法 |
-
2012
- 2012-03-16 JP JP2012059782A patent/JP2013196094A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016088738A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 佐川印刷株式会社 | チラシのピッキングおよび発送法 |
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Legal Events
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