JP2013193439A - ジグソー - Google Patents
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Abstract
【課題】回転速度調整部をハウジングに配置する自由度を向上させたジグソーを提供する。
【解決手段】モータを収容したハウジング2の前方に、モータの駆動で往復動するロッドを下向きに突出させて、ロッドの下端に被切断材を切断する切断刃3を連結し、ハウジングに、モータの回転速度を調整可能な回転速度調整部を配置したジグソー1であって、回転速度調整部を、押圧荷重を検出する荷重センサを有する押圧スイッチ10で構成して、押圧スイッチの押圧操作により荷重センサで検出された押圧荷重に応じて回転速度を調整可能にした。
【選択図】図1
【解決手段】モータを収容したハウジング2の前方に、モータの駆動で往復動するロッドを下向きに突出させて、ロッドの下端に被切断材を切断する切断刃3を連結し、ハウジングに、モータの回転速度を調整可能な回転速度調整部を配置したジグソー1であって、回転速度調整部を、押圧荷重を検出する荷重センサを有する押圧スイッチ10で構成して、押圧スイッチの押圧操作により荷重センサで検出された押圧荷重に応じて回転速度を調整可能にした。
【選択図】図1
Description
この発明は、モータを収容したハウジングの前方に、モータの駆動で往復動するロッドを下向きに突出させて、ロッドの下端に被切断材を切断する切断刃を連結し、ハウジングに、モータの回転速度を調整可能な回転速度調整部を配置したジグソーに関する。
例えば特許文献1には、モータを収容したハウジングの前方に、モータの駆動で往復動するロッドを下向きに突出させて、ロッドの下端に連結した切断刃で、被切断材を切断するジグソーが開示されている。特許文献1のジグソーには、モータの回転速度を上昇あるいは低下可能に調整する調整ダイヤルが設けられており、操作者が調整ダイヤルを操作することで切断刃が往復動する速度を可変して、切断速度を変速しながら被切断材の切断が可能となっている。
しかしながら特許文献1に記載のジグソーのように、モータの回転速度を調整する回転速度調整部を調整ダイヤルで構成すると、ハウジング内に、調整ダイヤルを回転可能に収容するための広いスペースを確保する必要がある。ところが、ハウジング内には、モータやロッドの往復動機構等が収容されていることから、ハウジングで前記スペースを確保できる場所が限られていた。その結果、回転速度調整部をハウジングに配置できる位置が制限されるという不都合があった。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、回転速度調整部をハウジングに配置する自由度を向上させたジグソーを提供することを目的とする。
請求項1の発明に係るジグソーは、モータを収容したハウジングの前方に、前記モータの駆動で往復動するロッドを下向きに突出させて、前記ロッドの下端に被切断材を切断する切断刃を連結し、前記ハウジングに、前記モータの回転速度を調整可能な回転速度調整部を配置したジグソーであって、前記回転速度調整部を、押圧荷重を検出する荷重センサを有する押圧スイッチで構成して、前記押圧スイッチの押圧操作により前記荷重センサで検出された前記押圧荷重に応じて前記回転速度を調整可能にしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記ハウジングに把持領域を形成し、前記押圧スイッチを前記把持領域に配置したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記ハウジングの左右の両側面に、前記把持領域を形成し、前記押圧スイッチを、前記両側面の前記把持領域に配置したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記押圧スイッチの前記押圧操作により、前記回転速度を低下させる調整を可能にしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記押圧スイッチの前記押圧操作により、前記回転速度を上昇させる調整を可能にしたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記ハウジングに、前記荷重センサで検出された前記押圧荷重に比例させた押圧量を表示可能な表示部を配置したことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3ないし6のいずれかにおいて、前記押圧スイッチを、前記ハウジングの左右方向における対称位置で前記両側面の前記把持領域に配置したことを特徴とする。
請求項1の発明に係るジグソーによれば、回転速度調整部を押圧スイッチで構成すると、この押圧スイッチを、ハウジングにおいて押圧操作時のストローク量を確保できる位置に配置すればよく、ハウジング内に、回転速度調整部を収容するための広いスペースを確保する必要がない。よって、回転速度調整部をハウジングに配置する位置が制限されず、回転速度調整部をハウジングに配置する自由度が向上する。
請求項2の発明によれば、操作者は、把持領域を把持したままの状態で、押圧スイッチの操作が可能になる。したがって、押圧スイッチの操作性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、操作者は、ハウジングの左右の両側面に配置した押圧スイッチの内から、利き手や作業に応じて操作に最適な押圧スイッチを選択できる。よって、被切断材の切断作業の効率を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、押圧スイッチの押圧操作を行うだけで、簡単にモータの回転速度を低下させる調整が可能になる。
請求項5の発明によれば、押圧スイッチの押圧操作を行うだけで、簡単にモータの回転速度を上昇させる調整が可能になる。
請求項6の発明によれば、操作者は、表示部に表示された押圧量を確認することで、押圧荷重の大きさを容易に認識できる。したがって操作者は、前記押圧量を確認しながら押圧荷重を調整することで、モータの回転速度を容易に任意の速度に可変できる。
請求項7の発明によれば、操作者は、利き手の違いにかかわらず押圧スイッチを同じように操作できる。したがって、操作者の利き手の違いにかかわらず、被切断材の切断作業を効率良く行うことができる。
請求項2の発明によれば、操作者は、把持領域を把持したままの状態で、押圧スイッチの操作が可能になる。したがって、押圧スイッチの操作性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、操作者は、ハウジングの左右の両側面に配置した押圧スイッチの内から、利き手や作業に応じて操作に最適な押圧スイッチを選択できる。よって、被切断材の切断作業の効率を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、押圧スイッチの押圧操作を行うだけで、簡単にモータの回転速度を低下させる調整が可能になる。
請求項5の発明によれば、押圧スイッチの押圧操作を行うだけで、簡単にモータの回転速度を上昇させる調整が可能になる。
請求項6の発明によれば、操作者は、表示部に表示された押圧量を確認することで、押圧荷重の大きさを容易に認識できる。したがって操作者は、前記押圧量を確認しながら押圧荷重を調整することで、モータの回転速度を容易に任意の速度に可変できる。
請求項7の発明によれば、操作者は、利き手の違いにかかわらず押圧スイッチを同じように操作できる。したがって、操作者の利き手の違いにかかわらず、被切断材の切断作業を効率良く行うことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3を参照しつつ説明する。図示するようにジグソー1は、本体ハウジング2と、ブレード3と、ベース4とを備えている。図2に示すように本体ハウジング2は、前部5を後方側(図2の右側)よりも上方へ突出させた側面視L字状となるように形成されている。本体ハウジング2の中央部には、駆動源としてのモータMが収容されて、前部5には往復動機構が収容されている。モータMの回転は、ギヤを介して往復動機構に伝達される。さらに前部5の内部には、ロッド(図示せず。)が上下動可能に支持されている。前記往復動機構は、モータMの回転をロッドの上下方向Y(図2及び図3参照。)の往復動へ変換する。ロッドの下端部は本体ハウジング2の外部に位置し、この下端部にはブレード取付部6(図2及び図3参照。)が設けられている。なお本体ハウジング2は本発明のハウジングの一例である。
本発明の実施形態1を図1ないし図3を参照しつつ説明する。図示するようにジグソー1は、本体ハウジング2と、ブレード3と、ベース4とを備えている。図2に示すように本体ハウジング2は、前部5を後方側(図2の右側)よりも上方へ突出させた側面視L字状となるように形成されている。本体ハウジング2の中央部には、駆動源としてのモータMが収容されて、前部5には往復動機構が収容されている。モータMの回転は、ギヤを介して往復動機構に伝達される。さらに前部5の内部には、ロッド(図示せず。)が上下動可能に支持されている。前記往復動機構は、モータMの回転をロッドの上下方向Y(図2及び図3参照。)の往復動へ変換する。ロッドの下端部は本体ハウジング2の外部に位置し、この下端部にはブレード取付部6(図2及び図3参照。)が設けられている。なお本体ハウジング2は本発明のハウジングの一例である。
ブレード3は、直線状の形状を有しブレード取付部6に固定されている。なおブレード3は本発明の切断刃の一例である。ベース4は、前部5の下面に固定されている。このベース4は、被切断材W(図2及び図3参照。)の上面に当接させるために用いられる。
前部5は、図2及び図3に示すようにモータMの前方に当たる位置にあり、ジグソー1を操作する際に操作者に把持される。以下に説明する前部5の左側面とは図1中の奥側の前部5の側面を指し、前部5の右側面とは図1中の手前側の前部5の側面を指すものとする。
図1ないし図3に示すように前部5の外面には、該前部5の左右の両側面におけるロッドの延長線上よりも後方側から背面にかけて滑り止め部7が形成されている。この滑り止め部7には、突起8が複数設けられている。これにより、前部5の把持性能が向上し、操作者は前部5を安定して把持できる。
さらに図2及び図3に示すように、前部5の左右の両側面におけるロッドの延長線上に、第1押圧スイッチ9と第2押圧スイッチ10とが同一線上で上下二段に配置されている。ここでは第1押圧スイッチ9を下段に、第2押圧スイッチ10を上段にそれぞれ配置した。加えて前部5の左側面の第1押圧スイッチ9と右側面の第1押圧スイッチ9とは、本体ハウジング2の左右方向X(図1参照。)で対称な位置に配置されている。さらに、前記左側面の第2押圧スイッチ10と前記右側面の第2押圧スイッチ10とは、前記左右方向Xで対称な位置に配置されている。前部5の右側面に配置された両押圧スイッチ9、10については、操作者が右手で滑り止め部7を把持した状態で、右手の人差し指で押圧操作可能とされている。また、前部5の左側面に配置された両押圧スイッチ9、10については、操作者が左手で滑り止め部7を把持した状態で、左手の人差し指で押圧操作可能とされている。なお、前部5の左右の両側面から背面にかけての領域は本発明の把持領域の一例である。
第1押圧スイッチ9は、押圧操作によって所定のストローク量だけ移動可能な押圧片を有している。第1押圧スイッチ9を押圧操作することで、バッテリーからモータMへ電力を供給するためのスイッチをオン状態又はオフ状態に切替可能である。一方第2押圧スイッチ10は、前記押圧片と、該第2押圧スイッチ10に加わる押圧荷重を検出する荷重センサとを有している。第2押圧スイッチ10を押圧操作することで、この押圧操作中に荷重センサで検出された押圧荷重に応じてモータMへの供給電力を変化させる。本実施形態では、押圧荷重が大きくなるに従って前記供給電力を減少させるようにしたことから、第2押圧スイッチ10の押圧操作により、モータMの回転速度を低下させる調整が可能である。なお、第2押圧スイッチ10は本発明の回転速度調整部及び押圧スイッチの一例である。
図1ないし図3に示すように本体ハウジング2の前部5の上端部には、荷重センサで検出された押圧荷重に比例させた押圧量を表示可能な発光ダイオード(LED)ユニット15が設けられている。このLEDユニット15は、前部5の上端面に開口する凹部に収容されている。そしてLEDユニット15には、LED16が5つ備えられている。本実施形態では、押圧荷重が増加するに従ってLED16の発光個数を減少させることで、押圧量を5段階に分けて目視可能としている。なお、LEDユニット15は本発明の表示部の一例である。
次に本実施形態のジグソー1の動作を説明する。ここでは、操作者が右手で滑り止め部7を把持してジグソー1を操作する例を説明する。操作者が、ベース4を被切断材Wの上面に当接させて、滑り止め部7を把持した状態で右手の人差し指で前部5の右側面の第1押圧スイッチ9を一度押圧操作する。すると、モータMへ電力を供給するためのスイッチがオン状態になってモータMが駆動される。これに伴って往復動機構が動作すると、前記ロッドと共にブレード3が上下方向Yに往復動して被切断材Wを切断する。本実施形態では、第1押圧スイッチ9を一度押圧操作すると、モータMの回転速度は最速の状態になる。これにより、被切断材Wを切断する速度が最速の状態になる。被切断材Wの切断作業中に、例えば複雑な形状の切断作業を行うために切断速度を減速させたい場合には、操作者は、滑り止め部7を把持したままの状態で、右手の人差し指で前記右側面の第2押圧スイッチ10を押圧する操作を継続する。これにより、モータMへの供給電力が減少してモータMの回転速度は低下する。その結果、ブレード3が往復動する速度が減速することで切断速度が減速する。
本実施形態では操作者は、第2押圧スイッチ10の押圧操作の継続中に、LED16の発光個数に応じて、第2押圧スイッチ10に加えられている押圧荷重を目視で確認できる。そこで操作者は、LED16を目視で確認しながらLED16の発光個数が1つになるように押圧荷重を調整することで、モータMへの供給電力を最大限減少させることができる。これにより、モータMの回転速度を最大限低下させることが可能になって、切断速度も最大限減速する。一方、第2押圧スイッチ10の押圧操作を中止すれば、すべてのLED16が発光し、前記供給電力が最大の状態に復帰する。これにより、前記回転速度が最速の状態に復帰し、切断速度も最速の状態に復帰する。このように操作者は、LED16の発光個数を確認しながら押圧荷重を調整することで、モータMの回転速度を任意の速度に可変して切断速度を任意の速度に調整できる。
また、操作者が右手で滑り止め部7を把持したままで、前部5の上端面を下方、ブレード4を上方にそれぞれ位置させたジグソー1の逆さ状態で、ブレード3を上下方向Yに往復動させて被切断材Wを切断する場合にも、操作者は、滑り止め部7を把持したままの状態で、右手の親指で前部5の左側面の第2押圧スイッチ10を押圧する操作が可能となる。したがって操作者は、ジグソー1を通常の姿勢から逆さ状態にした場合でも、モータMの回転速度を低下させる操作を容易に行うことができる。
これらに対し、操作者が左手で滑り止め部7を把持してジグソー1を操作する場合にも、操作者は、滑り止め部7を把持したままの状態で、左手の人差し指で前部5の左側面の第2押圧スイッチ10を押圧する操作を継続できる。これに加えて、操作者が左手で滑り止め部7を把持したままでジグソー1を通常の姿勢から逆さ状態にした場合でも、操作者は、左手の親指で前部5の右側面の第2押圧スイッチ10を押圧する操作が可能となる。さらに本実施形態では、前部5の左側面の第1押圧スイッチ9と右側面の第1押圧スイッチ9とを、本体ハウジング2の左右方向Xで対称な位置に配置し、前記左側面の第2押圧スイッチ10と前記右側面の第2押圧スイッチ10とを、前記左右方向Xで対称な位置に配置した。このため操作者は、左右のどちらの手で滑り止め部7を把持する場合にも、左側面の各押圧スイッチ9、10と右側面の各押圧スイッチ9、10とを同じように操作することが可能になる。
<本実施形態1の効果>
本実施形態のジグソー1では、第2押圧スイッチ10によってモータMの回転速度を調整可能にして、この第2押圧スイッチ10を、押圧操作時のストローク量を確保できる本体ハウジング2の前部5の側面に配置するだけでよい。よって、例えば回転速度調整部としての調整ダイヤルを本体ハウジング2に広いスペースを確保して収容する場合とは異なり、第2押圧スイッチ10を、本体ハウジング2内に広いスペースを確保して収容する必要がない。したがって、第2押圧スイッチ10を本体ハウジング2に配置する位置が制限されず、第2押圧スイッチ10を本体ハウジング2に配置する自由度が向上する。
本実施形態のジグソー1では、第2押圧スイッチ10によってモータMの回転速度を調整可能にして、この第2押圧スイッチ10を、押圧操作時のストローク量を確保できる本体ハウジング2の前部5の側面に配置するだけでよい。よって、例えば回転速度調整部としての調整ダイヤルを本体ハウジング2に広いスペースを確保して収容する場合とは異なり、第2押圧スイッチ10を、本体ハウジング2内に広いスペースを確保して収容する必要がない。したがって、第2押圧スイッチ10を本体ハウジング2に配置する位置が制限されず、第2押圧スイッチ10を本体ハウジング2に配置する自由度が向上する。
また操作者は、本体ハウジング2の滑り止め部7を把持したままの状態で、第2押圧スッチ10の押圧操作が可能になる。したがって、第2押圧スイッチ10の操作性を向上させることができる。
さらに操作者は、前部5の左右の両側面に配置した各第2押圧スイッチ10の内から、利き手に応じて操作に最適な第2押圧スイッチ10を選択できる。これに加えて、ジグソー1を通常の姿勢から逆さ状態にして被切断材Wの切断作業を行う場合には、操作者は、ジグソー1を持ち替えることなく、通常の姿勢で用いる一方の側面の第2押圧スイッチ10とは異なる他方の側面の第2押圧スイッチ10を選択して切断作業を継続できる。したがって、前記切断作業の効率を向上させることができる。
加えて、第2押圧スイッチ10の押圧操作を行うだけで、簡単にモータMの回転速度を低下させる調整が可能になる。
さらに加えて操作者は、LEDユニット15に備えられたLED16の発光個数を確認することで、第2押圧スイッチ10に加えている押圧荷重の大きさを目視で容易に認識できる。したがって操作者は、前記発光個数を確認しながら第2押圧スイッチ10に加える押圧荷重を調整することで、モータMの回転速度を容易に任意の速度に可変できる。
また、前部5の左側面の第2押圧スイッチ10と右側面の第2押圧スイッチ10とを、本体ハウジング2の左右方向Xで対称な位置に配置したことから操作者は、利き手の違いにかかわらず、左側面の第2押圧スイッチ10と右側面の第2押圧スイッチ10とを同じように操作できる。したがって、操作者の利き手の違いにかかわらず、被切断材Wの切断作業を効率良く行うことができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図4を参照しつつ説明する。ここでは実施形態1と同一の構成は同一の符号を付しその説明を省略する。本実施形態のジグソ−1Aは、本体ハウジング2Aの前部5と後端(図4の右側)との間に延設されたハンドル20を備えている。図4に示すようにハンドル20は、前記後端と一体とされて該後端から上方へ延びた後に前部5に向けて緩やかに上り傾斜して該前部5の背面と一体にされている。ハンドル20には、電源コード21と接続された交流電源からモータMへ電力を供給する状態と供給しない状態とに切替可能なトリガ22を有するスイッチが収容されている。さらに前部5の上面にも第2押圧スイッチ10Aが配置されている。
本発明の実施形態2を図4を参照しつつ説明する。ここでは実施形態1と同一の構成は同一の符号を付しその説明を省略する。本実施形態のジグソ−1Aは、本体ハウジング2Aの前部5と後端(図4の右側)との間に延設されたハンドル20を備えている。図4に示すようにハンドル20は、前記後端と一体とされて該後端から上方へ延びた後に前部5に向けて緩やかに上り傾斜して該前部5の背面と一体にされている。ハンドル20には、電源コード21と接続された交流電源からモータMへ電力を供給する状態と供給しない状態とに切替可能なトリガ22を有するスイッチが収容されている。さらに前部5の上面にも第2押圧スイッチ10Aが配置されている。
次に本実施形態のジグソー1Aの動作を説明する。操作者がハンドル20を握りながらトリガ22をハンドル20内に押し込むと、モータMの回転速度が最速の状態になる。この状態で操作者が、ハンドル20を握ったまま親指で第2押圧スイッチ10Aを押圧する操作を継続すると、前記回転速度を低下させることができる。そして、実施形態1と同様に、第2押圧スイッチ10Aの押圧操作の継続中には、LED16の発光個数に応じて、第2押圧スイッチ10Aに加えられている押圧荷重を目視で確認できる。
<実施形態2の効果>
本実施形態のジグソー1Aでは、第2押圧スイッチ10に加えて第2押圧スイッチ10Aによっても、モータMの回転速度を調整可能にして、第2押圧スイッチ10Aを、押圧操作時のストローク量を確保できる前部5の上面に配置するだけでよい。したがって、第2押圧スイッチ10に加えて第2押圧スイッチ10Aを本体ハウジング2に配置する位置も制限されず、複数の第2押圧スイッチ10、10Aを本体ハウジング2に配置する自由度が向上する。
本実施形態のジグソー1Aでは、第2押圧スイッチ10に加えて第2押圧スイッチ10Aによっても、モータMの回転速度を調整可能にして、第2押圧スイッチ10Aを、押圧操作時のストローク量を確保できる前部5の上面に配置するだけでよい。したがって、第2押圧スイッチ10に加えて第2押圧スイッチ10Aを本体ハウジング2に配置する位置も制限されず、複数の第2押圧スイッチ10、10Aを本体ハウジング2に配置する自由度が向上する。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図5を参照しつつ説明する。ここでは実施形態1及び2と同一の構成は同一の符号を付しその説明を省略する。本実施形態のジグソー1Bでは、前部5の上面からハンドル20の上面前方側に亘って、第1押圧スイッチ9Aと第2押圧スイッチ10Aとがジグソー1Bの前後方向で同一線上に配置されている。
本発明の実施形態3を図5を参照しつつ説明する。ここでは実施形態1及び2と同一の構成は同一の符号を付しその説明を省略する。本実施形態のジグソー1Bでは、前部5の上面からハンドル20の上面前方側に亘って、第1押圧スイッチ9Aと第2押圧スイッチ10Aとがジグソー1Bの前後方向で同一線上に配置されている。
次に本実施形態のジグソー1Bの動作を説明する。操作者がハンドル20を握りながら親指で第1押圧スイッチ9Aを一度押圧操作すると、モータMの回転速度は最速の状態になる。この状態で操作者が、ハンドル20を握ったまま親指で第2押圧スイッチ10Aを押圧する操作を継続すると、前記回転速度を低下させることができる。本実施形態でも、実施形態1及び2と同様に、LED16の発光個数に応じて、第2押圧スイッチ10Aに加えられた押圧荷重を目視で確認できる。
<実施形態3の効果>
本実施形態のジグソー1Bでは、第1押圧スイッチ9に加えて第1押圧スイッチ9Aによっても、モータMへ電力を供給する状態と供給しない状態とに切替可能となる。よって操作者は、両第1押圧スイッチ9、9Aの内から作業に応じて操作がし易い第1押圧スイッチを選択できる。
本実施形態のジグソー1Bでは、第1押圧スイッチ9に加えて第1押圧スイッチ9Aによっても、モータMへ電力を供給する状態と供給しない状態とに切替可能となる。よって操作者は、両第1押圧スイッチ9、9Aの内から作業に応じて操作がし易い第1押圧スイッチを選択できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。例えば上述した実施形態1とは異なり、前部5の左右の両側面におけるロッドの延長線上よりも前方位置に、第1押圧スイッチ9と第2押圧スイッチ10とを上下二段に配置してもよい。また上述した実施形態1とは異なり、前部5の左側面の第1押圧スイッチ9と右側面の第1押圧スイッチ9とを本体ハウジング2の左右方向Xで非対称な位置に配置したり、前記左側面の第2押圧スイッチ10と前記右側面の第2押圧スイッチ10とを前記左右方向Xで非対称な位置に配置してもよい。
さらに上述した実施形態1では、第1押圧スイッチ9を一度押圧操作してモータMの回転速度が最速のときに、第2押圧スイッチ10を押圧操作することで、モータMの回転速度を低下させる調整を可能にしたが、これに限らない。例えば、第1押圧スイッチ9を一度押圧操作すると、モータMの回転速度が最低速状態になるようにして、この状態から第2押圧スイッチ10の押圧操作によって、モータMへの供給電力を増加させるようにすることで、前記回転速度を上昇させる調整を可能にしてもよい。このようにすれば、第2押圧スイッチ10の押圧操作を行うだけで、簡単にモータMの回転速度を上昇させる調整が可能になる。加えて上述した実施形態1とは異なり、前部5の左側面又は右側面のいずれか一方に、両押圧スイッチ9、10を配置するようにしてもよい。この場合には、前部5の左側面から背面にかけての領域又は前部5の右側面から背面にかけての領域のいずれか一方に、滑り止め部7を形成してもよい。なお、前記いずれか一方の領域は本発明の把持領域の一例である。
さらに加えて上述した実施形態1ないし3では、LED16の発光個数に応じて、荷重センサで検出された押圧荷重に比例させた押圧量を5段階に分けて目視可能としたが、これとは異なりLEDユニット15に配置した4つ以下のLED16を発光させることで、押圧量を4段階以下に分けて目視可能にしてもよい。また、LED16の発光個数に応じて押圧量を目視可能にすることに限らず、押圧量を数字で表示することで目視可能にしたり、押圧量を表示する目盛板を設けて、指針を目盛板に沿って実際の押圧量に対応する位置に移動させることで、該押圧量を目視可能にしてもよい。
さらに上述した実施形態2及び3とは異なり、前部5の左右の側面から背面にかけて、実施形態1と同様の滑り止め部を形成した上で、該左右の両側面の少なくとも一方に、荷重センサを有する第2押圧スイッチ10を配置してもよい。
1、1A、1B・・ジグソー、2、2A・・本体ハウジング、3・・ブレード、7・・滑り止め部、10、10A・・第2押圧スイッチ、15・・LEDユニット、M・・モータ、W・・被切断材、X・・本体ハウジングの左右方向。
Claims (7)
- モータを収容したハウジングの前方に、前記モータの駆動で往復動するロッドを下向きに突出させて、前記ロッドの下端に被切断材を切断する切断刃を連結し、前記ハウジングに、前記モータの回転速度を調整可能な回転速度調整部を配置したジグソーであって、
前記回転速度調整部を、押圧荷重を検出する荷重センサを有する押圧スイッチで構成して、前記押圧スイッチの押圧操作により前記荷重センサで検出された前記押圧荷重に応じて前記回転速度を調整可能にしたことを特徴とするジグソー。 - 前記ハウジングに把持領域を形成し、前記押圧スイッチを前記把持領域に配置したことを特徴とする請求項1に記載のジグソー。
- 前記ハウジングの左右の両側面に、前記把持領域を形成し、前記押圧スイッチを、前記両側面の前記把持領域に配置したことを特徴とする請求項2に記載のジグソー。
- 前記押圧スイッチの前記押圧操作により、前記回転速度を低下させる調整を可能にしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のジグソー。
- 前記押圧スイッチの前記押圧操作により、前記回転速度を上昇させる調整を可能にしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のジグソー。
- 前記ハウジングに、前記荷重センサで検出された前記押圧荷重に比例させた押圧量を表示可能な表示部を配置したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のジグソー。
- 前記押圧スイッチを、前記ハウジングの左右方向における対称位置で前記両側面の前記把持領域に配置したことを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載のジグソー。
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