JP2013192214A - 撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率よく画像情報を出力できる撮像素子と、該撮像装置を備える撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置(100)は撮像素子(140)を備える。撮像素子の各画素に対して、第一ないし第四のカラーフィルタのいずれかが設けられる。第一ないし第四のカラーフィルタは特定の配列で配置される。特定の配列は、第一のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第一の重心位置と、第二のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第二の重心位置と、第三のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第三の重心位置とが、ベイヤ配列となるような配列である。
【選択図】図8

Description

本開示は複数種類のカラーフィルタを有する撮像素子と、撮像素子を備える撮像装置に関する。
特許文献1は撮像素子を開示している。特許文献1記載の撮像素子では、画素が行列状に2次元配置された画素アレイ部に、輝度信号の主成分となる色が市松状に配置され、残りの部分に色情報成分となる複数色が配列される。そして特許文献1には、この撮像素子が、画素アレイ部の各画素から出力される色フィルタ部の色配列に対応した信号を、ベイヤ配列に対応した信号に変換して出力する旨が記載されている。
特開2010−136225号公報
近年、同一の撮像素子を用いて、静止画像のみならず、動画像も撮影可能なデジタルカメラが普及してきている。また、撮像素子の画素の高精細化が進んでおり、より高精細な画像情報を有するデータを記録できるようになってきている。
静止画像撮影においては、原則的には一枚ずつの撮影であるため、各種画像処理に要する時間をある程度確保することができる。そのため、撮像素子の高精細化により処理対象となる情報量が多くなっても、比較的容易に画像を処理することができる。
一方、デジタルカメラは、動画像撮影においては、一秒間あたりに数十枚に及ぶ複数の画像を撮影する。例えば、デジタルカメラは一秒間あたりに60枚の画像を撮影する。すなわち、動画像撮影においては、静止画像撮影と比較して、単位時間あたりに処理しなくてはならない情報量が格段に多い。
また、撮像素子の画素(赤色、緑色、青色)に第4の色(例えば白色)の画素を追加する技術が知られている。これにより、撮像素子が出力する情報量はさらに増える。
前述の通り、動画像撮影においては、一秒間あたりに数十枚に及ぶ複数の画像を撮影する。滑らかな動画像を得るためには、例えば一秒間あたりに60枚の画像を撮影する必要がある。すなわち、動画像撮影においては、静止画像撮影と比較して、単位時間あたりに処理しなくてはならない情報量が格段に多い。そのため、高精細化な撮像素子を搭載したデジタルカメラにおいて、静止画像撮影を行えるようにしながらも、同一の撮像素子を用いて、滑らかな動画像撮影を実現するためには、撮像素子の出力に工夫を要する。
本開示は、静止画像撮影および動画像撮影を行うことが可能で、より効率よく画像情報を出力することが可能な撮像素子、および該撮像素子を搭載した撮像装置を提供する。
本開示の撮像装置は、複数の画素を有し、受光した光から画素毎に画像情報を生成する撮像素子を備える。撮像素子の各画素に対して、第一ないし第四のカラーフィルタのいずれかが設けられる。第一ないし第四のカラーフィルタは互いに異なる分光特性を有している。第四のカラーフィルタは第一ないし第三のカラーフィルタのいずれよりも高い光透過率を有する。第一ないし第四のカラーフィルタは特定の配列で配置される。特定の配列は、第一のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第一の重心位置と、第二のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第二の重心位置と、第三のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第三の重心位置とが、ベイヤ配列となるような配列である。第一の画素加算処理によって第一のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、第二の画素加算処理によって第二のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、第三の画素加算処理によって第三のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成される。
本開示の撮像素子は、複数の画素を有し、受光した光から画素毎に画像情報を生成する。複数の画素のそれぞれに対して、第一ないし第四のカラーフィルタのいずれかが設けられる。第一ないし第四のカラーフィルタは互いに異なる分光特性を有している。第四のカラーフィルタは第一ないし第三のカラーフィルタのいずれよりも高い光透過率を有する。第一ないし第四のカラーフィルタは特定の配列で配置され、特定の配列は、第一のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第一の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第一の重心位置と、第二のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第二の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第二の重心位置と、第三のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第三の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第三の重心位置とが、ベイヤ配列となるような配列である。第一の画素加算処理によって第一のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、第二の画素加算処理によって第二のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、第三の画素加算処理によって第三のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成される。
本開示によれば、より効率良く画像情報を出力できる撮像素子および該撮像素子を搭載した撮像装置を提供することができる。
実施形態1のビデオカメラの構成を示すブロック図。 4種のカラーフィルタ(R、G、B、W)の分光感度特性を示す図。 一般的な画素配列であるベイヤ配列を示す図。 実施形態1のCMOSイメージセンサでのカラーフィルタの基本配列を示す図。 実施形態1のCMOSイメージセンサでの画素配列を示す図。 実施形態1のビデオカメラの動作を示すフローチャート。 実施形態1での画素加算を説明するための図。 実施形態1での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態2での画素加算を説明するための図である。 実施形態2での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態3でのカラーフィルタの基本配列を示す図。 実施形態3のCMOSイメージセンサでの画素配列を示す図。 実施形態3での画素加算を説明するための図。 実施形態3での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態4での画素加算を説明するための図。 実施形態4での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態5でのカラーフィルタの基本配列を示す図。 実施形態5のCMOSイメージセンサでの画素配列を示す図。 実施形態5での画素加算を説明するための図。 実施形態5の画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態6での画素加算を説明するための。 実施形態6での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態7での画素加算を説明するための図。 実施形態7での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態8でのカラーフィルタの基本配列を示す図。 実施形態8のCMOSイメージセンサでの画素配列を示す図。 実施形態8での画素加算を説明するための図。 実施形態8での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態9での画素加算を説明するための図。 実施形態9での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態10での画素加算を説明するための図。 実施形態10での画素加算の結果得られた各画素の位置を示す図。 実施形態11でのカラーフィルタの配列を示す図。 実施形態12でのカラーフィルタの配列を示す図。
<1.実施形態1>
以下、添付の図を参照しながら、実施形態1について説明する。実施形態の一例としてビデオカメラを用いる。
<1‐1.概要>
本実施形態のビデオカメラは、同一の撮像素子(本実施形態ではCMOSイメージセンサ)を用いて、静止画像撮影および動画像撮影を行うことができる。また、本実施形態のビデオカメラに搭載されたCMOSイメージセンサのカラーフィルタは、四種の画素を混合した結果、ベイヤ配列に対応した信号を出力可能なよう配列される。このフィルタ配列により、ビデオカメラは、静止画像撮影においても、動画像撮影においても、同一の撮像素子を用いて、より効率良く画像情報を出力することができる。
以下、本実施形態のビデオカメラの構成および動作について図を用いて説明する。
<1‐2.ビデオカメラの構成>
実施形態1のビデオカメラの電気的構成について図1を用いて説明する。図1は、ビデオカメラの構成を示すブロック図である。
ビデオカメラ100は、光学系110と、絞り300と、シャッタ130と、CMOSイメージセンサ140と、A/Dコンバータ150と、画像処理部160と、バッファ170と、コントローラ180と、メモリカード200を格納できるカードスロット190と、レンズ駆動部120と、内部メモリ240と、操作部材210と、表示モニタ220とを含む。
ビデオカメラ100は、1つ又は複数のレンズからなる光学系110により形成された被写体像をCMOSイメージセンサ140で撮像する。CMOSイメージセンサ140で生成された画像データは、画像処理部160で各種処理が施され、メモリカード200に格納される。以下、ビデオカメラ100の構成を詳細に説明する。
光学系110は、ズームレンズやフォーカスレンズを含む。ズームレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像の拡大、縮小をすることができる。また、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像のピントを調整することができる。
レンズ駆動部120は、光学系110に含まれる各種レンズを駆動する。レンズ駆動部120は、例えばズームレンズを駆動するズームモータや、フォーカスレンズを駆動するフォーカスモータを含む。
絞り300は、使用者の設定に応じて若しくは自動で、開口部の大きさを調整し、CMOSイメージセンサ140に入射する光の量を調整する。
シャッタ130は、CMOSイメージセンサ140に入射する光を遮るための手段である。
CMOSイメージセンサ140は、光学系110で形成された被写体像を撮像して、画像データを生成する。CMOSイメージセンサ140は、露光、転送、電子シャッタなどの各種動作を行う。CMOSイメージセンサ140は複数の画素を含み、各画素に対応してフォトダイオードが設けられている。すなわち、CMOSイメージセンサ140の受光面には多数のフォトダイオードが2次元的に配列されている。
また、各画素に対応して各種カラーフィルタが所定の配列で配置されている。本実施形態では4種のカラーフィルタが用いられる。各画素に対して、4種のカラーフィルタのいずれか1種が配置される。各画素は、対応するカラーフィルタを透過した光を受け付け、受け付けた光の強さに応じた信号(画素情報)を出力する。CMOSイメージセンサ140のカラーフィルタの詳細は後述する。
また、CMOSイメージセンサ140は加算部145を内蔵している。加算部145は「画素加算」を行ない、加算によって得られた信号を出力する。ここで「画素加算」は、CMOSイメージセンサ140の複数の画素から出力された信号を足し合わせて(加算して)、1つの信号(画像情報)を生成することである。画素加算の詳細については後述する。
A/Dコンバータ(ADC)150は、CMOSイメージセンサ140によって生成されたアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。
画像処理部160は、CMOSイメージセンサ140で生成された画像データに対して各種処理を施すことにより、表示モニタ220に表示するための画像データを生成したり、メモリカード200に格納するための画像データを生成したりする。例えば、画像処理部160は、CMOSイメージセンサ140で生成された画像データに対して、ガンマ補正、ホワイトバランス補正、傷補正などの各種処理を行う。また、画像処理部160は、CMOSイメージセンサ140で生成された画像データを、H.264規格やMPEG2規格に準拠した圧縮形式等で圧縮する。画像処理部160は、DSPやマイコンなどで実現可能である。
コントローラ180は、ビデオカメラ100全体を制御する制御手段である。コントローラ180は、半導体素子などで実現可能である。コントローラ180は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。コントローラ180は、マイコンなどで実現できる。
バッファ170は、画像処理部160及びコントローラ180のワークメモリとして機能する。バッファ170は、例えば、DRAM、強誘電体メモリなどで実現できる。
カードスロット190は、メモリカード200を格納可能である。カードスロット190は、機械的及び電気的にメモリカード200と接続可能である。メモリカード200は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどを内蔵し、画像処理部160で生成された画像ファイル等のデータを格納可能である。
内部メモリ240は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどを含む。内部メモリ240は、ビデオカメラ100全体を制御するための制御プログラム等を記憶している。
操作部材210は、使用者からの操作を受け付けるユーザーインターフェースを含む。操作部材210は、例えば、使用者からの操作を受け付ける十字キー、決定釦、各種モードを切り替えるための操作釦、静止画撮影を指示するための釦、動画撮影を指示するための釦などを含む。
表示モニタ220は、CMOSイメージセンサ140で生成された画像データが示す画像(スルー画像)や、メモリカード200から読み出した画像データが示す画像を表示可能である。また、表示モニタ220は、ビデオカメラ100の各種設定を行うための各種メニュー画面等も表示可能である。
<1‐3.CMOSイメージセンサのカラーフィルタ配列>
以下、本実施形態のCMOSイメージセンサ140が有するカラーフィルタの詳細を説明する。CMOSイメージセンサ140は、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタ、および白色フィルタの4種のカラーフィルタを有している。以下、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタ、および白色フィルタを、それぞれ「Rフィルタ」、「Gフィルタ」、「Bフィルタ」、および「Wフィルタ」と称する。
図2は、各カラーフィルタの分光感度特性を示す図である。図2に示すように、Rフィルタは赤色(R)の光を透過する特性を有し、Gフィルタは緑色(G)の光を透過する特性を有し、Bフィルタは青色(B)の光を透過する特性を有する。そしてWフィルタは、RフィルタとGフィルタとBフィルタのうち最も光透過率が高いGフィルタよりも光透過率が高く、かつ全波長帯の光を透過する特性を有する。
上記4種のカラーフィルタを用いた、CMOSイメージセンサ140のカラーフィルタ配列について説明する。以下、カラーフィルタ配列を画素配列とも称する。図3は一般的な画素配列であるベイヤ配列の基本配列を示す図である。図4は、本実施形態のCMOSイメージセンサ140での画素の基本配列を示す図である。「基本配列」は、本実施形態の画素配列における基本単位となる配列である。
ベイヤ配列では、Rフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタの3種のカラーフィルタが、図3に示す基本配列が繰り返し配列されるよう、配列される。ベイヤ配列では、Gフィルタが市松状に配列され、RフィルタとBフィルタとはそれぞれGフィルタのみに隣接して配列される。
これに対して、CMOSイメージセンサ140の画素の基本配列は、図4に示すように、Rフィルタ、Gフィルタ、BフィルタおよびWフィルタの4種のカラーフィルタによって構成されている。本実施形態の画素配列の基本配列は、4行2列の配列である。
本実施形態のCMOSイメージセンサ140は、輝度信号への寄与率の高いGフィルタを市松状に配置している。Gフィルタを市松状に配置することにより、図3に示したベイヤ配列と同様の輝度解像度を確保することができる。
図5は、図4に示す基本配列を水平方向および垂直方向に繰り返して配列したときの画素配列を示す図である。図5は、繰り返し配列された画素配列の一部である、縦6×横4の配列を示す。実際には、画素は、図5に示された配列の上下左右にも続けて配列されている。例えば、図5の左上の8フィルタおよび、右上の8フィルタの一行上には、基本配列に従ってGフィルタ、Wフィルタが配列されているが、説明の便宜上、図示を省略している。同様に、図5の左下の4フィルタおよび、右下の4フィルタの一行下にも、基本配列に従ってWフィルタ、Gフィルタが配列されているが、図示を省略している。
<1‐4.ビデオカメラの動作>
以下、本実施形態のビデオカメラ100の動作について説明する。合わせて、ビデオカメラ100に搭載のCMOSイメージセンサ140の動作について説明する。
図6は、本実施形態のビデオカメラ100の動作を示すフローチャートである。ビデオカメラ100の電源をONにすると、コントローラ180は、ビデオカメラ100を構成する各部に電力を供給する。これにより、光学系110を構成する各レンズや、CMOSイメージセンサ140等は、初期設定を行なうことができる。光学系110およびCMOSイメージセンサ140等の初期設定が終わると、ビデオカメラ100は、撮影可能な状態となる。
ビデオカメラ100は、撮影モードと再生モードの二つのモードを有している。再生モードでのビデオカメラ100の動作についての説明は省略する。ビデオカメラ100が撮影モードに設定されているときに撮影可能な状態となると、表示モニタ220は、CMOSイメージセンサ140により撮像され画像処理部160によって処理されたスルー画像の表示を開始する。
表示モニタ220がスルー画像を表示しているとき、コントローラ180は、静止画撮影の指示釦が押下されたか否か、および動画撮影の指示釦が押下されたか否かを監視している。コントローラ180は、いずれかの指示釦が押下されたのに従って、その指示されたモードにて撮影を開始する(S100)。すなわち、コントローラ180は、静止画撮影の指示釦が押下されたときは、動作モードを静止画モードに設定する。また、コントローラ180は、動画撮影の指示釦が押下されたときは、動作モードを動画モードに設定する。
本実施形態のビデオカメラ100のCMOSイメージセンサ140は、設定された動作モード(静止画モード/動画モード)に応じて、画像データの出力モードを切り替える(S110)。
具体的には、静止画モードが設定されている場合(ステップS110におけるNO)、CMOSイメージセンサ140は、加算部145で各画素からの出力に対して画素加算を行なうことなく、全画素から出力された信号から構成されるRAWデータを出力する(S150)。これにより、静止画モードが設定されている場合は、高精細な画像データを出力することができる。
ここで、本実施形態のビデオカメラ100は、動画モードにおいて、CMOSイメージセンサ140の加算部145が各画素からの出力信号に対して画素加算を行なう画素加算モードと、加算部145が画素加算を行なわない画素非加算モードとの2つの出力モードを有する。画素加算モードと画素非加算モードとのいずれか一方をユーザによって予め選択可能である。動画モードにおいて、CMOSイメージセンサ140の加算部145は、予め選択された出力モード(画素加算モード/画素非加算モード)に応じて、画像データの出力モードを切り替える(S120)。
具体的には、加算部145は、動作モードとして動画モードが選択されていたとき(ステップS110におけるYes)、出力モードが画素加算モードに設定されているか否か判定する(S120)。
画素非加算モードが設定されている場合(S120におけるNo)、CMOSイメージセンサ140は、各画素からの出力信号に対して画素加算を行なうことなく、全画素の出力信号から構成されるRAWデータを出力する(S150)。以下、Rフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタ、Wフィルタが設置された画素を、それぞれ「画素R」、「画素G」、「画素B」、「画素W」と称する。
例えば、動画撮影において、フレームレートを多少低くしてでも、高精細な画像データを出力したい場合や、動画と静止画を同時に取得した場合などには、画素加算を行なうことなく全画素によるRAWデータを出力することが有用である。
一方、画素加算モードが設定されている場合(ステップS120におけるYes)、CMOSイメージセンサ140は、画素加算において各画素(R、G、B、W)からの出力信号を加算するときの比率を選択する(S130)。
なお、画素加算での比率を選択する構成を有さなくてもよい。その場合、予め所定の加算比率を設定しておけばよい。
CMOSイメージセンサ140の加算部145は、選択された加算比率に従って、各画素(R、G、B、W)からの出力信号に対して画素加算処理を行なう。そして加算部145は、画素加算した結果得られた信号を出力する(S140)。以下、画素R、G、B、Wからの出力信号を、それぞれ「信号R」、「信号G」、「信号B」、「信号W」と称する。
以上のように各画素R、G、B、Wからの出力信号R、G、B、Wに対して画素加算を行なうことは、例えば、動画撮影においてフレームレートを上げて滑らかな画像を取得したい場合や、低照度時にS/Nを改善したい場合などに有用である。
<1‐5.画素加算動作>
以下、CMOSイメージセンサ140による画素加算動作の詳細について説明する。
図7は、本実施形態での画素加算動作を説明するための図である。なお、図7に示す画素配列において、画素Rの水平方向に隣接した画素Gを「画素Gr」、また画素Bの水平方向に隣接した画素Gを「画素Gb」と称する。画素加算動作は、図7で示す6行4列の画素配列を単位として行なわれる。
CMOSイメージセンサ140は、各画素(R、Gr、Gb、B、W)からの出力信号(R、Gr、Gb、B、W)に対して、下記の式1を用いた演算を行ない、加算された信号(R’、Gr’、Gb’、B’、W’)を生成する。例えば、複数の画素R(R1〜R4)から出力された複数の信号R(R1〜R4)を加算して1つの信号R’を生成する。
(式1)
R’=(R1+R2+R3+R4)/4
B’=(B1+B2+B3+B4)/4
Gr’=(Gr1+Gr2+Gr3+Gr4)/4
Gb’=(Gb1+Gb2+Gb3+Gb4)/4
W’=(W1+W2+W3+W4)/4
図8は、式1に基づく画素加算処理の結果得られた各画素(R’、Gr’、Gb’、B’、W’)の、それぞれの位置を示す図である。位置R’、Gr’、Gb’、B’、W’は、それぞれ複数の画素R、Gr、Gb、B、Wの重心位置を示す。つまり、例えば、本図における位置R’は、複数の画素R(R1〜R4)の重心位置を示す。他の位置Gr’、Gb’、B’、W’についても同様である。
加算部145は、各信号(R、Gr、Gb、B、W)に対して画素加算を行ない、画素加算の結果得られた信号(R’、Gr’、Gb’、B’、W’)をADC150に出力する。このとき、各信号R’ 、Gr’、Gb’、B’、W’は、画素加算に用いた複数の画素の重心位置で生成されたものとして出力される。例えば、信号R’は、複数の画素R(R1〜R4)の重心位置で生成されたものとして出力される。
図8に示すように、各複数の画素(R、Gr、Gb、B)の重心位置は、ベイヤ配列(図3)と同じである。つまり、加算部145は、画素加算の結果得られた信号(R’、Gr’、Gb’、B’)を、ベイヤ配列型に配置して出力する。
すなわち、本実施形態では、CMOSイメージセンサ140において、画素加算処理の結果がベイヤ配列型の出力となるよう、カラーフィルタ(R、G、B、W)が配置されている。
このように、信号(R’、Gr’、Gb’、B’)がベイヤ配列型で出力されるので、後段の処理装置に、ベイヤ配列型に対応する従来の処理装置を利用できるという利点がある。
また、加算部145は、複数の画素W(W1〜W4)から出力された信号Wを加算し、信号W’を出力する。このとき、信号W’は、複数の画素W(W1〜W4)の重心位置(図8の位置W’)で生成されたものとして出力される。図8に示すように、複数の画素W(W1〜W4)の重心位置W’は、位置R’、Gr’、Gb’、B’の重心と一致する。つまり信号W’の出力位置W’がベイヤ配列の中央にあるために、信号R’、Gr’、Gb’、B’、W’を用いた信号処理に際しても偽色など重心ずれ起因のエラーが発生しにくい。
<1‐6.画像処理部の動作>
<1‐6‐1.画素加算モードでの信号処理>
図6を参照して説明したように、画素加算モードが選択されているとき、CMOSイメージセンサ140は、画素加算で生成した信号R’、Gr’、Gb’、B’、W’を出力する。
以下、CMOSイメージセンサ140が画素加算で生成した信号R’、Gr’、Gb'、B’、W’を出力した場合の、画像処理部160での信号処理について説明する。
画像処理部160は、CMOSイメージセンサ140から出力された信号R’、Gr’、Gb'、B’、W’に基づいて輝度信号を生成する。
具体的には、画像処理部160は、下記の式2を用いて、輝度信号の低域成分YLを、信号R'、Gr'、Gb'、B'の低域成分であるR’L、Gr’L、Gb’L、B’Lから生成する。式2内の各定数はBTA S−001Cの標準規格にて規定されている係数である。
(式2)
YL=0.213*R’L+0.715*(Gr’L+Gb’L)/2+0.072*B’L
なお、低域成分YLは下記の式3に基づいて生成されてもよい。ここで、式3における低域成分R’L、Gr’L、Gb’L、B’Lの係数は、例えば無彩色の被写体を撮像した場合に生じうるモアレを抑圧するのに有効な係数である。
(式3)
YL=0.25*R’L+0.5*(Gr’L+Gb’L)/2+0.25*B’L
また、画像処理部160は、輝度信号の高域成分YHを、下記の式4を用いて、信号Gr’、信号Gb’のそれぞれの高域成分Gr’H、Gb’Hから求める。
(式4)
YH=(Gr’H+Gb’H)/2
そして画像処理部160は、下記の式5を用いた演算を行なうことにより、輝度信号Yを生成する。
(式5)
Y=YH+YL+m*W’L、 0≦m
具体的には画像処理部160は、得られた低域成分YLおよび高域成分YHに対して、係数mを乗算した信号W’の低域成分W’Lを加算して輝度信号Yを構成する。係数mは例えば照度やレンズの絞り値のレベルに応じてコントローラ180により設定されてもよい。
なお、信号WはR、G、Bすべての成分を有するので、信号W’内のR、B成分(R"、B")を、下記の式6を用いた演算によって生成することも可能である。すなわち、信号W’内のR、B成分(R"、B")を、画素加算で生成された信号W’から信号R'、信号B'、信号Gr'、信号Gb'を減算することにより算出できる。
(式6)
R”L=W’L−(Gr’L+Gb’L)/2−B’L
B”L=W’L−(Gr’L+Gb’L)/2−R’L
画像処理部160は、得られた信号R”、B”を信号R’、B’に加算して色信号として使用してもよい。
<1‐6‐2.画素非加算モードでの信号処理>
画素非加算モードが選択された場合の画像処理部160における信号処理について図5の画素配列を用いて説明する。図5は、前述の通り、本実施形態でのCMOSイメージセンサ140の画素の配列を示す図である。
図5に示すように、画素Gはベイヤ配列(図3)と同様に市松状に配列されているので、画素Gからの出力信号Gの高域成分GHに基づく輝度信号は高解像度が期待できる。
さらには、画素加算時と同様に、信号Wを輝度信号の低域成分YLに加算することで感度の向上やS/Nの改善が可能である。
なお、信号Wの低域成分WLに係数mを乗算してYL成分に加算してもよい。このとき、係数mは撮影条件に応じてコントローラ180により調節される。
以上の演算に相当するのが下記の式7である。輝度信号Yは輝度信号Yの高域成分YHと低域信号YLの加算で構成する。
(式7)
YL=0.213*RL+0.715*GL+0.072*BL+m*WL
YH=GH
Y=YH+YL
m≧0
<1−7.本実施形態のまとめ>
本実施形態のビデオカメラ100は、複数の画素を有し、受光した光から画素毎に画像情報を生成するCMOSイメージセンサ140を備える。CMOSイメージセンサ140の各画素に対して、Rフィルタ、Bフィルタ、Gフィルタ、およびWフィルタのいずれかが設けられる。Rフィルタ、Bフィルタ、Gフィルタ、およびWフィルタは互いに異なる分光特性を有している。WフィルタはRフィルタ、Bフィルタ、およびGフィルタのいずれよりも高い光透過率を有する。Rフィルタ、Bフィルタ、Gフィルタ、およびWフィルタは特定の配列で配置される。特定の配列は、Rフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素Rの重心位置である第一の重心位置R’と、Bフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素Bの重心位置である第二の重心位置B’と、Gフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する画素加算処理において使用される複数の画素Gの重心位置である第三の重心位置G’とが、ベイヤ配列となるような配列である。第一の画素加算処理によってRフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、第二の画素加算処理によってBフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、第三の画素加算処理によってGフィルタに対応する色に関する画素情報が生成される。
上記構成を有するビデオカメラ100は、複数の画素R、B、Gから出力された信号R、B、Gを加算して、対応する1つの信号R’、B’、G’を生成する。そして生成した信号R’、B’、G’をベイヤ配列に配列して出力する。これにより、信号(画像情報)をより効率良く出力できる。
<2.実施形態2>
以下、実施形態2について説明する。
本実施形態でのビデオカメラ100の構成および動作は、実施形態1でのビデオカメラ100の構成および動作と基本的に同じである。しかし、本実施形態の画素の加算方法が、実施形態1の画素の加算方法と異なる。
図9は、本実施形態での画素加算を説明するための図である。本実施形態でのフィルタ配列は、実施形態1でのフィルタ配列と同じである。
実施形態1(図7)では、画素Gr、Gbについて4つの画素を加算した。これに対し、本実施形態では画素Gr、Gbについて6つの画素をそれぞれ加算する。他の色の画素の信号(R、B、W)については、実施形態1と同様、4つの画素を加算する。
具体的には、CMOSイメージセンサ140の加算部145は、各画素からの出力信号に対して、下記の式8を用いた演算を行なう。
(式8)
R’=(R1+R2+R3+R4)/4
B’=(B1+B2+B3+B4)/4
Gr’=(Gr1+Gr2+Gr3+Gr4+Gr5+Gr6)/6
Gb’=(Gb1+Gb2+Gb3+Gb4+Gb5+Gb6)/6
W’=(W1+W2+W3+W4)/4
図10は、式8を用いた画素加算処理の結果得られた各画素R’、Gr’、Gb’、B’、W’の位置を示す図である。例えば、位置Gr’は、複数の画素Gr(Gr1〜Gr6)の重心位置を示す。加算部145は、複数の信号Gr(Gr1〜Gr6)を加算して信号Gr’を生成し、信号Gr’が位置Gr’で生成されたものとして信号Gr’を出力する。他の色の信号(R、Gb、B、W)についても同様である。
式8を用いた演算を行なった場合も、図10に示すように、画素加算処理の結果得られた信号R’、Gr’、Gb’、B’の位置の配列は、ベイヤ配列と同じである。本実施形態では、CMOSイメージセンサ140のカラーフィルタR、G、B、Wは、画素加算処理の結果がベイヤ配列型の出力となるよう、配置されている。
これにより加算部145は、実施形態1と同様、より効率良く信号(画像情報)を出力できる。
更には、図10に示すように、加算部145は、画素加算の結果得られた信号W’がベイヤ配列(R’、Gr’、Gb’、B’)の中央に位置するよう、信号W’を生成し出力する。これにより、実施形態1と同様、信号R’、Gr’、Gb’、B’、W’を用いた信号処理に際しても偽色など重心ずれ起因のエラーが発生しにくい。
また、加算する画素の数が増えると、ノイズ低減の効果が増す。
<3.実施形態3>
以下、図11〜図14を参照して実施形態3について説明する。
本実施形態の基本配列は、実施形態1の基本配列(図4)と異なる。それに伴って、画素加算の対象となる画素の位置が、実施形態1と異なる。それ以外のビデオカメラ100の構成および動作は実施形態1と同様である。
図11は、本実施形態での画素の基本配列を示す図である。
図11に示すように、本実施形態でのカラーフィルタの基本配列は、6行2列の配列である。本実施形態の基本配列でも、実施形態1での基本配列(図4)と同様に、4種のカラーフィルタ(R、G、B、およびW)が配列され、かつGが市松状に配列される。
図12は、図11に示す本実施形態の基本配列を水平方向および垂直方向に繰り返して配列したときの画素の配列を示す図である。実際のCMOSイメージセンサ140上には図12の左上の10フィルタおよび右上の10フィルタの一行上には基本配列に従って画素G、Wが配列されているが、図12では、説明の便宜上、配列された画素の一部である、縦10×横4の配列を示している。同様に、図12の左下の10フィルタおよび、右下の10フィルタの一行下にも、基本配列に従って画素W、Gが配列されているが、図示を省略している。
図13は、本実施形態での画素加算を説明するための図である。図13では、画素Rに隣接する画素Gを「画素Gr」、画素Bに隣接する画素Gを「画素Gb」と表記している。さらにはWに関しては加算対象となる4つの画素Wを画素W1からW4と表記している。
CMOSイメージセンサ140の加算部145は、このように配列された各画素からの出力に対して、実施形態1において説明した式1を用いた演算を行なう。
図14は、本実施形態の画素加算の結果得られた画素R’、Gr’、Gb’、B’、W’の、それぞれの位置を示す図である。例えば、位置R’は、複数の画素R(添え字が付いたRによって示される画素のみ)の重心位置を示す。他の色の画素Gr、Gb、B、Wについても同様である。図14に示すように、本実施形態では、画素Wに対する画素加算の対象となるのは、画素Wの重心位置W’の近傍に存在する画素W1〜W4である。
図14に示すように、画素加算処理の対象となった複数の画素R、Gr、Gb、Bの重心位置R’、Gr’、Gb’、B’の配列はベイヤ配列(図3)と同じである。本実施形態では、CMOSイメージセンサ140において、画素加算処理の結果がベイヤ配列型の出力となるよう、カラーフィルタ(R、G、B、W)が配置されている。
更には、図14に示すように、画素加算の結果得られた信号W’は、複数の画素Wの重心位置W’で生成されたものとして出力される。位置W’がベイヤ配列(R’、Gr’、Gb’、B’)の中央に位置するために、実施形態1と同様、信号R’、Gr’、Gb’、B’、W’を用いた信号処理に際しても偽色など重心ずれ起因のエラーが発生しにくい。
<4.実施形態4>
図15〜図16を参照して実施形態4について説明する。本実施形態での画素配列は実施形態3と同じであるが、本実施形態で画素加算の対象となる画素の数が実施形態3と異なる。それ以外のビデオカメラ100の構成および動作は実施形態3と同様である。
実施形態3(図13)では画素Gr、Gbそれぞれについて4つの画素を加算した。しかし加算される画素Gr、Gbの数は、実施形態2(図9)と同様に、4以外でもよい。本実施形態の加算部145は、画素Gr、Gbそれぞれについて8つの画素を加算する。
図15は、本実施形態での画素加算を説明するための図である。本実施形態の加算部145は、複数の画素Gr1〜Gr8からの出力信号Gr1〜Gr8を加算して1つの信号Gr’を生成し、複数の画素Gb1〜Gb8からの出力信号Gb1〜Gb8を加算して1つの信号Gb’を生成する。他の色の画素(R、B、W)については実施形態3と同様である。
具体的には、加算部145は、下記の式9を用いた演算を行なう。
(式9)
R’=(R1+R2+R3+R4)/4
B’=(B1+B2+B3+B4)/4
Gr’=(Gr1+Gr2+Gr3+Gr4+Gr5+Gr6+Gr7+Gr8)/8
Gb’=(Gb1+Gb2+Gb3+Gb4+Gb5+Gb6+Gb7+Gb8)/8
W’=(W1+W2+W3+W4)/4
図16は、本実施形態での各画素の重心位置を示す図である。図16に示す通り、画素加算の対象となった複数の画素Gr(Gr1〜Gr8)、Gb(Gb1〜Gb8)の重心位置Gr’、Gb’は、実施形態3での複数の画素Gr(Gr1〜Gr4)、Gb(Gb1〜Gb4)の重心位置Gr’、Gb’(図14)と同じである。
本実施形態の加算部145は、画素加算の結果得られた信号Gr’、Gb’をそれぞれ、複数の画素Gr、Gbの重心位置Gr’、Gb’で生成されたものとして出力する。
以上のように画素加算を行なっても、実施形態1と同様の効果が得られる。
<5.実施形態5>
以下、図17〜図20を参照して実施形態5を説明する。本実施形態での画素の基本配列は実施形態1の基本配列および実施形態3の基本配列と異なる。それ以外のビデオカメラ100の構成および動作は、実施形態1と同様である。
図17は、本実施形態での画素の基本配列を示す図である。本実施形態の基本配列は4行4列の配列である。本実施形態の基本配列は、前述の実施形態1、3の基本配列と同様に、4種の画素R、G、B、Wで構成され、画素Gは市松状に配列される。
図18は、CMOSイメージセンサ140の画素配列を示す図である。図18に示すように、本実施形態の基本配列がCMOSイメージセンサ140に水平方向および垂直方向に繰り返して配置される。図18では、説明の便宜上、CMOSイメージセンサ140に配列された画素の一部である、6行6列の配列を示す。
図19は、本実施形態での画素加算を説明するための図である。図19は、実施形態1(図7)および実施形態3(図13)と同様に、画素Rに隣接する画素Gを「画素Gr」、画素Bに隣接する画素Gを「画素Gb」と表記する。そして、画素Wに関しては、画素加算の対象となる4つの画素Wを画素W1からW4と表記する。
CMOSイメージセンサ140の加算部145は、各画素からの出力に対して、実施形態1で説明した式1を用いた演算を行なう。
図20は、画素加算の結果得られた各画素(R’、Gr’、Gb’、B’、W’)の位置を示す図である。例えば、位置R’は、複数の画素R(R1〜R4)の重心位置を示す。信号R’は位置R’で生成されたものとして出力される。他の位置(Gr’、Gb’、B’、W’)についても同様である。
図20に示すように、画素加算処理の結果得られた信号R’、Gr’、Gb’、B’の出力位置R’、Gr’、Gb’、B’の配列は、ベイヤ配列(図3)と同じである。本実施形態では、CMOSイメージセンサ140は、画素加算処理の結果がベイヤ配列型の出力となるよう、カラーフィルタ(R、G、B、W)が配置されている。更には、図20に示すように信号W’が出力される位置W’はベイヤ配列の中央であるために、実施形態1と同様、信号R’、Gr’、Gb’、B’、W’を用いた信号処理に際しても偽色など重心ずれ起因のエラーが発生しにくい。
<6.実施形態6>
以下、図21〜図22を参照して実施形態6について説明する。本実施形態の基本配列は実施形態5と同じである。しかし、本実施形態での画素加算の対象となる画素の数が、実施形態5と異なる。
加算する画素の数の増大は更なるS/Nの改善を可能とする。従って、実施形態2(図9)および実施形態4(図15)に示した例と同様に、加算する画素を増加させてもよい。
図21は本実施形態での画素加算を説明するための図である。本実施形態の加算部145は、実施形態5での画素加算よりも多い数の画素を加算し、さらには重心位置の画素R(R3)、B(B3)、Gr(Gr3)、Gb(Gb3)も画素加算の対象に加える。これにより加算部145は、画素R、B、Gr、Gbについては5画素平均を算出し、画素Wについては8画素平均を算出する。
具体的には、CMOSイメージセンサ140の加算部145は、各画素からの出力に対して、下記の式10を用いた演算を行なう。
(式10)
R’=(R1+R2+R3+R4+R5)/5
B’=(B1+B2+B3+B4+B5)/5
Gr’=(Gr1+Gr2+Gr3+Gr4+Gr5)/5
Gb’=(Gb1+Gb2+Gb3+Gb4+Gb5)/5
W’=(W1+W2+W3+W4+W5+W6+W7+W8)/8
図22は、本実施形態での画素加算の結果得られた各画素(R’、Gb’、Gr’、B’、W’)の位置を示す図である。例えば位置R’は、図20と同様、複数の画素Rの重心位置を示す。信号R’は、位置R’で生成されたものとして出力される。他の位置Gb’、Gr’、B’、W’についても同様である。図22に示すように、本実施形態での各画素の重心位置R’、Gb’、Gr’、B’、W’は、実施形態5(図20)と同じである。
本実施形態の画素加算によっても、実施形態1と同様の効果が得られる。
<7.実施形態7>
以下、図23〜図24を参照して実施形態7について説明する。上記実施形態の加算部145は複数の画素からの出力信号の相加平均を算出したが、本実施形態の加算部145は加重平均を算出する。
図23は、本実施形態での画素加算を説明するための図である。本実施形態の画素配列は実施形態6の画素配列(図21)と同じである。しかし本実施形態で画素加算の対象となる画素が、実施形態6と異なる。本実施形態の画素加算では、菱形を形作るよう位置する複数の画素Gr、Gbを対象とする。
図24は、本実施形態での画素加算の結果得られた各画素(R’、Gb’、Gr’、B’、W’)の位置を示す図である。例えば位置R’は、図22と同様、複数の画素Rの重心位置を示す。本実施形態での各重心位置R’、B’、Gr’、Gb’、W’は、実施形態6での各重心位置R’、B’、Gr’、Gb’、W’と同じである。
加算部145は、下記の式11を用いた演算を行なう。
(式11)
R’=(R1+R2+R4+R5)*(1−k)+R3*k
B’=(B1+B2+B4+B5)*(1−k)+B3*k
Gr’=(Gr1+Gr2+Gr4+Gr5)*(1−k)+Gr3*k
Gb’=(Gb1+Gb2+Gb4+Gb5)*(1−k)+Gb3*k
W’=(W1+W8)/2*q+(W2+W7)/2*r+(W3+W6)/2*s+(W4+W5)/2*t
式11に基づく演算において、例えば、重心位置R’上に存在する画素R3からの出力信号R3は、他の画素R(R1、R2、R4、R5)よりも大きな係数kを乗じて加算される。他の色に関する信号B3、Gr3、Gb3についても同様である。これにより、重心位置上に存在する画素からの信号の、画素加算結果への寄与を大きくすることができる。
なお、式11における係数k、q、r、s、tは、下記の式12で示す条件を満たすよう設定される。
(式12)
0≦k≦1、0≦(q+r+s+t)≦1
なお、本実施形態では式11に基づいて加重平均を算出したが、式10に基づいて相加平均を算出してもよい。
<8.実施形態8>
以下、図25〜図28を参照して実施形態8について説明する。上記実施形態1〜7では、CMOSイメージセンサ140の画素配列において画素Gが市松状に配置された。これに対し、本実施形態では画素Gが市松状に配置されない。ただし、各画素は、上記実施形態1〜7と同様に、画素加算の結果がベイヤ配列の出力となるよう配列される。
図25は、本実施形態の基本配列を示す図である。本実施形態のCMOSイメージセンサ140は、画素Gを市松状に配列していないが、信号R、G、B、Wの画素加算の結果がベイヤ配列となるよう、画像信号を出力する。本実施形態の基本配列は4行4列であり、上記実施形態1〜7と同様に4種の画素R、G、B、およびWを使用して構成される。
図26は、本実施形態の基本配列(図25)を繰り返し配列したときの、画素配列を示す図である。図26は、説明の便宜上、本実施形態の画素配列の一部である、6行4列の画素配列を示す。
図27は、本実施形態の画素加算を説明するための図である。本実施形態の加算部145は、画素RおよびBに関しては6画素を画素加算の対象とし、画素Gr、Gb、およびWに関しては4画素を画素加算の対象とする。
図28は、本実施形態での画素加算の結果得られた各画素R’、Gb’、Gr’、B’、W’の位置を示す図である。例えば位置R’は、図22と同様、複数の画素Rの重心位置を示す。加算部145は、画素加算で得られた信号R’、Gb’、Gr’、B’、W’をそれぞれ、位置R’、Gb’、Gr’、B’、W’で生成されたものとして出力する。
本実施形態の画素加算によれば、CMOSイメージセンサ140の画素配列において画素Gが市松状に配列されていなくても、出力信号Gが市松状に配列されるよう、画像信号を出力できる。
<9.実施形態9>
以下、図29〜図30を参照して実施形態9について説明する。上記実施形態1〜8では画素は垂直方向および水平方向に並べて配列された(正方配列)。これに対して、本実施形態の画素は、斜め方向に配列される(斜行配列)。
画素配列を斜行配列とすることで画素間距離は正方配列の1/√2となるために、水平方向、垂直方向の解像度について有利である。
図29は、本実施形態の画素配列を示す図である。本実施形態の画素配列は、実施形態1の画素配列を45度回転したものである。それ以外は同じである。
図29に示すように配列された画素からの出力に対して、加算部145は画素加算を行なう。このときの演算は実施形態1での演算(式1)と同じでよい。例えば、加算部145は信号Rを加算して信号R’を生成する。他の色の信号Gb、Gr、B、Wについても同様である。
図30は、本実施形態での画素加算の結果得られた各画素R’、Gb’、Gr’、B’、W’の位置を示す図である。例えば、位置R’は、複数の画素Rの重心位置を示す。他の位置Gb’、Gr’、B’、W’についても同様である。
加算部145は、画素加算で生成した信号R’を、位置R’で生成されたものとして出力する。他の色の信号Gb’、Gr’、B’、W’についても同様である。
以上のように、本実施形態によれば、画素配列が斜行配列であっても、信号R’、G’、B’をベイヤ配列型で出力でき、かつ信号W’をベイヤ配列の中心位置に出力できる。よって、上記実施形態と同様、より効率良く信号を出力できる。
<10.実施形態10>
以下、図31〜図32を参照して実施形態10について説明する。
図31は、本実施形態の画素加算について説明するための図である。本実施形態の画素配列は実施形態9(図29)と同じである。実施形態9では画素Gb、Grについてそれぞれ4画素を画素加算の対象とした。これに対し、本実施形態では画素Gb、Grについてそれぞれ6画素を画素加算の対象とする。
CMOSイメージセンサ140の加算部145は、実施形態2の画素加算における演算(式8)と同様の演算を行なって、信号R’、Gb’、Gr’、B’、W’を生成する。
図32は、本実施形態での画素加算の結果得られた各画素(R’、Gb’、Gr’、B’、W’)の位置を示す図である。位置R’、Gb’、Gr’、B’、W’は、各複数の画素R、Gb、Gr、B、Wの重心位置を示す。加算部145は、生成した信号R’、Gb’、Gr’、B’、W’をそれぞれ、位置R’、Gb’、Gr’、B’、W’で生成されたものとして出力する。
本実施形態によっても、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
<11.実施形態11>
以下、図33を参照して実施形態11について説明する。上記実施形態1〜10においては、CMOSイメージセンサ140のカラーフィルタの配列にWフィルタを用いたが、本実施形態では、Wフィルタの代わりに黄色フィルタ(以下、「Yeフィルタ」と称する)を用いる。ただし、本実施形態のYeフィルタは、CMOSイメージセンサ140のGフィルタより光透過率が高い。
図33は、本実施形態の画素配列を示す図である。本実施形態は、実施形態1(図5)と比べると、WフィルタをYeフィルタに置換している以外は同じである。本実施形態の加算部145は、図33で示す各画素からの出力信号に対して、実施形態1での画素加算における演算(式1)と同様の演算を行ない、演算の結果得られた信号を各画素の重心位置に出力する。
なお、本実施形態ではGフィルタより光透過率の高いカラーフィルタとしてYeフィルタを使用した。しかしGフィルタより光透過率の高いフィルタであれば、Yeフィルタ以外のフィルタが使用されてもよい。
<12.実施形態12>
以下、図34を参照して実施形態12について説明する。
図34は、本実施形態の画素配列を示す図である。本実施形態では、Rフィルタに代わって例えばYeフィルタ、Bフィルタに代わってシアン色フィルタ(以下、「Cyフィルタ」と称する)を使用する。
本実施形態の加算部145は、図34で示す各画素から得られた信号に対して、ADC150へ出力される信号(画像情報)が上記実施形態1〜11と同様にベイヤ配列型となるよう、画素加算を行なう。
なお、本実施形態ではYeフィルタおよびCyフィルタを使用したが、YeフィルタおよびCyフィルタ以外のカラーフィルタを使用してもよい。要するに、画素加算の結果がベイヤ配列の出力となるようカラーフィルタが配列されればよい。
<13.他の実施形態>
以上により、実施形態を説明した。しかし、上記実施形態の思想は、上記実施形態に限定されない。以下、上記実施形態の思想を適用できる他の実施形態をまとめて説明する。
上記の実施形態では、撮像手段として、CMOSイメージセンサ140を例示したが、撮像手段はこれに限定されない。例えば、撮像手段を、CCDイメージセンサやNMOSイメージセンサで構成してもよい。
上記の実施形態では、画素加算が静止画像撮影時に行われなかった。しかし、静止画像撮影時にも画素加算が行われてもよい。例えば、連射撮影時に画素加算が行われてもよい。
また、画像処理部160とコントローラ180とは、1つの半導体チップで構成してもよく、別々の半導体チップで構成してもよい。
上記実施形態では、CMOSイメージセンサ140は画素加算を行ない、加算された画素を出力する加算部145を内蔵したが、上記実施形態の思想はこれに限定されない。すなわち、CMOSイメージセンサ140よりも後段の演算処理装置(例えば、画像処理部160)により画素加算を行うようにしてもよい。これによっても、信号(画像情報)をより効率良く出力できる。
以上のように、上記実施形態によれば、CMOSイメージセンサ140で生成された信号の配列を画素加算によって処理効率の高いベイヤ型の配列に変換できる。これにより、静止画像撮影用の高精細なイメージセンサを動画像撮影に用いたとしても、効率良く画素処理を施すことができるので、動画像撮影においても、より容易に適切なフレームレートを設定できる。
上記実施形態の思想は、ビデオカメラ100だけでなく、デジタルスチルカメラ、撮像素子を搭載する情報端末などにも適用可能である。
100 ビデオカメラ
110 光学系
120 レンズ駆動部
130 シャッタ
140 CMOSイメージセンサ
145 加算部
150 A/Dコンバータ
160 画像処理部
170 バッファ
180 コントローラ
190 カードスロット
200 メモリカード
210 操作部材
220 表示モニタ
240 内部メモリ

Claims (8)

  1. 複数の画素を有し、受光した光から画素毎に画像情報を生成する撮像素子を備え、
    前記撮像素子の各画素に対して、第一ないし第四のカラーフィルタのいずれかが設けられ、
    前記第一ないし第四のカラーフィルタは互いに異なる分光特性を有しており、前記第四のカラーフィルタは前記第一ないし第三のカラーフィルタのいずれよりも高い光透過率を有し、
    前記第一ないし第四のカラーフィルタは特定の配列で配置され、
    前記特定の配列は、前記第一のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第一の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第一の重心位置と、前記第二のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第二の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第二の重心位置と、前記第三のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第三の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第三の重心位置とが、ベイヤ配列となるような配列であり、
    前記第一の画素加算処理によって前記第一のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、前記第二の画素加算処理によって前記第二のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、前記第三の画素加算処理によって前記第三のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成されることを特徴とする、
    撮像装置。
  2. 前記第四のカラーフィルタは、前記第四のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第四の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置が、前記第一ないし第三の重心位置の重心に位置するよう、配列され、
    前記第四の画素加算処理によって前記第四のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成される、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第三のカラーフィルタは市松状に配列されている、
    請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記画素加算処理において、画素の重心位置により近い位置にある画素に対する前記画素加算処理における重み付けをより大きくする、
    請求項1から3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子は、前記画素加算処理を実行する画素加算部を備える
    請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第一のカラーフィルタは、Rフィルタであり、
    前記第二のカラーフィルタは、Bフィルタであり、
    前記第三のカラーフィルタは、Gフィルタである、
    請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第四のカラーフィルタは、Wフィルタである、
    請求項2から6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 複数の画素を有し、受光した光から画素毎に画像情報を生成する撮像素子であって、
    前記複数の画素のそれぞれに対して、第一ないし第四のカラーフィルタのいずれかが設けられ、
    前記第一ないし第四のカラーフィルタは互いに異なる分光特性を有しており、前記第四のカラーフィルタは前記第一ないし第三のカラーフィルタのいずれよりも高い光透過率を有し、
    前記第一ないし第四のカラーフィルタは特定の配列で配置され、
    前記特定の配列は、前記第一のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第一の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第一の重心位置と、前記第二のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第二の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第二の重心位置と、前記第三のカラーフィルタの透過光に基づき生成される画素情報に対する第三の画素加算処理において使用される複数の画素の重心位置である第三の重心位置とが、ベイヤ配列となるような配列であり、
    前記第一の画素加算処理によって前記第一のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、前記第二の画素加算処理によって前記第二のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成され、前記第三の画素加算処理によって前記第三のカラーフィルタに対応する色に関する画素情報が生成されることを特徴とする、
    撮像素子。
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