JP2013191980A - 通信機能付電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装ケースの厚み方向両側から通信することが可能で、且つ十分な通信距離を確保することができると共に小型化が可能な通信機能付電子機器を提供する。
【解決手段】外装ケース2内に設けられている電池8と、ループ状に形成され、通信を行うためのアンテナコイル9と、アンテナコイル9の通信のための信号を制御する素子7が実装された回路基板6と、回路基板6により処理された信号を情報として表示するためのLCD5と、回路基板6とLCD5とを電気的に接続するためのコネクタ15とを備え、アンテナコイル9の開口部の開口面積をAmとし、電池8を回路基板6上へ投影させた形状と、開口部とが重なる重なり面積をKmとしたとき、重なり面積Kmは、Km≦Am/3を満たすように設定されていると共に、回路基板6に開口部を投影させた形状と重ならないように、コネクタ15を配置した。
【選択図】図1

Description

この発明は、腕時計、歩数計、心拍計等に通信機能を設けた通信機能付電子機器に関するものである。
一般に、この種の通信機能付電子機器には、さまざまな情報を信号として送受信するためのアンテナコイルが設けられている。このアンテナコイルはループ状に形成されており、アンテナコイルに電流を供給することにより生じるアンテナコイルの開口部を通る磁束を利用して通信が行われる。
ここで、例えば、腕時計等にアンテナコイルを設ける場合、腕時計には、さまざまな金属製の導電部材が用いられているので、この導電部材に電流が発生し、これによりアンテナコイルの磁束が損失して通信精度や通信距離が低下してしまう。このため、通信精度や通信距離を低下させないためのさまざまな技術が開示されている。
例えば、特許文献1では、外装ケース(時計本体のケース)は、下面を金属製の裏蓋部材によって閉鎖されている。ケースの内側には上面側に位置して補強用の金属部材が内蔵されるとともに、その上面側の外側にはベゼルが設けられている。ケースの内部には時計モジュールが収容されている。時計モジュールの下部に、IC基板に接続され電磁誘導により信号を送受信するデータキャリア側アンテナコイルが収容されている。データキャリア側アンテナコイルは、裏蓋部材から離れた箇所に位置決めされている。
したがって、裏蓋部材が金属製であり、かつケースの内部に金属部材が内蔵された構造であっても、データの送受信時にはケースの上面から下面側の側部を通る磁束経路が確保される。
また、例えば、特許文献2では、外装ケース(腕時計ケース)内に電池、裏蓋、インターコネクタ等が、腕時計ケースの厚み方向に重なるようにして配置されている。さらに、時計ガラスの下面側における周辺部に配置された無線モジュールのアンテナコイルと、このアンテナコイルの下側に配置された液晶表示パネルとの間に、軟磁性材が設けられている。
したがって、無線モジュールによる通信時にアンテナコイルに磁束が発生した際、腕時計ケース内に組み込まれた電子部品などの導電性を有する部品に渦電流が発生して磁束が損失するのを軟磁性材によって防ぐことができ、これにより受信感度を高めることができる。また、時計ガラスの下面における周辺部にアンテナコイルを配置したので、アンテナコイルを腕時計ケースの外表面に近づけることができ、これにより通信距離を短くすることができるので、これによっても受信感度を高めることができる。尚、軟磁性に代わって絶縁シート等を使用することもある。
特開2000−286761号公報 特開2005−260765号公報
しかしながら、上述の特許文献1にあっては、金属製の裏蓋部材により、裏蓋部材側から通信することが困難であるという課題がある。
また、上述の特許文献2にあっては、軟磁性材等を設ける分、電子機器の厚みが厚くなって大型化してしまうという課題がある。さらに、アンテナコイルが発生する磁束の方向に電池、裏蓋、インターコネクタ等が重なるようにして配置されているので、通信距離が短くなってしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、外装ケースの厚み方向両側から通信することが可能で、且つ十分な通信距離を確保することができると共に小型化が可能な通信機能付電子機器を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る通信機能付電子機器は、外装ケース内に設けられている導電部材と、ループ状に形成され、通信を行うためのアンテナコイルと、前記アンテナコイルの通信のための信号を制御する電子部品が実装された回路基板と、前記回路基板により処理された信号を情報として表示するための表示部と、前記回路基板と前記表示部とを電気的に接続するためのコネクタとを備え、前記アンテナコイルの径方向内側の開口部の開口面積をAmとし、前記導電部材を前記アンテナコイル上へ投影させた形状と、前記開口部とが重なる重なり面積をKmとしたとき、前記重なり面積Kmは、Km≦Am/3を満たすように設定されていると共に、前記回路基板に前記開口部を投影させた形状と重ならないように、前記コネクタを配置したことを特徴とする。
この場合、前記導電部材は、前記回路基板に実装された電池である。
また、前記導電部材は、前記外装ケースに形成された開口部を閉塞する金属製の蓋部材である。
このように構成することで、外装ケースの厚み方向で磁束が阻害されることがなく、外装ケースの厚み方向両側から通信することが可能になる。
また、導電部材に電流が発生し、これによりアンテナコイルの磁束が損失して通信精度や通信距離が低下してしまうのを防止できる。このため、アンテナコイルによる通信距離を十分確保することができ、且つ従来のように軟磁性材や絶縁シート等を必要としないので通信機能付電子機器を小型化することができる。
本発明に係る通信機能付電子機器は、前記導電部材を前記アンテナコイル上に投影させた形状が、前記開口部を避けた位置となるように前記導電部材、及び前記アンテナコイルを配置したことを特徴とする。
このように構成することで、アンテナコイルによる通信距離をより確実に確保することができる。
本発明によれば、外装ケースの厚み方向で磁束が阻害されることがなく、外装ケースの厚み方向両側から通信することが可能になる。
また、導電部材に電流が発生し、これによりアンテナコイルの磁束が損失して通信精度や通信距離が低下してしまうのを防止できる。このため、アンテナコイルによる通信距離を十分確保することができ、且つ従来のように軟磁性材や絶縁シート等を必要としないので通信機能付電子機器を小型化することができる。
本発明の第1実施形態における歩数計の概略断面図である。 本発明の第1実施形態における装置本体の平面図である。 本発明の第1実施形態におけるアンテナコイルの平面図である。 本発明の第2実施形態における歩数計の概略断面図である。 本発明の第2実施形態における装置本体の平面図である。 本発明の第2実施形態における通信距離の変化を示すグラフである。 本発明の第3実施形態における腕時計の概略断面図である。 本発明の第3実施形態における装置本体の平面図である。
(第1実施形態)
(歩数計)
次に、この発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る通信機能付電子機器の一例である歩数計1の概略断面図である。図2は、歩数計1の装置本体3の平面図である。尚、以下の説明において、歩数計1を使用するにあたってユーザが視認する側を正面側、この正面側とは反対側を裏面側などと表現して説明する。
図1、図2に示すように、歩数計1は、樹脂により形成された外装ケース2と、外装ケース2内に収納されている装置本体3とを備えている。
外装ケース2の正面側(図1における上側)に形成されたケース開口部2aには、このケース開口部2aを閉塞するカバーガラス4が設けられている。
装置本体3は、カバーガラス4の裏面4a側に、このカバーガラス4と離間して対向配置された平面視略長方形状の液晶ディスプレイ(以下、LCDという)5を有している。LCD5は、周知技術であるので詳細説明を省略するが、液晶を挟んで対向配置された一対のガラス基板と、これら一対のガラス基板の外側にそれぞれ配置された一対の偏光フィルタ(何れも不図示)とから構成されている。LCD5は、このLCD5の裏面5a側に、このLCD5と離間して対向配置された回路基板6によって制御され、歩数等の所定の情報をデジタル表示するようになっている。ユーザは、カバーガラス4を透かしてLCD5に表示された情報を視認する。
回路基板6は、LCD5の外形状よりも一回り大きくなる程度に平面視略長方形状に形成されており、その裏面6a側に、複数の素子7が実装されている。素子7としては、LCD5に表示する情報を司るICチップやコンデンサ等が挙げられる。また、回路基板6の裏面6aには、各素子7を避けた位置にボタン型の電池8が実装されている。この電池8は、各素子7の駆動源となるものである。
外装ケース2の裏面2bには、電池8に対応する部位に電池取出口2cが形成されており、ここに電池取出口2cを閉塞する金属製の裏蓋14が設けられている。
一方、回路基板6の正面6b側には、回路基板6とLCD5とを電気的に接続するためのコネクタ15が設けられている。コネクタ15は、例えば、導電性ゴムやコイルスプリング等により形成されている。コネクタ15を介し、回路基板6によって制御されている歩数等の所定の情報がLCD5に伝達される。また、回路基板6の正面6b側には、アンテナコイル9が実装されている。
図3は、アンテナコイル9の平面図である。
同図に示すように、アンテナコイル9は、外部からの電波を受信したり、歩数計1で取得した情報を電波にして外部へ発信したりするためのものである。アンテナコイル9はフィルム基板で形成され、ループ状にパターンを形成してアンテナとしての特性を得ている。アンテナコイル9は、ループ状に形成されることにより、中央の大部分に開口部9aを有している。
また、アンテナコイル9の端末には、それぞれ端子部10が形成されており、この端子部10が回路基板6に形成された所定のパターン(不図示)に接続されている。
尚、開口部9aとは、アンテナコイル9の内周縁と、この内周縁側のアンテナコイル9の端末から引き出された端子部10とにより囲まれた空間をいう。
ここで、アンテナコイル9は、この開口部9aが電池8の配置されている箇所を避けるように、回路基板6の素子7の真裏に配置されている。換言すれば、電池8を回路基板6の正面6bに投影させた部分と、開口部9aとが重ならないようにアンテナコイル9が配置されている。また、回路基板6とLCD5とを電気的に接続するためのコネクタ15は、アンテナコイル9が形成されている位置を避けるように、回路基板6の長手方向端部に配置されている。
このような構成のもと、歩数計1と外部との間で通信を行う場合、アンテナコイル9に電流を供給する。すると、アンテナコイル9の開口部9aを通る磁束Jが生じる。つまり、回路基板6上にアンテナコイル9がループ状に形成されているので、外装ケース2のアンテナコイル9が配置されている部位には、厚み方向(図1における上下方向)に沿う磁束Jが生じる。そして、この磁束Jを利用して歩数計1と外部との間で通信が行われる。
ここで、電池8、裏蓋14、及びコネクタ15を回路基板6の正面6bに投影させた形状と、アンテナコイル9の開口部9aとが重ならないようにそれぞれ配置されている。このため、アンテナコイル9により生じる磁束Jが、電池8、裏蓋14、及びコネクタ15に阻害されたり、それぞれ電池8、裏蓋14、及びコネクタ15に電流が発生して磁束Jが損失したりするのが防止される。
(効果)
したがって、上述の第1実施形態によれば、外装ケース2の厚み方向で磁束Jが阻害されることがなく、外装ケース2の厚み方向両側から通信することが可能になる。
また、電池8、裏蓋14、及びコネクタ15によって、磁束Jが損失してしまうことが防止できるので、アンテナコイル9による通信距離を十分確保することができ、且つ従来のように軟磁性材や絶縁シート等を必要としないので歩数計1を小型化することができる。
尚、上述の第1実施形態では、通信機能付電子機器の一例として歩数計1について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、歩数計1の構成をユーザの心拍数を計測するための心拍計に適用することも可能である。
また、上述の第1実施形態では、電池8、裏蓋14、及びコネクタ15を回路基板6の正面6bに投影させた形状と、アンテナコイル9の開口部9aとが重ならないようにそれぞれ配置した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、所定の範囲内で、電池8、裏蓋14、及びコネクタ15を回路基板6の正面6bに投影させた形状と、アンテナコイル9の開口部9aとを重ねて配置してもよい。これについて、以下の第2実施形態において詳述する。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を図4〜図6に基づいて説明する。尚、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する(以下の実施形態についても同様)。
図4は、この第2実施形態における歩数計21の概略断面図、図5は、この第2実施形態における歩数計21の装置本体23の平面図である。
この第二実施形態において、歩数計21は、外装ケース22と、外装ケース22内に収納された装置本体23とを備えている点、外装ケース22の裏面22bには、電池8に対応する部位に裏蓋14が設けられている点、装置本体23は、LCD25と、LCD25の裏面25a側に離間して対向配置された回路基板26と、これらLCD25と回路基板26とを電気的に接続するためのコネクタ15とを備えている点、回路基板26には、ループ状のアンテナコイル29が設けられている点等の基本的構成は、前述した第1実施形態と同様である(以下の実施形態についても同様)。
ここで、第1実施形態と第2実施形態との相違点は、第1実施形態の回路基板6に配置されている各部品のレイアウトと、第2実施形態の回路基板26に配置されている各部品のレイアウトとが異なる点にある。
より具体的には、図4、図5に示すように、回路基板26の正面26b側に、この回路基板26と離間して対向配置されているLCD25は、この外形状が回路基板26の約半分程度になるように形成されている。そして、回路基板26の長手方向中央から長手方向一端(図4、図5における左端)に至る間で対向するように、LCD25が配置されている。
一方、回路基板26の裏面26aには、LCD25が配置されている箇所に対応するように、電池8が実装されている。また、回路基板26の裏面26aには、電池8を避けるように、回路基板26の長手方向中央から長手方向他端(図4、図5における右端)に至る間に複数の素子7が実装されている。
ここで、回路基板26は多層基板構造になっており、回路基板26内にアンテナコイル29が埋設されている。回路基板26とLCD25とを電気的に接続するためのコネクタ15は、アンテナコイル29を避けるように配置されている。
また、アンテナコイル29、及び電池8は、アンテナコイル29の開口部29aの開口面積をAmとし、開口部29aと、アンテナコイル29が実装されている回路基板26上に電池8を投影させた形状とが重なる面積(図5における網掛け部参照)をKmとしたとき、
Km≦Am/3・・・(1)
を満たすように配置される。これにより、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図6に基づいて、より詳しく説明する。
図6は、縦軸をアンテナコイル29の通信距離(mm)とし、横軸をアンテナコイル29の開口部29aの中心P1と、電池8の平面上の中心P2との距離L1(mm)、すなわち、中心P1,P2間のズレ量(mm)としたときの通信距離の変化を示すグラフである。
同図に示すように、距離L1が短いと通信距離が短くなり、距離L1が所定の長さLs1よりも長くなると、徐々に通信距離が長くなり、所定の長さLs2よりも長くなると、十分アンテナコイル29の通信距離を確保することが可能になることが確認できる。ここで、距離L1が所定の長さLs2に設定された時点において、アンテナコイル29、及び電池8の位置が式(1)を満たすようになっている。
したがって、上述の第2実施形態によれば、アンテナコイル29、及び電池8を、式(1)を満たすように配置することにより、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
尚、上述の第2実施形態では、回路基板26の正面26b側であって、LCD25を避けた位置に空間Kが形成されるので、この空間Kにスイッチ等の電子部品を配置することも可能である。このように、空間Kを有効活用することにより、歩数計21をさらに小型化することもできる。
(第3実施形態)
(腕時計)
次に、この発明の第3実施形態を図7、図8に基づいて説明する。
ここで、第3実施形態においては、通信機能付電子機器の一例として、腕時計31に本発明を適用した場合について説明する。
図7は、腕時計31の概略断面図、図8は、腕時計31の装置本体33の平面図である。
図7、図8に示すように、腕時計31は、外装ケース32と、この外装ケース32内に収納された装置本体33とを備えている。装置本体33は、LCD35と、回路基板36と、これらLCD35と回路基板36とを電気的に接続するためのコネクタ15とを備えている。
LCD35の外形状と、回路基板36の外形状は、ほぼ同一形状に設定されており、外装ケース32の厚さ方向で重なるように所定の間隔をあけて配置されている。また、回路基板36は多層基板構造になっており、回路基板36内にアンテナコイル39が埋設されている。コネクタ15は、アンテナコイル29を避けるように配置されている。
ここで、アンテナコイル39、及び電池8は、アンテナコイル39の開口部39aの開口面積をAmとし、開口部39aと、アンテナコイル39が実装されている回路基板36上に電池8を投影させた形状とが重なる面積(図8における網掛け部参照)をKmとしたとき、上述の式(1)を満たすように配置される。
したがって、この第3実施形態によれば、前述の第2実施形態と同様の効果を奏することができる。また、LCD35の外形状と、回路基板36の外形状がほぼ同一形状に設定されている分、装置本体33を、前述の第2実施形態の装置本体23よりも小型することができ、腕時計31に好適な構成とすることができる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、通信機能付電子機器として、歩数計1,21や腕時計31を例に挙げ説明し、本発明を心拍計に適用することも可能であると説明したが、これに限られるものではなく、さまざまな通信機能付電子機器に本発明を適用することができる。
また、上述の実施形態では、回路基板6,26,36に電池8やアンテナコイル9,29,39を直接実装した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、回路基板6,26,36とは別に支持枠等を利用し、外装ケース2,22,32内に電池8やアンテナコイル9,29,39を設けるように構成してもよい。
この場合、電池8、裏蓋14、及びコネクタ15をアンテナコイル9,29,39に投影させた形状が、アンテナコイル9,29,39の開口部9a,29a,39aに対して、所定の位置、つまり、式(1)を満たす位置となるように構成されていればよい。
1,21 歩数計(通信機能付電子機器)
2,22,32 外装ケース
3,23,33 装置本体
5,25,35 LCD(表示部)
6,26,36 回路基板
7 素子(電子部品)
8 電池
9,29,39 アンテナコイル
9a,29a,39a 開口部
14 裏蓋(蓋部材)
15 コネクタ(導電部材)
31 腕時計(通信機能付電子機器)
Am 開口面積
Km 面積(重なり面積)

Claims (4)

  1. 外装ケース内に設けられている導電部材と、
    ループ状に形成され、通信を行うためのアンテナコイルと、
    前記アンテナコイルの通信のための信号を制御する電子部品が実装された回路基板と、
    前記回路基板により処理された信号を情報として表示するための表示部と、
    前記回路基板と前記表示部とを電気的に接続するためのコネクタとを備え、
    前記アンテナコイルの径方向内側の開口部の開口面積をAmとし、
    前記導電部材を前記アンテナコイル上へ投影させた形状と、前記開口部とが重なる重なり面積をKmとしたとき、
    前記重なり面積Kmは、
    Km≦Am/3
    を満たすように設定されていると共に、
    前記回路基板に前記開口部を投影させた形状と重ならないように、前記コネクタを配置したことを特徴とする通信機能付電子機器。
  2. 前記導電部材は、前記回路基板に実装された電池であることを特徴とする請求項1に記載の通信機能付電子機器。
  3. 前記導電部材は、前記外装ケースに形成された開口部を閉塞する金属製の蓋部材であることを特徴とする請求項1に記載の通信機能付電子機器。
  4. 前記導電部材を前記アンテナコイル上に投影させた形状が、前記開口部を避けた位置となるように前記導電部材、及び前記アンテナコイルを配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の通信機能付電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109388059A (zh) * 2017-08-08 2019-02-26 精工爱普生株式会社 便携式电子设备

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