JP2013191765A - 部品移載装置 - Google Patents

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Masataka Iwasaki
正隆 岩▲崎▼
Yusuke Yamakage
勇介 山蔭
Koji Kawaguchi
浩二 河口
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Abstract

【課題】小型且つ低コストで広い部品装着可能範囲を確保できるとともに、部品の装着状態を高精度に認識でき、また部品移載時間の短縮化を図ることができる部品移載装置を提供する。
【解決手段】部品移載装置30においては、基板認識用カメラ45の移動方向は、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44の並び方向と平行になる。これにより、基板認識用カメラ45の撮像可能範囲および固定ノズルユニット43と移動ノズルユニット44との部品装着可能範囲が、ヘッド32のX方向の移動可能範囲とほぼ同一になるように装置構成することができる。よって、基板Bのサイズが大きくなっても、代替マークを用いずに、部品移載装置30の部品装着可能範囲内に付された基板BのフィデューシャルマークMの位置を直接認識することができ、部品装着位置を高精度に認識することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、横並びに配列された部品供給可能な複数のフィーダの部品供給位置に供給された部品をノズルユニットで吸着し、該部品を部品実装位置に搬入された基板上に移送して装着する部品移載装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の部品移載装置のヘッド(搭載ヘッド)には、複数のフィーダの並び方向に配列された部品吸着可能な複数のノズルユニット(吸着ノズル)と、複数のノズルユニットの配列方向と直角な方向に設けられた基板撮像可能なカメラと、ノズルユニットおよびカメラを水平方向に駆動する駆動機構とが備えられている。この部品移載装置は、基板のフィデューシャルマークをカメラで撮像して基板の部品装着位置を認識し、部品をノズルユニットで吸着して基板の所定の部品装着位置に装着する。
ここで、フィデューシャルマークは、基板を有効利用するために、通常基板の端に設けられている。このため、上述の部品移載装置のように1つの基板撮像カメラがノズルユニットの並び方向中央に設けられている場合、基板のサイズが大きくなると、ノズルユニットの並び方向の基板端部において、部品装着位置への部品装着は可能であるが、マーク撮像が不可能なエリアが生じる場合がある。このように、フィデューシャルマークがカメラの撮像範囲外に設けられている場合、上述の部品移載装置のように、スルーホール等の代替マークを撮像して基板の部品装着位置を認識することが考えられる。
特開2008−218538号公報(段落0009、図2参照)
しかし、特許文献1に記載の部品移載装置のように、代替マークを用いた場合、代替マークとフィデューシャルマークとの位置関係を予め上流側の装置で求めておく必要がある。また、代替マークを撮像して基板の部品装着位置を認識するので、フィデューシャルマークを直接撮像して認識した部品装着位置よりも精度が低下するおそれがある。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたもので、代替マークを用いずに、部品移載装置の部品装着可能範囲内に付された基板のフィデューシャルマークの位置を直接認識可能な部品移載装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、横並びに配列された部品供給可能な複数のフィーダの部品供給位置に供給された部品を、部品実装位置に搬入された基板上に移送して装着する部品移載装置であって、前記基板の搬送方向および当該搬送方向と直角な方向に移動可能なヘッドと、該ヘッドを前記搬送方向および当該搬送方向と直角な方向に移動させるヘッド駆動装置と、前記ヘッドに前記フィーダの配列方向に並べて設けられ、前記部品供給位置に供給された前記部品を吸着する少なくとも2つのノズルユニットと、前記少なくとも2つのノズルユニットの並び方向と直角な方向に配置され、前記少なくとも2つのノズルユニットのうち前記並び方向において一方端に位置する前記ノズルユニットと他方端に位置する前記ノズルユニットとの間で前記並び方向に移動可能に前記ヘッドに設けられ、前記部品実装位置に搬入された前記基板を撮像するカメラと、前記ヘッドに設けられ、前記カメラを前記一方端に位置するノズルユニットと前記他方端に位置するノズルユニットとの間で移動させるカメラ駆動装置と、を備えたことである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の部品移載装置であって、前記少なくとも2つのノズルユニットの中前記一方端に位置するノズルユニットは前記ヘッドに固定され、他のノズルユニットは前記ヘッドに前記フィーダの配列方向に移動可能に設けられていることである。
請求項1に係る発明によれば、カメラの移動方向は、複数のノズルユニットの並び方向と平行になる。これにより、カメラの撮像可能範囲およびノズルユニットの部品装着可能範囲が、ヘッドのフィーダ配列方向の移動可能範囲とほぼ同一になるように装置構成することができる。よって、基板のサイズが大きくなっても、代替マークを用いずに、部品移載装置の部品装着可能範囲内に付された基板のフィデューシャルマークの位置を直接認識することができ、部品装着位置を高精度に認識することができる。
請求項2に係る発明によれば、一方端に固定されたノズルユニット以外のノズルユニットは、フィーダの配列方向に移動可能に設けられている。これにより、横並びに配列された複数のフィーダからノズルユニットの数分の部品を吸着するとき、複数のフィーダの部品供給位置の間隔が異なっていても、複数のノズルユニットの部品吸着ノズルの間隔を複数のフィーダの部品供給位置の間隔に合わせることができる。よって、複数のフィーダから同時に部品吸着することが可能であるので、部品移載時間を短縮させることができる。
本発明の実施の形態の部品移載装置を備えた部品実装装置を示す斜視図である。 図1の部品移載装置を上方から見た平面図である。 図2の部品移載装置のA−A矢視図である。 図2の部品移載装置のノズルユニットの移動状態を示す平面図である。 比較例である固定された基板認識用カメラを備えた部品移載装置の撮像可能範囲および部品装着可能範囲を示す図である。 本実施形態の移動可能な基板認識用カメラを備えた部品移載装置の撮像可能範囲および部品装着可能範囲を示す図である。 図1の部品実装装置の動作を説明するための基板、ヘッドおよびフィーダを示す図である。
以下、本発明に係る部品移載装置の実施の形態を部品実装装置に適用した場合について図面に基づいて説明する。図1に示すように、この部品実装装置1は、基板搬送装置10、部品供給装置20および部品移載装置30により概略構成されている。なお、図1において、基板の搬送方向をX方向、X方向と直交する水平方向をY方向、Y方向と直交する垂直方向をZ方向とする。
基板搬送装置10は、基板をX方向に搬送する第1搬送装置11および第2搬送装置12を2列並設したいわゆるダブルコンベアタイプのものである。第1搬送装置11および第2搬送装置12は、基台13上にそれぞれ一対のガイドレール14a,14b,15a,15bを互いに平行に対向させてそれぞれ水平に並設し、これらガイドレール14a,14b,15a,15bによりそれぞれ案内される基板を支持して搬送する一対のコンベアベルト(図示省略)を互いに対向させて並設して構成されている。また、第1搬送装置11および第2搬送装置12には、所定位置まで搬送された基板を押し上げてクランプすることで、基板を部品実装位置で位置決め固定するクランプ装置(図示省略)がそれぞれ設けられている。
部品供給装置20は、基枠1上に複数のフィーダ21をX方向に横並びに配列したカセットタイプのものである。フィーダ21は、基枠1に離脱可能に取付けた本体22と、本体22の後部に設けられ、部品が所定ピッチで封入された細長いテープ(図示省略)が巻回保持された供給リール23と、本体22の前部に設けられ、供給リール23からテープを所定ピッチで引き出し、封入状態を解除して部品を部品供給位置に順次送り込むスプロケット24とを備えている。また、部品供給装置20と基板搬送装置10の間には、後述する部品移載装置30のノズルユニットに保持された部品の保持位置を検出するCCD等で構成された部品認識用カメラ25が設けられている。
部品移載装置30は、基枠1上部に装架されて基板搬送装置10および部品供給装置20の上方に配設されたXYロボットタイプのものである。部品移載装置30は、ヘッド駆動機構31およびヘッド32を備えている。ヘッド駆動機構31は、Y軸サーボモータ33によりY方向に移動されるY軸スライダ34と、このY軸スライダ34にX方向に移動可能に案内され、Y軸スライダ34に固定されたX軸サーボモータ35によりX方向に移動されるX軸スライダ36とを備えている。
Y軸サーボモータ33の出力軸には、Y方向に延びるボールねじ軸37が連結されている。ボールねじ軸37は、ボール(図示省略)を介して、Y軸スライダ34に固定されたボールナット38に螺合されている。すなわち、Y軸スライダ34は、Y軸サーボモータ33の駆動によるボールねじ軸37の回転により、ボールナット38を介してガイドレール39に案内されてY方向に移動するように構成されている。
図2および図3に示すように、X軸サーボモータ35の出力軸には、X方向に延びるボールねじ軸40が連結されている。ボールねじ軸40は、ボール(図示省略)を介して、X軸スライダ36に固定されたボールナット41に螺合されている。すなわち、X軸スライダ36は、X軸サーボモータ35の駆動によるボールねじ軸40の回転により、ボールナット41を介してガイドレール42に案内されてX方向に移動するように構成されている。このX軸スライダ36には、部品を基板に装着するヘッド32が交換可能に取付けられている。
ヘッド32には、部品供給位置に供給された部品をそれぞれ吸着する2つのノズルユニット43,44と、部品実装位置に搬入された基板を撮像するCCD等で構成された基板認識用カメラ45(本発明の「カメラ」に相当する)とがそれぞれ下方に突設されている。2つのノズルユニット43,44は、フィーダ21の配列方向(X方向)に並べて設けられ、一方のノズルユニット43は、ヘッド32の一方端(本例では、図2の左端)に固定され、他方のノズルユニット44は、ヘッド32に設けられたノズル駆動装置46により、一方のノズルユニット43に最接近する位置とヘッド32の他方端(本例では、図2の右端)の最端位置との間をフィーダ21の配列方向(X方向)に移動可能に設けられている。すなわち、図4に示すように、2つのノズルユニット43,44(以下、固定ノズルユニット43、移動ノズルユニット44という)の後述する部品吸着ノズル52の中心軸C1,C2間の距離は、移動ノズルユニット44が固定ノズルユニット43に最接近したときの距離f1と他方端の最端位置に位置したときの距離f2との間で可変できるようになっている。
ノズル駆動装置46は、一対のレール47と、ボールねじ48と、ボールねじ48と螺合可能なナット49と、モータ50とを備えている。一対のレール47は、ヘッド32内部の底面32a上に所定間隔をあけてX方向に延在するように設けられている。一対のレール47上には、移動ノズルユニット44のユニット本体51がX方向にスライド可能に配置されている。ボールねじ48は、ヘッド32内部の底面32a上にX方向に延在するように配置され、ユニット本体51に貫装されたナット49に螺合され、一端がヘッド32内部の底面32a上に固定されたモータ50のモータ軸と接続され、他端がヘッド32内部の底面32a上に固定された軸受48aに回転可能に支承されている。
各ノズルユニット43,44のユニット本体51には、下方に突出して設けられて後述の部品吸着ノズル52が着脱されるノズルホルダー部53と、該ノズルホルダー部53の下端部に設けられて部品を吸着保持する部品吸着ノズル52とがそれぞれ取付けられている。ノズルホルダー部53は、ユニット本体51に内蔵されたZ軸サーボモータ54(図3参照)によりZ方向に昇降可能に且つR軸サーボモータ55(図3参照)によりノズル軸周りで回転可能に支承されている。部品吸着ノズル52は、ノズル先端で部品を吸引可能なように図略の真空ポンプに接続され、ノズルホルダー部53の下端部に取付けられている。
なお、ユニット本体51には、1個の部品を吸着する部品吸着ノズル52を取付けているが、この部品吸着ノズル52に代えて既知のロータリー式部品吸着ノズル、すなわち回転可能な円筒状のノズルホルダー部に複数本の部品吸着ノズルを円周上に等角度間隔で配置し、ノズルホルダー部を回転させると共に部品吸着ノズルを順次昇降させて複数の部品を順次吸着するロータリー式部品吸着ノズルを取付けることもできる。
基板認識用カメラ45は、移動ノズルユニット44の移動と平行に移動可能に設けられている。すなわち、基板認識用カメラ45のレンズ中心(不図示)は、ヘッド32に設けられたカメラ駆動装置56により、フィーダ21の配列方向(X方向)においてヘッド32の図示左端に位置する固定ノズルユニット43の部品吸着ノズル52の中心軸C1(図4参照)とヘッド32の図示右端に移動した移動ノズルユニット44の部品吸着ノズル52の中心軸C2(図4参照)との間でフィーダの配列方向(X方向)に移動可能に設けられている。
カメラ駆動装置56は、一対のレール57と、ボールねじ58と、ボールねじ58と螺合可能なナット59と、モータ60とを備えている。一対のレール57は、ヘッド32内部の底面32a上に所定間隔をあけてX方向に延在するように、且つノズル駆動装置46のレール47と平行に設けられている。一対のレール57上には、基板認識用カメラ45のカメラ本体61がX方向にスライド可能に配置されている。ボールねじ58は、ヘッド32内部の底面32a上にX方向に延在するように、且つノズル駆動装置46のボールねじ48と平行に配置されている。そして、ボールねじ58は、カメラ本体61に貫装されたナット59に螺合され、一端がヘッド32内部の底面32a上に固定されたモータ60のモータ軸と接続され、他端がヘッド32内部の底面32a上に固定された軸受58aに回転可能に支承されている。
ここで、図5に示すように、1つの基板認識用カメラ2がヘッド32のX方向中央に固定された部品移載装置3の場合、ヘッド32のX方向の移動可能範囲において、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44によるX方向の部品装着可能範囲gは、基板認識用カメラ2によるX方向の撮像可能範囲jよりも両側に(g−j)/2ずつ大きくなる。すなわち、1つの基板認識用カメラ2による撮像可能範囲jは固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44による部品装着可能範囲gをカバーすることができない。
一方、図6に示すように、本実施形態の部品移載装置30によれば、ヘッド32のX方向の移動可能範囲において、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44によるX方向の部品装着可能範囲gは、1つの基板認識用カメラ45によるX方向の撮像可能範囲hと一致することになる。すなわち、1つの基板認識用カメラ45による撮像可能範囲hは、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44による部品装着可能範囲gをカバーすることができる。よって、移動ノズルユニット44による部品装着可能範囲gに付された基板BのフィデューシャルマークMの位置を1つの基板認識用カメラ45で直接認識することができる。
次に、上述の部品実装装置の動作について説明する。図7に示すように、複数のフィーダ21のうち、例えばフィーダ21Aの部品供給位置Aで供給される部品Paおよびフィーダ21Bの部品供給位置のBで供給される部品Pbを吸着し、各部品Pa,Pbを基板Bの部品装着位置AAおよび部品装着位置BBに装着する場合の動作を説明する。
まず、基板搬送装置10のコンベアベルトが駆動され、基板Bがガイドレール14a,14b(15a,15b)に案内されて所定の位置まで搬送される。そして、クランプ装置により、基板Bが押し上げられてクランプされ、部品実装位置に位置決め固定される。次に、部品移載装置30のY軸サーボモータ33およびX軸サーボモータ35が駆動されることにより、Y軸スライダ34およびX軸スライダ36が移動され、ヘッド32が基板搬送装置10の部品実装位置に位置決め固定された基板B上に移動され、基板認識用カメラ45が基板Bに付されているフィデューシャルマークM上に位置決めされる。
そして、フィデューシャルマークMが撮像され、フィデューシャルマークMの画像に基づいてフィデューシャルマークMの位置情報が読取られる。読取られたフィデューシャルマークMの位置情報に基づいて、基板Bの基板座標系と部品移載装置30の機械座標系とが関連付けられる。例えば、フィデューシャルマークMを原点として該原点を通る直交座標軸と部品移載装置30に予め設定されている原点を通る直交座標軸とが一致するように、基板の直交座標軸と部品移載装置30の直交座標軸とを相対移動および相対回転させる。
次に、部品移載装置30のY軸サーボモータ33およびX軸サーボモータ35が駆動されることにより、Y軸スライダ34およびX軸スライダ36が移動され、ヘッド32が部品供給装置20のフィーダ21上に移動される。ここで、フィーダ21Aの部品供給位置Aとフィーダ21Bの部品供給位置Bとの距離dがf1≦d≦f2(f1,f2は、固定ノズルユニット43の部品吸着ノズル52の中心軸C1と移動ノズルユニット44の部品吸着ノズル52の中心軸C2との距離(図4参照))である場合は、ヘッド32の移動中に、ノズル駆動装置46により移動ノズルユニット44が固定ノズルユニット43と距離dだけ離間するように移動される。そして、固定ノズルユニット43の部品吸着ノズル52が、フィーダ21Aの部品供給位置Aに供給された部品Pa上に位置決めされ、移動ノズルユニット44の部品吸着ノズル52が、フィーダ21Bの部品供給位置のBで供給される部品Pb上に位置決めされる。
そして、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44の各Z軸サーボモータ54が正転されることにより、各ノズルホルダー部53が下降され、各部品吸着ノズル52の先端部が部品供給位置A,Bに供給された部品Pa,Pbに接近する位置まで押下げられる。その状態で、真空ポンプから各部品吸着ノズル52に負圧が供給され、各部品吸着ノズル52の先端部に部品Pa,Pbが吸着保持される。その後、各Z軸サーボモータ54が逆転されることにより、各ノズルホルダー部53が上昇される。
Y軸サーボモータ33およびX軸サーボモータ35が駆動されることにより、Y軸スライダ34およびX軸スライダ36が移動され、ヘッド32が部品認識用カメラ25の上方まで移動される。そして、例えば、先ず、固定ノズルユニット43の部品吸着ノズル52の先端部に吸着保持されている部品Paの保持姿勢が検出され、必要があればR軸サーボモータ55が回転されることにより、部品吸着ノズル52の先端部に吸着保持されている部品Paの保持姿勢が修正される。次に、移動ノズルユニット44の部品吸着ノズル52の先端部に吸着保持されている部品Pbの保持姿勢が検出され、必要があればR軸サーボモータ55が回転されることにより、部品吸着ノズル52の先端部に吸着保持されている部品Pbの保持姿勢が修正される。
Y軸サーボモータ33およびX軸サーボモータ35が駆動されることにより、Y軸スライダ34およびX軸スライダ36が移動され、ヘッド32が基板搬送装置10の部品実装位置に位置決め固定された基板B上に移動され、例えば固定ノズルユニット43の部品吸着ノズル52が基板Bの部品装着位置AA上に位置決めされる。そして、固定ノズルユニット43のZ軸サーボモータ54が正転されることにより、ノズルホルダー部53が下降され、部品吸着ノズル52の先端部に吸着保持されている部品Paが基板Bの部品装着位置AAに装着される。その状態で、真空ポンプから部品吸着ノズル52に供給されていた負圧が供給停止され、部品吸着ノズル52の先端部から部品Paが離脱される。その後、Z軸サーボモータ54が逆転されることにより、ノズルホルダー部53が上昇される。
続いて、Y軸サーボモータ33のみが駆動されることにより、Y軸スライダ34が移動され、基板認識用カメラ45が部品装着位置AAに装着された部品Pa上に位置決めされる。そして、部品Paが撮像され、部品Paの画像に基づいて部品Paの装着状態が認識される。このとき、ヘッド32をX方向に移動させる必要はなく、Y方向に移動させるのみでよいので、ヘッド32をXY方向に移動させるときよりも高精度に移動させることができ、部品Paの装着状態を高精度に認識することができる。認識された部品Paの装着状態に問題がある場合は、次回の部品装着にフィードバックされる。
続いて、Y軸サーボモータ33およびX軸サーボモータ35が駆動されることにより、Y軸スライダ34およびX軸スライダ36が移動され、移動ノズルユニット44の部品吸着ノズル52が基板Bの部品装着位置BB上に位置決めされる。そして、固定ノズルユニット43のZ軸サーボモータ53が正転されることにより、ノズルホルダー部53が下降され、部品吸着ノズル52の先端部に吸着保持されている部品Pbが基板Bの部品装着位置BBに装着される。その状態で、真空ポンプから部品吸着ノズル52に供給されていた負圧が供給停止され、部品吸着ノズル52の先端部から部品Pbが離脱される。その後、Z軸サーボモータ54が逆転されることにより、ノズルホルダー部53が上昇される。
続いて、Y軸サーボモータ33が駆動されることにより、Y軸スライダ34が移動され、基板認識用カメラ45が部品装着位置BBに装着された部品Pb上に位置決めされる。そして、部品Pbが撮像され、部品Pbの画像に基づいて部品Pbの装着状態が認識される。このとき、ヘッド32をX方向に移動させる必要はなく、Y方向に移動させるのみでよいので、ヘッド32をXY方向に移動させるときよりも高精度に移動させることができ、部品Pbの装着状態を高精度に認識することができる。認識された部品Pbの装着状態に問題がある場合は、次回の部品装着にフィードバックされる。以上で現部品装着が完了し、次部品装着が開始される。
以上説明したように、本実施形態の部品移載装置30によれば、基板認識用カメラ45の移動方向は、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44の並び方向と平行になる。これにより、基板認識用カメラ45の撮像可能範囲および固定ノズルユニット43と移動ノズルユニット44との部品装着可能範囲が、ヘッド32のX方向の移動可能範囲とほぼ同一になるように装置構成することができる。よって、基板Bのサイズが大きくなっても、代替マークを用いずに、部品移載装置30の部品装着可能範囲内に付された基板BのフィデューシャルマークMの位置を直接認識することができ、部品装着位置を高精度に認識することができる。
また、移動ノズルユニット44は、フィーダ21の配列方向に移動可能に設けられているので、固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44で2つのフィーダ21から部品をそれぞれ吸着するとき、2つのフィーダ21の部品供給位置の間隔が異なっていても同時に部品吸着することが可能であるので、部品移載時間を短縮させることができる。
なお、上述の実施の形態においては、ヘッド32に固定ノズルユニット43および移動ノズルユニット44を設けた構成としたが、ヘッド32に固定された複数のノズルユニットを設けた構成としても、基板認識用カメラ45が移動可能に構成されているため、同様の効果を得ることができる。
10…基板搬送装置、20…部品供給装置、21…フィーダ、30…部品移載装置、31…ヘッド駆動機構、32…ヘッド、43…固定ノズルユニット、44…移動ノズルユニット、45…基盤認識用カメラ(カメラ)、52…部品吸着ノズル、Pa,Pb…部品、B…基板、A,B…部品供給位置、AA,BB…部品装着位置、M…フィデューシャルマーク。

Claims (2)

  1. 横並びに配列された部品供給可能な複数のフィーダの部品供給位置に供給された部品を、部品実装位置に搬入された基板上に移送して装着する部品移載装置であって、
    前記基板の搬送方向および当該搬送方向と直角な方向に移動可能なヘッドと、
    該ヘッドを前記搬送方向および当該搬送方向と直角な方向に移動させるヘッド駆動装置と、
    前記ヘッドに前記フィーダの配列方向に並べて設けられ、前記部品供給位置に供給された前記部品を吸着する少なくとも2つのノズルユニットと、
    前記少なくとも2つのノズルユニットの並び方向と直角な方向に配置され、前記少なくとも2つのノズルユニットのうち前記並び方向において一方端に位置する前記ノズルユニットと他方端に位置する前記ノズルユニットとの間で前記並び方向に移動可能に前記ヘッドに設けられ、前記部品実装位置に搬入された前記基板を撮像するカメラと、
    前記ヘッドに設けられ、前記カメラを前記一方端に位置するノズルユニットと前記他方端に位置するノズルユニットとの間で移動させるカメラ駆動装置と、を備えた部品移載装置。
  2. 請求項1に記載の部品移載装置であって、
    前記少なくとも2つのノズルユニットの中前記一方端に位置するノズルユニットは前記ヘッドに固定され、他のノズルユニットは前記ヘッドに前記フィーダの配列方向に移動可能に設けられている部品移載装置。
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