JP2013191693A - コイル部品およびその製造方法 - Google Patents

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【課題】コイルの端末部の位置決めが容易であり、熱圧着後の切断時に発生するバリの影響を受けないコイル部品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】コイル部品1は、ワイヤを巻回してなるコイル2〜5と、コイルの端末部が接続されるリード端子7a〜7f,8a〜8fとを備える。リード端子7a〜7f,8a〜8fの各々は、端末部の圧着面を有する継線部11と、継線部11と異なる部位に設けられ、実装基板に接続される実装部12とを有し、継線部11には切り欠き溝11nが設けられており、切り欠き溝11nは、端末部の延長線上に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイル部品およびその製造方法に関し、特に、表面実装型コイル部品の端子電極構造に関するものである。
コイル部品の一つとして、LAN用パルストランスとコモンモードチョークコイルとをワンパッケージ化したLANコネクタモジュールが知られている。例えば特許文献1に記載のモジュールは、受信側及び送信側のパルストランスと、各パルストランスにそれぞれ接続される受信側及び送信側のコモンモードチョークコイルとを含み、これらのコイル素子が樹脂ケースに収納されてワンパッケージ化されたものである。パルストランスおよびコモンモードチョークコイルはいずれも、トロイダルコアにワイヤを巻回したものであり、トロイダルコアは樹脂ケースに収納され、ワイヤの端末部は樹脂ケースに組み込まれたリード端子に接続されている。
特許文献1に記載のモジュールでは、コイルの端末部はリード端子に絡げて半田付けにより接続されている。また、特許文献2には、コイルの端末部を熱圧着により接合する技術が開示されている。さらに、特許文献3には、ボビンに設けられた巻線処理端子に凹部を設け、さらにこの凹部にコイルの端末を切断するためのナイフエッジ部を設けたコイル部品が開示されている。
特開2007−5560号公報 特開平08−55731号公報 特開2007−329264号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のコイル部品では、コイルの端末部をリード端子に絡げた後、半田付けにより接合するため、ワイヤの被覆を予め除去する必要がある。また、特許文献2に記載された熱圧着による接合であれば被覆の除去工程は不要であるが、コイルの端末部の位置決めが難しく、熱圧着後の切断時に発生するバリの除去等の問題もある。さらに、特許文献3もワイヤの被覆を予め除去する必要がある。
上記課題を解決するため、本発明によるコイル部品は、ワイヤを巻回してなるコイルと、前記コイルの端末部が接続されるリード端子とを備え、前記リード端子は、前記端末部の圧着面を有する継線部と、前記継線部と異なる部位に設けられ、実装基板に接続される実装部とを有し、前記継線部には切り欠き溝が設けられており、前記切り欠き溝は前記端末部の延長線上に位置することを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤをリード端子の継線部上に位置決めして圧着する際、継線部に設けられた切り欠き溝を用いて容易に位置決めすることができる。また、切り欠き溝のエッジを利用してワイヤを切断することができ、ワイヤの切断時に形成される端末部のバリが継線部の外側にはみ出すことを防止できる。
本発明によるコイル部品は、前記コイルが巻回された磁性コアと、前記磁性コアを収容すると共に前記リード端子を支持するケースをさらに備え、前記ケースの側壁には、前記リード端子に対応して設けられた切り欠き部が設けられており、前記リード端子は前記ケースの外側に配置され、前記コイルの端末部は、前記切り欠き部を通って前記ケースの外側に引き出され、前記継線部に圧着されていることが好ましい。この構成によれば、ケースから引き出されたワイヤを継線部上に容易に位置決めすることができる。
本発明において、前記切り欠き溝はナイフエッジを有するV溝であることが好ましい。この構成によれば、ワイヤをきれいに切断することができ、バリの発生を防止することができる。
本発明において、前記コイルは第1及び第2のワイヤを含み、前記第1のワイヤの端末部と前記第2のワイヤの端末部とが共通のリード端子の前記継線部に接続されていることが好ましい。この構成によれば、コイルの中間タップを容易に構成することができる。
また、本発明によるコイル部品の製造方法は、磁性コアにワイヤを巻回してなるコイルを用意し、リードフレームから切り離されていない状態のリード端子が取り付けられたケースに前記コイルを収容する工程と、前記ワイヤの端末部を前記ケースの外側に引き出し、前記リード端子の継線部に設けられた切り欠き溝に係合させた状態で前記リードフレームの絡げ部に絡げる工程と、前記ワイヤを前記継線部に圧着させながら、前記継線部から前記絡げ部までの前記ワイヤの架設部分に張力を加えて、前記切り欠き溝の位置で前記ワイヤを切断する工程とを備えることを特徴とする。
本発明において、前記ワイヤは、前記ケースの側壁に設けられた切り欠き部を通って前記ケースの外側に引き出されることが好ましい。さらに、前記ケースの前記切り欠き部、前記継線部の前記切り欠き溝及び前記リードフレームの前記絡げ部は一直線上に配置されていることが好ましい。この方法によれば、ケースから引き出されたワイヤを継線部上に容易かつ確実に位置決めすることができる。
本発明によれば、コイルの端末部をリード端子の表面に圧着する際、その位置決めが容易であり、圧着後の切断時に発生するバリの影響を受けないコイル部品及びその製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコイル部品の構成を示す略斜視図である。 図2は、図1のコイル部品の蓋を閉じた状態を示す略斜視図である。 図3は、図1のコイル部品の等価回路図である。 図4は、リード端子の構成を示す略断面図である。 図5は、リード端子の構成を示す略斜視図である。 図6は、コイル部品の製造工程を示すフローチャートである。 図7は、ワイヤの切断動作を説明する模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコイル部品の構成を示す略斜視図であり、図2は、図1のコイル部品の蓋を閉じた状態を示す略斜視図である。さらに、図3は、図1のコイル部品の等価回路図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態によるコイル部品1はLANコネクタモジュールであり、受信側及び送信側のLAN用パルストランス2,3と、これらにそれぞれ接続される受信側及び送信側のコモンモードチョークコイル4,5とを含み、これらが樹脂ケース6に収納されてワンパッケージ化されたものである。
パルストランス2,3およびコモンモードチョークコイル4,5はいずれも、トロイダルコアにワイヤを巻回したものであり、トロイダルコアは樹脂ケース6に収容され、ワイヤの端末部は樹脂ケース6に支持されたリード端子7a〜7f,8a〜8fのいずれかの表面に圧着されている。
樹脂ケース6は、各コイルを個別に収容可能な4つの収容空間を有するケース本体6aと、その上に被せられる蓋6bとを有している。ケース本体6aの一方の側面6c側には当該側面に沿って等間隔に6本のリード端子7a〜7fが配列されており、一方の側面と対向する他方の側面6d側には当該側面に沿って6本のリード端子8a〜8fが配列されている。
パルストランス2,3は、リード端子7a〜7fが設けられた側面6c側に設けられており、コモンモードチョークコイル4,5は、リード端子8a〜8fが設けられた側面6d側に設けられている。
特に限定されるものではないが、リード端子7a,7bは、パルストランス2の一次巻線の一方および他方の端末部がそれぞれ接続される端子であり、リード端子7cはパルストランス2の一次巻線の中間タップである。また、リード端子7e,7fは、パルストランス3の一次巻線の一方および他方の端末部がそれぞれ接続される端子であり、リード端子7dはパルストランス3の一次巻線の中間タップである。
パルストランス2,3の一次巻線は2本のワイヤを用いて構成されている。例えばパルストランス2の一次巻線において、一方のワイヤの一端はリード端子7aに接続され、他方のワイヤの一端はリード端子7bに接続され、さらに2本のワイヤの他端は共にリード端子7cに接続される。すなわち、リード端子7cは2本のワイヤに共通の端子である。パルストランス3の一次巻線も同様であり、リード端子7dは2本のワイヤに共通の端子である。
パルストランス2,3の二次巻線の引き出し線はコモンモードチョークコイル4,5にそれぞれ巻回されている。コモンモードチョークコイル4に巻回されたパルストランス2の二次巻線の引き出し線の端末部は、リード端子8a,8bに接続される。コモンモードチョークコイル5に巻回されたパルストランス3の二次巻線の引き出し線の端末部は、リード端子8e,8fに接続される。リード端子8c,8dはパルストランス2,3の二次巻線の中間タップである。
パルストランス2,3の二次巻線もまた、2本のワイヤを用いて構成されている。例えばパルストランス2の二次巻線において、一方のワイヤの一端は、コモンモードチョークコイル4を構成する一方のコイルのワイヤとして使用された後、リード端子8aに接続され、他方のワイヤの一端は、コモンモードチョークコイル4の他方のコイルのワイヤとして使用された後、リード端子8bに接続され、さらに2本のワイヤの他端は共にリード端子8cに接続される。すなわち、リード端子8cは2本のワイヤに共通の端子である。パルストランス3の二次巻線も同様であり、リード端子8dは2本のワイヤに共通の端子である。
図4は、リード端子7aの構成を示す略断面図である。また、図5は、リード端子7aの構成を示す略斜視図である。なお、リード端子7a〜7f,8a〜8fの基本構成は同一であることから、ここではリード端子7aの構成のみを示すものとする。
図4に示すように、リード端子7aは、略コの字状(あるいは略U字状)の一本の金属片からなり、樹脂ケース6の側壁6eの外側に取り付けられている。詳細には、リード端子7aは、樹脂ケース6の端子固定部6gに設けられた貫通孔に挿入されて固定されている。リード端子7aは、その上端部において水平方向(樹脂ケース6の平面方向)に延びる継線部11と、下端部において水平方向に延びる実装部12と、垂直方向(樹脂ケース6の高さ方向)に延びて継線部11と実装部12とをつなぐ連結部13とを有している。継線部11は、ワイヤの端末部が圧着される圧着面11sを提供する部位である。また、実装部12は、コイル部品1の実装時にプリント基板上に半田接続される部位である。このように、継線部11と実装部12とが別々に設けられているので、継線部11におけるワイヤの圧着状態が表面実装時の接続信頼性に悪影響を与えることがない。
図5に示すように、樹脂ケース6の側壁6eの上端部には切り欠き部6fが設けられている。切り欠き部6fはリード端子7a〜7f,8a〜8fに対応して同数設けられており、その配列方向の位置はリード端子の位置と一致している(図1参照)。この切り欠き部6fがあることにより、蓋6bと干渉することなくワイヤ10を樹脂ケース6の外側に引き出すことができ、またワイヤ10をリード端子7aに圧着する際、ワイヤ10をリード端子7a上に容易に位置決めすることができる。
リード端子7aの継線部11は、垂直方向に延びる連結部13が直角に折れ曲がって樹脂ケース6の側壁6eから離れる方向に突出した部分である。この継線部11の上面がワイヤ10の圧着面11sとして機能する。また、継線部11の先端には切り欠き溝11nが形成されている。詳細は後述するが、ワイヤ10は継線部11に熱圧着された後、この切り欠き溝11nのエッジに押し当てられることにより切断される。切り欠き溝11nはナイフエッジを有するV溝であることが好ましいが、U溝であってもよく、さらには他の形状であってもよい。V溝であればワイヤの切断時にバリが生じにくく、きれいに切断することができる。
図1に示されているように、リード端子7c,7d,8c,8dには2本のワイヤの端末部が共通に接続されるので、これらのリード端子の継線部11の幅は、他のリード端子よりも広くてもよい。また、2本のワイヤの端末部の配置に合わせて切り欠き溝11nを大きく形成してもよい。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品1は、リード端子7a〜7f,8a〜8fの継線部11に、コイルの端末部の圧着面を有すると共に、継線部11の先端に切り欠き溝11nが設けられているので、樹脂ケース6から引き出されたワイヤを継線部上に正確かつ容易に位置決めすることができる。また、切り欠き溝11nのエッジを利用してワイヤを切断できるので、切断時にワイヤの先端から延びるバリが継線部11からはみ出すことを防止することができる。
図6は、コイル部品1の製造工程を示すフローチャートである。また、図7は、ワイヤの切断動作を説明する模式図である。
図6に示すように、コイル部品1の製造では、まずトロイダルコアにワイヤを巻回してなる2つのパルストランス2,3および2つのコモンモードチョークコイル4,5(コイル素子2〜5)を用意する(ステップS11)。パルストランス2,3はトロイダルコアに2本のワイヤをバイファイラ巻きすることにより形成できる。またコモンモードチョークコイル4,5は、2本のワイヤを別々に巻回することにより形成できる。これらのワイヤは自動巻線機を用いて巻回されることが好ましいが、手巻きされてもよい。
次に、リードフレーム9から切り離されていない状態のリード端子が取り付けられた樹脂ケース6を用意する。ここで、リードフレーム9は各リード端子を支持するフレーム部9fを有し、フレーム部9fには絡げ部(突起部)9pが設けられている。ここで、リードフレームの絡げ部9pは、これに対応する樹脂ケース6の切り欠き部6fと継線部11の切り欠き溝11nとを結ぶ一直線上に配置されている。
次に、4つのコイル素子を樹脂ケース6に収容した後、各ワイヤの端末部をリードフレーム9の対応する絡げ部9pに絡げる(ステップS12,S13)。このとき、各ワイヤは、樹脂ケース6の側壁6eに設けられた対応する切り欠き部6fを通って樹脂ケース6の外側に引き出され、継線部11の前方に位置する対応するリード端子の継線部11上を通過してさらに外側に引き出され、さらに前方に位置するリードフレーム9の絡げ部9pに絡げられる。各ワイヤは、継線部11と絡げ部9pとの間にたわみなく架設される。
ここで、樹脂ケース6の切り欠き部6f、継線部11の切り欠き溝11n及びリードフレーム9の絡げ部9pは、一直線上に配置されている。そのため、切り欠き部6fから引き出されたワイヤを絡げ部9pに絡げれば、ワイヤは継線部11上を通過させることができる。特に、絡げ部9pは、継線部11よりも下方に位置するので、ワイヤは継線部から下方に向かって配線され、切り欠き溝11nに嵌合した状態となる。したがって、ワイヤを継線部11上に容易かつ正確に位置決めすることができる。
次に、リード端子の継線部11にヒータチップ14を圧接させて、絡げ部9pまで延びるワイヤの途中をリード端子に熱圧着する(ステップS14)。このとき、リード端子の継線部11からリードフレームの絡げ部9pまで延びるワイヤの架設部分はまだつながった状態である。
さらに、図7に示すように、ヒータチップ14がまだ継線部11上のワイヤ10を圧接している状態で、継線部11から絡げ部9pまでのワイヤの架設部分にその上方から所定の力(張力F)を加えて引っ張ることにより、ワイヤを切り欠き溝11nの位置Dで切断する(ステップS15)。これにより、切断刃を当てることなく、ワイヤ10を所望の位置できれいに切断することができる。
その後、樹脂ケース6の蓋6bを閉じて(ステップS16)、リードフレーム9を切断することにより(ステップS17)、図1に示した本実施形態によるコイル部品1が完成する。
このように、コイル素子のワイヤはリード端子の継線部11上に配線され、熱圧着によって継線部11に接合されるとともに、リード端子の切り欠き溝11nのエッジを利用してワイヤを引っ張って切断することができる。また、継線部11に切り欠き溝11nがあることで、樹脂ケース6から引き出したワイヤを切り欠き溝11nに係合させることができ、リード端子の幅方向中央にワイヤを容易かつ確実に位置決めすることができる。また、切り欠き溝11nのエッジを利用してワイヤを切断するので、切断時に発生するワイヤのバリが継線部からはみ出すことを防止できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の説明を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、パルストランス2,3及びコモンモードチョークコイル4,5からなる4つのコイル素子が樹脂ケース6内に収容されたコイル部品を例に挙げたが、コイル素子の種類、個数、サイズ、形状等は特に限定されない。また、ケースの素材は樹脂に限定されず、セラミック材料であってもよい。
1 コイル部品
2,3 パルストランス
4,5 コモンモードチョークコイル
6 樹脂ケース
6a ケース本体
6b 蓋
6c,6d 樹脂ケースの側面
6e 側壁
6f 切り欠き部
6g 端子固定部
7a〜7f,8a〜8f リード端子
9 リードフレーム
9p 絡げ部
10 ワイヤ
11 継線部
11n 切り欠き溝
11s 継線部の表面(圧着面)
12 実装部
13 連結部
14 ヒータチップ

Claims (7)

  1. ワイヤを巻回してなる少なくとも一つのコイルと、
    前記ワイヤの端末部が接続されるリード端子とを備え、
    前記リード端子は、
    前記端末部の圧着面を有する継線部と、
    前記継線部と異なる部位に設けられ、実装基板に接続される実装部とを有し、
    前記継線部には切り欠き溝が設けられており、前記切り欠き溝は、前記端末部の延長線上に位置することを特徴とするコイル部品。
  2. 前記ワイヤが巻回された磁性コアと、
    前記磁性コアを収容すると共に前記リード端子を支持するケースをさらに備え、
    前記ケースの側壁には、前記リード端子に対応して設けられた切り欠き部が設けられており、
    前記リード端子は前記ケースの外側に配置され、
    前記ワイヤの端末部は、前記切り欠き部を通って前記ケースの外側に引き出され、前記継線部に圧着されている、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記切り欠き溝はナイフエッジを有するV溝である、請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記コイルは第1及び第2のワイヤを含み、
    前記第1のワイヤの端末部と前記第2のワイヤの端末部とが共通のリード端子の前記継線部に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品の製造方法。
  5. 磁性コアにワイヤを巻回してなるコイルを用意すると共に、リードフレームから切り離されていない状態のリード端子が取り付けられたケースを用意し、前記ケースに前記コイルを収容する工程と、
    前記ワイヤの端末部を前記ケースの外側に引き出し、前記リード端子の継線部上を通過させた状態で前記リードフレームの絡げ部に絡げる工程と、
    前記ワイヤを前記継線部に圧着させながら、前記継線部から前記絡げ部までの前記ワイヤの架設部分に張力を加えて、前記継線部に設けられた切り欠き溝の位置で前記ワイヤを切断する工程とを備えることを特徴とするコイル部品の製造方法。
  6. 前記ワイヤは、前記ケースの側壁に設けられた切り欠き部を通って前記ケースの外側に引き出される、請求項5に記載のコイル部品の製造方法。
  7. 前記ケースの切り欠き部、前記継線部の切り欠き溝及び前記リードフレームの絡げ部は一直線上に配置されている、請求項5又は6に記載のコイル部品の製造方法。
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