JP2013188783A - 2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット - Google Patents

2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2013188783A
JP2013188783A JP2012058477A JP2012058477A JP2013188783A JP 2013188783 A JP2013188783 A JP 2013188783A JP 2012058477 A JP2012058477 A JP 2012058477A JP 2012058477 A JP2012058477 A JP 2012058477A JP 2013188783 A JP2013188783 A JP 2013188783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spot welding
pair
axis
welding
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012058477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5993169B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kuriyama
博 栗山
Tomohiro Ichizono
智弘 市薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoho Machine Works Ltd
Original Assignee
Kyoho Machine Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoho Machine Works Ltd filed Critical Kyoho Machine Works Ltd
Priority to JP2012058477A priority Critical patent/JP5993169B2/ja
Publication of JP2013188783A publication Critical patent/JP2013188783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5993169B2 publication Critical patent/JP5993169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

【課題】溶接ラインの省スペース化や設備のコストダウンを図ることができるとともに、溶接点が接近している場合でもロボットが干渉することなく同時にスポット溶接できるスポット溶接装置を提供する。
【解決手段】1台の関節型ロボット12に一対のスポット溶接ガン22、24を有する2打スポット溶接装置16が配設されているため、2箇所の溶接点を単一のスポット溶接ロボット10により同時にスポット溶接できる。特に、この2打スポット溶接装置16は、単一の支持軸20に一対のスポット溶接ガン22、24が配設され、ピッチ変更装置72により軸心Sまわりに回動させて相互の挟圧軸線O1、O2間のピッチPを変更できるとともに、段差変更装置100によって挟圧軸線O1、O2方向の溶接位置の相互の段差を変更できるため、ピッチPや段差が異なる種々の態様の2箇所の溶接点を同時にスポット溶接できる。
【選択図】図1

Description

本発明はスポット溶接装置に係り、特に、2箇所の溶接点を同時にスポット溶接できる2打スポット溶接装置およびスポット溶接ロボットに関するものである。
一対の電極チップの間でワークを挟圧して抵抗溶接するスポット溶接ガンを有するスポット溶接装置が広く知られている。特許文献1に記載の溶接装置はその一例で、関節型ロボットの先端軸にスポット溶接ガンが一体的に取り付けられている。
特開2011−189352号公報
しかしながら、このような従来のスポット溶接装置においては、1台の関節型ロボットに対してスポット溶接ガンが1台取り付けられるだけであるため、ロボットの台数が多くなり、溶接ラインの省スペース化や設備コストを低減する上で制約になっていた。また、溶接点が接近している場合、複数の溶接ロボットを用いても、ロボットが互いに干渉するなどして同時にスポット溶接することができず、時間的にずらして溶接しなければならない場合があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、多数の溶接ロボットが必要な溶接ラインの省スペース化や設備のコストダウンを図ることができるとともに、溶接点が接近している場合でもロボットが干渉することなく同時にスポット溶接できるスポット溶接装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、一対の電極チップの間でワークを挟圧して抵抗溶接するスポット溶接ガンを有するスポット溶接装置において、(a) ロボットに一体的に固設される単一の支持軸と、(b) それぞれ前記ワークに対する挟圧軸線が前記支持軸の軸心Sと平行になる姿勢でその支持軸に配設された一対のスポット溶接ガンと、(c) その一対のスポット溶接ガンの少なくとも一方を前記軸心Sまわりに回動させて、その一対のスポット溶接ガンの前記挟圧軸線間のピッチを変更するピッチ変更装置と、(d) 前記一対のスポット溶接ガンの少なくとも一方を前記軸心Sと平行な方向へ直線移動させることにより、その一対のスポット溶接ガンの前記挟圧軸線方向の溶接位置の相互の段差を変更する段差変更装置と、を有することを特徴とする。
第2発明は、第1発明の2打スポット溶接装置において、(a) 前記一対のスポット溶接ガンは、前記軸心Sから前記挟圧軸線までの距離が互いに等しいとともに、何れもその軸心Sまわりに回動可能に前記支持軸に配設されており、(b) 前記ピッチ変更装置は、ねじのねじれ方向が互いに反対の一対のねじ部が一直線上に設けられた単一の送りねじ軸を電動モータにより回転させて、その一対のねじ部にそれぞれ螺合された一対のスライド部材を対称的に接近離間させることにより、そのスライド部材に連結された前記一対のスポット溶接ガンを前記軸心Sまわりに対称的に逆方向へ回動させて前記ピッチを連続的に変更できることを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明の2打スポット溶接装置において、(a) 前記段差変更装置は、電動モータによって駆動される送りねじ軸を用いて前記一対のスポット溶接ガンの何れか一方のみを前記軸心Sと平行な方向へ直線移動させるもので、(b) その一方のスポット溶接ガンは、前記挟圧軸線方向の溶接位置が他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を挟んで両側を含むように定められた移動範囲を直線移動させられ、その他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を基準として前記段差を正負両方へ連続的に変更できることを特徴とする。
第4発明はスポット溶接ロボットに関するもので、第1発明〜第3発明の何れかの2打スポット溶接装置が関節型ロボットの先端軸に取り付けられていることを特徴とする。
このような本発明の2打スポット溶接装置においては、ロボットに一体的に固設される単一の支持軸に一対のスポット溶接ガンが配設され、ピッチ変更装置によって相互の挟圧軸線間のピッチを変更できるとともに、段差変更装置によって挟圧軸線方向の相互の段差を変更できるため、ピッチや段差が異なる種々の態様の2箇所の溶接点を単一のロボットによって同時にスポット溶接できるようになり、溶接ラインの省スペース化や設備のコストダウンを図ることができる。また、溶接点が接近している場合でも、ロボット同士が干渉する恐れがないため、ピッチ変更装置の構成に応じて比較的近接した2箇所の溶接点を同時にスポット溶接できる。
一方、一対のスポット溶接ガンは、それぞれ挟圧軸線が支持軸の軸心Sと平行になる姿勢でその支持軸に配設されるとともに、少なくとも一方が軸心Sまわりに回動させられることにより挟圧軸線間のピッチが変更されるため、比較的大きなピッチ変更寸法を確保しつつ、ピッチを変更するための機構を簡単で軽量且つコンパクトに構成することができる。これにより、2台のスポット溶接ガンを有する2打スポット溶接装置を単一のロボットに配設した場合でも、所定の移動速度および位置決め精度を確保し易く、比較的小型で安価なロボットを採用できる。
第2発明では、軸心Sから一対のスポット溶接ガンの挟圧軸線までの距離が互いに等しいとともに、何れも軸心Sまわりに回動可能に配設されており、ねじのねじれ方向が反対の一対のねじ部が一直線上に設けられた単一の送りねじ軸が電動モータによって回転駆動されることにより、その一対のねじ部にそれぞれ螺合された一対のスライド部材を介して一対のスポット溶接ガンが軸心Sまわりに対称的に回動させられる。このため、一対のスポット溶接ガンの挟圧軸線を結ぶ線分がピッチの変更に拘らず平行移動させられるようになり、ピッチの変更に拘らず、2打スポット溶接装置の姿勢を軸心Sまわりに変化させる必要がなく、ロボットによる2打スポット溶接装置の姿勢や移動経路等の制御が簡単になる。また、ピッチを連続的に変更できるため、2箇所の溶接点の間隔が異なる種々の溶接条件に対応可能で高い汎用性が得られる。
第3発明では、送りねじ軸を用いて一対のスポット溶接ガンの何れか一方のみを軸心Sと平行な方向へ直線移動させることにより、その一方のスポット溶接ガンを、挟圧軸線方向において他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を挟んで両側を含むように定められた移動範囲を直線移動させ、段差を正負両方へ変更できるため、一対のスポット溶接ガンによる溶接位置の段差の種々の態様に対応しつつ、段差変更装置を簡単で軽量且つコンパクトに構成できる。これにより、所定の移動速度および位置決め精度を確保しつつ、一層小型で安価なロボットを採用できる。また、段差を連続的に変更できるため、2箇所の溶接点の段差が異なる種々の溶接条件に対応可能で高い汎用性が得られるとともに、電極チップの摩耗による一対のスポット溶接ガンの溶接位置の相互の位置ずれを適切に補正することが可能で、高い稼働率を確保できる。
第4発明はスポット溶接ロボットに関するもので、第1発明〜第3発明の何れかの2打スポット溶接装置が関節型ロボットの先端軸に取り付けられている場合であり、実質的に第1発明〜第3発明と同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施例であるスポット溶接ロボットを示す概略斜視図である。 図1のスポット溶接ロボットに取り付けられている2打スポット溶接装置を単独で示す斜視図である。 図2の2打スポット溶接装置の一部を省略したり切り欠いたりして示した概略正面図である。 図2の2打スポット溶接装置の一部を省略したり切り欠いたりして示した概略右側面図である。 図2の2打スポット溶接装置の一部を省略したり切り欠いたりして示した概略平面図である。 図2の2打スポット溶接装置がピッチ変更装置により最小ピッチPminとされた状態を示す概略平面図である。 図2の2打スポット溶接装置がピッチ変更装置により最大ピッチPmaxとされた状態を示す概略平面図である。 図2の2打スポット溶接装置の第2スポット溶接ガンが段差変更装置によって上下動させられ、段差が変更された状態を比較して示す概略右側面図である。
本発明の2打スポット溶接装置は、例えば複数の関節部を有する関節型ロボットの先端軸に取り付けられて使用されるが、3軸直交型ロボット等の他のロボットに取り付けて使用することもできる。これ等のロボットは電動モータによって駆動される電動式ロボットが望ましいが、溶接条件によっては流体圧シリンダ等の他の駆動方式のロボットを採用することもできる。スポット溶接ガンは、例えば一直線上に対向して配置された固定電極チップおよび可動電極チップを有し、加圧シリンダや送りねじ機構等により可動電極チップを直線移動させて固定電極チップとの間でワークを挟圧するように構成されるが、可動電極チップを所定の回動軸まわりに回動させて固定電極チップとの間でワークを挟圧したり、固定電極チップを浮動状態で配設したりするなど、種々の態様が可能である。
ピッチ変更装置は、一対のスポット溶接ガンの挟圧軸線間のピッチ(間隔)を変更するもので、一対のスポット溶接ガンの少なくとも一方を軸心Sまわりに回動させるように構成される。ピッチは、連続的に変更できることが望ましいが、段階的に3段階以上の多段階で変更したり、2段階で変更したりするだけでも良く、溶接条件に応じて適宜定められる。
段差変更装置は、一対のスポット溶接ガンの挟圧軸線方向の溶接位置の相互の段差を変更するもので、一対のスポット溶接ガンの少なくとも一方を軸心Sと平行な方向へ直線移動させるように構成される。段差は、連続的に変更できることが望ましいが、段階的に3段階以上の多段階で変更したり、2段階で変更したりするだけでも良く、溶接条件に応じて適宜定められる。
第2発明のピッチ変更装置は、一対のスポット溶接ガンが、軸心Sから挟圧軸線までの距離が互いに等しいとともに、何れもその軸心Sまわりに回動可能に支持軸に配設されて、ピッチ変更装置により軸心Sまわりに対称的に逆方向へ回動させられるようになっているが、他の発明の実施に際しては、軸心Sから一対のスポット溶接ガンの挟圧軸線までの距離が互いに相違していても良いし、何れか一方のスポット溶接ガンのみを軸心Sまわりに回動させてピッチを変更するものでも良い。第2発明ではまた、ねじのねじれ方向が反対の一対のねじ部を有する単一の送りねじ軸を電動モータにより回転させて一対のスポット溶接ガンを軸心Sまわりに対称的に回動させるが、他の発明では、一対のスポット溶接ガンを別々の送りねじ軸で個別に軸心Sまわりに回動させても良いし、リンク機構や歯車機構等の他の揺動機構を用いてスポット溶接ガンを軸心Sまわりに回動させることもできる。
第3発明の段差変更装置は、電動モータによって駆動される送りねじ軸を用いて一対のスポット溶接ガンの何れか一方のみを軸心Sと平行な方向へ直線移動させるが、他の発明の実施に際しては、一対のスポット溶接ガンをそれぞれ軸心Sと平行な方向へ直線移動させて段差を変更することもできるし、リンク機構やラックとピニオン機構等の他の直動機構を用いてスポット溶接ガンを軸心Sと平行な方向へ直線移動させることもできる。第3発明ではまた、他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を基準として段差を正負両方へ変更できるが、他の発明では、他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を基準として段差を正負の何れか一方のみに定められた所定の移動範囲で変更するだけでも良い。なお、段差の正負は、挟圧軸線方向において一方のスポット溶接ガンの溶接位置が他方のスポット溶接ガンの溶接位置よりも例えば可動電極チップ側へずれている場合を正とした場合、逆の固定電極チップ側へずれている場合が負で、正負の方向は適宜定められる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるスポット溶接ロボット10を示す概略斜視図で、関節型ロボット12の先端軸14には2打スポット溶接装置16が取り付けられている。関節型ロボット12は、J1〜J6の6つの回転軸線を備えており、各回転軸線J1〜J6まわりにそれぞれ電動モータによって回転駆動されるとともに、任意の回転位置で停止させられる6軸の電動式関節ロボットである。2打スポット溶接装置16が取り付けられる先端軸14は手首軸として機能するもので、自身の軸心である回転軸線J6まわりに回転させられるとともに、回転軸線J5まわりに揺動させられる。
図2〜図5は、2打スポット溶接装置16を単独で示す図で、図2は斜視図、図3は正面図、図4は右側面図、図5は平面図であり、何れも一部を省略したり切り欠いたりして示した概略図である。この2打スポット溶接装置16は、軸心Sが前記回転軸線J6と一致する姿勢で前記先端軸14に一体的に固設される支持軸20を有し、その支持軸20に一対の第1スポット溶接ガン22、第2スポット溶接ガン24(以下、特に区別しない場合は単にスポット溶接ガン22、24という)が配設されている。これ等の第1スポット溶接ガン22および第2スポット溶接ガン24は、何れも固定電極チップ26と可動電極チップ28との間で複数のワーク(板材)W1、W2を挟圧して抵抗溶接を行うもので、基本的に左右対称に構成されている。固定電極チップ26および可動電極チップ28は、一直線の挟圧軸線O1、O2上に相対向する姿勢で設けられており、スポット溶接ガン22、24は、それぞれ挟圧軸線O1、O2が軸心Sと平行になる姿勢で、且つ軸心Sから挟圧軸線O1、O2までの距離が互いに等しくなるように支持軸20に配設されている。図2〜図5は、何れも挟圧軸線O1、O2や軸心Sが上下方向となる基本姿勢の状態で、以下、この基本姿勢を前提として説明する。
図4に示されるように、固定電極チップ26はC型フレーム30の下アーム部32の先端に一体的に上向きに固設されている一方、可動電極チップ28は、C型フレーム30の上アーム部34の先端に、挟圧軸線O1、O2方向の移動可能に下向きに配設されている。上アーム部34の先端部には、送りねじ軸36が電動モータ38によりタイミングベルト40を介して回転駆動されることにより、ボール循環式等のナット部材42を介して可動電極チップ28を下方へ向かって直線往復移動させる電動式の加圧装置44が設けられている。上アーム部34にはまた、溶接トランス46等の溶接機器が取り付けられている。本実施例では、軽量化のためにアルミニウム製のC型フレーム30が用いられているとともに、下アーム部32のコーナー部には補強プレート48が取り付けられている。
上記スポット溶接ガン22、24は、それぞれ支持軸20の軸心Sまわりに回動可能に支持軸20に配設された回動プレート50、52に配設されている。支持軸20は、前記先端軸14にねじ等により一体的に固設される円板形状の取付板部54を備えているとともに、その取付板部54から下方へ向かって同心に一体的に固設された円柱形状の軸部56を備えており、上記回動プレート50、52は、それぞれその軸部56に軸受メタルを介して回動可能に嵌合された一対ずつの嵌合板部58、60(図3参照)を備えている。嵌合板部58、60は、押え板62と取付板部54との間で挟まれて位置決めされているとともに、それ等の嵌合板部58、60、押え板62、および取付板部54の相互間にはそれぞれスラストメタルが介在させられており、回動プレート50、52が円滑に回動可能とされている。回動プレート50、52は、軸心Sを挟んで左右両側に対称的に、且つ何れも軸心Sと平行な姿勢で上下方向に配設されており、嵌合板部58、60は、それらの回動プレート50、52から略垂直(水平方向)に突き出すように一体的に設けられている。そして、第1スポット溶接ガン22、第2スポット溶接ガン24は、図5に示されるように、それぞれ支持軸20から前方(手前側で図5の下方)へ互いに略平行に突き出す姿勢で回動プレート50、52に配設されており、第1スポット溶接ガン22はその回動プレート50に一体的に固設されているが、第2スポット溶接ガン24はリニアガイド64を介して軸心Sと平行な上下方向の移動可能に回動プレート52に配設されている。
上記支持軸20の軸部56にはまた、後方へ突き出す略水平な支持プレート70がねじ等により一体的に固設されており、ピッチ変更装置72がその支持プレート70上に配設されている。ピッチ変更装置72は、第1スポット溶接ガン22の挟圧軸線O1と第2スポット溶接ガン24の挟圧軸線O2との間のピッチPを変更するもので、図5に示されるように、単一の送りねじ軸74が電動モータ76によりタイミングベルト78を介して回転駆動されることにより、その送りねじ軸74にボール循環式ナット等を用いて螺合された一対のスライド部材80、82を介してスポット溶接ガン22、24を軸心Sまわりに互いに逆方向へ回動させるとともに、任意の位置で停止させることができる。送りねじ軸74は、ねじのねじれ方向が互いに反対の一対のねじ部74a、74bを一直線上に一体的に備えており、それ等のねじ部74a、74bに螺合されたスライド部材80、82を対称的に接近離間させることができるとともに、任意の位置で停止させることができる。また、前記回動プレート50、52には、後方へ略水平に突き出す連結プレート84、86が一体的に固定されているとともに、その連結プレート84、86にはそれぞれ長穴88、90が設けられており、スライド部材80、82に設けられたカムフォロワー92、94がそれ等の長穴88、90と係合させられている。したがって、一対のスライド部材80、82が対称的に図5の左右方向へ接近離間させられると、回動プレート50、52に配設されたスポット溶接ガン22、24は、軸心Sまわりに対称的に逆方向へ回動させられ、ピッチPが連続的に増加または減少させられる。
すなわち、図5に矢印Aで示すように挟圧軸線O1、O2が互いに接近する方向へ軸心Sまわりに回動させられるとピッチPは小さくなり、本実施例では最小ピッチPmin=50mmが達成される。また、矢印Bで示すように挟圧軸線O1、O2が互いに離間する方向へ軸心Sまわりに回動させられるとピッチPは大きくなり、本実施例では最大ピッチPmax=350mmが達成される。すなわち、ピッチPを50mm〜350mmの範囲内で連続的に任意の大きさに設定できるのであり、図5に示す基本姿勢ではピッチP=200mmである。図6は上記最小ピッチPminとされた状態の平面図で、図7は上記最大ピッチPmaxとされた状態の平面図である。
また、このように挟圧軸線O1、O2を軸心Sまわりに対称的に逆方向へ回動させてピッチPを変更する場合、挟圧軸線O1、O2を結ぶ線分がピッチPの変更に拘らず平行移動させられるようになり、ピッチPの変更に拘らず、2打スポット溶接装置16の姿勢を軸心Sまわりに変化させる必要がなく、関節型ロボット12による2打スポット溶接装置16の姿勢や移動経路等の制御が簡単になる。すなわち、図5〜図7から明らかなように、2打ロボット溶接装置16が正面向き(図の下向き)の状態で、ピッチPは常に左右方向の寸法となって互いに平行であるため、正面向き状態を維持したまま左右方向の溶接点間の距離に応じてピッチPを変更できるのである。
前記回動プレート52には、リニアガイド64によって軸心Sと平行な方向の直線移動可能に配設された第2スポット溶接ガン24を、軸心Sと平行な方向へ直線往復移動させる段差変更装置100が設けられている。段差変更装置100は、一対のスポット溶接ガン22、24の挟圧軸線O1、O2方向の溶接位置(この実施例では固定電極チップ26の上端位置)の相互の段差を変更するもので、図4に示されるように、送りねじ軸102を電動モータ104で回転駆動することにより、その送りねじ軸102に螺合された図示しないボール循環式等のナット部材を介して第2スポット溶接ガン24を軸心Sと平行な方向へ直線往復移動させるとともに、任意の位置で停止させることができる。この第2スポット溶接ガン24の移動範囲は、挟圧軸線O2方向の溶接位置が第1スポット溶接ガン22による溶接位置を挟んで両側を含むように定められており、第1スポット溶接ガン22による溶接位置を基準として段差を正負両方へ連続的に変更できる。すなわち、図3に矢印Cで示すように、第2スポット溶接ガン24の溶接位置が第1スポット溶接ガン22の溶接位置よりも高くなる正方向の段差を設けることができるとともに、矢印Dで示すように、第2スポット溶接ガン24の溶接位置が第1スポット溶接ガン22の溶接位置よりも低くなる負方向の段差を設けることができる。
図8は、上記第2スポット溶接ガン24の移動範囲を説明する図で、前記図4に対応する側面図であり、(b) は前記図3と同じ基本姿勢の状態で段差=0mmすなわち第1スポット溶接ガン22と溶接位置が等しい状態である。図8の(a) は、段差変更装置100により第2スポット溶接ガン24が下降端まで移動させられた状態で、負方向への最大段差である−G2は本実施例では約55mmである。また、図8の(c) は、段差変更装置100により第2スポット溶接ガン24が上昇端まで移動させられた状態で、正方向への最大段差である+G1は本実施例では約60mmである。すなわち、第1スポット溶接ガン22による溶接位置を基準として、正方向へ最大約60mmの段差+G1を設けることができるとともに、負方向へ最大約55mmの段差−G2を設けることが可能で、その範囲内で連続的に任意の段差に設定できる。
このようなスポット溶接ロボット10においては、1台の関節型ロボット12の先端軸14に一対のスポット溶接ガン22、24を有する2打スポット溶接装置16が配設されているため、2箇所の溶接点を単一のスポット溶接ロボット10により同時にスポット溶接できるようになり、溶接ラインの省スペース化や設備のコストダウンを図ることができる。
特に、2打スポット溶接装置16は、関節型ロボット12に一体的に固設される単一の支持軸20に一対のスポット溶接ガン22、24が配設され、ピッチ変更装置72によって相互の挟圧軸線O1、O2間のピッチPを変更できるとともに、段差変更装置100によって挟圧軸線O1、O2方向の溶接位置の相互の段差を変更できるため、ピッチPや段差が異なる種々の態様の2箇所の溶接点を同時にスポット溶接できる。
また、溶接点が接近している場合でも、ロボット同士が干渉する恐れがないため、ピッチ変更装置72の構成に応じて比較的近接した2箇所の溶接点を同時にスポット溶接することが可能で、本実施例では最小ピッチPmin=50mmまで同時にスポット溶接できる。
また、一対のスポット溶接ガン22、24は、それぞれ挟圧軸線O1、O2が支持軸20の軸心Sと平行になる姿勢でその支持軸20に配設されるとともに、それ等のスポット溶接ガン22、24が共に軸心Sまわりに回動させられることによりピッチPが変更されるため、比較的大きなピッチ変更寸法を確保しつつ、ピッチPを変更するための機構を簡単で軽量且つコンパクトに構成することができる。これにより、2台のスポット溶接ガン22、24を有する2打スポット溶接装置16を単一の関節型ロボット12に配設した場合でも、所定の移動速度および位置決め精度を確保し易く、比較的小型で安価な関節型ロボット12を採用できる。
また、軸心Sからスポット溶接ガン22、24の挟圧軸線O1、O2までの距離が互いに等しいとともに、何れも軸心Sまわりに回動可能に配設されており、ピッチ変更装置72は、ねじのねじれ方向が反対の一対のねじ部74a、74bが一直線上に設けられた単一の送りねじ軸74を電動モータ76によって回転駆動することにより、その一対のねじ部74a、74bにそれぞれ螺合された一対のスライド部材80、82を介して一対のスポット溶接ガン22、24を軸心Sまわりに対称的に回動させてピッチPを変更する。このため、一対のスポット溶接ガン22、24の挟圧軸線O1、O2を結ぶ線分がピッチPの変更に拘らず平行移動させられるようになり、ピッチPの変更に拘らず、2打スポット溶接装置16の姿勢を軸心Sまわりに変化させる必要がなく、関節型ロボット12による2打スポット溶接装置16の姿勢や移動経路等の制御が簡単になる。
また、段差変更装置100は、送りねじ軸102を用いて第2スポット溶接ガン24のみを軸心Sと平行な方向へ直線移動させることにより、その第2スポット溶接ガン24を、挟圧軸線O2方向において第1スポット溶接ガン22による溶接位置を挟んで両側を含むように定められた移動範囲を直線移動させ、段差を正負両方へ変更できるため、一対のスポット溶接ガン22、24による溶接位置の段差の種々の態様に対応しつつ、段差変更装置100を簡単で軽量且つコンパクトに構成できる。これにより、所定の移動速度および位置決め精度を確保しつつ、一層小型で安価な関節型ロボット12を採用できる。
また、ピッチ変更装置72はピッチPを連続的に変更できるとともに、段差変更装置100は段差を連続的に変更できるため、2箇所の溶接点の間隔や段差が異なる種々の溶接条件に対応可能で、高い汎用性が得られる。また、段差を連続的に変更できることから、固定電極チップ26の摩耗による一対のスポット溶接ガン22、24の溶接位置の相互の僅かな位置ずれを適切に補正することが可能で、高い稼働率を確保できる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:スポット溶接ロボット 12:関節型ロボット 14:先端軸 16:2打スポット溶接装置 20:支持軸 22:第1スポット溶接ガン 24:第2スポット溶接ガン 26:固定電極チップ 28:可動電極チップ 72:ピッチ変更装置 74:送りねじ軸 74a、74b:ねじ部 76:電動モータ 80、82:スライド部材 100:段差変更装置 102:送りねじ軸 104:電動モータ W1、W2:ワーク O1、O2:挟圧軸線 S:支持軸の軸心 P:ピッチ +G1、−G2:段差

Claims (4)

  1. 一対の電極チップの間でワークを挟圧して抵抗溶接するスポット溶接ガンを有するスポット溶接装置において、
    ロボットに一体的に固設される単一の支持軸と、
    それぞれ前記ワークに対する挟圧軸線が前記支持軸の軸心Sと平行になる姿勢で該支持軸に配設された一対のスポット溶接ガンと、
    該一対のスポット溶接ガンの少なくとも一方を前記軸心Sまわりに回動させて、該一対のスポット溶接ガンの前記挟圧軸線間のピッチを変更するピッチ変更装置と、
    前記一対のスポット溶接ガンの少なくとも一方を前記軸心Sと平行な方向へ直線移動させることにより、該一対のスポット溶接ガンの前記挟圧軸線方向の溶接位置の相互の段差を変更する段差変更装置と、
    を有することを特徴とする2打スポット溶接装置。
  2. 前記一対のスポット溶接ガンは、前記軸心Sから前記挟圧軸線までの距離が互いに等しいとともに、何れも該軸心Sまわりに回動可能に前記支持軸に配設されており、
    前記ピッチ変更装置は、ねじのねじれ方向が互いに反対の一対のねじ部が一直線上に設けられた単一の送りねじ軸を電動モータにより回転させて、該一対のねじ部にそれぞれ螺合された一対のスライド部材を対称的に接近離間させることにより、該スライド部材に連結された前記一対のスポット溶接ガンを前記軸心Sまわりに対称的に逆方向へ回動させて前記ピッチを連続的に変更できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の2打スポット溶接装置。
  3. 前記段差変更装置は、電動モータによって駆動される送りねじ軸を用いて前記一対のスポット溶接ガンの何れか一方のみを前記軸心Sと平行な方向へ直線移動させるもので、
    該一方のスポット溶接ガンは、前記挟圧軸線方向の溶接位置が他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を挟んで両側を含むように定められた移動範囲を直線移動させられ、該他方のスポット溶接ガンによる溶接位置を基準として前記段差を正負両方へ連続的に変更できる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の2打スポット溶接装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の2打スポット溶接装置が関節型ロボットの先端軸に取り付けられていることを特徴とするスポット溶接ロボット。
JP2012058477A 2012-03-15 2012-03-15 2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット Active JP5993169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012058477A JP5993169B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012058477A JP5993169B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013188783A true JP2013188783A (ja) 2013-09-26
JP5993169B2 JP5993169B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=49389605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012058477A Active JP5993169B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5993169B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101437823B1 (ko) 2014-03-19 2014-09-04 (주)제이엔엘테크 축전지 극판 조립체용 스폿용접 장치
CN104511686A (zh) * 2013-09-30 2015-04-15 现代自动车株式会社 点焊装置
CN104551366A (zh) * 2013-10-14 2015-04-29 现代自动车株式会社 点焊装置
CN104551365A (zh) * 2013-10-14 2015-04-29 现代自动车株式会社 点焊设备
KR20150123020A (ko) * 2014-04-24 2015-11-03 현대자동차주식회사 샌드위치 패널 용접장치
US20160175978A1 (en) * 2014-12-22 2016-06-23 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
CN108746969A (zh) * 2018-08-01 2018-11-06 天津七所高科技有限公司 一种单面双点点焊设备
JP2019136752A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 トヨタ車体株式会社 スポット溶接装置
WO2020068733A3 (en) * 2018-09-24 2020-06-11 T.A. Systems, Inc. Rotary tool adjuster for robot with end of arm tool having multiple tools
CN113319473A (zh) * 2020-03-06 2021-08-31 广州优尼冲压有限公司 组立螺栓自动补焊装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB489050A (en) * 1937-03-20 1938-07-19 James Richard Sutton Improvements relating to metallic band or wire tying machines
JPH0588773U (ja) * 1992-04-30 1993-12-03 ダイハツ工業株式会社 双頭溶接ガン
JPH09216068A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Nissan Motor Co Ltd デュアルヘッド型スポット溶接ガン
JP2003211271A (ja) * 2002-01-22 2003-07-29 Daihatsu Motor Co Ltd スポット溶接装置及びスポット溶接方法
JP2011025251A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Suzuki Motor Corp 複式溶接ガン構造体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB489050A (en) * 1937-03-20 1938-07-19 James Richard Sutton Improvements relating to metallic band or wire tying machines
JPH0588773U (ja) * 1992-04-30 1993-12-03 ダイハツ工業株式会社 双頭溶接ガン
JPH09216068A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Nissan Motor Co Ltd デュアルヘッド型スポット溶接ガン
JP2003211271A (ja) * 2002-01-22 2003-07-29 Daihatsu Motor Co Ltd スポット溶接装置及びスポット溶接方法
JP2011025251A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Suzuki Motor Corp 複式溶接ガン構造体

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104511686A (zh) * 2013-09-30 2015-04-15 现代自动车株式会社 点焊装置
US9522440B2 (en) * 2013-10-14 2016-12-20 Hyundai Motor Company Spot welding apparatus
CN104551365A (zh) * 2013-10-14 2015-04-29 现代自动车株式会社 点焊设备
US20150183049A1 (en) * 2013-10-14 2015-07-02 Hyundai Motor Company Spot welding apparatus
CN104551366A (zh) * 2013-10-14 2015-04-29 现代自动车株式会社 点焊装置
KR101437823B1 (ko) 2014-03-19 2014-09-04 (주)제이엔엘테크 축전지 극판 조립체용 스폿용접 장치
KR101655148B1 (ko) 2014-04-24 2016-09-07 현대자동차 주식회사 샌드위치 패널 용접장치
KR20150123020A (ko) * 2014-04-24 2015-11-03 현대자동차주식회사 샌드위치 패널 용접장치
US10471534B2 (en) * 2014-12-22 2019-11-12 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
US20160175978A1 (en) * 2014-12-22 2016-06-23 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
US11471971B2 (en) 2014-12-22 2022-10-18 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
US11925995B2 (en) 2014-12-22 2024-03-12 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
JP2019136752A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 トヨタ車体株式会社 スポット溶接装置
CN108746969A (zh) * 2018-08-01 2018-11-06 天津七所高科技有限公司 一种单面双点点焊设备
WO2020068733A3 (en) * 2018-09-24 2020-06-11 T.A. Systems, Inc. Rotary tool adjuster for robot with end of arm tool having multiple tools
US10987809B2 (en) 2018-09-24 2021-04-27 T.A. Systems, Inc. Rotary tool adjuster for robot with end of arm tool having multiple tools
CN113319473A (zh) * 2020-03-06 2021-08-31 广州优尼冲压有限公司 组立螺栓自动补焊装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5993169B2 (ja) 2016-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5993169B2 (ja) 2打スポット溶接装置、およびスポット溶接ロボット
EP3195988B1 (en) Five-degree-of-freedom parallel robot with multi-shaft rotary brackets
JP6292092B2 (ja) 塗布装置、塗布ロボットおよび塗布方法
CN108544159B (zh) 一种金属管道焊接装置
CN101585109A (zh) 全自动高速四轴双工位回转式焊接设备
CN108356458B (zh) 可旋转对称焊接的三轴实时跟踪焊接装置
CN105059886B (zh) 一种翻转机构
US10814478B2 (en) Joint module and multi-joint modular robot arm
WO2018008559A1 (ja) ワークの反転装置
CN109332967B (zh) 一种三轴实时跟踪焊接结构及其冷柜焊接设备
US20200339205A1 (en) Robot system and work line including the same
CN207239519U (zh) 一种能调节角度的模具焊接机
US8056889B2 (en) Positioning device for the fabrication of compressor impellers
JPH0231632B2 (ja)
CN207668711U (zh) 一种用于板材拼接的定位机构
JP2018069354A (ja) リンク式多関節ロボット
JP2014097522A (ja) 片側スポット溶接機
KR101296537B1 (ko) 자동화 로봇용 클램핑 기구
KR101395140B1 (ko) 산업용 로봇
CN208945427U (zh) 一种焊接装置
KR20180009789A (ko) 워크 위치 결정장치
CN205852051U (zh) 一种新型自动焊钳
CN107283081B (zh) 一种摆角可调的复合焊接组件
CN211867837U (zh) 一种可变姿态夹具
CN109277711A (zh) 油水分离器焊接设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5993169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250