JP2013188469A - 折りたたみ式飲料抽出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】茶類、コーヒー等の飲料抽出原料を封入した容器を簡単かつ迅速に抽出容器に形状変換し飲料抽出容器として使用し、抽出後は原料残渣ごと捨てることができる折りたたみ式の飲料抽出容器を提供する
【解決手段】防水性の軟質素材からなる折りたたみ可能な三角錐型容器本体に、容器内へ抽出液の注入を容易にするための漏斗構造体を装着し、この漏斗構造体にディスクフィルター機能をも備えた茶漉し構造を具備した注ぎ口を有し、飲料原料の保存容器としての平面構造体から漏斗部の輪状突起により片手で漏斗部を展開し、そこへ抽出液を注入するだけで簡単に飲料抽出容器としての立体構造へ形状変換する折りたたみ式飲料抽出容器

【選択図】図4

Description

本発明は乾燥状態の飲料原料から飲用成分を抽出する機能を有する折りたたみ式飲料抽出容器並びに同容器の折りたたみ方法と飲用液の抽出方法に関するものである。
緑茶をはじめとする茶類やコーヒー等の飲料では、飲用に供する直前に急須等の抽出器具を使って乾燥状態の原料にお湯や水等を注いで飲用成分を抽出し、抽出した飲用液を湯呑茶碗等の茶器に注いで飲用するといった方法が旧来から行われてきたが、昨今ではペットボトルや缶入等のあらかじめ生産工場段階で直接飲用可能な飲用液となった商品がその手軽さから消費を伸ばしている。
しかし、飲用直前に乾燥原料から急須等で飲用成分を抽出する飲用方法は、原料が本来持っている香りや味といった微妙な風味を醸し出すことが可能であるとともに、消費段階において液体状態にするため、輸送や保管等の流通段階における環境負荷やコストを大幅に軽減できる。
さらに、緑茶を例にすれば抽出器具として急須等を使ったリーフ緑茶は一煎目を急須から注ぎ終わっても二煎目、三煎目と同じ茶葉を複数回、異なった風味で飲用することができる。これはテアニン等のアミノ酸で構成される旨味成分が比較的低温の抽出液で抽出される反面、渋み成分であるカテキン類やにがみ成分であるカフェインは比較的高温の抽出液でないと抽出されないため、この特性を利用して例えば一煎目を低温で淹れて旨味を味わい、二煎目以降を高温で淹れて苦味や渋味を味わうといった嗜好方法が可能で、さらには抽出時間の調整による濃度調整も可能である。
しかし、乾燥茶葉から飲用液を抽出し飲用に供するには湯呑茶碗等の飲用容器のほかに急須などの抽出器具が必要な上、お茶を淹れた後に急須内に残った茶殻の処理や急須の洗浄といった後処理作業が必要で、ペットボトル入等の緑茶飲料に比べ手軽さに欠けるといった欠点もあった。
反面、ペットボトル入り等の緑茶飲料では特に高級茶の微妙な味や香りを忠実に再現することが非常に困難であることや、前述の物流コストや環境負荷の面から、より手軽に乾燥茶葉から飲用茶を抽出するためにティーバッグやドリップ式といった様々な抽出型の緑茶商品が提案されている。
ティーバッグ式の商品は不織布やナイロンメッシュ等の通水性袋体に乾燥した飲料原料を収納し、ティーカップ等の器中の抽出液に浸し、これらの器の中で飲用成分を抽出し、多くは飲用直前に器から原料袋を取り出すもので、その形状も平面状の袋体や茶葉の浮遊空間を大きく取れ風味が優れるといわれる三角錐型のものまで、様々な形態のものが提案実用化されている。
また、ティーカップ等の器の上部に設置し、器内にお湯等の抽出液を注ぎ入れる時に原料内を通過させて飲用成分を抽出しながら器に抽出液を注ぐドリップ式によるものも提案、実用化されている。
何れの方法も急須等の抽出器具は不要で通常の急須を使った場合よりも手軽に飲用できるが、ティーバッグ内での茶葉浮遊容積が十分確保されず原料茶葉が本来持っている風味の再現に限界があることや、ドリップ式の場合、容器をティーカップ上に設置したままの状態では物理的に飲用できないことや安定性に欠けるといった欠点もあった。
さらに、ティーバッグやドリップ式のいずれも全体または一部が通水性素材で形成されているが故に内部の茶殻等の水分を含んだ残渣から雫が滴り落ちテーブル等を汚す恐れもあり、これを防ぐためには別にティーバッグトレー等の受け皿的な容器が必要となり、ゴミとして処理するにも雫が滴り落ちる可能性の高い湿的廃棄物であるため完全に水切りをして、防水袋等に入れて処理する必要があった。
また、原料を完全に粉砕し、粉末状や顆粒状あるいは錠剤に加工し、飲用液に溶解させて飲用するといった非常に簡便で手軽なものも存在するが、抽出により旨み成分のみを飲用する方法に比べ風味等の面で劣る場合が多い。
特開2000−237021 特開2001−61629 特開2003−321061
このような欠点を解決するため、防水性の素材で形成され、抽出容器ごと捨てられる使い捨て急須や折りたたみ式の急須が提案されている。
しかし、これらの先行技術には抽出液を注入し、原料から飲用成分を浸出中の静置的安定性や手に持って湯呑茶碗等の飲料茶器に注ぎいれる時の動的安定性を確保し、液体容器としての強度を保つために、ある程度の素材の厚みや複雑な容器強化構造が必要であり、保存や流通時のいわゆる抽出液を入れない状態の未使用時の容積も大きくなり保存流通効率が低下するとともに一回の飲用で使い捨てるといった使い方では飲用のためのコストが大きくなるといった課題もあった。
さらにいずれも単なる茶漉しフィルターでは原料の種類によっては、例えば緑茶の一種である深蒸茶といった原料が細かく目詰まりしやすい原料を使用した場合等はフィルターの目詰まりによって飲用液が排出できないといった課題も存在した。
これらの課題を解決するため、請求項1に記載された発明では、防水性の軟質素材からなる三角錐型容器と、前記三角錐型容器壁面部の少なくとも一部の重複面と、前記重複面に固着した漏斗構造体と、からなる飲料抽出容器であることを特徴としている。
また、請求項2に記載された発明では、請求項1に記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体の壁面重複部との固着部から容器内へ露出した漏斗壁面には茶漉し機能を有する壁面を具備することを特徴としている。
さらに、請求項3に記載された発明では、請求項1または請求項2に記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体にはV字型の切込み構造を有することを特徴としている。
さらに、請求項4に記載された発明では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体には複数の輪状突起を具備していることを特徴としている。
さらに、請求項5に記載された発明では、請求項1から請求項4のいずれかに記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体は漏斗内壁面の折り目により相対する内壁面同士が接近して生ずる狭窄空間による液体成分と固形成分の流体抵抗の差異により飲用成分を抽出することを特徴としている。
さらに、請求項6に記載された発明では、請求項1から請求項5のいずれかに記載の飲料抽出容器の平面的形状への折りたたみ方法であって、容器底面部において容器内側に向けて折り込まれる折込線は、容器へ注入する液体の容器内部からの水圧による容器外側に向けての展開力によって容器底面部の各折込線を伸張し、容器底面部の展開により他の壁面部を展開し当該容器を平面的形状から立体的形状とすることを特徴としている。
さらに、請求項7に記載された発明では、請求項1から請求項6のいずれかに記載の飲料抽出容器であって、抽出液注入後少なくとも一定時間経過後に易破壊性を備える時間差易破壊化原料カプセルを具備していることを特徴としている。
さらに請求項8に記載された発明では、請求項1から請求項7のいずれかに記載の飲料抽出容器であって、抽出原料を予め収納保存していることを特徴としている。
本願の請求項1に記載の発明によると、防水性の軟質素材からなる三角錐型容器と、前記三角錐型容器壁面部の少なくとも一部の重複面と、前記重複面に固着した漏斗構造体と、からなる飲料抽出容器であるため、軽量で製造コストの安価な薄型材質で全体が構成されていても注入した抽出液の自重により三角錐底面部が拡張安定し、この拡張安定した底面部に接する他の全壁面3面の平面形状維持により全体の立体的形状維持を図ることができるため、抽出待ち時間等の静置時の静的安定性が高く、かつ、湯呑茶碗等へ注ぎ入れる時においても、壁面部の重複面を取っ手として使用することにより、重複面の存在する壁面が逆三角錐の上部底面部となり、重複面がいわゆる建築学的な「梁」として機能し、この面の形状が安定し、この面に相対する頂点部に飲用液と原料の重心が集中することによって、湯呑茶碗等へ注ぎ入れる時の動的安定性を確保する。さらに一般的に比重の高い原料が最下頂点内側へ集中し上澄み液を排出するため、フィルター部への原料詰まりを防止し、さらに全体構造中で最も強固な壁面部の重複面に漏斗構造体を固着することにより漏斗構造体が安定固着し飲料抽出容器としての使いやすさが増す。なお、素材により茶殻とともに捨てることが可能であるため飲用後の茶殻処理や容器洗浄の手間を省くことも可能である。
また、本願請求項2に記載された発明によると、請求項1に記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体の壁面重複部との固着部から容器内へ露出した漏斗壁面には茶漉し機能を有する壁面を具備することを特徴とする飲料抽出容器であるため、全体構造が非常に簡単になり加工コストの低減を図ることができるとともに、抽出液注入のための漏斗構造を抽出容器の注ぎ口として利用可能となり素材の利用効率が向上する。さらに二煎目以降の抽出液注入時に茶漉しの逆方向に注入水が流れることによりフィルター部に付着した茶殻等の原料残渣を洗浄し容器内へ流し戻す効果も存在する。
さらに、本願請求項3に記載された発明によると、請求項1または請求項2に記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体にはV字型の切込み構造を有することを特徴とする飲料抽出容器であるため、抽出液を漏斗構造体へ注ぎ入れる際にやかんやボトル容器等の抽出液供給容器の吐出口をV字切込みに沿わせることができ、抽出液供給容器の吐出口と漏斗構造体が固定され容器全体が安定することにより注ぎ入れが容易になるとともに、抽出液注入時の漏斗構造体の閉塞を防ぐことができる。また、漏斗構造体全体の大きさに比して漏斗口径を拡大することができ、このことによっても抽出液供給容器から抽出液の注入が容易となる。
さらに、本願請求項4に記載された発明によると、請求項1から請求項3のいずれかに記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体には複数の輪状突起を具備していることを特徴とする飲料抽出容器であるため、当該輪状突起に指を通すことにより片手の指先で容器全体を支えつつ漏斗部を開口状態とすることができるため、片手で容器を開口しながら支持し、他方の片手でポットやウォーターサーバー等の吐水操作を行うことが可能となる。
さらに、本願請求項5に記載された発明によると、請求項1から請求項4のいずれかに記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体は漏斗内壁面の折り目により相対する内壁面同士が接近して生ずる狭窄空間による液体成分と固形成分の流体抵抗の差異により飲用成分を抽出することを特徴とする飲料抽出容器の飲用液の抽出方法であるため、深蒸煎茶のように、原料粒子が細かく破砕されていて通常の大きさの原料と同じ粗さのフィルターでは湯呑茶碗等の飲用容器内に原料が通過して風味を著しく低下させてしまう恐れがある原料の場合であっても漏斗内壁間の狭窄度合いを指先で微妙に調整することにより適度な濾過が可能となる。
さらに本願請求項6に記載された発明によると、請求項1から請求項5のいずれかに記載の飲料抽出容器の平面的形状への折りたたみ方法であって、容器底面部において容器内側に向けて折り込まれる折込線は、容器へ注入する液体の容器内部からの水圧による容器外側に向けての展開力によって容器底面部の各折込線を伸張し、容器底面部の展開により他の壁面部を展開し当該容器を平面的形状から立体的形状とすることを特徴とする飲料抽出容器の平面的形状への折りたたみ方法であるため、抽出液の注入で内部水圧が上昇することによる底面部三角形の単なる伸張が底面全体の展開となり、さらに容器全体の展開となるため保存流通に適した平面的形状から飲用時の抽出容器としての立体的形状へ極めて容易で迅速に変更可能であり、流通保管時には抽出原料保存容器として、飲用時には飲料抽出容器として複数用途での利用が可能で、その機能変換も極めて容易である。
さらに本願請求項7に記載された発明によると、請求項1から請求項6のいずれかに記載の飲料抽出容器であって、抽出液注入後少なくとも一定時間経過後に易破壊性を備える時間差易破壊化原料カプセルを具備していることを特徴とする飲料抽出容器であるため、高級煎茶等で旨み成分を抽出するために湯冷ましをした比較的低温の抽出液を注入する必要がある場合において、高温の抽出液を注入した場合でも内部カプセルが注入後一定時間後に容易に破壊可能状態となるため、容器底部からの放熱を主とした容器内湯冷まし時間を確保することが可能となり、湯温低下後に注入した抽出液と飲料原料を完全混合することが可能となる。
さらに本願請求項8に記載された発明によると、請求項1から請求項7のいずれかに記載の飲料抽出容器であって、抽出原料を予め収納保存していることを特徴とする飲料抽出容器であるため、設定した必要量を予め封入し、平面的形状としておくことによって、飲料抽出容器を保管流通時には原料収納容器として利用でき、ユーザーは飲料原料の計量や抽出容器内への原料投入作業がなく、前記の抽出水の容器内への注入だけで非常に簡単かつ迅速に飲用が可能となる。
立体状態の後方斜視図 立体状態の断面図 立体状態の背面図 輪状突起を有する立体状態の後方斜視図 飲用液注ぎ状態を示す斜視図 (a)平面状態底面図 (b)立体状態底面図 (a)平面状態前方斜視図 (b)立体状態前方斜視図 立体状態の上方面図 立体状態の正面図 加温ユニット装備型の断面図 時間差易破壊化原料カプセルの破壊状況を表す断面図(a)破壊前(b)破壊後
本願発明の実施の形態について図示して説明する。図1は当該容器の立体状態の後方斜視図であり、図2は断面図である。請求項1に記載された発明によると防水性の軟質素材からなる本発明の飲料抽出容器1は四面体三角錐構造を基本形状とし、三角錐構造体の3面ある壁面部の内、1つの壁面部に壁面の内側面同士を張り合わせて当該壁面よりほぼ垂直に飛び出す形状の重複面4を有し、三角錐頂点部からこの重複面4の一部にかけて漏斗構造体2が固着され、この漏斗構造体2より全体辺が固着された三角錐形状の飲用容器1内へ抽出液を注入し、予め容器内に封入してある飲料原料から飲用成分を抽出する。
請求項2に記載された発明によると、図2に示すように漏斗構造体2の漏斗壁面の一部の重複面4と接しない抽出容器の内側に露出した部分に茶漉し壁面9を設け、容器内へ抽出液を注入する時点では漏斗構造体2内へ注がれた液体を容器内へ通す通水部として利用し、抽出後に湯呑茶碗等へ注ぎ入れる時点では容器内の飲用液はこの茶漉し壁面9を通り、注ぎ口5を経て外部に注がれるが、飲用成分抽出後の茶殻等の粗大固形物はこの茶漉し壁面9を通過することなく容器内に滞留することにより抽出液と抽出原料とを分離し、所謂茶漉しとしての機能を発揮するものであり、茶漉し壁面9の茶漉し孔の形状や大きさ等は封入する飲料原料の種類により製造段階で適宜変更する。
請求項3に記載された発明によると、図3の背面図に示すように漏斗構造体2の後部に位置する壁面部重複面4との固着部においてV時型の切込み構造3を設け、このV時切込み構造3にこの抽出容器に液体を注ぐ給水器具の吐水口を沿わせることによって、注入時の漏斗構造の閉じ込みを防ぐとともに容器への抽出液注入の安定性を図り、かつ、より広角な受け口を確保している。
請求項4に記載された発明によると、図4の後方斜視図に示すように、漏斗構造体2の一部から壁面重複面4にかけて輪状突起15を左右に設置することによって、例えば親指と人差し指の指二本を輪状突起に通すことで容器全体を支持するとともに、支持しながら両指を広げることによって片手で漏斗構造体2の上部広口2aを開口し、抽出液を注入するに足りる十分な漏斗部開口面積を確保するものである。
請求項5に記載された発明によると、漏斗構造体2の内壁面には図8の立体状態の上方面図に示すように漏斗重複面境界線2cと漏斗内谷折線Hの少なくとも二本の谷折線が存在し、この谷折線が折り込まれることにより図8のような漏斗構造体2の漏斗上部広口2aが広く開口された状態から図5の飲用液注ぎ状態の斜視図に示すような漏斗構造体2の内面同士が接近した平面的形状となり漏斗壁面により狭窄空間を生ずる。漏斗構造体2に存在する茶漉し壁面9のフィルター孔で濾しきれなかった細粒原料をこの狭窄空間の流水抵抗によって固形物の外部への排出を阻止する構造となっている。なお、漏斗構造体2の閉じられた形状は流通保管等の未使用時の形状でもあり、抽出液を注入直後の所謂蒸らし効果を得るための抽出容器の蓋としての機能も有するものである。
請求項6に記載された発明によると、図6(b)の立体状態の底面図に示すように、底面部三角形面の周囲辺の内、重複面4の存在する壁面と底面三角形面の接する点A点B間線の辺のほぼ中心位置の任意点Dから、底面部三角形面上で点A点B以外の頂点Cとを結ぶ線上の任意点Eから点A間の線並びに点B間の線を容器外側から見て山折とし、点Eと点D間の線上の任意点Fから点A間の線並びに点B間の線を谷折とし、点C点D間の線の内、点C点E間を山折とし、点E点F間線を谷折とし、点F点D間線を山折とし、さらに図4に示す壁面部重複面4の付け根部と壁面が接する線Gを谷折とすることにより図6(a)に示す平面的形状となる折りたたみ方法であり、容器内部に折り込まれている底面部三角形面内の点Fに容器内部から水圧をかけることにより底面部の各折込線が伸張し図6(b)に示す立体的状態の形状となる。なお、平面的形状時の前方斜視図を図7(a)に示し、立体的形状時の前方斜視図を図7(b)に示す。
請求項7に記載された発明によると、図11(a)の断面図に示すように、時間差易破壊化原料カプセル16は注入液によりその強度が変化しない防水被覆17と注入水の浸透によりその強度が著しく低下する非防水被覆18の二種類の被覆構造で構成され、その内部に飲料の抽出原料10が封入される。抽出容器内に抽出液を注入することによって非防水被覆18部分へ抽出液が浸透し、時間の経過とともに水分吸収によりその強度は低下していき、一定時間が経過すると非防水被覆18は極めて弱い張引力で破壊され図11(b)に示すように内部に封入された抽出原料が抽出液内に露出し飲用液が抽出されるが、熱湯を注入した場合は、この一定時間が経過する間に容器底面部より湯温が放熱され高級茶を淹れるに適した温度まで低下するものである。
請求項8に記載された発明によると、本願容器を平面的形状時には一煎分の原料を予め封入した所謂一煎茶パックとすることにより流通販売段階での原料収納容器としての機能を付与し、使用段階での立体的形状では飲用液抽出容器として機能する原料と抽出容器一体型の飲料製品である。
以下、図面を参照して本発明の実施例の原料封入型折りたたみ式紙製急須(以下、本実施例においては「急須」と称す。)について説明する。実施例においては防水性の軟質素材としてポリエチレンラミネート紙(片面ラミネート紙)を使用し、ラミネート側を急須の内側として加工している。なお、流通保管時の原料品質劣化防止のためには、より密封性の高いアルミ蒸着のポリエチレンラミネート紙やラミネートアルミ素材を使用する。
図1に示すように基本形状は四面体である三角錐型の形状を有していて、底面を除いた三つの三角形の壁面部の内、一つの壁面には壁面内側同士をラミネートの熱溶着により接着した壁面部重複面4が壁面より垂直に突き出し、取っ手として使用するための取っ手孔6を有している。さらに壁面部重複面4の上部には同じく防水機能を有する紙素材により形成される漏斗構造体2が壁面部重複面4の両壁面に挟まれるように熱溶着され固定化されている。
この漏斗構造体2は図2に示すように三角錐型の抽出容器1の頂点部に漏斗上部広口2aを設け、この部分に注がれた抽出液を主に漏斗構造体最深部に位置する漏斗下部狭口2bを通して注入されるとともに一部は当該急須から飲用液を注ぐ時に茶漉しフィルターとして機能する小穴集合帯またはメッシュ帯の茶漉し壁面9を通しても容器内へ注入され、容器内部に予め封入されている抽出原料10と混合抽出される。
なお、抽出原料10は急須の生産・流通段階において予め抽出容器1の内部に封入され、封入口としては漏斗下部狭口2bから封入するが、図2に示すようなバラ原料でなく予めティーバッグ等のフィルター袋へ一次封入された抽出原料を封入する場合等で下部狭口2bを通過封入できない場合には前面溶着部7溶着前にこの部分からの封入となる。
次に本願実施例急須における流通保存時に原料茶葉を封入保存する原料保存容器としての平面状態から飲用時に抽出容器として使用する場合の立体状態への形状変更方法について説明する。図6に底面図を、図7に前方斜視図を示し、各図の(a)は流通保管時の平面状態を(b)は飲用液抽出時の立体状態を示す。底面三角形は点Fが容器内部に折り込まれるように各折込線により折り込まれ、容器内に抽出液を封入することによって点Fが注入液の自重圧により容器外側に向けて押し出され各折込線が伸張することにより、折り込まれていた底面三角形と壁面部重複面の存在する側壁三角形面が展開することによって容器全体が三角錐型の立体的形状となり急須としての形状を成すものである。
流通保管時に抽出容器本体1とともに平面化するのが抽出容器の頂点部から壁面部重複面4に挟まれる形で固着している漏斗構造体2である。この漏斗構造体2も図8の上方面図に示すように漏斗重複面境界線2cと漏斗内谷折線Hの谷折り込みにより内壁面同士が重なり合い全体が平面化する。この漏斗構造体2は本体が平面化している流通保管時以外にも抽出液注入後に容器本体1の形状が三角錐型の立体化した状態でも平面化することができ、急須内と外部とを遮断する急須の蓋としての機能を有する構造である。
次に漏斗構造体2の後部に位置するV字切込みの構造について説明する。ウォーターサーバーや電気ポット等の真上からの浸出液注入では漏斗開口部2aの最大面積が確保され、容易に抽出液を容器内に注入することが可能であるが、ペットボトル等の手持ち容器から注ぐ場合等、横方向の抽出液吐水口からの注入では吐水が横方向への運動力を持っているため、上に向いて開口している漏斗構造体2では注入水が溢れ出る危険もあるため、漏斗構造体2にV字切込み構造を設けることにより横向き吐水口を漏斗構造体2のより深部に接触させ横方向吐水口からも安定した注入が可能となるとともに、より広い漏斗開口部を確保している。
次に漏斗構造体2から壁面部重複面4にかけて輪状に設置する輪状突起15の機能について説明する。図4に立体状態の後方斜視図を示し、図7(a)に平面状態の前方斜視図、図7(b)に立体的形状状態の前方斜視図をそれぞれ図示する。両図とも漏斗構造体2のV字切込み構造部3から壁面部重複面4の中央部に左右2本の輪状突起を有する状態を示している。図7(a)に示すような乾燥茶葉を封入した容器としての平面状態の当該急須の輪状突起に左右それぞれ親指と人差し指を差し入れ、容器全体を支持しながら親指と人差し指を開くことによって漏斗構造体2を開くことができる。この状態で漏斗構造体2に抽出液を注入することによって図7(b)のような立体的形状状態となり内部の茶葉から飲用成分が抽出される。
次に本願実施例急須における漏斗壁面抽出調整方法について説明する。抽出原料が深蒸し煎茶等の細粒原料の場合は茶漉し壁面9のフィルター孔を急須内に留まるべき原料までもが流出してしまい風味を低下させる恐れがある。このような原料で抽出液を注ぎ出す場合の当該急須の状態を図5に表している(急須を保持する手並びに輪状突起は省略)。漏斗構造体2の外側部分から親指と人差し指で押さえるように持ち、薬指若しくは小指を取っ手孔6に通して湯呑茶碗に抽出液を注ぎ入れる。このとき漏斗構造体2に外側から指の力で加えられる力によって漏斗構造体2の内面同士が接触して内部に狭窄空間を形成するが、この狭窄空間が茶粉等の原料由来の固形物に対し水流抵抗を与え液体成分のみが主として流れるディスクフィルターとして作用し、その度合いは注ぎ口5から排出される飲料水の状態を見ながら指先に加える力によって調整可能となる。
次に時間差易破壊化原料カプセルの実施例について説明する。図11(a)の断面図に示すように、時間差易破壊化原料カプセル16は注入液によりその強度が変化しないポリエチレンラミネート紙による防水被覆17により構成されるが、一部はポリエチレンラミネートが施されず、注入水の浸透によりその強度が著しく低下する非防水被覆18部分で構成されている。実施例において非防水被覆18部は原料収納カプセル16に斜め線状或は螺旋状に配置され抽出容器内に抽出液を注入することによって、この非防水被覆18部分へ抽出液が浸透し時間の経過とともにその強度は低下していく、一定時間が経過すると非防水被覆18は極めて弱い張引力で破壊され図11(b)に示すように内部に封入された抽出原料を抽出液中に放出し飲用液が抽出されるが、熱湯を注入した場合はこの間に容器底面部(主に底面E、C間)より湯温が放熱され高級茶を淹れるに適した温度まで低下する湯冷まし時間を確保する。なお、カプセル破壊のための張引力は抽出容器底面部の不完全展開状態から完全展開状態への展開する過程での容器外部から容器に加えられる張引力を利用している。
当該急須は予め茶葉等の抽出原料を封入し原料とともに保管流通する抽出機能付飲料パックとしての商品性と、一方ではユーザーにおいて好みの原料を漏斗構造体2より投入する紙製使い捨て急須としての商品性との双方を兼ね備えている。なお、予め原料を封入した抽出機能付飲料パックとして流通させる場合は内容物の品質劣化防止のため平面的形状の当該容器をより密封性の高い袋に入れ、脱酸素剤または窒素ガス置換により流通保管することが、より品質保全上最適な流通保管形態となる。
次に加水発熱剤による加温ユニットを装着した実施例における同ユニット内への反応水供給構造について説明する。図10に加水発熱剤による加温ユニット装着状態の断面図を示す。加水機能を付与した当該実施例では急須の容器内へ不織布に包んだ酸化カルシウムを主成分とする加水発熱剤13を封入した加温ユニット12を装備し、反応水を漏斗構造体2の内部にある分流構造11により漏斗構造体2へ注入した抽出液の一部を分流し加温ユニット12内へ流れ込む構造としたものであり、一定の水量が加温ユニット12に流れ込んだ後は分流部閉塞紐14を引くことにより分流構造11を閉塞させる。これにより急須容器内へ注入した抽出液は加水発熱剤13の加水発熱反応により加温され温かい飲料となる。
次に同実施例の加水加温ユニット内における加水発熱反応終了後の反応生成物である水酸化カルシウムの加温ユニット外への漏洩防止方法について説明する。加水発熱反応により急須内の抽出液を加温後の酸化カルシウムは加水反応により水酸化カルシウムへと変化するが予め加温ユニット12内へ多糖類のグルコマンナン粉末を酸化カルシウム混合または外周不織布へ添付しておくことにより水酸化カルシウムのアルカリ反応によりグルコマンナンがコロイド化し、流体抵抗を増すことによって急須から飲用液を湯呑茶碗へ注ぎ入れるために急須を傾けた時に加温ユニット12から発熱反応生成物の外部へ流出を防止している。
1 抽出容器本体
2 漏斗構造体
2a 漏斗上部広口
2b 漏斗下部狭口
2c 漏斗重複面境界線
3 漏斗構造体V字切込み構造
4 壁面部重複面
5 注ぎ口
6 取っ手孔
7 前面溶着部
8 底面溶着部
9 茶漉し壁面
10 抽出原料
11 分流構造
12 加温ユニット
13 加水発熱剤
14 分流部閉塞紐
15 輪状突起
16 原料収納カプセル
17 原料収納カプセルの防水被覆
18 原料収納カプセルの非防水被覆
19 注入水面
A 重複面の存在する壁面と底面三角形の接する辺の片端点
B 重複面の存在する壁面と底面三角形の接する辺のA以外の片端点
C 底面三角形の点A・点B以外の頂点
D 点A・点B間線上の任意点
E 点D・点C間線上の任意点
F 点D・点E間線上の任意点
G 壁面部重複面の重複面付け根部を最深部とする折たたみ状態での谷折線
H 漏斗底部谷折線

Claims (8)

  1. 防水性の軟質素材からなる三角錐型容器と、前記三角錐型容器壁面部の少なくとも一部の重複面と、前記重複面に固着した漏斗構造体と、からなる飲料抽出容器
  2. 請求項1に記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体の壁面重複部との固着部から容器内へ露出した漏斗壁面には茶漉し機能を有する壁面を具備することを特徴とする飲料抽出容器
  3. 請求項1または請求項2に記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体にはV字型の切込み構造を有することを特徴とする飲料抽出容器
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体には複数の輪状突起を具備していることを特徴とする飲料抽出容器
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の飲料抽出容器において、前記漏斗構造体は漏斗内壁面の折り目により相対する内壁面同士が接近して生ずる狭窄空間による液体成分と固形成分の流体抵抗の差異により飲用成分を抽出することを特徴とする飲料抽出容器の飲用液抽出方法
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の飲料抽出容器の平面的形状への折りたたみ方法であって、容器底面部において容器内側に向けて折り込まれる折込線は、容器へ注入する液体の容器内部からの水圧による容器外側に向けての展開力によって容器底面部の各折込線を伸張し、容器底面部の展開により他の壁面部を展開し当該容器を平面的形状から立体的形状とすることを特徴とする飲料抽出容器の折りたたみ方法
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の飲料抽出容器であって、抽出液注入後少なくとも一定時間経過後に易破壊性を備える時間差易破壊化原料カプセルを具備していることを特徴とする飲料抽出容器
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の飲料抽出容器であって、抽出原料を予め収納保存していることを特徴とする原料入り飲料抽出容器
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