JP2013187452A - 電子機器ユニット及びコンテナ型データセンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器ユニット及びコンテナ型データセンタにおいて、電子機器を効率的に冷却すること。
【解決手段】筐体2と、筐体2内を循環する空気流Aを生成するファン5aと、筐体2内に設けられ、空気流Aの吸気口3aと排気口3bとが設けられた複数の電子機器3と、排気口3bの後段に設けられ、排気口3bを出た空気流Aの流量を、該空気流Aの温度に応じて調節する流量調節部20とを有し、流量調節部20は、空気流Aが流通する開口21aを備えたベース21と、前記空気流Aに曝されるシリンダ28と、シリンダ28に挿入されたピストン23と、ピストン23に接続されて開口21aの少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材24とを備えたことを特徴とする電子機器ユニットによる。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器ユニット及びコンテナ型データセンタに関する。
高度情報化社会の到来に伴い、インターネットデータセンタ等のデータセンタにおいて大量のデータが扱われるようになりつつある。データセンタにはデータを処理するためのサーバ等の計算機が設けられるが、データ数の増大に伴い計算機の発熱量も増加する傾向にある。
発熱した計算機を冷却するには様々な方法がある。その方法の一つに、冷気を生成するためのパッケージエアコンをデータセンタ内に設け、その冷気で計算機を冷却する方法がある。
しかしながら、この方法では、パッケージエアコンで生成された冷気が計算機に到達するまでの間にデータセンタ内で暖められてしまい、冷気による計算機の冷却効率が低下する。また、パッケージエアコンと計算機とが遠く離れている場合には、計算機に十分な流量の冷気を供給するためにその冷気の流量を増やす必要があり、パッケージエアコンの消費電力が上昇してしまう。
電子機器ユニット及びコンテナ型データセンタにおいて、電子機器を効率的に冷却することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、筐体と、前記筐体内を循環する空気流を生成するファンと、前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、前記排気口の後段に設けられ、前記排気口を出た前記空気流の流量を、該空気流の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、前記流量調節部は、前記空気流が流通する開口を備えたベースと、前記空気流に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えた電子機器ユニットが提供される。
以下の開示によれば、空気流によってシリンダ内の気体が熱膨張するため、その空気流の温度に応じた量だけピストンが変位する。これにより、開口を流れる空気流の流量が当該空気流の温度に応じて調節されるため、各電子機器を効率的に冷却することができる。
図1は、調査で検討された電子機器ユニットの断面図である。 図2は、筐体内の温度むらを調査して得られたグラフである。 図3は、第1実施形態に係る電子機器ユニットの断面図である。 図4は、第1実施形態に係る流量調節部の全体平面図である。 図5は、第1実施形態に係る流量調節部が備える開口とその周囲の拡大平面図である。 図6(a)は図5のI−I線に沿う断面図であり、図6(b)は図5のII−II線に沿う断面図である。 図7は、第2実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。 図8は、第3実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。 図9は、第4実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。 図10は、第4実施形態に係る流量調節部の拡大平面図である。 図11(a)は第5実施形態に係る流量調節部の拡大平面図であり、その流量調節部の側面図である。 図12は、第6実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。 図13は、第6実施形態に係る流量調節部の拡大平面図である。
本実施形態の説明に先立ち、本願発明者が行った調査結果について説明する。
図1は、その調査で検討された電子機器ユニットの断面図である。
この電子機器ユニット1は、密閉空間内にサーバと熱交換器とを収容した小型のデータセンタに相当するものであって、その密閉空間を確定するための筐体2を有する。
そして、筐体2の内部には、サーバ等の複数の電子機器3と、熱交換器4と、ファンユニット5とが設けられる。
このうち、ファンユニット5は、筐体2の内側で空気流Aを循環させるためのファン5aを備える。そして、各電子機器3には空気流Aの吸気口3aと排気口3bとが設けられ、その空気流Aによって各電子機器3が冷却される。
電子機器3により温められた空気流Aは、排気口3bを出た後、熱交換器4において冷却される。
熱交換器4は、冷却水Cが流れる配管6aに接続されており、チラー6で生成された冷却水Cにより空気流Aを冷却する。
このような電子機器ユニット1によれば、空気流Aの循環経路を筐体2の内部に制限することにより、熱交換器4で冷却された空気流Aが拡散するのを防止し、その空気流Aによって各電子機器3を効率的に冷却できると考えられる。
しかし、処理すべきデータの量の相違が原因で電子機器3ごとに発熱量が異なったり、空気流Aの速度が電子機器3ごとに異なるため、電子機器3に冷却不足や過剰冷却が発生するおそれがある。
特に、この電子機器ユニット1では空気流Aの循環経路を筐体2の内部に制限したため、各々の電子機器3を出た空気流A同士が互いに十分に交じり合わずに空気流Aに温度むらが発生する。
図2は、そのような温度むらを調査して得られたグラフである。
その調査においては、筐体2の幅を0.7m、奥行きを1.5m、高さを2mとし、チラー6から熱交換器4に温度が15℃で流量が100リットル/分の冷却水Cを供給した。
このグラフの横軸は、排気口3bを出て熱交換器4に入る直前の空気流Aの平均温度である。なお、その平均温度は、熱交換器4の手前の複数個所における測定温度を平均して得られた値である。
また、このグラフの縦軸は、上記の複数個所における測定温度の最大値と最小値との温度差Δであり、空気流Aの温度むらに相当する。
図2に示すように、平均温度が上昇すると温度差Δも上昇し、温度むらが顕著になることがわかる。特に、全ての電子機器3における負荷の総和を30kWとして各電子機器3を定常状態としたときには平均温度が45℃で、この場合の差Δは21.7℃にもなり、非常に大きな温度むらが生じた。
このように温度むらが発生すると、最も温度が高い電子機器3がその仕様で定められた上限温度に達しないように当該電子機器3を冷却しなければならいため、これ以外の電子機器3が過剰冷却となり、各電子機器3を効率的に冷却するのが難しくなる。
また、省エネルギ化の観点からするとファン5aの回転数をなるべく低減するのが好ましいが、この場合は空気流Aの風速が減少して各電子機器3の温度が上昇し、空気流Aの温度も上昇することになる。図2によれば、空気流Aの温度の上昇に伴い温度むらも顕著となるので、温度むらを抑制するにはファン5の回転数を高めなければならず、省エネルギ化が制約されてしまうことになる。
以下、本実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図3は、本実施形態に係る電子機器ユニットの断面図である。なお、図3において、図1に示したのと同じ要素には図1におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
この電子機器ユニット10は、電子機器3の排気口3bの後段に、フィルタ状の流量調節部20を有する。後述のように、この流量調節部20は、排気口3bを出た空気流Aの流量を、その空気流Aの温度に応じて調節する。
なお、流量調節部20を設ける位置は、排気口3bの後段であれば特に限定されない。本実施形態では、電子機器3と熱交換器4との間に流量調節部3を設ける。
図4は、流量調節部20の全体平面図である。
図4に示すように、流量調節部20は、複数の開口21aが形成された金属製のベース21を有する。開口21aは空気流Aを通すのに使用される。空気流Aの温度は、電子機器3(図3参照)ごとに異なるため、各電子機器3の排気口3bと対向する位置に開口21aを形成するのが好ましい。
図5は、一つの開口21aとその周囲の拡大平面図である。
図5に示すように、開口21aの横のベース21にはシリンダ28が固定される。シリンダ28は、空気等の気体が封入された気体室28aと、その気体室28aに連通する孔28bとを有する。
そして、その孔28bにはピストン23が挿入されており、ピストン23の先端に板状の遮蔽部材24が設けられる。遮蔽部材24は、平面視で開口21aの少なくとも一部を覆う矩形状であり、ピストン23の変位量ΔXに応じて開口21aの露出面積Sを調節する。
なお、変位量ΔXは、ベース21の任意の基準点から測定したピストン23の変位量であり、図5の例では開口21aと遮蔽部材24の各々の一辺の間隔を変位量ΔXとしている。
また、本実施形態では、ベース21と遮蔽部材24の各々を鉛直面内に設ける。これについては後述の第2実施形態と第3実施形態でも同様である。
このようなシリンダ28に対して各電子機器3で暖められた空気流Aが曝されると、気体室28a内の気体が膨張し、その膨張量に応じて開口21aの露出面積Sが変わる。
ここで、排気口3bから出た空気流Aの温度は電子機器3ごとに異なるので、本実施形態では電子機器3ごとに開口21aの露出面積Sを調節することができる。
例えば、発熱量が大きな電子機器3では空気流Aの温度が高まるためピストン23の変位量ΔXが大きくなり、開口21aの露出面積Sが増大する。よって、この場合は、電子機器3を流れる空気流Aの流量が増大し、電子機器3の温度上昇が抑制される。
一方、発熱量が小さな電子機器3では空気流Aの温度が低いためピストン23の変位量ΔXが小さくなり、開口21aの露出面積Sが減少する。よって、この場合は、電子機器3を流れる空気流Aの流量が少なくなり、電子機器3の過剰冷却を防止できる。
シリンダ28の材料は特に限定されないが、空気流Aの温度変化に対して気体室28a内の空気を速やかに膨張又は収縮させるため、シリンダ28の材料として熱伝導率の高い金属を使用するのが好ましい。そのような金属としては、例えば、アルミニウム又は銅がある。
図6(a)は、図5のI−I線に沿う断面図であり、ピストン23の軸方向Dに沿った当該ピストン23の断面図に相当する。
図6(a)に示すように、ピストン23の断面形状は概略円形である。
一方、図6(b)は、図5のII−II線に沿う断面図であり、ピストン23の軸方向Dに沿った気体室28aの断面図に相当する。
図6(b)に示すように、気体室28aの断面は概略矩形であって、当該気体室28aの断面積は図6(a)に示したピストン23の断面積よりも大きい。これにより、気体室28a内における気体の体積変化が僅かな場合であってもピストン23の変位量ΔXを大きくすることができ、空気流Aの温度変化に伴うピストン23の応答性を高めることができる。
以上説明した本実施形態によれば、図5に示したように、気体室28a内の気体が熱膨張するのを利用して、電子機器3ごとに開口21aの露出面積Sをリアルタイムに調節する。よって、時間の経過と共に空気流Aの温度が各排気口3bの出口付近で均一となり、図3のように筐体2内に空気流Aを制限する場合でも空気流Aの温度むらを解消でき、電子機器3の冷却不足や過剰冷却を抑制できる。
更に、図2によれば空気流Aの平均温度の上昇と共にその温度差Δも上昇するが、本実施形態では上記のように空気流Aの温度むらが解消して温度差Δが小さくなる。そのため、ファン5aの回転数を低減して空気流Aの温度が上昇した場合でも温度差Δの増大を抑制でき、ファン5aの消費電力を低減できる。
以下に、開口21aの露出面積Sの計算結果について説明する。
その計算に際しては、気体室28aが50mm×30mm×10mmの直方体でその容積が15ミリリットルであるとした。また、ピストン23の断面を直径が10mmの円形とし、開口21aを平面視で一辺の長さが50mmの正方形とした。
ここで、図2によれば、排気口3bを出た空気流Aの温度差Δが20℃前後であるとき、空気流Aの平均温度は40℃〜60℃であると想定される。60℃の空気の体積は40℃のときの1.06倍となるので、40℃のときに気体室28a内にある空気の体積が15ミリリットルのとき、60℃ではその体積は15.9(=15×1.06)ミリリットルとなり、体積の増分は0.9ミリリットルとなる。
よって、この場合、ピストン23の変位量の最大値は11.5(=(0.9×1000)/(5×5×3.14))mmとなる。
また、開口21aの全面積とその露出面積Sとの比の百分率を開口21aの開口率として定義し、開口率の最小値を75%とすると、開口率の最大値は98(=75+(50×11.5)/(50×50)×100)%となる。
以上のように、この計算によれば、開口21aの開口率を75%〜98%の範囲で制御できることが分かった。
(第2実施形態)
本実施形態では、コンテナ型データセンタ用の電子機器ユニットについて説明する。
図7は、本実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。なお、図7において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
この電子機器ユニット30は、図3の電子機器ユニット10よりも大型のデータセンタに相当するものであり、内側が密閉されたコンテナ状の筐体22を有する。
その筐体22の内側には、複数のラック29とファンコイル25が設けられる。
このうち、ファンコイル25は、筐体22内で空気流Aを循環させるためのファン25aと、その空気流Aを冷却する熱交換器25bとを有する。
一方、ラック29は、コールドアイル22aを介してファンコイル25に対向すると共に、複数のサーバ等の電子機器27を収容する。なお、ファンコイル25とラック29の各々の上面は天板31で接続されており、これによりコールドアイルを流れる空気流Aと天板31の上を流れる空気流Aとが分離される。
また、各電子機器27には空気流Aの吸気口27aと排気口27bとが設けられ、空気流Aによって各電子機器27が冷却される。
電子機器27により温められた空気流Aは、排気口27bからホットアイル22bに出た後、筐体22の天井22zを伝って再びファンコイル25に供給され、筐体22内を循環する。
このような電子機器ユニット30によれば、コンテナ型の筐体22を組み立てることにより簡単にデータセンタを設置することができ、データセンタの建設が困難な土地に中継サーバ等を設置でき、データセンタの設置場所の自由度が広まる。
このように土地の上に設置された状態でデータセンタとして使用される電子機器ユニット30はコンテナ型データセンタと呼ばれる。
更に、第1実施形態と同様に、空気流Aの流路を筐体22内に制限したことで、ファンコイル25で冷却された空気流Aが拡散するのを防止し、その空気流Aによって各電子機器27を効率的に冷却できる。
但し、このように空気流Aの流路を制限すると、図1の電子機器ユニット1と同じ理由により空気流Aに温度むらが生じ、それが原因で各電子機器27を効率的に冷却するのがかえって難しくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1実施形態と同様に排気口27bの後段に流量調節部20を設け、排気口27bを出た直後の空気流Aの流量を電子機器27ごとに調節することにより、当該空気流Aの温度の均一化を図る。なお、流量調節部20の動作原理は第1実施形態と同じなのでここでは省略する。
このように空気流Aの温度を均一にすることにより、各電子機器27の冷却不足や過剰冷却を抑制でき、これらの電子機器27を効率的に冷却できるようになる。
以下に、この流量調節部20が備える開口21a(図5参照)の露出面積Sの計算結果について説明する。
その計算に際しては、ラック29を三台設置すると共に、一つのラック29に40台の電子機器27を搭載した場合を想定した。この場合、全ての電子機器27の負荷の総和を25kWとすると、排気靴27bから出た空気流Aの温度は20℃〜33℃となり、当該温度のばらつきは13℃となった。
また、気体室28a(図5参照)を容積が15ミリリットルの50mm×30mm×10mmの直方体とし、ピストン23の断面を直径が5mmの円形とすると共に、開口21aを平面視で一辺の長さが50mmの正方形とした。
33℃の空気の体積は20℃のときの1.04倍となるので、20℃のときに気体室28a内にある空気の体積が15ミリリットルのとき、33℃ではその体積は15.7(=15×1.04)ミリリットルとなり、体積の増分は0.7ミリリットルである。
よって、この場合、ピストン23の変位量の最大値は35.7(=(0.7×1000)/(2.5×2.5×3.14))mmとなった。
また、開口21aの開口率の最小値を30%とすると、開口率の最大値は100(=30+(50×35.7)/(50×50)×100)%となる。
以上のように、本実施形態によれば、開口21aの開口率を30%〜100%の範囲で制御できることが分かった。
(第3実施形態)
第2実施形態においては筐体22内を密閉空間とし、その筐体22内のみで空気流Aを循環させた。これに対し、本実施形態では、以下のように筐体22の一部を外部に解放する。
図8は、本実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。なお、図8において、第2実施形態で説明したのと同じ要素には第2実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図8に示すように、この電子機器ユニット40においては、ファン25aに対向する部分の筐体22に解放部22xが設けられており、ファン25aがその解放部22xから外気Eを取り入れて空気流Aを生成する。
また、本実施形態では、ファン25aにより取り込まれた外気Eで各電子機器27を冷却するため、第3実施形態のように空気流Aを冷却するための熱交換器25bは不要であり、熱交換器25bの分だけ消費電力を削減することができる。
更に、各電子機器27の排気口27bの後ろにおいては、筐体22の壁面22yの一部Pが開口され、当該一部Pに流量調節部20が設けられる。
このような電子機器ユニット40においては、電子機器27により暖められた空気流Aの一部が、筐体22の天井22zを伝って解放部22xで外気Eと合流し、再びファン25aにより筐体22内に取り込まれる。本実施形態では、このように暖かい空気流Aを電子機器27の冷却に再利用することにより、各電子機器27が過剰に冷却されるのを抑制することができる。
更に、各電子機器27の排気口27bと対向する位置に流量調節部20を設けたことにより、以下のように電子機器27に供給される空気流Aの温度の変動を防止できる。
第1実施形態で説明したように、開口21a(図5参照)の開口率は、空気流Aの温度が高いほど大きくなる。よって、本実施形態においてホットアイル22bの空気流Aの温度が高くなると、開口21aの開口率が大きくなるため流量調節部20によって空気流Aが外部に逃がされる。その結果、ファン25aに戻る空気流Aの流量が少なくなり、電子機器27に供給される空気流Aの温度が低下する。
一方、ホットアイル22bの空気流Aの温度が低くなると、開口21aの開口率が低下するため、ホットアイル22bに排出された暖かな空気流Aの多くがファン25aに戻り、電子機器27に供給される空気流Aの温度が上昇する。
このように空気流Aの温度が自立的に制御されることにより、本実施形態では電子機器27に供給される空気流Aの温度の時間変動が少なくなり、電子機器27の冷却不足や過剰冷却を抑制することが可能となる。
なお、この電子機器ユニット40の用途は特に限定されないが、第2実施形態と同様にコンテナ型データセンタとして電子機器ユニット40を使用するのが好ましい。
(第4実施形態)
本実施形態でも、第3実施形態と同様に外気を利用して電子機器を冷却する。
図9は、本実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。なお、図9において、第3実施形態で説明したのと同じ要素には第3実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図9に示すように、この電子機器ユニット50においては、筐体22の壁面22yの一部Pを開口した状態にする。
また、既述の流量調節部20をファン25aの前段に設けることにより、解放部22xから取り込まれた外気と流量調節部20を出た空気流Aとをファン25aの前で混合し、ファン25aで生成される空気流Aを後述のように適度な温度とする。
図10は、本実施形態に係る流量調節部20の拡大平面図である。
なお、図10において、第1実施形態の図5で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態では、空気流Aの温度の上昇により気体室28a内の空気が膨張すると、ピストン23がその軸方向Dに伸びる。これにより、遮蔽部材24によって遮蔽される部分の開口21aが多くなり、開口21aの露出面積Sが減少する。
これとは逆に空気流Aの温度が低下すると、気体室28a内の空気が収縮してピストン23が後退し、開口21aの露出面積Sが増大する。
これによれば、図9のように天井22zを伝って流量調節部20に入る空気流Aの温度が高い場合には、その流量調節部20を通る空気流Aの流量が少なくなる。これにより、ファン25aの前で混合された空気流Aと外気Eとの混合気流の温度が低下し、高温の混合気流が原因で各電子機器27が冷却不足になるのを抑制できる。
一方、天井22zを伝って流量調節部20に入る空気流Aの温度が低い場合には、その流量調節部20を通る空気流Aの流量が多くなる。その空気流Aは電子機器27の冷却に使用されたものなので外気Eよりも温度が高い。そのため、このように空気流Aの流量が多くなると、ファン25aの前で混合された空気流Aと外気Eとの混合気流の温度が上昇し、低温の混合気流が原因で各電子機器27が過剰冷却になるのを防止できる。
このように、本実施形態においても空気流Aの温度が自立的に制御されるため、電子機器27の冷却不足や過剰冷却を抑制して、各電子機器27を効率的に冷却することが可能となる。
なお、この電子機器ユニット50の用途は特に限定されないが、第2実施形態や第3実施形態と同様にコンテナ型データセンタとして電子機器ユニット50を使用するのが好ましい。
(第5実施形態)
第1〜第4実施形態では、図5や図10に示した遮蔽部材24により開口21aの露出面積Sを調節した。本実施形態では、以下のようにしてピストン23の往復運動をスムーズにし、露出面積Sの調節を円滑に行えるようにする。
図11(a)は本実施形態に係る流量調節部20の拡大平面図であり、図11(b)は図11(a)の矢印Bから見た流量調節部20の側面図である。
なお、図11(a)、(b)において、第1〜第4実施形態で説明したのと同じ要素にはこれらの実施形態におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図11(b)に示すように、本実施形態では、遮蔽部材24の下のベース21に突起21bを設け、その突起21bと遮蔽部材24の各々の対向部に第1の磁石対60を設ける。第1の磁石対60は、同じ磁極同士を向かい合わせてなる一対の磁石60a、60bを有する。
第1〜第3実施形態のようにベース21と遮蔽部材24の各々を鉛直面内に設けると、遮蔽部材24やピストン23には重力gが作用する。これによりピストン23が鉛直下方に撓もうとするが、上記の第1の磁石対60が重力gと逆向きの第1の磁力F1を生成し、その第1の磁力F1によって遮蔽部材24が下側から支えられるようになる。これにより、重力gが原因のピストン23の撓みを防止し、孔28bにピストン23がスムーズに出入りできるようになる。
また、遮蔽部材24とベース21の各々の対向部には、第2の磁石対61と第3の磁石対62が設けられる。
このうち、第2の磁石対61は、同じ磁極同士を向かい合わせてなる一対の磁石61a、61bを有し、気流Aとは逆向きの第2の磁力F2を生成する。また、第3の磁石対62は、同じ磁極同士を向かい合わせてなる一対の磁石62a、62bを有し、気流Aとは逆向きの第3の磁力F3を生成する。
遮蔽部材24には空気流Aから押圧力が作用し、その押圧力によってピストン23が撓もうとするが、上記の第2の磁力F2と第3の磁力F3がその押圧力を打ち消すようにピストン23に作用する。よって、空気流Aの押圧力が原因のピストン23の撓みを防止して、孔28bにピストン23がスムーズに出入りできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1〜第3の磁石対60〜62によってピストン23の往復運動がスムーズとなり、開口21aの露出面積Sを円滑に調節できる。
(第6実施形態)
既述の第3実施形態と第4実施形態では外気を利用して電子機器を冷却した。本実施形態では、このように外気を利用する場合に電子機器が過剰に冷却されるのを防止する。
図12は、本実施形態に係る電子機器ユニットの斜視図である。なお、図12において、第3実施形態や第4実施形態で説明したのと同じ要素にはこれらにおけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
図12に示すように、この電子機器ユニット60においては、筐体22の解放部22xに流量調節部20を設ける。なお、流量調節部20を設ける部位は、ファン25aの前段であればこれに限定されない。
また、この電子機器ユニット60の用途は特に限定されないが、第2〜第4実施形態と同様にコンテナ型データセンタとして電子機器ユニット60を使用するのが好ましい。
図13は、本実施形態に係る流量調節部20の拡大平面図である。なお、図13において、図5で説明したのと同じ要素には図5におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
この流量調節部20においては、シリンダ28が外気Eに曝されることにより、当該外気Eの温度に応じて気体室28a内の気体が膨張又は収縮し、開口21aの露出面積Sを変えることができる。
例えば、外気Eの温度が下がったときには気体室28aの気体が収縮してピストン23が後退し、開口21aの露出面積Sが小さくなる。よって、この場合は、開口21aを流通して筐体22内に取り入れられる外気Eの流量が少なくなり、冷たい外気Eによって各電子機器27が過剰に冷却されるのを防止できる。
特に、冬場のように外気Eの温度が低い場合に、このように外気Eの取り込みを制限する実益がある。
なお、図13に示すように、開口21aの縁部のうち、シリンダ28寄りの縁部にストッパ51を設けるのが好ましい。
ストッパ51は、ベース21の上に立設された突起片であり、ピストン23が気体室28a側に後退するときに遮蔽部材24に当接して、外気Eが低温になったときでも開口21aの露出面積Sが完全に0になるのを防止する。
これにより、筐体22の内部が外気Eから完全に遮断されて空気流Aの温度が上昇するのを防止して、空気流Aの高温化が原因で各電子機器27が冷却不足になるのを抑制できる。
以下に、開口21aの露出面積Sの計算結果について説明する。
その計算に際しては、気体室28aが50mm×30mm×10mmの直方体でその容積が15ミリリットルであるとした。また、ピストン23の断面を直径が10mmの円形とし、開口21aを平面視で一辺の長さが50mmの正方形とした。
ここで、外気Eの温度が0℃〜35℃の範囲で変動するとき、気体室28a内の気体の体積は、外気Eが20℃のときの0.93〜1.05倍となるので、14.0ミリリットル〜15.8ミリリットルの範囲で変動する。
これにより、外気Eが20℃のときを基準にすると、ピストン23の変位量は−12.7mm〜10.2mmとなり、開口21aの開口率は50%〜95%の範囲で制御できる。
次に、空気流Aの温度の計算結果について説明する。
その計算においては、筐体22の幅を2.2m、奥行きを3.3m、高さを2.5mとし、その筐体22内にラック29を三台設置した。各ラック29の幅は0.7m、奥行きは1m、高さは2mとした。更に、ファン25aにより生成する空気流Aの流量を約8000m3/H、全ての電子機器27の負荷の総和を12kW、外気Eの温度を5℃とした。
このとき、本実施形態とは異なり筐体22に流量調節部20を設けず、解放部22xの全てを外気に解放したとき、各電子機器27の吸気口27aにおける空気流Aの温度は約6.6℃となり、10℃を下回ってしまった。
これに対し、解放部22xの面積の50%のみを外気に解放したときは、吸気口27aにおける空気流Aの温度は約12.5℃となり、10℃を上回った。
このことから、本実施形態のように解放部22xに流量調節部20を設け、解放部22xの一部のみを外気に解放することが、電子機器27の過剰冷却を防止するのに有用であることが確認できた。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 筐体と、
前記筐体内を循環する空気流を生成するファンと、
前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、
前記排気口の後段に設けられ、前記排気口を出た前記空気流の流量を、該空気流の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、
前記流量調節部は、前記空気流が流通する開口を備えたベースと、前記空気流に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたことを特徴とする電子機器ユニット。
(付記2) 前記流量調節部は、前記排気口を出た直後の前記空気流の温度に応じて、前記流量の調節を行うことを特徴とする付記1に記載の電子機器ユニット。
(付記3) 前記シリンダは、気体が封入された気体室を有し、
前記ピストンの軸方向に垂直な方向における前記気体室の断面積が、前記方向における前記ピストンの断面積よりも大きいことを特徴とする付記1又は付記2に記載の電子機器ユニット。
(付記4) 前記遮蔽部材と前記ベースの各々の対向部に、互いに反発する一対の磁石を設けたことを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載の電子機器ユニット。
(付記5) 前記遮蔽部材と前記ベースの各々を鉛直面内に設けると共に、
前記遮蔽部材の下の前記ベースに突起を設け、前記突起と前記遮蔽部の各々の対向部に一対の磁石を設けたことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の電子機器ユニット。
(付記6) 前記筐体の内側の空間が密閉されていると共に、
前記流量調節部の後段に、前記流量調節部を出た前記空気流を冷却する熱交換器を備えたことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載の電子機器ユニット。
(付記7) 前記ファンは、前記筐体の外部から外気を取り入れて前記空気流を生成することを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載の電子機器ユニット。
(付記8) 前記筐体は、前記排気口の後ろに壁面を有し、
前記壁面の少なくとも一部が開口され、該一部に前記流量調節部が設けられたことを特徴とする付記7に記載の電子機器ユニット。
(付記9) 前記開口のうち、前記遮蔽部材により遮蔽されずに露出する部分の面積は、前記シリンダが曝される前記空気流の温度の上昇と共に増大することを特徴とする付記1乃至付記8のいずれかに記載の電子機器ユニット。
(付記10) 前記流量調節部を前記ファンの前段に設け、前記外気と前記流量調節部を出た前記空気流とを、前記ファンの前で混合することを特徴とする付記7に記載の電子機器ユニット。
(付記11) 前記開口のうち、前記遮蔽部材により遮蔽されずに露出する部分の面積は、前記シリンダが曝される前記空気流の温度の上昇と共に減少することを特徴とする付記10に記載の電子機器ユニット。
(付記12) 筐体と、
前記筐体の外部から外気を取り入れて空気流を生成するファンと、
前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、
前記吸気口の前段に設けられ、前記ファンにより前記筐体に取り込まれる前記外気の流量を、該外気の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、
前記流量調節部は、前記外気が流通する開口を備えたベースと、前記外気に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたことを特徴とする電子機器ユニット。
(付記13) 筐体と、
前記筐体内を循環する空気流を生成するファンと、
前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、
前記排気口の後段に設けられ、前記排気口を出た前記空気流の流量を、該空気流の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、
前記流量調節部は、前記空気流が流通する開口を備えたベースと、前記空気流に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたことを特徴とするコンテナ型データセンタ。
1、10、30、40、50、60…電子機器ユニット、2…筐体、3、27…電子機器、3a、27a…吸気口、3b、27b…排気口、4…熱交換器、5…ファンユニット、5a…ファン、6…チラー、6a…配管、20…流量調節部、21…ベース、21a…開口、21b…突起、22…筐体、22a…コールドアイル、22b…ホットアイル、22x…解放部、22y…壁面、22z…天井、23…ピストン、24…遮蔽部材、25…ファンコイル、25a…ファン、25b…熱交換器、28…シリンダ、28a…気体室、28b…孔、29…ラック、31…天板、60…第1の磁石対、60a、60b…磁石、61…第2の磁石対、61a、61b…磁石、62…第3の磁石対、62a、62b…磁石。

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内を循環する空気流を生成するファンと、
    前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、
    前記排気口の後段に設けられ、前記排気口を出た前記空気流の流量を、該空気流の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、
    前記流量調節部は、前記空気流が流通する開口を備えたベースと、前記空気流に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたことを特徴とする電子機器ユニット。
  2. 前記シリンダは、気体が封入された気体室を有し、
    前記ピストンの軸方向に垂直な方向における前記気体室の断面積が、前記方向における前記ピストンの断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器ユニット。
  3. 前記遮蔽部材と前記ベースの各々の対向部に、互いに反発する一対の磁石を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器ユニット。
  4. 前記筐体の内側の空間が密閉されていると共に、
    前記流量調節部の後段に、前記流量調節部を出た前記空気流を冷却する熱交換器を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子機器ユニット。
  5. 前記ファンは、前記筐体の外部から外気を取り入れて前記空気流を生成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子機器ユニット。
  6. 筐体と、
    前記筐体の外部から外気を取り入れて空気流を生成するファンと、
    前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、
    前記吸気口の前段に設けられ、前記ファンにより前記筐体に取り込まれる前記外気の流量を、該外気の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、
    前記流量調節部は、前記外気が流通する開口を備えたベースと、前記外気に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたことを特徴とする電子機器ユニット。
  7. 筐体と、
    前記筐体内を循環する空気流を生成するファンと、
    前記筐体内に設けられ、前記空気流の吸気口と排気口とが設けられた複数の電子機器と、
    前記排気口の後段に設けられ、前記排気口を出た前記空気流の流量を、該空気流の温度に応じて調節する流量調節部とを有し、
    前記流量調節部は、前記空気流が流通する開口を備えたベースと、前記空気流に曝されるシリンダと、前記シリンダに挿入されたピストンと、前記ピストンに接続されて前記開口の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたことを特徴とするコンテナ型データセンタ。
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