JP2013187413A - フラッパ型電磁ソレノイドおよび画像形成装置 - Google Patents

フラッパ型電磁ソレノイドおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 フラッパ式のソレノイドにおいて、フラッパが離間した状態でも、コイルに流す電流を大きくすることなく、次にフラッパを吸引する際の吸引力を大きくする。即ち、磁気回路のパーミアンスを大きくする。
【解決手段】 固定鉄芯205に傾斜した対向面211を設け、フラッパ202に鉄芯205が貫通する開口部220と、開口部220の開口面に対して斜めに突出し、鉄芯205の対向面211に対向する対向面212を設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明はフラッパ型電磁ソレノイドとこれを備える画像形成装置に関する。
複写機などの画像形成装置には、シートを給送する給紙部などにフラッパ型のソレノイドが用いられているものがある。フラッパ型ソレノイドは、金属で形成される可動鉄片(以下、フラッパと記載)を駆動させるアクチュエータであり、コイルに通電させることで発生した磁束により解放状態にあるフラッパを吸引するよう駆動する。
フラッパ型ソレノイドには、コイルの通電状態に応じて可動するフラッパと、コイルを巻きつけたボビンと、ボビンの中心に配置される鉄芯とが配置されている。さらにソレノイドには、鉄芯と結合され、フラッパ部へ磁束を導くU字形状の金属で形成されるヨーク部と、フラッパを鉄芯から遠ざける方向に付勢するバネなどの付勢部と、付勢部により移動するフラッパの可動範囲を規制する規制部とが設けられている。
フラッパはある支点を中心として回転するように支持されており、コイルに通電していない状態では、フラッパは付勢部によって鉄心から遠ざかる方向に、規制部で規制される位置まで移動する。一方、コイルに通電された状態では、鉄芯とヨーク部を通る磁束によってフラッパが鉄芯に近づく方向に引き付けられるよう移動する。
ソレノイドのフラッパの推進力は、ソレノイドが形成する磁気回路のパーミアンスに大きな影響を受ける。即ち、フラッパに大きな推進力を発生させる為には磁気回路のパーミアンスを大きくすることが必要である。ここで、パーミアンスとは磁束の通りやすさを示す用語であり、磁気抵抗の逆数に相当する。例えば、磁気回路を為す物質の断面積や透磁率が一様である場合、物質の長さをl、断面積をS、透磁率をμとすると、磁気回路のパーミアンスPは以下の式で表される。
Figure 2013187413
特許文献1に開示されているソレノイドはヨークの両端に立設板部が設けられている。コイル通電磁には、鉄心と一方の立設板部とフラッパとを磁気が通る第1の磁気回路と、固定鉄心と他方の立設板部とフラッパとを磁気が通る第2の磁気回路とが形成されるような形状になっている。2つの磁気回路を持つことで磁気回路のパーミアンスを大きくし、これによりフラッパの推進力を大きくすることができる。
特開2011−3918号公報
しかしながら、コイル非通電時にはフラッパが固定鉄心から離れる方向に移動しているので、フラッパと固定鉄心とのエアギャップが広がってしまう。磁気回路のパーミアンスは磁路に形成されたギャップ長に反比例するので、離間状態におけるソレノイドのパーミアンスは小さくなってしまい、フラッパを引き寄せる推進力が小さくなってしまう。そのため、従来のソレノイド構成ではフラッパに大きな推進力を与えるために巻線数の増加、通電時電流の増加が必要であり、前者はコストアップ、後者は昇温や消費電力の増加を招く、という課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明のソレノイドは、固定鉄芯と、前記固定鉄芯を囲むように設けられ、コイルが巻き付けられたボビンと、前記固定鉄芯に取り付けられるヨークと、前記コイル、前記固定鉄芯及び前記ヨークにより発生する磁界により回動して前記ヨーク及び固定鉄芯に向けて吸引される可動鉄芯と、前記磁界が発生していない状態で、前記ヨーク及び前記固定鉄芯から離間する方向へ前記可動鉄芯を付勢する付勢手段と、を有し、前記固定鉄芯の前記可動鉄芯側には、前記固定鉄芯の軸に対して傾斜した第1の対向面が設けられ、前記可動鉄芯には、前記固定鉄芯が突き抜ける開口部と、前記開口部の開口面に対して斜めに突出し、前記第1の対向面に対向する第2の対向面が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、コイル非通電によってフラッパが鉄心やヨークから離間された状態の時、フラッパと鉄心のギャップ長を従来よりも小さくすることができるため、ソレノイドが形成する磁気回路のパーミアンスを大きくすることができる。すなわち、従来よりもフラッパの推進力を大きくすることができるため、コイル巻線数や通電時電流を減らすことでコストダウンや昇温抑制、省エネの効果を期待できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 ソレノイドの斜視図である。 ソレノイドの断面図である。 ボビンの回動規制に係わる部分の詳細を示す図である。 フラッパ回動時のフラッパの傾斜面と鉄芯の傾斜面との関係の変化を説明する図である。 第2の実施形態のソレノイドの断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明を提要したソレノイドを搭載する画像形成装置の概略構成を図1に示す。本実施形態の画像形成装置は電子写真プロセスによりカラー画像形成を行う。
本画像形成装置には、感光体1a〜1d、1次帯電部2a〜2d、露光部3a〜3d、現像部4a〜4d、1次転写部53a〜53d、クリーナー6a〜6d、中間転写ベルト51、2次転写部56,57、中間転写ベルトクリーナー55が設けられている。画像形成装置には更に、定着部7、シート収納庫91、給紙ローラ80、引抜ローラ81、縦パスローラ82、プレレジストレーションローラ83、レジストレーションローラ84、排紙ローラ85が設けられている。
1次帯電部2a〜2dによって感光体1a〜1dが一様に帯電された後、画像信号に応じた露光が露光部3a〜3dによってなされることにより、感光体1a〜1d上に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像部4a〜4dによって各色のトナーで現像されトナー像が形成される。4個の感光体1a〜1d上のトナー像は1次転写部53a〜53dによって中間転写ベルト51に多重転写される。
シート収納庫91から給紙ローラ80、引き抜きローラ81により給送されたシートPは、縦パスローラ82によりさらに搬送され、プレレジストレーションローラ83でシート搬送の遅れ・進みが調整され、レジストレーションローラ84まで搬送される。多重転写されたトナー像のタイミングに合わせて、レジストレーションローラ84がシートPを2次転写部56,57に搬送することにより、多重転写されたトナー像はシートPに転写される。感光体1a〜1d上に残った転写残トナーはクリーナー6a〜6dによって回収され、中間転写ベルト51に残った転写残トナーは中間転写ベルトクリーナー55によって回収される。シートPに転写されたトナー像は定着部7によって定着され、排紙ローラ85により装置の外へ排紙される。
次に、シート収納庫91からのシートPの給紙制御について説明する。モータ制御部101は給紙モータM1の駆動を制御する。ソレノイド制御部102は給紙モータM1の駆動力を給紙ローラ80へ伝達したり、遮断するようソレノイド71を制御する。プリンタ制御部100はモータ制御部101、ソレノイド制御部102及び画像形成装置全体の動作を制御する。モータM1は給紙ローラ80と引抜ローラ81を駆動する。動力伝達装置70は欠け歯ギアを用いており、給紙モータM1から給紙ローラ80への駆動力を伝達する。ソレノイド71は、移動可能なフラッパを有するフラッパ型ソレノイドである。ソレノイド71が通電されていない状態では、フラッパが動力伝達装置70の欠け歯ギアの回転を抑制することで欠け歯ギアと駆動ギアが噛みあわず、駆動力の伝達を停止する。一方、ソレノイド71が通電されている状態では、フラッパによる欠け歯ギアの回転の抑制が解除されるため、欠け歯ギアが駆動ギアと噛みあい、給紙モータM1の駆動力が給紙ローラ80へ伝達される。プリンタ制御部100がソレノイド制御部102へ駆動指令を出力していない状態では、ソレノイド71は通電されず、給紙ローラ80は停止したままであり、シートPは給紙されない。プリンタ制御部100がソレノイド制御部102へ駆動指令を出力すると、ソレノイド制御部102がソレノイド71を通電させ、給紙ローラ80が回転し、シートPの給紙が開始される。したがって、プリンタ制御部100は、ソレノイド71の通電タイミングを制御することで、シート収納庫91からの給紙タイミングを制御することができる。なお、モータ制御部101、ソレノイド制御部102の機能をプリンタ制御部100が実行する構成でもよい。
画像形成動作中にシートを1枚ずつ給紙する毎に、上述したようにソレノイドのフラッパの吸引および解除が繰り返えされる。
本実施形態のソレノイドの構成について、図2および図3を用いて説明する。図2はソレノイド71の斜視図、図3はソレノイド71の断面図である。
コイル200は樹脂製のボビン201に巻かれており、ボビンの一端には金属製の可動鉄芯としてのフラッパ202を支える支持部203が設けられ、支持部203はフラッパ202をこの支点のように支えている。
コイル200からは電線209が引き出されており、コネクタ210を介してソレノイド制御部102に接続される。ソレノイド制御部102が電線209に電流を流すことにより磁気が発生する。支持部203に設けられる規制部215は、磁気が発生していないときに、バネ204によって鉄芯205から離れる方向へ付勢されるフラッパ202の最大離間角度を規制する規制部材としての役割を果たしている。図3のDの位置の断面図を図4に示す。フラッパ202が固定鉄芯(以下鉄芯と称す)205から離間すると、フラッパ202の上面が規制部215に当接することで、フラッパ202の最大離間角度が規制される。
また、ボビン201の中心には空洞が設けられており、この空洞の中に鉄芯205が配置されている。フラッパ202とは反対側となる鉄芯205の一端は、金属製のヨーク206に接合されており、ヨーク206は鉄芯205に対してバネ204とは反対側のボビン201の外面を通ってフラッパ202周辺まで延在されている。
ここで、本実施形態においては鉄芯205とヨーク206は一体成型品を用いているが、製造工程で一体に接合される別部品として構成されていてもよい。
ヨーク206(鉄芯205)はボビン201の空洞に挿入されており、抜け防止の為の抜け防止部材208がボビン201と一体成型されている。電線209に電流が流れて、フラッパ202が吸引状態になった際にヨーク206とフラッパ202の間の空隙が一定の間隔になるよう、フラッパ位置決め用の突起部207がボビン201に一体成型されている。フラッパ202が吸引されると、フラッパ202と突起部207とが接触することでヨーク206とフラッパ202の間の空隙が一定の間隔になる。この間隔が極度に小さい或いはなくなった場合には、コイル200が非通電となったとしてもヨーク206に残留磁気が残り、フラッパ202が吸引され続ける場合がある。この現象を防ぐ為に一定の空隙ができるように突起部207が設けられている。
また、突起部207はボビン201と一体成型されているので、突起部207も樹脂性の部材であり、フラッパ202と突起部207との接触時の騒音低下の効果もある。
フラッパ202の一部分202−2はフラッパ202の一部分202−1に対して約90度曲がった形状となっている。この形状により、フラッパ202が離間状態であっても、一部分202−2とヨーク206との距離が小さくなるので、吸引する際の推進力を高めることができる。
ソレノイド制御部102の制御によりコイル200に通電されると、フラッパ202が鉄芯205及びヨーク206に吸引されて吸引状態となり、フラッパ位置を決める突起部207で規制される位置まで支持部203を中心に回動する。フラッパ202が鉄芯205から離間している状態では、フラッパ202の先端(図3における左側)は、動力伝達装置70の欠け歯ギアに係合されて、モータM1の駆動力がローラ80に伝達されないようになっている。フラッパ202が吸引されると、フラッパ202の先端が動力伝達装置70の欠け歯ギアから外れてモータM1の駆動力がローラ80に伝達される。
フラッパ202が突起部207に接触した状態で、鉄芯205がフラッパ202を突き抜けるように、フラッパ202には開口部220が設けられている。また、開口部220の開口面に対して傾斜して突出し、フラッパ202の吸引時に開口部220を突き抜けている鉄芯205に対向する対向面212(第2の対向面)がフラッパ202に設けられている。
また、フラッパ202の対向面212に対向する鉄芯205側の対向面211(第1の対向面)も、第2の対向面212と同様に斜めになっており、フラッパ202の吸引時には、第2の対向面212と第1の対向面211とは平行或いは略平行となる。即ち、第2の対向面211は、固定面213を基準面にしたとき、回動中心側、即ち支持部203側が前記被当接部207側よりも図3記載のZ方向に高くなっている傾斜を有する面となるように形成されている。言い換えれば、第1の対向面211は鉄芯205の軸に対して傾斜している。鉄芯205に対向する第2の対向面212は、フラッパ202の上面214を基準面にしたとき、支持部203側(対向面212の先端側)が支持部203とは反対側(付け根側)よりも図3記載のZ方向に高くなっている傾斜を有する面となるように形成されている。更に、対向面211は支持部203側とは反対側に向いており、対向面212は支持部203側に向いている。即ち、第2の対向面212の先端側の方が付け根側よりもフラッパ202の回動中心に近くなっている。
コイル200への通電が断たれ、フラッパ202が離間方向へ回動する時、第2の対向面212は図3記載のZ方向とX方向に回転しながら移動する。図5を用いて離間状態のフラッパ202の対向面212と鉄芯205の対向面211との距離を説明する。但し、説明を簡単にするために、X軸に対して傾斜角αを有する2つの対向面のうち片面がZ方向にd1、X方向にd2だけ水平に移動する簡易モデルについて考える。
図4(a)は吸着状態におけるフラッパ202の対向面212と鉄芯205の対向面211を表している。対向面212はフラッパ202の開口部220の開口面に対して角度αの傾斜を持っている。図4(b)はフラッパ202がZ方向へ距離d1移動した状態を示している。この場合、対向面212と対向面211との距離は、図4(a)に比べてd1・cosαだけ増加している。図4(c)はフラッパ202がX方向へ距離d2移動した状態を示している。この場合、対向面212と対向面211との距離は、図4(b)に比べてd2・sinαだけ減少している。従って、フラッパ202が離間状態となっても、対向面212と対向面211との距離は図4(a)の吸着状態に比べてd1・cosα−d2・sinαの変化となる。
即ち、フラッパ202が吸引状態から離間状態になっても、フラッパ202と鉄芯205の対向面間の距離の変化量を小さく維持することができる。その結果、フラッパ離間状態においてもフラッパ202と鉄芯205とのギャップ長が小さいため磁気回路のパーミアンスは大きくなり、離間状態からフラッパ202を吸引する際の推進力を従来よりも大きくすることが出来る。なお、αは45〜75度、d1は2.5〜3.0mm、d2は1mm以下となるようにフラッパ202、鉄芯205が構成されるのが望ましい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態におけるソレノイドについて図6を用いて説明する。図6において、第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
第2の実施形態におけるソレノイド71のフラッパ202は、フラッパ202が磁界により吸引され、突起部207に接触している状態の時に鉄芯305側の対向面314(第3の対向面)と平行或いは略平行となる対向面312(第4の対向面)を有している。更に、フラッパ202は、フラッパ202が突起部207に接触している状態の時に固定鉄芯205側の対向面315(第1の対向面)と平行或いは略平行となる対向面313(第2の対向面)を有している。対向面312は対向面313の先端側に設けられ、対向面312,313は一体成型されている。第1の実施形態と同様、対向面315は、フラッパ202の回動支持部203とは反対側に向いた傾斜面である。対向面313は回動支持部203に向いた傾斜面である。
ボビン201に巻かれたコイル200が通電され、フラッパ202が磁界により吸引された状態の時には対向面312と対向面313がそれぞれ鉄芯205の対向面314、対向面315と微小ギャップを持って対向するので、大きな吸引力を保持することができる。
コイル200の通電が断たれ、フラッパ202が離間している状態の時には、第2の対向面313と鉄芯205の対向面315とが離れる距離が小さい為、磁気回路のパーミアンスを大きくすることができる。すなわち、吸引開始時におけるフラッパ202の推進力が従来よりも大きく出来る。
鉄芯205の対向面315とフラッパ202の対向面313(吸引時)は、固定面213を基準面にしたとき、基準面に対して垂直(Z軸に平行)となるように構成しても良い。しかし、フラッパ202は離間動作時に鉄芯205に近づく方向へ回動させられるため、離間動作中に対向面313が対向面315に接触しないようなギャップが必要である。
また、対向面315と対向面313は、平坦な面でなく、湾曲した面で且つフラッパ202の回動中心軸を中心軸とした円柱面に平行となる(同心となる)面或いは略平行となる(略同心となる)で構成してもよい。このように構成すると、対向面313は対向面315に対し一定距離を維持しながら回動させることができる。従って、磁気回路のバーミアンスを大きくするとともに、吸引時に大きな吸引力を保持することができる。この形状を第1の実施形態における対向面211,212の関係にも用いることができる。 以上の構成により、コイル非通電時において可動鉄片と固定鉄芯のギャップ長を従来のソレノイド構成よりも小さくすることができるため、ソレノイドが形成する磁気回路のパーミアンスを大きくすることができる。すなわち、従来のソレノイド構成よりも可動鉄片の推進力を大きくすることができるため、コイル巻線数や通電時電流を減らすことでコストダウンや昇温抑制、省エネの効果を期待できる。
71 ソレノイド
200 コイル
201 ボビン
202 フラッパ
205 鉄芯
206 ヨーク
211 第1の対向面
212 第2の対向面
209 電線

Claims (8)

  1. 固定鉄芯と、
    前記固定鉄芯を囲むように設けられ、コイルが巻き付けられたボビンと、
    前記固定鉄芯に取り付けられるヨークと、
    前記コイル、前記固定鉄芯及び前記ヨークにより発生する磁界により回動して前記ヨーク及び固定鉄芯に向けて吸引される可動鉄芯と、
    前記磁界が発生していない状態で、前記ヨーク及び前記固定鉄芯から離間する方向へ前記可動鉄芯を付勢する付勢手段と、
    を有し、前記固定鉄芯の前記可動鉄芯側には、前記固定鉄芯の軸に対して傾斜した第1の対向面が設けられ、
    前記可動鉄芯には、前記固定鉄芯が突き抜ける開口部と、前記開口部の開口面に対して斜めに突出し、前記第1の対向面に対向する第2の対向面が設けられることを特徴とするソレノイド。
  2. 前記第1の対向面は、前記可動鉄芯の回動中心側とは反対側を向いており、前記第2の対向面は前記回動中心側を向いていることを特徴とする請求項1記載のソレノイド。
  3. 前記第2の対向面の付け根よりも前記第2の対向面の先端側の方が前記可動鉄芯の回動中心に近い位置であることを特徴とする請求項2記載のソレノイド。
  4. 前記可動鉄芯が吸引されている状態では、前記第1の対向面と前記第2の対向面とは平行或いは略平行となることを特徴とする請求項1記載のソレノイド。
  5. 前記可動鉄芯には、前記第2の対向面の先端側に前記固定鉄芯に対向する第3の対向面が設けられ、前記固定鉄芯には、前記第3の対向面に対向する第4の対向面が設けられることを特徴とする請求項1記載のソレノイド。
  6. 前記可動鉄芯が吸引されている状態では、前記第3の対向面と前記第4の対向面とは平行或いは略平行となることを特徴とする請求項5記載のソレノイド。
  7. 前記第1の対向面と前記第2の対向面は湾曲した面であり、且つ前記可動鉄芯の回動中心に対して同心となる面であることを特徴とする請求項1記載のソレノイド。
  8. シートを給送する給送手段と、
    前記給送手段により給送されるシートの画像形成する画像形成手段と、
    を有し、前記給送手段に請求項1乃至7の何れか1項に記載のソレノイドを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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