JP2013187330A - Led基板及び照明器具及びled基板の製造方法 - Google Patents

Led基板及び照明器具及びled基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】LED素子の周囲に枠を形成する場合に、製造工程を簡素化するとともに、製造コストも低減させる。
【解決手段】実装面110aと裏面の配線面110bとを備え、配線面110bに配線面側パターン145を備えたLEDモジュール100において、実装面110aのLED素子180を実装した領域及びLED素子180を実装した領域近傍に形成されたLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)であって、LED素子180がはんだにより固定されたLED素子用パターン140と、LED素子用パターン140から離れて周囲を囲むとともに実装面110aから突出した枠170であって、はんだにより形成された枠170と、枠170の内側において実装面110aから配線面110bまで貫通し、LED素子用パターン140と、配線面側パターン145とを接続した貫通ビアa151とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、COB(chip・on・board)タイプのLED(発光ダイオード)基板及び照明器具及びLED基板の製造方法に関する。
LED照明に使用するLEDモジュールは、一般的に基板にLEDパッケージを複数実装したものが多い。しかし、近年、基板に直接LED素子をボンディングし、蛍光体が混合された樹脂により封止したCOB(chip・on・board)と呼ばれるLEDモジュールが増えてきている。
COBタイプのLED基板は、LEDのパッケージを省き、直接LED素子が基板にボンディングされているため、LED素子から基板までの熱抵抗が少なく放熱構造が優れているとされている。
しかし、COBタイプのLED基板は、LEDのパッケージがないことから、蛍光体が混合された樹脂等の封止材をポッティングするなどによりLEDを封止する場合、封止材の形状を固定する手段が必要となる。例えば、LED素子の周囲に枠(ダム、側壁、土手、バンクともいう)を形成し、蛍光体が混合された樹脂が流れ出たりすることを防止する構造をとる技術がある(特許文献1参照)。上記のような枠がない場合、蛍光体が混合された樹脂の形状が安定せず蛍光体層の厚みなどが変化してしまうため、発光色のバラツキが大きく、照明用光源として適切な光を得ることができない。
特開平04−028269号公報
従来、COBタイプのLED基板に用いられる枠は、樹脂製であり、金型等を用いて形成される。したがって、COBタイプのLED基板を製造する場合には、枠を製造する工程及び枠を取り付ける工程が必要になるとともに、枠形成用の金型が必要になり、製造工程及び製造コストが増加してしまうという課題がある。
本発明は、COBタイプのLEDモジュール(LED基板)において、LED素子の周囲に枠を形成する場合に、製造工程を簡素化するとともに、製造コストも低減させることを目的とする。
本発明に係るLED基板は、LED素子を実装した実装面と前記実装面の裏面の配線面とを備えたLED基板であって、前記配線面に配線面側パターンを備えたLED基板において、前記実装面の前記LED素子を実装した領域に形成されたLED素子用パターンであって、前記LED素子がはんだにより固定されたLED素子用パターンと、前記LED素子用パターンから離れて前記LED素子用パターンの周囲を囲むとともに前記実装面から突出した枠であって、はんだにより形成された枠と、前記枠の内側において前記実装面から前記配線面まで貫通し、前記LED素子用パターンと前記配線面側パターンとを接続した枠内貫通ビアとを備えたことを特徴とする。
本発明に係るLED基板は、LED素子を実装した実装面と前記実装面の裏面の配線面とを備えたLED基板であって、前記配線面に配線面側パターンを備えたLED基板において、前記実装面の前記LED素子を実装した領域に形成されたLED素子用パターンであって、前記LED素子がはんだにより固定されたLED素子用パターンと、前記LED素子用パターンから離れて前記LED素子用パターンの周囲を囲むとともに前記実装面から突出した枠であって、はんだにより形成された枠と、前記枠の内側において前記実装面から前記配線面まで貫通し、前記LED素子用パターンと前記配線面側パターンとを接続した枠内貫通ビアとを備えているので、LED素子の周囲に枠を形成する場合に、LED素子の固定と枠の形成とを1つの工程で行うことができ、製造工程を簡素化するとともに製造コストも低減させることができる。
実施の形態1に係るLEDモジュール100の実装面110aを示す図である。 実施の形態1に係るLEDモジュール100の配線面110bを示す図である。 実施の形態1に係る枠170の内側に封止材120が充填されている状態を示す図である。 図3において封止材120を除いた状態を示す図である。 実施の形態1に係るLEDモジュール100のLED素子180近傍の部分断面図(図1のA−A断面図)である。 実施の形態2に係るLEDモジュール100のコネクタ130近傍の部分断面図(図1のB−B断面図)である。 実施の形態2に係るLEDモジュール100(LED基板)の製造方法の流れを示すフロー図である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るLEDモジュール100の実装面110aを示す図である。図2は、本実施の形態に係るLEDモジュール100の配線面110bを示す図である。図3は、本実施の形態に係る枠170の内側に封止材120が充填されている状態を示す図である。図4は、図3において封止材120を除いた状態を示す図である。図5は、本実施の形態に係るLEDモジュール100のLED素子180近傍の部分断面図(図1のA−A断面図)である。図6は、本実施の形態に係るLEDモジュール100のコネクタ130近傍の部分断面図(図1のB−B断面図)である。図1〜図6を用いて、本実施の形態に係るLEDモジュール100の全体構成について説明する。
図1及び図2に示すように、LEDモジュール100(LED基板)は、LED部181を実装した実装面110aと、実装面110aの裏面の配線面110b(図2参照)とを備えた基板110を備える。基板110は、長手方向に長く延びた矩形形状である。本実施の形態では、基板110は両面基板を用いているが、多層基板を用いてもよい。
LEDモジュール100は、長手方向に複数接続された状態で照明器具に用いられる。照明器具によっては、LEDモジュール100を1枚用いる構造であってもよい。LEDモジュール100は、例えば、照明器具の器具本体(図示無し)に長手方向に複数接続して取り付けられる。照明器具は、LEDモジュール100と、LEDモジュール100に電力を供給する電源装置と、LEDモジュール100を点灯させる点灯装置等を備える。電源装置、点灯装置は、例えば、器具本体に取り付けられる。LEDモジュール100は、照明器具の器具本体へ、ネジ等により取り付けられる。LEDモジュール100は、ネジ等を通すための基板取付穴161及び基板取付長穴162を備える。
LEDモジュール100は、実装面110aに、14個のLED部181を備える。LED部181の個数は、14個に限られず、LEDモジュール100の大きさ、光量等により適宜変更可能である。
図3、図4に示すように、LED部181は、LED素子180と、LED素子180の周囲を囲むように形成された枠170と、枠170の内側でLED素子180を封止した封止材120とからなる部分を示すものとする。封止材120は、例えば、蛍光体が混合された樹脂等である。
14個のLED部181(LED素子180)は、基板110の長手方向に並んで配置される。また、14個のLED部181は、基板の短手方向の中心線からやや外れた位置に配置される。14個のLED部181は、基板の短手方向の中心線に配置されていてもよい。
基板110は、実装面110aに、実装面側配線パターン144(実装面側パターン)と、LED素子180(図4、図5参照)をボンディングするダイボンド用パット141(図5参照)と、ワイヤーボンド用パット142(図5参照)とを備える。実装面側配線パターン144と、ダイボンド用パット141と、ワイヤーボンド用パット142とは、電気的接続を行う回路導体(導体パターン)である。
また、基板110は、実装面110aの裏面の配線面110bに、配線面側配線パターン145(配線面側パターン)を備える。配線面側配線パターン145も、電気的接続を行う回路導体(導体パターン)である。
また、さらに、基板110は、ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142と配線面側配線パターン145とを電気的に接続する貫通ビアa151(図2、図4、図5参照)と、実装面側配線パターン144と配線面側配線パターン145とを電気的に接続する貫通ビアb152(図1、図2、図6参照)とを備える。貫通ビアa151、貫通ビアb152は、実装面110aから配線面110bまで貫通するスルーホールであって、内面に導体が形成されたものである。
図3は、LED部181を示す図である。枠170の内側には封止材120が充填される。図4は、図3において封止材120を取り除いた状態のLED部181を示す図である。図4に示すように、枠170の内側には、LED素子180が取り付けられるダイボンド用パット141と、ダイボンド用パット141に取り付けられたLED素子180のワイヤー190が接続されるワイヤーボンド用パット142とを備える。
枠用パターン143(図5参照)(枠170)の形状は、円形が好ましいが、LED素子180を複数個同じ枠170の内側に配置するときは、正方形、長方形、楕円、ひし形、多角形など、適宜好適な形状にして良い。
ダイボンド用パット141とワイヤーボンド用パット142とは、実装面110aから配線面110bまで貫通する貫通ビアa151を備える。これにより、ダイボンド用パット141と配線面側配線パターン145とが電気的に接続され、ワイヤーボンド用パット142と配線面側配線パターン145とが電気的に接続される。つまり、ダイボンド用パット141及び配線面側配線パターン145に電気的に接続されたLED素子180と配線面側配線パターン145とが電気的に接続される。
このとき、枠170は、ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142の周囲を囲むように形成される。枠170は、はんだにより形成されている。枠170はダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142から離れた位置に形成される。したがって、はんだ製の枠170とダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142とは、電気的に接続する(ショートする)ことはない。
また、図5に示すように、LED素子180は、LED取付用はんだ171によりダイボンド用パット141に固定される。
図1に示すように、LEDモジュール100は、実装面110aに、コネクタ130を備える。コネクタ130は、複数のLEDモジュール100を照明器具の本体に取り付けた場合、隣接するLEDモジュール100と電気的に接続するためにリード線を接続する。あるいは、LEDモジュール100と電源装置あるいは点灯装置等を、リード線あるいは信号線により接続するためのものである。
また、実装面110aには、実装面側配線パターン144(実装面側パターン)が形成され、コネクタ130と電気的に接続されている。図1に示すように、実装面側配線パターン144は、LED部181から離れた位置に形成されている。したがって、はんだ製の枠170と実装面側配線パターン144とは、電気的に接続する(ショートする)ことはない。
図6は、図1のコネクタ130部分の部分断面図(B−B断面図)である。図6に示すように、コネクタ130は、実装面側配線パターン144上においてコネクタ130が実装される領域(コネクタ用パターン146ともいう)に、コネクタ取付用はんだ172により固定される。
また、図6に示すように、LEDモジュール100は、枠170の外側において、実装面110aから配線面110bまで貫通し、実装面側配線パターン144と配線面側配線パターン145とを電気的に接続させる貫通ビアb152を備える。
以上により、コネクタ130、実装面側配線パターン144、貫通ビアb152、配線面側配線パターン145、貫通ビアa151、ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142(これらをLED素子用パターン140と呼ぶ場合もある)、LED素子180とが電気的に接続される。
本実施の形態に係るLEDモジュール100によれば、実装面110aにおいて、LED部181と、コネクタ130及び実装面側配線パターン144とが、離れて位置しており、電気的に接続していないにも関わらず、コネクタ130、実装面側配線パターン144、貫通ビアb152、配線面側配線パターン145、貫通ビアa151、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)、LED素子180とが電気的に接続される。したがって、LED部181の枠170が、導体であるはんだにより形成されていても、実装面側配線パターン144とショートすることがない。つまり、枠170を絶縁材である樹脂等により形成する必要がない。
上述したように、LED素子180は、LED取付用はんだ171によりダイボンド用パット141に固定され、枠170もはんだにより形成されている。そして、コネクタ130もコネクタ取付用はんだ172により実装面側配線パターン144に固定される。したがって、LED素子180の固定、枠170の形成及びコネクタ130の固定を1回のはんだ印刷及びリフロー工程により行うことができる。
LEDモジュール100(LED基板)は、実装面110aのLED素子180を実装する領域に形成されたLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)であって、LED素子180がはんだにより固定されたLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)を備える。また、LEDモジュール100は、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)から離れてLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)の周囲を囲むとともに実装面110aから突出した枠170であって、はんだにより形成された枠170を備える。また、LEDモジュール100は、枠170の内側において実装面110aから配線面110bまで貫通し、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)と配線面側パターン(配線面側配線パターン145)とを接続した枠内貫通ビア(貫通ビアa151)とを備える。
LEDモジュール100(LED基板)は、実装面110aに実装されたコネクタ130と、実装面110aに形成された実装面側パターン(実装面側配線パターン144)であって、枠170から離れて枠170の外側に形成された実装面側パターン(実装面側配線パターン144)とを備える。また、LEDモジュール100は、コネクタ130を実装した領域に形成されているとともに実装面側パターン(実装面側配線パターン144)と接続しているコネクタ用パターンであって、前記コネクタがはんだにより固定されたコネクタ用パターンと、枠170の外側において実装面110aから配線面110bまで貫通し、実装面側パターン(実装面側配線パターン144)と配線面側パターン(配線面側配線パターン145)とを接続した枠外貫通ビア(貫通ビアb152)とを備える。
以上のように、本実施の形態に係るLEDモジュール100によれば、枠170を導体であるはんだにより形成することができるので、樹脂で形成するための金型が必要なくなる。また、LED素子180、コネクタ130、LED素子180周辺の枠170を、同時にはんだ印刷により形成することで、製造工程の簡素化及び一般的な表面実装型のコネクタ130の実装が可能となる。したがって、本実施の形態に係るCOBタイプのLEDモジュール100(LED基板)によれば、枠170を形成する工程及び枠170を取り付ける工程が不要になるとともに、枠170形成用の金型が不要になり、製造工程及び製造コストの削減を図ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1において説明したLEDモジュール100の製造方法について説明する。図7は、LEDモジュール100(LED基板)の製造方法の流れを示すフロー図である。図1〜図7を用いて、実施の形態1において説明したLEDモジュール100の製造方法について説明する。
<S101:パターン形成工程>
パターン形成工程により、基板110には、予め、導体パターンが形成される。パターン形成工程により形成される導体パターンには、以下のものがある。
実装面110aには、LED素子180を実装する領域にLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)が形成される。
また、実装面110aには、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)の周囲をLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)から離れて囲む領域に枠用パターン143(図5参照)が形成される。枠用パターン143は、円形が好ましいが、楕円形、長方形、多角形など、LED素子180を複数個同じ枠内に配置するときは適した形状にして良い。
また、実装面110aの枠用パターン143の外側の領域であって、枠用パターン143から離れた領域に実装面側配線パターン144を形成する。また、実装面110aには、コネクタ130を実装する領域に実装面側配線パターン144と接続するコネクタ用パターン146を形成する。実装面側配線パターン144が、コネクタ用パターン146を兼ねる構成としてもよい。
また、配線面110bには、配線面側配線パターン145を形成する。
<S102:ビア形成工程>
パターン形成工程の後に、ビア形成工程により、枠用パターン143の内側において実装面110aから配線面110bまで貫通し、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)と配線面側配線パターン145とを接続する貫通ビアa151(枠内貫通ビア)が形成される。
図4及び図5に示すように、貫通ビアa151は、ダイボンド用パット141と配線面側配線パターン145とを接続する2つの貫通ビアa151と、ワイヤーボンド用パット142と配線面側配線パターン145とを接続する2つの貫通ビアa151とが形成される。
ビア形成工程により、さらに、枠用パターン143の外側において、実装面110aから配線面110bまで貫通し、実装面側配線パターン144と配線面側配線パターン145とを接続する貫通ビアb152(枠外貫通ビア)が形成される。
図1、図2及び図6に示すように、貫通ビアb152は、基板110の長手方向の両端部近傍に2つずつ形成される。貫通ビアb152は、基板110の長手方向の両端部近傍において、実装面側配線パターン144と配線面側配線パターン145とを接続するように形成される。
ビア形成工程は、パターン形成工程の後でもよいし、パターン形成工程と同時にされてもよい。
パターン形成工程及びビア形成工程により、上述したように導体パターン及びビアを形成することにより、実装面110aにおいて、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)と実装面側配線パターン144及びコネクタ用パターン146とが離れて位置しており、電気的に接続していないにも関わらず、コネクタ130、実装面側配線パターン144、貫通ビアb152、配線面側配線パターン145、貫通ビアa151、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)、LED素子180が電気的に接続される。
<S103:クリームはんだ塗布工程>
クリームはんだ塗布工程により、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)と枠用パターン143とにクリームはんだを塗布する。
図5に示すように、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)のうち、ダイボンド用パット141においてLED素子180を実装する領域にクリームはんだを塗布する。LED素子180を実装する領域に塗布されたクリームはんだをLED取付用はんだ171とする。また、枠170を形成したい領域にクリームはんだを塗布する。枠170を形成したい領域に塗布したクリームはんだを枠用はんだ174とする。
図6に示すように、コネクタ用パターン146にクリームはんだを塗布する。コネクタ用パターン146に塗布されたクリームはんだをコネクタ取付用はんだ172とする。
このように、枠用パターン143に塗布される枠用はんだ174、LED素子用パターン140(LEDが実装される領域のパターン)に塗布されるLED取付用はんだ171、コネクタ用パターン146に塗布されるコネクタ取付用はんだ172は、同じクリームはんだであり、1回のはんだ印刷により塗布される。
以上のように、実装面110aのコネクタ130の実装部分、ダイボンド用パットのLED素子180をダイボンディングする部分、枠用パターン143には、メタルマスクを用いてクリームはんだが塗布される。
<S104:部品載置工程>
次に、部品載置工程により、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)のうちLED素子180を実装する領域に塗布されたクリームはんだに、LED素子180を載置する。また、コネクタ用パターン146に塗布されたクリームはんだにコネクタ130を載置する。つまり、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)にLED素子180をボンディングし、コネクタ用パターン146にコネクタ130を実装する。
<S105:はんだ溶解冷却工程>
次に、はんだ溶解冷却工程により、LED素子用パターン140(ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142)のうちLED素子180を実装する領域と、枠用パターン143と、コネクタ用パターン146とに塗布されたクリームはんだを、溶解した後冷却する。これにより、LED素子180がLED素子用パターン140(ダイボンド用パット141)に固定され、コネクタ130がコネクタ用パターン146に固定され、枠用パターン143に枠用パターン143の表面から突出した枠170を形成する。
はんだ溶解冷却工程は、例えば、リフロー方式によるはんだ付けを行う。S103のクリームはんだ塗布工程によりクリームはんだを塗布し、S104の部品載置工程によりLED素子180及びコネクタ130を実装した基板110を、リフロー炉に投入することにより、クリームはんだを溶解する。次に、リフロー炉から取り出した基板110を冷却することにより、溶解したクリームはんだが固まり、LED素子180及びコネクタ130が固定され、枠170が形成される。つまり、LED素子180のボンディング、コネクタ130の実装及び枠170の形成が同時になされる。
枠170の高さは、枠用パターン143に塗布されるクリームはんだの塗布量によってコントロール可能である。例えば、枠用パターン143の幅を増減することにより、枠用パターン143に塗布されるクリームはんだの量を調節できる。あるいは、はんだ印刷の際に使用するメタルマスクの枠170部分の開口径によって、枠用パターン143に塗布するクリームはんだの塗布量を調節することもできる。
<S106:LED素子接続及び封止材充填工程>
次に、ダイボンディングされたLED素子180は、金ワイヤー190を用いて、ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142にワイヤーボンディングされる。これにより、LED素子180は、ダイボンド用パット141及びワイヤーボンド用パット142と電気的な接続がされる。
そして、蛍光体が混合されたシリコーン樹脂等の封止材120を、枠170内にポッティングしキュアすることによりLED素子180を封止する。
このとき、はんだにより形成された枠170により、蛍光体が混合された樹脂の量、形状を再現性良く製造できるため、色バラツキの少ない良好な光を発するLEDモジュール100とすることができる。
以上のように、本実施の形態に係るLEDモジュール100及びLEDモジュール100の製造方法によれば、樹脂による枠を形成する工程を簡略化(省略)できるとともに、枠を形成する金型も不要となり、製造工程を簡素化するとともに製造コストも低減させることができる。
また、LEDモジュール100は1枚で使用する場合もあるが複数枚のLEDモジュール100を連結して使用する場合もある。このとき電源からの給電部やモジュール間の電気的接続部などを設ける必要がある。この電気的な接続部分として電線などを直接基板にはんだ付けすることでも可能であるが、安定したはんだ接続が難しく、はんだ部の接合強度の確保が難しい。このため、コネクタなどを自動挿入機を用いて実装する形態としたいが、COBタイプの基板のように直接LED部分が形成されてしまっていると表面実装型のコネクタを実装するためにメタルマスクを用いたはんだ印刷工程が困難となり、COBタイプのモジュールにはコネクタの実装が難しい。
しかし、本実施の形態に係るLEDモジュール100及びLEDモジュール100の製造方法によれば、表面実装型のコネクタ130の実装も、LED素子180の実装及び枠170の形成と同時にすることが可能となる。したがって、COBタイプのLEDモジュール100にコネクタ130を実装可能となり、COBタイプのLEDモジュール100を用いたLED照明器具に組み込む際に、作業性の良いLEDモジュール100とすることができる。
以上のように、本実施の形態に係るLEDモジュール100及びLEDモジュール100の製造方法によれば、COBタイプのモジュールにおいて、LED素子180の周囲に枠170を形成し蛍光体を混合した樹脂(封止材120)の塗布量及び形状を安定させることができるとともに、LEDモジュール100基板上に表面実装型のコネクタ130を実装することができる。
100 LEDモジュール、110 基板、110a 実装面、110b 配線面、120 封止材、130 コネクタ、140 LED素子用パターン、141 ダイボンド用パット、142 ワイヤーボンド用パット、143 枠用パターン、144 実装面側配線パターン、145 配線面側配線パターン、146 コネクタ用パターン、151 貫通ビアa、152 貫通ビアb、161 基板取付穴、162 基板取付長穴、170 枠、171 LED取付用はんだ、172 コネクタ取付用はんだ、174 枠用はんだ、180 LED素子、181 LED部、190 ワイヤー。

Claims (6)

  1. LED素子(発光ダイオード)を実装した実装面と前記実装面の裏面の配線面とを備えたLED基板であって、前記配線面に配線面側パターンを備えたLED基板において、
    前記実装面の前記LED素子を実装した領域に形成されたLED素子用パターンであって、前記LED素子がはんだにより固定されたLED素子用パターンと、
    前記LED素子用パターンから離れて前記LED素子用パターンの周囲を囲むとともに前記実装面から突出した枠であって、はんだにより形成された枠と、
    前記枠の内側において前記実装面から前記配線面まで貫通し、前記LED素子用パターンと前記配線面側パターンとを接続した枠内貫通ビアとを備えたことを特徴とするLED基板。
  2. 前記LED基板は、前記実装面に実装されたコネクタと、
    前記実装面に形成された実装面側パターンであって前記枠から離れて前記枠の外側に形成された実装面側パターンと、
    前記コネクタを実装した領域に形成されているとともに前記実装面側パターンと接続しているコネクタ用パターンであって、前記コネクタがはんだにより固定されたコネクタ用パターンと、
    前記枠の外側において前記実装面から前記配線面まで貫通し、前記実装面側パターンと前記配線面側パターンとを接続した枠外貫通ビアとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のLED基板。
  3. 請求項1または請求項2に記載のLED基板と、前記LED基板を取り付ける器具本体と、前記器具本体に取り付けられる点灯装置であって、前記LED基板が備えるLEDを点灯させる点灯装置とを備えることを特徴とする照明器具。
  4. 実装面を備え、前記実装面にLED(発光ダイオード)素子を実装するLED基板の製造方法において、
    前記実装面の前記LED素子を実装する領域にLED素子用パターンを形成するとともに、前記LED素子用パターンの周囲を前記LED素子用パターンから離れて囲む領域に枠用パターンを形成するパターン形成工程と、
    前記LED素子用パターンと前記枠用パターンとにクリームはんだを塗布するクリームはんだ塗布工程と、
    前記LED素子用パターンに塗布されたクリームはんだに、前記LED素子を載置する部品載置工程と、
    前記LED素子用パターンと前記枠用パターンとに塗布されたクリームはんだを、溶解した後冷却することにより、前記LED素子を前記LED素子用パターンに固定するとともに、前記枠用パターンに前記枠用パターンの表面から突出した枠を形成するはんだ溶解冷却工程と
    を備えることを特徴とするLED基板の製造方法。
  5. 前記LED基板は、さらに、前記実装面の裏面の配線面を備え、
    前記パターン形成工程は、さらに、前記配線面に配線面側パターンを形成し、
    前記LED基板の製造方法は、さらに、
    前記パターン形成工程の後に、前記枠の内側において前記実装面から前記配線面まで貫通し、前記LED素子用パターンと前記配線面側パターンとを接続する枠内貫通ビアを形成するビア形成工程を備えることを特徴とする請求項4に記載のLED基板の製造方法。
  6. 前記LED基板は、さらに、前記実装面にコネクタを実装し、
    前記パターン形成工程は、さらに、前記実装面の前記枠の外側の領域であって前記枠から離れた領域に実装面側パターンを形成するとともに、前記コネクタを実装する領域に前記実装面側パターンと接続するコネクタ用パターンを形成し、
    前記ビア形成工程は、さらに、前記枠の外側において前記実装面から前記配線面まで貫通し、前記実装面側パターンと前記配線面側パターンとを接続する枠外貫通ビアを形成し、
    前記クリームはんだ塗布工程は、さらに、前記コネクタ用パターンにクリームはんだを塗布し、
    前記部品載置工程は、さらに、前記コネクタ用パターンに塗布されたクリームはんだに前記コネクタを載置し、
    前記はんだ溶解冷却工程は、さらに、前記コネクタ用パターンに塗布されたクリームはんだを溶解した後冷却し、前記コネクタを前記コネクタ用パターンに固定することを特徴とする請求項5に記載のLED基板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014181509A1 (ja) * 2013-05-06 2014-11-13 株式会社デンソー 多層基板およびこれを用いた電子装置、電子装置の製造方法
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