JP2013186988A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子から出射した光をリフレクタ(反射部材)で反射して、光を損失することなく外部に出射する。
【解決手段】LEDパッケージ12(発光素子)から出射した光を、リフレクタ20(反射部材)で、LEDパッケージ12に遮られることなく進行する平行光に変換して、保護カバー30(カバー)を通して外部に出射する。
【選択図】図5

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年、照明光源として発光ダイオード(以下、LEDと呼ぶ)が広く用いられている。これは、LEDが省電力、長寿命という優れた特徴を有しているためである。
こうしたLEDを適用できる照明光源として、均一な配光特性を発揮するように、反射光を所定の方向に向ける凹面鏡の形状を有する前照灯が提案されている(特許文献1)。
また、LEDから出射した光を、LEDの発光面と対向する位置に設置したリフレクタによって、LEDの裏面方向に向けて反射して、外部に出射する反射型発光ダイオードが提案されている(特許文献2)。
特公平8−10561号公報 特開2002−151746号公報
しかしながら、特許文献1に記載された前照灯の光学系では、光源を点光源として光学設計を行っている。しかし、実際には、光源はある面積を有している。このように面積を有する発光面を持った光源を用いると、凹面鏡で反射した光線の一部が光源によって遮られてしまうため、光源の裏面側からは光線が外部に向かって出射されない。このように光の損失が生じるため、照明の明るさが低下するという問題があった。
一方、特許文献2に記載された反射型発光ダイオードでは、リフレクタの反射方向を工夫することによって、リフレクタで反射した光がLEDを避けて外部に出射する構成を採っているが、外部に出射する光は広がりを持った光束となるため、出射光の指向性が低くなってしまい、これによって、特定の方向から見たときの照明の輝度が低下してしまうという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、発光素子から出射した光を、光を損失することなく外部に出射することができ、なおかつ、特定の方向から見たときに輝度が高い発光装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発光装置は、発光素子から出射した光をリフレクタ(反射部材)で反射して、光を損失することなく、平行光として発光素子の発光面の裏面側から外部に向かって出射するものである。
すなわち、本発明に係る発光装置は、透光性を有するカバーと、該カバーの一方側の面に備えられた発光素子と、該発光素子に対し前記カバーと反対側に配置され前記発光素子からの光を反射する反射部材と、を有する発光装置において、前記反射部材は、前記発光素子からの光を、前記カバーにおける少なくとも前記発光素子によって遮られた遮蔽領域以外へ反射する平行光に変換するように形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明に係る発光装置によれば、発光素子から出射した光が、反射部材によって、遮蔽領域である発光素子に遮られることなく進行する平行光に変換されるため、発光素子から出射した光を損失することなく、発光素子の発光面の裏面側に備えたカバーを通して外部に出射することができる。
本発明に係る発光装置によれば、発光素子から出射した光を、光を損失することなく、発光素子の発光面の裏面側から平行光として外部に出射することができるため、指向性が高く、特定の方向から見たときの輝度を高めることができる。
本発明に係るLED発光装置の概略構成を示す構造図を表す。 図1のLED発光装置を利用した交通信号灯器の発光部の構造を示す構造図である。 第1リフレクタ部と第2リフレクタ部の形状について説明する図である。 第3リフレクタ部の形状について説明する図である。 LEDパッケージから出射した光がリフレクタで反射する様子を説明する図である。 第1リフレクタ部、第2リフレクタ部、第3リフレクタ部の接続位置を説明する図である。
以下、本発明に係る発光装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施例は、本発明の発光装置を用いたLED発光装置200を、図2に示す交通信号灯器100に適用した例である。
本実施例に係るLED発光装置200は、図1に示すように、LED10と、LED10から出射した光を所定の方向に反射するリフレクタ20(反射部材)と、透光性を持つポリカーボネート樹脂などで形成された保護カバー30(カバー)と、を備えている。そして、リフレクタ20側から保護カバー30を見たときに、LED10が設置されている領域は遮蔽領域となっており、その部分からは外部に光が出射できない。
本発明のLED発光装置200を利用した交通信号灯器100は、図2に示すように、図1のLED発光装置200が複数個連接して構成されており、LED10で発生した熱を保護カバー30に伝えやすくするためにリフレクタ20の下部に設けられた断熱材60とともにユニットケース40に収容されている。そして、保護カバー30とユニットケース40とは、防水ゴムパッキン50によって封止されている。
以下、LED発光装置200の構成について、図1、3、4、5を用いて説明する。
図1において、LED10は、さらに、電圧を印加することによって、図1の下方に向けて光を出射するLEDパッケージ12(発光素子)と、LEDパッケージ12が実装されたLED基板14と、LEDパッケージ12とその駆動回路や制御回路とを接続する回路基板16と、を備えており、LED基板14のLEDパッケージ12が実装されていない面と回路基板16とは、それぞれ熱伝導性接着剤によって保護カバー30の裏面に接着されている。ここで、LEDパッケージ12の発光面の中心F1を通り、LEDパッケージ12の発光面に直交する直線を光軸L1とする。
リフレクタ20の端部(図1の切断面における反射面)は、リフレクタ20を、光軸L1を含む平面で切断したときに、LEDパッケージ12に対向する位置にある第1リフレクタ部22の反射面の一部である、端点Q1と端点Q2とを結ぶ曲線Q12と、曲線Q12と端点Q2において接続する第3リフレクタ部26の反射面の一部である、端点Q2と端点Q3とを結ぶ曲線Q23と、曲線Q23と端点Q3において接続する第2リフレクタ部24の反射面の一部である、端点Q3と端点Q4とを結ぶ曲線Q34と、から構成される曲線Q1234によって形成されている。そして、リフレクタ20は、曲線Q1234を光軸L1の回りに回転させることによって得られる形状を有している。
なお、リフレクタ20は、上記した形状の反射面が形成された基材の表面に、例えばアルミニウム等の金属を蒸着することによって形成される、もしくは、上記した形状にアルミニウム等の板材をプレスなどで成型することによって形成される。
ここで、第1リフレクタ部22は、LEDパッケージ12から出射して第1リフレクタ部22に到達した光が、第2リフレクタ部24に向かって反射し、さらに第2リフレクタ部24で反射して、保護カバー30の表面に直交する平行光となって保護カバー30を通過して外部に出射される形状に形成された反射面を有している。
また、第3リフレクタ部26は、LEDパッケージ12から出射して第3リフレクタ部26に到達した光が、第3リフレクタ部26で反射して、保護カバー30の表面に直交する平行光となって保護カバー30を通過して外部に出射される形状に形成された反射面を有している。
そして、第3リフレクタ部26は、第3リフレクタ部26で反射した光が、LED10に遮られることなく保護カバー30に入射するような位置に配置されている。
なお、LED発光装置200は、これらの構成要素の他に、LEDパッケージ12を点灯させる駆動回路と、LEDパッケージ12の点消灯や点滅を制御する制御回路と、を有しているが、これらは、本発明の主要な構成要素ではないため、図示は省略する。
以下、LED発光装置200の作用について説明する。
まず、第1リフレクタ部22(第1反射部)、第2リフレクタ部24(第2反射部)、第3リフレクタ部26(第3反射部)の具体的な形状について、図3、図4、図5を用いて説明する。
図3は、第1リフレクタ部22と第2リフレクタ部24の形状について説明する図である。図4は、第3リフレクタ部26の形状について説明する図である。図5は、LEDパッケージ12から出射した光が、リフレクタ20で反射する様子を説明する図である。
図3に示すように、第1リフレクタ部22の端部は、LEDパッケージ12の発光面の中心F1を一方の焦点とし、LEDパッケージ12の発光面が向く方向に他方の焦点F2を有する楕円の輪郭形状をなし、光軸L1と楕円の輪郭との交点のうち、LEDパッケージ12の発光面が向く側の交点を端点Q1とし、他方の端点Q2が、端点Q1と、LEDパッケージ12の発光面の中心F1から焦点F2に向かって延びる半直線L3と楕円の輪郭の交点と、に挟まれた区間の中に配置されている。
第2リフレクタ部24の端部は、焦点F2を通って光軸L1と平行な軸L2を軸とし、焦点F2と焦点を共有して、LEDパッケージ12の発光面に向かう方向に開いた第1放物線の形状をなし、LEDパッケージ12から出射して端点Q1で反射した光が到達する点を端点Q3として、LEDパッケージ12から出射して端点Q2で反射した光が到達する点を端点Q4としたとき、端点Q3と端点Q4とに挟まれた範囲の中に配置される。
第3リフレクタ26の端部は、図4に示すように、第1リフレクタ部22の一方の端点Q2と第2リフレクタ部24の一方の端点Q3とが、光軸L1を軸とし、LEDパッケージ12の発光面の中心F1を焦点として、LEDパッケージ12の発光面に向かう方向に開いた第2放物線によって接続された形状をなしている。
このようにして形成された第1リフレクタ部22の端部と、第2リフレクタ部24の端部と、第3リフレクタ部26の端部と、が接続された曲線Q1234を、光軸L1の回りに回転させることによって、リフレクタ20が形成される。
次に、このようにして形成されたリフレクタ20に入射した光の挙動について、図5を用いて説明する。
LEDパッケージ12に、図示しない制御回路、および駆動回路から適切な電圧が印加されると、その発光面が発光する。発光によって出射した光は、LEDパッケージ12が有する所定の配光範囲に亘って直進して、一部の光は第1リフレクタ部22に到達し、一部の光は第3リフレクタ部26に到達する。
LEDパッケージ12から出射して第1リフレクタ部22に到達した光は、第1リフレクタ部22で反射して、第1リフレクタ部22を構成する楕円の他方の焦点F2を通過して第2リフレクタ部24に到達し、さらに、第2リフレクタ部24で反射する。
そして、第2リフレクタ部24で反射した光は、第2リフレクタ部24の反射面を構成する第1放物線の軸である光軸L1と平行な第1の平行光H1として、保護カバー30のリフレクタ20側の面に直交するように入射して、遮蔽領域であるLED10に遮られることなく、保護カバー30を通過して外部に出射する。
LEDパッケージ12から出射して第3リフレクタ部26に到達した光は、第3リフレクタ部26で反射する。第3リフレクタ部26で反射した光は、第3リフレクタ部26の反射面を構成する第2放物線の軸である光軸L1と平行な第2の平行光H2として、保護カバー30のリフレクタ20側の面に直交するように入射して、保護カバー30を通過して外部に出射する。
ここで、第1放物線と第2放物線とは同じ光軸L1を軸としているため、第1の平行光H1と第2の平行光H2とは互いに平行になる。
なお、第1リフレクタ部22(楕円の輪郭の一部)の端部と第3リフレクタ部26(第2放物線の一部)の端部との接続点である端点Q2は、LEDパッケージ12から出射して端点Q2において第3リフレクタ部26に入射した光が、第3リフレクタ部26で反射したとき、その反射光が、遮蔽領域であるLED10(LED基板14)に遮られることなく保護カバー30に入射する位置に設定されている。すなわち、LED10を、LEDパッケージ12の発光面の裏面側から光軸L1の方向に向かって見たときに、LED基板14よりも、端点Q2を光軸L1の回りに回転させて得られる第1リフレクタ部22の反射面の外縁の方が外側に位置している。
これによって、図5の端点Q2(正確には端点Q2よりも僅かに端点Q3寄りの点)で反射した光線Φ1が、遮蔽領域であるLED10(LED基板14)に遮られることなく、保護カバー30を通過して外部に出射される。
以上説明したように、このように構成された実施例に係るLED発光装置200によれば、LEDパッケージ12(発光素子)から出射した光がリフレクタ20(反射部材)で反射して、平行光となって、遮蔽領域であるLED10に遮られることなく進行して保護カバー30(カバー)を通して外部に出射するため、LEDパッケージ12から出射してリフレクタ20で反射した光を損失することなく、LEDパッケージ12の裏面側から平行光として外部に出射することができる。これによって、指向性が高く、特定の方向から見たときに輝度が高い発光装置を提供することができる。
さらに、本実施例にあっては、リフレクタ20(反射部材)が、LEDパッケージ12(発光素子)の発光面に対向する位置に配置された第1リフレクタ部22(第1反射部)と、第1リフレクタ部22に接続して第1リフレクタ部22の外側に配置された第3リフレクタ部26(第3反射部)と、第3リフレクタ部26に接続して第3リフレクタ部26の外側に配置された第2リフレクタ部24(第2反射部)と、からなり、第1リフレクタ部22は、LEDパッケージ12から出射した光を、第2リフレクタ部24に向けて反射し、第2リフレクタ部24は、第1リフレクタ部22で反射されて第2リフレクタ部24に入射した光を、第1の平行光H1として遮蔽領域以外へ反射し、第3リフレクタ部26は、LEDパッケージ12から出射した光を、第1の平行光H1と平行な第2の平行光H2として遮蔽領域以外へ反射するように形成されているため、第1リフレクタ部22(第1反射部)と第3リフレクタ部26(第3反射部)と第2リフレクタ部24(第2反射部)とが、連続した1つの面で形成されており、そのため、反射面が形成された基材を、研削加工やプレス加工によって容易に形成することができる。
また、本実施例にあっては、リフレクタ20(反射部材)の反射面は、リフレクタ20をLEDパッケージ12(発光素子)の光軸L1を含む平面で切断した断面のうち、第1リフレクタ部22(第1反射部)の反射面が楕円の輪郭の一部から構成され、第2リフレクタ部24(第2反射部)の反射面が第1放物線の一部から構成され、第3リフレクタ部26(第3反射部)の反射面が第2放物線の一部から構成され、こうして構成された楕円の輪郭の一部と、第1放物線の一部と、第2放物線の一部と、を光軸L1の回りに回転して得られる形状を有し、楕円の輪郭の一部は、LEDパッケージ12の発光面の中心F1を一方の焦点とし、LEDパッケージ12の発光面が向く方向に他方の焦点F2を有する楕円の輪郭の中で、光軸L1と楕円の輪郭との交点のうち、LEDパッケージ12の発光面が向く側の交点を一方の端点Q1とし、他方の端点Q2が、楕円の輪郭の中で、端点Q1と、LEDパッケージ12の発光面の中心F1から焦点F2に向かって延びる半直線と楕円の輪郭との交点と、によって挟まれた範囲の中にあり、第1放物線の一部は、焦点F2を通って光軸L1と平行な軸L2を軸とし、焦点F2を焦点として、LEDパッケージ12の発光面に向かう方向に開いた第1の放物線の中で、LEDパッケージ12から出射して端点Q1で反射した光が到達する端点Q3と、LEDパッケージ12から出射して端点Q2で反射した光が到達する端点Q4と、で挟まれた範囲であり、楕円の輪郭の一部である端点Q2と第1放物線の一部である端点Q3とが、光軸L1を軸とし、焦点F1を焦点として、LEDパッケージ12の発光面に向かう方向に開いた第2放物線の一部に接続されたものであるため、リフレクタ20の面形状を数値計算によって容易に設計することができる。
さらに、本実施例にあっては、LED基板14の裏面を保護カバー30に熱伝導性接着剤によって接着しているため、LEDパッケージ12の点灯中に、LEDパッケージ12やLED基板14で発生した熱が、LED基板14から熱伝導性接着剤を経て保護カバー30に伝達される。こうして伝達された熱によって保護カバー30が温められるため、本実施例のLED発光装置200によって構成された交通信号灯器100を寒冷地で使用する場合であっても、保護カバー30の前面に付着した雪を溶かすことができ、これによって交通信号灯器100の視認性の悪化を防止することができる。
なお、本実施例において、第1リフレクタ部22と第3リフレクタ部26との接続位置である端点Q2、第3リフレクタ部26と第2リフレクタ部24との接続位置である端点Q3は、図6に示す位置に配置するのが望ましい。
すなわち、LEDパッケージ12の中心位置から、各方向に向かって出射する光の強度(光度)を方向毎に測定した配光特性Rが、図6に示す特性を有しており、光度が最大になる方向(光軸L1の方向と一致しているものとする。)と、光度が半分になる方向と、のなす角度(半値角)がθであるとき、第2リフレクタ部24(第1放物線の一部)と第3リフレクタ部26(第2放物線の一部)との接続点である端点Q3を、LEDパッケージ12の中心位置F1から見て半値角θの方向に対応する位置に配置することによって、LEDパッケージ12から出射された有効な光を損失することなく、第2リフレクタ部24と第3リフレクタ部26とに入射して、第2リフレクタ部24と第3リフレクタ部26とで反射して外部に出射することができる。
そしてさらに、第1リフレクタ部22(楕円の輪郭の一部)と第3リフレクタ部26(第2放物線の一部)との接続点である端点Q2を、LEDパッケージ12から半値角θの内側に出射する光のうち、第1リフレクタ部22で反射して、さらに第2リフレクタ部24で反射して外部に出射する第1の平行光H1が保護カバー30を通過する領域と、第3リフレクタ部26で反射して外部に出射する第2の平行光H2が保護カバー30を通過する領域と、から等しい光束密度の光が出射するように、LEDパッケージ12から出射して第1リフレクタ部22に入射する光量(図6の領域S1の面積に対応)と、LEDパッケージ12から出射して第3リフレクタ部26に入射する光量(図6の領域S2の面積に対応)との比率が、第1の平行光H1がカバー表面から出射する区間Aが光軸L1の回りに回転して形成される領域の面積と、第2の平行光H2がカバー表面から出射する区間Bが光軸L1の回りに回転して形成される領域の面積との比率と等しくなるように、第1リフレクタ部22と第3リフレクタ部26との接続点である端点Q2の位置を設定するのが望ましい。
これによって、保護カバー30から第1の平行光H1が出射される領域と、保護カバー30から第2の平行光H2が出射される領域とから、等しい光束密度の光を出射させることができるため、外部からLED発光装置200の保護カバー30を見たときに、発光している領域の輝度をより一層均一にすることができ、これによってLED発光装置200の発光品質を向上させることができる。
なお、本実施例においては、LEDを光源とする発光素子を例にあげて説明したが、発光素子はLEDに限定されるものではなく、白熱電球やHIDランプなどを発光素子として用いることもできる。
以上、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明したが、この実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明はこの実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
10 LED
12 LEDパッケージ(発光素子)
14 LED基板
20 リフレクタ(反射部材)
22 第1リフレクタ部(第1反射部)
24 第2リフレクタ部(第2反射部)
26 第3リフレクタ部(第3反射部)
30 保護カバー(カバー)
1 光軸
1 発光面の中心
2 焦点
1 第1の平行光
2 第2の平行光
1、Q2、Q3、Q4 端点
Φ1 光線

Claims (7)

  1. 透光性を有するカバーと、該カバーの一方側の面に備えられた発光素子と、該発光素子に対し前記カバーと反対側に配置され前記発光素子からの光を反射する反射部材と、を有する発光装置において、
    前記反射部材は、前記発光素子からの光を、前記カバーにおける少なくとも前記発光素子によって遮られた遮蔽領域以外へ反射する平行光に変換するように形成されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記遮蔽領域は、前記発光素子の実装基板によって遮られた領域も含むことを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記反射部材が、前記発光素子の発光面に対向する位置に配置された第1反射部と、前記第1反射部に接続して前記第1反射部の外側に配置された第3反射部と、前記第3反射部に接続して前記第3反射部の外側に配置された第2反射部と、からなり、
    前記第1反射部は、前記発光素子から出射した光を、前記第2反射部に向けて反射し、
    前記第2反射部は、前記第1反射部で反射されて前記第2反射部に入射した光を、第1の平行光として前記遮蔽領域以外へ反射し、
    前記第3反射部は、前記発光素子から出射した光を、前記第1の平行光と平行な第2の平行光として前記遮蔽領域以外へ反射するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記反射部材の反射面は、前記反射部材を前記発光素子の光軸L1を含む平面で切断した断面のうち、前記第1反射部の反射面が楕円の輪郭の一部から構成され、前記第2反射部の反射面が第1放物線の一部から構成され、前記第3反射部の反射面が第2放物線の一部から構成され、こうして構成された前記楕円の輪郭の一部と、前記第1放物線の一部と、前記第2放物線の一部と、を前記光軸L1の回りに回転して得られる形状を有し、
    前記楕円の輪郭の一部は、前記発光素子の発光面の中心F1を一方の焦点とし、前記発光面が向く方向に他方の焦点F2を有する楕円の輪郭の中で、前記光軸L1と前記楕円の輪郭との交点のうち、前記発光面が向く側の交点を一方の端点Q1とし、他方の端点Q2が、前記楕円の輪郭の中で、前記端点Q1と、前記発光面の中心F1から前記焦点F2に向かって延びる半直線と前記楕円の輪郭との交点と、によって挟まれた範囲の中にあり、
    前記第1放物線の一部は、前記焦点F2を通って前記光軸L1と平行な軸L2を軸とし、前記焦点F2を焦点として、前記発光面に向かう方向に開いた第1の放物線の中で、前記発光素子から出射して前記端点Q1で反射した光が到達する端点Q3と、前記発光素子から出射して前記端点Q2で反射した光が到達する端点Q4と、で挟まれた範囲であり、
    前記楕円の輪郭の一部である前記端点Q2と前記第1放物線の一部である前記端点Q3とが、前記光軸L1を軸とし、前記焦点F1を焦点として、前記発光面に向かう方向に開いた前記第2放物線の一部によって接続されたものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記第1放物線の一部と、前記第2放物線の一部と、は前記発光素子の配光特性の半値角の位置で接続されていることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記楕円の輪郭の一部と、前記第2放物線の一部と、は前記発光素子から出射して前記第2放物線の一部で反射した光が、前記遮蔽領域を通過しない位置で接続されていることを特徴とする請求項4または5に記載の発光装置。
  7. 前記楕円の輪郭の一部と、前記第2放物線の一部と、は前記発光素子から出射して前記第1反射部で反射して、さらに前記第2反射部で反射した光が通過する前記カバーの領域と、前記発光素子から出射して前記第3反射部で反射した光が通過する前記カバーの領域と、から等しい光束密度で光が出射される位置で接続されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の発光装置。
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WO2023019568A1 (zh) * 2021-08-20 2023-02-23 华域视觉科技(上海)有限公司 车灯照明模组及车灯

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