JP2013186861A - 省エネ促進支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 フリーアドレスオフィス環境において、従業員に座席移動を強いることなく省エネルギーを支援、促進できるシステムを提供する。
【解決手段】
照明や空調設備などの環境調節機器が居室内に複数配置されている場合に、居室内の座席の利用状況に応じて環境調節機器毎にその稼動状態を制御し、省エネルギーを実現するシステムであって、座席指示部15が、スケジュールDB11に登録された従業員の一日の予定に基づいて、各従業員が利用する座席を影響座席DB13に保持された各環境調節機器の影響範囲(第1座席範囲)を考慮して割り当てる。座席指示部15は、従業員を離席時間帯別の集団に類別し、類別された集団毎に、1又は複数の第1座席範囲からなる第1座席範囲群の何れかと関連付ける。機器管理部16は、離席時間帯においてかかる第1座席範囲群に対応する環境調節機器群の稼動を停止する制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、居室内における従業者の座席配置を固定しないフリーアドレスオフィス環境において、省エネルギーを促進し、支援するための省エネ促進支援システムに関する。
近年、フリーアドレスオフィスを採用する企業が増加している。かかるフリーアドレスオフィス環境では、従業員の座席が固定されていないという特色を生かして、省エネルギーを促進しようとする試みが、例えば特許文献1に提案されている。
特許文献1に記載のフリーアドレスオフィス用設備制御システムは、居室内の在席人数を計数する入退室管理部と、かかる在席人数に基づいて執務領域を決定する執務領域決定部と、設備制御部を備え、設備制御部が、執務領域以外の領域に対応する設備を停止させることで、利用者が執務を行っていない領域の設備(照明や空調など)の停止を可能とし、省エネを推進するものである。
特開2011−4047号公報
特許文献1に記載の方法では、定時後など在席人数が少なくなったタイミングで座席の配置換えを行い、従業員を執務領域内の座席に誘導することで、省エネを実現するものであるため、従業員に座席移動の負担を課している。
また、出社時に座席を指定しないため、就業時間内において無駄な空調や照明が利用されている可能性がある。
そこで、本発明は、従業員に座席移動を強いることなく、出社時に省エネルギーに配慮した座席指定を行うことで、フリーアドレスオフィスにおける省エネルギーを支援・促進できる省エネ促進支援システムを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る省エネ促進支援システムは、居室内における従業者の座席配置が固定されていないフリーアドレスオフィス環境において、エネルギーを消費して前記居室内の環境を調節する環境調節機器が複数、前記居室内に配置されている場合に、前記居室内に配置された座席の利用状況に応じて前記複数の環境調節機器の稼動状態を制御し、省エネルギーを実現する省エネ促進支援システムであって、
前記各従業者の一日の予定が登録されたスケジュールDBと、
前記座席と当該座席を利用中である前記従業員との対応関係を保持する座席DBと、
前記環境調節機器の夫々につき、当該環境調節機器の稼動により影響を受ける複数の前記座席の集合である第1座席範囲を保持する影響座席DBと、
前記座席を利用しようとする前記従業員を特定する従業員特定部と、
前記スケジュールDB、前記座席DB、前記影響座席DBを参照し、空き座席の中から、前記従業員毎に当該従業員が利用すべき前記座席を割り当て、当該従業員に利用すべき前記座席を指示するとともに、前記利用すべき前記座席と前記座席の利用を指示した前記従業者との対応関係を前記座席DBに登録する座席指示部と、
前記影響座席DBに基づき、前記環境調節機器の稼動を制御する機器管理部と、を備え、
前記座席指示部は、
前記スケジュールDBを参照して、前記従業員の夫々を、離席時間帯が重複する従業員が同じ離席時間帯別従業員集団に属するように類別し、
前記離席時間帯別従業員集団の夫々を、前記影響座席DBを参照して、1又は複数の前記第1座席範囲からなる第1座席範囲群の何れかと関連付け、
同一の前記離席時間帯別従業員集団に属する前記従業員に対しては、前記座席DBを参照して、同一の前記第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき前記座席として割り当て、
前記機器管理部は、
前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の前記離席時間帯が重複する期間中、当該離席時間帯別従業員集団に関連付けられた前記第1座席範囲群に含まれる少なくとも1つの前記第1座席範囲に対応する前記環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行うことを第1の特徴とする。
上記第1の特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、
前記座席指示部は、
前記スケジュールDBを参照し、残業予定のある前記従業員に対しては、前記影響座席DB及び前記座席DBを参照して、同一の前記第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき前記座席として割り当て、
前記機器管理部は、
残業時間帯において、残業予定のある前記従業員が属する前記第1座席範囲群に属さない全ての前記第1座席範囲に対応する前記環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行うことを第2の特徴とする。
上記第1又は第2の何れかの特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、
前記座席指示部は、
同一の前記離席時間帯別従業員集団に属する前記従業員に対しては、前記影響座席DB、及び、前記座席DBを参照して、同一の前記第1座席範囲群内の前記座席の集合であって、他の全ての前記第1座席範囲群と重複しない前記座席の集合である第2座席範囲の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき前記座席として割り当て、
前記機器管理部は、
前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の前記離席時間帯が重複する期間中、当該離席時間帯別従業員集団に属する前記各従業員に割り当てられた前記第2座席範囲と重複部分を有する少なくとも1つの前記第1座席範囲に対応する前記環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行うことを第3の特徴とする。
上記第3の特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、前記座席指示部は、前記スケジュールDBを参照し、前記第1座席範囲群のうち他の特定の前記第1座席範囲群と重複する範囲の前記座席を、当該第1座席範囲群に関連付けられた前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の重複する前記離席時間帯、及び、当該他の特定の前記第1座席範囲群に関連付けられた前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の重複する前記離席時間帯の両時間帯において在室予定の前記従業員に割り当てることを第4の特徴とする。
上記第1乃至第4の何れかの特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、前記従業員が前記座席指示部により割り当てられた前記座席を利用していることを確認するための座席確認部が、前記座席毎に設けられ、
前記座席確認部は、前記座席を利用している前記従業員を特定すると、確認完了信号を前記座席指示部に送信し、
前記座席指示部は、前記確認完了信号を受信すると、前記座席確認部により特定された前記従業員が自身が前記座席の利用を指示した前記従業員と一致する場合、当該従業員と当該従業員が利用する前記座席との対応関係を前記座席DBに登録することを第5の特徴とする。
上記第1乃至第5の何れかの特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、前記座席指示部が割り当てた座席に前記従業員を誘導するための誘導部が、前記座席毎に設けられてなり、
前記座席指示部は、前記従業員に対して前記座席を割り当てると、当該割り当てられた前記座席に設けられた前記誘導部に指示信号を送信し、
前記誘導部は、前記指示信号を受信すると、前記座席指示部により割り当てられた前記座席に前記従業員を誘導することを第6の特徴とする。
上記第1乃至第6の何れかの特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、前記環境調節機器が、照明設備または空調設備であることが好ましい。
上記第1乃至第6の何れかの特徴の本発明に係る省エネ促進支援システムは、前記環境調節機器が前記空調設備である場合、
前記座席指示部は、より窓から離れた通路側の前記第1座席範囲内の空き座席を、退社時刻がより遅い前記離席時間帯別従業員集団に属する前記従業員に割り当てることを第7の特徴とする。
本発明の省エネ促進支援システムに依れば、座席指示部が、スケジュールDBを参照して従業員を離席時間帯によりグループ化し、離席時間帯が重複する従業員を同じグループ(離席時間帯別従業員集団)に類別し、かかる離席時間帯別従業員集団を、前記影響座席DBを参照して、1又は複数の第1座席範囲からなる第1座席範囲群の何れかと関連付ける。ここで、第1座席範囲とは、ある環境調節機器を稼動させることで影響(恩恵)を受ける座席の集合、すなわち環境調節機器の環境調節機能を享受することのできる座席範囲であり、影響座席DBに保持されている。ここで、かかる第1座席範囲群に属する第1座席範囲の夫々と対応する環境調節機器からなる集合を、環境調節機器群と呼ぶことにする。第1座席範囲群は、かかる環境調節機器群に属する環境調節機器を稼動させることで影響(恩恵)を受ける第1座席範囲の和集合であり、環境調節機器群とは一対一の対応関係を有する。
そして、座席指示部は、同じ離席時間帯別従業員集団に属する従業員に対しては、同じ第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、従業員が利用すべき座席として割り当てる。
これにより、機器管理部は、離席時間帯別従業員集団における各従業員の離席時間帯が重複する期間中は、当該離席時間帯別従業員集団に属する各従業員に割り当てられた第1座席範囲群に含まれる少なくとも1つの第1座席範囲に対応する環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させることで、省エネルギーを促進できる。
より具体的に言えば、例えば、午前中は会議や外回り等で不在であり午後から居室で業務を行う予定の従業員につき、ある特定の環境調節機器の影響範囲(第1座席範囲)にある座席を割り当てることとすると、機器管理部は、午前中はかかる特定の環境調節機器の稼動を停止させ、午後から稼動させるように制御してよい。また、午後から業務予定の従業員が多く、1つの環境調節機器の影響範囲にある座席では座席数が足りない場合、複数の環境調節機器の影響範囲(第1座席範囲群)に跨って午後から業務予定の従業員の座席を割り当てる。その場合、かかる第1座席範囲群に対応する環境調節機器群に属する環境調節機器のうち少なくとも何れか1つの稼動を午前中停止させることで、省エネルギーの効果が得られる。
また、残業予定の従業員については、ある特定の第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、従業員が利用すべき座席として割り当てることで、残業時間中には、かかる特定の第1座席範囲群に属さない全ての第1座席範囲に対応する環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させることで、省エネルギーを促進できる。
なお、残業時間を含めて考える場合、残業のない従業員の集団は、残業時間帯を離席時間帯とする離席時間帯別従業員集団ということができる。したがって、残業時間帯では、残業のない従業員が属する第1座席範囲群に属する少なくとも1つの第1座席範囲に対応する環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させることで、省エネルギーの効果が得られる。しかしながら、残業のない従業員が属する全ての第1座席範囲群に属する全ての第1座席範囲に対応する環境調節機器の稼動を停止するのが、最も好ましい構成となる。
このように、従業員の一日の予定を考慮し、出社時に省エネルギーに配慮した座席指定を行うことで、従業員に座席移動を強いることなく、フリーアドレスオフィスにおける省エネルギーを支援・促進できる省エネ促進支援システムを実現できる。
ここで、第1座席範囲(群)は、各座席に対して第1座席範囲(群)の何れかが一対一に対応する場合もあるが、隣接する第1座席範囲(群)同士で重複部分を有している場合が多い。その場合、かかる重複部分に属する座席の夫々は、複数の第1座席範囲(群)に属していることになる。
このとき、隣接する第1座席範囲群の重複部分の座席範囲については、どちらか一方の第1座席範囲群に対応する環境調節機器群が稼動している限り、かかる重複部分の座席を利用している従業員の業務に影響は生じないと考えられる。一方、第1座席範囲群同士が重複しない座席範囲では、対応する環境調節機器群を稼動させないと、重複しない座席範囲の座席を利用している従業員の業務に支障が生じる。かかる第1座席範囲群同士の重複しない座席範囲を、第1座席範囲群に対応する環境調節機器群のみを停止させることにより影響(支障)を被る座席の集合として、第2座席範囲と呼ぶことにする。
本発明において、座席指示部は、同じ離席時間帯別従業員集団に属する従業員に対しては、同じ第1座席範囲群に属する第2座席範囲の中から空き座席を優先的に選択し、従業員が利用すべき座席として割り当てることが好ましい。複数の第1座席範囲群の重複部分に属する座席については、かかる複数の第1座席範囲群に割り当てられている離席時間帯別従業員集団における各従業員の重複する離席時間帯の夫々において在室予定の従業員に割り当てることができる。
より具体的に言えば、例えば、午前中は会議や外回り等で不在であり午後から居室で業務を行う予定の従業員の集団と、午前中は居室で業務予定であるが、午後から会議や外回り等で不在となる従業員の集団があり、夫々の集団に異なる第1座席範囲(群)が割り当てられ、それに対応する環境調節機器(群)が関連付けられている場合、午前中に停止する環境調節機器(群)と対応する第2座席範囲の座席に午前中不在の従業員を、午後に停止する環境調節機器(群)と対応する第2座席範囲の座席に午後から不在の従業員を割り当て、第1座席範囲群同士が重複する座席範囲には離席予定のない従業員を割り当てることができる。また、第1座席範囲群が複数の第1座席範囲からなる場合、かかる第1座席範囲群の第2座席範囲は、複数の第1座席範囲と重複していることがある。その場合は、第2座席範囲と重複部分を有している第1座席範囲の何れかと対応する複数の環境調節機器のうち少なくとも何れか1つの稼動を停止させることで、省エネルギーの効果が得られる。
また、座席確認部を各座席に設けることで、従業員が座席指示部により割り当てられた座席を指示通りに利用しているかの確認ができ、誘導部を各座席に設けることで、従業員を座席指示部により割り当てられた座席に誘導することができる。誘導方法としては、例えば、表示灯を点滅させるといった方法が挙げられる。
本発明の一実施形態に係る省エネ促進支援システムの一例を示す構成図 フリーアドレス環境における、ある時刻の居室内の従業員の座席配置を示す例 座席DBに保持されている座席の利用状態の一例を示す表 第1座席範囲と環境調節機器、及び、離席時間帯別従業員集団との対応関係の一例を示す表 居室内の座席と第1座席範囲、及び、離席時間帯別従業員集団の配置関係の一例を示す図 第1座席範囲と環境調節機器との対応関係の一例を示す表 居室内の座席と第1座席範囲、及び、離席時間帯別従業員集団の配置関係の一例を示す図
以下に、本発明の一実施形態に係る省エネ促進支援システム(以降、適宜「本発明システム1」と称す)につき、図面を参照して説明する。図1は、本発明システム1の構成の一例を示す図である。図1に示されるように、本発明システム1は、スケジュールDB(データベース)11、座席DB(データベース)12、影響座席DB(データベース)13、従業員特定部14、座席指示部15、機器管理部16、各座席に設けられた座席確認部17と誘導部18、及び、環境調節機器19を備えている。
ここで、スケジュールDB11、座席報DB12、及び、影響座席DB13の各データベースは、コンピュータ内に設けられた、或いはローカルネットワークを介してアクセス可能な所定の記憶装置の所定の記憶領域に夫々構築されている。また、従業員特定部14、座席指示部15、及び、機器管理部16は、コンピュータのハードウェア資源(CPUや各種記憶装置等)及びソフトウェア資源(OS、各種ドライバ、データベース管理ソフト等)を使用して演算処理を行う機能的手段であり、かかる演算処理の実行が、CPUによりその実行が制御されるプログラムを実行することによりソフトウェア的に実現される。また、本発明システム1は、かかる演算処理を行うに際して必要な情報を一時的に保持するための記憶手段を適宜コンピュータ内に備えている。
従業員特定部14は、例えば、入退出システムの一部としてドアの前に設けられており、従業員が所有するIDカードに保持されている情報を読み出し、そのID番号から居室内の座席を利用しようとする従業員を特定する。
スケジュールDB11には、各従業員の一日の予定が登録されており、従業員のID番号に基づいて、従業員の会議や外回り等により離席している時間帯を参照できるようになっている。
座席DB12は、座席とかかる座席を利用中の従業員との対応関係を保持している。図2に、居室内の従業員の座席配置の一例を、図3に、座席DB12に保持されている座席の利用状態を示す。図2に示す例では、居室内に、4つの座席からなる座席グループG11〜G34が、全部で12個マトリクス状に配置されている。各座席には1〜48の座席番号が付されており、図3に示すように、座席番号に基づいて、居室内の座席が空き座席であるか、利用中であれば利用している従業員は誰であるかを座席DB12の保持情報から参照できるようになっている。
影響座席DB13は、環境調節機器の夫々につき、環境調節機器の稼動により影響(恩恵)を受ける複数の座席の集合である第1座席範囲を保持している。つまり、第1座席範囲は、環境調節機器の環境調節機能を享受することのできる座席範囲である。図4に、かかる第1座席範囲の例を、環境調節機器毎に示す。なお、本発明システム1では、環境調節機器が照明設備である場合を想定しているが、本発明はこれに限られるものではない。
座席指示部15は、スケジュールDB11、座席DB12、影響座席DB13を参照し、従業員が最初に入室する際、かかる従業員が利用すべき座席を空き座席の中から割り当て、従業員に利用すべき座席を指示する。このとき、利用を指示した座席と従業員との対応関係を、座席DB12に登録し、図3に示す座席の利用状態を更新する。そして、この対応関係を従業員が退社するまで維持する。従業員が会議などで途中離席する場合であっても、従業員に一度割り当てた座席を空き座席に戻さず、従業員が退社するまでそのままの利用状態を維持する。或いは、利用中の空き座席として、他の従業員に割り当てられることがないように予約状態としておく。
具体的には、座席指示部15は、スケジュールDB11を参照して、従業員の夫々を、離席時間帯が重複する従業員が同じ離席時間帯別従業員集団に属するように予め類別する。そして、各離席時間帯別従業員集団の人数を考慮したうえで、影響座席DB13を参照して、離席時間帯別従業員集団毎に一の第1座席範囲群を割り当てる。ここで、第1座席範囲群として複数の第1座席範囲を必要とする場合、隣接する第1座席範囲で第1座席範囲群を構成するのが好ましいが、第1座席範囲同士が飛び飛びになっていても構わない。座席指示部15は、さらに、離席時間帯別従業員集団とかかる第1座席範囲群を関連づけ、関連付けの結果を影響座席DB13に保持しておく。
図4において、離席時間帯別従業員集団と第1座席範囲(群)との対応関係が併せて示されている。図4において、特に「残業なし、離席なしグループ」に対しては、照明No.4に対応する第1座席範囲と、照明No.6に対応する第1座席範囲が割り当てられている。これら2つの第1座席範囲が、「残業なし、離席なしグループ」における第1座席範囲群を構成し、照明No.4と照明No.6が、「残業なし、離席なしグループ」における環境調節機器群を構成している。
さらに、図4では、残業予定のある従業員が属する従業員集団(「残業ありグループ」)を設け、かかる従業員集団に対して特定の第1座席範囲(G13、G14)が割り当てられ、特定の環境調節機器(照明No.2)と対応付けられている。
座席指示部15は、従業員が最初に入室する際、同じ離席時間帯別従業員集団に属する従業員に対しては、同じ第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき座席として割り当てる。そして、従業員が利用すべき座席を、ディスプレイ画面や音声などの方法により従業員に通知する。併せて、座席指示部15は、かかる割り当てられた座席に設けられた座席確認部17に指示信号を送信する。また、各座席には、従業員を誘導するための誘導部18が設けられている。誘導部18は、例えばLEDランプで構成された表示灯である。
誘導部18は、座席指示部15からの指示信号を受信すると、かかる表示灯を点滅させ、従業員に利用すべき座席の所在を知らせ、座席指示部15により割り当てられた座席に従業員を誘導する。
座席確認部17には、例えばICカードリーダ等の座席を利用している従業員を特定する手段が設けられている。座席確認部17は、IDカードに保持されている従業員の情報と、座席指示部15が座席の利用を指示した従業員の情報が一致する場合、誘導部18の表示灯の点滅を解除するとともに、座席指示部15に確認完了信号を送信する。
座席指示部15は、座席確認部17から確認完了信号を受信すると、従業員とかかる従業員が利用する座席との対応関係を座席DB12に登録し、図3に示す座席の利用状態を更新する。
機器管理部16は、座席指示部15により設定された離席時間帯別従業員集団と第1座席範囲群との関連づけの結果、及び、影響座席DB13に保持されている第1座席範囲(群)と環境調節機器(群)との対応関係を参照して、離席時間帯別従業員集団毎に、離席時間帯別従業員集団における各従業員の離席時間帯が重複する期間中、かかる離席時間帯別従業員集団に属する各従業員に割り当てられる第1座席範囲に対応する環境調節機器19の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行う。
以下において、図4に示す影響座席DB13に保持されている第1座席範囲と環境調節機器との対応関係に基づき、機器管理部16による環境調節機器19の制御方法について図5を参照して説明する。
図5において、照明1の第1座席範囲である座席グループG11とG12には、「9〜12時離席グループ」が割り当てられている。したがって、9〜12時の期間中においては、座席グループG11又はG12に属する座席を利用している従業員がいないため、照明1を消灯するか、明るさを多少暗くしても差し支えない。機器管理部16は、9時から12時までの期間中は、照明1を消灯するか、明るさを暗くする制御を行い、12時を経過すると、通常の点灯状態に戻す制御を行う。
同様に、図5において、照明5の第1座席範囲である座席グループG31とG32には、「13〜15時離席グループ」が割り当てられている。したがって、13〜15時の期間中においては、座席グループG31又はG32に属する座席を利用している従業員がいないため、照明5を消灯するか、明るさを多少暗くしても差し支えない。機器管理部16は、13時から15時までの間は、照明5を消灯するか、明るさを暗くする制御を行い、15時を経過すると、通常の点灯状態に戻す制御を行う。
同様に、図5において、照明3の第1座席範囲である座席グループG21とG22には、「15〜17時離席グループ」が割り当てられている。したがって、15〜17時の期間中においては、座席グループG31又はG32に属する座席を利用している従業員がいないため、照明5を消灯するか、明るさを多少暗くしても差し支えない。また、かかる15〜17時離席グループは、残業予定のないグループであるため、機器管理部16は、15時を経過すると、照明3を消灯するか、明るさを暗くする制御を行う。
17時を経過し、残業時間になると、座席利用は、「残業ありグループ」に割り当てられている照明2の第1座席範囲である座席グループG13とG14のみとなる。機器管理部16は、照明2を除く照明1、及び3〜6の少なくとも何れか1つを消灯するか、明るさを暗くする制御を行う。
〈第2実施形態〉
上記第1実施形態では、影響座席DB13に保持されている第1座席範囲は、居室内の各座席と第1座席範囲の何れかが一対一に対応している。しかしながら、環境調節機器の配置あるいは環境調節機器の構成によっては、隣接する第1座席範囲同士に重複部分を有していることがある。その場合、かかる重複部分に属する座席の夫々は、複数の第1座席範囲に属していることになる。
図6に、かかる場合の環境調節機器と第1座席範囲との対応関係の例を示す。図7に、各座席と第1座席範囲、及び、離席時間帯別従業員集団の配置関係を示す。なお、図6及び図7では、環境調節機器が空調設備である場合を想定している。
図6に示すように、座席グループG21とG22は、空調1の第1座席範囲に属しているが、空調3の第1座席範囲にも属しており、空調1と空調3の間で第1座席範囲の重複部分を有している。一方、座席グループG11とG12は、空調1の第1座席範囲にのみ属し、座席グループG31とG32は、空調3の第1座席範囲にのみ属する。
同様に、座席グループG23とG24は、空調2の第1座席範囲に属しているが、空調4の第1座席範囲にも属しており、空調2と空調4の間で第1座席範囲の重複部分を有している。一方、座席グループG13とG14は、空調2の第1座席範囲にのみ属し、座席グループG33とG34は、空調4の第1座席範囲にのみ属する。
本実施形態では、座席指示部15が、第1座席範囲同士が重複しない座席範囲(第2座席範囲)の中から、空き座席を優先的に割り当てることで、効率的に省エネを実現することができる。以下において、本実施形態における機器管理部16による環境調節機器の制御方法について図7を参照して説明する。
図7において、空調3の第1座席範囲G21、G22、G31、G32のうち、第2座席範囲である座席グループG31とG32に、「9〜12時離席グループ」が優先的に割り当てられている。したがって、9〜12時の期間中においては、座席グループG31又はG32に属する座席を利用している従業員がいないため、空調3の稼動を停止するか、出力を多少弱めても差し支えない。機器管理部16は、9時から12時までの期間中は、空調3の稼動を停止するか、出力を弱める制御を行い、12時を経過すると、通常の運転状態に戻す制御を行う。
同様に、図7において、空調1の第1座席範囲G11、G12、G21、G22のうち、第2座席範囲である座席グループG11とG12に、「13〜15時離席グループ」が優先的に割り当てられている。したがって、13〜15時の期間中においては、座席グループG11又はG12に属する座席を利用している従業員がいないため、空調3の稼動を停止するか、出力を多少弱めても差し支えない。機器管理部16は、13時から15時までの期間中は、空調1の稼動を停止するか、出力を弱める制御を行い、15時を経過すると、通常の運転状態に戻す制御を行う。
このとき、空調1と空調3の間の第1座席範囲の重複部分である座席グループG21とG22には、9〜12時の期間中は空調1が通常運転中であり、13〜15時の期間中は空調3が通常運転中であるので、「残業なし、離席なしグループ」に属する従業員を割り当てても従業員の業務に支障は生じない。
同様に、図7において、空調2の第1座席範囲G13、G14、G23、G24のうち、第2座席範囲である座席グループG13とG14に、「15〜17時離席グループ」が優先的に割り当てられている。したがって、15〜17時の期間中においては、座席グループG13又はG14に属する座席を利用している従業員がいないため、空調2の稼動を停止するか、出力を多少弱めても差し支えない。また、かかる15〜17時離席グループは、残業予定のないグループであるため、機器管理部16は、15時を経過すると、空調2の稼動を停止するか、出力を弱める制御を行う。
17時を経過し、残業時間になると、座席利用は、「残業ありグループ」に割り当てられている空調4の第2座席範囲である座席グループG33とG34のみとなる。機器管理部16は、空調4を除く空調1〜3の少なくとも何れか1つの稼動を停止するか、出力を弱める制御を行う。
このとき、空調2と空調4の間の第1座席範囲の重複部分である座席グループG23とG24には、15〜17時の期間中も空調2が通常運転中であるので、「残業なし、離席なしグループ」に属する従業員を割り当てても従業員の業務に支障は生じない。
さらに、本実施形態では、座席グループG13、G14、G23、G24、G33、G34について、窓側の「15〜17時離席グループ」に属するG13とG14、中央の「残業なし、離席なしグループ」に属するG23とG24、通路側の「残業ありグループ」に属するG33とG34の順に、退社時刻が遅くなるように離席時間帯別従業員集団を配置している。このように、昼間の空調効率を考慮し、より窓から離れた通路側の空き座席を、退社時刻がより遅い離席時間帯別従業員集団に属する従業員に割り当てることで、さらなる省エネが可能となる。
以上、本発明システム1では、座席指示部15が、従業員の一日の予定を考慮し、出社時に省エネルギーに配慮した座席指定を行うことで、フリーアドレスオフィスにおける省エネを支援・促進することができる。
以下に、別実施形態について説明する。
〈1〉上記実施形態では、座席指示部15が、従業員を、離席時間帯別に9〜12時までの期間居室から離席するグループ、13〜15時までの期間離席しているグループ、及び、15〜17時までの期間離席しているグループ、並びに、残業予定のあるグループに類別し、環境調節機器の影響範囲を考慮して各従業員の利用座席を割り当てる場合を例示した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、従業員のグループ分けの方法については、種々の設計変更が可能である。例えば、離席時間帯を更に細かく、例えば1時間毎の離席時間帯別従業員集団に類別してもよいし、残業予定のあるグループを、さらに離席時間帯毎に細分化してグループ分けしてもよい。
また、上記実施形態では、「9〜12時離席グループ」、「13〜15時離席グループ」、「15〜17時離席グループ」に、夫々残業予定が無い従業員を類別しているが、残業予定の有無に拘わらず、離席時間帯がある従業員をかかる離席時間帯別従業員集団に類別しても構わない。
また、例えば、13〜17時までの期間離席している従業員がいる場合、かかる従業員を「13〜15時離席グループ」、及び「15〜17時離席グループ」の何れの離席時間帯別従業員集団に割り当てるかは自由である。適宜、各離席時間帯別従業員集団の空き座席数を考慮して割り当てることができる。
〈2〉同様に、各離席時間帯別従業員集団の居室内における配置方法についても、上記実施形態で例示した構成に限定されるものではない。その日の各従業員の予定に応じて、各離席時間帯別従業員集団に属する従業員数は変動すると考えられるため、座席指示部15による従業員の類別結果に応じて、かかる配置方法も動的に変更されるべきものである。
〈3〉上記第1実施形態では、「残業なし、離席なしグループ」は、照明4の第1座席範囲と照明6の第1座席範囲からなる第1座席範囲群と関連付けられている。かかる複数の第1座席範囲からなる第1座席範囲群に対応する環境調節機器群の制御方法としては、環境調節機器群に属する全ての環境調節機器を制御対象とする必要は必ずしも無く、第1座席範囲群に含まれる少なくとも1つの第1座席範囲に対応する環境調節機器(第1実施形態の例では、照明4と照明6の何れか)の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させることで、省エネの効果が得られる。
〈4〉上記実施形態では、座席確認部17が、座席を利用しようとする従業員を特定するとともに、特定した従業員の情報が座席指示部15が座席の利用を指示した従業員の情報と一致するか否かを判定するものとなっている。しかしながら、特定した従業員の情報を確認完了信号の一部として座席指示部15に送信することで、座席指示部15が、座席確認部17が特定した従業員の情報が自身が座席の利用を指示した従業員の情報と一致するか否かを判定してもよい。何れの場合であっても、かかる特定した従業員と指示した従業員の情報同士が一致する場合に、従業員とかかる従業員が利用する座席との対応関係を座席DB12に登録する。
本発明は、居室内における従業者の座席配置を固定しないフリーアドレスオフィス環境において、省エネルギーを促進し、支援するためのシステムとしての利用が可能である。
1: 本発明の一実施形態に係る省エネ促進支援システム
11: スケジュールDB
12: 座席DB
13: 影響座席DB
14: 従業員特定部
15: 座席指示部
16: 座席確認部
17: 座席確認部
18: 誘導部
19: 環境調節機器

Claims (8)

  1. 居室内における従業者の座席配置が固定されていないフリーアドレスオフィス環境において、エネルギーを消費して前記居室内の環境を調節する環境調節機器が複数、前記居室内に配置されている場合に、前記居室内に配置された座席の利用状況に応じて前記複数の環境調節機器の稼動状態を制御し、省エネルギーを実現する省エネ促進支援システムであって、
    前記各従業者の一日の予定が登録されたスケジュールDBと、
    前記座席と当該座席を利用中である前記従業員との対応関係を保持する座席DBと、
    前記環境調節機器の夫々につき、当該環境調節機器の稼動により影響を受ける複数の前記座席の集合である第1座席範囲を保持する影響座席DBと、
    前記座席を利用しようとする前記従業員を特定する従業員特定部と、
    前記スケジュールDB、前記座席DB、前記影響座席DBを参照し、空き座席の中から、前記従業員毎に当該従業員が利用すべき前記座席を割り当て、当該従業員に利用すべき前記座席を指示するとともに、前記利用すべき前記座席と前記座席の利用を指示した前記従業者との対応関係を前記座席DBに登録する座席指示部と、
    前記影響座席DBに基づき、前記環境調節機器の稼動を制御する機器管理部と、を備え、
    前記座席指示部は、
    前記スケジュールDBを参照して、前記従業員の夫々を、離席時間帯が重複する従業員が同じ離席時間帯別従業員集団に属するように類別し、
    前記離席時間帯別従業員集団の夫々を、前記影響座席DBを参照して、1又は複数の前記第1座席範囲からなる第1座席範囲群の何れかと関連付け、
    同一の前記離席時間帯別従業員集団に属する前記従業員に対しては、前記座席DBを参照して、同一の前記第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき前記座席として割り当て、
    前記機器管理部は、
    前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の前記離席時間帯が重複する期間中、当該離席時間帯別従業員集団に関連付けられた前記第1座席範囲群に含まれる少なくとも1つの前記第1座席範囲に対応する前記環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行うことを特徴とする省エネ促進支援システム。
  2. 前記座席指示部は、
    前記スケジュールDBを参照し、残業予定のある前記従業員に対しては、前記影響座席DB及び前記座席DBを参照して、同一の前記第1座席範囲群の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき前記座席として割り当て、
    前記機器管理部は、
    残業時間帯において、残業予定のある前記従業員が属する前記第1座席範囲群に属さない全ての前記第1座席範囲に対応する前記環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の省エネ促進支援システム。
  3. 前記座席指示部は、
    同一の前記離席時間帯別従業員集団に属する前記従業員に対しては、前記影響座席DB、及び、前記座席DBを参照して、同一の前記第1座席範囲群内の前記座席の集合であって、他の全ての前記第1座席範囲群と重複しない前記座席の集合である第2座席範囲の中から空き座席を選択し、当該従業員が利用すべき前記座席として割り当て、
    前記機器管理部は、
    前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の前記離席時間帯が重複する期間中、当該離席時間帯別従業員集団に属する前記各従業員に割り当てられた前記第2座席範囲と重複部分を有する少なくとも1つの前記第1座席範囲に対応する前記環境調節機器の稼動を停止またはエネルギー消費を低減させる制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の省エネ促進支援システム。
  4. 前記座席指示部は、前記スケジュールDBを参照し、前記第1座席範囲群のうち他の特定の前記第1座席範囲群と重複する範囲の前記座席を、当該第1座席範囲群に関連付けられた前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の重複する前記離席時間帯、及び、当該他の特定の前記第1座席範囲群に関連付けられた前記離席時間帯別従業員集団における前記各従業員の重複する前記離席時間帯の両時間帯において在室予定の前記従業員に割り当てることを特徴とする請求項3に記載の省エネ促進支援システム。
  5. 前記従業員が前記座席指示部により割り当てられた前記座席を利用していることを確認するための座席確認部が、前記座席毎に設けられてなり、
    前記座席確認部は、前記座席を利用している前記従業員を特定すると、確認完了信号を前記座席指示部に送信し、
    前記座席指示部は、前記確認完了信号を受信すると、前記座席確認部により特定された前記従業員が自身が前記座席の利用を指示した前記従業員と一致する場合、当該従業員と当該従業員が利用する前記座席との対応関係を前記座席DBに登録することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の省エネ促進支援システム。
  6. 前記座席指示部が割り当てた座席に前記従業員を誘導するための誘導部が、前記座席毎に設けられてなり、
    前記座席指示部は、前記従業員に対して前記座席を割り当てると、当該割り当てられた前記座席に設けられた前記誘導部に指示信号を送信し、
    前記誘導部は、前記指示信号を受信すると、前記座席指示部により割り当てられた前記座席に前記従業員を誘導することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の省エネ促進支援システム。
  7. 前記環境調節機器が、照明設備または空調設備であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の省エネ促進支援システム。
  8. 前記環境調節機器が前記空調設備である場合、
    前記座席指示部は、より窓から離れた通路側の前記第1座席範囲内の空き座席を、退社時刻がより遅い前記離席時間帯別従業員集団に属する前記従業員に割り当てることを特徴とする請求項7に記載の省エネ促進支援システム。
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