JP2013186815A - 筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器 - Google Patents

筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013186815A
JP2013186815A JP2012053412A JP2012053412A JP2013186815A JP 2013186815 A JP2013186815 A JP 2013186815A JP 2012053412 A JP2012053412 A JP 2012053412A JP 2012053412 A JP2012053412 A JP 2012053412A JP 2013186815 A JP2013186815 A JP 2013186815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
conductive
fibers
fiber
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012053412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5687233B2 (ja
Inventor
Fumitake Mizoguchi
文武 溝口
Tetsuya Otani
哲也 大谷
Hiroaki Agata
広明 縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lenovo Singapore Pte Ltd
Original Assignee
Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lenovo Singapore Pte Ltd filed Critical Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority to JP2012053412A priority Critical patent/JP5687233B2/ja
Publication of JP2013186815A publication Critical patent/JP2013186815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5687233B2 publication Critical patent/JP5687233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】非導電にする領域と高強度にする領域とを効率的に設けることができる筐体用材料を提供すること。
【解決手段】経糸mと緯糸nとが交互に上となるように交差した織物構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料Fであって、織物構造において経糸m7〜m12と緯糸n1〜n6とをアラミド繊維の糸にすることにより非導電となる領域Aと、織物構造において経糸m1〜m6と緯糸n7〜n7の少なくとも一方を炭素繊維の糸にすることにより非導電となる領域よりも高強度となる領域B,Cとを設けたので、非導電にする領域と高強度にする領域B,Cとを効率的に設けることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器に関する。
昨今のノート型のパソコンなどの電子機器には、無線通信用のアンテナが標準で装備されている。無線通信用のアンテナは、電子機器を使用する際に最もアンテナの感度が良好となるように配置され、ノート型のパソコンでは、液晶ディスプレイの上側や横側に配置される。
このように、無線通信用のアンテナを液晶ディスプレイの上側や横側に配置するには、無線通信用のアンテナを配置する領域を非導電性の材料で構成するとともに、液晶ディスプレイを収容し保護する領域を軽量でかつ強度に優れた材料で構成する必要がある。
非導電性の材料にはアラミド繊維などの材料があるが、強度は導電性の材料に劣る。一方、軽量で強度に優れた材料には炭素繊維などの導電性の材料があるが、導電性の材料は無線通信用のアンテナを配置するには適さない。
そこで、本願の出願人は、図8に示すように、非導電にする領域Aを非導電性の材料で構成するとともに、高強度にする領域Cを導電性の材料で構成し、非導電にする領域Aと高強度にする領域Cを突き合わせて接合した電子機器用筐体および当該筐体を用いた電子機器を提案している(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−169498号公報
しかしながら、非導電にする領域Aと高強度にする領域Cを突き合わせて接合するのでは、工数と費用とがかかり効率的ではない。また、非導電にする領域Aと高強度にする領域Cとの境界に段差や色の違いが残るので、段差を埋めたり、塗装したりする必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、非導電にする領域と高強度にする領域とを効率的に設けることができる筐体用材料および当該材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、経糸と緯糸とが交互に上となるように交差した織物構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料であって、前記織物構造において経糸と緯糸とを非導電性の糸にすることにより非導電となる領域と、前記織物構造において経糸と緯糸の少なくとも一方を導電性の糸にすることにより前記非導電となる領域よりも高強度となる領域と、を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記織物構造が平織を原組織とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記織物構造が斜紋織を原組織とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記非導電性の糸がアラミド繊維の糸であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記導電性の糸が炭素繊維の糸であることを特徴とする。
また、本発明は、下層に配設した繊維と上層に配設した繊維とが交差するように積層した積層構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料であって、前記積層構造において下層に配設した繊維と上層に配設した繊維とを非導電性の繊維にすることにより非導電となる領域と、前記積層構造において下層に配設した繊維と上層に配設した繊維の少なくとも一方を導電性の繊維にすることにより前記非導電となる領域よりも高強度となる領域と、を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記非導電性の繊維がアラミド繊維であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記導電性の繊維が炭素繊維であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明の筐体用材料を用いたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明の電子機器用筐体の非導電にした領域に無線通信用のアンテナを配設したことを特徴とする。
本発明にかかる筐体用材料は、経糸と緯糸とが交互に上となるように交差した織物構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料であって、織物構造において経糸と緯糸とを非導電性の糸にすることにより非導電となる領域と、織物構造において経糸と緯糸の少なくとも一方を導電性の糸にすることにより非導電となる領域よりも高強度となる領域とを設けたので、非導電にする領域と高強度にする領域とを効率的に設けることができる。
本発明にかかる筐体用材料は、下層に配設した繊維と上層に配設した繊維とが交差するように積層した積層構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料であって、前記積層構造において下層に配設した繊維と上層に配設した繊維とを非導電性の繊維にすることにより非導電となる領域と、前記積層構造において下層に配設した繊維と上層に配設した繊維の少なくとも一方を導電性の繊維にすることにより前記非導電となる領域よりも高強度となる領域とを設けたので、非導電にする領域と高強度にする領域とを効率的に設けることができる。
図1は、本発明の電子機器の実施の形態であるノート型のパソコンを示す斜視図である。 図2は、本発明の電子機器用筐体の実施の形態であるノート型のパソコンの蓋体に用いる筐体であって、無線通信用のアンテナを取り付ける前の状態を示す図である。 図3は、本発明の電子機器用筐体の実施の形態であるノート型のパソコンの蓋体に用いる筐体であって、無線通信用のアンテナを取り付けた後の状態を示す図である。 図4は、本発明の筐体用材料の実施の形態1の構成例を示す模式図である。 図5は、本発明の筐体用材料の実施の形態1の別の構成例を示す模式図である。 図6は、本発明の筐体用材料の実施の形態2の構成例を示す模式図である。 図7は、実施の形態1または2である筐体用材料を用いた電子機器用筐体の他の形態を示す図である。 図8は、背景技術で示した電子機器用筐体を示す図である。
以下に、本発明にかかる筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器を詳細に説明する。ここでは、ノート型のパソコン、ノート型のパソコンの蓋体に用いる筐体、筐体に用いる材料を例に説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施の形態であるノート型のパソコンを示す斜視図である。図1に示すように、ノート型のパソコン1は、パソコン本体2と、パソコン本体2に対して開閉可能に支持された蓋体3とを備えている。パソコン本体2の上面には、各種情報を入力するための操作キー21、タッチパッド22などの入力装置が設けてある。これら入力装置は、パソコン本体2に対して蓋体3を閉じた場合に蓋体3によって覆われる。また、蓋体3の前面には、各種情報を表示出力するための液晶ディスプレイ31が設けてある。液晶ディスプレイ31は、パソコン本体2に対して蓋体3を閉じた場合にパソコン本体2によって覆われる。本発明の実施の形態であるノート型のパソコン1は、液晶ディスプレイ31の背面上側に無線通信用のアンテナ32が標準で装備される。
図2および図3は、本発明の電子機器用筐体の実施の形態であるノート型のパソコンの蓋体に用いる筐体を示す図であって、図2は、無線通信用のアンテナを取り付ける前の状態を示す図であり、図3は、無線通信用のアンテナを取り付けた状態を示す図である。
上述したように、本発明の実施の形態であるノート型のパソコン1の蓋体3に用いる筐体33では、液晶ディスプレイ31の背面上側となる位置に取り付けられる。これにより、本発明の実施の形態であるノート型のパソコン1の蓋体3に用いる筐体33では、液晶ディスプレイ31の背面上側に非導電の領域Aを設ける。
図4および図5は、本発明の筐体用材料の実施の形態1の構成例を示す模式図である。図4および図5に示すように、実施の形態1である筐体用材料Fは、経糸mと緯糸nとが交互に上となるように交差した織物構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなるものである。
図4および図5に示すように、実施の形態1の構成例では、織物構造において経糸mの一部(m7〜m12)と緯糸nの一部(n1〜n6)とを非導電性の糸にし、ほかの経糸(m1〜m6)や緯糸(n7〜n12)を非導電性の糸よりも強度に優れた導電性の糸にする。これにより、筐体用材料に、非導電となる領域Aと、非導電となる領域よりも高強度となる領域B,Cとを構成する。言い換えると、特定の領域Aを非導電とする場合には、当該領域の織物構造を構成する経糸(m7〜m12)および緯糸(n1〜n6)を非導電性の糸で構成し、ほかの経糸(m1〜m6)や緯糸(n7〜n12)を非導電性の糸よりも強度に優れた導電性の糸で構成する。これにより、特定の領域Aが非導電の領域となり、それ以外の領域B,Cが非導電の領域Aよりも高強度の領域となる。
織物構造は、平織(図4)や斜紋織(図5)を原組織とするものが採用可能であり、これらの原組織から派生した組織も採用可能である。非導電性の糸は、たとえば、ケブラー(登録商標)に代表されるアラミド繊維の糸が用いられ、導電性の糸は、炭素繊維の糸が用いられる。
たとえば、図4および図5に示す例では、織物構造において経糸mの一部(m7〜m12)と緯糸nの一部(n1〜n6)とをアラミド繊維の糸とし、ほかの糸(m1〜m6,n7〜n12)を炭素繊維の糸とすれば、Aの領域はアラミド繊維の糸で構成された領域となり、非導電の領域となる。一方、Bの領域は、アラミド繊維の糸と炭素繊維の糸で構成された領域となり、Aの領域よりも高強度の領域となり、Cの領域は、炭素繊維の糸で構成された領域となり、Aの領域やBの領域よりも高強度の領域となる。
言い換えると、Aの領域を非導電の領域とする場合には、Aの領域を構成する織物構造の経糸(m7〜m12)および緯糸(n1〜n6)をアラミド繊維の糸で構成し、ほかの経糸(m1〜m6)や緯糸(n7〜n12)を炭素繊維の糸で構成すればよい。これにより、Aの領域が非導電の領域となり、それ以外の領域B,Cが非導電の領域よりも高強度の領域となる。
上述した実施の形態1の構成例では、織物構造において経糸(m6〜m12)と緯糸(n1〜n6)とを非導電性の糸にすることにより非導電となる領域Aを構成する一方、織物構造において経糸(m1〜m6)と緯糸の少なくとも一方(n7〜n12)を非導電性の糸よりも強度に優れる導電性の糸にすることにより非導電となる領域Aよりも高強度となる領域B,Cを構成したので、非導電にする領域Aと高強度にする領域B,Cとを効率的に設けることができる。
また、上述した実施の形態である筐体用材料Fは、経糸mと緯糸nとが交互に交差した織物構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなり、しかも、非導電となる領域Aと高強度となる領域B,Cとを突き合わせて接合する必要がないので、透明な塗装を施すことにより、新たな外観(平織模様や斜紋織模様)を得ることもできる。
図6は、本発明の筐体用材料の実施の形態2の構成例を示す模式図である。図6に示すように、実施の形態2である筐体用材料は、発泡体Rを挟むように積層した繊維P,Qで強化した繊維強化プラスチックからなるものである。繊維P,Qは、引き揃えることにより整列されたもので、下層(内側)に配設した繊維Pの整列方向と上層(外側)に配設した繊維Qの整列方向とが交差するように積層してある。繊維P,Qの積層構造は、発泡体Rを境にして対称に構成してあり、繊維P,Qは、内側から外側に向けてP,Qの順に積層してある。
図6に示すように、実施の形態2である筐体用材料は、発泡体Rの上面と下面とに積層した繊維P,Qにおいて、内側(下層)となる繊維Pの一部領域p1と外側(上層)となる繊維Qの一部領域q2とを非導電性の繊維にし、内側となる繊維Pの一部領域p1と異なる領域p2や外側となる繊維Qの一部領域q2と異なる領域q1を非導電性の繊維よりも強度に優れた導電性の繊維にする。これにより、非導電となる領域Aと、非導電となる領域Aよりも高強度となる領域B,Cとを構成する。
言い換えると、特定の領域Aを非導電とする場合には、当該領域Aを構成する内側に配設した繊維p1と外側に配設した繊維q2とを非導電性の繊維で構成し、当該領域以外の領域B,Cを構成する内側に配設した繊維p2と外側に配設した繊維q1とを非導電性の繊維よりも強度に優れた導電性の繊維で構成する。これにより、特定の領域Aが非導電性の領域となり、それ以外の領域B,Cが非導電の領域よりも高強度の領域となる。
たとえば、図6に示すように、積層構造において内側となる繊維Pの一部領域の繊維p1と外側となる繊維Qの一部領域q2の繊維とをアラミド繊維とし、ほかの領域を炭素繊維とすれば、Aの領域はアラミド繊維で構成された領域となり、非導電の領域となる。一方、Bの領域は、アラミド繊維と炭素繊維で構成された領域となり、Aの領域よりも高強度の領域となり、Cの領域は、炭素繊維で構成された領域となり、Aの領域やBの領域よりも高強度の領域となる。
言い換えると、図6に示すように、Aの領域を非導電の領域とする場合には、Aの領域を構成する積層構造の内側に配設した繊維p1と外側に配設した繊維q2とをアラミド繊維で構成し、内側のほかの領域や外側のほかの領域を炭素繊維で構成すればよい。これにより、Aの領域が非導電の領域となり、それ以外の領域B,Cが非導電の領域Aよりも高強度の領域となる。
上述した実施の形態2である筐体用材料は、積層構造において内側(下層)に配設した繊維p1と外側(上層)に配設した繊維q2とを非導電性の繊維にすることにより非導電となる領域Aと、積層構造において内側に配設した繊維p2と外側に配設した繊維q1の少なくとも一方を導電性の繊維にすることにより非導電となる領域Aよりも高強度となる領域B,Cとを設けたので、非導電にする領域Aと高強度にする領域B,Cとを効率的に設けることができる。
上述した実施の形態1または2である筐体用材料を用いると、図2および図3に示すAの領域が非導電になり、Aの領域よりも下方域となるBとなる領域、Aの領域およびBの領域に挟まれたCの領域が高強度になる。すなわち、Aの領域は、非導電性の材料だけで構成され、非導電となる。Bの領域は、非導電性の材料と非導電性の材料よりも強度に優れた導電性の材料とで構成され、導電となるが、Aの領域よりも高強度になる。Cの領域は、非導電性の材料よりも強度に優れた導電性の材料だけで構成され、導電となるが、Aの領域やBの領域よりも高強度になる。そして、非導電となる領域には、上述したように、無線通信用のアンテナ32が配置される。
図7は、実施の形態1または2である筐体用材料を用いた電子機器用筐体の他の形態を示す図である。図7に示す電子機器用筐体は、非導電性の繊維よりも強度の優れた導電性繊維で筐体の角隅部を形成する一方、導電性に優れた非導電性繊維で筐体の中央部を形成したものである。このように、本発明の実施の形態1または2である筐体用材料を用いれば、非導電になる領域Aと高強度になる領域B,Cを適宜設けた筐体を得ることができる。
1 ノート型のパソコン(電子機器)
2 パソコン本体
3 蓋体
31 液晶ディスプレイ
32 無線通信用のアンテナ
33 筐体(電子機器用筐体)
F 筐体用材料(電子機器用材料)
A 非導電の領域
B 高強度の領域
C 高強度の領域
m 経糸
n 緯糸
P 下層(内側)となる繊維
p1 繊維Pの一部領域
p2 繊維Pの一部領域p1と異なる領域
Q 上層(外側)となる繊維
q1 繊維Qの一部領域q2と異なる領域
q2 繊維Qの一部領域
R 発泡体

Claims (10)

  1. 経糸と緯糸とが交互に上となるように交差した織物構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料であって、
    前記織物構造において経糸と緯糸とを非導電性の糸にすることにより非導電となる領域と、前記織物構造において経糸と緯糸の少なくとも一方を導電性の糸にすることにより前記非導電となる領域よりも高強度となる領域と、を設けたことを特徴とする筐体用材料。
  2. 前記織物構造が平織を原組織とすることを特徴とする請求項1に記載の筐体用材料。
  3. 前記織物構造が斜紋織を原組織とすることを特徴とする請求項1に記載の筐体用材料。
  4. 前記非導電性の糸がアラミド繊維の糸であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の筐体用材料。
  5. 前記導電性の糸が炭素繊維の糸であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の筐体用材料。
  6. 下層に配設した繊維と上層に配設した繊維とが交差するように積層した積層構造の繊維で強化した繊維強化プラスチックからなる筐体用材料であって、
    前記積層構造において下層に配設した繊維と上層に配設した繊維とを非導電性の繊維にすることにより非導電となる領域と、前記積層構造において下層に配設した繊維と上層に配設した繊維の少なくとも一方を導電性の繊維にすることにより前記非導電となる領域よりも高強度となる領域と、を設けたことを特徴とする筐体用材料。
  7. 前記非導電性の繊維がアラミド繊維であることを特徴とする請求項6に記載の筐体用材料。
  8. 前記導電性の繊維が炭素繊維であることを特徴とする請求項6または7に記載の筐体用材料。
  9. 請求項1〜8のいずれか一つに記載の筐体用材料を用いたことを特徴とする電子機器用筐体。
  10. 請求項9に記載の電子機器用筐体の非導電にした領域に無線通信用のアンテナを配設したことを特徴とする電子機器。
JP2012053412A 2012-03-09 2012-03-09 筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器 Active JP5687233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012053412A JP5687233B2 (ja) 2012-03-09 2012-03-09 筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012053412A JP5687233B2 (ja) 2012-03-09 2012-03-09 筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013186815A true JP2013186815A (ja) 2013-09-19
JP5687233B2 JP5687233B2 (ja) 2015-03-18

Family

ID=49388149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012053412A Active JP5687233B2 (ja) 2012-03-09 2012-03-09 筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5687233B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016046369A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 富士通株式会社 電子機器用筐体
US9521885B2 (en) 2014-05-30 2016-12-20 Apple Inc. Woven display

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11320737A (ja) * 1998-05-14 1999-11-24 Toyobo Co Ltd 繊維強化熱可塑性樹脂成形用材料及びそれを用いた電子・電気機器用筐体
JP2002196837A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Toshiba Corp 通信機能を有する電子機器
JP2007119626A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Masamitsu Nagahama 熱硬化性樹脂製品、熱硬化性樹脂製品の製造方法、粒状物の使用
JP2009094416A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Fujitsu Ltd 配線基板およびその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11320737A (ja) * 1998-05-14 1999-11-24 Toyobo Co Ltd 繊維強化熱可塑性樹脂成形用材料及びそれを用いた電子・電気機器用筐体
JP2002196837A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Toshiba Corp 通信機能を有する電子機器
JP2007119626A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Masamitsu Nagahama 熱硬化性樹脂製品、熱硬化性樹脂製品の製造方法、粒状物の使用
JP2009094416A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Fujitsu Ltd 配線基板およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9521885B2 (en) 2014-05-30 2016-12-20 Apple Inc. Woven display
US10687592B2 (en) 2014-05-30 2020-06-23 Apple Inc. Woven display
JP2016046369A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 富士通株式会社 電子機器用筐体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5687233B2 (ja) 2015-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102115678B1 (ko) 패브릭 전자 디바이스 하우징
KR102051803B1 (ko) 접이식 표시 장치
JP5627032B2 (ja) 筐体用材料、当該筐体用材料の製造方法、当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体、当該電子機器用筐体の製造方法、当該電子機器用筐体を用いた電子機器
KR101703739B1 (ko) 햅틱 직물로부터 햅틱 피드백을 제공하기 위한 방법 및 장치
EP2712728A1 (en) Housing for electronic device and manufacturing method thereof
CN112181189B (zh) 带天线功能的位置检测装置以及显示装置
JP5687233B2 (ja) 筐体用材料および当該筐体用材料を用いた電子機器用筐体並びに当該電子機器用筐体を用いた電子機器
US20110222220A1 (en) Display device and electronic equipment
CN218122893U (zh) 显示装置
CN109031846B (zh) 柔性纤维基板和包括其的柔性显示装置
Ono et al. Textile++ low cost textile interface using the principle of resistive touch sensing
CN107209592A (zh) 触摸面板及使用其的具有窄边框的显示装置
CN207397994U (zh) 一种按键板、中框及移动终端
Guo et al. Computational generation and conformal fabrication of woven fabric structures by harmonic foliation
CN202380175U (zh) 防信号阻隔混编布
JP2016139653A (ja) 筐体構造体及び電子機器
CN109213302A (zh) 触感反馈装置和柔性显示器
CN105138178B (zh) 一种显控面板组件以及具有其的家用电器
CN202948427U (zh) 光学式触控装置及其边框模块
JP3177762U (ja) 通信障害防止用交織布
JP2020131538A (ja) 樹脂積層体、電子機器、樹脂積層体の製造方法
CN203063199U (zh) 编织布
JP2017126602A (ja) 電子機器用筐体および電子機器
CN206961116U (zh) 一种电子设备
CN103631447A (zh) 光学式触控装置及其边框模块

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141024

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5687233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250