JP2013186772A - 車載用蓄電デバイスの充電管理装置および方法 - Google Patents

車載用蓄電デバイスの充電管理装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気自動車として構成される路線バスおよびそれ以外の一般車両の蓄電デバイスを、停車スペースに設置された電力供給装置を用いて充電するシステムを提供する。
【解決手段】蓄電デバイスを備える第一の車両から、第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受ける情報収集部と、前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定する指示内容判定と、前記指示内容判定部で行われた判定の結果に関する情報を含む信号を、前記第一の車両に向けて送る指示送信部と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は車載用バッテリ等の車載用蓄電デバイスの充電管理装置および方法に関する。
電気自動車は、車載のバッテリ等の蓄電デバイスに蓄電された電力によってモータを駆動することで走行する。このため、エネルギー効率もよく、また、自動車自身は燃焼機関を備えないため二酸化炭素等の排出を抑制することができる。このことから、これらの自動車は、省エネルギーおよび環境保護の観点で地球に優しい自動車として注目されている。
電気自動車は、蓄電デバイスに蓄えられた電力量、すなわち残留電力量が低下すると走行が続けられなくなることがある。電力エネルギーは、液体燃料等と違って、必ずしも有体物のやり取りを伴わずに移送することができる。この特性を用いて、電気自動車の走行中、または停止中に路面または路側に設けた装置から電磁波を介して電力を電気自動車に送電することが可能である。たとえば、固定された電力供給装置から、電気自動車等の車両に電力を供給する非接触給電システムとして、電磁誘導型、電磁界共鳴型などの非接触電力伝送システムが知られている。このような非接触給電システムの実装例として、電気自動車で構成された路線バスと、バス停などの路線バスが停車する頻度が高い停車スペースに設置された電力供給装置の組み合わせが知られている。
電気自動車が目的地まで到達するためには、目的地に至る経路上で給電が必要となる場合がある。
給電のタイミングの管理を、その電気自動車のドライバー等の乗員ではなく、蓄電デバイスの残留電力量の管理と充電を含めた対応をする管理センターで行う技術が知られている。その管理センターは、蓄電デバイスに蓄えられている電力の量、つまり残留電力量に関する情報を電気自動車から受け、残留電気量が少なくなると自動車に搭載された表示装置を介して、乗員にその事実を音声または画像を通じて通知することができる。また、管理センターは、その電気自動車が走行可能なエリア内の電力供給装置を乗務員に向けて表示する。
さらに、電気自動車向けのナビゲーションシステムとして、充電設備における車載の蓄電デバイスの充電時間を考慮した目的地までの所要時間の推定を行うシステムが知られている。このようなシステムでは、電気自動車にはナビゲーション装置が搭載されている。そのナビゲーション装置は、電気自動車の乗員から入力された目的地に関する情報、車載の蓄電デバイスの残留電力量などを、データセンタに送信する。データセンタは、電気自動車の現在位置から電力供給装置までの距離および電力供給装置から目的地までの距離から、電力供給装置までの適正な電気自動車の走行条件や所要時間と、電力供給装置での充電時間を算出する。道路を走行する時間と電気自動車が静止して蓄電デバイスを充電するために要する時間の和から、目的地までの所要時間を算出する。このシステムのナビゲーション装置は、データセンタから送信された経路情報、電力供給装置の場所、充電に要する時間等を、電気自動車の乗員に向けて示すように構成されている。
また、電気自動車に車両を識別する車両IDを付与しておき、地上に設置される電力供給装置が、特定の車両にのみ電力の供給を行うシステムも知られている。このような構成を採用することによって、電力供給装置を利用した特定の電気自動車を所有する所有者に対して、容易に電力供給装置の利用に関する料金を課金することも可能となっている。
特開2000−102103号 特開2005−73313号 特開2006−112932号
電気自動車が充電量不足を心配せずに走行できる社会の実現のためには、出来るだけ多くの電力供給装置を道路上または路肩に設置することが好ましい。それと同時に、道路の混雑緩和のためには、路線バスなどの公共交通手段が充実している社会であることも好ましい。特に、公共交通用車両も、公共交通用車両以外の一般車両も電気自動車によって構成されることが好適である。このような社会の実現に寄与するために、電気自動車として構成される公共交通用車両が停車する停車スペース、たとえば路線バスの停留所(バス停)に、電気自動車に搭載されている蓄電デバイスの充電のための電力供給装置を設置しても、公共交通用車両しか使えないシステムであれば、スペースの有効利用の観点からも適切ではないという問題があった。
よって、路線バスに搭載されている蓄電デバイスのみならず、一般車両、すなわち路線バス以外の車両の蓄電デバイスも充電することができるシステムに対する要望が存在する。
さらに、このようなシステムでは、電力供給装置が、一般車両によって使用されている場合、公共交通用車両はバス停に立ち寄るまたはバス停の横を通過することができず、路線バスの運行に支障をきたすことがあるという問題がある。
よって、電気自動車として構成される路線バスなどの公共交通用車両およびそれ以外の一般車両のバッテリなどの蓄電デバイスを、停車スペースに設置された電力供給装置を用いて充電するシステムであって、公共交通用車両の運行を妨げずに、一般車両が停車スペースで蓄電デバイスの充電を管理することができる装置および方法が要求されている。
電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受ける情報収集部と、前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定する指示内容判定と、前記指示内容判定部で行われた判定の結果に関する情報を含む信号を、前記第一の車両に向けて送る指示送信部と、を含むことを特徴とする装置が提供される。
一般車両が、公共交通用車両の運行を妨げずに、公共交通用車両が優先的に停車可能な停車スペースで蓄電デバイスの充電を行うことができる。
本発明の実施形態に従うシステムの概略を示す図である。 電気自動車の構成の概略を示す図である。 クラウドサーバの構成の概略を示す図である。 クラウドサーバに記憶される地図データベースに記憶されている情報の例である。 クラウドサーバに記憶される停車スペースデータベースのフォーマットの例である。 クラウドサーバに記憶される公共交通用車両運行データベースのフォーマットの例である。 クラウドサーバに記憶される予約データベースのフォーマットの例である。 クラウドサーバに記憶される車両充電特性データベースのフォーマットの例であって、充電時間と充電電力との関係を示す図である。 クラウドサーバに記憶される車両充電特性データベースのフォーマットの例であって、充電時間と蓄電デバイスの端子電圧または充電電流との関係を示す図である。 クラウドサーバに記憶される車両充電特性データベースのフォーマットの例であって、充電時間と充電容量との関係を示す図である。 クラウドサーバに記憶される電力特性データベースのフォーマットの例である。 本発明の実施形態によるシステムの電気自動車として構成される一般車両の表示装置に表示される通知の例である。 本発明の実施形態によるシステムの電気自動車として構成される一般車両の表示装置に表示される通知の別の例である。 本発明の実施形態によるシステムの電気自動車として構成される一般車両の表示装置に表示される通知の別の例である。 本発明の実施形態によるシステムのクラウドサーバの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるシステムの車両に搭載される充放電コントローラの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明をする。尚、図中で類似の部分または類似の機能を果たす部分については、同一または類似の参照符号を付与して重複した説明を省略する。
また、以下では「情報を送る」というフレーズを用いることがある。以下では信号を用いて情報の遣り取りを行うことを想定するので、「情報を送る」というフレーズは、より詳細には「情報を含む信号を送る」ことを意味する。情報の伝達のために用いられる信号は電気信号には限定されず、光などであっても良い。
以下では、電気自動車には、蓄電デバイスからの電力だけを使って走行する狭い意味での電気自動車のみならず、ハイブリッド自動車および燃料電池車も含むものとする。
図1から10Cを参照して、本発明の実施形態に従うシステムの構成について説明する。本システムは、電気自動車として構成される路線バスなどの公共交通用車両およびそれ以外の一般車両のバッテリなどの蓄電デバイスを、公共交通用車両が停車するバス停等の停車スペースに設置された電力供給装置を用いて充電するシステムであって、公共交通用車両の運行を妨げずに、一般車両が停車スペースで蓄電デバイスの充電を行うことができるシステムである。より詳細には、本システムは、たとえば、公共交通用車両の運行状況をモニタすることによって、一般車両が公共交通用車両のためのある停車スペースに設置された電力供給装置を用いて、その車両に搭載された蓄電デバイスの充電をすることが可能であるか否か、さらに可能な場合は、どれだけの時間にわたりその停車スペースに停車することができ、どれだけの電力量を充電することができるのか、を一般車両の乗員に知らせるシステムである。また、本システムでは、各一般車両はID(識別子)を有しており、一般車両が電力供給装置を用いて充電をするたびに、充電のための料金がしかるべきところに請求されるようになっていても良い。
<システムの全般的説明>
図1は、本発明の一実施形態にしたがうシステム10の概略図である。本システム10は、クラウドサーバ100、ネットワーク200、蓄電デバイス(以下ではバッテリとも呼ぶ)および電力受電装置を搭載する公共交通用車両300a、300b(単に参照符号300で公共交通用車両を指すこともある)、蓄電デバイスおよび電力受電装置を搭載する公共交通用車両以外の一般車両400、道路500上または道路500の路側に設定され、公共交通用車両300a、300bが停車する頻度の高い停車スペース600、停車スペース600に設置された電力供給装置700、電力給電装置700を制御する給電制御装置750、電力供給装置700に電力を供給する発電所800、ならびに電力供給装置700および電力供給装置700と発電所800を結ぶ送電線を含む。車両300、400に搭載される電力受電装置は、電力供給装置700から電磁波等を介して電力エネルギー(以下、単に電力とも呼ぶ)を受信するための装置である。
以下の説明では、公共交通用車両300、公共交通用車両以外の一般車両400はそれぞれ、電気自動車、ハイブリッド自動車および燃料電池車のように、車載のバッテリ等の蓄電デバイスに蓄電された電力によってモータを駆動することで走行する車両とする。しかしながら、公共交通用車両300と一般車両400は、道路500上に設定された特定のスペース、たとえば停車スペース600で、搭載されている蓄電デバイスの充電を必要とするものであれば良い。また、公共交通用車両300と一般車両400をまとめて、単に車両として参照することもある。
クラウドサーバ100は、後述のように、公共交通用車両300の運行状況をモニタすることによって、一般車両400が停車スペース600に設置された電力供給装置700を用いて、その車両400に搭載された蓄電デバイスの充電をすることが可能であるか否か、さらに可能な場合は、どれだけの時間にわたりその停車スペースに停車することができ、どれだけの電力量を充電することができるのか、などの充電条件情報を一般車両400に送る機能を有する。また、クラウドサーバ100は、一般車両400が停車スペース600に設置された電力供給装置700を用いて、その車両400に搭載された蓄電デバイスの充電をするように、電力給電装置700を制御する給電制御装置750に指示を与えるように構成されていても良い。
ネットワーク200は、クラウドサーバ100、車両に搭載された充電コントローラ(図2の2004)、給電制御装置750を互いに接続する。ネットワークは有線であっても無線であっても、有線と無線の混合であっても良い。
ネットワーク200、停車スペース600を含む道路500、停車スペース600内に設置された電力供給装置700、給電制御装置750、電力を供給する発電所800、給電制御装置750と発電所800を結び送電線は、社会インフラの構成要素である。社会インフラとして、クラウドサーバ100を含めても良い。
道路500は、その上を公共交通用車両300が走行すると同時に、一般車両400が走行することができる道路である。道路500は、通行が無料である一般道であっても、高速道路等の有料道路であっても良い。
停車スペース600は、公共交通用車両300a、300bが、一般車両400より優先的に使用が可能な道路500上または道路500の近傍のエリアである。たとえば、停車スペース600は、路線バスのバス停であって良い。一般車両400が停車スペース600上にあって、公共交通用車両300a、300bが停車スペース600に侵入しようとするときには、一般車両400は停車スペース600から出て行くことが好ましいことが暗黙または明文によって規定されていても良い。
停車スペース600には電力供給装置700が設置されている。電力供給装置700には給電制御装置750が接続されており、必要に応じてクラウドサーバ100からの指示によって電力供給装置700を制御する。後述のように、各車両300、400に対して識別子(車両ID)が付与されている場合には、給電制御装置750は電力供給装置700から電力を受け取る車両の車両IDを車両から直接的にまたはネットワーク200経由で受け取り、クラウドサーバ100に記憶されている各種データベースを参照しながら、電力供給装置700を制御しても良い。
電力供給装置700は、アンテナまたはコイル(以下、単にアンテナと呼ぶこともある)を含んでも良い。電力は電磁誘導型、電磁界共鳴型などの非接触電力伝送方法によって、電力供給装置700から発せられる電磁波を車両に搭載された電力受電装置が受信することにより、移送することができる。そして、電力受電装置で受信した電磁波は電力エネルギーとして、蓄電デバイスに充電される。本実施例では、電力は電磁波の形で移送されるが、レーザー光など他の波動の形態で移送されても良い。
公共交通用車両300a、300b、一般車両400のそれぞれとクラウドサーバ100は、ネットワーク200を介して接続されている。また、給電制御装置750の構成によっては、給電制御装置750とクラウドサーバ100がネットワーク200を介して接続されていても良い。
発電所800は、停車スペース600に設置された電力供給装置700に電力を供給する。しかしながら、電力供給装置700に電力を供給する電力源は発電所800には限定されず、別の装置であっても良い。たとえば、電力を蓄積しておくことが可能な蓄電デバイスであっても良い。
道路500上を走る一般車両400は、自車の走行位置、速度等の走行条件と蓄電デバイスの残留電気量等の充電情報を合わせた車両情報をモニタし、適宜にまたは蓄電デバイスの充電が必要だと判断されたとき、充電要求信号をクラウドサーバ100に送る。充電要求信号と共に、車両情報の少なくとも一部を含む信号をクラウドサーバ100に送っても良い。クラウドサーバ100では、一般車両400が、それが搭載する蓄電デバイスの充電をすることが可能な停車スペース600を探索する。そのためにクラウドサーバ100は、公共交通用車両300a、300bの運行状況と走行予測を行い、一般車両400が停車スペース600で、公共交通用車両300a、300bの運行を妨げずに蓄電デバイスの充電をすることが可能であるか否か、もし可能であれば蓄電デバイスの充電のために費やすことができる時間、その時間内に供給可能な電気量、充電後の蓄電デバイスの充電量等の充電条件情報を算出し、一般車両400に送る。一般車両400が停車スペース600で充電をするためには、少なくとも公共交通用車両300の一台をやり過ごすことが必要な場合は、クラウドサーバ100は一般車両400にその旨を通知する。そして、クラウドサーバ100から充電条件情報を受け取った一般車両400は、それらの情報を乗員に通知する。このような構成を採用することによって、一般車両400の乗員は、公共交通用車両300a、300bの運行を妨げずに、停車スペース600で蓄電デバイスの充電を行うように運行をすることができる。
そして、このようなシステム10によって、電力供給装置が設置された公共交通用車両のための停車スペースで、公共交通用車両に搭載されている蓄電デバイスのみならず、一般車両、すなわち公共交通用車両以外の車両の蓄電デバイスも充電することができる。また、電気自動車として構成される路線バスなどの公共交通用車両およびそれ以外の一般車両のバッテリなどの蓄電デバイスを、公共交通用車両の運行を妨げずに、一般車両による停車スペースで蓄電デバイスの充電を管理することができる。
このように、システム10によって、一般車両が、公共交通用車両の運行を妨げずに、公共交通用車両が優先的に停車可能な停車スペースで蓄電デバイスの充電を行うことができる。
また、本システム10において、各一般車両400はID(識別子)を有しており、一般車両400が電力供給装置を用いて充電をするたびに、充電のための料金が公共交通用車両の運行会社等から請求されるようになっていても良い。
本システムの全体の構成は上記のようなものであるが、本システム10の個別の構成要素、たとえば、公共交通用車両300a、300bや一般車両400に搭載されている充電コントローラ404、クラウドサーバ100、は少なくともネットワーク200に接続可能な通常のコンピュータ機能を有している必要がある。このようなハードウェアの条件の下で、本システム10の個別の構成要素の処理は、ソフトウェアプログラムがコンピュータにインストールされることで実行される、または専用ハードウェアによって実行される。
<車両の構成>
図2を参照しながら、一般車両400の構成について説明する。
車両400は、蓄電デバイス(以下、バッテリとも呼ぶ)402、充放電コントローラ404、モータ406、表示装置408、電力受信装置410、センサ412、および車輪414を含んでいる。これらは互いに接続され、必要な情報を遣り取りすることができるように構成されている。充放電コントローラ404は、IPアドレス等、ネットワーク200との通信のためのデータを保持し、クラウドサーバ100からの信号を受けたり、表示装置408等を介して入力された乗員の指示をクラウドサーバ100に送ったり、車両情報をクラウドサーバ100に送ったりする機能を有する。
車両情報には、後述のように、充電情報、蓄電デバイス情報、車種情報、車両走行情報が含まれる。車両情報は、適宜、クラウドサーバ100に送られる。これらの車両情報は、クラウドサーバ100に記憶されているデータのアップデートに使われる。
また、車両400には、この車両に特有の認識子(ID)が、車両IDとして付与されている。この車両IDは、車両400の走行状態等をクラウドサーバ100が管理するために用いられるだけでなく、蓄電デバイス402の充電を、停車スペース600に設置されている電力供給装置700から電力受信装置410への電磁波等による電力の移送を通じて行うときに、電力供給装置700を所有または管理する組織が充電に伴う料金を請求する際の請求先を特定するためにも使われる。
蓄電デバイス402は電力を蓄電する。蓄電デバイスに蓄えられている電力の量(蓄電量またはバッテリ残量とも呼ぶ)または充電率(State of Charge、SOC)、温度等、蓄電デバイスの特性に影響を与える量はセンサ412によってモニタされている。これらの蓄電デバイス402に関する情報は、充電情報として充放電コントローラ404からクラウドサーバ100に、ネットワーク200を介して送られる。充電情報には、蓄電デバイス402が充電された日時、場所およびその時の充電量が含まれても良い。バッテリ402に蓄えられた電力は、充放電コントローラ404による制御の下で、モータ406によって回転力に変換され、その回転力によって車輪414が回転し、車両の走行のために使用される。
搭載している蓄電デバイス402の最大容量、蓄電デバイスの種類、蓄電デバイスの充電方法、蓄電デバイス402の特性等、蓄電デバイス402を特徴付けるための情報は蓄電デバイス情報と呼ばれる。蓄電デバイス情報は車両情報の一部でもある。これらの車両情報は、車両情報信号として充放電コントローラ404からネットワーク200に送信される。
また、蓄電デバイス402に蓄えられる電力は、たとえば下り坂を走行中、または惰性での走行中に、モータ404を発電機として機能させ、いわゆる回生電力を発電させて得られる電力によって充電されても良い。
充放電コントローラ404は、ネットワーク200との通信をするための機能のほかに、モータ414の制御のための機能、たとえばセンサ412によって検知される車両情報を用いて蓄電デバイス402の充電が必要か否かを判定する機能、電力受信装置410の制御のための機能、蓄電デバイス402の充電の制御のための機能、図示されていない衛星等を介して自車の位置を特定するためのグローバル・ポジショニング・システム(GPS)の受信機としての機能(GPS機能)を有している。さらに蓄電デバイス402の充電のために掛かった費用を算出する機能を有しても良い。さらに、充放電コントローラ404は、車両ID、車両の車名、型名、充放電コントローラ404に付与されているIPアドレス等のネットワーク200との通信に必要なデータ、車両の所有者または搭乗者に関する情報などを車種情報としてクラウドサーバ100に送信する機能も有する。搭乗者に関する情報は、たとえば、電子料金収受システム(ETC)利用のためのETCカードから取得しても良いし、電気売買システム利用のためのカードから取得しても良い。または、表示装置408を介して、乗員からの入力を受けても良い。このような搭乗者に関する情報は、個人を特定する個人ID、氏名、住所、連絡先、性別、および生年月日を含み得る。
車両400のセンサ412は、蓄電デバイス402の状態のみならず、車両の状態、たとえば、速度、加速度、乗っている人(乗員)の重量を含めた車両の重量、走行中の道路の位置、斜度および摩擦係数等を検知しても良い。車両400の加速度情報、すなわち車両400がいつ加速または減速したのかの情報、車両が向かっている目的地、目的地までの経路に関する情報は車両走行情報である。センサ412によって検知されたこれらの情報は車両走行情報に含まれる。車両走行情報は、リアルタイムでまたは一定時間間隔でまたはクラウドサーバ100からの要求に応じて、充放電コントローラ404からクラウドサーバ100に送られる。
電力受信装置410は、電力供給装置700から電磁波の形態で電力を受ける。電磁波を介して電力を授受するシステムは、電磁誘導型、電磁界共鳴型などが知られているが、車両400と電力供給装置700の間で電磁波を介して電力の移送が可能な非接触電力伝送システムであれば良い。
充放電コントローラ404の上述のような機能は、ソフトウェアで定義された命令を汎用コンピュータによって処理することで、または専用のハードウェアによって実現される。汎用コンピュータによって処理する場合、充放電コントローラ404は、図2に示されるように、充電プログラム4042および充電要求プログラム4044が含まれる。充電プログラム4042は、図示されていない衛星等を介して自車の位置を測定するためのグローバル・ポジショニング・システム(GPS)の受信機としての機能、電力受信装置410の制御のための機能、蓄電デバイス402の充電のために掛かった費用を算出する機能を実現するための命令を含む。充電要求プログラム4044は、ネットワーク200との通信をするための機能、車両情報に基づいて蓄電デバイス402の充電が必要か否かを判定する機能、蓄電デバイス402の充放電の制御のための機能、表示装置408から乗員により入力された指示に基づいて充電要求信号を送信するための機能、車両情報をクラウドサーバ100に送る機能を実現するための命令に関する情報を含む。
充放電コントローラ404のモータ406を制御するための機能には、車両の搭乗者の意思に従って車両の速度制御をするため、蓄電デバイス402からモータ406に供給される電力量の制御のための機能を含む。
充放電コントローラ404の電力受信装置410の制御のための機能には、道路500に設置された電力供給装置700の間のマッチングを取るために、電力受信装置410の共振周波数等の特性を変化させるための機能、外部回路等を調整してインピーダンスを変化させるための機能などを含む。
充放電コントローラ404がクラウドサーバ100に送信する車両情報信号には次のような情報が含まれる。すなわち、バッテリ情報、車両の運行履歴、すなわち車両400がいつ、どこにいたのか、という情報、車両400の搭乗者に関する情報、バッテリ残量またはバッテリの充電率(SOC)、バッテリが充電された日時およびその時の充電量、車両400の加速度情報、すなわち車両400がいつ加速または減速したのかの情報、車両が向かっている目的地、目的地までの経路に関する情報等である。
また、充放電コントローラ404は、蓄電デバイス402の残量電気量または蓄電デバイス402の充電率に基づいて、電力の受電を要求する充電要求信号をクラウドサーバ100に送信しても良い。このとき、充放電コントローラ404は充電要求信号送信手段を構成する。また、充放電コントローラ404は、表示装置408を介して入力された乗員による指示に応答して電力の受電を要求する充電要求信号、クラウドサーバ100からの充電が不可能であることを示す充電不可通知に対する応答を通知するための信号、充電のために車両400の直後を走る公共交通用車両300をやり過ごすことを示唆する旨を通知する信号、充電を予約するための信号等をクラウドサーバ100に送信する。
通常、充放電コントローラ404は、充電要求信号と共に車両情報を含む信号をネットワーク200に送信する。
さらに、充放電コントローラ404は、クラウドサーバ100からの指示にしたがって、蓄電デバイス402の端子電圧および/または充電電流を制御する。クラウドサーバ100から電力供給装置700のタイプ(図5の充電特性の欄を参照)にしたがって、図8Aに示されているような時々刻々と変化する充電電流と端子電圧の値が送られてきても良い。電力供給装置700のタイプによって、供給可能な蓄電デバイス402の端子電圧が異なっていても良い。たとえば、タイプAでは供給可能な蓄電デバイス402の端子電圧が200V、タイプBでは、500Vであっても良い。また、クラウドサーバ100に、図8Bまたは8Cに示されているような充電特性が記憶されている場合には、充放電コントローラ404は、クラウドサーバ100から送られる充電特性のタイプに基づいて、蓄電デバイス402の充電特性が所望の特性となるように、蓄電デバイス402の端子電圧および/または充電電流を制御する。この場合、充放電コントローラ404は、充電容量と充電時間の関係が図8Bに示されているような関係となるように、または充電電力と充電時間の関係が図8Cに示されているような関係となるように、蓄電デバイス402の端子電圧および充電電流を制御する。これらのクラウドサーバ100からの指示にしたがって、蓄電デバイス402の端子電圧および/または充電電流を制御する処理は、充電プログラム4042によって制御される。
表示装置408は、クラウドサーバ100から送られて来るバッテリ402の充電に関する充電条件情報を、車両400の乗員に表示する。本実施形態での表示装置408は映像を表示する装置であるが、通知する手段は映像のみならず、音声であっても良い。
図10A〜10Cは、表示装置408に表示される充電条件情報の例である。後に説明するように、充電条件情報は、車両400からに送られる車両情報を基にクラウドサーバ100で推定され、クラウドサーバ100から車両400に送られる。クラウドサーバ100から充電条件情報を受けた車両400の充放電コントローラ404は、充電条件情報を表示装置408に表示する。
図10Aは、停車スペースMで20分間にわたり充電が可能であることを一般車両400の乗員に示す表示装置408の表示の例である。この例では、蓄電デバイス402の現在の残留電力量は20kwhであることと、もし20分間充電をしたとすると、蓄電デバイス402の充電量は50kwhとなることが示されている。表示装置408はタッチパネルとして構成されており、表示された条件での充電を予約するか否かを、車両400の乗員が入力することができる。もし乗員によって停車スペースMでの20分間にわたる充電を予約する旨の入力がされた場合には、その情報は充放電コントローラ404からクラウドサーバ100に送られる。
図10Bは、車両400のすぐ後にバス等の公共交通用車両300a、300bが迫っており、公共交通用車両300a、300bをやり過ごした上で、充電要求をクラウドサーバに送信することが可能であることを示す表示装置408の表示の例である。この場合、乗員はこの条件で充電をするか否かを表示装置408から入力することができる。
図10Cは、停車スペースLでは、充電ができないことを示す表示装置408の表示の例である。
<社会インフラの構成>
上述のように、ネットワーク200、停車スペース600を含む道路500、停車スペース600内に設置された電力供給装置700、給電制御装置750、電力を発電する発電所800、給電制御装置750と発電所800を結ぶ送電線は、社会インフラの構成要素である。
道路500上の停車スペース600に設置された電力供給装置700は、給電制御装置750からの指示にしたがって、電気自動車として構成される公共交通用車両300a、300bまたは一般車両400が、停車スペース600に停車したときに、それらの車両に搭載されている電力受電装置410に対して電力を送信するように構成されている。電力供給装置700から送信される電力は、発電所800から送電線を介して供給されても良い。電力供給装置700への電力の供給源は必ずしも発電所800に限定される必要はなく、電力が供給可能なものであればなんでも良い。たとえば、レドックスフローバッテリを含む電力を貯蔵可能な蓄電デバイスであっても良い。また、停車スペース600は太陽電池等の発電デバイスを有しても良い。
給電制御装置750は、ネットワーク200経由でクラウドサーバ100に接続されている場合には、クラウドサーバ100からの指示によって動作するように構成されてもよいし、一般車両400に搭載された充放電コントローラ404とネットワーク経由で接続されている場合には、充放電コントローラ404からの指示によって動作するように構成されていても良い。
電力供給装置700と一般車両400に搭載された電力受信装置410との間の電力の移送が電磁界共鳴型非接触電力電送方式で行われる場合、電力供給装置700の例として、ヘリカルアンテナが挙げられる。電力供給装置700がヘリカルアンテナの場合、給電制御装置750は、巻き数、線巻ピッチ、アンテナ半径などを変化させることによってヘリカルアンテナの特性を調整することができる。
給電制御装置750は、クラウドサーバ100からの指示を受信して、電力供給装置700と一般車両400に搭載された電力受信装置410の間で遣り取りされる電磁波の送信のスイッチングや、周波数、電力などの電磁波の特性の制御のみならず、電力供給装置700の周辺回路として、電力受信装置410との相互インピーダンスの制御等を行っても良い。また、電力供給装置700から送信された電力など、電力供給装置700と一般車両400に搭載された電力受信装置410の間で遣り取りされた電磁波に関する情報を、ネットワーク200を介してクラウドサーバ100に送信しても良い。給電制御装置750からクラウドサーバ100に送信されるデータには、給電制御装置750による電力供給装置700の制御の履歴を含んでいても良い。
電力供給装置700、給電制御装置750および電力供給装置700と発電所800を結ぶ送電線は、図1では路面に埋め込まれている。このように構成することによって、道路500上を走行する車両の電力受電装置との距離を短くし、電磁波の漏洩を減らすことができる。また、道路の景観を損なうことなく、本システムを実装することが可能である。しかしながら、電力供給装置700、給電制御装置750および電力供給装置700と発電所800を結ぶ送電線は、必ずしも路面に埋め込まれていなくても良い。路面に埋め込むことによって、電力供給装置700および給電制御装置750を必ずしも小型化、軽量化する必要に迫られず、社会全体のコストとして有利な構成を採用することができる。また、電力供給装置700、給電制御装置750、および電力供給装置700と発電所800を結ぶ送電線は、路面の上に設置されていてもよいし、地上数メートルの位置など、路面から離れたところに設置されていても良い。
給電制御装置750は、ネットワーク200との通信を行う通信部、通信部で受信したクラウドサーバ100からの指示に基づいて電力供給装置700の特性を制御するための外部回路として機能するアンテナ特性制御部を含んでいる。給電制御装置750は専用回路として構成されても良いし、汎用コンピュータであっても良い。アンテナ特性制御部は、車両400に搭載された電力受信装置410とインフラ側の電力供給装置700の間の電力の移送の効率を上げるためのマッチング回路を含んでいても良い。車両400に搭載された電力受信装置410との電力の移送が電磁界共鳴型非接触電力電送方式であって、力受信装置410および電力供給装置700がヘリカルアンテナである場合、マッチング回路の例としては、LC回路が含まれる。
ネットワーク180は一部または全てが無線通信でつながるネットワークでもよいし、一部または全てが有線でつながるネットワークでも良い。
<クラウドサーバの構成>
図3は図1のシステム10のクラウドサーバ100のブロック図である。クラウドサーバ100は、公共交通用車両300a、300bおよびそれ以外の一般車両300のバッテリを、停車スペース600に設置された電力供給装置700を用いて、公共交通用車両300a、300bの運行を妨げずに、一般車両400が停車スペース600で充電を行うことができるか否かを判定する。さらに、可能な場合は、一般車両400は、どれだけの時間にわたりその停車スペース600に停車することができ、どれだけの電力量を充電することができるのか等の、充電条件情報を推定する。そして、充電条件情報を一般車両400に送る。また、クラウドサーバ100は、車両400が停車スペース600で行った蓄電デバイス402の充電にかかった費用、たとえば電力供給装置700の利用に関する料金の算出をする。そして、車両400から送られた車両情報に含まれる車両の所有者または乗員に関する情報をもとに、その料金をしかるべきところに請求しても良い。
クラウドサーバ100は、公共交通用車両300a、300bから、走行位置、目的地までの経路等の車両の運行に関する車両走行情報を受信する。
また、クラウドサーバ100は、一般車両400から、車両の種類等の車種情報、走行位置、目的地までの経路等の車両の運行に関する車両走行情報、車両に搭載されている蓄電デバイスに関する蓄電デバイス情報および充電情報を含む車両情報を含む信号、ならびに充電要求信号を受信する。充電要求信号を受信した場合には、充電が可能な停車スペース600を探し、どの停車スペースで、どれだけの時間にわたり充電が可能で、充電後のバッテリ402の期待される充電量等を含む充電条件を推定する。充電条件に関する充電条件情報を含む信号は、充電を必要とする一般車両400に送信される。
また、クラウドサーバ100は、車両情報に基づいて、一般車両400に搭載されている蓄電デバイス402を充電する必要があるか否かを独自に判定しても良い。たとえば、一般車両400も、以下で説明するクラウドサーバ100の地図データベースに記憶されている、図4に示されているような情報を持っており、現在の蓄電デバイス402の残留電力量と、次の充電可能なエリアまでに消費量すると推測される電力量に基づいて、次の充電可能なエリアで蓄電デバイス402を充電する必要があるか否かを独自に判定しても良い。
また、クラウドサーバ10は、一般車両400が停車スペース600で電力供給装置700を用いて、一般車両400に搭載されている蓄電デバイス402の充電を行ったときには、どれだけの電気量を充電したかに関する情報を、一般車両400の電力受信装置410および/または給電制御装置750からネットワーク200を介して取得し、一般車両400を所有する所有者に対して課金する電力供給装置700の利用に関する料金を計算する。計算された料金は、一般車両400に送られ、車両の表示装置408を介して、乗員に知らされても良い。
クラウドサーバ100は、車両300a、300b、400からのネットワーク200を介して情報を受ける情報収集部1002、一般車両400への指示を決定する指示内容判定部1004、および指示内容判定部1004で決定された充電条件情報を含む指示を、ネットワーク200を介して一般車両400に向けて送る指示送信部1006を含む。また、クラウドサーバ100はデータベースとして、地図データベース(DB)1010、停車スペースDB1012、公共交通用車両運行DB1014、予約DB1016、電力特性DB1018、電力充電特性DB1020を含む。以下では、公共交通用車両300a、300bとして路線バスを、停車スペース600としてバス停を想定するが、これらは単に例示である。公共交通用車両300a、300bは、路面電車などの乗り合い車両であっても良いし、タクシーのように必ずしも走行経路が決まっていないものであっても良い。これらデータベース1010、1012、1014、1016、1018、1020は、情報収集部1002、指示内容判定部1004、および指示送信部1006に接続され、必要に応じて、これら各部によって参照される。また、これらのデータベースに含まれるデータは、逐次的に、定期的に、または必要に応じて、アップデートされても良い。
情報収集部1002および指示送信部1006は、図示されていないが、ネットワーク200と通信するインターフェイスを備えている。情報収集部1002では、車両300a、300b、400に搭載されている充放電コントローラと給電制御装置750からの情報を受信する。指示送信部1006は、車両300a、300b、400に搭載されている充放電コントローラ404に向けて充電条件情報を含む指示を送信する。また、指示送信部1006は、給電制御装置750に向けて充電条件情報を含む指示を送信しても良い。
情報収集部1002は、ネットワーク200経由で、車両300a、300b、400の充放電コントローラ404によって送信された充電要求信号や車両情報を受信する。情報収集部1002は、常にまたは定期的にネットワーク200経由で送られてくる信号を監視し、一般車両400の充放電コントローラ404から充電要求信号が送られてきていないかを判定する。この車両状態に含まれるデータの種類は、多種多様で一律ではなくても良い。位置情報は、緯度と経度によって示しても良いし、予め車両が走行する道路を図4に示されているように、エリア1、エリア2、エリア3などと区分けしておいて、各エリアの端からの距離によって示すことも可能である。
図4は、地図DB1010に記憶されている情報の例である。地図DB1010には、道路を上空から見た上面地図と、たとえば道路上の各地点の海抜を示す断面地図が記憶されている。各道路は複数のエリアに分割されている。図4では、エリアは、バス停等の停車スペース600によって区切られている。各エリアに対して、そのエリアを通過する際の、車両種ごとの消費電力、回生電力を含むテーブルが記憶されている。たとえば、図4のエリア2では、車両種「ev1」は5kwhの電力を消費し、車両種「ev1」は8kwhの電力を消費する。一般に、道路の混雑状況等の電気自動車の電力消費量、回生電力の発電量に影響を与える因子は、一日の時間毎に変化をする。そのため、詳細は後に説明するがこのテーブルは、同一のエリアに対して、時間帯毎に別々に用意されても良い。時間帯のみならず、季節、月などによって異なるテーブルが用意されていても良い。
図4に示されているテーブルでは、消費電力、回生電力は車両種が決まれば一つの値に決まる。しかしながら、車両のバッテリ残量のより細かな予測が必要である状況がある。その場合は、たとえば、車両ごとの電力特性テーブルを記憶している電力特性DB1018と現在走行中の道路を記憶している地図DB1010を参照しながら、情報収集部1002で受信した車両情報を元に車両のバッテリ残量等を予測しても良い。
図5は、図1のクラウドサーバ100に記憶される停車スペースDB1012のフォーマットの例である。
本実施形態では、停車スペースDB1012には、電力供給装置700が設置されている停車スペース600の設置場所、停車スペースの名称、そこに設置されている電力供給装置700の充電特性を含む。
図8A〜8Cは、図5の停車スペースデータベースに含まれる充電特性を示す充電特性フォーマットの例である。図8Aは、図5の停車スペースデータベースに含まれる充電特性を示す車両充電特性のフォーマットの例であって、充電時間と充電電力との関係を示す図である。図8Bは、図5の停車スペースデータベースに含まれる車両充電特性のフォーマットの例であって、充電時間と蓄電デバイスの端子電圧または充電電流との関係を示す図である。本実施形態では、充電特性は、図8Aに示されるような充電時間と充電電力との関係で指定されるものとし、充電時間と充電電力との関係にしたがってタイプA、タイプBなどと区別されるものとする。図8Aに示されるような充電時間と充電電力との関係はタイプAの充電特性の例である。充電特性のタイプによって、実現可能な端子電圧が異なっていても良い。
図8A〜8Cの少なくとも一つに示されている車両充電特性は、車両充電特性DB1020に記憶されている。車両充電特性は、車両400にも記憶されていても良いし、必要に応じて充放電コントローラ404から車両充電特性DB1020にアクセスして取得されても良い。
本実施形態では、充電特性は、図8Aに示されるような充電時間と充電電力との関係で指定されるものとしたが、充電時間と充電容量との関係によって充電特性のタイプが指定されても良い。図8Cは、そのような場合の車両充電特性のフォーマットの例であって、充電時間と充電容量との関係を示す図である。
充電電力は、蓄電デバイス402の端子電圧とそれを流れる充電電流から求められる。クラウドサーバ100は、車両400から送られる車両情報およびバッテリ情報を参照して、車両400の充放電コントローラ404に蓄電デバイス402の充電に関する指示を与える。たとえば、クラウドサーバ100は、蓄電デバイス402の端子電圧とそれを流れる充電電流が、図8Bに示されているような時間変化をするように、端子電圧と充電電流に関する情報を車両400の充放電コントローラ404に指示を出す。この場合、充電容量と充電時間の関係は図8Cのようになる。逆に、クラウドサーバ100は、車両400から送られる車両情報およびバッテリ情報を参照して、充電電力が図8Aに示されている時間変化を示すように、車両400の充電コントローラ404に指示を与えても良い。
図6は、図1のクラウドサーバ100に記憶される公共交通用車両運行データベース1014のフォーマットの例である。
図6に示されている例では、公共交通用車両300a、300bはバス001、バス002などのように識別子(ID)が付与される。公共交通用車両運行データベース1014は、現在、どのようなバスが走行しているか、走行中のバスはどのバス停をいつ通過し、どのバス停には未着なのか、現在走行中の位置はどこか、などに関する情報を含む。公共交通用車両運行データベース1014は、車両400から送られる車両情報に基づいて、時々刻々とまたは定期的にアップデートされる。アップデートの間隔は、たとえば、30秒、1分などを例示することができる。図6に示されている例では、「バス001」なるIDを有するバスは、バス停Aを10時03分に、バス停Bを10時28分に、バス停Cを10時45分に、バス停Dを11時03分に発車または通過している。しかし、バス停Dの先にあるバス停Eには未着であり、現在緯度a、経度bの位置にあることが示されている。図6の例では、バスの現在位置は緯度と経度によって指定されているが、地図DBに含まれている地図上の位置、たとえばエリアとエリアの端からの距離によって指定されても良い。
指示内容判定部1004では、情報収集部1002で受けたデータに基づいて、一般車両400が公共交通用車両300a、300bのためのある停車スペース600に設置された電力供給装置700を用いて、その車両400に搭載された蓄電デバイス402の充電をすることが可能であるか否か、さらに可能な場合は、どれだけの時間にわたりその停車スペース600に停車することができ、どれだけの電力量を蓄電デバイス402に充電することができるのか、を判定する。さらに指示内容判定部1002は、これらの判定結果から、充電条件情報を決定する。
指示内容判定部1004で、一般車両400が停車スペース600で蓄電デバイス402の充電を行うか否かを判定する場合、一般車両400が停車スペース600に停車可能な時間が、所定の時間より短い場合には、その停車スペース600での蓄電デバイス402の充電は不可能である判定しても良い。
指示送信部1006は、指示内容判定部1002で決定された充電条件情報に含まれる充電場所、充電時間、充電後の充電量等が実現するような指示を、充電場所である停車スペース600の給電制御装置700および車両400に指示を送る。
指示内容判定部1004で推定された充電条件情報は、指示送信部1006からネットワーク200を介して一般車両400に送られる。クラウドサーバ100から充電条件情報を受けた一般車両400は、表示装置408を介して、乗員に充電条件情報を通知する。通知を受けた乗員は、停車スペース600の電力供給装置700の使用の予約を行うことができる。その予約に関するデータは、クラウドサーバ100の予約データベース1016に記憶される。
指示内容判定部1002で決定された充電条件情報に基づいて、停車スペース600の電力供給装置700の使用の予約を行う。その予約に関するデータは、予約データベース1016に記憶される。
図7は、図1のクラウドサーバ100に記憶される予約データベース1016のフォーマットの例である。
図7に示されている予約データベース1016には、停車スペース600の識別子である停車スペースID、その停車スペースで充電を行う車両の識別子である予約車両ID、予約車両IDを有する一般車両400が停車スペースIDを有する停車スペース600への到着予定時刻と充電終了時間が含まれる。
図9は、電力特性テーブルの例である。このテーブルは、車両種、すなわち搭載バッテリの種類、外気温、車両の走行状態によって異なる消費電力または回生電力の情報を含んでいる。車両の走行状態には、時速何キロメータの定速走行か、回生電力を利用しない加速または減速か、回生電力を利用する加速または減速か、加速または減速の場合は、具体的に時速何キロメータから何キロメータへの加速または減速か、を含む。さらに、ある充電率から別の充電率までバッテリの充電を行うのに要する時間に関する情報を含んでいる。電力特性DB1018に記憶される電力特性テーブルは、地図DB1010に記憶されている地図、車両400から送られてきた車両情報などから、走行中の一般車両400に関して、充電が必要か否か、もし充電の必要があるとすれば、どのくらいの電力をどの停車スペース600で、いつまでに受け取らないといけないのか、などの充電条件情報を予測するために使用され得る。
また、指示内容処理部1004は、充電条件推定プログラム1100と料金プログラム1102を含む。
上記の充電条件を推定する機能は、充電条件推定プログラム1100に含まれる命令によって実現される。また、上記の電力供給装置700の利用に関する料金の算出、請求等に関わる機能は、料金プログラム1102に含まれる命令によって実現される。もちろん、これらの機能はプログラムを用いて汎用コンピュータによって実現されるのではなく、専用回路によって実現されても良い。
<処理の流れ>
以下では、図11〜図12を参照して、このようなシステム10で、一般車両400が停車スペース600で蓄電デバイス402の充電を行うための処理の流れを説明する。
図11は、本実施形態のクラウドサーバ100の処理の例を示すフローチャートである。
S100で一般車両400から充電要求信号と車両情報を受信したかを判定する。この処理は情報収集部1002によって行われる。S100の判定の結果がNoの場合、すなわちクラウドサーバ100は一般車両400から充電要求信号と車両情報を受信していない場合は、S100の処理を繰り返す。S100の判定の結果がYESの場合、すなわち一般車両400から充電要求信号と車両情報を受信した場合、処理はS102に進む。
S102では、S100で受信した車両情報とクラウドサーバ100の地図DB1010を用いて、一般車両400が走行中の道路500の進行方向前方にあり、現在位置から最も近い停車スペース600を探す。同時に停車スペースDB1012を参照して、その停車スペースに関する情報を取得しても良い。
S102の次のS104では、予約DB1016を参照して、S102で探し求められた停車スペース600の電力供給装置の利用の予約が既に入っているかどうかを判定する。S100の判定の結果がYESの場合、すなわち停車スペース600の電力供給装置の利用の予約が既にある場合、処理はS124に進む。S100の判定の結果がNoの場合、すなわち停車スペース600の電力供給装置の利用の予約がない場合、処理はS106に進む。
S106では、公共交通用車両運行DB1014を参照して、充電要求信号を送信した一般車両400よりも後方に存在し、次の停車スペース600に停車する公共交通用車両300の位置情報を取得する。
たとえば、図1に示されているように、道路500上を一般車両400、公共交通用車両300a、公共交通用車両300bの順に走っており、一般車両400が充電要求信号を発した場合を考える。すると、S106では、一般車両400の直後を走っている公共交通用車両300aの位置情報を取得する。
S106の次のS108では、公共交通用車両300の位置情報と地図DB1016を参照して、公共交通用車両300の次の停車スペース600までの距離を算出する。S106の次のS108の場合は、公共交通用車両300の位置情報は公共交通用車両300aの位置情報である。後述するが、S118の次のS108の場合は、公共交通用車両300の位置情報は公共交通用車両300bまたは公共交通用車両300bより後ろを走行する公共交通用車両300の位置情報である。
S108では、電力特性DB1018を参照して、次の停車スペース600に到達時の一般車両400の蓄電デバイス402の残留電力量を推定しても良い。
S108の次のS110では、公共交通用車両300が次の停車スペース600に到達する時刻を推定する。
S112では、地図DB1016を参照して、充電要求信号を送信した一般車両400の現在位置と次の停車スペース600までの距離を算出する。
S112の次のS114では、充電要求信号を送信した一般車両400が次の停車スペース600に到達する時刻を推定する。
本実施形態では、公共交通用車両300が次の停車スペース600に到達する時刻を推定するための処理であるS108とS110の後に、充電要求信号を送信した一般車両400が次の停車スペース600に到達する時刻を推定するための処理であるS112とS114を行ったが、S112とS114を処理した後にS108とS110を処理しても良い。
S116では、S110で求められた公共交通用車両300aが次の停車スペース600に到達する第一の時刻と、S114で求められた充電要求信号を送信した一般車両400が次の停車スペース600に到達する第二の時刻の差を求め、その差が所定の時間以上であるか否かを判定する。第一の時刻と第二の時刻の差は、一般車両400が次の停車スペース600に居ることができる時間である。つまり、一般車両400が停車スペース600に差し掛かり、停車し、発車して停車スペース600から脱するまでの時間である。停車している時間には、社会インフラ側の電力供給装置700と、車両400の受電装置410の間での電磁波による電力移送のための準備に要する時間も含まれる。一般車両400の蓄電デバイス402の充電のために費やせる実質的な時間は、第一の時刻と第二の時刻の差よりも短い。上記条件を鑑みて、所定の時間は設定される。この場合の所定の時間としては、たとえば、3分、5分などを例示することができる。
S116で参照される所定の時間は、一般車両400のそのときの状態に依存する時間であっても良い。たとえば、一般車両400の蓄電デバイス402の電力量が、所定の量、たとえばSOC70%に達するまでの時間を、電力特性DB等を参照して算出し、その結果を所定の時間として設定しても良い。また、所定の電力量、たとえば20kwh、30kwhの充電に要する時間を所定の時間としても良い。
S116での判定がNo、すなわち第一の時刻と第二の時刻の差が所定の時間より短い場合は、S118に進む。
S118では、公共交通用車両運行DB1020を参照して、公共交通用車両300aの次に停車スペース600に停車する次の公共交通用車両300bの位置情報を取得する。次の公共交通用車両300bの位置情報は、一般車両400は、公共交通用車両300aをやり過ごした後に、停車スペース600で蓄電デバイス402の充電が可能であるかを判定するために用いられる。本ステップの処理を終えると、処理はS108に進む。
S116での判定がYES、すなわち第一の時刻と第二の時刻の差が所定の時間以上である場合は、S120に進む。
S120では、停車スペースDB1012の充電特性を用いて、一般車両400が停車スペース600で充電する充電量を算出する。
S122では、一般車両400に、充電可能な停車スペース600、充電可能時間、充電量などの充電条件情報を送信する。
S100の判定の結果がYESの場合、処理はS124に進むが、S124では次の停車スペース600では充電が不可能である旨の充電不可通知を一般車両400に送信する。
S108の公共交通用車両300の位置は、S108の前のステップがS106であるのか、S118であるのかに依存して、一般車両400の直後を走行する公共交通用車両300aであるか、公共交通用車両300aより後方を走行する公共交通用車両300であるかの違いがある。公共交通用車両300aより後方を走行する公共交通用車両300には、公共交通用車両300aの直後を走行する公共交通用車両300bが含まれる。これらの公共交通用車両を区別するために、S108からS116の処理回数をカウントするフラグを設けて、S108のステップで用いる公共交通用車両300の位置情報の読み出し時に、そのフラグに依存する公共交通用車両300の位置情報を読み出すように構成しても良い。
図12は、本発明の実施形態に従うシステムの車両400に搭載される充放電コントローラ404の処理を示すフローチャートである。
S200では、センサ412によって検知される車両情報を用いてバッテリ402の充電が必要か否かを判定する。
S202では、充放電コントローラ404に備えられているGPS機能を用いて、自車400の位置情報を取得する。本実施形態ではGPS機能を用いて位置情報を取得したが、充放電コントローラ404のGPS機能を使わずに位置情報を取得しても良い。たとえば、基点となる位置からの走行距離から現在の位置を推定しても良い。
S204では、乗員によって入力された情報に基づいて、目的地までの経路情報を取得する。この際に車両400は、クラウドサーバ100の地図DB1010を参照しても良い。または、充放電コントローラ404に地図データベースが含まれており、充放電コントローラ404は、乗員によって目的地が入力されると、目的地までの経路情報が出力されるように構成されていても良い。
S202とS204の処理の順番は、S204の後にS202を処理する順序でも良い。
S206では、充電要求信号と、現在位置情報と、目的地までの経路情報をクラウドサーバ100に送信する。
図12は車両400に搭載される充放電コントローラ404の処理を示すフローチャートであるので示されていないが、システム10としては、この後、図11に示されているクラウドサーバ100の処理を行う。
S208では、クラウドサーバ100から充電不可通知を受けたかどうかを判定する。S208の判定の結果がYes、すなわちクラウドサーバ100から充電不可通知を受けている場合には、S216に進む。
S216で充放電コントローラ404は、表示装置408を介して乗員に停車スペース600では充電ができないことを表示する。この場合の表示の例としては、図10Cのような表示を例示することができる。S216の処理が完了すると、処理は終了する。
S208の判定の結果がNo、すなわちクラウドサーバ100から充電不可通知を受けていない場合には、S210に進む。
S210では、充電可能な停車スペース600に関する情報、充電時間および/または充電量に関する情報をクラウドサーバ100から受信したか否かを判定する。S210の判定の結果がNo、すなわちクラウドサーバ100からこれらの情報を受けていない場合には、S208に戻り、S208および/またはS210の処理を繰り返す。
S210の判定の結果がYes、すなわちクラウドサーバ100からこれらの情報を受けている場合には、S212に進む。
S212では、蓄電デバイス402の残量を取得する。蓄電デバイス402の残量は、S200で取得される車両情報に含まれているので、本ステップは省略しても良い。
S212の次のS214では、クラウドサーバ100から受けた充電可能な停車スペース600、充電時間、充電後の充電量等の充電条件情報を、表示装置408を介して一般車両400の乗員に表示する。
表示装置408にはたとえば、図10Aに示されているような画面が表示される。このような表示を見た車両400の乗員は、たとえば表示装置408に入力をすることによって、充電の予約を行うことができる。車両400の乗員が蓄電デバイス402の充電を停車スペース600に設置された電力供給装置700を用いて行うことを予約する旨の入力を表示装置408に行うと、入力に関する情報は充放電コントローラ404を介して、クラウドサーバ100に送られる。
車両400の運転手は、停車スペース600まで車両400を走らせ、蓄電デバイス402の充電を行うことができる。充放電コントローラ404は、車両400が停車スペース600に到達してからの時間を、表示装置408を介して一般車両400の乗員に表示しても良い。また、充放電コントローラ404は、車両400が停車スペース600に到達してからの時間が、充電可能時間を超えそうになる、または超えた場合には、表示装置408を介して一般車両400の乗員に警告を発するように構成されていても良い。
このような処理によって、電気自動車として構成される路線バスなどの公共交通用車両300およびそれ以外の一般車両400のバッテリなどの蓄電デバイス402を、停車スペース600に設置された電力供給装置700を用いて充電するシステム10を利用して、公共交通用車両300の運行を妨げずに、一般車両400が停車スペース600で蓄電デバイス402の充電を行うことができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受ける情報収集部と、
前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定する指示内容判定部と、
前記指示内容判定部で行われた判定の結果に関する情報を含む信号を、前記第一の車両に向けて送る指示送信部と、
を含む装置。
(付記2)
前記指示内容判定部は、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両が前記所定のスペースを利用可能な時間を推定し、前記利用可能な時間が所定時間以上であるとき、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容されると判定する、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記指示送信部は、前記利用可能な時間を充電条件情報として含む信号を前記第一の車両に向けて送る、付記2に記載の装置。
(付記4)
情報収集部はさらに、前記第一の車両から、前記蓄電デバイスの特性に関する蓄電デバイス情報および前記蓄電デバイスの残留電気量を含む充電情報を受け、
前記指示内容判定部はさらに、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容される場合に、前記第一の車両が前記所定のスペースで前記蓄電デバイスに充電可能な充電量を充電条件情報として推定する、
付記1から3のいずれか一項に記載の装置。
(付記5)
前記指示内容判定部はさらに、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電がが許容される場合に、前記蓄電デバイスの充電後の前記蓄電デバイスの残留電気量を充電条件情報として推定する、付記1から4のいずれか一項に記載の装置。
(付記6)
電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受ける情報収集ステップと、
前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定する指示内容判定ステップと、
判定の結果に関する情報を含む信号を前記第一の車両に向けて送る指示送信ステップと、
を含む方法。
(付記7)
指示内容判定ステップとは、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両が前記所定のスペースを利用可能な時間を推定し、前記利用可能な時間が所定時間以上であるとき、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容されると判定する、
付記6に記載の方法。
(付記8)
指示送信ステップは、前記利用可能な時間を充電条件情報として含む信号を前記第一の車両に向けて送る、
付記7に記載の方法。
(付記9)
さらに、
前記第一の車両から、前記蓄電デバイスの特性に関する蓄電デバイス情報および前記蓄電デバイスの残留電気量を含む充電情報を受ける充電情報受信ステップと、
前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容される場合に、前記第一の車両が前記所定のスペースで前記蓄電デバイスに充電可能な充電量を充電条件情報として推定する充電条件推定ステップと、
を含む付記6から8のいずれか一項に記載の方法。
(付記10)
さらに、
充電条件推定ステップは、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容される場合に、前記蓄電デバイスの充電後の前記蓄電デバイスの残留電気量を充電条件情報として推定することを含む付記6から9のいずれか一項に記載の方法。
(付記11)
電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受け、
前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定し、
判定の結果に関する情報を含む信号を前記第一の車両に向けて送る、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記12)
前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定することは、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両が前記所定のスペースを利用可能な時間を推定し、前記利用可能な時間が所定時間以上であるとき、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容されると判定する処理をコンピュータに実行させる付記11に記載のプログラム。
(付記13)
判定の結果に関する情報を含む信号を前記第一の車両に向けて送ることは、前記利用可能な時間を充電条件情報として含む信号を前記第一の車両に向けて送る処理をコンピュータに実行させる付記12に記載のプログラム。
(付記14)
さらに、
前記第一の車両から、前記蓄電デバイスの特性に関する蓄電デバイス情報および前記蓄電デバイスの残留電気量を含む充電情報を受け、
前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容される場合に、前記第一の車両が前記所定のスペースで前記蓄電デバイスに充電可能な充電量を充電条件情報として推定する、
処理をコンピュータに実行させる付記11から13のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記15)
さらに、
前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電がが許容される場合に、前記蓄電デバイスの充電後の前記蓄電デバイスの残留電気量を充電条件情報として推定する処理をコンピュータに実行させる付記11から14のいずれか一項に記載のプログラム。
10 システム
100 クラウドサーバ
200 ネットワーク
300(300a、300b) 公共交通用車両
400 一般車両
402 蓄電デバイス(バッテリ)
404 充放電コントローラ
406 モータ
408 表示装置
410 電力受信装置
412 センサ
414 車輪
500 道路
600 停車スペース
700 電力供給装置
750 給電制御装置
800 発電所
1002 情報収集部
1004 指示内容判定部
1006 指示送信部
1010 地図データベース
1012 停車スペースデータベース
1014 公共交通用車両運行データベース
1016 予約データベース
1018 電力特性データベース
1020 車両充電特性データベース

Claims (7)

  1. 電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受ける情報収集部と、
    前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定する指示内容判定部と、
    前記指示内容判定部で行われた判定の結果に関する情報を含む信号を、前記第一の車両に向けて送る指示送信部と、
    を含む装置。
  2. 前記指示内容判定部は、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両が前記所定のスペースを利用可能な時間を推定し、前記利用可能な時間が所定時間以上であるとき、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容されると判定する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記指示送信部は、前記利用可能な時間を充電条件情報として含む信号を前記第一の車両に向けて送る、請求項2に記載の装置。
  4. 情報収集部はさらに、前記第一の車両から、前記蓄電デバイスの特性に関する蓄電デバイス情報および前記蓄電デバイスの残留電気量を含む充電情報を受け、
    前記指示内容判定部はさらに、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が許容される場合に、前記第一の車両が前記所定のスペースで前記蓄電デバイスに充電可能な充電量を充電条件情報として推定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記指示内容判定部はさらに、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電がが許容される場合に、前記蓄電デバイスの充電後の前記蓄電デバイスの残留電気量を充電条件情報として推定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受ける情報収集ステップと、
    前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定する指示内容判定ステップとと、
    判定の結果に関する情報を含む信号を前記第一の車両に向けて送る指示送信ステップとと、
    を含む方法。
  7. 電力を蓄えるための蓄電デバイスを備える第一の車両から、前記第一の車両の運行状況に関する情報である第一の車両走行情報および前記蓄電デバイスの充電を要求する充電要求信号、ならびに電力供給装置が設置されている所定のスペースの利用に関して前記第一の車両に対し優先度を有する第二の車両の運行状況に関する情報である第二の車両走行情報を受け、
    前記第一の車両走行情報と前記第二の車両走行情報から、前記第一の車両が前記所定のスペースに設置されている電力供給装置を利用して、前記第二の車両の運行を妨げずに、前記第一の車両の蓄電デバイスの充電が可能か否かを判定することと、
    判定の結果に関する情報を含む信号を前記第一の車両に向けて送る、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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