JP2013186768A - プロジェクト進捗管理システム及びプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクトに付随する日々の登録情報と、プロジェクト開始時に設定した予算値(計画値)やプロジェクトのタイプに典型的な進捗推移とを比較してプロジェクトの進捗率を計算する進捗率計算処理部と、進捗率計算処理部にて計算されたプロジェクトの進捗結果を表やグラフ形式で表示し、表形式の表示ではリスクのあるプロジェクトを強調表示することを実施する進捗率表示処理部から構成される。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、過去のプロジェクトの稼働日数ごとの遅れ工数累計の情報を収集し、そこから回帰直線を求め、回帰直線と実績値のずれからプロジェクトの進捗管理を的確に把握する手法が開示されている。
特許文献2には、開発プロジェクトごとに定期的に行われる開発状況の報告の内容から工程遅れの原因となる問題の兆候を検出して対策を提示するシステムが開示されている。
特許文献3には、開発フェーズごとの計画工数と、担当者による進捗情報入力に基づく実績との差異を求めて開発プロセスを評価し、その差異が大きい場合に自動的に関係者に通知する開発プロセス評価管理システムについて開示されている。
特許文献4には、電子ファイルを構築している作業において、電子ファイルの更新状況を監視し、更新状況の一般的なパターンと比較することで進捗状況を判定する方法が開示されている。監視する電子ファイルの情報としては、電子ファイルのボリュームの絶対量及び変更量、電子ファイルの更新間隔や閲覧時間などを利用している。
特許文献2では、進捗の度合いとなるデータ(どの開発フェーズにあるのか、作業はどこまで完了しているのか、使用した予算、投入要員、不具合の内容や対策等の管理項目)をプロジェクトのチームリーダが入力することを想定しており、特許文献1の理由と同様に、現実的に運用が困難である。
特許文献3についても、進捗情報入力を人手で行うという点で、運用上困難である。
特許文献4は、特許文献1〜3のような進捗の計測や手入力は伴っていないが、電子ファイルのサイズや閲覧時間が実際の作業の進捗と関連しないような作業については不向きである。例えば、プログラム開発の要件定義フェーズにおいては、顧客の要望を聞いてそれを整理するような非定形な作業であるため、例えそれが電子ファイルを作成する作業であっても、その進捗の度合いは電子ファイルの更新状況と関連しにくい。
本発明の態様は、プロジェクトに関連する対象項目についてのプロジェクト期間全体における予定された計画値と前記プロジェクト期間を複数に分割した各単位期間における予定された推移である各予定推移値とを予め登録した第1のデータベースと、
前記対象項目についての日々の実績値を登録した第2のデータベースと、
前記プロジェクトの進捗管理のために前記対象項目についての進捗率の計算処理を行う中央処理装置と、を備えたプロジェクト進捗管理システムであって、
前記中央処理装置が、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第1のデータベースから前記対象項目についての前記各予定推移値を取得して前記各予定推移値の和を計算する手段と、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第2のデータベースから前記対象項目についての日々の実績値を取得して前記日々の実績値の和を計算する手段と、
計算された前記各予定推移値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率計画値を計算する手段と、
計算された前記実測値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率実績値を計算する手段と、
前記進捗率計画値と前記進捗率実績値とを比較する手段と、を備えたことを特徴とする。
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第3のデータベースから前記対象項目についての前記各テンプレート推移値を取得して前記各テンプレート推移値の和を計算する手段と、
計算された前記各テンプレート推移値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率テンプレ利用計画値を計算する手段と、
前記進捗率テンプレ利用計画値と前記進捗率実績値とを比較する手段と、を備えたことが好適である。
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第2のデータベースから前記対象項目についての日々の実績値を取得して前記日々の実績値の和を計算する機能と、
計算された前記各予定推移値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率計画値を計算する機能と、
計算された前記実測値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率実績値を計算する機能と、
前記進捗率計画値と前記進捗率実績値とを比較する機能と、を実現させることを特徴とするプロジェクト進捗管理プログラムである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態に係わるプロジェクト進捗管理システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態によるプロジェクト管理システムの一例の概略的構成を示す図である。本システムは、基本的に適宜のコンピュータの形態にて実施可能であり、中央処理装置110はCPUに相当し、複数のデータベース(DB)は記憶装置に保存されており、表示装置107、キーボード108、マウス109は周辺装置に相当する。本システムの各機能は、中央処理装置110であるCPUが所定のプログラムをメモリに読み込み実行することにより実現される。
プロジェクト情報DB101は、企業内のプロジェクトに関する属性情報を格納したものである。
社員DB102は、企業内の社員に関する情報を格納したものである。
作業時間DB103は、社員の作業日、作業内容、作業従事時間等を格納したものである。
ソースコード管理DB104は、プロジェクトのソースコードの情報としてステップ数やバグ数を格納したものである。
進捗テンプレートDB105は、プロジェクトのタイプごとに工程ごとの典型的な原価のかかり具合、ステップ数の増加具合、バグ数の増加具合を格納したものである。
進捗結果DB106は、原価、ステップ数、バグ数などからプロジェクトの進捗度合いを表す進捗率を計算し、それを格納したものである。
進捗率計算処理部111は、プロジェクトに付随する日々の登録情報と、プロジェクト開始時に設定した予算値及び進捗テンプレートDB内のデータとを比較することにより、プロジェクトの進捗率を計算する。
進捗率計算処理部には、プロジェクトに付随する日々の登録情報の種類によって、複数の種類がある。図示の例では3つの計算処理部がある。
第1の計算処理部は、原価ベース進捗率計算処理部112であり、これは日々の作業時間に基づいて進捗率を計算する。
第2の計算処理部は、ステップ数ベース進捗率計算処理部113であり、これはプログラムのステップ数にもとづいて進捗率を計算する。
第3の計算処理部は、バグ数ベース進捗率計算処理部114であり、これはバグ数にもとづいて進捗率を計算する。
図2は、プロジェクト情報DB101内のプロジェクト情報テーブルの一例を示す図である。プロジェクト情報テーブルに登録されるデータは、プロジェクトに関するものであり、予算や計画値を含む。例えば、プロジェクトマネージャがプロジェクト開始時に、(必要とあれば何らかのシステムを通じて)このデータを登録するものとする。また、プロジェクトの進行中(経過中)にこのデータを更新し、更新した結果に基づいて、以降に示す処理を実行する利用形態もある。
また原価利用予定推移209、ステップ数予定推移210、バグ修正予定推移211は、0〜1の値をカンマ「,」で区切ったものとして表現されている。カンマで区切られた値の個数は、プロジェクト開始月207からプロジェクト終了月208までの「月数」に対応している。カンマで区切られた値が、プロジェクト開始月207から順にそれぞれの月に対応している。そしてこのカンマで区切られた0〜1の値は、該当月での進み具合を、全体を1としたときの割合で表現したものである(従って、総和は1となる)。例えば表中のセル212は、プロジェクトIDが「100」の原価利用予定推移のデータを表しているが、先頭の「0.1」は、このプロジェクトが2012年1月に費やす原価として、総原価の10%を使う計画であることを意味する。次の「0.3」は、このプロジェクトが2012年2月に費やす原価として、総原価の30%を使う計画であることを意味する。以下、同様である。またステップ数予定推移210におけるカンマで区切られた値は、該当月の増加ステップ数の割合を示しており、バグ修正予定推移211におけるカンマで区切られた値は、該当月の修正バグ件数の割合を示している。
図3は、社員DB102内の社員テーブルの一例を示す図である。図3では、社員データは表形式で管理され、1人分の社員情報が1行に対応している。当該表は、社員ID301、社員名302、そして、当該社員が1時間作業に従事したときの時間単価303からなる。
図4は、作業時間DB103内の作業時間テーブルの一例を示す図である。図4では、それぞれの作業は表形式で管理され、一回の同じ業務での連続した作業が1行に対応している。当該表は、作業日401、作業開始時刻402、作業終了時刻403、その作業を誰が担当したかを示すための社員ID404、どのプロジェクトの作業をしたかを示す従事プロジェクトID405から構成される。ここで社員ID404と従事プロジェクトID405は外部キーであり、それぞれ図3の社員テーブルの社員ID301と図2のプロジェクト情報テーブルのプロジェクトID201を参照している。
図5は、ソースコード管理DB104内のソースコード管理テーブルの一例を示す図である。このDBは、ソースコードのバージョン管理システム等で利用されるDBを想定している。通常、ソースコード一式(プログラム一式)の単位でまとめられて管理されている。
図6は、進捗テンプレートDB105内の原価利用推移テンプレートテーブルの一例を示す図である。原価利用推移テンプレートテーブルのデータとは、プロジェクトのタイプごとに、典型的な原価のかかり具合を記録したものである。予め同類のタイプのプロジェクトの情報を収集し、平均的な原価のかかり具合を計測し、進捗テンプレートDBに登録しておくという利用形態もある。
図7は、進捗テンプレートDB105内のステップ数推移テンプレートテーブルの一例を示す図である。ステップ数推移テンプレートテーブルのデータとは、プロジェクトのタイプごとに、典型的なステップ数の増加の割合を記録したものである。予め同類のタイプのプロジェクトを収集し、平均的なステップ数の増加度合いを計測し、進捗テンプレートDBに登録しておくという利用形態もある。
図8は、進捗テンプレートDB105内のバグ数推移テンプレートテーブルの一例を示す図である。バグ数推移テンプレートテーブルのデータとは、プロジェクトのタイプごとに、典型的なバグの修正件数の増加の割合を記録したものである。予め同類のタイプのプロジェクトを収集し、平均的なバグの修正件数の増加度合いを測定し、進捗テンプレートDBに登録しておくという利用形態もある。
図9は、進捗結果DB106内の進捗結果テーブルの一例を示す図である。進捗結果テーブルには、進捗率計算処理部111で計算されたプロジェクトの進捗結果が格納される。
図10は、原価ベースの進捗率を計算する処理の概要について説明するためのフローチャートである。これによって最終的に、図9の進捗結果テーブルの原価ベース進捗率計画値903、原価ベース進捗率テンプレ利用計画値904、原価ベース進捗率実績値905を、全ての進行中のプロジェクトに対して算出することを目的とする。
これをもとに、当月までに使用する予定の原価である予定原価PCを、(a_1+a_2+・・・+a_M)×ACとして計算する(ステップ1003)。この式から分かる通り、予定原価PCは、プロジェクト開始時に計画した当月までの使用原価の計画値になっている。
そしてテンプレートを用いた予定原価TCを、(b_1+b_2+・・・+b_[100×M/n])×ACとして計算する。ここで[100×M/n]は100×M/nを超えない最大の整数である(ステップ1005)。この式から分かる通り、テンプレートを用いた予定原価TCは、当月までに使用される原価の典型的な値に対応している。
また社員e_1,e_2,・・・,e_kが、プロジェクトXに従事した作業時間の累計をそれぞれ作業時間累計t_1,t_2,・・・,t_kとする。すなわち、作業時間テーブルにおいて、社員IDがe_1,e_2,・・・,e_kであって、プロジェクトID405がプロジェクトXのプロジェクトID201と同じものをもつレコードについて、作業開始時間402から作業終了時間403までの時間数を(場合によっては昼食時間や休憩時間を除いて)求め、和をとったものが作業時間累計t_1,t_2,・・・,t_kである(ステップ1006)。
さらに、社員テーブルから社員ID301が社員e_1,e_2,・・・,e_kの時間単価303を探し、それをそれぞれ時間単価u_1,u_2,・・・,u_kとする(ステップ1007)。
すると、プロジェクトXについて、当月までに使用した原価UCは、
t_1×u_1+t_2×u_2+・・・,t_k×u_kとして求められる(ステップ1008)。
また原価ベース進捗率計画値903にPC/ACの値を登録し、原価ベース進捗率テンプレ利用計画値904にTC/ACの値を登録し、原価ベース進捗率実績値905にUC/ACを登録する(ステップ1009)。
図11は、原価ベースの進捗率の進捗結果を画面に表示するときの処理の概要について説明するためのフローチャートである。
まず、図9の進捗結果テーブルから1レコード読み込み、原価ベース進捗率計画値903、原価ベース進捗率テンプレ利用計画値904、原価ベース進捗率実績値905を抽出して表示する。また同レコードのプロジェクトID902と同じプロジェクトID201をもつレコードをプロジェクト情報テーブルから選択し、そのレコードのプロジェクト名202、プロジェクト開始月207、プロジェクト終了月208の情報を抽出して表示する(ステップ1101)。
図12は、本システムにおけるプロジェクト一覧表示画面の例を示す図である。この表示は図11で説明した表示処理によって実現されるものであり、プロジェクトの一覧を表形式によって表示している。
図13は、本システムにおけるグラフ表示画面の例を示す図である。この表示は図12のグラフ表示ボタン1206を押下後に表示されるものであり、図11で説明した表示処理によって実現されるものである。グラフ表示画面では、あるプロジェクトについて、原価ベース進捗のグラフ1301と、ステップ数ベース進捗のグラフ1302と、バグ数ベース進捗のグラフ1303を同時に表示する。これによって、プロジェクトの進捗の度合いや潜在的なリスクを横断的に確認することができる。
本発明では、プロジェクトのメンバーが日々記録している情報や、プロジェクトの成果物を管理するシステムのデータなどのプロジェクトに付随する情報を用いて、プロジェクトの進捗を、マネージャや担当者が計測することなく自動的に測ることができる。
また以上の説明では、月単位でプロジェクト進捗の経過をみることを前提としたが、日単位や年単位など期間のスパンを変えることも可能である。
また本発明では、プロジェクトの進捗率の計算において、日々の実績値と“プロジェクトのタイプに典型的な進捗推移」とも比較しているので、プロジェクト開始時に定めた計画値が不適切に登録されていたとしてもリスクの検出を漏れなく行うことができる。
102…社員DB
103…作業時間DB
104…ソースコードDB
105…進捗テンプレートDB
106…進捗結果DB
107…表示装置
108…キーボード
109…マウス
110…中央処理装置
111…進捗率計算処理部
112…原価ベース進捗率計算処理部
113…ステップ数ベース進捗率計算処理部
114…バグ数ベース進捗率計算処理部
115…進捗率表示処理部
201…プロジェクトID
202…プロジェクト名
203…タイプ
204…総原価
205…予定ステップ数
206…予定バグ数
207…プロジェクト開始日
208…プロジェクト終了日
209…原価利用予定推移
210…ステップ数予定推移
211…バグ修正予定推移
212…原価利用予定推移のデータの1つ
301…社員ID
302…社員名
303…時間単価
401…作業日
402…作業開始時刻
403…作業終了時刻
404…社員ID
405…従事プロジェクトID
501…ソースID
502…開発日
503…ステップ数
504…バグ修正件数
505…関連プロジェクトID
601…テンプレートID
602…タイプ
603…原価利用推移データ
701…テンプレートID
702…タイプ
703…ステップ数推移データ
801…テンプレートID
802…タイプ
803…バグ数推移データ
901…統計月
902…プロジェクトID
903…原価ベース進捗率計画値
904…原価ベース進捗率テンプレ利用計画値
905…原価ベース進捗率実績値
906…ステップ数ベース進捗率計画値
907…ステップ数ベース進捗率テンプレ利用計画値
908…ステップ数ベース進捗率実績値
909…バグ数ベース進捗率計画値
910…バグ数ベース進捗率テンプレ利用計画値
911…バグ数ベース進捗率実績値
1201…プロジェクト名
1202…期間
1203…原価ベース進捗
1204…ステップ数ベース進捗
1205…バグ数ベース進捗
1206…グラフ表示ボタン
1207…プロジェクト一覧表示においてレコードを強調表示した行
1301…原価ベース進捗グラフ
1302…ステップ数ベース進捗グラフ
1303…バグ数ベース進捗グラフ
Claims (6)
- プロジェクトに関連する対象項目についてのプロジェクト期間全体における予定された計画値と前記プロジェクト期間を複数に分割した各単位期間における予定された推移である各予定推移値とを予め登録した第1のデータベースと、
前記対象項目についての日々の実績値を登録した第2のデータベースと、
前記プロジェクトの進捗管理のために前記対象項目についての進捗率の計算処理を行う中央処理装置と、を備えたプロジェクト進捗管理システムであって、
前記中央処理装置が、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第1のデータベースから前記対象項目についての前記各予定推移値を取得して前記各予定推移値の和を計算する手段と、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第2のデータベースから前記対象項目についての日々の実績値を取得して前記日々の実績値の和を計算する手段と、
計算された前記各予定推移値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率計画値を計算する手段と、
計算された前記実測値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率実績値を計算する手段と、
前記進捗率計画値と前記進捗率実績値とを比較する手段と、を備えたことを特徴とするプロジェクト進捗管理システム。 - 請求項1に記載のプロジェクト進捗管理システムにおいて、
プロジェクトに関連する対象項目についての、前記プロジェクトの種別に応じた典型的な進捗パターンに基づいた、前記プロジェクト期間を複数に分割した各単位期間における典型的な推移である各テンプレート推移値を予め登録した第3のデータベースをさらに備え、前記中央処理装置がさらに、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第3のデータベースから前記対象項目についての前記各テンプレート推移値を取得して前記各テンプレート推移値の和を計算する手段と、
計算された前記各テンプレート推移値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率テンプレ利用計画値を計算する手段と、
前記進捗率テンプレ利用計画値と前記進捗率実績値とを比較する手段と、を備えたことを特徴とするプロジェクト進捗管理システム。 - 請求項1または請求項2に記載のプロジェクト進捗管理システムにおいて、前記中央処理装置がさらに、
前記進捗率計画値と前記進捗率実績値とを比較することにより、双方の値の差が所定の第1の閾値より大きい場合は、表示装置においてその旨を示す強調表示を行う手段を備えたことを特徴とするプロジェクト進捗管理システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクト進捗管理システムにおいて、前記中央処理装置がさらに、
前記進捗率計画値と前記進捗率実績値の差を前回の単位期間における双方の値の差と比較することにより、双方の差同士の乖離が所定の第2の閾値より大きい場合は、表示装置においてその旨を示す強調表示を行う手段を備えたことを特徴とするプロジェクト進捗管理システム。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のプロジェクト進捗管理システムにおいて、
前記対象項目が、プロジェクトに従事した作業者の作業時間と作業者の単位から算出される原価、プロジェクトの成果物であるプログラムのステップ数、または、プロジェクトの成果物であるプログラムのバグ修正件数のうちの1又は複数であることを特徴とするプロジェクト進捗管理システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のプロジェクト進捗管理システムにおける前記中央処理装置に対し、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第1のデータベースから前記対象項目についての前記各予定推移値を取得して前記各予定推移値の和を計算する機能と、
プロジェクト開始から進捗率を計算する時点までに経過した1または複数の前記各単位期間について、前記第2のデータベースから前記対象項目についての日々の実績値を取得して前記日々の実績値の和を計算する機能と、
計算された前記各予定推移値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率計画値を計算する機能と、
計算された前記実測値の和と前記第1のデータベースから取得した前記プロジェクト期間全体における予定された計画値に対する比である進捗率実績値を計算する機能と、
前記進捗率計画値と前記進捗率実績値とを比較する機能と、を実現させるプロジェクト進捗管理プログラムを格納した記憶媒体。
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