JP2013186695A - 画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイス間における信号の通信を正確に行う。
【解決手段】画像処理装置1は、マスターデバイス10とスレーブデバイス20とが、クロックTCLK、クロックRCLKを授受するクロック線32、34と、クロックTCLK、RCLKに同期してデータ信号TXD、RXD及びリクエストREQを授受するデータ線31、33及びリクエスト線35とで接続されており、クロック線とデータ線及びリクエスト線に接続されているマスターエラー出力回路とスレーブエラー出力回路が、クロックTCLK、RCLKまたは/及びデータ信号TXD、RXD及びリクエストREQのエラー状態を検出すると、マスターCPU、スレーブCPUが、エラー状態のクロックに同期するデータ信号TXD、RXD及びリクエストREQまたはエラー状態のデータ信号及びリクエストREQを破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信要求を行なう。
【選択図】図1
【解決手段】画像処理装置1は、マスターデバイス10とスレーブデバイス20とが、クロックTCLK、クロックRCLKを授受するクロック線32、34と、クロックTCLK、RCLKに同期してデータ信号TXD、RXD及びリクエストREQを授受するデータ線31、33及びリクエスト線35とで接続されており、クロック線とデータ線及びリクエスト線に接続されているマスターエラー出力回路とスレーブエラー出力回路が、クロックTCLK、RCLKまたは/及びデータ信号TXD、RXD及びリクエストREQのエラー状態を検出すると、マスターCPU、スレーブCPUが、エラー状態のクロックに同期するデータ信号TXD、RXD及びリクエストREQまたはエラー状態のデータ信号及びリクエストREQを破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信要求を行なう。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラムに関し、詳細には、デバイス間における信号の通信を正確に行う画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラムに関する。
複合装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、複写装置、スキャナ装置等の画像処理装置においては、複数のデバイスが用いられ、各デバイス間において、クロック信号に同期して画像データや制御信号等のデータ信号を授受するクロック同期シリアル通信が行われている。
このようなクロック同期シリアル通信においては、クロック信号線とデータ信号線を用いてデータ信号の授受を行うが、該信号線にノイズが混入すると、誤ったデータ信号が送信されたり、信号タイミングが誤って送信される等の不正状態が発生する。
そこで、従来、第1デジタル信号に同期して第2デジタル信号を入力する際に、第1デジタル信号の状態を監視して、第1デジタル信号の状態が変化すると、その後所定時間の第1デジタル信号の状態に基づいて、該第1デジタル信号を取り込むとともに、該第1デジタル信号を取り込むタイミングで、前記第2デジタル信号を取り込む技術が提案されている(特許文献1参照)。すなわち、この従来技術は、クロック等の第1デジタル信号の変化を監視して、該第1デジタル信号の状態が変化すると、変化した第1デジタル信号の状態に応じて該第1デジタルを取り込むとともに、該第1デジタル信号を取り込むタイミングで第2デジタル信号を取り込むことで、クロック等の第1デジタル信号がノイズ等で変化しても、該変化に応じたタイミングでデータの取り込みを行なうことで、ノイズによってデータの取り込みに受ける影響の抑止を図っている。
しかしながら、上記従来技術にあっては、クロックである第1デジタル信号の変化時間に応じたタイミングで、第1デジタル信号とデータである第2デジタル信号のタイミング調整を行なっているのみであるため、ノイズの影響の1つであるクロックの変化時間に応じた対応を行うことはできるが、ノイズのデータ通信に及ぼす影響をより一層効果的に防止して、適切なデータ通信を行う上で、改良の必要があった。すなわち、ノイズがデータ通信に及ぼす影響は、複雑であり、公報記載の従来技術のように、クロック信号が変化した持続時間のみに基づいてデータ取り込みを調整するだけでは、ノイズに基づくデータ通信への影響を十分に防止することができない。
そこで、本発明は、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響を防止することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、デバイス間に接続されてクロック信号を授受するクロック信号線と、前記デバイス間に接続されて前記クロック信号に同期してデータ信号を授受するデータ信号線と、前記クロック信号線と前記データ信号線のうち少なくともいずれかの信号線に接続され、該信号線を通して授受される前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態を検出する不正状態検出手段と、前記不正状態検出手段が前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態を検出すると、不正状態となっている該クロック信号に同期する該データ信号または不正状態となっている該データ信号を破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響を防止することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図8は、本発明の画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラムの一実施例を適用した画像処理装置1の要部ブロック構成図である。
図1において、画像処理装置1は、複写装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複合装置、スキャナ装置等であり、例えば、画像処理用のデバイスとして、マスターデバイス10とスレーブデバイス20を搭載している。
マスターデバイス10とスレーブデバイス20は、データ線31、クロック線32、データ線33、クロック線34及びリクエスト線35で接続されている。
マスターデバイス10とスレーブデバイス20は、マスターデバイス10からスレーブデバイス20へデータ送信を行なうときには、図2に示すように、マスターデバイス10からクロック線32を用いてクロック信号であるクロックTCLKをスレーブデバイス20に送信するとともに、このクロックTCLKに同期させてデータ線31を用いてデータ信号であるデータTXDを送信する。
マスターデバイス10とスレーブデバイス20は、スレーブデバイス20からマスターデバイス10へデータ送信を行うときには、図3に示すように、まず、スレーブデバイス20が、リクエスト線35を用いてデータ信号としてのリクエストREQをアサート(Low→High)して、マスターデバイス10が、リクエストREQのアサートを検知すると、クロック線34を用いてクロック信号であるクロックRCLKをスレーブデバイス20へ送出し、スレーブデバイス20が、クロックRCLKに同期させて、データ線33を用いてデータ信号であるデータRXDをマスターデバイス10へ送信する。
すなわち、画像処理装置1は、スレーブデバイス20側の入力信号が、データ信号TXD及び2つのクロックTCLK、クロックRCLKの3つであり、マスターデバイス10側の入力信号が、データ信号RXDとリクエストREQの2つである。そして、画像処理装置1は、マスターデバイス10とスレーブデバイス10の双方から送信するデータの大きさが、予め取り決められており、例えば、一度に送信するデータ(パケット)が64byte、クロック数が、512となっている。
そして、画像処理装置1は、各信号線31〜35にノイズやその他の要因が作用して、信号が不正な状態(エラー状態)になることがあり、この信号の不正状態(エラー状態)を各デバイス10、20において後述するようにエラー検出を行なう。
すなわち、マスターデバイス10は、図4に示すように、マスターCPU(Central Processing Unit )11、マスターエラー出力回路12及びその他の回路等を備えており、その他の回路は、マスターデバイス10が、マスターデバイス10に割り当てられている画像処理を実行するのに必要な回路である。マスターCPU11には、リクエストREQとデータ信号RXDが入力され、マスターCPU(信号制御手段)11は、図示しないメモリ内のプログラムに基づいてマスターデバイス10の各部の動作を制御してマスターデバイス10としての処理を実行するとともに、通信制御プログラムに基づいて、マスターエラー出力回路12の出力に基づくエラー処理(通信制御処理)を実行する。
マスターエラー出力回路(不正状態検出手段)12は、RXD不正パルス検出回路13、REQ不正パルス検出回路14及びOR回路15等を備えており、RXD不正パルス検出回路13には、データ線33を通してデータ信号RXDが、REQ不正パルス検出回路14には、リクエスト線35を通してリクエストREQが、それぞれ入力される。RXD不正パルス検出回路13は、データ線33を通して入力されるデータ信号RXDにエラーがあるか否かのエラー検出、すなわち、不正状態であるか否かの検出を行い、エラーがあると、エラー信号RXD_ERRORをOR回路15に出力する。REQ不正パルス検出回路14は、リクエスト線35を通して入力されるリクエストREQにエラーがあるか否かのエラー検出を行い、エラーがあると、エラー信号REQ_ERRORをOR回路15に出力する。
OR回路15は、RXD不正パルス検出回路13とREQ不正パルス検出回路14のうち、少なくともいずれかからエラー信号RXD_ERROR、エラー信号REQ_ERRORが入力されると、エラー信号ERRORをマスターCPU11に出力する。
マスターCPU11は、マスターエラー出力回路12からエラー信号ERRORが入力されると、割込処理を実行し、その時点の受信データの破棄とスレーブデバイス20に対してデータの再送要求を実行する。
そして、画像処理装置1は、スレーブデバイス20が、図5に示すように、スレーブCPU21、スレーブエラー出力回路22及びその他の回路等を備えており、その他の回路は、スレーブデバイス20が、スレーブデバイス20として実行するのに必要な回路である。スレーブCPU21には、データ信号であるデータ信号TXD及びクロック信号であるクロックTCLKとクロックRCLKが入力され、スレーブCPU(信号制御手段)21は、図示しないメモリ内のプログラムに基づいてスレーブデバイス20の各部の動作を制御してスレーブデバイス20としての処理を実行するとともに、スレーブエラー出力回路22の出力に基づくエラー処理(通信制御処理)を実行する。
スレーブエラー出力回路22は、RCLK不正パルス検出回路23、TCLK不正パルス検出回路24、TXD不正パルス検出回路25及びOR回路26等を備えており、RCLK不正パルス検出回路23には、クロック線34を通してクロックRCLKが、TCLK不正パルス検出回路24には、クロック線32を通してクロックTCLKが、TXD不正パルス検出回路25には、データ線31を通してデータ信号TXDが、それぞれ入力される。
RCLK不正パルス検出回路13は、クロック線34を通して入力されるクロックRCLKにエラーがあるか否かのエラー検出を行い、エラーがあると、エラー信号RCLK_ERRORをOR回路26に出力する。TCLK不正パルス検出回路24は、クロック線32を通して入力されるクロックTCLKにエラーがあるか否かのエラー検出を行い、エラーがあると、エラー信号TCLK_ERRORをOR回路26に出力する。さらに、TXD不正パルス検出回路25は、データ線31を通して入力されるデータ信号TXDにエラーがあるか否かのエラー検出を行い、エラーがあると、エラー信号TXD_ERRORをOR回路26に出力する。
OR回路26は、RCLK不正パルス検出回路23、TCLKREQ不正パルス検出回路24及びTXD不正パルス検出回路25のうち、少なくともいずれかからエラー信号RCLK_ERROR、エラー信号TCLK_ERROR、エラー信号TXD_ERRORが入力されると、エラー信号ERRORをスレーブCPU21に出力する。
スレーブCPU21は、マスターエラー出力回路12からエラー信号ERRORが入力されると、割込処理を実行し、その時点の受信データの破棄とマスターデバイス10に対してデータの再送要求を実行する。
RCLK不正パルス検出回路23及びTCLK不正パルス検出回路24は、図6にTCLK不正パルス検出回路24について示すように回路構成されており、RCLK不正パルス検出回路23についても同様の構成である。
TCLK不正パルス検出回路24は、図6に示すように、小パルス幅検出回路41a、大パルス幅検出回路41b、小パルス周期検出回路42a、大パルス周期検出回路42b、小パルス周波数検出回路43a、大パルス周波数検出回路43b、パルス数不一致検出回路44、小デューティ比検出回路45a、大デューティ比検出回路45b、電圧レベル異常検出回路46及びOR回路47を備えており、小パルス幅検出回路41a、大パルス幅検出回路41b、小パルス周期検出回路42a、大パルス周期検出回路42b、小パルス周波数検出回路43a、大パルス周波数検出回路43b、パルス数不一致検出回路44、小デューティ比検出回路45a、大デューティ比検出回路45b及び電圧レベル異常検出回路46は、クロック線32に接続されていてクロックTCLKが入力される。
そして、クロックTCLKは、予め設定されている規定値のパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティ比及び電圧レベルを有したクロックパルスであり、TCLK不正パルス検出回路24は、このクロックTCLKのパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティヒ及び電圧レベルが、規定値であるか否か、または、規定の範囲内であるか否かを検出して、ノイズ等の影響の有無を検出する。
小パルス幅検出回路41a及び大パルス幅検出回路41bは、クロックTCLKのパルス幅が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、クロックTCLKのパルス幅が規定値より小さいと、小パルス幅検出回路41aが、エラー信号をOR回路47に出力し、クロックのパルス幅が規定値より大きいと、大パルス幅検出回路41bが、エラー信号をOR回路47に出力する。
小パルス周期検出回路42a及び大パルス周期検出回路42bは、クロックTCLKのパルス周期が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、クロックTCLKのパルス周期が規定値より小さいと、小パルス周期検出回路42aが、エラー信号をOR回路47に出力し、クロックTCLKのパルス周期が規定値より大きいと、大パルス周期検出回路42bが、エラー信号をOR回路47に出力する。
小パルス周波数検出回路43a及び大パルス周波数検出回路43bは、クロックTCLKのパルス周波数が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、クロックTCLKのパルス周波数が規定値より小さいと、小パルス周波数検出回路43aが、エラー信号をOR回路47に出力し、クロックTCLKのパルス周波数が規定値より大きいと、大パルス周波数検出回路43bが、エラー信号をOR回路47に出力する。
パルス数不一致検出回路44は、クロックTCLKのパルス数が規定値から外れているか否かを検出して、クロックTCLKのパルス数が規定値から外れていると、エラー信号をOR回路47に出力する。
小デューティ比検出回路45a及び大デューティ比検出回路45bは、クロックTCLKのパルスのデューティ比が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、クロックTCLKのパルスデューティ比が規定値より小さいと、小デューティ比検出回路45aが、エラー信号をOR回路47に出力し、クロックTCLKのパルスデューティ比が規定値より大きいと、大デューティ比検出回路45bが、エラー信号をOR回路47に出力する。
電圧レベル異常検出回路46は、クロックTCLKの電圧レベルが、規定値範囲外であるか否かを検出して、クロックTCLKの電圧レベルが規定値範囲外であると、エラー信号をOR回路47に出力する。
OR回路47は、少なくとも小パルス幅検出回路41a、大パルス幅検出回路41b、小パルス周期検出回路42a、大パルス周期検出回路42b、小パルス周波数検出回路43a、大パルス周波数検出回路43b、パルス数不一致検出回路44、小デューティ比検出回路45a、大デューティ比検出回路45b及び電圧レベル異常検出回路46のいずれかからエラー信号が入力されると、エラー信号TCLK_ERRORを、図5に示したOR回路26に出力する。
RCLK不正パルス検出回路23は、上述のように、TCLK不正パルス検出回路24と同様の構成であり、クロックRCLKも、クロックTCLKと同様に、予め設定されている規定値のパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティ比及び電圧レベルを有したクロックパルスである。RCLK不正パルス検出回路23は、クロックRCLKのパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティヒ及び電圧レベルが、規定値であるか否かを検出して、ノイズ等の影響の有無を検出し、規定値から外れているか、規定の範囲外であると、エラー信号RCLK_ERRORをOR回路26に出力する。
また、スレーブエラー出力回路22のTXD不正パルス検出回路25及びマスターエラー出力回路12のRXD不正パルス検出回路13は、図7にTXD不正パルス検出回路25について示すように回路構成されており、RXD不正パルス検出回路13についても同様の構成である。
TXD不正パルス検出回路25は、図7に示すように、小パルス幅検出回路51a、大パルス幅検出回路51b、小パルス周期検出回路52a、大パルス周期検出回路52b、小パルス周波数検出回路53a、大パルス周波数検出回路53b、電圧レベル異常検出回路54及びOR回路55を備えており、小パルス幅検出回路51a、大パルス幅検出回路51b、小パルス周期検出回路52a、大パルス周期検出回路52b、小パルス周波数検出回路53a、大パルス周波数検出回路53b及び電圧レベル異常検出回路54は、データ線31に接続されていてデータ信号TXDが入力される。
そして、データ信号TXDは、予め設定されている規定値のパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルを有したデータパルスであり、TXD不正パルス検出回路25は、このデータ信号TXDのパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルが、規定値であるか否か、または、規定の範囲内であるか否かを検出して、ノイズ等の影響の有無を検出する。
小パルス幅検出回路51a及び大パルス幅検出回路51bは、データ信号TXDのパルス幅が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、データ信号TXDのパルス幅が規定値より小さいと、小パルス幅検出回路51aが、エラー信号をOR回路55に出力し、データ信号TXDのパルス幅が規定値より大きいと、大パルス幅検出回路51bが、エラー信号をOR回路55に出力する。
小パルス周期検出回路52a及び大パルス周期検出回路52bは、データ信号TXDのパルス周期が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、データ信号TXDのパルス周期が規定値より小さいと、小パルス周期検出回路52aが、エラー信号をOR回路55に出力し、データ信号TXDのパルス周期が規定値より大きいと、大パルス周期検出回路52bが、エラー信号をOR回路55に出力する。
小パルス周波数検出回路53a及び大パルス周波数検出回路53bは、データ信号TXDのパルス周波数が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、データ信号TXDのパルス周波数が規定値より小さいと、小パルス周波数検出回路53aが、エラー信号をOR回路55に出力し、データ信号TXDのパルス周波数が規定値より大きいと、大パルス周波数検出回路53bが、エラー信号をOR回路55に出力する。
電圧レベル異常検出回路54は、データ信号TXDの電圧レベルが、規定値範囲外であるか否かを検出して、データ信号TXDの電圧レベルが規定値範囲外であると、エラー信号をOR回路55に出力する。
OR回路55は、少なくとも小パルス幅検出回路51a、大パルス幅検出回路51b、小パルス周期検出回路52a、大パルス周期検出回路52b、小パルス周波数検出回路53a、大パルス周波数検出回路53b及び電圧レベル異常検出回路54のいずれかからエラー信号が入力されると、エラー信号TXD_ERRORを、図5に示したOR回路26に出力する。
RXD不正パルス検出回路13は、上述のように、TXD不正パルス検出回路25と同様の構成であり、データ信号RXDも、データ信号TXDと同様に、予め設定されている規定値のパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルを有したデータパルスである。RXD不正パルス検出回路13は、データ信号RXDのパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルが、規定値であるか否かを検出して、ノイズ等の影響の有無を検出し、規定値から外れていると、エラー信号RXD_ERRORをマスターエラー出力回路12のOR回路15に出力する。
REQ不正パルス検出回路14は、図8に示すように、小パルス幅検出回路61a、大パルス幅検出回路61b、電圧レベル異常検出回路62及びOR回路63を備えており、小パルス幅検出回路61a、大パルス幅検出回路61b及び電圧レベル異常検出回路62は、リクエスト線35に接続されていてリクエストREQが入力される。
そして、リクエストREQは、予め設定されている規定値のパルス幅及び電圧レベルを有したパルスであり、REQ不正パルス検出回路14は、このリクエストREQのパルス幅、パルス周期及び電圧レベルが、規定値であるか否か、または、規定の範囲内であるか否かを検出して、ノイズ等の影響の有無を検出する。
小パルス幅検出回路61a及び大パルス幅検出回路61bは、リクエストREQのパルス幅が規定値より小さい場合と大きい場合をそれぞれ検出して、リクエストREQのパルス幅が規定値より小さいと、小パルス幅検出回路61aが、エラー信号をOR回路63に出力し、リクエストREQのパルス幅が規定値より大きいと、大パルス幅検出回路61bが、エラー信号をOR回路63に出力する。
電圧レベル異常検出回路62は、リクエストREQの電圧レベルが、規定値範囲外であるか否かを検出して、リクエストREQの電圧レベルが規定値範囲外であると、エラー信号をOR回路63に出力する。
OR回路63は、少なくとも小パルス幅検出回路61a、大パルス幅検出回路61b及び電圧レベル異常検出回路62のいずれかからエラー信号が入力されると、エラー信号REQ_ERRORを、図4に示したOR回路15に出力する。
画像処理装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の通信制御方法を実行する通信制御プログラムを読み込んでROM等の不揮発性メモリに導入することで、後述するノイズ等の影響によってデバイス10、20間での信号にエラーが発生による影響を防止する通信制御方法を実行する画像処理装置として構築されている。この通信制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用について説明する。本実施例の画像処理装置1は、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響を防止する。
画像処理装置1は、マスターデバイス10とスレーブデバイス20との間で、データを授受して、画像データに対して各種画像処理を施す。
このマスターデバイス10とスレーブデバイス20とは、データ線31、クロック線32、データ線33、クロック線34及びリクエスト線35で接続されており、マスターデバイス10とスレーブデバイス20は、マスターデバイス10からスレーブデバイス20へデータ送信を行なうときには、図2に示したように、マスターデバイス10からクロック線32を用いてクロックTCLKをスレーブデバイス20に送信するとともに、このクロック線TCLKに同期させてデータ線31を用いてデータを送信する。また、マスターデバイス10とスレーブデバイス20は、スレーブデバイス20からマスターデバイス10へデータ送信を行うときには、図3に示したように、まず、スレーブデバイス20が、リクエスト線35を用いてリクエストREQをアサート(Low→High)して、マスターデバイス10が、リクエストREQのアサートを検知すると、クロック線34を用いてクロックRCLKをスレーブデバイス20へ送出し、スレーブデバイス20が、クロックRCLKに同期させて、データ線33を用いてデータRXDをマスターデバイス10へ送信する。
すなわち、画像処理装置1は、スレーブデバイス20側の入力信号が、データ信号TXD及び2つのクロックTCLK、クロックRCLKの3つであり、マスターデバイス10側の入力信号が、データ信号RXDとリクエストREQの2つである。
ところが、マスターデバイス10からスレーブデバイス20へのデータ信号TXDと2つのクロックTCLK、クロックRCLKの及びスレーブデバイス20からマスターデバイス10へのデータ信号RXDとリクエストREQのうち、少なくともいずれかに、ノイズ等の影響があってエラーが発生すると、データ転送を正常に行うことができない。
そこで、本実施例の画像処理装置1は、マスターデバイス10が、マスターエラー出力回路12を備え、スレーブデバイス20からのデータ信号RXDとリクエストREQにエラーが発生しているか否かを、マスターエラー出力回路12のRXD不正パルス検出回路13とREQ不正パルス検出回路14によって検出して、データ信号RXDとリクエストREQのいずれかにエラーがあると、マスターエラー出力回路12のOR回路15からエラー信号ERRORをマスターCPU11に出力する。
そして、RXD不正パルス検出回路13は、図7に示したTXD不正パルス検出回路25と同様に、データ信号RXDのパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルにエラーがあるか否かを検出して、データ信号RXDのパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルの1つでもエラーがあると、エラー信号RXD_ERRORをOR回路15に出力する。また、REQ不正パルス検出回路14は、図8に示したように、リクエストREQのパルス幅と電圧レベルにエラーがあるか否かを、小パルス幅検出回路61a、大パルス幅検出回路61b、電圧レベル異常検出回路62によって検出して、リクエストREQのパルス幅と電圧レベルに異常の1つでもエラーがあると、OR回路63からエラー信号REQ_ERRORをOR回路15に出力する。
OR回路15は、RXD不正パルス検出回路13からのエラー信号RXD_ERRORとREQ不正パルス検出回路14からのエラー信号REQ_ERRORのうち、少なくともいずれかが入力されると、エラー信号ERRORをマスターCPU11に出力する。
マスターCPU11は、マスターエラー出力回路12からエラー信号ERRORが入力されると、割込処理を実行し、その時点の受信データの破棄とスレーブデバイス20に対してデータの再送要求を実行する。
したがって、マスターデバイス10は、スレーブデバイス20からのデータ信号RXDとリクエストREQのうち、少なくともいずれかに、ノイズ等によってエラーが発生すると、その時点で、受信データを破棄して、データの再送要求を行うことができ、誤った通信を回避することができる。
また、画像処理装置1は、スレーブデバイス20が、スレーブエラー出力回路22を備え、マスターデバイス10からの2つのクロックTCLK、クロックRCLKとデータ信号TXDにエラーが発生しているか否かを、スレーブエラー出力回路22のRCLK不正パルス検出回路23、TCLK不正パルス検出回路24及びTXD不正パルス検出回路25によって検出して、クロックTCLK、クロックRCLK及びデータ信号のいずれかにエラーがあると、スレーブエラー出力回路22のOR回路26からエラー信号ERRORをスレーブCPU21に出力する。
そして、RCLK不正パルス検出回路23は、図6にTCLK不正パルス検出回路24について示したように、クロックRCLKのパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティ比及び電圧レベルにエラーがあるか否かを検出して、クロックRCLKのパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティ比及び電圧レベルの1つでもエラーがあると、エラー信号RCLK_ERRORをOR回路26に出力する。また、TCLK不正パルス検出回路24は、図6に示したように、クロックTCLKのパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティ比及び電圧レベルにエラーがあるか否かを検出して、クロックTCLKのパルス幅、パルス周期、パルス周波数、パルス数、デューティ比及び電圧レベルの1つでもエラーがあると、エラー信号TCLK_ERRORをOR回路26に出力する。さらに、TXD不正パルス検出回路25は、図7に示したように、データ信号TXDのパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルにエラーがあるか否かを検出して、データ信号TXDのパルス幅、パルス周期、パルス周波数及び電圧レベルの1つでもエラーがあると、エラー信号TXD_ERRORをOR回路26に出力する。
OR回路26は、RCLK不正パルス検出回路23からのエラー信号RCLK_ERROR、TCLK不正パルス検出回路24からのエラー信号TCLK_ERROR及びTXD不正パルス検出回路25からのエラー信号TXD_ERRORのうち、少なくともいずれかが入力されると、エラー信号ERRORをスレーブCPU21に出力する。
スレーブCPU21は、スレーブエラー出力回路22からエラー信号ERRORが入力されると、割込処理を実行し、その時点の受信データの破棄とマスターデバイス10に対してデータの再送要求を実行する。
したがって、スレーブデバイス20は、マスターデバイス10からのクロックTCLK、クロックRCLK及びデータ信号TXDのうち、少なくともいずれかに、ノイズ等によってエラーが発生すると、その時点で、受信データを破棄して、データの再送要求を行うことができ、誤った通信を回避することができる。
このように、本実施例の画像処理装置1は、マスターデバイス10とスレーブデバイス20との間に接続されてクロック信号であるクロックTCLK、クロックRCLKを授受するクロック信号線であるクロック線32、クロック線34と、マスターデバイス10とスレーブデバイス20間に接続されてクロックTCLK、クロックRCLKに同期してデータ信号であるデータ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQを授受するデータ信号線であるデータ線31、データ線33及びリクエスト線35と、前記クロック線32、クロック線34と前記データ線31、データ線33及びリクエスト線35のうち少なくともいずれかの信号線に接続され、該信号線を通して授受される前記クロックTCLK、クロックRCLKまたは/及び前記データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQの不正状態であるエラー状態を検出する不正状態検出手段であるマスターエラー出力回路12、スレーブエラー出力回路22と、前記マスターエラー出力回路12、スレーブエラー出力回路22が前記クロックTCLK、クロックRCLKまたは/及び前記データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQのエラー状態を検出すると、エラー状態となっている該クロックTCLK、クロックRCLKに同期する該データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQまたはエラー状態となっている該データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQを破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御手段であるマスターCPU11、スレーブCPU21と、を備えている。
したがって、クロック同期シリアル通信のクロック線32、クロック線34やデータ線31、データ線33及びリクエスト線35にノイズ等が混入して信号状態がエラー状態となった場合に、リアルタイムで割込み信号を出力して、データの破棄及びクロックとデータの再送要求等の制御を行うことができ、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響を防止することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、マスターデバイス10とスレーブデバイス20との間に接続されているクロック信号線であるクロック線32、クロック線34を通してクロック信号であるクロックTCLK、クロックRCLKを授受するクロック信号通信処理ステップと、マスターデバイス10とスレーブデバイス20との間に接続されたデータ信号線であるデータ線31、データ線33及びリクエスト線35を通してクロックTCLK、クロックRCLKに同期してデータ信号であるデータ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQを授受するデータ信号通信処理ステップと、前記クロック線32、クロック線34と前記データ線31、データ線33及びリクエスト線35のうち少なくともいずれかの信号線を通して授受される前記クロックTCLK、クロックRCLKまたは/及び前記データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQの不正状態であるエラー状態を検出する不正状態検出処理ステップと、前記不正状態検出処理ステップで前記クロックTCLK、クロックRCLKまたは/及び前記データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQのエラー状態が検出されると、エラー状態となっている該クロックTCLK、クロックRCLKに同期する該データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQまたはエラー状態となっている該データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQを破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御処理ステップと、を有している通信制御方法を実行している。
したがって、クロック同期シリアル通信のクロック線32、クロック線34やデータ線31、データ線33及びリクエスト線35にノイズ等が混入して信号状態がエラー状態となった場合に、リアルタイムで割込み信号を出力して、データの破棄及びクロックとデータの再送要求等の制御を行うことができ、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響を防止することができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、コンピュータに、マスターデバイス10とスレーブデバイス20との間に接続されているクロック信号線であるクロック線32、クロック線34を通してクロック信号であるクロックTCLK、クロックRCLKを授受するクロック信号通信処理と、マスターデバイス10とスレーブデバイス20との間に接続されたデータ信号線であるデータ線31、データ線33及びリクエスト線35を通してクロックTCLK、クロックRCLKに同期してデータ信号であるデータ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQを授受するデータ信号通信処理と、前記クロック線32、クロック線34と前記データ線31、データ線33及びリクエスト線35のうち少なくともいずれかの信号線を通して授受される前記クロックTCLK、クロックRCLKまたは/及び前記データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQの不正状態であるエラー状態を検出する不正状態検出処理と、前記不正状態検出処理で前記クロックTCLK、クロックRCLKまたは/及び前記データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQのエラー状態が検出されると、エラー状態となっている該クロックTCLK、クロックRCLKに同期する該データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQまたはエラー状態となっている該データ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQを破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御処理と、を実行させる通信制御プログラムを搭載している。
したがって、クロック同期シリアル通信のクロック線32、クロック線34やデータ線31、データ線33及びリクエスト線35にノイズ等が混入して信号状態がエラー状態となった場合に、リアルタイムで割込み信号を出力して、データの破棄及びクロックとデータの再送要求等の制御を行うことができ、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響を防止することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、マスターエラー出力回路12、スレーブエラー出力回路22が、前記クロック信号であるクロックTCLK、クロックRCLKと前記データ信号であるデータ信号TXD、データ信号RXD及びリクエストREQのうち、いずれかの信号における信号幅、信号周期、信号周波数、所定期間内の信号数、該信号のデューティ比及び信号レベルのうち、少なくともいずれか1つ以上が所定の規定値を外れていることを、エラー状態(不正状態)として検出している。
したがって、クロック信号とデータ信号のエラー状態を正確にかつ確実に検出することができ、デバイス間のクロック信号及びデータ信号へのノイズの影響をより一層確実に防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 画像処理装置
10 マスターデバイス
11 マスターCPU
12 マスターエラー出力回路
13 RXD不正パルス検出回路
14 REQ不正パルス検出回路
15 OR回路
20 スレーブデバイス
21 スレーブCPU
22 スレーブエラー出力回路
23 RCLK不正パルス検出回路
24 TCLK不正パルス検出回路
25 TXD不正パルス検出回路
26 OR回路
31 データ線
32 クロック線
33 データ線
34 クロック線
35 リクエスト線
41a 小パルス幅検出回路
41b 大パルス幅検出回路
42a 小パルス周期検出回路
42b 大パルス周期検出回路
43a 小パルス周波数検出回路
43b 大パルス周波数検出回路
44 パルス数不一致検出回路
45a 小デューティ比検出回路
45b 大デューティ比検出回路
46 電圧レベル異常検出回路
47 OR回路
51a 小パルス幅検出回路
51b 大パルス幅検出回路
52a 小パルス周期検出回路
52b 大パルス周期検出回路
53a 小パルス周波数検出回路
53b 大パルス周波数検出回路
54 電圧レベル異常検出回路
55 OR回路
61a 小パルス幅検出回路
61b 大パルス幅検出回路
62 電圧レベル異常検出回路
63 OR回路
TCLK、RCLK クロック
REQ リクエスト
TXD、RXDデータ
10 マスターデバイス
11 マスターCPU
12 マスターエラー出力回路
13 RXD不正パルス検出回路
14 REQ不正パルス検出回路
15 OR回路
20 スレーブデバイス
21 スレーブCPU
22 スレーブエラー出力回路
23 RCLK不正パルス検出回路
24 TCLK不正パルス検出回路
25 TXD不正パルス検出回路
26 OR回路
31 データ線
32 クロック線
33 データ線
34 クロック線
35 リクエスト線
41a 小パルス幅検出回路
41b 大パルス幅検出回路
42a 小パルス周期検出回路
42b 大パルス周期検出回路
43a 小パルス周波数検出回路
43b 大パルス周波数検出回路
44 パルス数不一致検出回路
45a 小デューティ比検出回路
45b 大デューティ比検出回路
46 電圧レベル異常検出回路
47 OR回路
51a 小パルス幅検出回路
51b 大パルス幅検出回路
52a 小パルス周期検出回路
52b 大パルス周期検出回路
53a 小パルス周波数検出回路
53b 大パルス周波数検出回路
54 電圧レベル異常検出回路
55 OR回路
61a 小パルス幅検出回路
61b 大パルス幅検出回路
62 電圧レベル異常検出回路
63 OR回路
TCLK、RCLK クロック
REQ リクエスト
TXD、RXDデータ
Claims (4)
- デバイス間に接続されてクロック信号を授受するクロック信号線と、
前記デバイス間に接続されて前記クロック信号に同期してデータ信号を授受するデータ信号線と、
前記クロック信号線と前記データ信号線のうち少なくともいずれかの信号線に接続され、該信号線を通して授受される前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態を検出する不正状態検出手段と、
前記不正状態検出手段が前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態を検出すると、不正状態となっている該クロック信号に同期する該データ信号または不正状態となっている該データ信号を破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像処理装置。 - 前記不正状態検出手段は、
前記クロック信号と前記データ信号のうち、いずれかの信号における信号幅、信号周期、信号周波数、所定期間内の信号数、該信号のデューティ比及び信号レベルのうち、少なくともいずれか1つ以上が所定の規定値を外れていることを、不正状態として検出することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - デバイス間に接続されているクロック信号線を通してクロック信号を授受するクロック信号通信処理ステップと、
前記デバイス間に接続されたデータ信号線を通して前記クロック信号に同期してデータ信号を授受するデータ信号通信処理ステップと、
前記クロック信号線と前記データ信号線のうち少なくともいずれかの信号線を通して授受される前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態を検出する不正状態検出処理ステップと、
前記不正状態検出処理ステップで前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態が検出されると、不正状態となっている該クロック信号に同期する該データまたは不正状態となっている該データ信号を破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御処理ステップと、
を有していることを特徴とする通信制御方法。 - コンピュータに、
デバイス間に接続されているクロック信号線を通してクロック信号を授受するクロック信号通信処理と、
前記デバイス間に接続されたデータ信号線を通して前記クロック信号に同期してデータ信号を授受するデータ信号通信処理と、
前記クロック信号線と前記データ信号線のうち少なくともいずれかの信号線を通して授受される前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態を検出する不正状態検出処理と、
前記不正状態検出処理で前記クロック信号または/及び前記データ信号の不正状態が検出されると、不正状態となっている該クロック信号に同期する該データまたは不正状態となっている該データ信号を破棄するとともに、該データ信号の送信側にクロック信号及びデータ信号の再送信を要求する信号制御処理と、
を実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012051254A JP2013186695A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | 画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012051254A JP2013186695A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | 画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013186695A true JP2013186695A (ja) | 2013-09-19 |
Family
ID=49388065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012051254A Pending JP2013186695A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | 画像処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013186695A (ja) |
-
2012
- 2012-03-08 JP JP2012051254A patent/JP2013186695A/ja active Pending
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