JP2013186422A - 画像形成装置、画像形成装置における画像形成方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置における画像形成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スペースや過大なコストを要しない装置及び方法で、使用済み用紙の裏面に印刷を行うとき、誤って機密文書の裏面に印刷がなされないようにする。
【解決手段】
印刷設定及び画像形成用データに基づき、記録媒体の片面又は両面に印刷画像を形成して出力する制御を行う制御部300を備えた画像形成装置であって、制御部300が、画像形成用データが機密文書に係るデータか否かを判定する機密文書判定手段301aと、機密文書判定手段301aが、当該画像形成用データが機密文書に係るデータであると判定したとき、当該画像形成用データを含む印刷物は記録媒体の両面に画像を形成した印刷物として出力するよう、前記印刷設定を両面印刷モードに設定する強制印刷設定手段301bとを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、機密文書に係る印刷データ、読取画像データ等を印刷する画像形成装置、画像形成装置における画像形成方法及びプログラムに関する。
画像形成装置では、画像形成に当たり電気(エネルギー資源)、トナー(化石燃料)、用紙(森林資源)等複数の資源を消費する。そこで、近年は、環境保護の観点から、画像形成装置においても、例えば、低電力化のために待機電力の削減、トナー消費を抑えた印刷モードの配備、或いはバイオマストナーの利用、再生紙の利用等種々の環境負荷低減方法が実施されている。
また、環境負荷低減方法の一つとして、オフィス等では、紙資源の節約のために、片面印刷済みの不要用紙の未印刷面(裏面)を転写紙として再利用することが行われている。ただ、この場合、片面印刷済みの不要用紙の全てが再利用の対象となるわけではなく、例えば、片面印刷された文書に機密情報が含まれる場合は、このような用紙の再利用は好ましくない。そこで、一般的には、機密文書を使用後直ちに破棄(焼却)処分するか、又は厳重に保管するかして管理を行っている。
しかし、このような管理方法を採る場合であっても、片面印刷した用紙の裏面を再利用する際に、機密文書を片面印刷した用紙が誤って再利用されることはあり得ないことではない。そこで、そのような間違いが起きないように、画像形成装置側において、機密文書を含む用紙については再利用できないようにしておくことが望ましい。
例えば、機密文書については、印刷時に必ず両面印刷しておくことが考えられる。しかし、両面印刷を行う場合は、そのための印刷設定を要し、その印刷設定をユーザのみに任せた場合、ユーザがその都度間違いなく両面印刷設定を行うとは限らない。また、画像形成装置の運用をユーザだけに任せると、ルールを知らない部外者等がその画像形成装置を利用することがないとは言い切れず、その場合、不用意な機密情報流出等の事故が発生することも考えられる。
この問題については従来からその解決が図られている。例えば、特許文献1には、機密文書が印刷された用紙が再利用されることを防止するために、使用済みの用紙が再利用に適切かどうかを判定基準に含めて用紙のサイズ毎に自動的に分別し、不適切なものについては、裁断処理して機密漏れやプリンタ等のトラブルを回避できるようにした用紙分別装置を備えた印刷画像形成装置が記載されている。
この印刷画像形成装置は、画像形成装置とは別に用紙分別装置を備えているため、この印刷画像形成装置を構築する場合には、画像形成装置とは別に用紙分別装置を設置する場所を確保する必要がある。しかし、この印刷画像形成装置を設置する場合、オフィス等において必ずしも常に必要なスペースが確保できるとは限らない。また、用紙分別装置を備えることで、印刷画像形成装置全体のコストも高くなるため、このような用紙分別装置を含む印刷画像形成装置は、中小規模のオフィスには適さない場合がある。
本発明は、前記従来の印刷画像形成装置における課題に鑑みてなされたものであって、その目的は従来のように設置スペースや過大なコストを要することなく、使用済み用紙の裏面に印刷を行う場合に、間違って機密文書の裏面に印刷されないようにすることである。
本発明は、印刷設定及び画像形成用データに基づき、記録媒体の片面又は両面に印刷画像を形成して出力する制御を行う制御部を備えた画像形成装置であって、前記制御部が、画像形成用データが機密文書に係るデータか否かを判定する機密文書判定手段と、前記機密文書判定手段が、当該画像形成用データが機密文書に係るデータであると判定したとき、当該画像形成用データを含む印刷物は前記記録媒体の両面に画像を形成した印刷物として出力するよう、前記印刷設定を両面印刷モードに設定する強制印刷設定手段と、を備える画像形成装置である。
本発明によれば、従来のように設置スペースや過大なコストを要することなく、使用済み用紙の裏面に印刷を行う場合に、間違って機密文書の裏面に印刷されることを確実に防止することができる。
本実施形態の画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 制御部の概略構成を示すブロック図である。 画像形成装置を用いて印刷を行う場合における、制御部が行う第1の実施形態による印刷処理の手順を示すフロー図である。 画像形成装置を用いて印刷を行う場合における、制御部が行う第2の実施形態による印刷処理の手順を示すフロー図である。 画像形成装置を用いて印刷を行う場合における、制御部が行う第3の実施形態による印刷処理の手順を示すフロー図である。 複写原稿のコピーを行う場合の印刷設定項目、第1印刷設定、第2印刷設定と、付加情報の検知処理と、文書の種類と、付加情報の付加、第2印刷設定への変更の有無を表した一覧表である。
次に、本発明をその実施形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明を実施する画像形成装置について概略説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
本発明で使用する画像形成装置は基本的に任意であるが、複写機としての機能と共に、ネットワークを介して情報端末装置であるクライアントPC(パーソナル・コンピュータ)に接続されて、クライアントPCからの印刷データと印刷指示を受信して印刷を実行することができるいわゆる複合機について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置は、タンデム作像方式と呼ばれる4色(MCYK)の画像形成用の感光体ドラム1(a、b、c、d)を備えた両面カラー画像形成装置である。
この感光体ドラム1(a、b、c、d)は、走査方式で動作するために図中の矢印で示す方向に定速で回転可能に支持されており、それぞれの外周部には、除電装置L、クリーニング装置2、帯電装置3、及び現像装置5が配備されている。また、帯電装置3と現像装置5の間には、露光装置4から発せられる画像情報を担ったレーザビームの入るスペースが確保されている。
感光体ドラム1の一部は中間転写ベルト10に接し、ドラム面に担持した画像を転写する。なお、本実施形態では、感光体としてドラム状のものを用いているが、ベルト状の感光体でもよい。
中間転写ベルト10は走査方式で動作し、感光体ドラム1(a、b、c、d)上の画像を転写するため、回転するローラ11、12、13間に支持、張架されており、図示の矢印方向に移動する。中間転写ベルト10の裏側(ベルトループの内側)には、感光体ドラム1(a、b、c、d)の近傍に感光体ドラム1から中間転写ベルト10への転写用の転写手段20がそれぞれ配備されている。
中間転写ベルト10のベルトループの外側に、この中間転写ベルト10のクリーニング装置25が配備されている。クリーニング装置25は、中間転写ベルト10上の画像を転写した(後述するように、両面用転写ベルト100或いは記録媒体への転写)後に、中間転写ベルト10の表面に残留する不要なトナーを拭い去る。
露光装置4は、公知のレーザビーム書き込み方式で、感光体ドラム1(a、b、c、d)を回転させながら(つまり副走査させながら)、その回転と同期をとって、画象情報を担ったレーザビームで一様に帯電された感光体表面を照射(主走査)し、ライン画像を書き込む(感光体表面に潜像を生成する)。
本実施形態では、タンデム作像方式の4個の感光体ドラム1(a、b、c、d)に、フルカラー(M:マゼンタ、C:シアン、Y:イェロー、K:ブラックの4色)に対応する画像を書き込み、感光体ドラム1(a、b、c、d)から各色の画像を中間転写ベルト10に転写することで、中間転写ベルト10上で転写される各色の画像を重ね合わせる。
なお、上述のレーザビーム書き込み方式に代えて、LEDアレイと結像手段から成る露光方式を採用してもよい。
本実施形態では、両面画像を形成するために、中間転写ベルト10上の画像をさらに転写するための像担持体として、両面用転写ベルト100が設けられている。両面用転写ベルト100は、回転するローラ111、112、113間に支持、張架されて図示する矢印方向に移動する。両面用転写ベルト100の裏側(ベルトループの内側)には、転写手段120が配備されている。この転写手段120は、中間転写ベルト10から両面用転写ベルト100への転写を行うための手段として、また中間転写ベルト10から記録媒体への転写を行うための手段としても働く。
中間転写ベルト10と両面用転写ベルト100(或いは記録媒体)は、転写手段120、ローラ113及びローラ11(中間転写ベルト10を支持するローラ)により接触し、予め定められた転写ニップを形成する。
この両面用転写ベルト100のベルトループの外側には、転写ベルト用のクリーニング装置250、両面用転写ベルト100から記録媒体への転写を行う転写手段であるチャージャCH等が配備されている。
クリーニング装置250は、両面用転写ベルト100上のトナー画像を記録媒体に転写した後、残留する不要なトナーを拭い去る。
記録媒体(転写紙)Pは、図1において下方に配置された給紙装置(給紙カセット)26−1、26−2に収納されており、給紙カセット26−1、26−2に積載された最上位のものから給紙ローラ27で1枚づつ取り出され、複数のガイド部材からなるガイド29を経てレジストローラ対28に搬送される。搬送された記録媒体Pには、転写手段120及びチャージャCHによりその両面への転写が行われる。
図1中、上方の位置に、画像が転写された記録媒体Pに対して熱定着の処理をする定着手段30と、排紙部を構成する排紙ガイド対31、排紙ローラ対32、及び排紙スタック部40が配備されている。また、中間転写ベルト10の上方で排紙スタック部40の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部TSが設けられている。トナーは、M:マゼンタ、C:シアン、Y:イェロー、K:ブラックの4色分を、カートリッジTCの形態にして備えており、カートリッジTCから各現像装置5に、粉体ポンプ等で適宜補給される。
次に本実施形態の画像形成装置の制御部について説明する。
図2は、前記制御部の概略構成を示すブロック図である。
図2において、制御部300は、CPU301と、CPU301が制御動作に用いるプログラムを格納したROM302やCPU301による処理に必要な各種のデータ等を一時記憶するRAM303とで構成されるコンピュータである。
CPU301は、本実施形態の画像形成装置(複写装置)を構成する要素部であるシステムコントローラ304、操作部(LCDタッチパネル)305、原稿読み取り部(スキャナ・光源)306、画像形成部307、ネットワークを介して接続された情報端末装置(クライアントPC)との通信を行うネットワーク制御部308、の各部に対し画像作成動作のために必要な指令やデータをメインバス経由で与え或いはデータを受け取る。また、制御部300(CPU301)は、プログラムを実行することで後述する各種機能実現手段を備えることができる。
制御部300は、クライアントPC又は初期設定や操作部305により指示される設定に従って、クライアントPCから送信される印刷データを含む印刷ジョブデータの受信、又は原稿読み取り部306による複写原稿の読み取り、システムコントローラ304による受信された印刷データを含むジョブデータ又は読取画像データ(これらを総称して画像形成用データという)の処理、処理された画像形成用データを用いて行う画像形成部307による記録媒体(転写紙)Pへの作像等の印刷処理に必要な一連の制御を実行する。
また、制御部300の機密文書判定手段301aは、予め画像形成装置の記憶手段に記憶されている、例えば特定のキーワード、特定のユーザ名、ファイルの種類等がクライアントPCから送信されてきた印刷データを含むジョブデータ中にあるか、或いは読み取った原稿の画像データ中に、例えば特定のマーク等が付されたものがあるかに基づいて、当該ジョブデータ又は複写原稿に機密文書に係るデータが含まれているか否かを判定する。
強制印刷設定手段301bは、受信した印刷データを含むジョブデータ中、或いは読み取った原稿の画像データ中に機密文書に係るデータが含まれているときは、ユーザ設定とは無関係に印刷設定を当該画像形成装置の管理者の設定に係る第2印刷設定にする、つまり第2印刷設定を有効化する処理等を行う。
また、制御部300には、後述するように、本画像形成装置が機密文書に係るデータの検知を行う印刷モード(第2印刷モード、第2複写モード、因みに、機密文書に係るデータの検知を行わない印刷モードは、それぞれ第1印刷モード、第1複写モードという)に設定(有効化)されているとき、両面印刷の裏面が空白となる場合に、ダミー画像パターンを付加するダミー画像パターン付加手段301cと、本画像形成装置を複写機として使用する場合に、同様に機密文書に係るデータの検知を行う印刷モード(第2複写モード)に設定されているとき、印刷データに、機密文書に係るデータであることを示す特定パターンを埋め込む特定パターン埋込手段301dとが備えられている。
この制御部300の処理については、フロー図にしたがって後述する。
次に、画像形成装置(図1、参照)の動作を説明する。
本画像形成装置は、上記した制御部300(図2)の制御により、“両面印刷モード”と、通常の片面のみに画像を形成する“片面印刷モード”の動作を行う。
CPU301は、第1印刷モードでは、クライアントPC又は画像形成装置の操作部におけるユーザの印刷モードの設定にしたがって、“両面印刷モード”又は“片面印刷モード”で、或いは強制印刷設定手段301bにより設定される第2印刷モードでは機密文書判定手段301aの判定に基づき“両面印刷モード”をプログラムで実行して、それぞれの印刷モードの動作をシステムコントローラ304に命じる。システムコントローラ304は、この命令を受けて画像形成装置を構成する情報処理系及び駆動系の各部を制御することによって、“両面”、“片面”それぞれの印刷モードを実行する。
まず、画像形成装置(図1、参照)の“両面印刷モード”について説明する。
本画像形成装置において“両面印刷モード”の動作を開始すると、露光装置4の作動により、図示しないLD(レーザ ダイオード)光源から画像(書き込み)情報を担ったレーザビーム光が、ライン走査光学系を経て、帯電装置3で一様に帯電された感光体ドラム1の表面を照射し、レーザビーム書き込みを行い、回転する感光体ドラム1(a、b、c、d)上に画像情報に応じた潜像を順次生成する。
感光体ドラム1(a、b、c、d)上の潜像は、現像装置5で現像され、トナーによる顕像を感光体ドラム1の表面に形成・保持する。このトナー像を、転写手段20により、感光体ドラム1の回転と同期して移動する中間転写ベルト10の表面に転写する。
中間転写ベルト10は、表面に転写されたトナー像を坦持し、図1の矢印の方向に移動する。同図中にbと記された感光体ドラム1に、別の色に対応する潜像を書き込み、対応する色のトナーで現像することで顕像化する。この像は、既に中間転写ベルト10に乗っている前の色の顕像に重ねるように転写する。この手順を最終的に4色重ねられるまで順次行う。
両面用転写ベルト100は、これに同期して図1中の矢印方向に移動していて、転写手段120の作用で、両面用転写ベルト100の表面に中間転写ベルト10表面に作られた画像を転写する。
給紙ローラ27が反時計方向に回転すると、給紙装置の給紙カセット26−1,26−2内の最上部にある記録媒体(転写紙)Pが引き出され、レジストローラ対28に向けて搬送される。
レジストローラ対28を経て、中間転写ベルト10と両面用転写ベルト100の間に送られる記録媒体の片側の面に、転写手段120により中間転写ベルト10表面のトナー像を転写する。
記録媒体をさらに上方に搬送し、記録媒体のもう一方の面にチャージャCHにより両面用転写ベルト100表面のトナー像を転写する。この転写の際に、記録媒体は両面用転写ベルト100及び中間転写ベルト10と同期し、かつ画像が正規の位置になるよう、タイミングをとって搬送される。
本実施形態では、感光体ドラム1に作像されたトナーは中間転写ベルト10に転写され、中間転写ベルト10に作像されたトナーは両面用転写ベルト100に転写される。
上記の手順で処理を行うことによって、両面にトナー像が記録媒体Pに転写され、その後、記録媒体P上のトナー像(両面)が定着手段30で一度に溶融、定着され、排紙ガイド対31を経て排紙ローラ対32により本体フレーム上部の排紙スタック部40に排出される。
なお、“片面印刷モード”は、“両面印刷モード”における一方の面の画像形成処理を行うことにより、実現可能である。したがって、それについての説明は省略する。
以上で、本発明を実施する前提となる画像形成装置及びその動作の説明を行った。そこで、次に、本発明の主題である、読み取られた原稿画像データや受信された印刷ジョブデータに機密文書に係るデータが含まれている場合の印刷処理について説明する。
既に説明したように、本画像形成装置の制御部300には、機密文書判定手段301aと強制印刷設定手段301b、ダミー画像パターン付加手段301c、特定パターン埋込手段301dが、プログラムに依る機能実現手段として形成されている。
また、図示していないが、本画像形成装置には、ユーザが自分の意志で設定した印刷設定(第1印刷設定:初期設定から変更のない設定も含む)と、印刷情報に機密文書に係るデータが含まれているか否かの検知を行い、機密文書に係るデータが含まれているときは、ユーザの印刷モード設定とは無関係に強制的に両面印刷モードに設定を変更する印刷設定(第2印刷設定:予め画像形成装置の管理権限のある者だけが設定できる印刷機能の設定)がある。
また、以下の説明で、第1印刷モードは、第1印刷設定で印刷がなされるモード、つまり通常の印刷モードであり、第2印刷モードは機密文書に係るデータの検知及び判定を行い、機密文書は第2印刷設定で両面印刷がなされる印刷モードである。
次に、本画像形成装置を、印刷ジョブ信号を受信して印刷を行う印刷機として使用する場合と、複写機として使用する場合に分けてそれぞれの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態では、前記画像形成装置を印刷機として用いクライアントPCから送信されてくる印刷データを含む印刷ジョブ信号を受信して印刷を行う場合、当該画像形成装置に第2印刷モードが設定(有効化)されていない場合は、受信した印刷データを含む印刷ジョブ信号中の機密文書に係るデータの検知を行わずに第1印刷設定に基づく自由な印刷が可能である。また、第2印刷モードが設定(有効化)されている場合は、機密文書に係るデータの検知を行って機密文書に係るデータが検知されたときは、現在の印刷モードとは無関係に強制的に第2印刷モードにされる。
次に、以上の印刷処理について図3に示すフロー図にしたがって説明する。
図3は、前記画像形成装置を用いて印刷を行う場合における、前記制御部300が行う印刷処理の手順を示すフロー図である。
画像形成装置は、ネットワークで接続された情報端末装置(クライアントPC)から、ユーザが設定した印刷条件の印刷指示データを受信する(S101)。ここで、画像形成装置の印刷モード設定が第1印刷設定に基づき印刷を行う第1印刷モード(ユーザが任意に印刷モードを選択した印刷モード)であるときは(S102、第1印刷モード)、第1印刷モードでの印刷を行い(S103)、処理を終了する。
ステップS102で画像形成装置管理者が設定した第2印刷設定に基づき印刷を行う第2印刷モードであるときは(S102、第2印刷モード)、機密文書判定手段301aは、印刷データを含む印刷ジョブ信号中の機密文書に係るデータの有無の判定処理(機密文書判定処理)を、例えば、既に述べたように、特定のキーワード、特定のユーザ名、ファイルの種類等に基づいて行う(S104)。その結果、印刷データが一般文書(機密文書に係るデータを持たない文書)に係るものであるときは(S105、一般文書)、第1印刷モードでの印刷を行い(S103)、処理を終了する。
ステップS105で機密文書判定手段301aによる確認・判定結果により機密文書と判定されたときは(S105、機密文書)、当該画像形成装置が第2印刷モードが有効化されている旨の警告表示(可視または音声でもよい)を行い(S106)、ユーザが第2印刷モードを認諾するときは(S107、No(認諾))、次に総印刷面数が偶数か否か判定し(S108)、偶数面であるときは(S108、Yes)、特定パターン埋込手段301dにより、印刷画像データに機密文書であることを示す付加情報を埋め込まれる(ここで、機密文書であることを示す付加情報を画像データに埋め込んで印刷するのは、本画像形成装置で出力される印刷物を原稿にして複写を行うとき、そのことが判定できるようにするためである。)(S110)。奇数であれば(S108、No)、最終面の裏面は白紙になるため、ダミー画像パターン付加手段301cにより、最終面の印刷データの次にダミーの面を追加し、ダミー画像データを付加してから(S109)、前記付加情報を埋め込む(S110)。続いて、強制印刷設定手段301bにより第1印刷設定を解除し(S111)、第2印刷設定による第2印刷モードに切り替えて両面印刷を行い(S112)、印刷処理を終了する。
ステップS107において、第2印刷モードの解除を行うときは(S107、Yes(解除))、特定者(予め指定された者、例えば画像形成装置管理者)のパスワードを入力し(S113)、パスワードが照合されれば(S114、Yes)、第2印刷モードを解除して第1印刷モードによる印刷を行い(S103)、処理を終了する。
パスワードの照合ができなければ(S114、No)、印刷を行わずに処理を終了する。
ステップS107において、警告表示を受けて印刷を取り止めるときは(S107、No(取り止め))、受信データを消去して(S115)、印刷処理を終了する。
本実施形態によれば、第2印刷モードで印刷する場合に、印刷データを含む印刷ジョブ信号に機密情報があって、かつ、両面印刷の総印刷面数が奇数の場合は、裏面の再利用を防ぐためにダミー画像データを付加して印刷を行うようにしたため、機密情報が記録された記録媒体Pの裏面が再利用される虞はない。
また、機密情報を備えた文書を印刷するときは、その印刷画像に機密文書であることを示す付加情報(例えば特定のパターン情報)を埋め込まれた画像を生成し、その画像を印刷するので、印刷された文書を複写するとき、複写原稿が機密文書であることが分かり、知らずに機密文書が公にされることが防止できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、画像形成装置を複写機として使用し、ここではその場合における制御部の印刷処理について説明する。
図4は、画像形成装置を複写機として用いて印刷を行う場合の印刷処理の手順を示すフロー図である。
ユーザは画像形成装置に原稿読取条件及び印刷条件を設定して印刷(コピー)開始の指示を行う(S201)。ここで、この画像形成装置の複写モードが第1複写モードであるときは(S202、第1複写モード)、画像形成装置は原稿読取条件設定による原稿読取を行い(S203)、第1印刷設定による印刷(片面又は両面印刷)を行い(S204)、処理を終了する。
ステップS202で画像形成装置の複写モードが第2複写モードであり(S202、第2複写モード)、第1印刷設定(ユーザ設定)が両面か片面かを判定し、両面であれば(S205、両面)、機密情報漏れの虞はないとみなして、画像形成装置は原稿読取条件設定による原稿読取を行い(S203)、第1印刷設定による両面印刷を行い(S204)、処理を終了する。
第1印刷設定が片面設定であれば(S205、片面)、画像形成装置の操作部に当該画像形成装置において第2複写モードが有効である旨の警告表示を行い(S206)、ここで、第2印刷設定を認諾すれば(S207、No(認諾))、ユーザが設定した原稿読取条件(第1印刷設定)に基づき原稿読取を開始し(S208)、機密文書であることを表す付加情報を検知する処理を行う(S209)。読み取った原稿に付加情報が含まれているときは(S210、Yes)、総印刷面数が偶数か否かを判定し(S211)、偶数であれば(S211、Yes)、機密情報漏れの虞はないから、第2印刷設定による印刷(つまり、強制両面印刷)を行い(S213)、処理を終了する。偶数でない即ち奇数であれば(S211、No)、安全のため最後の印刷面の裏面印刷用に裏面用ダミー印刷画像を付加して(S212)、第2印刷設定による印刷を行い(S213)、処理を終了する。
ステップS210で付加情報を含んでいなければ(S210、No)、第1印刷設定による印刷を行い(S214)、処理を終了する。
ステップS207でユーザが警告表示を受けて第2印刷モードを解除するときは(S207、Yes(解除))、特定者(例えば画像形成装置管理者)のパスワードを入力し(S215)、パスワードの照合がなされたときは(S216、Yes)、画像形成装置は原稿読取条件設定による原稿読取を行い(S203)、第1印刷設定(つまり、ユーザ設定)による印刷(両面印刷)を行って(S204)、処理を終了する。
ステップS216でパスワードの照合がなされないときは(S216、No)、処理を終了する。
また、ステップS207において、ユーザが警告表示を受けて印刷を取り止めたときは(S207、No(取り止め))、処理を終了する。
本実施形態によれば、読み取った原稿画像中に機密文書であることを表す付加情報(ここでは特定のパターン情報)が含まれているか否かを判定し、すべての原稿を読み終えてから印刷を開始するので、機密文書と一般文書が混在している複数原稿を複写する場合であっても、紙資源を有効に使うことができる。
(第3の実施形態)
図5は、画像形成装置を複写機として用いて印刷を行う場合の印刷処理の第2の実施形態とは別の処理手順を示すフロー図である。
ユーザは画像形成装置に原稿読取条件及び印刷条件を設定して印刷(コピー)開始の指示を行う(S301)。ここで、画像形成装置で設定(有効化)されている複写モードを判定し(S302)、第1複写モードであるときは(S302、第1複写モード)、画像形成装置は原稿読取条件設定(第1印刷設定)による原稿読取を行い(S303)、第1印刷設定による印刷を行い(S304)、処理を終了する。
ステップS302で、画像形成装置の複写モードが、当該画像形成装置の管理者が設定した設定(第2印刷設定)で複写を行う第2複写モードであれば(S302、第2複写モード)、ユーザ設定である第1印刷設定は両面設定であるのか片面設定であるのか判定し(S305)、両面設定であれば(S305、両面設定)、機密文書が含まれていないものとみなして、画像形成装置(複写機)は原稿読取条件設定による原稿読取を開始し(S303)、第1印刷設定(両面印刷)による印刷を行い(S304)、処理を終了する。
ステップS305で第1印刷設定のうちユーザが設定したのは片面であれば(S305、片面設定)、画像形成装置の操作部に第2複写モードが有効である旨の警告表示を行い(S306)、ここで、ユーザが第2複写モードを認諾すれば(S307、No(認諾))、ユーザが設定した原稿読取条件に基づき1枚目の原稿読取を行い(S311)、この原稿について付加情報の検知処理を行い(S312)、その結果、機密文書判定手段301aで機密文書を含んでいると判定されたときは(S313、Yes)、第1印刷設定(ユーザ設定)を解除して、第2印刷設定(管理者設定)を有効にする(S314)。次に2枚目以降の原稿の読み取りを開始して(S315)、読み取った全ての原稿について第2印刷設定(少なくとも両面複写を含む管理者設定)による印刷を行い(S316)、処理を終了する。
このS313〜S316の処理では、1頁目の原稿が機密文書である場合には、以降の原稿頁の機密文書の有無に関わらず複写対象原稿全体が機密文書である蓋然性が高いものとみなして、第1印刷設定を第2印刷設定に切り替えて、それに続く全ての原稿について第2印刷設定による複写を行う。こうすることで、原稿の2頁以降は付加情報検知処理や機密文書判定処理を行わず、複写に要する時間を短縮することができる。
ステップS307において、第2複写モードの解除するときは(S307、Yes(解除))、特定者、ここでは当該画像形成装置の管理者のパスワードを入力し(S308)、パスワードを照合する(S309)。パスワードの照合が成立すれば(S309、Yes)、第2複写モードを解除して第1複写モードを設定(有効化)し(S310)、原稿読取を開始し(S303)、第1印刷設定による印刷を行う(この場合は全て印刷する)(S304)。
ステップS309でパスワードの照合が不成立であれば(S309、No)、処理を終了する。
ステップS313において、1枚目の読取原稿に機密文書が含まれていないときは(S313、No)、2枚目以降の原稿読取を開始し(S317)、原稿読取毎に付加情報の検知処理を行い(S318)、付加情報が検知されなければ機密文書でないと判定し(S319、No)、現在の印刷設定を判定し(S320)、それが第2印刷設定であるときは(S320、第2印刷設定)、第2印刷設定を解除して(S321)、第1印刷設定による印刷を行う(S322)。
ステップS320で現在の印刷設定が第1印刷設定であるときは(S320、第1印刷設定)、そのまま第1印刷設定による印刷を行う(S322)。
ステップS319で読み取った原稿が機密文書と判定されたときは(S319、Yes)、その原稿について第1印刷設定を解除して第2印刷設定を有効にし(S323)、その裏面にダミー印刷画像を付加して(S324)、第2印刷設定による印刷を行う(S325)。全ての印刷が終了すれば(S326、Yes)、処理が終了する。
このステップS313〜S326の処理では、原稿の1頁目に機密文書が含まれていなくとも、これに続く原稿に機密文書が含まれる可能性があるため、2頁以降の原稿についても付加情報検知処理や機密文書判定処理を各原稿の読み取り毎に行う。読み取った原稿に機密文書がなければ第1印刷設定による印刷(ここでは片面印刷)を行い、機密文書があれば、第1印刷設定を第2印刷設定に切り替えて、記録媒体(印刷紙)の表面に当該機密文書を含む画像を印刷し、その裏面にはダミー画像を印刷して出力する。以上の処理を全ての原稿の読み取りが終了するまで読取原稿1枚毎に繰り返す。こうすることで、基本的には第1印刷設定を尊重しつつ、全ての原稿を読み終えてから複写動作するよりも、早期に複写動作を行うことができる。
この実施形態の方法では、原稿一枚ずつ付加情報が含まれているか否かを確認するため、原稿一枚毎の対応が可能であるため、一般文書と機密文書が混在する場合の印刷に便利である。
図6は、複写原稿のコピーを行う場合の印刷設定項目、第1印刷設定、第2印刷設定と、付加情報の検知処理と、文書の種類と、付加情報の付加、第2印刷設定への変更の有無を表した一覧表である。
図6Aでは印刷設定項目等用紙トレイについての記載があるが、これは、既に説明したものと異なり両面専用トレイを使用する場合である。
図6Bでは、読取設定の両面、片面に関わらず、第1印刷設定が両面であれば付加情報の検知処理は行わないことを示している。第1印刷設定が片面であれば常に付加情報検知処理を行うことを示している。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザが任意に設定する第1印刷設定と、両面印刷であることが強制される第2印刷設定を備え、印刷対象の電子データに機密情報が含まれるか否かを判定する機密文書判定手段により、機密文書であること判定された場合は、第2印刷設定として印刷することにより、機密文書を両面印刷して、機密文書を含む用紙の再利用を防止するとともに用紙の消費を抑えることができる。
また、以上の実施形態によれば以下の作用効果が得られる。
(1)電子データに機密情報が含まれている場合に、第2印刷設定に基づく印刷がされてしまうことを、ユーザに通知する通知手段を有するので、ユーザが第2印刷設定に基づく印刷を望まない場合は、パスワードを入力し照合することで第2印刷設定を解除することができる、利便性が高い。
(2)複写原稿の読み取りを開始する前に、画像形成装置が第2印刷設定であり、機密文書があるときは強制的に両面印刷がされてしまうことを、ユーザに通知する通知手段を有するので、ユーザが第2印刷モードでの印刷を希望しないとき、第2印刷設定を解除するか、印刷を中止することができるので、利便性が高い。
さらに、本実施形態によれば、紙資源の有効活用と機密文書管理を両立して行う印刷画像形成装置を簡易な方法によって利便性よく実現することができる。
1・・・感光体ドラム、2・・・クリーニング装置、3・・・帯電装置、4・・・露光装置、5・・・現像装置、10・・・中間転写ベルト、11〜13・・・ローラ、20・・・転写手段、25・・・クリーニング装置、40・・・排紙スタック部、100・・・両面用転写ベルト、111〜113・・・ローラ、250・・・クリーニング装置、300・・・制御部、301・・・CPU、301a・・・機密文書判定手段、301b・・・強制印刷設定手段、301c・・・ダミー画像パターン付加手段、301d・・・特定パターン埋込手段、302・・・ROM、303・・・RAM、304・・・システムコントローラ、305・・・操作部、306・・・原稿読み取り部、307・・・画像形成部、308・・・ネットワーク制御部。
特開2000−159410号公報

Claims (14)

  1. 印刷設定及び画像形成用データに基づき、記録媒体の片面又は両面に印刷画像を形成して出力する制御を行う制御部を備えた画像形成装置であって、
    前記制御部が、
    画像形成用データが機密文書に係るデータか否かを判定する機密文書判定手段と、
    前記機密文書判定手段が、当該画像形成用データが機密文書に係るデータであると判定したとき、当該画像形成用データを含む印刷物は前記記録媒体の両面に画像を形成した印刷物として出力するよう、前記印刷設定を両面印刷モードに設定する強制印刷設定手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記画像形成用データはネットワークで接続された情報処理端末から受信した印刷データであり、
    前記機密文書判定手段は、印刷データが機密文書に係るデータか否かを判定する画像形成装置。
  3. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    画像形成用データが画像の読取手段で読み取った原稿画像データであり、
    前記機密文書判定手段は、前記原稿画像データ中に付加された特定の情報を検知し、前記特定の情報の検知に基づいて、当該原稿画像データが機密文書に係るデータか否かを判定する画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載された画像形成装置において、
    前記印刷設定は、自由に設定可能な第1印刷設定及び制限された特定者による第2印刷設定からなり、第2印刷設定は少なくとも片面印刷モードは含まず両面印刷モードを含む画像形成装置。
  5. 請求項4に記載された画像形成装置において、
    前記機密文書判定手段による画像形成用データの判定を行わずに前記第1印刷設定により印刷を行う第1印刷モード、又は前記機密文書判定手段による画像形成用データの判定を行う第2印刷モードのいずれかを設定する手段と、
    第2印刷モードが設定されたときその旨を警告する警告手段を有する画像形成装置。
  6. 請求項5に記載された画像形成装置において、
    第2印刷モードにおいて、前記機密文書判定手段により機密文書に係るデータと判定されたとき、印刷設定を第2印刷設定に強制設定する強制印刷設定手段と、
    所定の条件が充足されたことを条件に、前記強制印刷設定手段による第2印刷設定を解除して第1印刷設定を設定する画像形成装置。
  7. 請求項2に記載された画像形成装置において、
    前記機密文書判定手段が印刷データに機密文書に係るデータがあると判定し、印刷に要する印刷面数が奇数であることを条件に、最終の記録媒体の裏面にダミー画像パターンを付加する処理を行うダミー画像パターン付加手段を有する画像形成装置。
  8. 請求項2に記載された画像形成装置において、
    当該印刷データに機密文書であることを示す特定の情報を埋め込む手段を有し、
    前記特定の情報を埋め込む手段は、前記機密文書判定手段が印刷データに機密文書に係るデータがあると判定したとき、当該印刷データに特定の情報を付加して、当該印刷データの印刷処理を行う画像形成装置。
  9. 請求項3に記載された画像形成装置において、
    前記機密文書判定手段は、画像の読取手段で全ての原稿画像を読み取ったことを条件に、前記原稿画像データ中に付加された特定の情報を検知し、前記特定の情報の検知に基づいて、当該原稿画像が機密文書か否か判定する画像形成装置。
  10. 請求項9に記載された画像形成装置において、
    当該原稿画像が機密文書であり、総印刷面数が奇数であることを条件に、裏面用ダミーデータを最終印刷面の裏面データとして付加するダミー画像パターン付加手段を有する画像形成装置。
  11. 請求項3に記載された画像形成装置において、
    前記機密文書判定手段は、画像の読取手段で一枚目の原稿画像を読み取ったとき、前記原稿画像データ中に付加された特定の情報を検知し、前記特定の情報の検知に基づいて、当該原稿画像が機密文書か否か判定し、
    当該原稿画像が機密文書と判定したとき、以後の原稿は前記機密文書判定手段による判定は行わず全て第2印刷設定により印刷を行う画像形成装置。
  12. 請求項3に記載された画像形成装置において、
    前記機密文書判定手段は、画像の読取手段で一枚目の原稿画像を読み取ったとき、前記原稿画像データ中に付加された特定の情報を検知し、前記特定の情報の検知に基づいて、当該原稿画像が機密文書か否か判定し、
    当該原稿画像が機密文書でないと判定したとき、以後の原稿は画像の読取手段で原稿画像を読み取る毎に前記機密文書判定手段が当該原稿画像について機密文書か否か判定する画像形成装置。
  13. 印刷設定及び画像形成用データに基づき、記録媒体の片面又は両面に印刷画像を形成して出力する制御を行う制御部を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記制御部における画像形成用データが機密文書に係るデータか否かを判定する機密情報判定工程と、
    前記機密情報判定工程において、当該画像形成用データが機密文書に係るデータであると判定されたとき、当該画像形成用データを前記記録媒体の両面に印刷して出力するよう、前記印刷設定を両面印刷モードに切り替える強制印刷設定工程と、
    を有する画像形成方法。
  14. 印刷設定及び画像形成用データに基づき、記録媒体の片面又は両面に印刷画像を形成して出力する制御を行う制御部を備えた画像形成装置における画像形成方法を実行させるためのプログラムであって、
    コンピュータで、前記制御部における画像形成用データが機密文書に係るデータか否かを判定する機密情報判定工程と、前記機密情報判定工程において、当該画像形成用データが機密文書に係るデータであると判定されたとき、当該画像形成用データを前記記録媒体の両面に印刷して出力するよう、前記印刷設定を両面印刷モードに切り替える強制印刷設定工程と、を実行させるためのプログラム。
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