JP2013186262A - 画像形成装置、記録シートの搬送制御方法及びシート搬送装置 - Google Patents

画像形成装置、記録シートの搬送制御方法及びシート搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定着ベルトがたとえ周囲にある部材に接触したとしても該定着ベルトの破損の発生を抑制することができる画像形成装置、記録シートの搬送制御方法及びシート搬送装置を提供する。
【解決手段】無端状の定着ベルト173と、加熱手段177と、加圧部材174とを備えた定着装置17を備えた画像形成装置1は、定着装置17に備えられて定着ベルト173の表面173aの回転方向Eに直交する幅方向Xにおける少なくとも一方の端部L2の温度である端部温度Tbを検知する端部温度検知手段178により検知された端部温度Tbが定着ベルト173の予め定めた所定の強度に対応する規定温度Tsに到達したか否かに基づいて、定着ベルト173の少なくとも一方の端部L2,L2の温度が低下するように、記録シートPの搬送動作を制御する搬送制御手段を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、例えば、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に適用できる画像形成装置、記録シートの搬送制御方法、及び、定着装置へ記録シートを搬送するシート搬送装置に関する。
従来の定着装置として、周回りに回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトを加熱手段により加熱し、定着ベルトに押圧された状態で表面が定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材と定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を記録シートに定着させるベルト方式の定着装置がある。
かかる定着装置においては、定着ベルトの周回りに回転に伴って定着ベルトが回転方向に直交する幅方向へ移動(蛇行や片寄りが発生)し、定着ベルトの幅方向における少なくとも一方の端部が、定着ベルトの周囲にある部材(例えば、軸受け部材、フレーム部材や、定着ベルトの幅方向への移動を規制するカラー、ガイドなどの規制部材)に接触して破損(損傷を含む。)するという不都合がある。
この点に関し、特許文献1には、サーミスタ又は温度センサで定着ベルトのベルト寄りを検出したときに、定着ベルトを逆回転駆動する構成が開示されている。
特開2009−192709号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、次のような課題がある。すなわち、定着ベルトは、通常、温度が上昇するに従って強度が低下する傾向にある。このため、特許文献1に記載の構成において、定着ベルトの温度によってベルトが寄っているか否かを検出したとしても、例えば、定着ベルトの温度が定着ベルトの破損強度レベル(具体的には定着ベルトが破損し易い強度レベル)を維持できない温度に達することがあり、このとき、定着ベルトが周囲にある部材に接触してしまうと、定着ベルトの破損を避け難い。
そこで、本発明は、定着ベルトがたとえ周囲にある部材に接触したとしても該定着ベルトの破損の発生を抑制することができる画像形成装置、記録シートの搬送制御方法及びシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、画像形成装置、記録シートの搬送制御方法及びシート搬送装置を提供する。
(1)画像形成装置
周回りの回転方向に回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、前記定着ベルトに押圧された状態で表面が前記定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材とを備え、前記加圧部材と前記定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を前記記録シートに定着させる定着装置を備えた画像形成装置であって、前記定着装置は、前記定着ベルトの表面の前記回転方向に直交する幅方向における少なくとも一方の端部の温度である端部温度を検知する端部温度検知手段を備え、当該画像形成装置は、前記端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御する搬送制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
(2)記録シートの搬送制御方法
周回りの回転方向に回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトを加熱手段により加熱し、前記定着ベルトに押圧された状態で表面が前記定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材と前記定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を前記記録シートに定着させるときの記録シートの搬送制御方法であって、前記定着ベルトの表面の前記回転方向に直交する幅方向における少なくとも一方の端部の温度である端部温度を検知し、前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御することを特徴とする記録シートの搬送制御方法。
(3)シート搬送装置
周回りの回転方向に回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、前記定着ベルトに押圧された状態で表面が前記定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材とを備え、前記加圧部材と前記定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を前記記録シートに定着させる定着装置へ前記記録シートを搬送するシート搬送装置であって、前記定着装置に備えられて前記定着ベルトの表面の前記回転方向に直交する幅方向における少なくとも一方の端部の温度である端部温度を検知する端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御する搬送制御手段を備えることを特徴とするシート搬送装置。
本発明によれば、前記定着ベルトの表面の前記幅方向における少なくとも一方の端部の温度である前記端部温度を検知し、前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する前記規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御するので、前記端部温度が前記規定温度に到達すると、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度を低下させた状態にすることができ、これにより、たとえ前記定着ベルトの周回りに回転に伴って前記定着ベルトが前記幅方向へ移動(蛇行や片寄りが発生)して前記定着ベルトの前記幅方向における少なくとも一方の端部が前記定着ベルトの周囲にある部材(例えば、軸受け部材、フレーム部材や、前記定着ベルトの前記幅方向への移動を規制するカラーなどの規制部材)に接触したとしても該定着ベルトの破損(損傷を含む。)の発生を抑制することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置及びシート搬送装置において、前記規定温度は、前記未定着画像を前記記録シートに定着させるための定着基準温度よりも高い予め定めた所定の第1規定温度を含み、前記搬送制御手段は、複数の前記記録シートを連続して搬送する場合、前記端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記第1規定温度以上であれば、隣り合う前記記録シート間の搬送間隔を広げる態様を例示できる。また、本発明に係る記録シートの搬送制御方法において、前記規定温度は、前記未定着画像を前記記録シートに定着させるための定着基準温度よりも高い予め定めた所定の第1規定温度を含み、複数の前記記録シートを連続して搬送する場合、前記端部温度が前記第1規定温度以上であれば、隣り合う前記記録シート間の搬送間隔を広げる態様を例示できる。
この特定事項では、複数の前記記録シートを連続して搬送する場合、前記端部温度が前記第1規定温度以上であれば、隣り合う前記記録シート間の搬送間隔を広げるので、前記定着ベルトの前記記録シートが通過する領域で温度を低下させ難くすることができ、従って、前記定着ベルトへ供給する熱量の増加量を減らすことができ、これにより、前記定着ベルトの前記記録シートが通過しない領域(具体的には前記定着ベルトの前記幅方向における両端部)の温度の上昇を抑制することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置及びシート搬送装置において、前記規定温度は、前記第1規定温度よりも高い予め定めた所定の第2規定温度を含み、前記搬送制御手段は、前記端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記第2規定温度以上であれば、前記記録シートの搬送を停止する態様を例示できる。また、本発明に係る記録シートの搬送制御方法において、前記規定温度は、前記第1規定温度よりも高い予め定めた所定の第2規定温度を含み、前記端部温度が前記第2規定温度以上であれば、前記記録シートの搬送を停止する態様を例示できる。
この特定事項では、前記端部温度が前記第2規定温度以上であれば、前記記録シートの搬送を停止するので、前記定着ベルトの前記記録シートが通過する領域で温度を維持した状態或いは低下させた状態で前記定着ベルトの前記記録シートが通過しない領域(具体的には前記定着ベルトの前記幅方向における両端部)へ供給する熱量を低下させることができ、これにより、前記定着ベルトの前記記録シートが通過しない領域の前記第2規定温度よりも高い温度の上昇を回避して前記第1規定温度よりも上昇した温度を低下させることが可能となる。
本発明において、前記定着ベルトの周回りの回転に伴う前記幅方向への前記定着ベルトの移動を規制する規制部材を備えている態様を例示できる。
この特定事項では、前記定着ベルトの前記幅方向への移動により前記規制部材に接触しても、前記定着ベルトの破損の発生を確実に抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置及びシート搬送装置において、前記端部温度検知手段は、前記端部温度の検知として前記回転方向において前記定着ベルトにおける前記定着ニップ部よりも上流側の予め定めた所定の領域である上流側領域又は前記定着ニップ部よりも下流側の予め定めた所定の領域である下流側領域を検知する態様を例示できる。また、本発明に係る記録シートの搬送制御方法において、前記端部温度の検知として前記回転方向において前記定着ベルトにおける前記定着ニップ部よりも上流側の予め定めた所定の領域である上流側領域又は前記定着ニップ部よりも下流側の予め定めた所定の領域である下流側領域を検知する態様を例示できる。
この特定事項では、前記端部温度の検知として前記上流側領域又は前記下流側領域を検知するので、前記端部温度を精度よく検知することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置及びシート搬送装置において、前記端部温度検知手段は、前記端部温度の検知として前記加圧部材における前記定着ベルトの表面の前記幅方向における少なくとも一方の端部に対応する部分の温度を検知する態様を例示できる。また、本発明に係る記録シートの搬送制御方法において、前記端部温度の検知として前記加圧部材における前記定着ベルトの表面の前記幅方向における少なくとも一方の端部に対応する部分の温度を検知する態様を例示できる。
この特定事項では、前記定着ベルトから伝達される前記加圧部材の表面の温度を検知し、検知した温度に応じて前記端部温度を検出することができる。
以上説明したように、本発明によると、前記定着ベルトがたとえ周囲にある部材に接触したとしても該定着ベルトの破損の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 本実施の形態に係るベルト定着方式の定着装置の概略構成を示す正面図である。 本実施の形態に係るベルト定着方式の定着装置の概略構成を示す平面図である。 本実施の形態の画像形成装置における制御系の概略構成を示すシステムブロック図である。 制御部による搬送制御の一例を行った場合での定着温度及び端部温度の時間的変化を定着基準温度及び規定温度と共に示すグラフである。 本実施の形態の制御部による搬送制御の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す正面図である。
図1に示す画像形成装置1は、原稿読取り装置(図示せず)により読取られた原稿の画像又は外部から受信した画像データによって示される画像をカラーもしくは単色で用紙等の記録シートPに記録形成する画像形成部10を備えている。
画像形成部10は、露光装置11、現像装置12〜12、像担持体として作用する感光体ドラム13〜13、クリーナ装置14〜14、帯電器15〜15、転写部として作用する中間転写ローラ24〜24を含む中間転写ベルト装置16、定着装置17、給紙部として作用する給紙トレイ18、及び、排紙部として作用する排紙トレイ19、シート搬送装置20を備えている。
画像形成部10において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は、単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。従って、現像装置12〜12、感光体ドラム13〜13、クリーナ装置14〜14、帯電器15〜15、中間転写ローラ24〜24は各色に応じた4種類の画像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられている。
感光体ドラム13〜13は、画像形成装置1の本体1aの上下方向におけるほぼ中央に配置されている。帯電器15〜15は、感光体ドラム13〜13の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段である。露光装置11は、ここでは、レーザダイオード及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニットであり、帯電された感光体ドラム13〜13表面を画像データに応じて露光して、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置12〜12は、感光体ドラム13〜13上に形成された静電潜像を(K,C,M,Y)のトナーにより現像する。クリーナ装置14〜14は、現像及び画像転写後に感光体ドラム13〜13表面に残留したトナーを除去及び回収する。
感光体ドラム13〜13の上方に配置されている中間転写ベルト装置16は、中間転写ローラ24〜24に加えて、中間転写ベルト21、中間転写ベルト駆動ローラ22、従動ローラ23、中間転写ベルトクリーニング装置25及びテンションローラ26を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ22、従動ローラ23、中間転写ローラ24〜24、テンションローラ26は、中間転写ベルト21を張架して支持し、中間転写ベルト21を所定のシート搬送方向(図中矢印C方向)に周回移動させる。中間転写ローラ24〜24は、中間転写ベルト21内側に回転可能に支持され、中間転写ベルト21を介して感光体ドラム13〜13に圧接されている。中間転写ベルト21は、各感光体ドラム13〜13に接触するように設けられており、各感光体ドラム13〜13表面のトナー像を中間転写ベルト21に順次重ねて転写することによって、カラーのトナー像(各色のトナー像)を形成する。感光体ドラム13〜13から中間転写ベルト21へのトナー像の転写は、中間転写ベルト21内側(裏面)に圧接されている中間転写ローラ24〜24によって行われる。中間転写ローラ24〜24には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(例えば、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。
画像形成部10は、転写部として作用する転写ローラ27aを含む2次転写装置27をさらに備えている。転写ローラ27aは、中間転写ベルト21の外側に接触している。上述の様に各感光体ドラム13〜13表面のトナー像は、中間転写ベルト21で積層され、画像データによって示されるカラーのトナー像となる。このように積層された各色のトナー像は、中間転写ベルト21と共に搬送され、2次転写装置27によって記録シートP上に転写される。中間転写ベルト21と2次転写装置27の転写ローラ27aとは、相互に圧接されて転写ニップ域を形成する。また、2次転写装置27の転写ローラ27aには、中間転写ベルト21上の各色のトナー像を記録シートPに転写させるための電圧(例えば、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。
中間転写ベルトクリーニング装置25は、中間転写ベルト21上の残留トナーを除去及び回収する。中間転写ベルトクリーニング装置25には、 例えばクリーニング部材として中間転写ベルト21に接触するクリーニングブレードが備えられており、このクリーニングブレードで残留トナーを除去及び回収することができる。
給紙トレイ18は、記録シートPを格納しておくためのトレイであり、画像形成装置1の本体1aにおける画像形成部10の下側に設けられている。また、画像形成部10の上側に設けられている排紙トレイ19は、印刷済みの記録シートPをフェイスダウンで載置するためのトレイである。
また、画像形成装置1の本体1aには、給紙トレイ18の記録シートPを2次転写装置27や定着装置17を経由させて排紙トレイ19に送るためのシート搬送装置20が設けられている。シート搬送装置20は、Sの字形状のシート搬送経路Sを有し、シート搬送経路Sに沿って、ピックアップローラ31、一対の分離ローラ31a,31b、レジストローラ32、レジスト前ローラ33、定着装置17及び排紙ローラ34が配置されている。
ピックアップローラ31は、給紙トレイ18のシート搬送方向における下流側端部に設けられ、給紙トレイ18から記録シートPを1枚ずつシート搬送経路Sに供給する呼び込みローラである。一方の分離ローラ31aは、他方の分離ローラ31bとの間に記録シートPを通過させて1枚ずつ分離しつつシート搬送経路Sへと搬送する。レジストローラ32は、停止状態において、搬送されて来た記録シートPの先端を突き当てて、記録シートPの先端を揃え、中間転写ベルト21と2次転写装置27との間の転写ニップ域で中間転写ベルト21上のトナー像が記録シートPに転写されるように、中間転写ベルト21上に形成されたトナー像と同期をとって、記録シートPをタイミングよく搬送する。レジスト前ローラ33は、記録シートPの搬送を促進補助するための小型のローラである。
定着装置17は、ベルト定着方式の定着装置とされており、複数のローラ(ここでは定着ローラ171及び加熱ローラ172)に定着ベルト173が巻き掛けられている。定着ベルト173は、加熱ローラ172から定着ローラ171へ熱伝達できるようになっている。定着装置17は、定着ベルト173を介して定着ローラ171に加圧ローラ174が押圧されるようになっている。また、定着ベルト173は、予め定めた所定の厚み(例えば250μm)を有している。定着装置17では、未定着のトナー像が形成された記録シートPを受け取り、記録シートPを定着ベルト173と加圧ローラ174との間に挟み込んで搬送する。各色のトナー像の定着後の記録シートPは、排紙ローラ34によって排紙トレイ19上に排出される。なお、定着装置17については後述する。
以上説明した画像形成装置1では、給紙トレイ18から給紙された記録シートPをシート搬送経路Sに沿って搬送している途中で、記録シートPに対して感光体ドラム13〜13で形成されて転写ベルト21に搬送されたトナー像を2次転写装置27によって転写させ、さらに定着装置17によって定着させることで印刷処理を行う。
詳しくは、感光体ドラム13〜13は、一方向に回転駆動され、除電装置(図示せず)により除電された表面がクリーナ装置14〜14によりクリーニングされた後、帯電器15〜15により均一に帯電される。露光装置11は、画像データに基づいて変調したレーザ光によって感光体ドラム13〜13の表面を主走査方向に繰り返し走査して、感光体ドラム13〜13の表面に静電潜像を形成する。現像装置12〜12は、トナーを感光体ドラム13〜13の表面に供給して静電潜像を現像(顕像化)し、感光体ドラム13〜13の表面にトナー像を形成する。中間転写ベルト装置16は、感光体ドラム13〜13上に形成されたトナー像を転写ベルト21に転写する。2次転写装置27は、転写ベルト21上に形成されたトナー像を転写ベルト21と転写ローラ27aとの間を通過する記録シートPに転写する。定着装置17は、トナー像が形成された記録シートPを加熱及び加圧して記録シートP上のトナー像を記録シートPに定着させる。こうして、画像形成装置1は、一連の印刷動作を完了する。
尚、4つの画像形成ステーションのうち少なくとも一つを用いて、モノクロ画像を形成し、モノクロ画像を中間転写ベルト装置16の中間転写ベルト21に転写することも可能である。このモノクロ画像も、カラー画像と同様に、中間転写ベルト21から記録シートPに転写され、記録シートP上に定着される。
(定着装置について)
図2及び図3は、それぞれ、本実施の形態に係るベルト定着方式の定着装置17の概略構成を示す正面図及び平面図である。なお、定着装置17の背面図は正面図とは左右が反転するだけで実質的に同じ図であるために、図2では正面図のみを示し、背面図は図示を省略している。
定着装置17は、図2及び図3に示すように、周回りの回転方向Eに回転されて表面173aが移動する無端状の定着ベルト173と、定着ベルト173を加熱する加熱手段として作用する熱源177及び加熱ローラ172と、定着ベルト173に押圧された状態で表面174aが定着ベルト173の表面173aの移動と共に移動する加圧ローラ174(加圧部材の一例)とを備え、加圧ローラ174と定着ベルト173との間に形成される定着ニップ部Nに記録シートPを搬送しつつ未定着のトナーTを記録シートPに定着させる構成とされている。
詳しくは、定着装置17は、定着ローラ171を含む複数(ここでは二つ)のローラ(ここでは定着ローラ171及び加熱ローラ172)と、定着ローラ171及び加熱ローラ172に巻き掛けられた無端状の定着ベルト173とを備えている。
定着ベルト173は、ここでは3層構造となっており、一層目がポリイミド樹脂で形成され、二層目がシリコンゴムで形成されている。そして、定着ベルト173の表層にはPFA等のフッ素樹脂コートが施されている。なお、定着ベルト173の材質は、前記の材質に限ったものではない。また、定着ベルト173の表層はPFAチューブなどでもよい。
定着装置17は、さらに加圧ローラ174(図2参照)を備えており、定着ベルト173を間にして定着ローラ171と加圧ローラ174とを相互に押圧した状態で、定着ベルト173と加圧ローラ174との間に定着ニップ部N(定着ニップ域、図2参照)を形成するようになっている。なお、定着装置17は、図示を省略したが、加圧ローラ174を定着ローラ171に向けて押圧する押圧手段として作用する押圧装置をさらに備えている。この押圧装置は、従来公知の構成とすることができ、ここでは説明を省略する。
そして、定着ローラ171は、定着ベルト173を介して記録シートP上における未定着のトナーTに対向するようになっており、加熱ローラ172は、定着ベルト173を加熱するようになっている。
具体的には、定着ローラ171は、定着ベルト173を介在させた状態で記録シートP上における未定着のトナーTに対向し、加圧ローラ174に対して定着ベルト173を介在させた状態で定着ベルト173と加圧ローラ174との間の記録シートP上における未定着のトナーTに対向して未定着のトナーTを加圧ローラ174と共に押圧する。また、加熱ローラ172は、ハロゲンヒータ等の熱源177(図2参照)が設けられており、熱源177によって加熱されることで定着ベルト173を加熱する。定着ローラ171及び加熱ローラ172は、筒状の芯金を備えている。加熱ローラ172の内側には、加熱ローラ172を加熱する熱源(ここではハロゲンヒータランプ)177が設けられている。これにより、加熱ローラ172が熱源177によって加熱され、加熱ローラ172の熱が定着ベルト173に伝導され、さらに、定着ベルト173を介して定着ローラ171の表面171aに伝導されて定着ローラ171が加熱される。
定着装置17では、画像形成装置1の本体1aに装着された状態において、本体1a側のギア等の駆動機構(図示せず)が定着ローラ171の回転軸171aに設けられたギア(図示せず)に噛合され、本体1a側の駆動機構からの回転駆動力がギアを介して定着ローラ171の回転軸171aに伝達されて、定着ローラ171が所定の回転方向E1に回転駆動される。定着ローラ171の回転に伴い、定着ベルト173が定着ローラ171の回転方向E1と同じ周回りの回転方向Eに周回移動して加熱ローラ172が回転方向E1に回転し、さらに加圧ローラ174が定着ローラ171の回転方向E1とは逆方向の回転方向E2に従動回転する。そして、記録シートPは、定着ベルト173と加圧ローラ174との間に挟まれつつ搬送されて、定着ニップ部Nで加熱及び加圧される。これにより、記録シートP上における未定着のトナーTが溶融、混合、圧接されて熱定着される。
なお、定着装置17は、定着ベルト173の内側又は外側に配置され、かつ、定着ベルト173の張り力を付与するように定着ベルト173に対して外側又は内側へ押圧するテンションローラを備えていてもよい。定着装置17は、テンションローラに代えて或いは加えて、加熱ローラ172の回転軸172aにおける両端部に対して定着ローラ171とは反対側へ付勢力を付与する付勢部材(例えばコイルバネ)を備えていてもよい。また、定着ローラ171及び/又は加圧ローラ174に、熱源177が設けられていてもよい。また、テンションローラが設けられる場合、テンションローラに熱源177が設けられていてもよい。また、定着ベルト173がさらに他のローラに巻き掛けられる場合、他のローラの少なくとも一つに熱源177が設けられていてもよい。
定着装置17は、定着ローラ171及び加熱ローラ172のうち、少なくとも一つのローラに対して回転方向Eに直交する幅方向Xにおける少なくとも一方の端部(ここでは両端部)に設けられて定着ベルト173の周回りの回転に伴う幅方向Xへの定着ベルト173の移動を規制するカラーやフランジなどの規制部材(ここでは一対の規制部材175,175)をさらに備えている。具体的には、一対の規制部材175,175は、定着ローラ171及び加熱ローラ172の少なくとも一方の回転軸(ここでは加熱ローラ172の回転軸172a)における両端部にそれぞれ設けられて回転方向Eの回転に伴う定着ベルト173の幅方向Xへの定着ベルト173の移動を規制する構成とされている。
なお、図3に示す定着ベルト173における中央部L1,端部L2,L2については後述する。
(制御部について)
図4は、本実施の形態の画像形成装置1における制御系の概略構成を示すシステムブロック図である。
図4に示すように、画像形成装置1は、さらに制御部101を備えている。制御部101は、CPU等の処理装置101aと、ROM及びRAMや書き込み可能な不揮発性メモリ等の各種メモリを含む記憶部101bとを備えている。画像形成装置1は、制御部101の処理装置101aが記憶部101bのROMに予め格納された制御プログラムを記憶部101bのRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素を制御するようになっている。
また、本実施の形態では、シート搬送装置20は、搬送系の各ローラ(具体的にはシート搬送路S上の分離ローラ31a,31b、レジスト前ローラ33、レジストローラ32及び定着ローラ171)を回転駆動して記録シートPの搬送方向へ回転させる駆動部20aと、駆動部20aからの回転駆動力の分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31への伝達と遮断とを切り換える給紙クラッチ20b(具体的には電磁クラッチ)と、駆動部20aからの回転駆動力のレジスト前ローラ33及びレジストローラ32への伝達と遮断とをそれぞれ切り換えるレジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20d(具体的には電磁クラッチ)とを備えている。
駆動部20aは、制御部104の出力系に電気的に接続されており、制御部104からの作動信号が入力されることにより、分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31、レジスト前ローラ33、レジストローラ32及び定着ローラ171を回転駆動するようになっている。給紙クラッチ20b、レジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20dは、それぞれ、制御部104の出力系に電気的に接続されており、制御部104からの作動信号が入力されることにより、駆動部20aからの回転駆動力を分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31、レジスト前ローラ33及びレジストローラ32に伝達又は遮断する構成とされている。
制御部101は、画像形成装置本体110の搬送制御手段としても機能するようになっている。詳しくは、制御部101は、給紙クラッチ20b,レジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20dを作動制御することにより、分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31、レジスト前ローラ33及びレジストローラ32の回転タイミングを制御する構成とされている。これにより、制御部101は、シート搬送路S上を搬送される記録シートPの中間転写ベルト21と2次転写装置27との間の転写ニップ域への搬送タイミングを制御することができる。すなわち、制御部101は、複数の記録シートPを連続して搬送する場合、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔(ひいては画像形成間隔)を予め定めた基準搬送間隔とすることができる。さらに、制御部101は、複数の記録シートPを連続して搬送する場合、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔(ひいては画像形成間隔)を予め定めた所定の距離だけ広げることができる。また、制御部101は、分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31、レジスト前ローラ33及びレジストローラ32を回転停止及び回転開始を制御することができ、さらには、記録シートPの搬送を停止(ひいては画像形成を停止)することができる。
なお、搬送制御手段として機能する制御部101は、シート搬送装置20に備えられて記録シートPの搬送動作を制御するようになっていてもよい。
また、定着装置17は、定着ベルト173の表面173aの幅方向Xにおける中央部(記録シートPの通過領域)L1(図3参照)の温度である定着温度Ta(後述する図5参照)を検知するサーミスタ等の定着温度センサ176(定着温度検知手段の一例)を備えている。定着温度センサ176は、定着ベルト173に接触して定着ベルト173の定着温度Taを検知する接触式の温度センサであってもよいし、定着ベルト173に所定の間隔をおいて(非接触で)定着ベルト173の定着温度Taを検知する非接触式の温度センサであってもよい。ここでは、定着温度センサ176は、定着ベルト173の表面173aの幅方向Xにおける記録シートPの中央部(記録シートPの通過領域)L1において定着ベルト173とは非接触で図示を省略した定着装置17本体(具体的には本体フレーム)に図示を省略した支持部材を介して設けられている。
定着温度センサ176は、制御部101の入力系に電気的に接続されており、中央部L1の定着温度Taに対応する信号を制御部101に送信するようになっている。
そして、制御部101は、定着温度センサ176により検知された定着温度Taに基づいて未定着のトナーTを記録シートPに定着させるための予め定めた所定の定着基準温度Tf(この例では160℃程度、図5参照)となるように熱源177への作動(通電)を制御する定着温度制御手段として機能する構成とされている。具体的には、制御部101は、定着温度センサ176により検知された定着温度Taが定着基準温度Tf以下の場合に熱源177へ通電する一方、定着基準温度Tfよりも高い場合に熱源177への通電を遮断する。なお、記憶部101bには、定着温度センサ176からの検知信号に対応する定着検知温度Taを示す定着温度テーブルが予め記憶されている。
定着温度センサ176は、幅方向Xにおいて正規の位置(中央位置)にある定着ベルト173における加熱ローラ172の中央部L1の定着温度Taを検知するようになってもよいし、定着ベルト173における定着ローラ171の中央部L1の定着温度Taを検知するようになってもよい。
本実施の形態では、定着温度センサ176は、定着温度Taの検知として周方向(回転方向E)において定着ベルト173の定着ローラ171との接触領域を検知する構成とされている。ここでは、定着温度センサ176は、定着ベルト173の定着ローラ171との接触領域に非接触の状態で設けられている。
また、定着装置17は、定着ベルト173の表面173aの幅方向Xにおける両端部(記録シートPが通過しない両非通過領域)L2,L2(図3参照)のうち少なくとも一方の端部(ここでは、一方の端部(一方の非通過領域)L2)の温度である端部温度Tb(図5参照)を検知するサーミスタ等の端部温度センサ178(端部温度検知手段の一例)を備えている。端部温度センサ178は、定着ベルト173に接触して定着ベルト173の端部温度Tbを検知する接触式の温度センサであってもよいし、定着ベルト173に所定の間隔をおいて(非接触で)定着ベルト173の端部温度Tbを検知する非接触式の温度センサであってもよい。ここでは、端部温度センサ178は、定着ベルト173の表面173aの幅方向Xにおける一方の端部(一方の非通過領域)L2において定着ベルト173に接触した状態で図示を省略した定着装置17本体(具体的には本体フレーム)に図示を省略した支持部材を介して設けられている。
端部温度センサ178は、制御部101の入力系に電気的に接続されており、一方の端部L2の端部温度Tbに対応する信号を制御部101に送信するようになっている。
そして、制御部101は、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが定着ベルト173の予め定めた所定の強度に対応する規定温度Ts(例えば、第1規定温度Ts1の180℃及び第2規定温度Ts2の200℃、図5参照)に到達したか否かに基づいて、定着ベルト173の少なくとも一方の端部(具体的には両端部L2,L2)の温度が低下するように、記録シートPの搬送動作を制御する搬送制御手段として機能する構成とされている。ここで、定着ベルト173は、通常、温度が上昇するに従って強度が低下する傾向にある。そして、規定温度Tsに対応する定着ベルト173の所定の強度は、定着ベルト173の破損強度レベル(具体的には定着ベルト173が規制部材175との接触により破損(損傷を含む。)し易い強度レベル)よりも大きい強度となっている。従って、規定温度Tsは、定着ベルト173の破損強度レベルを維持できない限界温度Tm(図5参照)よりも低い温度となっている。端部温度センサ178は、幅方向Xにおける両側に設けられていてもよいが、定着ベルト173は、通常は、幅方向Xにおける何れか一方側に寄る傾向がある。このため、この例では、端部温度センサ178は、幅方向Xにおける一方側にのみ設けている。なお、記憶部101bには、端部温度センサ178からの検知信号に対応する定着検知温度Tbを示す定着温度テーブルが予め記憶されている。
端部温度センサ178は、幅方向Xにおいて正規の位置(中央位置)にある定着ベルト173における定着ローラ171の端部L2の端部温度Tbを検知するようになってもよいし、加圧ローラ174の表面174aにおける端部L2に対応する部分の端部温度Tbを検知するようになってもよい。また、端部温度センサ178は、検知精度を向上させるという観点から、定着ベルト173における定着ローラ171の端部L2と加圧ローラ174の表面174aにおける端部L2に対応する部分との双方の端部温度Tbを検知するようになってもよい。
本実施の形態では、端部温度センサ178は、第1端部温度センサ178aと、第2端部温度センサ178bとを含んでいる。
第1端部温度センサ178aは、端部温度Tbの検知として、回転方向Eにおいて定着ベルト173における定着ニップ部Nの近傍の領域、すなわち、回転方向Eにおいて定着ベルト173における定着ニップ部Nよりも上流側の予め定めた所定の領域である上流側領域N1(図2参照)又は定着ニップ部Nよりも下流側の予め定めた所定の領域である下流側領域N2(図2参照)を検知する構成とされている。
詳しくは、定着ベルト173の上流側領域N1及び下流側領域N2は、定着ベルト173の定着ローラ171との接触領域の全部又は一部とされている。本実施の形態では、定着ベルト173の定着ローラ171との接触領域は、上流側領域N1と定着ニップ部Nと下流側領域N2とからなっている。ここでは、第1端部温度センサ178aは、定着ベルト173の上流側領域N1に接触した状態で設けられている。
第2端部温度センサ178bは、端部温度Tbの検知として加圧ローラ174における定着ベルト173の表面173aの幅方向Xにおける少なくとも一方の端部(ここでは、一方の端部L2(図3参照))に対応する部分の温度を検知する構成とされている。
詳しくは、第2端部温度センサ178bは、加圧ローラ174における周回りの何れの位置に設けてもよいが、検知精度を向上させるという観点から、回転方向Eとは逆方向の回転方向E2において、ここでは、加圧ローラ174における定着ニップ部Nよりも下流側の予め定めた所定の領域である下流側領域N3(図2参照)を検知する構成とされている。かかる構成は、特に加圧ローラ174に加熱部材(加熱源)を設けた場合に有利となる。
なお、本実施の形態のように、第1端部温度センサ178a及び第2端部温度センサ178bを設けて加圧ローラ174の表面174aとの双方の端部温度Tb,Tbを検知する場合、制御部101は、双方の端部温度センサにより検知した端部温度Tb,Tbの平均値をとってもよい。この場合、記憶部101bには、第1端部温度センサ178a及び第2端部温度センサ178bからの検知信号の平均値に対応する端部温度Tbを示す端部温度テーブルが予め記憶される。また、制御部101は、何れか一方の端部温度センサ(例えば第1端部温度センサ178a)をメイン温度センサとして検知すべき時に常時検知し、他方の端部温度(例えば第2端部温度センサ178b)をサブ温度センサとして一方の端部温度センサに異常が発生した場合に使用するようにしてもよい。この場合、記憶部101bには、第1端部温度センサ178a及び第2端部温度センサ178bからの検知信号にそれぞれ対応する端部温度Tb,Tbを示す端部温度テーブルが予め記憶される。
図5は、制御部101による搬送制御の一例を行った場合での定着温度Ta及び端部温度Tbの時間的変化を定着基準温度Tf及び規定温度Tsと共に示すグラフである。
本実施の形態では、規定温度Tsは、定着基準温度Tf(この例では160℃程度)よりも高い予め定めた所定の第1規定温度Ts1(この例では180℃程度)を含んでいる。詳しくは、第1規定温度Ts1は、定着ベルト173の何れか一方の端部L2が何れか一方の規制部材175に接触すると確実に破損してしまう限界温度Tm(例えば250℃)よりも低くなっている。すなわち、第1規定温度Ts1は、限界温度Tmとの間でマージンM1が設けられている。
そして、制御部101は、複数の記録シートP〜Pを連続して搬送する場合、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第1規定温度Ts1以上であれば、シート搬送装置20における給紙クラッチ20b、レジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20dを作動制御して一対の分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31、レジスト前ローラ33、レジストローラ32による記録シートPの搬送タイミングを制御することで、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔を基準搬送間隔よりも広げて単位時間当たりの画像形成枚数(搬送枚数)を低下させる搬送制御手段として機能する構成とされている。
この場合、制御部101は、記録シートP,P間の搬送間隔に関わらず、記録シートPの搬送速度を一定とする搬送制御を行っている。また、制御部101は、記録シートP,P間の搬送間隔に関わらず、定着温度Taを定着基準温度Tfに維持する定着温度制御を行っている。
一方、制御部101は、複数の記録シートP〜Pを連続して搬送する場合、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第1規定温度Ts1より低下すれば、シート搬送装置20における給紙クラッチ20b、レジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20dを作動制御して一対の分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31、レジスト前ローラ33、レジストローラ32による記録シートPの搬送タイミングを制御することで、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔を基準搬送間隔にして単位時間当たりの画像形成枚数(搬送枚数)を基準画像形成枚数(基準搬送枚数)にする搬送制御手段として機能する構成とされている。
ところで、制御部101によって、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔を基準搬送間隔よりも広げる制御を行ったとしても、端部温度Tbは、定着動作を連続して行うと、搬送間隔を広げない場合に比べ緩やかであるが、上昇し続ける。
そこで、本実施の形態では、規定温度Tsは、第1規定温度Ts1(この例では180℃程度)よりも高い予め定めた所定の第2規定温度Ts2(この例では200℃程度)を含んでいる。詳しくは、第2規定温度Ts2は、第1規定温度Ts1(この例では180℃程度)よりも高くかつ限界温度Tm(例えば250℃)よりも低くなっている。すなわち、第2規定温度Ts2は、限界温度Tmとの間で、第1規定温度Ts1と限界温度Tmとの間のマージンM1よりも小さいマージンM2が設けられている。
そして、制御部101は、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第2規定温度Ts2以上であれば、シート搬送装置20における給紙クラッチ20bを作動制御して一対の分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31の作動を禁止することで、記録シートPの搬送を停止して画像形成動作を停止する搬送制御手段として機能する構成とされている。
この場合、制御部101は、記録シートPの搬送を停止しているときに、定着ローラ171及び加圧ローラ174を空回転させる搬送制御を行っている。また、制御部101は、記録シートPの搬送を停止しているときに、定着温度Taを定着基準温度Tfに維持する定着温度制御を行っている。なお、制御部101は、記録シートPの搬送を停止しているときに、熱源177への通電を停止する定着温度制御を行ってもよい。
一方、制御部101は、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第1規定温度Ts1より低下すれば、シート搬送装置20における給紙クラッチ20bを作動制御して一対の分離ローラ31a,31b、ピックアップローラ31の作動禁止を解除することで、記録シートPの搬送を再開して画像形成動作を再開する搬送制御手段として機能する構成とされている。
次に、本実施の形態の制御部101による搬送制御の動作例について図6を参照しながら以下に説明する。
図6は、本実施の形態の制御部101による搬送制御の動作の一例を示すフローチャートである。
制御部101は、定着温度Taが定着基準温度Tfに到達してウォーアップが完了し(図5中のα参照)、連続して画像形成を行うジョブが開始すると、先ず、シート搬送装置20における給紙クラッチ20b、レジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20dを作動制御してピックアップローラ31、一対の分離ローラ31a,31b、レジスト前ローラ33、レジストローラ32による記録シートPの搬送タイミングを制御することで、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔を基準搬送間隔にし(ステップS1)、ステップS2に移行する。これにより、単位時間当たりの画像形成枚数(搬送枚数)を基準画像形成枚数(基準搬送枚数)する(図5中の基準搬送期間β1参照)。このとき、制御部101は、記録シートPの搬送速度を基準速度にし、定着温度Taを定着基準温度Tfにしている。
次に、制御部101は、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第1規定温度Ts1以上であるか否かを判断し(ステップS2)、端部温度Tbが第1規定温度Ts1よりも低い場合には(ステップS2:No)、ステップS8に移行する一方、第1規定温度Ts1以上の場合には(ステップS2:Yes)、ステップS3に移行する。
ステップS3では、制御部101は、シート搬送装置20における給紙クラッチ20b、レジスト前クラッチ20c及びレジストクラッチ20dを作動制御してピックアップローラ31、一対の分離ローラ31a,31b、レジスト前ローラ33、レジストローラ32による記録シートPの搬送タイミングを制御することで、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔を基準搬送間隔よりも広げる。これにより、単位時間当たりの画像形成枚数(搬送枚数)を低下させる(図5中の搬送枚数低下期間β2参照)。このとき、制御部101は、記録シートPの搬送速度を基準速度に維持し、定着温度Taを定着基準温度Tfに維持している。
次に、制御部101は、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第2規定温度Ts2以上であるか否かを判断し(ステップS4)、端部温度Tbが第2規定温度Ts2以上の場合には(ステップS4:Yes)、ステップS5に移行する一方、第2規定温度Ts2よりも低い場合には(ステップS4:No)、ステップS2に移行する。
ステップS5では、制御部101は、シート搬送装置20における給紙クラッチ20bを作動制御してピックアップローラ31、一対の分離ローラ31a,31bの作動(回転)を禁止することで、記録シートPの搬送を停止し、ステップS6に移行する。これにより、ジョブを一旦停止する(図5中の停止期間β3参照)。このとき、制御部101は、定着ローラ171及び加圧ローラ174の回転を停止して定着基準温度Tfに維持するようにしてもよいが、定着ベルト173全体への熱伝達をよくするという観点から、ここでは、定着ローラ171及び加圧ローラ174を空回転させ、定着温度Taを定着基準温度Tfに維持するようにしている。
ステップS6では、制御部101は、端部温度センサ178により検知された端部温度Tbが第1規定温度Ts1より低下したか否かを判断し、端部温度Tbが第1規定温度Ts1以上である場合には(ステップS6:No)、ステップS5に移行する一方、第1規定温度Ts1よりも低下した場合には(ステップS6:Yes)、ステップS7に移行する。
ステップS7では、制御部101は、シート搬送装置20における給紙クラッチ20bを作動制御してピックアップローラ31、一対の分離ローラ31a,31bの作動(回転)禁止を解除することで、記録シートPの搬送を再開し、ステップS1に移行する。これにより、ジョブを再開する。
ステップS8では、制御部101は、ジョブが終了したか否かを判断し、ジョブが終了していない場合には(ステップS8:No)、ステップS1に移行する一方、ジョブが終了した場合には(ステップS8:Yes)、処理動作を終了する。
(本実施の形態について)
以上説明したように、本実施の形態によると、定着ベルト173の表面173aの幅方向Xにおける少なくとも一方の端部(ここでは一方の端部L2)の端部温度Tbを検知し、端部温度Tbが定着ベルト173の規定温度Tsに到達したか否かに基づいて、定着ベルト173の両端部L2,L2の温度が低下するように、記録シートSの搬送動作を制御するので、端部温度Tbが規定温度Tsに到達すると、定着ベルト173の両端部L2,L2の温度を低下させた状態にすることができ、これにより、たとえ定着ベルト173の周回りに回転に伴って定着ベルト173が幅方向Xへ移動(蛇行や片寄りが発生)して定着ベルト173の幅方向Xにおける少なくとも一方の端部(ここでは一方の端部L2)が定着ベルト173の周囲にある部材(ここでは規制部材175)に接触したとしても定着ベルト173の破損の発生を抑制することが可能となる。
ところで、複数の記録シートP〜Pを連続して搬送する場合、定着ベルト173の記録シートPが通過する通過領域(中央部L1)では記録シートPに熱が奪われて定着温度Taが低下するために、定着ベルト173へ供給する熱量を増加させる必要がある一方で、定着ベルト173の記録シートPが通過しない非通過領域(具体的には定着ベルト173の幅方向Xにおける両端部L2,L2)では、記録シートPに熱が奪われないために、定着ベルト173の記録シートPが通過しない非通過領域(具体的には定着ベルト173の幅方向Xにおける両端部L2,L2)の端部温度Tbが上昇してしまう。
この点、本実施の形態では、複数の記録シートP〜Pを連続して搬送する場合、端部温度Tbが第1規定温度Ts1以上であれば、隣り合う記録シートP,P間の搬送間隔を広げるので、記録シートSが定着ベルト173を通過しない時間が長くなる分、定着ベルト173の記録シートPが通過する通過領域(中央部L1)で温度を低下させ難くすることができ、従って、定着ベルト173へ供給する熱量の増加量を減らすことができ、これにより、定着ベルト173の記録シートPが通過しない非通過領域(具体的には定着ベルト173の幅方向Xにおける両端部L2,L2)の温度の上昇を抑制することが可能となる。
また、本実施の形態では、端部温度Tbが第2規定温度Ts2以上であれば、記録シートPの搬送を停止するので、定着温度Taを定着基準温度Tfに維持した場合には、定着ベルト173の記録シートPが通過する通過領域(中央部L1)で温度を維持した状態で記録シートPを搬送する場合に比べ定着ベルト173の記録シートPが通過しない非通過領域(具体的には定着ベルト173の幅方向Xにおける両端部L2,L2)へ供給する熱量を低下させることができ、或いは、熱源177への通電を停止した場合には、定着ベルト173の記録シートPが通過する通過領域(中央部L1)で温度を低下させた状態で定着ベルト173の記録シートPが通過しない非通過領域へ供給する熱量を低下させることができ、これにより、定着ベルト173の記録シートPが通過しない非通過領域の第2規定温度Ts2よりも高い温度の上昇を回避して第1規定温度Ts1よりも上昇した温度を第2規定温度Ts2以下、さらには、第1規定温度Ts1以下に低下させることが可能となる。
また、本実施の形態の如く、一対の規制部材175,175を備えている場合には、定着ベルト173の幅方向Xへの移動により一対の規制部材175,175の何れか一方に接触しても、定着ベルト175の破損の発生を確実に抑制することができる。
また、本実施の形態では、端部温度Tbの検知として定着ベルト173の上流側領域N1又は下流側領域N2(ここでは上流側領域N1)を検知するので、端部温度Tbを精度よく検知することが可能となる。
また、本実施の形態では、第2端部温度センサ178bを備えているので、第2端部温度センサ178bにより、定着ベルト173から伝達される加圧ローラ174の表面174aの温度を検知し、検知した温度に応じて端部温度Tbを検出することができる。この構成では、例えば、端部温度センサ178を設けるスペースの関係上、定着ベルト173側で端部温度Tbを検知できない場合に特に有利となる。
1 画像形成装置
17 定着装置
20 シート搬送装置
20a 駆動部
20b 給紙クラッチ
20c レジスト前クラッチ
20d レジストクラッチ
31 ピックアップローラ
31a 分離ローラ
31b 分離ローラ
32 レジストローラ
33 レジスト前ローラ
171 定着ローラ
172 加熱ローラ(加熱手段の一例)
173 定着ベルト
174 加圧ローラ(加圧部材の一例)
175 規制部材
176 定着温度センサ
177 熱源(加熱手段の一例)
178 端部温度センサ(端部温度検知手段の一例)
178a 第1端部温度センサ
178b 第2端部温度センサ
E 回転方向
L1 中央部(通過領域)
L2 端部(非通過領域)
N 定着ニップ部
N1 上流側領域
N2 下流側領域
P 記録シート
S シート搬送路
T トナー
Ta 定着温度
Tb 端部温度
Tf 定着基準温度
Ts 規定温度
Ts1 第1規定温度
Ts2 第2規定温度

Claims (8)

  1. 周回りの回転方向に回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、前記定着ベルトに押圧された状態で表面が前記定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材とを備え、前記加圧部材と前記定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を前記記録シートに定着させる定着装置を備えた画像形成装置であって、
    前記定着装置は、前記定着ベルトの表面の前記回転方向に直交する幅方向における少なくとも一方の端部の温度である端部温度を検知する端部温度検知手段を備え、
    当該画像形成装置は、前記端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御する搬送制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記規定温度は、前記未定着画像を前記記録シートに定着させるための定着基準温度よりも高い予め定めた所定の第1規定温度を含み、前記搬送制御手段は、複数の前記記録シートを連続して搬送する場合、前記端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記第1規定温度以上であれば、隣り合う前記記録シート間の搬送間隔を広げることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記規定温度は、前記第1規定温度よりも高い予め定めた所定の第2規定温度を含み、
    前記搬送制御手段は、前記端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記第2規定温度以上であれば、前記記録シートの搬送を停止することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記定着ベルトの周回りの回転に伴う前記幅方向への前記定着ベルトの移動を規制する規制部材を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記端部温度検知手段は、前記端部温度の検知として前記回転方向において前記定着ベルトにおける前記定着ニップ部よりも上流側の予め定めた所定の領域である上流側領域又は前記定着ニップ部よりも下流側の予め定めた所定の領域である下流側領域を検知することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記端部温度検知手段は、前記端部温度の検知として前記加圧部材における前記定着ベルトの表面の前記幅方向における少なくとも一方の端部に対応する部分の温度を検知することを特徴とする画像形成装置。
  7. 周回りの回転方向に回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトを加熱手段により加熱し、前記定着ベルトに押圧された状態で表面が前記定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材と前記定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を前記記録シートに定着させるときの記録シートの搬送制御方法であって、
    前記定着ベルトの表面の前記回転方向に直交する幅方向における少なくとも一方の端部の温度である端部温度を検知し、前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御することを特徴とする記録シートの搬送制御方法。
  8. 周回りの回転方向に回転されて表面が移動する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、前記定着ベルトに押圧された状態で表面が前記定着ベルトの表面の移動と共に移動する加圧部材とを備え、前記加圧部材と前記定着ベルトとの間に形成される定着ニップ部に記録シートを搬送しつつ未定着画像を前記記録シートに定着させる定着装置へ前記記録シートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記定着装置に備えられて前記定着ベルトの表面の前記回転方向に直交する幅方向における少なくとも一方の端部の温度である端部温度を検知する端部温度検知手段により検知された前記端部温度が前記定着ベルトの予め定めた所定の強度に対応する規定温度に到達したか否かに基づいて、前記定着ベルトの前記少なくとも一方の端部の温度が低下するように、前記記録シートの搬送動作を制御する搬送制御手段を備えることを特徴とするシート搬送装置。
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