JP2010127987A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ベルト定着装置を供えた画像形成装置において、低コストかつ省スペース構成で、高速化や高寿命化を実現できるベルト寄り制御機構を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ベルト寄り検知手段の検知結果に基づき、記録材搬送方向と直交する方向に関し、定着装置と記録材の相対位置をずらす。
【選択図】 図1
【解決手段】 ベルト寄り検知手段の検知結果に基づき、記録材搬送方向と直交する方向に関し、定着装置と記録材の相対位置をずらす。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関し、特に、これらの装置に備えられる画像形成装置に関するものである。
(ベルト定着)
電子写真装置、静電記録装置などの画像形成装置においては、シート上にトナー画像を形成し、これを加熱、加圧して定着させることにより画像を形成している。このような定着装置として、内部にヒータを有する定着ローラに加圧ローラを圧接して定着ニップを形成し、定着を行うローラ定着方式が従来採用されている。
電子写真装置、静電記録装置などの画像形成装置においては、シート上にトナー画像を形成し、これを加熱、加圧して定着させることにより画像を形成している。このような定着装置として、内部にヒータを有する定着ローラに加圧ローラを圧接して定着ニップを形成し、定着を行うローラ定着方式が従来採用されている。
ところで、画像の高光沢化や画像形成の高速化を図るためには、シートのニップ通過時間を長くし、トナーを充分に溶融するのが好ましい。ローラ定着方式の場合、これを達成するためにはローラ径を大きくしなければならず、定着装置が大型化してしまう。
そこで、ローラ定着方式に比して、装置の小型化、高速化対応を達成しつつ、充分なニップ幅(シート搬送方向の長さ)を得ることができるベルト定着方式が提案されている(特許文献1)。この提案においては、互いに対向する定着ベルトと加圧ベルトを設け、これら両ベルト間でシートを挟持搬送しながら定着を行う構成とされている。それ故、従来に比して充分なニップ幅を得ている。
特に、ベルトを用いた定着を行う装置において、ベルトを懸架するローラを最小の2本とし、小型化/低コスト化を実現している。
さらに上述通り、懸架するローラを最小の2本とすることで、定着装置全体を低熱容量化し、定着装置が定着可能温度に達するまでの時間を短縮することを実現している。
(寄り制御)
ベルト定着方式の問題点としてのベルトの寄り現象を解決するために、ベルトを懸架する複数のロールのうち一つのロールの片側端部を変位させることで各ロール間のアライメントを変化させてベルトの位置を制御するものが実用されている。
ベルト定着方式の問題点としてのベルトの寄り現象を解決するために、ベルトを懸架する複数のロールのうち一つのロールの片側端部を変位させることで各ロール間のアライメントを変化させてベルトの位置を制御するものが実用されている。
(フランジ付き当て)
また、ベルト定着方式の問題点としてのベルトの寄り現象を解決するためにベルトの長手方向両端部にベルト寄り規制手段としてのフランジ部材を設けたものも実用されている。
特開2004−341346号公報
また、ベルト定着方式の問題点としてのベルトの寄り現象を解決するためにベルトの長手方向両端部にベルト寄り規制手段としてのフランジ部材を設けたものも実用されている。
(寄り制御)
しかしながら、従来の寄り制御技術を用いた場合、ロールによってベルト内面へ力学的にストレスを加えることから、ベルトの破損の原因になるほか、ベルト内面の摺擦によって、ベルト寿命を低下させる要因になっていた。
しかしながら、従来の寄り制御技術を用いた場合、ロールによってベルト内面へ力学的にストレスを加えることから、ベルトの破損の原因になるほか、ベルト内面の摺擦によって、ベルト寿命を低下させる要因になっていた。
また、ロールのアライメントを変化させるための機構を温度の高い定着装置に設けることから、耐熱部品を多数使用しなければならず、コストアップを招くほか、構造を複雑化して装置の小型化を阻害していた。
(フランジ付き当て)
また、従来のフランジ付き当て技術を用いた場合、近年の高速化を背景に、定着手段の加圧力が大きくなると、それに伴ってベルト寄り方向の力も増大するため、ベルトの端部が耐えきれずベルト端部破損に至る場合があった。
また、従来のフランジ付き当て技術を用いた場合、近年の高速化を背景に、定着手段の加圧力が大きくなると、それに伴ってベルト寄り方向の力も増大するため、ベルトの端部が耐えきれずベルト端部破損に至る場合があった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ベルト定着装置を供えた画像形成装置において、低コストかつ省スペース構成で、高速化や高寿命化を実現できるベルト寄り制御機構を備えた画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、第1の発明の画像形成装置は、
少なくとも無端ベルトと前記無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとで構成された定着手段と、
前記無端ベルトの寄りを検知するベルト寄り検知手段と、記録材を記録材搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置において、
前記ベルト寄り検知手段の結果に基づき、移動手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする。
少なくとも無端ベルトと前記無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとで構成された定着手段と、
前記無端ベルトの寄りを検知するベルト寄り検知手段と、記録材を記録材搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置において、
前記ベルト寄り検知手段の結果に基づき、移動手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする。
又、第2の発明の画像形成装置は、
少なくとも無端ベルトと前記無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとで構成された定着手段と、
前記無端ベルトの寄りを検知するベルト寄り検知手段と、定着装置を記録材搬送方向に直交する方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置において、
前記ベルト寄り検知手段の結果に基づき、移動手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする。
少なくとも無端ベルトと前記無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとで構成された定着手段と、
前記無端ベルトの寄りを検知するベルト寄り検知手段と、定着装置を記録材搬送方向に直交する方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置において、
前記ベルト寄り検知手段の結果に基づき、移動手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、ベルト定着装置を供えた画像形成装置において、ベルト寄り検知手段の検知結果に基づき、記録材搬送方向と直交する方向に関し、定着装置と記録材の相対位置をずらすことができるため、低コストかつ省スペース構成で、高速化や高寿命化を満足するベルト寄り制御を実現することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1は本実施例を説明する断面図である。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置の一例であるカラー電子写真プリンタの断面図であり、シートの搬送方向に沿った断面図である。本実施形態では、カラー電子写真プリンタを単に「プリンタ」という。
図1は、本実施形態の画像形成装置の一例であるカラー電子写真プリンタの断面図であり、シートの搬送方向に沿った断面図である。本実施形態では、カラー電子写真プリンタを単に「プリンタ」という。
例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する、平行に配置された4つの画像形成媒体である感光体ドラムa(イエロー)・b(マゼンタ)・c(シアン)・d(ブラック)と、これら感光ドラムa〜dの上部に、これを縦断する態様で配置された転写搬送手段である中間転写ベルト2を備える。
不図示のモータにより駆動される感光体ドラムa・b・c・dの周囲には、それぞれ不図示の一次帯電器、現像器、転写帯電器が配置され、それらがプロセスカートリッジ1a〜1dとしてユニット化されている。
また感光ドラムa〜dの下方にはポリゴンミラー等で構成される露光装置6が配置される。
まず、感光ドラムaには、原稿のイエロー成分色の画像信号によるレーザー光が露光装置6のポリゴンミラー等を介して投射され、感光ドラムa上に静電潜像が形成され、これに現像器からイエロートナーを供給して現像し、静電潜像がイエロートナー像として可視化される。
このトナー像が感光ドラムaの回転にともなって、感光ドラムaと中間転写ベルト2とが当接する1次転写部位に到来すると、転写帯電部材2aに印加した1次転写バイアスによって、感光ドラムa上のイエロートナー像が中間転写ベルト2に転写される(1次転写)。
中間転写ベルト2のイエロートナー像を担持した部位が画像形成部に移動すると、このときまでに画像形成部において上記と同様な方法で感光ドラムb上にマゼンタトナー像が形成され、このマゼンタトナー像がイエロートナー像上から中間転写ベルト2に転写される。
同様に、中間転写ベルト2が移動するにつれて、画像形成部のそれぞれの1次転写部位においてシアントナー像、ブラックトナー像が、前記のイエロートナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。
一方、記録材Pはカセット4に収納されている。
記録材Pは、カセット4からピックアップローラ8により1枚ずつ送り出され、レジスト部9でタイミングを合わされた後、2次転写部位に達し、転写手段である2次転写ローラ対3に印加した2次転写バイアスによって、中間転写ベルト2上の4色のトナー像が記録材P上に一括して転写される(2次転写)。
4色のトナー像が転写された記録材Pは、2次転写ローラ対〜定着ローラ対20における搬送ガイドに案内されて定着手段である定着装置5に搬送され、そこで熱および圧力を受けて定着され、これにより各色のトナーが溶融混色して記録材Pに固定されたフルカラーのプリント画像とされた後、定着装置5の下流に設けられた排紙搬送手段である排紙搬送ローラ対11によって排紙トレイ7に排紙される。
(定着装置)
図2は本例の定着装置5の断面図である。本例の定着装置5は、定着ベルト加熱方式、加圧用回転体駆動方式(テンションレスタイプ)の加熱装置である。
図2は本例の定着装置5の断面図である。本例の定着装置5は、定着ベルト加熱方式、加圧用回転体駆動方式(テンションレスタイプ)の加熱装置である。
20は無端ベルトである定着ベルトであり、ベルト状部材に弾性層を設けてなる円筒状(エンドレスベルト状、スリーブ状)の部材である。
22は無端ベルトを回転駆動する駆動ローラである。
17は加熱体保持部材としての、横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するヒータホルダ、16は加熱体(熱源)としての定着ヒータであり、ヒータホルダ17の下面に該ホルダの長手に沿って配設してある。定着ベルト20はこのヒータホルダ17にルーズに外嵌させてある。
駆動ローラ22は、ステンレス製の芯金に、射出成形により、厚み約3mmのシリコーンゴム層を形成し、その上に厚み約40μmのPFA樹脂チューブを被覆してなる。この駆動ローラ22の上側に、前記の定着ヒータ16・ヒータホルダ17・定着ベルト20等から成る定着ベルトユニットをヒータ16側を下向きにして駆動ローラ22に並行に配置し、ヒータホルダ17の両端部を不図示の加圧機構により片側98N(10kgf)、総圧196N(20kgf)の力で駆動ローラ22の軸線方向に附勢することで、定着ヒータ16の下向き面を定着ベルト20を介して駆動ローラ22の弾性層に該弾性層の弾性に抗して所定の押圧力をもって圧接させ、加熱定着に必要な所定幅の定着ニップを形成させてある。加圧機構は、圧解除機構を有し、ジャム処理時等に、加圧を解除し、記録材Pの除去が容易な構成となっている。
駆動ローラ22は駆動手段(図不示)により矢印の方向に所定の周速度で回転駆動される。この駆動ローラ22の回転駆動による該駆動ローラ22の外面と定着ベルト20との、定着ニップ部における圧接摩擦力により円筒状の定着ベルト20に回転力が作用して該定着ベルト20がその内面側が定着ヒータ16の下向き面に密着して摺動しながらヒータホルダ17の外回りを従動回転状態になる。定着ベルト20内面にはグリスが塗布され、ヒータホルダ17と定着ベルト20内面との摺動性を確保している。
駆動ローラ22が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト20が従動回転状態になり、また定着ヒータ16に通電がなされ、該定着ヒータ16が昇温して所定の温度に立ち上げ温調された状態において、定着ニップ部の定着ベルト20と駆動ローラ22との間に未定着トナー像を担持した記録材Pが入口ガイド23に沿って案内されて導入され、定着ニップ部において記録材Pのトナー像担持面側が定着ベルト20の外面に密着して定着ベルト20と一緒に定着ニップ部を挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、定着ヒータ16の熱が定着ベルト20を介して記録材Pに付与され、記録材P上の未定着トナー像tが記録材P上に加熱・加圧されて溶融定着される。
(ベルト寄り検知手段)
図3は本例の定着装置の斜視図である。
図3は本例の定着装置の斜視図である。
50はベルト寄り検知手段であり、定着ベルト20の記録材搬送方向に直交する方向の端部位置を検知する。
定着ベルト20が矢印Y方向へ移動すると、リンク51がリンク回転軸51aを中心に回転し、ベルト寄り検知手段50が検知する構成となっている。
(ベルト寄りメカニズム)
図4を用いて本例のベルト寄りのメカニズムを説明する。通常、記録材Pが通過した部分は、定着ベルト20を駆動している駆動ローラ22の熱が奪われ、これに伴って通紙部22gの外径が小さくなり、非通紙部22e、22fに対してローラの周速が遅くなる。
図4を用いて本例のベルト寄りのメカニズムを説明する。通常、記録材Pが通過した部分は、定着ベルト20を駆動している駆動ローラ22の熱が奪われ、これに伴って通紙部22gの外径が小さくなり、非通紙部22e、22fに対してローラの周速が遅くなる。
記録材Pが位置Aに位置する場合、すなわち記録材搬送方向に直交する方向に関し、E方向側へずれていると、駆動ローラ22のE方向側22eの外径がF方向側22fに対して小さくなるため、左右で周速差が生じる。こうなると、駆動ローラ22の外周の周速が速い方向、すなわちF方向へ定着ベルト20が寄ることになる。
(移動機構)
図5は本例の移動機構60を示した斜視図である。移動機構はレジスト部9に設けられている。画像形成部の直前で斜走ローラ62によって記録材Pを斜送させ、記録材搬送方向に対して平行な突き当て板61に突き当てながら搬送することで、記録材Pの搬送を停止することなく横レジストレーションを補正する。さらに、突き当て板61の位置を変更する機構も備えられている。例えば、特開平08−188300号公報に記載の機構が代表的な例である。
図5は本例の移動機構60を示した斜視図である。移動機構はレジスト部9に設けられている。画像形成部の直前で斜走ローラ62によって記録材Pを斜送させ、記録材搬送方向に対して平行な突き当て板61に突き当てながら搬送することで、記録材Pの搬送を停止することなく横レジストレーションを補正する。さらに、突き当て板61の位置を変更する機構も備えられている。例えば、特開平08−188300号公報に記載の機構が代表的な例である。
(制御方法)
図6は本実施例を示したブロック図である。
図6は本実施例を示したブロック図である。
制御手段70は、ベルト寄り検知手段50の検知信号と、記録材のサイズやカセット載置状態に基づいた記録材情報80によって、移動手段60の動作を制御している。
図7は本実施例を示した説明図である。
記録材Pが位置Aに位置し、定着ベルト20の端部がF方向へ寄ってきて、ベルト寄り検知手段50がON検知すると(a)、制御手段70は移動手段60の突き当て板61の位置を、F方向側へ移動させる。すると、記録材Pの位置もこれに伴ってF方向側へずれることになる。このときの記録材Pの位置をBとする。(b)
位置Bにいる記録材Pが定着手段を通過すると、F方向側の駆動ローラ22のF方向側の外径が小さくなる。こうなると、駆動ローラ22の外周の周速が速い方向、すなわちE方向へ定着ベルト20が寄ることになる。(c)
そして、ベルト寄り検知手段50がOFFになると、制御手段70は移動手段60の突き当て板61の位置を、再度E方向側へ移動させ、記録材Pの位置をAに戻す(a)。
位置Bにいる記録材Pが定着手段を通過すると、F方向側の駆動ローラ22のF方向側の外径が小さくなる。こうなると、駆動ローラ22の外周の周速が速い方向、すなわちE方向へ定着ベルト20が寄ることになる。(c)
そして、ベルト寄り検知手段50がOFFになると、制御手段70は移動手段60の突き当て板61の位置を、再度E方向側へ移動させ、記録材Pの位置をAに戻す(a)。
すると、位置Aにいる記録材Pが定着手段を通過すると、駆動ローラ22の外周の周速が速い方向、すなわちF方向へ定着ベルト20が寄ることになる。
このように、一連の動作を繰り返すことで、定着ベルト20の寄り制御が行われる。
なお、定着ベルト20の寄りオーバラン量は、フランジ端面や側板などの定着ベルト20の寄り方向に対する障害壁に当接しないように、記録材Pの位置、ベルト寄り検知手段50の位置、フランジ端面や側板などの位置、定着ベルト20の長さが設計されている。
図8は本実施例を説明する斜視図である。
(移動機構)
本実施例では、定着装置5を記録材搬送方向に直交する方向に移動させる移動手段60を有している。移動手段60は本体内に設けられたピニオンギア63と定着装置5内に設けられたラック64が噛み合った状態で、ピニオンギア63が回転することによって、定着装置5を移動させている。
本実施例では、定着装置5を記録材搬送方向に直交する方向に移動させる移動手段60を有している。移動手段60は本体内に設けられたピニオンギア63と定着装置5内に設けられたラック64が噛み合った状態で、ピニオンギア63が回転することによって、定着装置5を移動させている。
(制御方法)
図9は本実施例を示した説明図である。
図9は本実施例を示した説明図である。
定着装置5が位置Cに位置し、定着ベルト20の端部が矢印方向へ寄ってきて、ベルト寄り検知手段50がON検知すると(a)、制御手段70は定着装置5の位置を、F方向側へ移動させる。このときの定着装置5の位置をDとする。
位置Dにいる定着装置5に記録材Pが通過すると、F方向側の駆動ローラ22のF方向側の外径が小さくなる。こうなると、駆動ローラ22の外周の周速が速い方向、すなわちE方向へ定着ベルト20が寄ることになる。
そして、ベルト寄り検知手段50がOFFになると、定着手段の位置をCに戻す。
すると、位置Cにいる定着装置5に記録材Pが通過すると、駆動ローラ22の外周の周速が速い方向、すなわちF方向へ定着ベルト20が寄ることになる。
このように、一連の動作を繰り返すことで、定着ベルト20の寄り制御が行われる。
16 定着ヒータ
17 ヒータホルダ
20 定着ベルト
22 駆動ローラ
23 入口ガイド
50 ベルト寄り検知手段
60 移動機構
70 制御手段
P 記録材
17 ヒータホルダ
20 定着ベルト
22 駆動ローラ
23 入口ガイド
50 ベルト寄り検知手段
60 移動機構
70 制御手段
P 記録材
Claims (2)
- 少なくとも無端ベルトと前記無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとで構成された定着手段と、
前記無端ベルトの寄りを検知するベルト寄り検知手段と、記録材を記録材搬送方向と直交する方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置において、
前記ベルト寄り検知手段の結果に基づき、移動手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 少なくとも無端ベルトと前記無端ベルトを回転駆動する駆動ローラとで構成された定着手段と、
前記無端ベルトの寄りを検知するベルト寄り検知手段と、定着装置を記録材搬送方向に直交する方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置において、
前記ベルト寄り検知手段の結果に基づき、移動手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008299665A JP2010127987A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008299665A JP2010127987A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010127987A true JP2010127987A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42328454
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016066107A (ja) * | 2016-02-04 | 2016-04-28 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置 |
JP2017211526A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 桂川電機株式会社 | 画像形成装置 |
-
2008
- 2008-11-25 JP JP2008299665A patent/JP2010127987A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017211526A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 桂川電機株式会社 | 画像形成装置 |
WO2017203724A1 (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 桂川電機株式会社 | 画像形成装置 |
CN109154789A (zh) * | 2016-05-26 | 2019-01-04 | 桂川电机株式会社 | 图像形成装置 |
CN109154789B (zh) * | 2016-05-26 | 2021-07-06 | 桂川电机株式会社 | 图像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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