JP2013186232A - 情報端末、情報端末を制御するための方法、および、情報端末を制御するための方法を実現するためのプログラム - Google Patents

情報端末、情報端末を制御するための方法、および、情報端末を制御するための方法を実現するためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯性を損なうことなく電力消費が抑制される情報端末を提供する。
【解決手段】情報端末のCPUが実行する処理は、情報端末に対する操作が行われていない無操作時間を計測するステップ(S525)と、無操作時間がバックライト消灯時間に到達すると(ステップS530にてYES)、カメラで撮影するステップ(S535)と、ユーザが画面を見ている場合に(ステップS550にてYES)、バックライトの点灯を継続するステップ(S550)と、ユーザが画面を見ていない場合に(ステップS540にてNO)、バックライトを消灯するステップ(S560)とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報端末の制御に関し、より特定的には、撮像装置を備える情報端末におけるバックライトの制御に関する。
携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、ノートブック型コンピュータその他の情報端末は、通信機能あるいは情報処理機能の拡張により電力の消費が増大している。そのため、電力消費が抑制される技術、あるいは、効率よく電力を消費するための技術が提案されている。
たとえば、特開2001−005550号公報(特許文献1)は、「消費電力の効率良い削減が可能なコンピュータシステムの電源制御システム」を開示している([要約]参照)。
特開2010−271339号公報(特許文献2)は、「より好適に消費電力の低減制御をおこなうことができる」映像表示装置を開示している([要約]参照)。
特開2011−048179号公報(特許文献3)は、「オペレータに違和感を持たせない表示画面のON/OFF制御を行う表示装置」を開示している([要約]参照)。
特開2005−269891号公報(特許文献4)は、「装置に対する電源供給を人の目の有無や目の動きを検出することにより制御する」ための技術を開示している([要約]参照)。
特開2006−003787号公報(特許文献5)は、「鑑賞者の利便性を損なうことなく、消費電力を低減する」ための技術を開示している([要約]参照)。
特開2001−005550号公報 特開2010−271339号公報 特開2011−048179号公報 特開2005−269891号公報 特開2006−003787号公報
近年、スマートフォン、タブレット端末その他の情報端末を用いて、電子書籍を読んだり、料理のレシピを見る機会が増えている。情報端末のユーザが、そのような用途で当該情報端末を利用する場合には、当該ユーザが情報端末の操作を行なわずに、情報端末に表示された画面を見るだけの時間が多くなる。この場合、情報端末を操作しない(無操作の)状態が、情報端末のバックライトを消灯にするために設定された時間まで続くと、ユーザが画面を見ている最中にバックライトが消灯され、画面が暗くなってしまう。その場合、ユーザがバックライトを点灯させることにより画面を復帰させるという余分な操作が必要になる。
代替案としては、情報端末の設定として、バックライトを常時点灯させることもできる。しかしながら、ユーザが実際に情報端末を使用していない時にも、バックライトが点灯し、電力が消費されるため、充電池が早く消耗することになる。
また、特許文献3において提案されている技術は、外付けのカメラ装置の利用が前提であり、スマートフォン等の情報端末で利用すると持ち運びしにくくなるという問題もある。一方、スマートフォン等に搭載されているインカメラを用いて提案された技術を実現しようとする場合、常時、インカメラを起動しないといけないため消費電流が増えるという問題もある。したがって、携帯性が損なわれずに電力消費を抑制するための技術が必要とされている。
本開示は、上述のような課題に照らしてなされたものである。ある局面における目的は、電力の消費が抑制される情報端末を提供することである。
他の局面における目的は、電力の消費が抑制されるように情報端末を制御するための方法を提供することである。
さらに他の局面における目的は、電力の消費が抑制されるように情報端末を制御するためのプログラムを提供することである。
一実施の形態に従う情報端末は、画像を表示するためのモニタ装置と、モニタ装置に光を照射するためのバックライトと、情報端末に対する操作を受け付けるための操作手段と、モニタ装置の画面の表示方向を撮像するように配置されたカメラと、情報端末の動作を制御するための制御装置とを備える。制御装置は、情報端末に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、カメラに撮影動作を実行させ、情報端末のユーザがモニタ装置を見ていないならば、バックライトを消灯させる。
好ましくは、制御装置は、ユーザが情報端末の前にいない場合に、ユーザの視線が画面を見ていない場合に、または、ユーザが目を閉じている場合に、バックライトを消灯させる。
好ましくは、予め定められた時間は、バックライトを消灯するために設定された時間を含む。
好ましくは、制御装置は、バックライトを消灯させた後、カメラの動作を終了する。
他の実施の形態に従うと、情報端末を制御するための方法が提供される。情報端末は、画像を表示するためのモニタ装置と、モニタ装置に光を照射するためのバックライトと、モニタ装置の前面に配置されたカメラと、情報端末の動作を制御するためのプロセッサとを備えている。方法は、プロセッサが、バックライトを点灯するステップと、情報端末に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、プロセッサが、カメラに撮影動作を実行させるステップと、情報端末のユーザがモニタ装置を見ていないときに、プロセッサが、バックライトを消灯するステップとを含む。
さらに他の実施の形態に従うと、情報端末を制御するための方法を実現するためのプログラムが提供される。情報端末は、画像を表示するためのモニタ装置と、モニタ装置に光を照射するためのバックライトと、モニタ装置の前面に配置されたカメラと、情報端末の動作を制御するためのプロセッサとを備えている。プログラムは、プロセッサに、プロセッサが、バックライトを点灯するステップと、情報端末に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、プロセッサが、カメラに撮影動作を実行させるステップと、情報端末のユーザがモニタ装置を見ていない場合に、プロセッサが、バックライトを消灯するステップとを実行させる。
ある局面において、情報端末における電力の消費が抑制される。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
情報端末100の外観を表わす図である。 情報端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 取得された情報端末100のユーザの目の状態をRAM346の領域において表わす図である。 情報端末100によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 CPU310が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。 コンピュータ600が開かれた状態を表わす図である。 コンピュータ600によって実現されるハードウェア構成を表わすブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[外観]
図1を参照して、本実施の形態に係る情報端末100について説明する。図1は、情報端末100の外観を表わす図である。情報端末100は、筐体の前面に配置されたディスプレイ350と、ディスプレイ350の表示面に沿う面に配置されたカメラ320と、情報端末100に対する操作の入力を受付けるスイッチ360とを備える。カメラ320の撮影方向は、ディスプレイ350による画面の表示方向を向いている。したがって、情報端末100のユーザがディスプレイ350を正視している場合には、カメラ320は、正面を向いているユーザの顔、特に、目を撮影することができる。
本実施の形態において、情報端末100は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノートブック型コンピュータその他の情報端末を含むがこれらに限られない。情報端末100は、少なくとも、モニタと、モニタの表示面と同じ方向を撮影できるカメラ320とを有する端末により実現される。
ディスプレイ350は、タッチ操作を受け付けるタッチパネルを含むが、タッチパネルを含まないディスプレイ装置も、本実施の形態に係る技術思想は適用することができる。ディスプレイ350は、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置のいずれであってもよい。
[ハードウェア構成]
図2を参照して、本実施の形態に係る情報端末100の構成について説明する。図2は、情報端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。情報端末100は、通信装置302と、チューナ304と、アンテナ306,308と、CPU310と、測位処理部312と、測位信号受信フロントエンド部314と、GPS(Global Positioning System)アンテナ316と、カメラ320と、スピーカ340と、フラッシュメモリ344と、RAM(Random Access Memory)346と、ROM348と、ディスプレイ350と、バックライト351と、音声信号処理回路370と、マイク372と、LED(Light Emitting Diode)376と、メモリカード駆動装置380と、データ通信I/F378と、通信I/F379と、バイブレータ384と、二次電池390と、充電制御回路391とを備える。メモリカード駆動装置380には、メモリカード382が装着され得る。
アンテナ306は、ワンセグ放送波を受信する。チューナ304は、CPU310の命令に従って番組を選局し、映像信号および音声信号をCPU310に伝送する。
アンテナ308は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ308によって受信された信号は、通信装置302によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU310に送られる。
CPU310は、情報端末100に対して与えられる命令に基づいて情報端末100の動作を制御するための処理を実行する。情報端末100が信号を受信しているとき、CPU310は、通信装置302から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路370に送出する。音声信号処理回路370は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ340に送出する。スピーカ340は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク372は、情報端末100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路370に対して送出する。音声信号処理回路370は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU310に対して送出する。CPU310は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置302に対して送出する。通信装置302は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ308に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ344は、CPU310から送られるデータを格納する。また、CPU310は、フラッシュメモリ344に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM346は、スイッチ360に対して行なわれた操作に基づいてCPU310によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM348は、情報端末100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU310は、ROM348から当該プログラムまたはデータを読み出し、情報端末100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置380は、メモリカード382に格納されているデータを読み出し、CPU310に送出する。メモリカード駆動装置380は、CPU310によって出力されるデータを、メモリカード382の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路370は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図3に示される例では、CPU310と音声信号処理回路370とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU310と音声信号処理回路370とが一体として構成されていてもよい。
ディスプレイ350は、液晶パネル、または有機ELパネルを含む。ある局面において、ディスプレイ350は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。ディスプレイ350は、CPU310から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ344が格納している静止画、動画、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。
バックライト351は、CPU310の制御に基づきディスプレイ350に対して発光する。これにより、情報端末100のユーザは、ディスプレイ350に表示される画面を視認することができる。
LED376は、CPU310からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信I/F378は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。
データ通信I/F378は、CPU310から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信I/F378は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU310に対して送出する。
バイブレータ384は、CPU310から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
GPSアンテナ316は、GPS衛星から発信される信号を受信し、受信した信号を測位信号受信フロントエンド部314に送出する。測位信号受信フロントエンド部314は、少なくとも3つ(望ましくは4つ以上)のGSP衛星から受信した各信号に基づいてパターンマッチングを行ない、各信号に含まれるコードパターンと情報端末100が保持するコードパターンとが一致した場合に、その信号を測位処理部312に送出する。
測位処理部312は、その信号を用いて、測位処理を実行し、当該信号を受信した情報端末100の位置を算出する。CPU310は、その算出結果をディスプレイ350に表示する。
[技術思想]
図3を参照して、本実施の形態に係る情報端末100によって実現される技術思想について説明する。図3は、RAM346の領域において取得された情報端末100のユーザの目の状態を表わす図である。
ある局面において、状態Aに示されるように、情報端末100のユーザは、ディスプレイ350の正面を視認している。このとき、RAM346には、正面を注視するユーザの両目を表わすデータが保持される。
状態Bに示されるように、他の局面において、ユーザが目を閉じると、RAM346には、目を閉じていることを表わすデータが保持される。
状態Cに示されるように、さらに他の局面において、ユーザがたとえば目を逸らすと、そのときにカメラ320によって撮影された画像がRAM346に保持される。すなわち、ユーザの両目は左端または右端に寄っており、ディスプレイ350に表示される画面を注視していない状態となっている。
ある局面において、CPU310は、情報端末100に対する操作、たとえば、スイッチ360またはタッチパネルに対する操作が行われていない時間を計測する。その計測された時間が、バックライト351の消灯の判断基準として予め定められた時間に到達すると、CPU310は、カメラ320に撮影動作を実行させて、図3に示されるような画像データを取得する。CPU310は、その画像データに対して、2値化処理、エッジ強調処理等を実行し、ユーザの顔、特に目がどこを向いているかを判断するためのデータを取得する。たとえば、ユーザの顔が線対称である場合、特に、目が正視している場合には、CPU310は、顔が正面を向いている(すなわち、ディスプレイ350を正視している)と判断する。一方、ユーザの顔が線対称でなく横を向いている場合、目が検出されない場合、目が閉じられている場合、ユーザの顔が認識されない場合には、CPU310は、ユーザがディスプレイ350を正視していないと判断する。
[機能構成]
図4を参照して、本実施の形態に係る情報端末100の構成についてさらに説明する。図4は、情報端末100によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。情報端末100は、操作状態管理部410と、撮像部420と、画像処理部430と、画面注視有無判定部440と、バックライト制御部450と、バックライト部460とを備える。
ある局面において、操作状態管理部410とバックライト制御部450と画像処理部430と画面注視有無判定部440とは、CPU310によって実現される。撮像部420は、カメラ320によって実現される。バックライト部460は、バックライト351によって実現される。
操作状態管理部410は、ユーザによる情報端末100の操作の有無を判定する。この判定は、たとえば、スイッチ360からCPU310に送られる信号に基づいて行われる。たとえば、操作状態管理部410は、情報端末100に対してユーザが操作を行なっていない時間を計測する。他の局面において、操作状態管理部410は、情報端末100に対して最後に操作が行われた時間から経過した時間を計測する。
撮像部420は、情報端末100の正面を撮影するように構成されている。撮像部420は、図1に示されるように、たとえば画面を表示するディスプレイ350が配置される面と同一の面に配置され、画面の表示方向を撮影するように構成されている。
画像処理部430は、撮像部420の撮影によって得られた画像データに対して予め規定された処理を実行する。予め規定された処理は、たとえば、ノイズ除去、2値化処理などを含む。
バックライト制御部450は、操作状態管理部410によって出力される情報を受け取る。具体的には、バックライト制御部450は、情報端末100に対する操作が行なわれていない時間(無操作時間)を受信する。その時間が、バックライト部460をオフするために予め設定された時間以上になると、バックライト制御部450は、撮像部420を予め定められた一定時間起動させるための信号を、撮像部420に送信する。撮像部420は、その信号を受信すると、予め規定された一定時間撮影を実行する。
画面注視有無判定部440は、画像処理部430によって出力されるユーザの画像に基づいて、ユーザが情報端末100の画面を注視しているかどうかの判定を実行する。たとえば、画面注視有無判定部440は、ユーザの両目がディスプレイ350の表示領域の中心線に対して左端あるいは右端に偏っていると判断すると、ユーザは画面を注視していないと判定する。逆に、画面注視有無判定部440は、ユーザの両目がディスプレイ350の表示領域の中心に、あるいは、ディスプレイ350の中心線に対して線対称の位置にあると判断すると、ユーザは画面を注視していると判定する。画面注視有無判定部440は、ユーザが画面を注視しているか否かの判定結果をバックライト制御部450に送信する。
バックライト制御部450は、画面注視有無判定部440からの信号に基づいて、バックライト部460を消灯させるための信号をバックライト部460に送信する。ユーザが画面を注視していない場合には、その旨の信号が、画面注視有無判定部440からバックライト制御部450に送信される。バックライト制御部450は、そのような信号を受信すると、バックライト部460を消灯させる。その後、バックライト制御部450は、撮像部420に対して撮影機能を終了するための信号を送信する。
[制御構造]
図5を参照して、本実施の形態に係る情報端末100の制御構造について説明する。図5は、CPU310が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS510にて、CPU310は、操作状態管理部410として、情報端末100のユーザの無操作時間tを初期化する。
ステップS520にて、CPU310は、スイッチ360からCPU310に対する信号の有無に基づいて、ユーザが情報端末100を操作しているか否かを判断する。具体的には、CPU310は、ユーザがスイッチ360またはディスプレイ350のタッチ操作面に触れたか否かを判断する。CPU310は、ユーザが情報端末100を操作していると判断すると(ステップS520にてYES)、制御をステップS510に戻す。そうでない場合には(ステップS520にてNO)、CPU310は、制御をステップS525に切り換える。
ステップS525にて、CPU310は、操作状態管理部410として、ユーザの無操作時間tについてt=t+1の処理(カウントアップ)を実行することにより、無操作時間tを計測する。
ステップS530にて、CPU310は、ユーザの無操作時間tがバックライトの消灯時間以上であるか否かを判断する。ここで、消灯時間とは、バックライト351を消灯させるための判断時間として予め設定された時間をいう。CPU310は、ユーザの無操作時間tがバックライト消灯の設定時間以上であると判断すると(ステップS530にてYES)、制御をステップS535に切り換える。そうでない場合には(ステップS530にてNO)、CPU310は、制御をステップS520に戻す。
ステップS535にて、CPU310は、カメラ320を起動し、予め設定された一定時間、撮影を実行させる。
ステップS540にて、CPU310は、画面注視有無判定部440として、カメラ320から送られる画像データに基づいて、情報端末100のユーザがディスプレイ350に表示される画面を見ているか否かを判断する。この判断は、図4において述べられた手法に基づいて行なわれる。CPU310は、ユーザが画面を見ていると判断すると(ステップS540にてYES)、制御をステップS550に切り換える。そうでない場合には(ステップS540にてNO)、CPU310は、制御をステップS560に切り換える。
ステップS550にて、CPU310は、バックライト制御部450として、バックライト351に対して点灯を継続させるための命令を出力する。
ステップS555にて、CPU310は、カメラ320による撮影を終了させる。その後、CPU310は、制御をステップS510に戻す。
ステップS560にて、CPU310は、バックライト制御部450として、バックライト351に対して命令を送信することにより消灯させる。
ステップS565にて、CPU310は、バックライト制御部450として、カメラ320による撮影を終了させる。
<変形例>
以下、本実施の形態の変形例について説明する。本実施の形態に係る技術思想は、ディスプレイの画面の表示方向と同じ方向を撮影するように構成されたカメラを備える情報処理端末に適用される。したがって、当該技術思想は、他の局面において、折りたたみ式の情報端末、たとえば折りたたみ式の携帯電話機、ノートブック型のパーソナルコンピュータに対しても適用することができる。
[外観]
そこで、図6を参照して、本変形例に係るコンピュータ600の構成について説明する。図6は、コンピュータ600が開かれた状態を表わす図である。
コンピュータ600は、筐体に配置されたキーボード3と、他の筐体に配置されたモニタ8と、モニタ8の画面を含む筐体の面に配置されたカメラ10とを備える。
[ハードウェア構成]
図7を参照して、本変形例に係るコンピュータ600の構成についてさらに説明する。図7は、本変形例に係るコンピュータ600のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピュータ600は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータ600のユーザによる指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に(一時的に)格納するRAM4と、データを不揮発的に(永続的に)格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、モニタ8と、通信IF(Interface)9と、モニタ8の表示面と同じ方向を向く面に配置されたカメラ10とを備える。各構成要素は、相互にバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着され得る。通信IF9は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)インターフェイス等を含むが、これらに限られない。カメラ10は、CPU1の制御に基づいて撮影動作を実行する。
コンピュータ600における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他のコンピュータ読み取り可能な不揮発性のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他のデータ読取装置によってデータ記録媒体から読み取られて、あるいは、通信IF7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図7に示されるコンピュータ600を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、コンピュータ600に格納されたプログラムであるともいえる。コンピュータ600の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、データ記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する不揮発性のデータ記録媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含み得る。
ある局面において、CPU1は、コンピュータ600に対する操作が予め定められた時間を計測し、カメラ10に、コンピュータ600のユーザを撮像させ、マウス2またはキーボード3に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、ユーザが画面を見ていないならば、モニタ8のバックライト(図示しない)を消灯する。
ここで、ユーザが画面を見ていない場合とは、ユーザがモニタ8の前にいない場合、ユーザの視線が画面を見ていない場合、ユーザが目を閉じている場合等を含む。
好ましくは、予め定められた時間は、バックライトを消灯するために設定された消灯設定時間を含む。
他の局面において、コンピュータ600に対する操作が消灯時間になるまで行なわれていないと、CPU1は、カメラ10にユーザを撮像させる。
他の局面において、CPU1は、バックライトを消灯させた後、カメラ10の動作を終了する。
以上のようにして、本実施の形態に係る情報端末100は、内蔵されたカメラ320を用いて情報端末100のユーザを撮像し、ユーザが情報端末100に表示された画面を見ているか否かを判断する。ユーザが一定時間画面を見ていない場合であって、無操作時におけるバックライトの消灯時間が経過すると、情報端末100は、バックライトを消灯する。その結果、電力の消費が抑制される。これにより、携帯性を損なうことなく電力の消費が抑制される情報端末が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,310 CPU、2 マウス、3 キーボード、4,346 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、8 モニタ、9,348 ROM、10,320 カメラ、100 情報端末、302 通信装置、304 チューナ、306,308,316 アンテナ、312 測位処理部、314 測位信号受信フロントエンド部、340 スピーカ、344 フラッシュメモリ、350 ディスプレイ、351 バックライト、360 スイッチ、370 音声信号処理回路、372 マイク、380 メモリカード駆動装置、382 メモリカード、384 バイブレータ、390 二次電池、391 充電制御回路、410 操作状態管理部、420 撮像部、430 画像処理部、440 画面注視有無判定部、450 バックライト制御部、460 バックライト部、600 コンピュータ。

Claims (6)

  1. 情報端末であって、
    画像を表示するためのモニタ装置と、
    前記モニタ装置に光を照射するためのバックライトと、
    前記情報端末に対する操作を受け付けるための操作手段と、
    前記モニタ装置の画面の表示方向を撮像するように配置されたカメラと、
    前記情報端末の動作を制御するための制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記情報端末に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、前記カメラに撮影動作を実行させ、
    前記情報端末のユーザが前記モニタ装置を見ていないならば、前記バックライトを消灯させる、情報端末。
  2. 前記制御装置は、前記ユーザが前記情報端末の前にいない場合に、前記ユーザの視線が前記画面を見ていない場合に、または、前記ユーザが目を閉じている場合に、前記バックライトを消灯させる、請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記予め定められた時間は、前記バックライトを消灯するために設定された時間を含む、請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 前記制御装置は、前記バックライトを消灯させた後、前記カメラの動作を終了する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報端末。
  5. 情報端末を制御するための方法であって、前記情報端末は、画像を表示するためのモニタ装置と、前記モニタ装置に光を照射するためのバックライトと、前記モニタ装置の前面に配置されたカメラと、前記情報端末の動作を制御するためのプロセッサとを備えており、前記方法は、
    前記プロセッサが、前記バックライトを点灯するステップと、
    前記情報端末に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、前記プロセッサが、前記カメラに撮影動作を実行させるステップと、
    前記情報端末のユーザが前記モニタ装置を見ていないときに、前記プロセッサが、前記バックライトを消灯するステップとを含む、情報端末を制御するための方法。
  6. 情報端末を制御するための方法を実現するためのプログラムであって、前記情報端末は、画像を表示するためのモニタ装置と、前記モニタ装置に光を照射するためのバックライトと、前記モニタ装置の前面に配置されたカメラと、前記情報端末の動作を制御するためのプロセッサとを備えており、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記プロセッサが、前記バックライトを点灯するステップと、
    前記情報端末に対する操作が予め定められた時間行なわれていないときに、前記プロセッサが、前記カメラに撮影動作を実行させるステップと、
    前記情報端末のユーザが前記モニタ装置を見ていない場合に、前記プロセッサが、前記バックライトを消灯するステップとを実行させる、プログラム。
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