JP2013185842A - 張力測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻取装置に連結されたベルトの張力を測定する張力計の移動と測定誤差を抑制する。
【解決手段】車両固定装置4のベルト40の入出端となる昇降ユニット44に軸支した左右方向を回転軸として揺動可能なアーム46と、アーム46に軸支された左右方向を回転軸として揺動可能な張力測定ユニット47を設ける。張力測定ユニット47には、ベルト40の張力に応じて歪むと共に当該歪み量を測定する張力計472と、張力計472に入出するベルトの張力計472に対する角度を一定に維持するベルトガイドユニット471とを設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ベルトの張力を測定するための技術に関するものである。
ベルトの張力を測定する張力計としては、可撓体と、可撓体に固定された、ベルトが湾曲するようにガイドする複数の案内ピンとを備えた張力計が知られている。このような、張力計では、ベルトの張力によって案内ピンに加わる力によって可撓体が変形することを利用し、可撓体の変形量よりベルトの張力を測定している(特許文献1)。
一方、シャシーダイナモメータ用の車両固定装置としては、巻取装置によって巻取り/送り出しが行われるベルトを自動車の固定に用いる車両固定装置が知られている(たとえば、特許文献2)。
特表2001-527649号公報 特開2007-212148号公報
さて、上述したような可撓体の変形量よりベルトの張力を測定する張力計を、上述したような巻取装置によって巻取り/送り出しが行われるベルトの張力の測定に適用する場合、ベルトの巻取り/送り出しに追従してベルトと共に張力計が大きく移動してしまったのでは、極めて取り扱いが不便となる。
一方で、このような場合に、張力計を巻取装置に対して固定してしまうと次のような問題が生じる。
すなわち、いま、図5aに示すような張力計をベルトの張力に適用する場合を考える。
ここで、各図中に示すように上下前後左右方向を定義するものとして、図5a1は張力計の上面図を、図5a2は張力計の右側面図を、図5a3は張力計の斜視図を表している。
図示するように、この張力計は、前後方向に延びる二つのサイドフレーム51の間に左右方向に架け渡した第1ピン52、第2ピン53、第3ピン54を後ろから前に向けて当該順序で配置した構成を備えている。ここで、側方から見て、第2ピン53は、第1ピン52と第3ピン54を結ぶ直線から少しずらした位置に設けられており、図5b1に示すように、第1ピン52の下側、第2ピン53の上側、第3ピン54の下側を通るようにベルト40を張力計に通すことにより、ベルト40が湾曲するようになっている。
また、二つのサイドフレーム51は第1ピン52と第3ピン54の間の部位に可撓性を備えており、当該可撓性を備えた部位に、当該部位の上下方向の撓み量を検出する撓みセンサが固着されている。
そして、このような構成によって、張力計は、図5b1に矢印によって示すように、ベルト40の張力によって、各ピン52-54に加わる上下方向の力による、サイドフレーム51の可撓性を備えた部位の撓み量を撓みセンサによって検出することによりベルト40の張力を測定するようになっている。
ここで、このような張力計を、ベルト40と共に移動しないように外部に固定した場合を考える。
この場合、ベルト40を長手方向に移動すると、ベルト40は張力計に対して移動することとなり、当該移動に伴い、図5b2に矢印によって示すようにベルト40と各ピン52-54の間に働く摩擦力によって、サイドフレーム51の第1ピン52と第3ピン54の間の可撓性を備えた部位を撓ませる力が発生することとなり、当該発生した力はベルト40の張力によらない力となる。したがって、この場合、撓みセンサによって検出する撓み量は、ベルト40の張力のみを表すものとはならず、結果、ベルト40の張力の測定結果は誤差を含むものとなる。
そこで、本発明は、巻取装置によって巻取り/送り出しが行われるベルトの張力を測定する張力計をベルトと共に大きく移動しないようにしつつ、張力計の測定誤差を抑制することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、巻取装置によって巻取りと送り出しが行われるベルトの張力を測定する張力測定装置として、前記巻取装置に、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支されたアームと、前記アームに、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支された張力測定ユニットとを備えた張力測定装置を提供する。ここで、前記張力測定ユニットは、前記ベルトが挿入される張力計と、前記ベルトが前記張力計に入出する、当該張力計に対する角度を一定に維持するガイド部材を有し、前記張力計は、可撓性を有するフレームと、前記フレームに固定された、前記挿入されたベルトが当該ベルトの厚み方向に湾曲するように、当該ベルトを前記厚み方向について支持する支持部材と、前記フレームの撓みを検出する撓みセンサとを有するものである。
このような張力測定装置によれば、ベルトの移動に伴い、張力計とベルトとの間に摩擦力が働いた場合、ある程度までは、この摩擦力は、アームや張力測定ユニットを揺動させる力として働き、この摩擦力が張力計のフレームを撓ませる力として働くことが抑制される。
また、アームや張力測定ユニットが揺動した場合でも、その揺動角に関わらずに張力計へのベルトの入出角は、ガイド部材によって一定に維持される。
よって、当該揺動によって、張力計におけるベルトの張力の測定に誤差が生じることも抑制される。
ここで、より具体的には、このような張力測定装置は、前記張力計の前記支持部材を、ベルトの一方の面に当接する第1のピンと、ベルトの他方の面に当接する第2のピンと、ベルトの前記一方の面に当接する第3のピンとより構成し、前記第1のピンと前記第2のピンと第3のピンは当該順序で前記ベルトの長手方向に、前記第1のピンと第3のピンの間で前記ベルトが当該ベルトの厚み方向に湾曲するように配置すると共に、前記張力計を、前記張力計のフレームを、前記第2のピンの両端の位置において前記ガイド部材に固定することにより、前記ガイド部材に固定し、前記ガイド部材を前記アームに、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支することにより、前記張力測定ユニットを、前記アームに前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支するように構成してもよい。
また、この場合には、前記ガイド部材を、ガイドフレームと当該ガイドフレームに固定された複数のガイドピンを有するものとして、前記張力計のフレームを前記第2のピンの両端の位置において前記ガイドフレームに固定することにより、前記張力計を前記ガイド部材に固定し、前記複数のガイドピンを、前記張力計の前記第1のピンから見て前記第3のピンの反対側方向となる位置と前記第3のピンから見て前記第1のピンの反対側方向となる位置との各々に設けられた、前記ガイドフレームに固定された張力計に入出するベルトが間を通るように設けられた、前記ベルトの当該ベルトの厚み方向の移動を規制する一対のガイドピンより構成し、前記ガイド部材のガイドフレームを前記アームに、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支することにより、前記ガイド部材を、前記アームに前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支するようにしてもよい。
なお、以上のような張力測定装置は、シャシーダイナモメータの車両固定装置に適用することができる。すなわち、この場合には、床板に設けられた開口に露出したローラ上に車輪が載せ置かれた車両を固定する、シャシーダイナモメータの車両固定装置を、以上の張力測定装置と、前記巻取装置とを含めて構成し、前記ベルトを、前記車両に連結するようにすればよい。
以上のように、本発明によれば、巻取装置によって巻取り/送り出しが行われるベルトの張力を測定する張力計をベルトと共に大きく移動しないようにしつつ、張力計の測定誤差を抑制するこができる。
本発明の実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両固定装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る張力測定ユニットの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両固定装置のアームと張力測定ユニットの動きを示す図である。 従来の張力計の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、シャシーダイナモメータの車両固定装置への適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を模式的に示す。
ここで、図1aはシャシーダイナモメータの上面図を、図1bはシャシーダイナモメータの側面図を示している。
図示するように、このシャシーダイナモメータは、四輪駆動の自動車用のシャシーダイナモメータであり、フレーム1の上面を形成する床板の上に自動車を進行させ、自動車の前後左右の車輪の各々を、天頂部がフレーム1の床板に設けた開口内に、略床板上面と同じ高さで位置するように配置されたローラ2上に位置決めした上で、自動車の前方及び後方に左右に離間して床板上に固定した4つの車両固定装置4で自動車を前方及び後方より平型のベルトで索引して固定し、固定した自動車を走行させながら各ローラ2に連結した動力計で自動車の各種特性を測定するものである。なお、車両固定装置4は、2輪駆動の自動車用のシャシーダイナモメータにおける自動車の固定にも同様に用いることができる。
次に、車両固定装置4の構成を図2に示す。
さて、各図中に示すように上下前後左右方向を定義するものとして、図2aは車両固定装置4の上面図を、図2bは車両固定装置4の右側面図を表している。
図示するように、車両固定装置4は、先端に連結具401が設けられたベルト40、ベース41、左右方向を回転軸としてベース41に軸支された、ベルト40を巻き取る巻取シャフト42、巻取シャフト42の回転駆動や固定を行う駆動ユニット43、昇降ユニット44、昇降ユニット44を上下に昇降させる、ベース41に支持された昇降装置45、昇降ユニット44の左右両脇に配置された左右一対のアーム46、左右一対のアーム46の間に配置された張力測定ユニット47とを備えている。
ここで、昇降装置45は、作業者がハンドル451を回転操作すると、図2cに示すボールネジ452が回転し、ボールナットを介してボールネジ452によって支持されている昇降ユニット44が上下に移動するようになっている。
また、図2cに示すように、昇降装置45の下部には左右方向を回転軸として回転する中間ローラ453が軸支されており、昇降ユニット44には、左右方向を回転軸として回転するベルト入出ローラ441が軸支されている。
そして、車両固定装置4内におけるベルト40の巻取シャフト42から外部への走行経路は次の経路となる。
すなわち、巻取シャフト42に一端が固定されて、幅方向を左右方向として巻取シャフト42に巻き取られるベルト40は、巻取シャフト42から、中間ローラ453に導かれ、中間ローラ453で走行方向が斜め上方向に転換されてベルト入出ローラ441に導かれる。そして、ベルト入出ローラ441に導かれたベルト40は、ベルト入出ローラ441で走行方向が略水平方向に転換され、張力測定ユニット47の内部を通って外部に進む。
また、車両固定装置4内におけるベルト40の外部から巻取シャフト42への走行経路は、以上の経路を逆としたものとなる。
次に、図2dに示すように、左右一対のアーム46は、左右方向を回転軸として揺動可能に昇降ユニット44の左右両脇に軸支されており、左右一対のアーム46の間に配置された張力測定ユニット47は、左右方向を回転軸として揺動可能に左右のアーム46に軸支されている。
次に、図3aに張力測定ユニット47の構成を示す。
図3a1は、張力測定ユニット47の上面図を、図3a2は張力測定ユニット47の右側面図を、図3a3は張力測定ユニット47の斜視図を表している。
図示するように、張力測定ユニット47は、ベルトガイドユニット471と、ベルトガイドユニット471に固定した張力計472とより構成される。
ここで、ベルトガイドユニット471の構成を図3bに、張力計472の構成を図3cに示す。
図3b1に上面図を、図3b2に右側面図を、図3b3に斜視図を示すように、ベルトガイドユニット471は、2枚の側板4711の間に左右に架け渡した上下一対のガイドピン4712の組を、前後に2組設けたものである。ここで、上下一対のガイドピン4712は、ガイドピン4712の間にベルト40を挿入できるようにベルト40の厚みより幾分大きい距離上下に離間して設けられており、ガイドピン4712の前後の組の上下方向位置は一致している。
次に、図3c1に上面図を、図3c2に右側面図を、図3c3に斜視図を示すように、張力計472は、先に図5に示したものと同様の構成を備えており、図3cに示すように、前後方向に延びる二つのサイドフレーム51の間に、左右方向に架け渡した第1ピン52、第2ピン53、第3ピン54を、後ろから前方向に向かって当該順序で配置した構成を備えている。ここで、側方から見て、第2ピン53は、第1ピン52と第3ピン54を結ぶ直線から少しずらした位置に設けられている。
また、二つのサイドフレーム51は第1ピン52と第3ピン54の間の部位に可撓性を備えており、当該可撓性を備えた部位に、当該部位の上下方向の撓み量を検出する撓みセンサが固着されている。なお、可撓性を備えた部位は、サイドフレーム51全体を可撓性を備えた素材で製作することにより設けることもできるし、サイドフレーム51の第1ピン52と第3ピン54の間の一部を上下方向に肉薄に形成することにより設けることもできるし、サイドフレーム51を前後に分割し分割した前後部分を板バネなどの可撓性を備えた部材で前後に連結することにより設けることもできる。
そして、ベルトガイドユニット471の各ピンと張力計472の各ピンと、ベルト40との配置を示す図3d、及び、図3aに示されるように、ベルトガイドユニット471に設けた貫通穴に貫通させた張力計472の第2ピン53を利用して、張力計472はベルトガイドユニット471に固定されている。ここで、張力計472は第2ピン53の位置でのみベルトガイドユニット471に連結され固定されている。
また、図3dに示すように、張力測定ユニット47において、ベルトガイドユニット471の前後のそれぞれ設けた一対のガイドピン4712のうち、上側のガイドピン4712と張力計472の第1ピン52、第3ピン54の上下方向位置は一致しており、張力測定の装置の第2ピン53は、第1ピン52、第3ピン54よりも少し上に位置するように設けられている。
そして、図2cに示すようにベルト入出ローラ441で走行方向が略水平方向に転換されたベルト40は、図3dに示すように張力測定ユニット47の内部に挿入される。
すなわち、ベルト入出ローラ441側から順に見て、ベルト40は、張力測定ユニット47のベルトガイドユニット471の後ろ側の上下一対のガイドピン4712の間、張力計472の第1ピン52の下、第2ピン53の上、第3ピン54の下、ベルトガイドユニット471の前側の上下一対のガイドピン4712の間を通るように配置される。
すなわち、張力計472の内部で、第1ピン52-第2ピン53-第3ピン54の間でベルト40が湾曲するようになっており、図3dに矢印で示すように、ベルト40の張力によって、第1ピン52、第2ピン53、第3ピン54の各ピンに加わる上下方向の力による、サイドフレーム51の可撓性を備えた部位の撓み量を撓みセンサによって検出することによりベルト40の張力を測定するようになっている。。
ここで、上述のように、張力測定ユニット47は、アーム46に左右方向を回転軸として揺動可能に設けられており、アーム46は昇降ユニット44に左右方向を回転軸として揺動可能に設けられている。
したがって、図4a、b、cに示すように、ベルト40の移動に伴い、張力測定ユニット47の各ピンとベルト40との間に摩擦力が働いた場合、ある程度までは、この摩擦力は、アーム46や張力測定ユニット47を揺動させる力として働き、この摩擦力が張力計472の第1ピン52と第3ピン54の間の可撓性を備えた部位を撓ませる力として働くことが抑制される。
また、アーム46や張力測定ユニット47が揺動した場合でも、その揺動角に関わらずに張力計472へのベルト40の入出角は、ベルトガイドユニット471によって一定に維持される。
よって、当該揺動によって張力計472へのベルト40の入出角が変化して、張力計472におけるベルト40の張力の測定に誤差が生じることも抑制される。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、以上の実施形態におけるアーム46は、張力測定ユニット47の上方または下方に位置する左右方向の軸を回転軸として揺動するものとして設けるようにすることもできる。
1…フレーム、2…ローラ、3…車輪止装置、4…車両固定装置、40…ベルト、41…ベース、42…巻取シャフト、43…駆動ユニット、44…昇降ユニット、45…昇降装置、46…アーム、47…張力測定ユニット、51…サイドフレーム、52…第1ピン、53…第2ピン、54…第3ピン、401…連結具、441…ベルト入出ローラ、453…中間ローラ、471…ベルトガイドユニット、472…張力計、4711…側板、4712…ガイドピン。

Claims (4)

  1. 巻取装置によって巻取りと送り出しが行われるベルトの張力を測定する張力測定装置であって、
    前記巻取装置に、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支されたアームと、
    前記アームに、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支された張力測定ユニットとを有し、
    前記張力測定ユニットは、
    前記ベルトが挿入される張力計と、
    前記ベルトが前記張力計に入出する、当該張力計に対する角度を一定に維持するガイド部材を有し、
    前記張力計は、可撓性を有するフレームと、前記フレームに固定された、前記挿入されたベルトが当該ベルトの厚み方向に湾曲するように、当該ベルトを前記厚み方向について支持する支持部材と、前記フレームの撓みを検出する撓みセンサとを有することを特徴とする張力測定装置。
  2. 請求項1記載の張力測定装置であって、
    前記張力計の前記支持部材は、ベルトの一方の面に当接する第1のピンと、ベルトの他方の面に当接する第2のピンと、ベルトの前記一方の面に当接する第3のピンとより構成され、前記第1のピンと前記第2のピンと第3のピンは当該順序で前記ベルトの長手方向に、前記第1のピンと第3のピンの間で前記ベルトが当該ベルトの厚み方向に湾曲するように配置されており、
    前記張力計は、前記張力計のフレームを、前記第2のピンの両端の位置において前記ガイド部材に固定することにより、前記ガイド部材に固定されており、
    前記ガイド部材を前記アームに、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支することにより、前記張力測定ユニットは、前記アームに前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支されていることを特徴とする張力測定装置。
  3. 請求項2記載の張力測定装置であって、
    前記ガイド部材は、ガイドフレームと当該ガイドフレームに固定された複数のガイドピンを有し、
    前記張力計のフレームを前記第2のピンの両端の位置において前記ガイドフレームに固定することにより、前記張力計は前記ガイド部材に固定されており、
    前記複数のガイドピンは、前記張力計の前記第1のピンから見て前記第3のピンの反対側方向となる位置と前記第3のピンから見て前記第1のピンの反対側方向となる位置との各々に設けられた、前記ガイドフレームに固定された張力計に入出するベルトが間を通るように設けられた、前記ベルトの当該ベルトの厚み方向の移動を規制する一対のガイドピンより構成され、
    前記ガイド部材のガイドフレームを前記アームに、前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支することにより、前記ガイド部材は、前記アームに前記ベルトの幅方向を軸として揺動可能に軸支されていることを特徴とする張力測定装置。
  4. 請求項1または2記載の張力測定装置を備え、床板に設けられた開口に露出したローラ上に車輪が載せ置かれた車両を固定する、シャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
    前記巻取装置を備え、
    前記ベルトは、前記車両に連結されるものであることを特徴とする車両固定装置。
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