JP2013185580A - 軸流フアン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】径が小さく、送風量の大きい軸流フアン電動機を構成し、小型の集積回路の冷却用の装置を得ることが目的である。
【解決手段】回動自在に支持された円環状のマグネット回転子と、該マグネット回転子を駆動するように外側に配設された複数個の電機子と、電機子コイルの通電制御を行なってマグネット回転子を駆動回転せしめる通電制御回路と、マグネット回転子と同軸で同期回転する円すい台と、該円すい台の外側面に設けた複数個のフアンと、該フアンにより円すい台の両側孔のいずれかより送風する手段とにより構成される。
【選択図】図3
【解決手段】回動自在に支持された円環状のマグネット回転子と、該マグネット回転子を駆動するように外側に配設された複数個の電機子と、電機子コイルの通電制御を行なってマグネット回転子を駆動回転せしめる通電制御回路と、マグネット回転子と同軸で同期回転する円すい台と、該円すい台の外側面に設けた複数個のフアンと、該フアンにより円すい台の両側孔のいずれかより送風する手段とにより構成される。
【選択図】図3
Description
高密度化された小型のIC(集積回路)を効率良く冷却する手段として利用される。
図6につき詳細は後述するが、周知の手段は駆動源となる電動機が中央部にあり、回転するフアン15a,15b,...が外側にあるので、フアンが小さくなり風量が小さくなる問題点がある。IC冷却用の小型フアンとなると上述した問題点は解決困難となる。
上述した従来の技術の問題点を解消し、小型偏平でICの冷却効果の大きいフアンを得ることが課題である。
基板に対向並置されるとともに回動自在に支持された円環状のマグネット回転子と、該マグネットの径方向に着磁された複数組のN,S磁極と、該N,S磁極に端部が空隙を介して対向するコ型の磁心と該磁心に捲着された電機子コイルよりなる固定電機子と、マグネット回転子に端部が固着されて同期回転する円すい台と、該円すい台の外側面に設けられ、回転とともに空気流が円すい台内部に吸引されて、両端のいずれかの基板の空孔を介して流出するように円すい台外側面に装着された複数個のフアンと、マグネット回転子の磁極の回転位置を検出して位置検知信号を得る位置検知装置と、該位置検知信号により電機子コイルの通電制御を行って、マグネット回転子と円すい台を同期回転せしめる通電制御回路とより構成されたものである。
周知の軸流フアンと比較して同じ径でも5倍以上の空気流が得られ、図3に示す手段によると、小型のICの冷却効果が更に増大する作用効果がある。
図1以降について本発明の実施の形態を説明する。本発明は高密度化された小型のICの冷却に利用されるもので、図1は原寸で表示されている。当然であるがこれより小型のものにも本発明を利用することができる。又IC以外の電子部品の冷却にも利用できる。図1において、基板1の空孔1a,1b,...は基板を本体に締着する為のビス孔である。基板1の中央部は空孔となり、レバー2a,2b,...の中央部には回転支軸3が固定され、支軸3を介してマグネット回転子6,円すい台5,フアン5a,5b,...(詳細は図2,図3で説明する。)が同期回転するように構成されている。
図2は図1を矢印C方向よりみた側面図である。図2において、円板7(図1では省略して図示していない。)の外側にマグネット回転子6が固定され、円板の外周部に円すい台5(断面のみが示されている。)の左端の外周が固定されている。円板7に固定した円筒8は支軸3により回動自在に支持される。円板7には空気流が通過する空孔が設けられる。円すい台5の外側回転面には図3につき後述するフアン5a,5bと全く同じ構成のフアンが複数個設けられている。
マグネット回転子6と円すい台5が同期回転すると空気流は矢印の方向となり、点線Aで示すヒートシンクの装着されたICを冷却することができる。マグネット回転子6は点線4a,4bで示す駆動装置により回転せしめられるが、その手段を図4につき次に説明する。図2において記号4a,4bで示したものは、図4において記号10a,10bで示す電機子である。コ型の磁心10a,10bには電機子コイル11a,11bが捲着され、磁心10a,10bの端部は空隙を介して、マグネット回転子6のN,S磁極に対向している。
磁心10a,10bの磁極はN,S極に磁化され、マグネット回転子6がその磁極巾だけ回転する毎にN,S磁極からS,N磁極になるように電機子コイル11a,11bは往復して通電される。従って1相の半導体電動機となるものである。図5に上述した回転の原理が示されている。図5において、マグネット回転子6の回転を検出して磁極の位置を検出して位置検知信号を得るホール素子12の出力信号は電気回路13により増巾され、増巾された電流により電機子14の電機子コイル11a,11bの通電制御を行なってマグネット回転子6を駆動する。電気回路13は周知の手段例えば特開平成1年248988号に開示された手段を利用することができる。
上述した説明により理解されるように、マグネット回転子6,円板7,円すい台5は同期回転するので、図2の矢印方向の空気流を発生して記号Aで示すICを冷却することができる。図3において、円板7の空孔は除去されて1枚の円板となり空気流もなくなるように構成される。マグネント回転子6が駆動回転されると、空気流は矢印方向となり、円すい台5の外側のフアン5a,5b及び同一構成のフアン5c,5dにより、小型の記号Bで示すICを冷却することができる。
以上の説明により判るように、フアン5bの長さを増大することができるので冷却効果を大きくすることができる。図6に示す周知の手段よると、電動機の回転軸15aにより回転される回転子15の外側のフアン15a,15b,...は外筺16との間の狭い空間内に配設されるので小さいフアンとなり風量が小さくなる欠点がある。特に小型とすると上述した欠点は致命的となる。本発明装置によると、フアンの長さは円すい台5の外周にあるので径が小さい場合でもフアンの長さを大きくできて有効な手段となる。
1 基板
2a,2b,...レバー
3 回転支軸
4a,4b 電機子
5a,5b,5c,...フアン
6 マグネット回転子
7 円板
8 円筒
A,B 集積回路とヒートシンク
10a,10b コ型の磁心
11a,11b 電機子コイル
12,13 ホール素子とその増巾回路
14 電機子
15 電動機の回転子
15a,16b,...フアン
16 外筺
2a,2b,...レバー
3 回転支軸
4a,4b 電機子
5a,5b,5c,...フアン
6 マグネット回転子
7 円板
8 円筒
A,B 集積回路とヒートシンク
10a,10b コ型の磁心
11a,11b 電機子コイル
12,13 ホール素子とその増巾回路
14 電機子
15 電動機の回転子
15a,16b,...フアン
16 外筺
Claims (1)
- 基板に対向並置されるとともに回動自在に支持された円環状のマグネット回転子と、該マグネットの径方向に着磁された複数組のN,S磁極と、該N,S磁極に端部が空隙を介して対向するコ型の磁心と該磁心に捲着された電機子コイルよりなる固定電機子と、マグネット回転子に端部が固着されて同期回転する円すい台と、該円すい台の外側面に設けられ、回転とともに空気流が円すい台内部に吸引されて、両端のいずれかの基板の空孔を介して流出するように円すい台外側面に装着された複数個のフアンと、マグネット回転子の磁極の回転位置を検出して位置検知信号を得る位置検知装置と、該位置検知信号により電機子コイルの通電制御を行って、マグネット回転子と円すい台を同期回転せしめる通電制御回路とより構成されたことを特徴とする軸流フアン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012070262A JP2013185580A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | 軸流フアン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012070262A JP2013185580A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | 軸流フアン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013185580A true JP2013185580A (ja) | 2013-09-19 |
Family
ID=49387206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012070262A Pending JP2013185580A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | 軸流フアン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013185580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104653495A (zh) * | 2013-11-22 | 2015-05-27 | 安德烈·斯蒂尔股份两合公司 | 带有吹管的手持工作器具 |
-
2012
- 2012-03-08 JP JP2012070262A patent/JP2013185580A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104653495A (zh) * | 2013-11-22 | 2015-05-27 | 安德烈·斯蒂尔股份两合公司 | 带有吹管的手持工作器具 |
CN104653495B (zh) * | 2013-11-22 | 2019-08-09 | 安德烈·斯蒂尔股份两合公司 | 带有吹管的手持工作器具 |
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