JP2013183928A5 - 遊技機 - Google Patents

Description

本発明は、記憶媒体に記憶された情報に基づき遊技を行う遊技機に関する。

従来、プリペイド式の記録媒体、例えば磁気カード等のカード状記録媒体を、遊技機外枠に沿って配設されるカードサンドユニットに挿入し、必要な遊技媒体数をカード状記録媒体から度数減算して貸し出し遊技を行うことが可能であって、遊技終了時には、精算ボタンを操作し、その時点において獲得している遊技媒体数情報をカード状記録媒体に記録させ、該記録媒体をカードサンドユニット外に排出させる遊技機が開示されている（例えば、特許文献１参照）。

しかしながら、特許文献１に記載の遊技機において、遊技機外枠に沿って配設されるカードサンドユニットは遊技を行う遊技者の正面から離れた位置にあるため、遊技者はカード状記録媒体の挿入を行い難く、遊技機とカードサンドユニットとの間に生じる隙間へカード状記録媒体を挿入してしまう虞がある。
また、遊技を終了した際に精算ボタンを操作してカード状記録媒体をカードサンドユニットから排出させたまま遊技機を離れ、カード状記録媒体の取り忘れが生じることもある。

そこで、本発明は、遊技を行う際に所定の情報が記憶される記憶媒体の投入や、遊技終了の際に排出される記憶媒体の取扱いを容易にした遊技機を提供することを目的とする。

以上の課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、
島設備に固定される本体枠と、
前記本体枠に開閉可能に取り付けられる前面枠と、
前記前面枠の前面側に配設され、遊技者が操作可能な操作手段と、
複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームが行われる表示装置と、
前記変動表示ゲームを含む遊技を統括的に制御する遊技制御手段と、を備えた遊技機において、
所定の情報が記憶される記憶媒体の取り込み及び排出が可能な取込排出手段と、
前記記憶媒体の記憶情報を読み書き可能な読み書き手段と、を備え、
前記記憶媒体に関わる遊技媒体数情報に基づき、前記遊技制御手段により遊技を実行可能に構成し、
前記操作手段は、前記変動表示ゲームに介入可能な第１の操作手段と、前記取込排出手段が取り込んだ記憶媒体に関わる処理を指示可能な第２の操作手段を含み、
前記取込排出手段は、コイン状の記憶媒体を取り込む挿入口と、コイン状の記憶媒体を排出する排出口を形成し、
遊技終了の際に前記第２の操作手段の操作に基づき、コイン状の記憶媒体に所定の情報を書き込み、前記排出口から排出することを特徴とする。

請求項１に記載の発明によれば、コイン状の記憶媒体により、遊技を行う際の投入や遊技終了の際に排出される記憶媒体の取扱いを容易にして、誤操作などを防止することができる。

本発明によれば、所定の情報が記憶される記憶媒体を取扱いが容易な構成とし、遊技機の周囲に生じる隙間へ誤って挿入することが防止できる。

Claims (1)

1. 島設備に固定される本体枠と、
   前記本体枠に開閉可能に取り付けられる前面枠と、
   前記前面枠の前面側に配設され、遊技者が操作可能な操作手段と、
   複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームが行われる表示装置と、
   前記変動表示ゲームを含む遊技を統括的に制御する遊技制御手段と、を備えた遊技機において、
   所定の情報が記憶される記憶媒体の取り込み及び排出が可能な取込排出手段と、
   前記記憶媒体の記憶情報を読み書き可能な読み書き手段と、を備え、
   前記記憶媒体に関わる遊技媒体数情報に基づき、前記遊技制御手段により遊技を実行可能に構成し、
   前記操作手段は、前記変動表示ゲームに介入可能な第１の操作手段と、前記取込排出手段が取り込んだ記憶媒体に関わる処理を指示可能な第２の操作手段を含み、
   前記取込排出手段は、コイン状の記憶媒体を取り込む挿入口と、コイン状の記憶媒体を排出する排出口を形成し、
   遊技終了の際に前記第２の操作手段の操作に基づき、コイン状の記憶媒体に所定の情報を書き込み、前記排出口から排出することを特徴とする遊技機。