JP2013183593A - ハンドリング用リフター - Google Patents

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JP2013183593A JP2012047675A JP2012047675A JP2013183593A JP 2013183593 A JP2013183593 A JP 2013183593A JP 2012047675 A JP2012047675 A JP 2012047675A JP 2012047675 A JP2012047675 A JP 2012047675A JP 2013183593 A JP2013183593 A JP 2013183593A
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Takaaki Kawamura
崇彰 河村
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Abstract

【目的】配電盤への機器収納または搬出に利用するハンドリング用リフターであって、機器収納または搬出の際において、リフターの脚部と、配電盤の扉に取り付けられた電気機器との干渉を回避する。
【解決手段】配電盤への機器収納または搬出に利用するハンドリング用リフターであって、リフターのパイプ状の脚部が、その一地点を基点として、水平方向に可動可能なハンドリング用リフター。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回路遮断器、断路器、接地開閉器などの電気機器を配電盤に搬入または搬出する作業に使用するハンドリング用リフターに関する。
配電盤には、筐体内に複数個の回路遮断器などの引出形機器を上下方向に段積みして収納したものがある。このような配電盤では、筐体内の引出形機器を筐体内から搬入または搬出する作業が必要となる。
このとき、特に上段部分に収納された引出形機器については、地上面よりかなり高い位置に収納されることになる。そのため、配電盤据え付け時の機器の搬入および搬出作業は、人手のみではほとんど不可能なことから、専用のハンドリング用リフターを使用して搬入および搬出作業を行っている(特許文献1参照)。
[従来の配電盤およびハンドリング用リフターの構成:図6]
ここで、従来の配電盤およびハンドリング用リフターについて説明する。
先ず、従来の配電盤およびハンドリング用リフターの構成を説明する。
図6は、従来の配電盤およびハンドリング用リフターの構成である。1は台車、2は脚部、3は車輪、4は主マスト、5は荷台、6はハンドル、7は扉、8は電気機器、10は遮断器、11は引出形機器、12は配電盤である。
配電盤12は筐体であり、前面に開閉自在な扉7を有している。配電盤12(筐体)内部には、遮断器10、引出形機器11などが収納されている。
また、扉7の下部(床面近傍)には、電気機器8が取り付けられている。
ハンドリング用リフターは、台車1(主マスト4、脚部2、車輪3)と荷台5とハンドル6とから構成されている。
このうち、台車1は、主マスト4、脚部2および車輪3で構成されている。主マスト4は床面に対して垂直に立設している。脚部2はパイプ形状であり、主マスト4を基点として床面と平行方向に延設されている。脚部2には車輪3が設けられているため、台車1は床面を移動可能となっている。
なお、主マスト4には、前方へ水平姿勢で突き出した荷台5が取り付けられている。ここで、主マスト4は、荷台5の昇降ガイドを兼ねている。そのため、荷台5は、主マスト4に沿って上下移動可能に支持されている。また、主マスト4上には、荷台5の上下移動を操作するためのハンドル6が取り付けられている。
以上が、従来の配電盤およびハンドリング用リフターの構成の説明である。
[従来のハンドリング用リフターの動作]
次に、従来のハンドリング用リフターの動作を説明する。
配電盤12に対して遮断器10や引出形機器11を搬入または搬出する際には、先ず、台車1を配電盤12の扉7の手前に移動して位置決めする。そして、固定用部材(図示しない)によって台車1が動かないように床面に固定する。
ハンドリング用リフターへ引出形機器11を搬入する際の動作を説明する。
荷台5が床面位置にあるときに、引出形機器11を荷台5へ載せる。ハンドル6のハンドル操作により荷台5を引き上げて、所望の高さ位置に到達させる。その高さ位置から、荷台5の先端を配電盤内部の引出形機器11の設置予定位置まで延ばす。そして、人手作業により引出形機器11を荷台5から配電盤12内部へ押し込んで搬入する。
ハンドリング用リフターから引出形機器11を搬出する際の動作を説明する。
上記の搬入手順とは逆に、荷台5を空の状態で引出形機器11の高さ位置まで到達させる。荷台5の先端を配電盤内部の引出形機器11のところまで延ばす。そして、人手作業により配電盤12内部の引出形機器11を荷台5の上に引き出して回収する。その後、ハンドル6を操作し、引出形機器11を荷台5とともに台車1の上に降ろす。
なお、上記の搬入および搬出作業のいずれにおいても、配電盤12の扉7は開けた状態で作業が行われる。
以上が、従来のハンドリング用リフターの動作の説明である。
特開平8−331713号公報
このような従来のハンドリング用リフターには、以下のような問題があった。この問題について、図7を用いて説明する。
〔従来のハンドリング用リフターの問題点:図7〕
図7は、従来のハンドリング用リフターの拡大平面図である。ここでは、ハンドリング用リフターによって配電盤12から配電盤機器を搬入または搬出する場合であり、配電盤12の扉7が開かれている状態を示している。台車1の主マスト4からは2本のパイプ状の脚部2が床面と平行に延設されている。
このように扉7が開かれた状態において、搬入または搬出のために台車1を配電盤12に近づけようとすると、台車1の脚部2が、扉7に取り付けられた電気機器8と干渉してしまう。そのため、台車1を配電盤12に十分に近接させることができないという問題があった。
特に、配電盤12の設置場所のスペースが少ない場合には、台車1をその少ないスペースに合わせた特注品とする必要があり、コスト面でも問題であった。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、少ない設置スペースにも対応することのできるハンドリング用リフターを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、該脚部が、前記主マストとの結合部を支点として床面と平行に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、該脚部が、前記主マストから延設された固定脚部と、該固定脚部の先端部からさらに延設された可動脚部とを有しており、該可動脚部は、前記固定脚部の先端部との結合部を支点として床面と平行に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、該脚部が、前記主マストとの結合部を支点として床面に対して垂直に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、該脚部が、前記主マストから延設された固定脚部と、該固定脚部の先端部からさらに延設された可動脚部とを有しており、該可動脚部は、前記固定脚部の先端部との結合部を支点として床面に対して垂直に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、該脚部が、前記主マストから延設された固定脚部と、該固定脚部の先端部からさらに延設された可動脚部とを有しており、前記固定脚部には長穴が形成され、前記可動脚部には該長穴に係合される可動ピンが形成されており、前記可動脚部は、前記可動ピンが前記長穴を移動することに伴って床面と平行に移動可能であることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記脚部が複数設置されており、前記配電盤に設けられた扉が開かれた状態のときに、複数の前記脚部のうち、前記扉に近接する前記脚部のみが回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
また、本発明によれば、上記の構成において、前記脚部が複数設置されており、前記配電盤に設けられた扉が開かれた状態のときに、複数の前記脚部のうち、前記扉に近接する前記脚部のみが前記可動脚部および前記固定脚部を有していることを特徴とするハンドリング用リフターとする。
本発明によれば、少ない設置スペースにも対応することのできるハンドリング用リフターを実現することができる。
本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの平面図である。 本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの結合部の拡大平面図である。 本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの拡大断面図である。 本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの平面図である。 本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの部分側面図である。 従来の配電盤およびハンドリング用リフターの構成を示す概略図である。 従来のハンドリング用リフターの拡大平面図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施の一形態について説明する。ただし、以下の記載は、あくまでも本発明の例示であり、これに限定されるものではない。つまり、当分野で通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形実施を行うことが可能である。
〔本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの基本的な構成〕
最初に、本発明の第1の実施例の配電盤およびハンドリング用リフターの基本的な構成を説明する。ただし、その基本的な構成は、図6に示した従来のものと同様であるため、図6を用いて説明を行う。
配電盤12は筐体であり、前面に開閉自在な扉7を有している。配電盤12(筐体)内部には、遮断器10、引出形機器11などが収納されている。
また、扉7の下部(床面近傍)には、電気機器8が取り付けられている。
ハンドリング用リフターは、台車1(主マスト4、脚部2、車輪3)と荷台5とハンドル6とから構成されている。
このうち、台車1は、主マスト4、脚部2および車輪3で構成されている。主マスト4は床面に対して垂直に立設している。脚部2はパイプ形状であり、主マスト4を基点として床面と平行方向に延設されている。脚部2には車輪3が設けられているため、台車1は床面を移動可能となっている。
なお、主マスト4には、前方へ水平姿勢で突き出した荷台5が取り付けられている。ここで、主マスト4は、荷台5の昇降ガイドを兼ねている。そのため、荷台5は、主マスト4に沿って上下移動可能に支持されている。また、主マスト4上には、荷台5の上下移動を操作するためのハンドル6が取り付けられている。
以上が、本発明の第1の実施例の配電盤およびハンドリング用リフターの基本的な構成の説明である。
〔本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの基本的な動作〕
次に、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの動作を説明する。
配電盤12に対して遮断器10や引出形機器11を搬入または搬出する際には、先ず、台車1を配電盤12の扉7の手前に移動して位置決めする。そして、固定用部材(図示しない)によって台車1が動かないように床面に固定する。
ハンドリング用リフターへ引出形機器11を搬入する際の動作を説明する。
荷台5が床面位置にあるときに、引出形機器11を荷台5へ載せる。ハンドル6のハンドル操作により荷台5を引き上げて、所望の高さ位置に到達させる。その高さ位置から、荷台5の先端を配電盤内部の引出形機器11の設置予定位置まで延ばす。そして、人手作業により引出形機器11を荷台5から配電盤12内部へ押し込んで搬入する。
ハンドリング用リフターから引出形機器11を搬出する際の動作を説明する。
上記の搬入手順とは逆に、荷台5を空の状態で引出形機器11の高さ位置まで到達させる。荷台5の先端を配電盤内部の引出形機器11のところまで延ばす。そして、人手作業により配電盤12内部の引出形機器11を荷台5の上に引き出して回収する。その後、ハンドル6を操作し、引出形機器11を荷台5とともに台車1の上に降ろす。
なお、上記の搬入および搬出作業のいずれにおいても、配電盤12の扉7は開けた状態で作業が行われる。
以上が、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの動作の説明である。
〔本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成:図1〕
上述のとおり、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターと従来のもの(図6)とは、その基本的な構成および動作は同じである。しかし、以下のとおり、脚部2の構成が異なる。
先ず、図1により、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの平面図である。
本発明の第1の実施例において、脚部は固定脚部13、結合部15および可動脚部14から構成されている。
台車1の主マスト4を基点として2本のパイプ状の固定脚部13が床面に平行に延設されている。ここで、固定脚部13は主マスト4に固定されている。さらにそれぞれの固定脚部13の先端部からはパイプ状の可動脚部14がやはり床面に平行に延設されている。
固定脚部13と可動脚部14とは結合部15において連結されている。このとき、結合部15では、可動脚部14が結合部15を支点として床面と平行に回動できるように連結されている。
以上が、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成の説明である。
〔本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作〕
続いて、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作を説明する。
引出形機器11を配電盤12へ搬入または搬出する際には、台車1をなるべく配電盤12に近接させる必要がある。このとき、従来の構成では、台車1の脚部2が、配電盤12の扉7に取り付けられた電気機器8と干渉してしまうため、電気機器8が障害となり、台車1を配電盤12へ近接させることが難しい。
しかし、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターでは、可動脚部14は、固定脚部13との結合部15を支点として回動可能に連結されており、床面と平行方向に円運動するように水平移動することができる。そのため、可動脚部14が、扉7の電気機器8を避けるように反対側へ水平移動できるため、台車1を配電盤12へ近接させた場合でも、電気機器8との干渉を避けることができる。
また、可動脚部14では、台車1を配電盤12へどの程度近接させたいかというニーズに応じて、電気機器8との干渉を避けることが可能な程度の量の水平移動を行うことができる。
以上が、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作の説明である。
〔本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の結合部の詳細:図2および図3〕
さらに、図2および図3を用いて、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の詳細な構成を説明する。
図2は、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の拡大平面図である。図3は、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の拡大断面図である。
上述のとおり、固定脚部13と可動脚部14とは結合部15で連結されている。このとき、固定脚部13の先端部と可動脚部14の後端部とは、結合部15で一部が重なっている。そして、それらを貫通するようにボルト取付穴16が形成されている。このボルト取付穴16にボルト17が挿入され、さらにナット18が取り付けられる。これにより、脚部2が構成されている。
なお、図2はボルト17の挿入前の状態を示している。ボルト17の挿入後は、図3の状態となる。
このとき、可動脚部14は、このボルト取付穴16および挿入されたボルト17を支点として円運動を描くように移動可能である。結合部15において、可動脚部14は、床面と平行な水平移動が可能となるように連結されている。
従って、台車1を配電盤12に近接させたときには、可動脚部14は、ボルト取付穴16を支点として電気機器8との干渉を避けることのできる方向へ床面に平行に水平移動を行うことができる。
以上が、本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの脚部の結合部の詳細な構成である。
〔本発明の第1の実施例のハンドリング用リフターの効果〕
かくして本発明の第1の実施例によれば、可動脚部14が、固定脚部13との結合部を支点として床面に平行に水平移動できる。従って、可動脚部14と電気機器8との干渉を避けることができるため、台車1を配電盤12へ近接させることが可能となる。
そのため、配電盤12の周辺スペースが少ない場合であっても、台車1を配電盤12へ近接させることができる。
また、脚部2の構成を、固定脚部13、可動脚部14および結合部15に変更するだけでよく、台車1全体の構成を変える必要がないため、コスト面の負担も極めて少ない。
〔本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成:図4〕
次に、本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターについて説明する。なお、説明に際しては、第1の実施例と同じ箇所は省略し、異なる点を中心に説明する。
先ず、本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成を説明する。
図4は、本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの平面図である。19は可動スライド部、20は長穴、21は可動ピンである。
固定脚部13には長穴20が形成されている。さらに、固定脚部13は、その裏面側に可動スライド部19を移動可能に保持している。可動スライド部19の後端部付近には、可動ピン21が形成されている。可動ピン21は、固定脚部13に形成された長穴13と係合し、長穴13内を移動可能である。可動ピン21の移動に伴い、可動スライド部19は前後にスライド自在である。
以上が、本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成の説明である。
〔本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作〕
続いて、本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作を説明する。
台車1を配電盤12へ近接させた場合、可動スライド部19は、主マストの存在する方向(後側)へスライド移動することができる。これにより、可動スライド部19と電気機器8との干渉を避けることができる。
なお、このときのスライド量は、台車1と配電盤12とをどの程度近接させたいかというニーズによって決まる。台車1と配電盤12との距離に応じて、可動スライド部19と電気機器8との干渉が避けられる程度にスライドさせればよい。
以上が、本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作の説明である。
〔本発明の第2の実施例のハンドリング用リフターの効果〕
かくして本発明の第2の実施例によれば、台車1の可動スライド部19を後側へスライドさせることで、台車1の脚部2を収縮させることができる。そのため、電気機器8との干渉を避けて、台車1を配電盤12へ近接させることができる。
特に、台車1の脚部2の付近に水平移動するスペースも取れない場合(何らかの設置物等が存在する場合)であっても、効果的に台車1の脚部2と電気機器8との干渉を避けて、台車1を配電盤12へ近接させることができる。
〔本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成:図5〕
次に、本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターについて説明する。なお、説明に際しては、第1および第2の実施例と同じ箇所は省略し、異なる点を中心に説明する。
先ず、本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成を説明する。
図5は、本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の部分側面図である。22は間節、23は可動折り曲げ部である。
ここでは、台車1の脚部は、固定脚部13、可動折り曲げ部23および間節22から構成されている。
主マスト4には、固定脚部13が床面と平行に延設されている。固定脚部13の先端部には可動折り曲げ部23が連結されている。固定脚部13と可動折り曲げ部23との結合は、間節22によって行われている。
間節22は、第1の実施例の結合部15と同様、ボルト取付穴、ボルトおよびナットから構成されている(いずれも図示しない)。ただし、間節22のボルト取付穴は床面と平行方向に貫通して設けられている。
さらに、第1の実施例の結合部15と同様、可動折り曲げ部23は、間節22を支点として回動可能に支持されている。ただし、可動折り曲げ部23は床面に対して垂直方向に回動可能である点が、第1の実施例とは異なる点である。
以上が、本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の構成の説明である。
〔本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作〕
続いて、本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作を説明する。
台車1を配電盤12に近接させた場合において、可動折り曲げ部23を電気機器8との干渉を避けるように、床面に対して垂直な方向へ可動させる。これにより、可動折り曲げ部23と電気機器8との干渉を避けることができる。
以上が、本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの脚部の動作の説明である。
〔本発明の第3の実施例のハンドリング用リフターの効果〕
かくして本発明の第3の実施例によれば、台車1の可動折り曲げ部23を床面に対して垂直方向へ可動させることで、電気機器8との干渉を避けて、台車1を配電盤12へ近接させることができる。
特に、台車1の脚部2の付近に水平移動するスペースも取れない場合(何らかの設置物等が存在する場合)であっても、効果的に台車1の脚部2と電気機器8との干渉を避けて、台車1を配電盤12へ近接させることができる。
〔その他変形例〕
上記実施例では、主マスト4に固定脚部13が直接固定され、固定脚部13の先端部に可動脚部14等が取り付けられているが、これに限定されない。固定脚部13を使用せず、主マスト4に直接的に結合部15を形成し、主マスト4から直接、可動脚部14を延設することもできる。
また、可動脚部14の先端部にさらに固定脚部13を取り付けることもできる。
そのほか、上記実施例の図面では、台車1の2本の脚部には、いずれも固定脚部13および可動脚部14等が形成されているが、これに限定されない。電気機器8と干渉する可能性のあるいずれか1本の脚部のみに、固定脚部13および可動脚部14等が形成されていればよい。
1 台車
2 脚部
3 車輪
4 主マスト
5 荷台
6 ハンドル
7 扉
8 電気機器
10 遮断器
11 引出形機器
12 配電盤
13 固定脚部
14 可動脚部
15 結合部
16 ボルト取付穴
17 ボルト
18 ナット
19 可動スライド部
20 長穴
21 可動ピン
22 間節
23 可動折曲げ部

Claims (7)

  1. 配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、
    床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、
    該脚部が、前記主マストとの結合部を支点として床面と平行に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフター。
  2. 配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、
    床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、
    該脚部が、前記主マストから延設された固定脚部と、該固定脚部の先端部からさらに延設された可動脚部とを有しており、
    該可動脚部は、前記固定脚部の先端部との結合部を支点として床面と平行に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフター。
  3. 配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、
    床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、
    該脚部が、前記主マストとの結合部を支点として床面に対して垂直に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフター。
  4. 配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、
    床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、
    該脚部が、前記主マストから延設された固定脚部と、該固定脚部の先端部からさらに延設された可動脚部とを有しており、
    該可動脚部は、前記固定脚部の先端部との結合部を支点として床面に対して垂直に回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフター。
  5. 配電盤機器を配電盤に搬入または該配電盤から搬出する際に用いるハンドリング用リフターであって、
    床面に対して垂直に立設した主マストと、該主マストに沿って上下移動する昇降台と、前記主マストから床面に沿って延設された脚部とから構成され、
    該脚部が、前記主マストから延設された固定脚部と、該固定脚部の先端部からさらに延設された可動脚部とを有しており、
    前記固定脚部には長穴が形成され、前記可動脚部には該長穴に係合される可動ピンが形成されており、
    前記可動脚部は、前記可動ピンが前記長穴を移動することに伴って床面と平行に移動可能であることを特徴とするハンドリング用リフター。
  6. 請求項1または3に記載のハンドリング用リフターであって、
    前記脚部が複数設置されており、
    前記配電盤に設けられた扉が開かれた状態のときに、複数の前記脚部のうち、前記扉に近接する前記脚部のみが回動可能であることを特徴とするハンドリング用リフター。
  7. 請求項2もしくは4または5のいずれか1項に記載のハンドリング用リフターであって、
    前記脚部が複数設置されており、
    前記配電盤に設けられた扉が開かれた状態のときに、複数の前記脚部のうち、前記扉に近接する前記脚部のみが前記可動脚部および前記固定脚部を有していることを特徴とするハンドリング用リフター。


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