JP2013183335A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理装置の測定値記憶手段は、装置の品質に関する測定値を記憶し、基準値記憶手段は、前記装置の基準値とは異なる値であって、前記装置の品質低下を予期するための値である判定基準値を記憶し、抽出手段は、前記測定値記憶手段から、顧客からの装置の品質に関する通報があったときの該品質に関する測定値を抽出し、比較手段は、前記抽出手段によって抽出された測定値を、あらかじめ定められた装置の品質における基準値と比較し、出力手段は、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記装置の基準値を変更すべき手続きを行うべき旨の情報を出力し、変更手段は、前記出力手段による出力に対する了承又は前記比較手段による比較結果に基づき前記基準値記憶手段に記憶される前記判定基準値を変更する。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明は、装置の品質に関する測定値を記憶している測定値記憶手段と、前記装置の基準値とは異なる値であって、前記装置の品質低下を予期するための値である判定基準値を記憶する基準値記憶手段と、前記測定値記憶手段から、顧客からの装置の品質に関する通報があったときの該品質に関する測定値を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された測定値を、あらかじめ定められた装置の品質における基準値と比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記装置の基準値を変更すべき手続きを行うべき旨の情報を出力する出力手段と、前記出力手段による出力に対する了承又は前記比較手段による比較結果に基づき前記基準値記憶手段に記憶される前記判定基準値を変更する変更手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御する意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
管理サーバー130は、通信モジュール132、出力状態記憶モジュール134、利用状態記憶モジュール136を有している。管理サーバー130は、装置100から、測定した装置100の状態、また、検出した装置100の利用状態を受信する。そして、それらの情報をサービスセンター150へ送信する。
サービスセンター150は、通信モジュール152、出力状態抽出モジュール154、出力状態比較モジュール156、ユーザー情報・装置情報記憶モジュール158、判定基準値変更モジュール160、出力モジュール162、利用状態抽出モジュール164、利用状態比較モジュール166、基準値変更モジュール168、制御モジュール180を有している。サービスセンター150は、管理サーバー130から装置100の品質状態、利用状態に基づいて、装置の品質低下を予期するための判定基準値を変更等する。
装置100と管理サーバー130は通信回線199によって接続されており、管理サーバー130とサービスセンター150は通信回線198によって接続されている。通信回線198、通信回線199は、有線、無線を問わず、両者間で通信可能であればよく、公衆回線等であってもよい。
出力状態測定モジュール104は、通信モジュール102と接続されている。出力状態測定モジュール104は、装置100の品質状態を測定する。品質状態としては、例えば、主に出力画像品質であり、最大濃度、階調性、ある色基準からの色差、面内色むら、粒状性、レジストレーション(画像の位置合わせ)、画像欠陥等がある。これらは、装置100そのもので測定可能であってもよいし、測定器を用いて測定してもよい。例えば、予め定められた基準となる画像を出力し、その出力画像を測定して得られた値である。
出力状態記憶モジュール134は、通信モジュール132と接続されている。通信回線199、通信モジュール132を介して、装置100から受信した品質状態、つまり装置100の品質に関する測定値を記憶している。例えば日時・装置ID・出力状態管理テーブル1200を記憶しているが、日時・装置ID・出力状態管理テーブル1200については後述する。
利用状態記憶モジュール136は、通信モジュール132と接続されている。通信回線199、通信モジュール132を介して、装置100から受信した利用状態を記憶する。例えば日時・装置ID・利用状態管理テーブル1300を記憶しているが、日時・装置ID・利用状態管理テーブル1300については後述する。
制御モジュール180は、サービスセンター150内の各モジュールを制御する。
ここで「顧客が関与することによって定められた」とは、例えば、装置100をその顧客が購入した際の、その装置100の品質に関する契約等が該当する。具体的には、デザイナーが用いる装置100と一般的なビジネスシーンで利用される装置100とでは、求められる品質に差があり、通常、高品質を求める顧客の場合は、メンテナンスを頻繁に行って品質を保つ必要があり、そのためにメンテナンス費用がかかってもよいが、高品質を求めない顧客の場合は、メンテナンス費用が低くなるようにする契約が結ばれる。基準値とは、具体的には、前述の最大濃度、階調性、ある色基準からの色差、面内色むら、粒状性、レジストレーション、画像欠陥等のそれぞれについて、装置100毎に定められている。また、基準値は契約によって定まるので、基準値には複数の段階がある場合がある。例えば、3段階ある場合、高品質を求める契約の場合は、上位の段階の基準値が適用されることになり、一般的な契約の場合は、中位の段階の基準値が適用されることになり、それ以下の品質でよいという契約の場合は、下位の段階の基準値が適用されることになる。
また、判定基準値変更モジュール160は、出力状態比較モジュール156による比較結果として、顧客からの通報がより高い品質を求めるものであることを示している場合(測定値が基準値よりも厳しい値である場合、つまり、装置100の品質が基準値に到達する前に顧客から通報があったとき)は、判定基準値をより高い品質の判定基準値へと変更するようにしてもよい。
また、判定基準値変更モジュール160は、出力状態比較モジュール156による比較結果として、顧客からの通報が基準値以下の品質を求めるものであることを示している場合(測定値が基準値よりも緩い値である場合、つまり、装置100の品質が基準値に到達した後に顧客から通報があったとき)は、判定基準値をより低い品質の判定基準値へと変更するようにしてもよい。
判定基準値を変更するとは、例えば、具体的にはユーザー情報・装置情報記憶モジュール158内の装置ID・基準値・OK/NG判定基準値管理テーブル1000のOK/NG判定基準値欄1030内の値を変更することである。
画像形成装置A:210A、画像形成装置B:210B、画像形成装置C:210C、管理サーバー230、サービスセンター250は、それぞれ通信回線299を介して接続されている。
画像形成装置A:210A、画像形成装置B:210B、画像形成装置C:210Cは、図1に例示の装置100に該当する。図2の例では、3つの装置を示しているが、1つ以上であればよい。管理サーバー230は、図1に例示の管理サーバー130に該当する。サービスセンター250は、図1に例示のサービスセンター150に該当する。
管理サーバー230は、装置100の状態を管理し、装置100に異常が発生した場合にはサービスセンター250にその情報を送る。そして、サービスセンター250は、その装置100に対しての保守作業員によるメンテナンス作業のスケジュールを作成する。
図3の例に示すグラフは、縦軸に装置100の出力状態(装置100の品質に関する測定値の一例、上方が悪い出力状態、下方が良い出力状態を示している)、横軸に経時(右方が最近、左方が過去を示している)をとっており、メンテナンス等を行わない限り一般的に品質は劣化するので、装置のグラフ300は右肩上がりとなる。
装置の基準値310は、契約として定められている品質を示しており、装置100の出力状態は、装置の基準値310以下に収まることが求められる。したがって、メンテナンス発生時312(装置のグラフ300と装置の基準値310の交差点)では、メンテナンスを行うべきである。OK/NG判定基準値320は、前述の判定基準値であり、装置の基準値310に達する前に、メンテナンス、予備的なメンテナンス、メンテナンスの準備、メンテナンス作業のスケジュール作成等を行うようにするためのものであり、予兆メンテナンス発生時322(装置のグラフ300とOK/NG判定基準値320の交差点)では、それらを行うべきである。
一方、出力状態は顧客の要求によって異なることがある。例えば、デザイナーのようにより高い品質を求めるユーザーAの場合は、品質に関する苦情(クレーム)がユーザーAクレームメンテナンス発生時332で発生する場合があり、この場合、ユーザーAのOK/NG基準値330となる。また、逆に、高い品質を求めないユーザーBの場合は、メンテナンス発生時312を超えたユーザーBクレームメンテナンス発生時342で発生する場合があり、この場合、ユーザーBのOK/NG基準値340となる。つまり、ユーザーの品質に関する苦情が発生する閾値と、装置側で設定している基準値(又はOK/NG判定基準値)に乖離がある場合がある。このような場合、ユーザーが品質不足(NG)と認識していない場合でも装置ではNGと認識し、ユーザーにとっては必要がないメンテナンス(過剰品質維持)になり、装置のダウンタイム(使用できない時間)の増加を招く。一方で、装置では品質問題なし(OK)との判定を行っている場合でも特定の品質要求が高いユーザーがNGと認識している場合には、ユーザーは機器の稼動をさせることができずメンテナンス待ちが必要となり、同様にダウンタイム増加を招くこととなる。また、ユーザーBにおいても、出力する印刷物の種類が変わる場合(例えば、チラシのような印刷物からカタログ/写真系の印刷物)には、要求品質が高くなる場合がある。
図3の例では、装置の基準値310は一段階のみである場合であるが、ユーザーに合わせて装置の基準値310が複数あってもよい。その例については図5を用いて後述する。
ステップS402では、出力状態抽出モジュール154が、ユーザーからのクレームが発生したか否かを判断し、発生した場合はステップS404へ進み、それ以外の場合はステップS410へ進む。なお、この判断処理は、予め定められたときに行うようにしてもよいし、定期的に行うようにしてもよいし、操作者の起動指示にしたがって行うようにしてもよいし、ユーザーからのクレームが発生したことを検知して行うようにしてもよい。
ステップS404では、出力状態比較モジュール156が、クレーム発生時の出力状態値(測定値)<基準値であるか否かを判断し、クレーム発生時の出力状態値(測定値)<基準値である場合はステップS406へ進み、それ以外の場合はステップS408へ進む。ここでの基準値とは、その装置における基準値である。図3の例では装置の基準値310、後述する図5の例ではユーザーグループZ向け基準値510、ユーザーグループY向け基準値530、ユーザーグループX向け基準値550が該当する。
ステップS408では、判定基準値変更モジュール160が、OK/NG判定基準値を上げる(緩くする)。
ステップS410では、出力状態比較モジュール156が、現在の出力状態値(測定値)<基準値であるか否かを判断し、出力状態値(測定値)<基準値である場合は処理を終了し(ステップS499)、それ以外の場合はステップS412へ進む。ここでの出力状態値は、例えば、最新の出力状態値である。
ステップS412では、判定基準値変更モジュール160が、OK/NG判定基準値を上げる(緩くする)。
図4に例示のフローチャートの処理によって、図3の例では、OK/NG判定基準値320が上方向又は下方向に移動することになる。なお、ステップS406、ステップS408での変更幅は、予め定められた値であってもよいし、クレーム発生時の出力状態値(測定値)としてもよいし、クレーム発生時の出力状態値(測定値)に予め定められた値を乗算等してもよい。また、ステップS412での変更幅は、予め定められた値であってもよいし、現在の出力状態値(測定値)としてもよいし、現在の出力状態値(測定値)に予め定められた値を乗算等してもよい。
つまり、基準値は、予め想定したユーザーの要求レベルの高低を反映した複数の基準値を用意しておき、ユーザーとの契約形態(サービスレベル)に応じて選択・設定することとなる。このとき、特に高い品質要求を持つユーザー向けには相応の保守契約を締結する場合がある。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS602では、出力状態抽出モジュール154が、ユーザークレームが発生したか否かを判断し、発生した場合はステップS604へ進み、それ以外の場合はステップS618へ進む。ステップS402と同等の処理である。
ステップS604では、出力状態比較モジュール156が、クレーム発生時の出力状態値(測定値)<基準値であるか否かを判断し、クレーム発生時の出力状態値(測定値)<基準値である場合はステップS606へ進み、それ以外の場合はステップS612へ進む。ステップS404と同等の処理である。なお、ここでの基準値とは、その装置における基準値である(たとえば図5の540(ユーザーグループY向け基準値))。
ステップS610では、判定基準値変更モジュール160が、OK/NG判定基準値を下げる(厳しくする)。ステップS406と同等の処理である。
ステップS612では、出力状態比較モジュール156が、クレーム発生時の出力状態値(測定値)>基準値3であるか否かを判断し、クレーム発生時の出力状態値(測定値)>基準値3である場合はステップS616へ進み、それ以外の場合はステップS614へ進む。ここでの基準値3とは、その装置における基準値の下位にある基準値である。ここで、基準値3を下位にある基準値におけるOK/NG判定基準値としてもよい。なお、下位とは、品質における下位であり、図3、図5の例に示すグラフにおいては、縦軸の上方向を指す(基準値を図5の540とした場合は、基準値3は図5の520(ユーザーグループZ向け基準値)を指す)。
ステップS616では、図7の例に示す基準変更作業シーケンスを行う。
ステップS618では、出力状態比較モジュール156が、出力状態値(測定値)<基準値であるか否かを判断し、出力状態値(測定値)<基準値である場合は処理を終了し(ステップS699)、それ以外の場合はステップS620へ進む。ステップS410と同等の処理である。
ステップS620では、判定基準値変更モジュール160が、OK/NG判定基準値を上げる(緩くする)。ステップS412と同等の処理である。
サービスセンター150における処理において、ユーザーの要求品質が、ユーザーグループによる判定基準を超えるほどの大きな変化を検知した場合(ステップS606でYesの場合、ステップS612でYesの場合)は、ユーザーによる画像形成装置の用途変更などが想定される。このような場合は、ユーザーに利用状態を確認するとともに、サービスセンター150での分析に基づき、OK/NG判定基準値の変更及びそれにともなう保守契約の変更を提案するメッセージを提供し、ユーザーに選択を促す。
ステップS704では、利用状態比較モジュール166が、装置の利用状態の変化値>閾値であるか否かを判断し、装置の利用状態の変化値>閾値である場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS706へ進む。つまり、以前の利用状態から現在の利用状態への変化値(差分値)が予め定められた値よりも大きいか否かを判断することによって、その装置の利用状態が変化したか否かを判断している。
ステップS706では、基準値変更モジュール168が、ユーザーに要求品質が変わったかを確認する。つまり、利用状態は変化していないにもかかわらず、基準変更作業シーケンスを行うのは、ユーザーの要求品質が変わった可能性があるので、この処理を行う。例えば、その装置の品質に関する通報を行ったユーザー(又は、その装置のユーザー、具体的には顧客ID・装置ID管理テーブル800の顧客ID欄810に記憶されているユーザーIDのユーザー)に対して、要求品質が変わったか否かを確認する旨の電子メールを送信するようにしてもよい。また、担当者に対し、その旨の指示をディスプレイ等に表示するようにしてもよい。そして、担当者は、そのユーザーに確認し、その結果をキーボード、マウス、タッチパネル等の操作によって、基準値変更モジュール168に渡すようにしてもよい。
ステップS714では、基準値変更モジュール168が、基準値を変更・登録する。例えば、装置ID・基準値・OK/NG判定基準値管理テーブル1000の基準値欄1020、OK/NG判定基準値欄1030を変更する。
ステップS716では、基準値変更モジュール168が、サービス契約変更手続きを行う。例えば、装置ID・品質契約管理テーブル900の品質契約欄920を変更する。
なお、ステップS702、ステップS704、ステップS706、ステップS708の処理は行わなくてもよい。つまり、基準変更作業シーケンスとして、ステップS710から処理を行うようにしてもよい。
なお、図15に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
102…通信モジュール
104…出力状態測定モジュール
106…利用状態検知モジュール
130…管理サーバー
132…通信モジュール
134…出力状態記憶モジュール
136…利用状態記憶モジュール
150…サービスセンター
152…通信モジュール
154…出力状態抽出モジュール
156…出力状態比較モジュール
158…ユーザー情報・装置情報記憶モジュール
160…判定基準値変更モジュール
162…出力モジュール
164…利用状態抽出モジュール
166…利用状態比較モジュール
168…基準値変更モジュール
180…制御モジュール
198…通信回線
199…通信回線
210…画像形成装置
230…管理サーバー
250…サービスセンター
299…通信回線
Claims (6)
- 装置の品質に関する測定値を記憶している測定値記憶手段と、
前記装置の基準値とは異なる値であって、前記装置の品質低下を予期するための値である判定基準値を記憶する基準値記憶手段と、
前記測定値記憶手段から、顧客からの装置の品質に関する通報があったときの該品質に関する測定値を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された測定値を、あらかじめ定められた装置の品質における基準値と比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記装置の基準値を変更すべき手続きを行うべき旨の情報を出力する出力手段と、
前記出力手段による出力に対する了承又は前記比較手段による比較結果に基づき前記基準値記憶手段に記憶される前記判定基準値を変更する変更手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記基準値には複数の段階があり、
前記抽出手段によって抽出された測定値を、前記基準値より上位の品質を示す基準値又は下位の品質を示す基準値と比較する第2の比較手段と、
前記第2の比較手段による比較結果に基づいて、前記装置の基準値を変更すべき手続きを行うべき旨の情報を出力する出力手段
をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 装置の利用状態を記憶している利用状態記憶手段から、対象となっている装置の以前の利用状態と現在の利用状態を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された以前の利用状態と現在の利用状態との差を、予め定められた値と比較する第3の比較手段
をさらに具備し、
前記出力手段は、前記第3の比較手段による比較結果に基づいて、前記装置の基準値を変更すべき手続きを行うべき旨の情報を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記変更手段は、前記比較手段による比較結果として、顧客からの通報がより高い品質を求めるものであることを示している場合は、前記判定基準値をより高い品質の判定基準値へと変更する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記変更手段は、前記比較手段による比較結果として、顧客からの通報が基準値以下の品質を求めるものであることを示している場合は、前記判定基準値をより低い品質の判定基準値へと変更する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 装置の品質に関する測定値を記憶している測定値記憶手段と、
前記装置の基準値とは異なる値であって、前記装置の品質低下を予期するための値である判定基準値を記憶する基準値記憶手段
を具備するコンピュータを、
前記測定値記憶手段から、顧客からの装置の品質に関する通報があったときの該品質に関する測定値を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された測定値を、あらかじめ定められた装置の品質における基準値と比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記装置の基準値を変更すべき手続きを行うべき旨の情報を出力する出力手段と、
前記出力手段による出力に対する了承又は前記比較手段による比較結果に基づき前記基準値記憶手段に記憶される前記判定基準値を変更する変更手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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JP2008102470A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-05-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
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2012
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