JP2013182837A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射部の揺動速度の制御や光源の光量速度によることなく、照射領域の照度分布を改善することができる車両用前照灯を提供する。
【解決手段】前照灯10は、レーザ光源11と、レーザ光源11からの光束を前方へ反射する反射部2と、反射部2を相互に直角のX軸及びY軸の回りに並行して揺動させ反射部2からのレーザ光の進行方向を変化させるアクチュエータ31,32,51,52と、反射部2からの反射光束のうち、下側進路範囲の反射光束を、上側進路範囲の反射光束の照射先の方へ反射する再反射部13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両前方の照射領域に光を照射する車両用前照灯に関する。
従来、車両前方の照射領域を光スポットにより縦横に走査して該照射領域を照らす車両用前照灯が知られている(例:特許文献1)。
このような光スポット走査型前照灯は、レーザ光源等からの光束をミラー(反射部)に反射させるとともに、ミラーを上下左右に揺動させて、反射光の向きを変化させ、照射領域に生成される光スポットを該照射領域の縦横に移動させている。また、照射領域の照度のむらを抑制するために、アクチュエータが軸回りにミラーを揺動させる揺動速度を揺動角に応じて制御したり、光源の光量を揺動角に応じて制御したりしている。
特開2009−48786号公報
ミラーを揺動させる場合に、ミラーは揺動角範囲の両端で揺動方向を反転させるので、ミラーの揺動速度は、揺動範囲の中央範囲において速く、両端範囲において遅くなる。この結果、光スポットが照射される照射領域では、車両の縦方向へ遠方側境界線(カットライン)付近と車両近くにおいて明るく、縦方向の中心部分において暗くなる。照射領域の理想的な照度分布は、車両近くでは暗く、車両から遠ざかるに連れて明るくなり、カットライン近辺が最大の明るさとなるものであるから、従来の走査型車両用前照灯による照射領域の照度分布は理想的なものとは相違したものになる。
また、高速で揺動するミラーを揺動位置に応じて揺動速度を制御したり、揺動位置に応じて光源の光量を制御したりすることは、十分な精度を得るための制御が複雑化する。
本発明の目的は、反射部の揺動速度の制御や光源の光量速度によることなく、照射領域の照度分布を改善することができる車両用前照灯を提供することである。
第1発明の車両用前照灯は、光源と、光源からの光束を前方へ反射する第1の反射部と、前記第1の反射部を相互に直角の2軸の各軸回りに並行して揺動させ前記第1の反射部からの反射光束の進行方向を変化させるアクチュエータと、前記第1の反射部からの反射光束のうち、下側進路範囲の反射光束を、上側進路範囲の反射光束の照射先の方へ反射する第2の反射部とを備えることを特徴とする。
第1発明によれば、第2の反射部を用いて、第1の反射部からの反射光束のうち、下側進路範囲の反射光束を、上側進路範囲の反射光束の照射先の方へ反射することにより、照射領域における光束の照射先の照度を改善することができる。
第2発明の車両用前照灯は、第1発明において、前記第2の反射部は、前記第1の反射部から下向きに反射されて来る反射光束ほど、反射後の向きが上向きになるように、位置及び向きが設定されていることを特徴とする。
第2発明によれば、第2の反射部は、第1の反射部から下向きに入射して来る反射光束ほど、上向きに、すなわち、遠方を照射するように反射するので、また、第1の反射部の揺動速度は揺動範囲における上下方向両端の揺動角度において遅く、上下方向中心の揺動角度において速くなるので、照射領域の照度分布を近傍からカットラインの遠方へ向かうに連れて明るさが増大するものにすることができる。
第3発明の車両用前照灯は、第2発明において、前記2軸は、前記第1の反射部からの反射光束を左右方向へ振らせる揺動を前記第1の反射部が行う際の揺動軸としての第1の軸と、前記第1の反射部からの反射光束を上下方向へ振らせる揺動を前記第1の反射部が行う際の揺動軸としての第2の軸とであり、前記アクチュエータは、前記第2の軸回りの前記第1の反射部の振動周波数が前記第1の軸回りの前記第1の反射部の振動周波数より大となるように、第1の反射部を前記第1及び第2の軸回りに並行して揺動させることを特徴とする。
第3発明によれば、第2の軸回りの第1の反射部の振動周波数を第1の軸回りの第1の反射部の振動周波数より大きくすることにより、カットラインにおける光束の折り返し回数が増大する。また、カットラインにおける光スポットは、第1の反射部から直接進行して来た光束によるものであるか、第2の反射部において反射して進行して来た光スポットであるかに関係なく、すべて、第1の反射部の揺動折り返し点近くの速度が低下している時に生成されたものとなっている。この結果、カットラインにおける照度を一層増大することができる。
前照灯の模式図。 前照灯から出射される走査光の走査角についての説明図。 光偏向器の詳細な構造図。 光偏向器の反射部と光偏向器外の再反射部との相対位置関係についての説明図。 前照灯からのレーザ光による走査パターンを示す図。
図1において、前照灯10の主要構成について説明する。前照灯10は、車両(図示せず)の前方へ向けて、該車両の前部の左右にそれぞれ配備され、光偏向器1、レーザ光源11、制御部12及び再反射部13をケーシング(図示せず)内に装備する。
レーザ光源11は、光偏向器1の反射部2へ向けて、レーザ光を出射する。レーザ光は、指向性の強い光束の一例である。反射部2及び再反射部13は共にミラーから成る。反射部2は、後の図3で詳説するように、相互に直角のX軸及びY軸の回りに回動し、レーザ光源11から入射するレーザ光に対し、反射の向きを所定の周期で上下左右に変化させて、反射光束を前照灯10の前方へ向けて出射する。再反射部13は、前照灯10のケーシング(図示せず)内において固定されており、反射部2から出射されるレーザ光のうち、所定の左右角範囲及び上下角範囲で入射されて来るレーザ光が当たる面積を確保されている。
制御部12は、光偏向器1及びレーザ光源11へ制御信号を送り、光偏向器1における反射部2の揺動及びレーザ光源11の光量を制御する。なお、この実施形態の前照灯10は、作動中、所定の発光量で常時、点灯状態になっている。前照灯10は、照射領域において所望の照度分布を得るために、前照灯10の作動中、反射部2のX軸及びY軸の回りの揺動角に応じて発光量を制御したり、各走査サイクルの往路のみ点灯し、復路は消灯するように制御したり、カットラインを左右方向位置に応じて任意の高さに設定するためにカットラインより上側を走査している期間は消灯したりするようにしてもよい。
図2において、前照灯10から出射されるレーザ光の走査角について説明する。なお、前照灯10から出射されるレーザ光とは、反射部2においてのみ反射して前照灯10から出射されるレーザ光と、反射部2及び再反射部13の両方において反射して前照灯10から出射されるレーザ光との両方を含んだものである。
説明の便宜上、前照灯10から出射するレーザ光について左右角α及び上下角βを定義する。図2(a)及び(b)はそれぞれ左右角α及び上下角βの説明図である。左右角α及び上下角βはそれぞれX軸回り及びY軸回りの角度により定義される。前照灯10の作動中は、反射部2はX軸回り及びY軸回りに所定の周波数で揺動しているので、X軸及びY軸の向きは常時変化している。図2(a)はX軸が鉛直方向になっているときの左右角αを示し、図2(b)はY軸が左右水平方向になっているときの上下角βを示している。
左右角αは、前照灯10の真左をα=0°とし、前方及び右方の回り順で正方向を定義する。αL,αRは、前照灯10から出射するレーザ光がそれぞれ最も左側及び右側に向けられた時の左右角αである。前照灯10から出射するレーザ光の左右方向の走査角度範囲は、αL(=65°)〜αR(=115°)に設定され、α=90°を中心線とする±25°の50°になる。
上下角βは、鉛直方向真下をβ=0°とし、前方及び上方の回り順で正方向を定義する。βL,βUは、反射光がそれぞれ最も下側及び上側に向けられた時の上下角βである。反射光の上下方向走査角度範囲は、βL(=80°)〜βU(=90°)に設定され、β=85°を中心線とする±5°の10°となる。
このように、前照灯10からの前方の照射領域に向けて出射される反射光の走査角は、左右方向が50°であるのに対し、上下方向は10°となり、上下方向が左右方向に比べて格段に小さい。このことと前照灯10の効果との関係については後述する。
αL,αR,βL,βUは、前照灯10からのレーザ光が実際に車両の前方へ出射するときの照射領域の左、右、下及び上の境界線を規定する角度となる。
図3は光偏向器1の構成を概略的に示している。図3の光偏向器1は、主走査方向及び副走査方向の設定や主走査周波数及び副走査周波数の設定値は別にして、構成自体は、例えば本出願人による特開2009−169326号公報や特開2009−223165号公報等に記載されている光偏向器のものと同一である。光偏向器1についての詳しい構成及び作用はそれら特許公開公報を参照することができる。したがって、ここでは、光偏向器1について概略的に説明する。なお、光偏向器1は、反射部2を相互に直角の2軸の各軸回りに並行して揺動させられるものであれば、それら特許公開公報のもの以外のものも適宜採用することができる。
光偏向器1は、また、それら公報に説明されているように、半導体プロセスやマイクロマシン技術を用いたMEMS(micro electro mechanical systems)デバイスとして、半導体基板上にミラーや圧電アクチュエータ等の機構部品を一体的に形成して、製造される。
図3を参照して、光偏向器1の構成及び作用を簡単に説明する。図3では、光偏向器1は横長で図示しているが、すなわち、X軸が左右方向に、また、Y軸が上下方向に、図示されているが、前照灯10内における光偏向器1の実際の配備では、図1に示すように、縦長で配備される。すなわち、前照灯10内への光偏向器1の実際の配備では、Y軸がおおむね左右水平方向となり、また、X軸がおおむね上下方向になる。
光偏向器1は、ミラーとしての反射部2と、1対の内側圧電アクチュエータ31,32と、内側支持部4と、1対の外側圧電アクチュエータ51,52と、外側支持部6とを備える。
反射部2は、入射した光を反射する矩形の反射面2aと、反射面2aを支持する矩形の反射面支持体2bとを備える。反射部2は、後で詳細に説明する支持構造により、反射部2の中心に交点を有して相互に直交しかつ反射部2の面方向に延在するX軸及びY軸の回りに回動するようになっている。光偏向器1は、図1に示したように、縦長で配置されるので、反射部2がX軸回りに往復回動することにより反射光の左右角αが増減し、また、反射部2がY軸回りに往復回動することにより反射光の上下角βが増減する。
内側圧電アクチュエータ31,32は、反射部2を挟んで対向して配置されている。内側圧電アクチュエータ31,32は、それらの先端部が、反射部2の1対の対向する辺にそれぞれ連結されている。この連結されている反射部2の辺は、Y軸に直交する辺である。
内側支持部4は、矩形の枠形状に形成されており、反射部2と内側圧電アクチュエータ31,32とを囲むように設けられている。内側支持部4は、内側圧電アクチュエータ31,32の反射部2が接続されていない側のそれぞれの端部(基端部)が連結されており、内側圧電アクチュエータ31,32を介して反射部2を支持している。
外側圧電アクチュエータ51,52は、内側支持部4を挟んで対向して配置されている。外側圧電アクチュエータ51,52は、それらの先端部が、内側支持部4のY軸と平行な方向の1対の対向する辺にそれぞれ連結されている。
外側支持部6は、矩形の枠形状に形成されており、内側支持部4と外側圧電アクチュエータ51,52とを囲むように設けられている。外側支持部6には、外側圧電アクチュエータ51,52の、内側支持部4と連結されていない側の1対の他端がそれぞれ連結されている。これにより、外側支持部6は、外側圧電アクチュエータ51,52を介して内側支持部4を支持している。
内側圧電アクチュエータ31,32は、反射部2に対して上下(図3の上下)方向へ相互に反対側に上下対称に配置されるだけであり、構造は同一であるので、内側圧電アクチュエータ31についてのみ説明する。なお、内側圧電アクチュエータ32の内側圧電カンチレバー32A〜32Dは、内側圧電アクチュエータ31の内側圧電カンチレバー31A〜31Dにそれぞれ対応している。
内側圧電カンチレバー31A〜31Dは、その長さ方向が同じになるようにそれぞれの両端部が隣り合うとともに、反射部2をY軸回りに揺動可能に所定の間隔で並んで配置されている。そして、内側圧電カンチレバー31A〜31Dは、隣り合う圧電カンチレバーに対して折り返すように連結されている。
反射部2は、内側圧電アクチュエータ31,32を構成する内側圧電カンチレバー31A〜31D,32A〜32Dの屈曲変形によって、内側支持部4に対してY軸回りに揺動可能となっている。
外側圧電アクチュエータ51,52は、反射部2に対して左右(図3の左右)方向へ相互に反対側に左右対称に配置されるだけであり、構造は同一であるので、外側圧電アクチュエータ51についてのみ説明する。なお、外側圧電アクチュエータ52の外側圧電カンチレバー52A〜52Dは、外側圧電アクチュエータ51の外側圧電カンチレバー51A〜51Dにそれぞれ対応している。
外側圧電カンチレバー51A〜51Dは、その長さ方向が同じになるようにそれぞれの両端部が隣り合うとともに、反射部2をX軸回りに揺動可能に所定の間隔で並んで配置されている。そして、外側圧電カンチレバー51A〜51Dは、隣り合う圧電カンチレバーに対して折り返すように連結されている。
内側支持部4は、外側圧電アクチュエータ51,52を構成する外側圧電カンチレバー51A〜51D,52A〜52Dの屈曲変形によって、外側支持部6に対してX軸回りに揺動可能となっている。
複数の電極パッド61,62は、外側支持部6の下辺の左側部分及び右側部分にそれぞれ配設されている。電極パッド61は、内側圧電カンチレバー31A〜31D及び外側圧電カンチレバー51A〜51Dの各電極部位に通電するものになっている。電極パッド62は、内側圧電カンチレバー32A〜32D及び外側圧電カンチレバー52A〜52Dの各電極部位に通電するものになっている。
各圧電カンチレバーは、起歪体(カンチレバー本体)としての支持体の層上に、下部電極、圧電体及び上部電極を積層した構造を有する。各圧電カンチレバーに対応付けられた駆動電圧が、電極パッド61,62を介して、各圧電カンチレバーに対応付けられた上部電極と下部電極との間に、印加されると、この印加された上部電極と下部電極との間に積層されて各圧電カンチレバーに対応付けられた圧電体が圧電駆動により屈曲変形する。こうして、屈曲変形した圧電体に応じた支持体(圧電カンチレバー)が屈曲変形する。
反射部2を内側支持部4に対してY軸回りに揺動させる場合は、制御部12は、光偏向器1の電極パッド61,62を介して内側圧電アクチュエータ31,32に駆動電圧を印加して、内側圧電アクチュエータ31,32の内側圧電カンチレバー31A〜31D,32A〜32Dのそれぞれを所望の向きに屈曲変形させる。また、反射部2を外側支持部6に対してX軸回りに揺動させる場合は、制御部12は、光偏向器1の電極パッド61,62を介して外側圧電アクチュエータ51,52に駆動電圧を印加して、外側圧電カンチレバー51A〜51D,52A〜52Dのそれぞれを所望の向きに屈曲変形させる。
なお、内側圧電アクチュエータ31,32及び外側圧電アクチュエータ51,52は、圧電体を含む圧電カンチレバー31A〜31D、32A〜32D及び圧電カンチレバー51A〜51D、52A〜52Dを構成要素として装備しているので、内側圧電アクチュエータ31,32及び外側圧電アクチュエータ51,52は、反射部2をY軸回り及びX軸回りに回動させるアクチュエータとしての役割と共に、反射部2をY軸回り及びX軸回りに回動可能に内側支持部4及び外側支持部6に連結する可動連結部としての役割を持つものとなっている。したがって、内側圧電アクチュエータ31,32及び外側圧電アクチュエータ51,52の負担軽減及び耐久性向上は重要課題となる。前照灯10は、後で詳説するように、主走査方向及び副走査方向をそれぞれ上下方向及び左右方向にして、該重要課題に対処している。
図4は反射部2及び再反射部13の相対位置関係についての説明図である。図4はY軸方向から見たときの光束の進行方向を示している。反射部2は、レーザ光源11からのレーザ光を受けつつ、水平方向のY軸回りを所定周波数で揺動して、レーザ光源11からのレーザ光を前照灯10の前方へ向けて反射している。再反射部13は、前端71と後端72とを有し、反射部2の前方に配設される。反射部2から出射したレーザ光のうち、前端71から後端72までの範囲に進行したレーザ光は、再反射部13により反射されて向きを変更されてから、前照灯10から出射する。
図4において、Ba,Bb,Brは、レーザ光源11からのレーザ光が反射部2に反射して、反射部2から出射するレーザ光を示す。Rbは、Bbが再反射部13に反射して、再反射部13から出射するレーザ光を示す。Ba,Bbは、反射部2からのレーザ光の内、最も上向き及び最も下向きのレーザ光を示す。Brは、反射部2からのレーザ光のうち、再反射部13により反射されずに直進する最も下向きのレーザ光を示す。
図4において、βa,βb,βrはそれぞれBa,Bb,Brの上下角を示し、γbはRbの上下角を示す。これらの上下角は、図2(b)のβU,βLの定義の場合と同じく、反射部2のY軸回りの角度として定義される。
再反射部13はこの実施形態では平面に形成されている。再反射部13の傾斜角の許容範囲を上下角βの範囲で示すと、再反射部13が後端72をBbの進路上に位置させ、反射部2からのレーザ光を少なくとも部分的に受けるためには、βb≦再反射部13のβ≦βaとなる。この前照灯10では、再反射部13のβ=(βa+βb)/2に設定される。換言すると、再反射部13はBaとBbとの中心線の進路で反射部2から出射されるレーザ光(以下、「中心線光束」という。)に平行にされる。
再反射部13の後端72は、Bbの入射が確保されるように、Bbの進路上か該進路より後方の位置になる。前端71が前方の位置になるほど、βrは、増大し、中心線光束のβ(=(βa+βb)/2)に近付く。しかしながら、再反射部13を前方に延長することには寸法上の制約があるので、βr=(βa+βb)/2とすることは困難であり、現実には、βr<(βa+βb)/2となる。
反射部2からβr≦β≦βaの範囲のβで出射するレーザ光は、再反射部13により反射されることなく、βを保持して、そのまま照射領域へ向かう。したがって、βa,βrは図2(b)のβU,βLに一致する。
反射部2からβb≦β<βrの範囲のβで出射するレーザ光は、再反射部13により反射されて、上下角をγに変更されて、再反射部13から出射する。以下、中心線光束を対称軸にして進路が該対称軸に対して対称関係にあるレーザ光の対を、以下、「対称対」と呼ぶことにする。そして、対称対のレーザ光のうち、該対称軸より下側のレーザ光を「対称対の下側レーザ光」と呼び、該対称軸より上側のレーザ光を「対称対の上側レーザ光」と呼ぶことにする。
対称対の上側レーザ光は、Brより上側に進路を取る全部のレーザ光を含むのではなく、βr≦β<{(βa+βb)/2−βr}+(βa+βb)/2=βa+βb−βrのβで反射部2から出射されるレーザ光は除外される。このような除外は、後述の図5(b)で示す走査線95a−走査線95c間の不連続の原因になる。不連続については、後述の図5(b)において詳しく再説する。
再反射部13は、当該実施形態では、中心線光束に平行とされているので、反射部2からβb≦β<βrの範囲のβで出射するレーザ光は、再反射部13において反射後のγが、対称対の上側レーザ光のβと同一になる。したがって、γb=βaとなる。
図5は車両前方の照射領域に対するレーザ光による走査パターンを再反射部13無しの前照灯の場合(図5(a))と前照灯10の場合(図5(b))とで対比して示している。図5(a)の走査パターンを生成する前照灯は以下「参考前照灯」と呼ぶことにする。前照灯10は、後述するように、参考前照灯の問題点を克服する。
参考前照灯は、前照灯10において再反射部13を省略した構成となっている。また、Y軸回りの反射部2の揺動範囲や揺動周波数が、後述するように、前照灯10のものとは相違したものに設定される。
図5の走査パターンは、現実の照射領域に対するレーザ光の走査パターンを図示したものでなく、前照灯10の前方の所定距離に、前照灯10に正対させて垂直に立てた仮想スクリーンを想定し、前照灯10からのレーザ光が該仮想スクリーン上に生成する走査パターンを図示したものとなっている。
80は、光偏向器1からのレーザ光が仮想スクリーンに生成する光スポットである。光スポット80による走査パターンは、参考前照灯の場合の図5(a)では走査線90により示され、前照灯10の場合の図5(b)では、実線の走査線95a,95cにより示される。図5(b)の二点鎖線の走査線95bは、揺動周波数等の各設定値を維持したまま、前照灯10から再反射部13を外したときに、仮想スクリーン上に走査線95cの代わりに生じる走査線である。
81は走査パターン領域の上側の境界線としてのカットライン、86は走査パターン領域の下側の境界線としての下側折り返し線である。84,85は光スポット80の左右方向走査における左側折り返し点及び右側折り返し点をそれぞれ示している。図2のβU,βLのレーザ光は、仮想スクリーン上では光スポット80をカットライン81及び下側折り返し線86の高さに生成する。
図5において、走査線90,95における上下方向往復回数が左右方向往復回数より大きくなっているように、参考前照灯及び前照灯10共に、光スポット80による照射領域の主走査方向及び副走査方向はそれぞれ上下方向及び左右方向に設定されている。
光スポット80による照射領域の主走査方向及び副走査方向をそれぞれ上下方向及び左右方向に設定するためには、光偏向器1において、内側圧電アクチュエータ31,32は反射部2の高周波数の往復回動用に用い、外側圧電アクチュエータ51,52は反射部2の低周波数の往復回動用に用いることになる。
図2において前述したように、この前照灯10では、前照灯10から出射するレーザ光の左右走査角範囲及び上下走査角範囲はそれぞれ50°及び10°に設定している。主走査周波数は副走査周波数より相当に大きい値になるので、主走査方向を走査角範囲の小さい上下方向とすることにより、反射部2の最大揺動速度は低下する。この結果、光偏向器1の内側圧電アクチュエータ31,32及び外側圧電アクチュエータ51,52の負担軽減及び耐久性向上が図られて、光偏向器1の寿命低下を抑制することができる。
先に、参考前照灯による図5(a)の走査パターンについて説明する。参考前照灯では、再反射部13が存在しないために、反射部2からのレーザ光は、そのβに関係なく、照射領域へ直進する。したがって、反射部2からのBa及びBbは、参考前照灯からそれぞれβU及びβLのβで出射するレーザ光となるので、βa=βU,βb=βLに設定される。この結果、参考前照灯により生成される走査線90は、図5(a)に示すように、カットライン81−下側折り返し線86間を往復しつつ、左右方向へ1ピッチずつずれながら、左側折り返し点84−右側折り返し点85間を往復するものとなる。
Y軸回りの反射部2の揺動速度(揺動の向きを考えない絶対値として揺動速度)は、揺動範囲の両端において折り返しのために低下し、揺動範囲の中心において最大となる。一方、反射部2からのレーザ光の照射領域は、光スポット80の走査速度(走査方向を考えない絶対値として走査速度)が速い場所ほど暗くなる。照射領域のカットライン81及び下側折り返し線86はそれぞれ照射領域の遠方側及び近傍側境界線に相当する高さとなっているので、参考前照灯では、照射領域の照度分布は、照射領域の遠方側及び近傍側境界線との近辺域で明るく、照射領域の遠近方向中心域で暗いものとなる。
照射領域の理想の照度分布は、照射領域の近傍側境界線で暗く、遠くの照射点ほど明るくなり、カットライン81に相当する照射点で最大の明るさになるものである。したがって、参考前照灯が照射領域において生成する照度分布は理想のものから外れたものになる。
参考前照灯では、βa=βU,βb=βLになることにより、反射部2のY軸回りの揺動範囲は、(βU−βL)/2となる。参考前照灯では、また、反射部2は、光スポット80が左右方向へ左側折り返し点84から右側折り返し点85へ移動する副走査の各半周期につき、主走査方向へ、図5(a)に示されるカットライン81−下側折り返し線86間の光スポット80の往復回数だけY軸周りに往復揺動する必要がある。
次に、図5(b)を参照して、前照灯10の走査パターンについて説明する。前照灯10では、反射部2から出射するレーザ光のうち、βr≦β≦βaの範囲のβで出射するレーザ光は、再反射部13において反射することなく、照射領域へ直進して、走査線95aを生成する。反射部2から出射するレーザ光のうち、βb≦β<βrの範囲のβで出射するレーザ光は、再反射部13において反射して、反射後の上下角γを、対称対の上側レーザ光の上下角βと同一に揃えられてから、照射領域へ進むので、走査線95cを生成する。
図5(b)において、93は、前照灯10において再反射部13を外したときの直進時下側折り返し線を示している。再反射部13がない場合、βがβb≦β<βrとなって反射部2から出射する反射光束は、直進して照射領域へ向かうので、走査線95cは生成されず、走査線95bが、下側折り返し線86より下に走査線95cに代えて生成される。走査線95bと走査線95cとの結合線は、中心線光束が仮想スクリーン上に生成する光スポット80の高さの左右水平線97に対して上下対称になる。
図5(b)において、走査線95cが下側折り返し線86と不連続となる理由は、βr<(βa+βb)/2となるために、βr≦β<(βa+βb)/2のβで反射部2から出射するレーザ光は、対称対の上側のレーザ光とはならないからである。なお、再反射部13が前方へ延長されて、前端71が前方の位置になるほど、下側折り返し線86は左右水平線97に近付き、走査線95cの下端と下側折り返し線86と不連続距離は減少する。
走査線95a及び走査線95cの上端が位置するカットライン81の近辺に生成される光スポット80は、反射部2がY軸回りの反射部2の揺動範囲の上側及び下側の折り返す時に生成したものであり、揺動速度が低下した時に生成されるものとなっている。また、光スポット80が、下側折り返し線86の近辺の左右水平線97を通過する時は、反射部2がY軸回りの反射部2の揺動範囲の中心点近傍を揺動しており、揺動速度が最大になる時に生成されるものである。
この結果、前照灯10による図5(b)の走査パターンは、下側折り返し線86近辺において暗く、下側折り返し線86からカットライン81へ上昇するに連れて明るさが増大し、カットライン81において最大の明るさとなる。このことを前照灯10がレーザ光を照射する照射領域の照度分布について言えば、車両に近い側の境界線付近において暗く、遠い側の境界線に向かうに連れて、明るくなり、カットライン81において最大の明るさとなり、理想的な照度分布となる。
また、前照灯10は、主走査方向及び副走査方向をそれぞれ上下方向及び左右方向に設定しているので、主走査方向及び副走査方向をそれぞれ逆の左右方向及び上下方向に設定する場合よりも、カットライン81における光スポット80の折り返し数が大幅に増大する。これはカットライン81上の明るさの増大に寄与する。
前照灯10では、前照灯10からβL(図2)で出射する反射部2からのレーザ光はBrであるので、反射部2からのβbはβrよりさらに下向きの角度にする必要がある。Brを中心線光束に設定する場合には、反射部2のY軸回りの揺動範囲は、βU−βLに設定する必要があり、参考前照灯の揺動範囲の(βU−βL)/2の2倍となってしまう。
一方、前照灯10では、反射部2から直進してきたレーザ光による走査線95aと、再反射部13において反射してきたレーザ光による走査線95cとが左右方向へ交互に並ぶので、前照灯10が、参考前照灯による照射領域の走査線密度と同一の走査線密度を生成しようとする場合は、主走査周波数は参考前照灯の主走査周波数の約1/2に済ませることが可能になる。前照灯10の主走査周波数の低下は、反射部2をY軸回りに揺動させる内側圧電アクチュエータ31,32の負荷を軽減させて、内側圧電アクチュエータ31,32の寿命を向上させことに寄与する。
以上のとおり実施形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、光源としては、レーザ光源11に限定されず、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を使用することもできる。また、コリメータレンズを光源と反射部との間に配置して、光源として、HID(High Intensity Discharge lamp)又はハロゲンランプを使用することもできる。
再反射部13のミラー面は、平面ではなく、適宜、凸面又は凹面等の湾曲面に形成して、照射領域における配光パターンを所望のものに調整することもできる。その場合は、再反射部13のミラー面としての湾曲面上の各反射点における法線の向きは、照射領域における所望の配光パターンに応じて設定される。
再反射部13は、再反射部13は前照灯10のケーシング(図示せず)内において固定されることなく、車速に応じて再反射部13の上下角βを切り替えたり、車両の操舵方向や操舵角に応じて再反射部13の左右角αを切り替えたりするようにしてもよい。
2・・・反射部(第1の反射部)、10・・・前照灯(車両用前照灯)、11・・・レーザ光源(光源)、31,32・・・内側圧電アクチュエータ、51,52・・・外側圧電アクチュエータ、13・・・再反射部13(第2の反射部)。

Claims (3)

  1. 光源と、
    光源からの光束を前方へ反射する第1の反射部と、
    前記第1の反射部を相互に直角の2軸の各軸回りに並行して揺動させ前記第1の反射部からの反射光束の進行方向を変化させるアクチュエータと、
    前記第1の反射部からの反射光束のうち、下側進路範囲の反射光束を、上側進路範囲の反射光束の照射先の方へ反射する第2の反射部とを備えることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 請求項1の車両用前照灯において、前記第2の反射部は、前記第1の反射部から下向きに反射されて来る反射光束ほど、反射後の向きが上向きになるように、位置及び向きが設定されていることを特徴とする車両用前照灯。
  3. 請求項2記載の車両用前照灯において、
    前記2軸は、前記第1の反射部からの反射光束を左右方向へ振らせる揺動を前記第1の反射部が行う際の揺動軸としての第1の軸と、前記第1の反射部からの反射光束を上下方向へ振らせる揺動を前記第1の反射部が行う際の揺動軸としての第2の軸とであり、
    前記アクチュエータは、前記第2の軸回りの前記第1の反射部の振動周波数が前記第1の軸回りの前記第1の反射部の振動周波数より大となるように、第1の反射部を前記第1及び第2の軸回りに並行して揺動させることを特徴とする車両用前照灯。
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