JP2013182702A - 電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチの数よりも電磁コイルの数を少なくすることができる電源システムを提供する。
【解決手段】電源システム1は、正側メインスイッチ3aと、負側メインスイッチ3bと、プリチャージ抵抗4と、プリチャージスイッチ3cと、第1電磁コイル5aと、第2電磁コイル5bと、制御回路部6とを備える。2個の電磁コイル5a,5bのうち第1電磁コイル5aにのみ通電すると、負側メインスイッチ3bとプリチャージスイッチ3cとがオンになる。さらに第2電磁コイル5bへも通電すると、正側メインスイッチ3aがオンになる。その後、第1電磁コイル5aへの通電を停止すると、第2電磁コイル5bによって発生した磁力によって2個のメインスイッチ3a,3bをオンにしたままプリチャージスイッチ3cがオフになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁コイルとスイッチとを有する電源システムに関する。
従来から、図16に示すごとく、電子機器92を直流電源91に電気接続したり、遮断したりするための電源システム9が知られている(下記特許文献1参照)。
直流電源91の正電極と電子機器92とは正側配線99aによって接続されており、直流電源91の負電極と電子機器92とは負側配線99bによって接続されている。正側配線99aには正側メインスイッチ93aを設けてあり、負側配線99bには負側メインスイッチ93bを設けてある。また、プリチャージ抵抗94とプリチャージスイッチ93cとを直列接続した直列体95が、正側メインスイッチ93aに並列接続されている。そして、電磁コイル96への通電と通電停止とを切り替えることにより、個々のスイッチ93a〜93cを開閉するよう構成されている。
電子機器92には、直流電圧を平滑化するための平滑コンデンサ98を接続してある。電子機器92を起動する際、平滑コンデンサ98に電荷が蓄えられていない状態で、正側メインスイッチ93aと負側メインスイッチ93bをオンすると、平滑コンデンサ98に突入電流が流れ、これらのスイッチ93a,93bが溶着する場合がある。そのため、電子機器92を稼働する際には、まずプリチャージスイッチ93cと負側メインスイッチ93bをオンし、プリチャージ抵抗94を介して平滑コンデンサ98に電流を徐々に流す。これにより、平滑コンデンサ98に突入電流が流れてメインスイッチ93a,93bが溶着する不具合を防止している。
そして、平滑コンデンサ98に電荷が充分に蓄えられた後、正側メインスイッチ93aをオンし、プリチャージスイッチ93cをオフする。この2つのメインスイッチ93a,93bのみをオンにした状態で、直流電源91から電子機器92へ電力を供給する。
このように電源システム9は、複数のスイッチ93a〜93cのうち、オンするスイッチ93の組み合わせを変えることにより、平滑コンデンサ98を充電する状態(プリチャージ状態)と、電子機器92に電力を供給する状態(電力供給状態)とを切り替えるよう構成されている。
特開2005−222871号公報
しかしながら、従来の電源システム9は、正側メインスイッチ93aと負側メインスイッチ93bとプリチャージスイッチ93cとを、それぞれ別々の電磁コイル96によって開閉しているため、これらのスイッチ93a〜93cと同じ数の電磁コイル96が必要であった。そのため電磁コイル96の数が増え、電源システム9の製造コストが上昇したり、軽量化しにくいという問題があった。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、スイッチの数よりも電磁コイルの数を少なくすることができる電源システムを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、直流電源の正端子と電子機器の高電位側端子との間に設けられた正側メインスイッチと、
上記直流電源の負端子と上記電子機器の低電位側端子との間に設けられた負側メインスイッチと、
上記電子機器の起動時に、該電子機器に並列接続した平滑コンデンサに徐々に電流を流すためのプリチャージ抵抗と、
上記プリチャージ抵抗に直列接続されたプリチャージスイッチと、
上記正側メインスイッチと、上記負側メインスイッチと、上記プリチャージスイッチとの3個のスイッチを開閉する第1電磁コイルおよび第2電磁コイルと、
上記第1電磁コイルと上記第2電磁コイルとの2個の電磁コイルに接続され、上記スイッチの開閉動作を制御する制御回路部とを備え、
上記プリチャージ抵抗と上記プリチャージスイッチとを直列接続した直列体が、上記正側メインスイッチ又は上記負側メインスイッチに並列接続されており、
上記制御回路部は、上記3個のスイッチをオフにした電力遮断状態と、上記正側メインスイッチと上記負側メインスイッチとの2個のメインスイッチのうち上記直列体に並列接続していないメインスイッチと上記プリチャージスイッチとをオンすることにより上記平滑コンデンサに電荷を蓄えるプリチャージ状態と、該プリチャージ状態の後、上記2個のメインスイッチをオンすることにより上記電子機器に電力を供給する電力供給状態と、を切り替え、
上記プリチャージスイッチは上記第1電磁コイルへの通電によってオンし、
上記直列体に並列接続したメインスイッチは上記第2電磁コイルへの通電によってオンし、
上記直列体に並列接続していないメインスイッチは、上記第1電磁コイルへ通電した場合に、該第1電磁コイルによって発生した磁力を利用してオンすると共に、該第1電磁コイルへの通電を維持した状態で上記第2電磁コイルへ通電し、その後上記第1電磁コイルへの通電を停止した場合には、上記第2電磁コイルへの通電によって生じた磁力を利用してオンの状態を継続するよう構成されていることを特徴とする電源システムにある(請求項1)。
上記電源システムにおいては、直列体に並列接続していないメインスイッチを、第1電磁コイルのみへの通電によってもオンでき、所定の順序で第2電磁コイルのみ通電した場合(第1電磁コイルに通電した後、第2電磁コイルに通電し、その後、第1電磁コイルの通電を停止した場合)にもオンできるよう構成してある。
このようにすると、2つの電磁コイルのうち第1電磁コイルのみ通電することにより、直列体に並列接続していないメインスイッチとプリチャージスイッチをオンできる。これにより、上記プリチャージ状態にすることができる。また、上記順序で第2電磁コイルのみ通電することにより、2つのメインスイッチをオンにでき、上記電力供給状態にすることができる。また、2つの電磁コイルへの通電を停止することにより、上記電力遮断状態にすることができる。
また、上記電源システムは、直列体に並列接続していないメインスイッチを、第1電磁コイルと第2電磁コイルのどちらへの通電によってもオンできるため、直列体に並列接続していないメインスイッチを開閉するための専用の電磁コイルを設ける必要がない。そのため、電磁コイルの数(2個)をスイッチの数(3個)より少なくすることができる。
このように、上記電源システムは、電磁コイルの数(2個)をスイッチの数(3個)より少なくしつつ、上記3つの状態の切り替えを行うことができる。そのため、電源システムの製造コストを低減することができる。
以上のごとく、本発明によれば、スイッチの数よりも電磁コイルの数を少なくすることができる電源システムを提供することができる。
実施例1における、電力遮断状態での電源システムの回路図。 実施例1における、プリチャージ状態での電源システムの回路図。 実施例1における、電力供給状態での電源システムの回路図。 実施例1における、電力遮断状態でのリレーの断面図。 実施例1における、プリチャージスイッチのみがオンになった場合のリレーの断面図。 実施例1における、プリチャージスイッチと負側メインスイッチがオンになった場合のリレーの断面図。 実施例1における、3個のスイッチが全てオンになった場合のリレーの断面図。 実施例1における、2個のメインスイッチのみがオンになった場合のリレーの断面図。 実施例1における、第1電磁コイルへ通電する前に第2電磁コイルに通電した場合の、リレーの断面図。 実施例1における、制御回路部のブロック図。 実施例1における、電源システムの、溶着確認を行う際のフローチャート。 実施例1における、電源システムの、電源接続時のフローチャート。 実施例2における、3個のスイッチが全てオフになった場合のリレーの断面図。 実施例2における、3個のスイッチが全てオンになった場合のリレーの断面図。 実施例2における、2個のメインスイッチのみがオンになった場合のリレーの断面図。 従来例における、電源システムの回路図。
上記電源システムにおいて、上記電力供給状態は、上記プリチャージ状態の後、上記2個のメインスイッチをオンし、上記プリチャージスイッチをオフした状態であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、電力供給状態においてプリチャージスイッチをオフするため、電力供給状態において瞬間的に過電流が流れた場合でも、プリチャージスイッチが溶着する不具合を防止できる。
また、上記電源システムは、上記第1電磁コイルへ通電する前に上記第2電磁コイルへ通電した場合に、上記3個のスイッチのうち上記直列体に並列接続したメインスイッチのみがオンするよう構成されており、上記制御回路部は、上記2個の電磁コイルへの通電を停止した状態で、上記平滑コンデンサの正側の端子と上記直流電源の負電極との間の電圧が上昇しているか否かを判断することにより、上記直列体に並列接続したメインスイッチまたは上記プリチャージスイッチが溶着しているか否かを判断する第1溶着判断手段と、上記第2電磁コイルへ通電することにより、上記3個のスイッチのうち上記直列体に並列接続したメインスイッチのみをオンし、上記直列体に並列接続していないメインスイッチが溶着しているか否かを判断する第2溶着判断手段と、を備えることが好ましい(請求項3)。
この場合には、電子機器を稼動する前に、3個のスイッチのいずれかが溶着しているか否かを判断することができる。いずれかのスイッチが溶着していると判断した場合には、安全性確保のため、例えば電子機器を稼動しないように制御することができる。そのため、電子機器の安全性をより高めることができる。
(実施例1)
上記電源システムに係る実施例について、図1〜図12を用いて説明する。図1に示すごとく、本例の電源システム1は、正側メインスイッチ3aと、負側メインスイッチ3bと、プリチャージ抵抗4と、プリチャージスイッチ3cと、第1電磁コイル5aと、第2電磁コイル5bと、制御回路部6とを備える。
正側メインスイッチ3aは、直流電源10の正端子と電子機器11の高電位側端子111との間に設けられている。また、負側メインスイッチ3bは、直流電源10の負端子と電子機器11の低電位側端子112との間に設けられている。プリチャージ抵抗4は、電子機器11の起動時に、電子機器11に並列接続した平滑コンデンサ12に徐々に電流を流すために設けられている。
プリチャージスイッチ3cは、プリチャージ抵抗4に直列接続してある。電磁コイル5aおよび第2電磁コイル5bは、正側メインスイッチ3aと、負側メインスイッチ3bと、プリチャージスイッチ3cとの3個のスイッチ3を開閉する。制御回路部6は、第1電磁コイル5aと第2電磁コイル5bとの2個の電磁コイル5に接続しており、スイッチ3a〜3cの開閉動作を制御する。
プリチャージ抵抗4とプリチャージスイッチ3cとを直列接続した直列体13が、正側メインスイッチ3aに並列接続されている。制御回路部6は、電力遮断状態(図1参照)と、プリチャージ状態(図2参照)と、電力供給状態(図3参照)とを切り替える。
図1に示すごとく、電力遮断状態では、3個のスイッチ3a〜3cをオフする。また、図2に示すごとく、プリチャージ状態では、直列体13に並列接続していないメインスイッチ(負側メインスイッチ3b)と、プリチャージスイッチ3cとをオンする。これにより、プリチャージスイッチ3cを介して徐々に電流Iを流し、平滑コンデンサ12に電荷を蓄える。
平滑コンデンサ12に充分に電荷を蓄えた後、図3に示すごとく、電力供給状態に切り替える。電力供給状態では、2個のメインスイッチ3a,3bをオンし、プリチャージスイッチ3cをオフする。この状態で、電子機器11に電力を供給する。
図5、図6に示すごとく、プリチャージスイッチ3cは第1電磁コイル5aへの通電によってオンする。
また、図7に示すごとく、正側メインスイッチ3aは、第2電磁コイルへ5bの通電によってオンする。
図6に示すごとく、負側メインスイッチ3bは、第1電磁コイル5aへ通電した場合に、第1電磁コイル5aによって発生した磁力を利用してオンするよう構成されている。また、負側メインスイッチ3bは、第1電磁コイル5aへの通電を維持した状態で第2電磁コイル5bへ通電し(図7参照)、その後第1電磁コイル5aへの通電を停止した場合(図8参照)には、第2電磁コイル5bへの通電によって生じた磁力を利用してオンの状態を継続するよう構成されている。
本例の電子機器11は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載される電力変換装置である。また、図1に示すごとく、本例の電源システム1は第1電圧センサ81と第2電圧センサ82との、2つの電圧センサを備える。第1電圧センサ81は、平滑コンデンサ12の正側の端子と、直流電源10の負電極との間の電位差を測定する。第2電圧センサ82は、平滑コンデンサ12の電圧を測定する。これら第1電圧センサ81と第2電圧センサ82とは、図示しない配線によって、制御回路部6に接続されている。後述するように制御回路部6は、これらの電圧センサ81,82の測定値を使って、スイッチ3a〜3cが溶着しているか否かの判断を行う。
図1に示すごとく、本例では、直流電源10の正端子と電子機器11の高電位側端子11とを、正側配線2aによって接続してある。この正側配線2aに、正側メインスイッチ3aを設けてある。また、本例では、直流電源10の負端子と電子機器11の低電位側端子112とを負側配線2bによって接続してある。この負側配線2bに、負側メインスイッチ3bを設けてある。
本例では図4に示すごとく、2個の電磁コイル5(第1電磁コイル5a及び第2電磁コイル5b)と、3個のスイッチ(正側メインスイッチ3a、負側メインスイッチ3b、プリチャージスイッチ3c)と、ヨーク71と、3本のプランジャ72(72a〜72c)と、3個の固定コア74(74a〜74c)とによってリレー7を構成してある。ヨーク71とプランジャ7と固定コア74は、それぞれ軟磁性体からなる。
プランジャ72には、正側メインスイッチ3aを開閉する正側プランジャ72aと、負側メインスイッチ3bを開閉する負側プランジャ72bと、プリチャージスイッチ3cを開閉するプリチャージプランジャ72cとがある。プリチャージプランジャ72cは第1電磁コイル5aの内側に配されており、正側プランジャ72aは第2電磁コイル5bの内側に配されている。また、負側プランジャ72bは電磁コイル5a,5bの外側に配されている。
3個の固定コア74は、プランジャ72の進退方向(Z方向)における、各プランジャ72a〜72cに対向する位置に配されている。
スイッチ3a〜3cは、それぞれ固定接点31と、可動接点32と、固定接点31を支持する金属製の固定接点支持部33と、可動接点32を支持する金属製の可動接点支持部34とを備える。可動接点支持部34には接点側ばね部材73が取り付けられている。接点側ばね部材73は、可動接点支持部34を固定接点支持部33側へ押圧している。
また、プランジャ72と固定コア74との間には、プランジャ側ばね部材75が設けられている。プランジャ側ばね部材75は、プランジャ72を可動接点支持部34側へ押圧している。プランジャ側ばね部材75のばね定数は、接点側ばね部材73のばね定数よりも大きい。
また、ヨーク71には、第1板状ヨーク71aと、第2板状ヨーク71bと、底壁ヨーク71cと、側壁ヨーク71d,71eとがある。第1板状ヨーク71aと第2板状ヨーク71bとは、Z方向に所定間隔をおいて配置されている。第1板状ヨーク71aには2つの貫通孔76が形成されており、この貫通孔76内に、負側プランジャ72bとプリチャージプランジャ72cが配されている。また、第2板状ヨーク71bにも貫通孔76が形成されており、この貫通孔76内に正側プランジャ72aが配されている。
負側プランジャ72bとプリチャージプランジャ72cは、進退動作に伴って、第1板状ヨーク71aに形成された貫通孔76の内周面に摺接する。また、正側プランジャ72aは、進退動作に伴って、第2板状ヨーク71bに形成された貫通孔76の内周面に摺接する。
負側プランジャ72bには、固定コア74bに吸引される本体部720と、縮径部721と、拡径部722とが形成されている。縮径部721は、本体部720から、Z方向における固定コア74bとは反対側に延出している。また、拡径部722は縮径部721に形成されており、縮径部721よりも拡径している。本体部720、縮径部721、拡径部722は、それぞれ軟磁性体からなる。
図5、図6に示すごとく、第1電磁コイル5aに通電すると磁束Φが発生する。磁束Φは、プリチャージプランジャ72c、ヨーク71、負側プランジャ72b、固定コア74b,74cを流れる。これにより磁力が発生し、プリチャージプランジャ72c、負側プランジャ72bが固定コア74に順次、吸引される。
プランジャ72b,72cが固定コア74に吸引されると、接点側ばね部材73の押圧力により、可動接点支持部34が固定接点支持部33へ押圧される。これにより、負側メインスイッチ3bとプリチャージスイッチ3cがオンになり、プリチャージ状態(図2参照)となる。
また、図4に示すごとく、負側プランジャ72bが吸引されていない状態では、ヨーク71の第2板状ヨーク71bの近傍に縮径部721が位置しているため、負側プランジャ72bと縮径部721(第2板状ヨーク71b)との間の隙間gは比較的大きい。そのため、これらの間の磁気抵抗は大きくなり、第1電磁コイル5aへの通電により生じた磁束Φが、第2板状ヨーク71bへ流れにくくなる。したがって、図6に示すごとく、磁束Φが負側プランジャ72bへ流れやすくなり、負側プランジャ72が固定コア74bに吸引されやすくなる。
また、図6に示すごとく、負側プランジャ72bが吸引されると、拡径部722が第2板状ヨーク71bに接近する。そのため、負側プランジャ72bと第2板状ヨーク71bとの間の隙間gが小さくなる。
第1電磁コイル5aへ通電してプリチャージプランジャ72c及び負側プランジャ72bを吸引した後、図7に示すごとく、第2電磁コイル5bに通電する。これにより生じた磁束Φは、正側プランジャ72a、第2板状ヨーク71b、側壁ヨーク71e、底壁ヨーク71c、固定コア74aを流れる。これにより磁力が発生し、正側プランジャ72aが固定コア74aに吸引される。そのため、正側メインスイッチ3aがオンになる。
上述したように、負側プランジャ72bが吸引された状態では、拡径部722が第2板状ヨーク71bに接近するため、これらの間の隙間gは小さくなり、磁気抵抗が小さくなる。そのため、この状態で第2電磁コイル5bに通電すると、第2電磁コイル5bの磁束Φの一部は、第2板状ヨーク71bから隙間gを通って拡径部722(負側プランジャ72b)へ流れる。
この後、図8に示すごとく、第1電磁コイル5aへの通電を停止すると、プリチャージプランジャ72cに流れる磁束Φが低減する。そのため、プリチャージプランジャ72cが固定コア74cに吸引されなくなり、プランジャ側ばね部材75の押圧力により、プリチャージプランジャ72cが可動接点支持部34側へ押圧される。そして、プリチャージプランジャ72cに取り付けた絶縁部材700が可動接点支持部34に当接し、接点側ばね部材73の押圧力に抗して、可動接点支持部34を固定接点支持部33から離隔させる。そのため、プリチャージスイッチ3cがオフになる。
図8に示すごとく、第2電磁コイル5bへの通電により発生した磁束Φは、正側プランジャ72aを流れるため、これにより発生した磁力により、正側プランジャ72aは引き続き固定コア74aに吸引される。また、磁束Φの一部は、第2板状ヨーク71bから隙間gを通って拡径部722(負側プランジャ72b)へも流れる。そのため、負側プランジャ72bも固定コア74bに吸引される。したがって、正側メインスイッチ3aと負側メインスイッチ3bがオンの状態を維持することになる。これにより、上述した電力供給状態(図3参照)になる。
電力供給状態にした後、図4に示すごとく、第2電磁コイル5bへの通電を停止すると、磁束Φが低減し、正側プランジャ72aと負側プランジャ72bとが固定コア74に吸引されなくなる。そのため、プランジャ側ばね部材75によって正側プランジャ72aと負側プランジャ72bが可動接点支持部34側へ押圧される。これにより、正側メインスイッチ3aと負側メインスイッチ3bとが共にオフになり、3個のスイッチ3a〜3cがオフになった電力遮断状態(図1参照)となる。
上述したように、負側プランジャ72bが吸引されていない状態では、第2板状ヨーク71bと縮径部721との間の隙間gは大きいため、これらの間の磁気抵抗は大きい。そのため、第1電磁コイル5aへ通電せず、負側プランジャ72bを吸引していない状態で、第2電磁コイル5bに通電すると、図9に示すごとく、第2電磁コイル5bにより発生した磁束Φは負側プランジャ72bへ充分に流れることができなくなる。そのため、負側プランジャ72bは固定コア74bに吸引されず、正側プランジャ72aのみ固定コア74aに吸引される。これにより、3個のスイッチ3のうち正側メインスイッチ3aのみがオンした状態になる。本例では後述するように、この状態において、スイッチ3の溶着チェックを行う。
一方、図10に示すごとく、本例の制御回路部6はECU(Engine Control Unit)からなる。制御回路部6は、CPU60と、ROM61と、RAM62と、I/O63と、これらを繋ぐライン64とを備える。ROM61にはプログラム61pが記憶されている。CPU60がこのプログラム61pを読み出して実行することにより、スイッチ3a〜3cの開閉を制御している。
また、制御回路部6は、電子機器11を稼動する前に、スイッチ3a〜3cが溶着しているか否かを判断する第1溶着判断手段65および第2溶着判断手段66を備える。これら第1溶着判断手段65および第2溶着判断手段66は、CPU60がプログラム61pを実行することにより実現される。
図11のフローチャートに示すごとく、電子機器11を稼動する前にスイッチ3a〜3cが溶着しているか否かを判断する際には、まず、第1電磁コイル5a及び第2電磁コイル5bへの通電を停止し、3個のスイッチ3a〜3cを全てオフにする(ステップS1)。その後、ステップS2に移り、第1電圧センサ81(図1参照)によって電位差が検出されたか否かを判断する。
ここで仮に、プリチャージスイッチ3c又は正側メインスイッチ3aが溶着していたとすると、直流電源10の電圧が第1電圧センサ81に加わるため、第1電圧センサ81によって電位差が検出される。また、プリチャージスイッチ3c又は正側メインスイッチ3aが溶着していない場合は、第1電圧センサ81によって大きな電位差は検出されない。
ステップS2において、第1電圧センサ81が所定の値以上の電位差を検出した(Yes)と判断した場合は、ステップS6に移り、プリチャージスイッチ3c又は正側メインスイッチ3aが溶着していると判定する。そして、電子機器11を稼動しないように制御する。すなわち、上記プリチャージ状態(図2参照)および上記電力供給状態(図3参照)に移行しないように制御する。
また、ステップS2において、第1電圧センサ81によって所定の値以上の電位差が検出されない(No)と判断した場合は、ステップS3に移る。ここでは、第1電磁コイル5aに通電することなく第2電磁コイル5bに通電して、3個のスイッチ3のうち正側メインスイッチ3aのみをオンにする。すなわち、リレー7を図9に示す状態にする。その後、ステップS4に移り、第2電圧センサ82(図1参照)によって電位差が検出されたか否かを判断する。
ここで仮に、負側メインスイッチ3bが溶着していたとすると、正側メインスイッチ3aをオンした場合に平滑コンデンサ12に電流が流れ、電荷が蓄えられて平滑コンデンサ12の電圧が上昇する。そのため、第2電圧センサ82によって所定の値以上の電位差が検出される。また、負側メインスイッチ3bが溶着していなければ、正側メインスイッチ3aをオンしても平滑コンデンサ12に電流は流れず、電荷が蓄えられないため、第2電圧センサ82によって大きな電位差は検出されない。
ステップS4において、第2電圧センサ82によって所定の値以上の電位差が検出された(Yes)と判断した場合は、ステップS7に移り、負側メインスイッチ3bが溶着していると判定する。そして、電子機器11を稼動しないように制御する。
また、ステップS4において、第2電圧センサ82によって所定の値以上の電位差が検出されない(No)と判断した場合は、ステップS5に移り、全てのスイッチ3a〜3cが溶着していないと判定する。そして、電子機器11を稼動する処理(ステップS8〜ステップS10:図12参照)を行う。
なお、本例では、ステップS4において、第2電圧センサ82が所定の値以上の電位差を検出したか否かを判断することにより、負側メインスイッチ3bが溶着しているか否かを判定しているが、例えば正側配線2a(図1参照)に電流センサを設けておき、ステップS3において正側メインスイッチ3aをオンにした際に、電流センサによって電流が検出されるか否かを判断することにより、負側メインスイッチ3bが溶着しているか否かを判定してもよい。
図12に示すごとく、電子機器11を稼動する際には、まず第1電磁コイル5aに通電し、プリチャージスイッチ3cと負側メインスイッチ3bをオンする。すなわち、リレー7を図6に示す状態にする。これにより、プリチャージ抵抗4(図2参照)を介して平滑コンデンサ12に徐々に電流を流すプリチャージ状態となる。
その後、ステップS9に移る。ここで所定時間待機し、平滑コンデンサ12を充分に充電させる。その後、第2電磁コイル5bに通電して、正側メインスイッチ3aをオンにする。すなわち、リレー7を図7に示す状態にする。
その後、ステップS10に移る。ここでは、第1電磁コイル5aへの通電を停止し、第2電磁コイル5bによって発生した磁力を使って2つのメインスイッチ3a,3bをオンにしたまま、プリチャージスイッチ3cをオフにする。すなわち、リレー7を図8に示す状態にする。これにより、上記電力供給状態となる。
本例の作用効果について説明する。本例の電源システム1は、図6に示すごとく、負側メインスイッチ3bを、第1電磁コイル5aのみへの通電によってもオンでき、所定の順序で第2電磁コイル5bのみ通電した場合(第1電磁コイル5aに通電した後、第2電磁コイル5bに通電し、その後、第1電磁コイル5aの通電を停止した場合:図7、図8参照)にもオンできるよう構成してある。
このようにすると、2つの電磁コイル5a,5bのうち第1電磁コイル5aのみ通電することにより、負側メインスイッチ3bとプリチャージスイッチ3cをオンできる(図6参照)。これにより、上記プリチャージ状態にすることができる。また、上記順序で第2電磁コイル5bのみ通電することにより、2つのメインスイッチ3a,3bをオンにでき(図8参照)、上記電力供給状態にすることができる。また、2つの電磁コイル5a,5bへの通電を停止することにより、上記電力遮断状態にすることができる(図4参照)。
また、本例の電源システム1は、負側メインスイッチ3bを、第1電磁コイル5aと第2電磁コイル5bのどちらへの通電によってもオンできるため、負側メインスイッチ3bを開閉するための専用の電磁コイルを設ける必要がない。そのため、電磁コイルの数(2個)をスイッチの数(3個)より少なくすることができる。
このように、本例の電源システム1は、電磁コイルの数(2個)をスイッチの数(3個)より少なくしつつ、上記3つの状態(電力遮断状態、プリチャージ状態、電力供給状態)の切り替えを行うことができる。そのため、電源システム1の製造コストを低減することができる。
また、図10に示すごとく、本例の制御回路部6は、第1溶着判断手段65と第2溶着判断手段66とを備える。第1溶着判断手段65は、図11に示すごとく、2個の電磁コイル5a,5bへの通電を停止した状態で(ステップS1)、平滑コンデンサ12の正側の端子と直流電源10の負電極との間の電圧が上昇しているか否かを判断することにより、正側メインスイッチ3aまたはプリチャージスイッチ3cが溶着しているか否かを判断する(ステップS2,S6)。また、第2溶着溶着判断手段66は、図11に示すごとく、第2電磁コイル5bへ通電することにより、3個のスイッチ3a〜3cのうち正側メインスイッチ3aのみをオンし(ステップS3)、負側メインスイッチ3bが溶着しているか否かを判断する(ステップS4,S7)。
このようにすると、電子機器11を稼動する前に、3個のスイッチのいずれかが溶着しているか否かを判断することができる。そのため、いずれかのスイッチが溶着していると判断した場合には、安全性確保のため、電子機器11を稼動しないように制御することができる。これにより、電子機器11の安全性をより高めることができる。
なお、本例では、電力供給状態(図3参照)においてプリチャージスイッチ3cをオフにしているが、電力供給状態でプリチャージスイッチ3cをオンし続けてもよい。この場合、電源供給状態では3個のスイッチ3a〜3cがオンになるが、プリチャージ抵抗4の抵抗値は比較的大きいため、電流はほとんどメインスイッチ3a,3bを流れ、プリチャージ抵抗4にはあまり電流は流れない。そのため、実用上大きな問題はない。
例えば、第1電磁コイル5aへの通電を停止した場合(図8参照)に、第2電磁コイル5bの磁束Φの一部がプリチャージプランジャ72cにも流れるようにしておく。また、プリチャージプランジャ72cを押圧するプランジャ側ばね部材75のばね定数を小さくしておく。このようにすると、第1電磁コイル5aを通電停止しても、第2電磁コイル5bの磁束Φによって、プリチャージプランジャ72cを吸引し続けることができる。そのため、プリチャージスイッチ3cをオンし続けることができる。
なお、本例のように、電力供給状態(図3参照)においてプリチャージスイッチ3cをオフすると、過電流が流れた場合でも、プリチャージスイッチ3cが溶着する不具合を防止できるという効果がある。
また、本例では、図1に示すごとく、直列体13を正側メインスイッチ3aに並列接続したが、直列体13を負側メインスイッチ3bに並列接続してもよい。
以上のごとく、本例によれば、スイッチの数よりも電磁コイルの数を少なくすることができる電源システムを提供することができる。
(実施例2)
本例は図13に示すごとく、第2電磁コイル5bを、第1部分51と第2部分52との2つの部分に分けた例である。電子機器を稼動する際には、第1電磁コイル5aに通電してプリチャージ状態にし、その後、図14に示すごとく、第2電磁コイル5bの第1部分51と第2部分52に両方とも通電する。これにより、正側プランジャ72aを吸引する。
その後、図15に示すごとく、第1電磁コイル5aの通電を停止すると共に、第2電磁コイル5bの第2部分52への通電を停止する。そして、第1部分51によって発生した磁束Φによって、2つのプランジャ72a,72bを吸引し続ける。これにより、2つのメインスイッチ3a,3bをオンし、上記電力供給状態にする。
その他、実施例1と同様の構成を有する。
本例の作用効果について説明する。本例では、電力供給状態(図15参照)において、第1部分51にのみ通電するため、第2電磁コイル5bの消費電力を低減することができる。すなわち、プランジャ72aを吸引していない状態(図13参照)から、吸引した状態(図14参照)にするためには、大きな磁束Φが必要になるため、第1部分51と第2部分52の両方に通電する必要があるが、一旦、吸引してしまえば、その後は小さな磁束でも吸引状態を維持できる。そのため、図15に示すごとく、第2部分52への通電を停止しても2つのプランジャ72a,72bを吸引し続けることができる。これにより、第2電磁コイル5bの消費電力を低減できる。
なお、本例では第2電磁コイル5bを2つの部分に分けたが、第1電磁コイル5aを複数の部分に分割してもよい。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
1 電源システム
10 直流電源
11 電子機器
12 平滑コンデンサ
13 直列体
2a 正側配線
2b 負側配線
3a 正側メインスイッチ
3b 負側メインスイッチ
3c プリチャージスイッチ
4 プリチャージ抵抗
5a 第1電磁コイル
5b 第2電磁コイル
6 制御回路部

Claims (3)

  1. 直流電源(10)の正端子と電子機器(11)の高電位側端子(111)との間に設けられた正側メインスイッチ(3a)と、
    上記直流電源の負端子と上記電子機器の低電位側端子(112)との間に設けられた負側メインスイッチ(3b)と、
    上記電子機器の起動時に、該電子機器に並列接続した平滑コンデンサに徐々に電流を流すためのプリチャージ抵抗(4)と、
    上記プリチャージ抵抗に直列接続されたプリチャージスイッチ(3c)と、
    上記正側メインスイッチと、上記負側メインスイッチと、上記プリチャージスイッチとの3個のスイッチ(3)を開閉する第1電磁コイル(5a)および第2電磁コイル(5b)と、
    上記第1電磁コイルと上記第2電磁コイルとの2個の電磁コイル(5)に接続され、上記スイッチの開閉動作を制御する制御回路部(6)とを備え、
    上記プリチャージ抵抗と上記プリチャージスイッチとを直列接続した直列体(13)が、上記正側メインスイッチ又は上記負側メインスイッチに並列接続されており、
    上記制御回路部は、上記3個のスイッチをオフにした電力遮断状態と、上記正側メインスイッチと上記負側メインスイッチとの2個のメインスイッチのうち上記直列体に並列接続していないメインスイッチと上記プリチャージスイッチとをオンすることにより上記平滑コンデンサに電荷を蓄えるプリチャージ状態と、該プリチャージ状態の後、上記2個のメインスイッチをオンすることにより上記電子機器に電力を供給する電力供給状態と、を切り替え、
    上記プリチャージスイッチは上記第1電磁コイルへの通電によってオンし、
    上記直列体に並列接続したメインスイッチは上記第2電磁コイルへの通電によってオンし、
    上記直列体に並列接続していないメインスイッチは、上記第1電磁コイルへ通電した場合に、該第1電磁コイルによって発生した磁力を利用してオンすると共に、該第1電磁コイルへの通電を維持した状態で上記第2電磁コイルへ通電し、その後上記第1電磁コイルへの通電を停止した場合には、上記第2電磁コイルへの通電によって生じた磁力を利用してオンの状態を継続するよう構成されていることを特徴とする電源システム(1)。
  2. 請求項1に記載の電源システムにおいて、上記電力供給状態は、上記プリチャージ状態の後、上記2個のメインスイッチをオンし、上記プリチャージスイッチをオフした状態であることを特徴とする電源システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源システムにおいて、上記第1電磁コイルへ通電する前に上記第2電磁コイルへ通電した場合に、上記3個のスイッチのうち上記直列体に並列接続したメインスイッチのみがオンするよう構成されており、上記制御回路部は、上記2個の電磁コイルへの通電を停止した状態で、上記平滑コンデンサの正側の端子と上記直流電源の負電極との間の電圧が上昇しているか否かを判断することにより、上記直列体に並列接続したメインスイッチまたは上記プリチャージスイッチが溶着しているか否かを判断する第1溶着判断手段(65)と、上記第2電磁コイルへ通電することにより、上記3個のスイッチのうち上記直列体に並列接続したメインスイッチのみをオンし、上記直列体に並列接続していないメインスイッチが溶着しているか否かを判断する第2溶着判断手段(66)と、を備えることを特徴とする電源システム。
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