JP2013182316A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】起動エラーを素早く検出し、リカバリー動作を確実に実行することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】NAND型フラッシュメモリー50に格納されている起動プログラムによって起動制御を行う画像形成装置1であって、起動中フラグ及びリカバリーブートフラグが設定されているレジスタ33と、起動中に起動中フラグのオン・オフを所定時間毎に反転させる反転制御を行うと共に、リカバリーブートフラグがオフである場合には起動プログラムで、リカバリーブートフラグがオンである場合にはNAND型フラッシュメモリー50に格納されているリカバリープログラムでそれぞれ起動制御を行うCPU20と、起動中に起動中フラグの反転制御が停止すると、リカバリーブートフラグをオンさせて、CPU20を再起動させるウォッチドッグ回路32とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、起動プログラムやファームウェアをNAND型フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーに格納している画像形成装置に関するものである。
近年、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置においては、起動プログラムやファームウェアをフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーに格納することで、出荷後のアップデート(起動プログラムやファームウェアの更新・バージョンアップ)を以前よりも比較的容易に行えるようになっている。
フラッシュメモリーには、NOR型とNAND型とが存在するが、NAND型はビット単価がNOR型よりも安価なため、コストダウンを図るためにNAND型フラッシュメモリーに統一する流れがある。ところが、NAND型フラッシュメモリーは、NOR型フラッシュには見られないバッドブロックという書き込みエラーが発生する領域やリードディスターブと呼ばれるリードエラーが発生するケースがあり、リードディスターブや後天的にバッドブロックにより起動プログラムが破損され、起動エラーとなって復帰できなくなるケースが存在する。
起動プログラムの破損による起動エラーには、起動直後にフラッシュメモリー内の全データによるチェックサムを取ることで、データの破損を検知する方法や、特許文献1のように、監視装置が一定期間内に正常起動しないことを判別して、リカバリープログラムで復旧する方法が提案されている。
また、アップデート時の書き換え中に電源の遮断が発生した場合にも、起動プログラムが破損し、起動が途中で停止あるいは暴走することで正常に起動しないケースも考えられる。
アップデートによる起動プログラムの破損には、アップデートが正常に完了したか否かについて、フラッシュメモリー内にアップデート中のフラグを立て、書き込みが正常に完了した時点でクリアする手法が提案されている。この手法によれば、書き換え中の電源断が発生した際にはアップデート中のフラグが残っているため、その場合は再度アップデートを実施することができる(特許文献2参照)。
特開2004−54616号公報 特開平8−16408号公報
しかしながら、チェックサムによるデータの破損検知には、バッドブロックを無視する必要があることや、NANDフラッシュメモリーの容量が増加していることにより、起動時間に影響を及ぼすため、起動時間の短縮を図っている近年の画像形成装置には有効な方法ではない。
また、特許文献1のように、時間により起動エラーを判別し、リカバリープログラムで復旧する方法は、起動プログラムのサイズが大きいと、その起動時間も数秒単位でかかることから、監視装置にどの程度の時間でアラームを上げるのかを設定する必要があるが、このタイマーの設定前に起動が停止した場合は復旧ができない恐れがある。
さらに、特許文献2のように、フラッシュメモリー内にアップデート中のフラグを立てる方法は、不揮発性メモリー内にアップデートプログラムを一時格納する領域が必要となり、通常使用しない機能に対してコストをかける必要が生じ、コストアップになってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、起動エラーを素早く検出し、リカバリー動作を確実に実行することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、不揮発性メモリーに格納されている起動プログラムによって起動制御を行う画像形成装置であって、起動中フラグ及びリカバリーブートフラグが設定されているレジスタ手段と、起動中に前記起動中フラグのオン・オフを所定時間毎に反転させる反転制御を行うと共に、前記リカバリーブートフラグがオフである場合には前記起動プログラムで、前記リカバリーブートフラグがオンである場合には前記不揮発性メモリーに格納されているリカバリープログラムでそれぞれ起動制御を行う制御手段と、起動中に前記起動中フラグの反転制御が停止すると、前記リカバリーブートフラグをオンさせて、前記制御手段を再起動させる割り込み通知手段とを具備することを特微とする。
さらに、本発明の画像形成装置は、前記制御手段による前記反転制御は、前記起動制御に先立って実行されるブートプログラムに記述しても良い。
さらに、本発明の画像形成装置は、前記割り込み通知手段は、ハードウェアで構成しても良い。
さらに、本発明の画像形成装置は、前記制御手段は、前記リカバリープログラムによる起動制御が完了すると、前記リカバリーブートフラグをオフさせて、再起動するようにしても良い。
さらに、本発明の画像形成装置は、前記不揮発性メモリーに格納されている前記リカバリープログラムは、リカバリープログラム本体を判別するためのファイルシステムを起動するためのカーネルを含むプログラムにしても良い。
本発明によれば、起動エラーが起こり、起動中フラグの反転制御が停止すると、制御手段が再起動され、リカバリープログラムで起動制御が行われるため、起動エラーを素早く検出し、リカバリー動作を確実に実行することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部のシステム構成例を示すブロック図である。 図2に示すレジスタの構成を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態における起動動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態におけるアップデート動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態におけるリカバリー動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態におけるリカバリー動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本発明の実施の形態の画像形成装置1は、複写機能、スキャナー機能、ファクシミリ機能等を有する複合機であり、図1を参照すると、操作部2と、原稿読取部3と、記憶部4と、画像処理部5と、印刷部6と、ファクシミリ部7と、制御部10とを備えている。
操作部2は、液晶表示パネルの表面に透明の感圧センサーが設けられたタッチパネル、印刷枚数等の数値を入力するためのテンキー、設定情報を初期化させる指示を入力するためのリセットキー、複写動作を停止させたり、入力された数値を消去させたりするためのストップキー、割り込みコピーを指示する割り込みキー、印刷動作を開始させる出力指示を入力するためのスタートキー等の各種操作キーを備えたユーザーインターフェースである。
原稿読取部3は、図示しない原稿給紙装置により給紙されてきた原稿や、ユーザーによってプラテンガラスに載置された原稿に対して光を照射し、その反射光等を受光して原稿画像を読み取るスキャナーである。
記憶部4は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部3によって読み取られた画像データ、ファクシミリ部7によって受信された画像データが蓄積される記憶手段である。
画像処理部5は、原稿読取部3によって読み取られた画像データに対して、濃度やカラー/モノクロの判別処理等の画像検出処理、画像データの変倍処理やフィルタ処理等の画像処理、2値化等の画像処理等を施し、さらにファイル形式(JPEG等)に圧縮処理して、記憶部4に出力する機能を有している。
印刷部6は、例えば、電子写真技術を用いて画像形成を行う画像形成手段である。印刷部6は、記憶部4から読み出した画像データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、現像装置からのトナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する構成を有している。
ファクシミリ部7は、モデムを有し、原稿読取部3によって読み取られた画像データや、記憶部4に記憶されている画像データからファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網等のネットワークを介して送信するファクシミリ送信機能と、電話回線網等のネットワークを介してファクシミリ信号を受信するファクシミリ受信機能とを備えている。
操作部2と、原稿読取部3と、記憶部4と、画像処理部5と、印刷部6と、ファクシミリ部7とは、制御部10に接続され、操作部2から入力された所定の指示情報に応じて制御部10によって動作制御される。
制御部10は、マイクロコンピュータ等の情報処理部であり、図2を参照すると、CPU20と、ASIC30と、SDRAM等で構成されたシステムメモリー40と、不揮発性メモリーであるNAND型フラッシュメモリー50とを備えたコントローラー基板として構成されている。また、制御部10には、外部からリムーバブルメディアであるUSBメモリー60が挿抜可能に構成されている。
ASIC30は、複数の機能回路をまとめた集積回路であり、CPU20との間で情報のやり取りを行うI/F回路31と、ウォッチドッグ回路32と、レジスタ33と、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている情報の読み書きを制御するNANDコントローラー34と、システムメモリー40に格納されている情報の読み書きを制御するRAMコントローラー35と、USBメモリー60に格納されている情報の読み書きを制御するUSBHostコントローラー36とを備えている。なお、ASIC30には、操作部2、原稿読取部3、記憶部4、画像処理部5、印刷部6、ファクシミリ部7等を制御する多くのコントローラーが内蔵されているが、図2では省略されている。
NAND型フラッシュメモリー50は、データの書き込み・消去を行うことができ、電源を切ってもデータが消えることがない不揮発性の半導体メモリーであり、装置起動時に、NANDコントローラー34内のバッファ領域(RAM)にストアされ、ブート動作を実行させるブートプログラムと、装置起動時に読み出されて実行される起動プログラムと、起動プログラムが動作しない場合にリカバリーするために読み出されるリカバリープログラム1とが格納されている。
また、USBメモリー60には、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている各種プログラムを更新するためのアップデートプログラムと、リカバリープログラム2とが格納されている。このように、リカバリープログラムは、NAND型フラッシュメモリー50とUSBメモリー60とに分割されている。NAND型フラッシュメモリー50に格納されているリカバリープログラム1は、USBメモリー60に特定のファイル(リカバリープログラム2)があるか否かを判別するためのファイルシステムを起動するための最低限のカーネルを含むプログラムで構成されており、NAND型フラッシュメモリー50の容量の増加が抑制されている。
レジスタ33は、フラグによって状態を示すステータスレジスタであり、図3を参照すると、「起動完了フラグ」と、「起動中フラグ」と、「リカバリーブートフラグ」とで構成されている。「起動完了フラグ」は、起動完了を示すレジスタであり、初期値はオフで、正常に起動が完了した場合にオンされる。「起動中フラグ」は、起動中であることを示すレジスタであり、起動中は、所定時間毎、例えば数μsec毎にオン・オフを反転させる反転制御が繰り返し実施される。「リカバリーブートフラグ」は、起動エラーが検出されたことを示すレジスタであり、起動エラーが検出されるとオンされる。
ウォッチドッグ回路32は、レジスタ33の「起動完了フラグ」と、「起動中フラグ」とを監視しており、「起動完了フラグ」がオフ時に、すなわち起動中に、繰り返し実施される「起動中フラグ」の反転制御が途絶えたことを検知すると、起動エラーを検出する。起動エラーを検出すると、ウォッチドッグ回路32は、「リカバリーブートフラグ」をオンにした後、割り込み通知回路として機能してCPU20のクロックカウンター(以下、CPUカウンターと称す)をゼロに戻して、再起動させる。なお、ウォッチドッグ回路32は、ハードウェアで構成されており、起動制御の開始と同時に上述の動作を開始させる。
次に、本実施の形態における起動動作について図4を参照して詳細に説明する。
装置起動時には、まず、NAND型フラッシュメモリー50に格納されているブートプログラムがNANDコントローラー34内のバッファ領域(RAM)にストアされ、ブートプログラムによってブート動作が実行される。
ブートプログラムに基づいてCPU20が実行するブート動作には、少なくとも以下に示す2つの動作が含まれている。
a)レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」を確認し、オフであれば、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている起動プログラを認識し、オンであれば、NAND型フラッシュメモリー50に格納されているリカバリープログラム1を認識する。
b)起動中は、レジスタ33における「起動中フラグ」の反転制御を所定時間毎に繰り返す。
通常の起動では、レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」は、オフである。従って、ブートプログラムに基づいて、CPU20は、レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」を確認し(ステップA1)、「リカバリーブートフラグ」がオフであるため、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている起動プログラムを認識した後(ステップA2)、起動プログラムをシステムメモリー40に展開させる起動制御を行う(ステップA3)。また、CPU20は、起動中、レジスタ33における「起動中フラグ」の反転制御を所定時間毎に繰り返す。
起動プログラムがシステムメモリー40に展開され、装置が起動されると、起動プログラムに基づいて、CPU20は、レジスタ33における「起動完了フラグ」をオンにすると共に(ステップA4)、「起動中フラグ」の反転制御を停止し、起動動作を終了させる。
なお、ウォッチドッグ回路32は、起動と同時にレジスタ33の「起動完了フラグ」と、「起動中フラグ」との監視を開始するが、起動中は、レジスタ33における「起動中フラグ」が反転制御され、正常に起動が完了した後は、レジスタ33における「起動完了フラグ」がオンされるため、起動エラーが検出されることがない。
次に、本実施の形態におけるアップデート動作について図5を参照して詳細に説明する。
ブートプログラムに基づいて、CPU20は、レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」を確認し(ステップA1)、「リカバリーブートフラグ」がオフであるため、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている起動プログラムを認識した後(ステップA2)、起動プログラムをシステムメモリー40に展開させる起動制御を行う(ステップA3)。
次に、ステップA3で起動プログラムをシステムメモリー40に展開していく中で、実行していないアップデートプログラムがUSBメモリー60内にあると認識すると、CPU20は、「起動完了フラグ」をオンとすると共に(ステップA4)、アップデートプログラムをシステムメモリー40に展開させる(ステップB1)。その後、CPU20は、起動プログラムを消去し(ステップB2)、システムメモリー40に展開されたアップデートプログラムをNAND型フラッシュメモリー50に書き込むことでアップデートを完了する(ステップB3)。その後、自動でCPUカウンターをリセットして再起動を行う。
次に、本実施の形態における起動失敗時のリカバリー動作について図6及び図7を参照して詳細に説明する。
ブートプログラムに基づいて、CPU20は、レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」を確認し(ステップA1)、「リカバリーブートフラグ」がオフであるため、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている起動プログラムを認識した後(ステップA2)、起動プログラムをシステムメモリー40に展開させる起動制御を行う(ステップA3)。
ステップA3で起動プログラムをシステムメモリー40に展開していく中で、起動プログラムが破損していると、途中で展開が中止され、CPU20の動作もハングアップされる。すると、ウォッチドッグ回路32は、CPU20によって繰り返し実施される「起動中フラグ」の反転制御が途絶えたことを検知し、起動エラーを検出し、「リカバリーブートフラグ」をオンにした後(ステップC1)、CPUカウンターをゼロに戻して、再起動させる(ステップC2)。
次に、ブートプログラムに基づいて、CPU20は、レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」を確認し(ステップC3)、「リカバリーブートフラグ」がオンであるため、NAND型フラッシュメモリー50に格納されているリカバリープログラム1を認識した後(ステップC4)、リカバリープログラム1に基づいてUSBメモリー60に格納されているリカバリープログラム2をシステムメモリー40に展開させる起動制御を行う(ステップC5)。
その後、CPU20は、破損している起動プログラムを消去し(ステップC6)、システムメモリー40に展開しているリカバリープログラムで起動プログラムをNAND型フラッシュメモリー50に書き込むと共に(ステップC7)、レジスタ33における「リカバリーブートフラグ」をオフにする(ステップC8)。その後、自動でCPUカウンターをリセットして再起動を行う。
以上説明したように本実施の形態は、NAND型フラッシュメモリー50に格納されている起動プログラムによって起動制御を行う画像形成装置1であって、起動中フラグ及びリカバリーブートフラグが設定されているレジスタ33と、起動中に起動中フラグのオン・オフを所定時間毎に反転させる反転制御を行うと共に、リカバリーブートフラグがオフである場合には起動プログラムで、リカバリーブートフラグがオンである場合にはNAND型フラッシュメモリー50に格納されているリカバリープログラムでそれぞれ起動制御を行うCPU20と、起動中に起動中フラグの反転制御が停止すると、リカバリーブートフラグをオンさせて、CPU20を再起動させるウォッチドッグ回路32とで構成されている。この構成により、起動エラーが起こり、起動中フラグの反転制御が停止すると、ウォッチドッグ回路32によってCPU20が再起動され、再起動時にはリカバリーブートフラグオンされているので、リカバリープログラムで起動制御が行われる。従って、起動エラーを素早く検出し、リカバリー動作を確実に実行することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、CPU20による反転制御は、起動制御に先立って実行されるブートプログラムに記述されている。また。ウォッチドッグ回路32は、ハードウェアで構成されている。アップデートの最中に電源がオフしてしまうことにより、起動プログラムが途中までしか書き換えられない場合には、データ書き込みの失敗はどの箇所で発生するかは特定できず、起動エラーがどのタイミングで発生するか不明である。しかしながら、本実施の形態では、ブートプログラムに記述されている起動中フラグの反転制御を、ハードウェア構成のウォッチドッグ回路32で検出するため、起動プログラムの破損に起因する起動エラーがどのタイミングで発生しても、確実に起動エラーを検出することができる。
さらに、本実施の形態によれば、CPU20は、リカバリープログラムによる起動制御が完了すると、リカバリーブートフラグをオフさせて、再起動するように構成されている。
さらに、本実施の形態によれば、NAND型フラッシュメモリー50に格納されているリカバリープログラム1は、USBメモリー60に格納されているリカバリープログラム2を判別するためのファイルシステムを起動するためのカーネルを含むプログラムで構成されている。この構成により、リカバリープログラムをNAND型フラッシュメモリー50以外の他のメディア(USBメモリー60)に分散させることができ、NAND型フラッシュメモリー50に格納するリカバリープログラム1を最小限のサイズにし、NAND型フラッシュメモリー50の容量増加によるコストアップを防止することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1 画像形成装置
2 操作部
3 原稿読取部
4 記憶部
5 画像処理部
6 印刷部
7 ファクシミリ部
10 制御部
20 CPU
30 ASIC
31 I/F回路
32 ウォッチドッグ回路
33 レジスタ
34 NANDコントローラー
35 RAMコントローラー
36 USBHostコントローラー
40 システムメモリー
50 NAND型フラッシュメモリー
60 USBメモリー

Claims (5)

  1. 不揮発性メモリーに格納されている起動プログラムによって起動制御を行う画像形成装置であって、
    起動中フラグ及びリカバリーブートフラグが設定されているレジスタ手段と、
    起動中に前記起動中フラグのオン・オフを所定時間毎に反転させる反転制御を行うと共に、前記リカバリーブートフラグがオフである場合には前記起動プログラムで、前記リカバリーブートフラグがオンである場合には前記不揮発性メモリーに格納されているリカバリープログラムでそれぞれ起動制御を行う制御手段と、
    起動中に前記起動中フラグの反転制御が停止すると、前記リカバリーブートフラグをオンさせて、前記制御手段を再起動させる割り込み通知手段とを具備することを特微とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段による前記反転制御は、前記起動制御に先立って実行されるブートプログラムに記述されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記割り込み通知手段は、ハードウェアで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記リカバリープログラムによる起動制御が完了すると、前記リカバリーブートフラグをオフさせて、再起動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれに記載の画像形成装置。
  5. 前記不揮発性メモリーに格納されている前記リカバリープログラムは、リカバリープログラム本体を判別するためのファイルシステムを起動するためのカーネルを含むプログラムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれに記載の画像形成装置。
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