JP2013182289A - 回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム - Google Patents

回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013182289A
JP2013182289A JP2012043640A JP2012043640A JP2013182289A JP 2013182289 A JP2013182289 A JP 2013182289A JP 2012043640 A JP2012043640 A JP 2012043640A JP 2012043640 A JP2012043640 A JP 2012043640A JP 2013182289 A JP2013182289 A JP 2013182289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
term
document
search
dictionary
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012043640A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Kamei
真一郎 亀井
Yosuke Motohashi
洋介 本橋
Hidekazu Sakagami
秀和 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2012043640A priority Critical patent/JP2013182289A/ja
Publication of JP2013182289A publication Critical patent/JP2013182289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】選定部品自体に関する文書だけでなく関連文書も検索できるとともに、検索した関連文書を設計者等が利用しやすい態様で提示できるようにする。
【解決手段】回路設計支援装置は、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスと、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書と、入力された検索用語を元にして、文書検索用シソーラスの構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する文書検索手段と、文書検索手段の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する文書内着目用語判定手段と、文書内着目用語判定手段の判定結果に従って、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する文書表示手段とを備える。
【選択図】図15

Description

本発明は、回路を設計する設計者が回路部品を選定する作業を支援する回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラムに関する。
回路設計を行う際に、選定部品に関するガイドラインや過去事例等のドキュメント類(関連文書)を提示することによって、設計者等が回路部品を選定する作業を支援することが行われている。例えば、特許文献1には、関連技術として、物品の設計情報や設計事例等の情報を検索して、ユーザマシンに対して提供する設計業務支援システムが記載されている。また、特許文献1には、ユーザの選択操作に従って切削工具やドリルなどの検索項目を選択して同等品を検索し、同等品リストをユーザマシンに提供することが記載されている。
また、検索に関する関連技術として、例えば、特許文献2には、プロセスの設計支援を行う際に、ターミノロジーのシソーラスを用いて、活動間の接続条件を検索することが記載されている。
また、文書の検索結果を処理する関連技術として、例えば、特許文献3には、全文検索された文書群をグループ毎に分類し、ユーザが選択した文書に関連する文書群を取り出すことが記載されている。また、特許文献3には、文書を分類する際の分類用キーワードとして、機器や作業の名称を用いることが記載されている。
特開2002−015013号公報(段落0018−0020、段落0027−0029) 特開2002−041749号公報(段落0022−0023) 特開2002−230001号公報(段落0032、段落0036)
選定部品と同一の部品に関するガイドラインや過去事例等の関連文書に関しては、その部品名称や部品番号を指定して入力することによって容易に検索することができる。また、例えば、特許文献1に記載されたシステムに、特許文献2に記載されたようなシソーラスの技術を適用すれば、選定部品に関連した関連部品(類似部品や同時に使用する部品)をある程度容易に検索することができる。しかし、関連部品に関する関連文書を検索する場合、検索条件の設定の仕方によっては、以下のような問題が生じる。
第1の問題点として、できるだけ多くの関連部品を検索できるようにするために検索条件を緩和すると、検索にヒットするドキュメント類が多くなりすぎて、却ってドキュメント類の有効利用がしにくくなってしまう。ここで、ドキュメント類が多くなりすぎるという問題には、単に量的な問題の他に質的な問題も含まれる。一般に、シソーラスを用いて検索条件を緩和すると、シソーラス上での離れ方が大きくなるに従って属性の異なり方も大きくなるため、選定部品とは質的に異なる部品を含むドキュメントまでもがヒットする可能性が生じてしまう。
また、第2の問題点として、逆に、必要以上に検索結果が多くなりすぎないようにするために検索条件を絞り込むためには、検索を行う前の段階で予め着目すべき類似点等の関連項目を列挙し、それら関連項目毎に値の範囲を限定しなければならない。そのため、関連項目の列挙や値範囲設定等、設計者が事前に準備しなければならない作業等が多く、コストがかかる。
また、特許文献3に記載された関連技術を適用すれば、検索した関連文書を機器や作業名をキーとして分類することができる。しかし、単に関連文書の検索結果を分類しているにすぎず、そのままでは検索した関連文書を設計者等が利用しやすい態様で提示できるとは限らない。
そこで、本発明は、選定部品自体に関する文書だけでなく関連文書も検索できるとともに、検索した関連文書を設計者等が利用しやすい態様で提示できる回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による回路設計支援装置は、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスと、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書と、入力された検索用語を元にして、文書検索用シソーラスの構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する文書検索手段と、文書検索手段の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する文書内着目用語判定手段と、文書内着目用語判定手段の判定結果に従って、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する文書表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による回路設計支援方法は、入力された検索用語を元にして、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスの構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索し、検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定し、判定結果に従って、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示することを特徴とする。
本発明による回路設計支援用プログラムは、コンピュータに、入力された検索用語を元にして、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスの構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する処理と、検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する処理と、判定結果に従って、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する処理とを実行させるためのものである。
本発明によれば、選定部品自体に関する文書だけでなく関連文書も検索できるとともに、検索した関連文書を設計者等が利用しやすい態様で提示することができる。
本発明による回路設計支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 文書検索用シソーラス12に含まれる用語の具体例を示す説明図である。 文書検索用シソーラス12に含まれる用語の他の具体例を示す説明図である。 着目用語辞書のうち不具合用語辞書の具体例を示す説明図である。 着目用語辞書のうち不具合対処用語辞書の具体例を示す説明図である。 回路設計支援装置が実行する回路設計支援処理の一例を示すフローチャートである。 シソーラス検索部が行う処理を説明するための説明図である。 文書検索部が行う処理を説明するための説明図である。 文書内着目用語検出部が行う処理を説明するための説明図である。 文書表示部による表示例を示す説明図である。 文書表示部による表示例を示す説明図である。 文書表示部による表示例を示す説明図である。 文書表示部による表示例を示す説明図である。 回路設計支援装置の他の構成例を示すブロック図である。 回路設計支援装置の最小の機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による回路設計支援装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、回路設計支援装置は、入力受付部10、シソーラス検索部11、文書検索用シソーラス12、文書検索部13、文書データベース14、文書内着目用語検出部15、着目用語辞書16、及び文書表示部17を含む。なお、回路設計支援装置は、具体的には、プログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によって実現される。なお、回路設計支援装置は、1つの情報処理装置によって実現されてもよいし、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
なお、本実施形態において、回路設計支援装置は、例えば、ハードウェア回路を設計する設計者や、ハードウェア回路の設計内容を評価する設計レビュアーが、回路設計上の特定の用途のために、ある回路部品を選定する作業を支援する用途に適用される。
入力受付部10は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU、及びキーボードやマウス等の入力装置によって実現される。入力受付部10は、設計者等の操作に従って、設計者等が選定した回路部品(選定部品ともいう)を特定するための情報(例えば、部品名称や部品番号、部品の種類を示す検索用語)を入力する機能を備える。
シソーラス検索部11は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。シソーラス検索部11は、文書検索用シソーラス12を用いて、入力受付部10が入力した情報によって特定される選定部品に関連する関連部品を示す用語を検索し抽出する機能を備える。本実施形態では、シソーラス検索部11は、関連部品として、選定部品に類似する類似部品を示す用語(選定部品の類義語や同義語)を検索する。なお、類似部品に限らず、シソーラス検索部11は、関連部品として、例えば、選定部品と組み合わせて使用する等、選定部品と同時に使用するような回路部品を示す用語を検索してもよく、選定部品と関連する様々な回路部品を示す用語を検索するように構成可能である。
文書検索用シソーラス12は、検証対象(選定部品)に関して記述された関連文書を検索するための辞書であり、様々な回路部品の同義語や類義語等の用語を含む辞書である。文書検索用シソーラス12は、具体的には、情報処理装置が備える磁気ディスク装置や光ディスク装置等の記憶装置に記憶される。図2は、文書検索用シソーラス12に含まれる用語の具体例を示す説明図である。図2に示すように、文書検索用シソーラス12は、ある用語に対する類義語を上位概念の語であるか下位概念の語であるかに応じて階層化して含む。
例えば、図2に示す例では、文書検索用シソーラス12は、最上位概念の語である「コンデンサ」を最上位層とし、1つ下の階層に属する下位概念の類義語として「電解コンデンサ」と「セラミックコンデンサ」とを含む。また、図2に示す例では、文書検索用シソーラス12は、「電解コンデンサ」及び「セラミックコンデンサ」に対して、さらに、1つ下の階層に属する下位概念の類義語として、それぞれ「タンタル電解コンデンサ」、「アルミ電解コンデンサ」、「低誘電率系セラミックコンデンサ」及び「高誘電率系セラミックコンデンサ」を含む。また、図2に示す例では、文書検索用シソーラス12は、最下位概念の類義語として、各コンデンサの具体的な品名(本例では、「品名a」や「品名b」、「品名s」、「品名t」)を含む。
また、文書検索用シソーラス12は、階層化して含む各用語に対応付けて同義語を含む。例えば、図2に示す例では、文書検索用シソーラス12は、「コンデンサ」に対応付けて同義語「キャパシタ」を含み、「セラミックコンデンサ」に対応付けて同義語「セラコン」を含み、「品名t」に対応付けて同義語「品名TX」を含む。
また、図3は、文書検索用シソーラス12に含まれる用語の他の具体例を示す説明図である。図3に示す例では、文書検索用シソーラス12は、最上位概念の語である「ベアリング」を最上位層とし、1つ下の階層に属する下位概念の類義語として「スリーブベアリング」と「ボールベアリング」とを含む。また、図3に示す例では、文書検索用シソーラス12は、最下位概念の類義語として、各ベアリングの具体的な品名(本例では、「品名f」や「品名g」、「品名p」、「品名q」)を含む。また、図3に示す例では、文書検索用シソーラス12は、「ベアリング」に対応付けて同義語「軸受」を含み、「ボールベアリング」に対応付けて同義語「転がり軸受」を含み、「品名q」に対応付けて同義語「品名QB」を含む。
なお、図2及び図3に示す例では、文書検索用シソーラス12が3つ又は4つの階層に階層化して類義語を含む場合を示しているが、3階層や4階層に限らず、例えば、5つ以上の階層に階層化して類義語を含んでいてもよい。
また、図2及び図3に示す例では、文書検索用シソーラス12が各用語に対応付けて同義語を含む場合を示しているが、例えば、文書検索用シソーラス12は、各用語に対応付けて、選定部品と組み合わせて使用する等、選定部品と同時に使用するような回路部品を示す用語を含んでいてもよい。
文書検索部13は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。文書検索部13は、入力受付部10によって入力された検索用語を元にして、文書検索用シソーラス12の構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて、選定部品に関するガイドラインや過去事例等のドキュメント類(関連文書)を検索する機能を備える。具体的には、文書検索部13は、文書データベース14を検索して、シソーラス検索部11が検索した用語を含む関連文書を文書データベース14から抽出する。また、文書検索部13は、抽出した関連文書を検索結果として文書内着目用語検出部15に出力する機能を備える。
文書データベース14は、回路設計支援装置が蓄積するガイドラインや過去事例等の電子文書を関連文書として含むデータベースである。文書データベース14は、具体的には、情報処理装置が備える磁気ディスク装置や光ディスク装置等の記憶装置に記憶される。
文書内着目用語検出部15は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPUによって実現される。文書内着目用語検出部15は、文書検索部13の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書16に登録された用語が含まれるか否かを判定する機能を備える。なお、本実施形態では、回路設計支援装置は、着目用語辞書16として、回路の不具合に関する用語である不具合用語が登録された不具合用語辞書と、回路の不具合に対する対処に関する用語である不具合対処用語が登録された不具合対処用語辞書とを含む。そして、文書内着目用語検出部15は、文書検索部13によって検索された関連文書に、不具合用語辞書に登録された不具合用語が含まれるか否かを判定するとともに、不具合対処用語辞書に登録された不具合対処用語が含まれるか否かを判定する。
なお、1つの関連文書中に着目用語辞書16に登録されている複数の異なる用語が含まれる場合もあり、その場合には、文書内着目用語検出部15は、それぞれの用語に関して、関連文書中に含まれるとの判定結果を出力する。
着目用語辞書16は、検証対象(選定部品)に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した辞書である。着目用語辞書16は、具体的には、情報処理装置が備える磁気ディスク装置や光ディスク装置等の記憶装置に記憶される。図4及び図5は、着目用語辞書16に含まれる用語の具体例を示す説明図である。このうち、図4は、着目用語辞書16のうち、回路の不具合に関する用語(不具合用語)が登録されている不具合用語辞書の具体例を示している。また、図5は、着目用語辞書16のうち、設計指示(回路の不具合に対する対処)に関する用語(不具合対処用語)が登録されている不具合対処用語辞書の具体例を示している。
図4に示すように、着目用語辞書16のうちの不具合用語辞書には、不具合に関する用語として、「膨張する」、「収縮する」、「漏れる」・・・等、ガイドラインや過去事例等において回路の不具合を記述する場合に用いられる用語が含まれている。また、図5に示すように、着目用語辞書16のうちの不具合対処用語辞書には、設計指示に関する用語として、「考慮する」、「配慮する」、「注意する」・・・等、ガイドラインや過去事例等において回路設計者の行為を記述する場合に用いられる用語が含まれている。
また、着目用語辞書16は、各用語に対応付けて同義語等の関連用語を含む。例えば、図4に示す例では、着目用語辞書16は、「膨張する」に対応付けて同義語「ふくらむ」を含み、「収縮する」に対応付けて「ちぢむ」を含む。
なお、文書検索用シソーラス12程ではないものの、着目用語辞書16も各用語を上位概念の用語であるか下位概念の用語であるかに応じて階層化して含むように構成されている(例えば、2階層程度)。例えば、着目用語辞書16を、上位概念「止まる」に対する下位概念の用語として「動かなくなる」等の用語を含む。そして、文書内着目用語検出部15は、着目用語辞書16が有するシソーラス構造に基づいて、文書検索部13によって検索された関連文書に、着目用語辞書16に登録された用語が含まれるか否かを判定する。
文書表示部17は、具体的には、プログラムに従って動作する情報処理装置のCPU、及びディスプレイ装置等の表示装置によって実現される。文書表示部17は、文書内着目用語検出部15の判定結果に従って、着目用語辞書16に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する機能を備える。
なお、本実施形態において、回路設計支援装置の記憶装置(図示せず)は、回路設計を支援するための各種プログラムを記憶している。例えば、回路設計支援装置の記憶装置は、コンピュータに、入力された検索用語を元にして、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスの構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する処理と、検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する処理と、判定結果に従って、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する処理とを実行させるための回路設計支援用プログラムを記憶している。
次に、動作について説明する。図6は、回路設計支援装置が実行する回路設計支援処理の一例を示すフローチャートである。設計者等は、ハードウェア回路の設計等において関連文書を参照したい場合には、キーボードやマウス等の入力装置を用いて、選定部品の部品名称や部品番号、部品の種類等の検索用語の入力操作を行う。すると、回路設計支援装置の入力受付部10は、設計者等の操作に従って、検索用語を入力する(ステップS11)。
次いで、回路設計支援装置のシソーラス検索部11は、入力受付部10が入力した検索用語に基づいて、文書検索用シソーラス12から関連部品を示す用語を検索して抽出する(ステップS12)。図7は、シソーラス検索部11が行う処理を説明するための説明図である。図7に示す例では、一例として、入力受付部10によって検索用語として文書検索用シソーラス12における最下位層の用語である「品名q」が入力された場合が示されている。
図7に示すように、シソーラス検索部11は、文書検索用シソーラス12から、検索用語に合致する「品名q」を抽出するとともに、その同義語である「品名QB」を抽出する。また、シソーラス検索部11は、文書検索用シソーラス12から、1つ上位の階層の用語である「ボールベアリング」を抽出するとともに、その同義語である「転がり軸受」を抽出する。また、シソーラス検索部11は、さらに1つ上の最上位の階層の用語である「ベアリング」を抽出するとともに、その同義語である「軸受」を抽出する。また、シソーラス検索部11は、「ベアリング」の1つ下位の階層の用語である「品名p」を抽出する。また、シソーラス検索部11は、最上位の階層の「ベアリング」の1つ下位の階層の用語である「スリーブベアリング」を抽出する。さらに、シソーラス検索部11は、「スリーブベアリング」の1つ下位の最下位層の用語である「品名f」や「品名g」を抽出する。このように、シソーラス検索部11は、文書検索用シソーラス12中に検索用語に合致する用語を特定すると、さらにシソーラス検索部11中を上位及び下位の階層を辿って類義語や同義語を抽出する。
なお、図7に示す例では、上位及び下位の階層を辿れる限り全ての類義語や同義語を抽出する場合を示しているが、文書検索用シソーラス12上のどの距離まで辿って類義語や同義語を抽出するかを予め設定しておくようにしてもよい。例えば、図7では、最大で上位方向に距離2を辿りさらにそこから下位に距離2を辿って「品名f」や「品名g」を抽出しており、文書検索用シソーラス12上で距離4まで辿っているが、検索の範囲を予め文書検索用シソーラス12上で距離3までと制限してもよい。そのように構成すれば、シソーラス検索部11の検索結果を元にして、文書検索部13は、入力受付部10によって入力された検索用語と、文書検索用シソーラス12の構造上の距離とに基づいて、検索用語を拡張した用語の範囲を定めて関連文書を検索することができる。従って、シソーラスを用いることによって関連部品を示す用語の検索範囲を絞りすぎることがないようにできるとともに、文書検索用シソーラス12上のどの距離まで検索するかを設定することによって、検索範囲の設定に柔軟性をもたせることができる。なお、このように文書検索用シソーラス12上のどの距離まで検索するかを設定可能に構成する場合、さらに上位に上がれる段数と下位に下がれる段数とに差を設けてもよい。例えば、上位には3段(距離3)まで上がって検索できるが、下位には1段(距離1)しか下がって検索できないように制限してもよい。
次いで、回路設計支援装置の文書検索部13は、文書データベース14を検索して、シソーラス検索部11が検索した用語を含む関連文書を文書データベース14から抽出する(ステップS13)。図8は、文書検索部13が行う処理を説明するための説明図である。図8に示す例では、シソーラス検索部11によって、検索結果として「ベアリング」や「軸受」、「ボールベアリング」、「転がり軸受」、「品名q」、「品名QB」、「品名p」が出力されたものとする。図8に示すように、文書検索部13は、これらの用語を含む文書が文書データベース14に含まれるか否かを検索する。そして、図8に示す例では、文書検索部13によって、「ボールベアリング」、「ベアリング」、「軸受」及び「品名q」を含む文書がそれぞれ検索され、文書データベース14から関連文書として抽出されて文書内着目用語検出部15に出力される場合が示されている。
次いで、回路設計支援装置の文書内着目用語検出部15は、文書検索部13の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書16に登録された用語が含まれるか否かを判定する(ステップS14)。図9は、文書内着目用語検出部15が行う処理を説明するための説明図である。図9に示す例では、関連文書91に「動かなくなってしまった」という文字列が含まれることから、文書内着目用語検出部15は、着目用語辞書16のうち不具合用語辞書94に登録されている「動かなくなる」及び「〜てしまう」という用語が含まれると判定する。また、文書内着目用語検出部15は、「動かなくなる」の上位概念の用語である「止まる」に相当する用語が含まれると判定する。
また、図9に示す例では、関連文書92に「選択する必要がある」という文字列が含まれることから、文書内着目用語検出部15は、着目用語辞書16のうち不具合対処用語辞書95に登録されている「選択する」及び「〜必要がある」という用語が含まれると判定する。さらに、図9に示す例では、関連文書93に「選定する」という文字列が含まれることから、文書内着目用語検出部15は、不具合対処用語辞書95に登録されている「選定する」という用語が含まれると判定する。そして、文書内着目用語検出部15は、それらの判定結果を文書表示部17に出力する。
そして、回路設計支援装置の文書表示部17は、文書内着目用語検出部15の判定結果に従って、着目用語辞書16に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する(ステップS15)。図10〜図13は、文書表示部17による表示例を示す説明図である。
文書表示部17は、まず、例えば、関連文書を一群として表示する表示画面として、図10に示す表示画面を表示する。図10に示すように、文書表示部17が表示する表示画面には、表示形式を選択するための各ビュー選択ボタン101〜103が含まれる。そして、図10に示す例では、表示形式として不具合選別ビューが選択され、着目用語辞書16のうち不具合用語辞書に登録されている不具合用語を含む関連文書の検索結果が表示されている。図10に示す例では、表示画面の左側領域104に、不具合用語と、それらの用語を含む関連文書数が表示されている。なお、1つの関連文書内に複数の不具合用語が含まれる場合もあることから、1つの関連文書について、複数の不具合用語に対して関連文書数としてカウントされて表示されている場合もある。
また、右側領域105には、不具合用語を含む関連文書の情報が表示されている。図10に示す例では、右側領域105には、検索結果の各関連文書の中から代表事例が選択されて、1行目に文書サマリ106が表示され、2行目に文書検索用シソーラス12上のどこで検索されたかを示す情報が推薦条件107として表示されている。
また、左側領域104に表示されているいずれかの不具合用語(本例では、「燃える」)が選択操作されると、文書表示部17は、図11に示す表示画面に切り替えて表示する。図11に示す例では、右側領域105には、不具合用語「燃える」を含む関連文書の中から代表事例が選択されて、1行目に文書サマリ106が表示され、2行目に推薦条件が107が表示されている。
また、例えば、部品選別ビュー選択ボタン102が選択操作されると、文書表示部17は、図12に示す表示画面に切り替えて表示する。図12に示す例では、表示画面の左側領域104に、文書検索用シソーラス12に登録されている用語に対応したノード(本例では、部品名や部品種別)と、それらの用語を含む関連文書数が表示されている。なお、1つの関連文書内に複数のノード(部品名や部品種別)が含まれる場合もあることから、1つの関連文書について、複数のノードに対して関連文書数としてカウントされて表示されている場合もある。また、右側表示領域105には、検索結果の各関連文書の中から代表事例が選択されて、1行目に文書サマリ106が表示され、2行目に推薦条件107が表示されている。
また、例えば、マトリックスビュー選択ボタン103が選択操作されると、文書表示部17は、図13に示す表示画面に切り替えて表示する。図13に示す例では、表示画面の左側領域104に、文書検索用シソーラス12に登録された用語を第1の基準語として縦軸に表示し、着目用語辞書16に登録された用語を第2の基準語として横軸に表示し、マトリックス状の表形式を用いて、関連文書を一群として表示している。また、図13に示すように、マトリックス内のそれぞれの欄には、対応する第1の基準語及び第2の基準語を含む関連文書数が表示される。なお、1つの関連文書内に複数の不具合用語やノード(部品名や部品種別)が含まれる場合もあることから、1つの関連文書について、マトリックス内の複数の欄に関連文書数としてカウントされて表示されている場合もある。また、右側表示領域105には、検索結果の各関連文書の中から代表事例が選択されて、1行目に文書サマリ106が表示され、2行目に推薦条件107が表示されている。
また、図10〜図13に示したように、各関連文書の中から所定数の代表事例が表示されるのであるが、本実施形態では、文書表示部17は、着目用語辞書16に登録された用語に基づいて、一群の関連文書の中から代表事例を選択して表示する。この場合、例えば、文書表示部17は、一群の関連文書の中から、着目用語辞書16に含まれる用語の総数が多い関連文書を代表事例として選択する。例えば、文書表示部17は、着目用語辞書16に含まれる用語を所定数以上(例えば、5以上)含む関連文書を代表事例として選択したり、着目用語辞書16に含まれる用語の総数が多い方から所定数(例えば、5件)の関連文書を代表事例として選択したりすればよい。
また、例えば、文書表示部17は、一群の関連文書の中から、着目用語辞書16のうちの不具合用語辞書に登録された不具合用語と不具合対処用語辞書に登録された不具合対処用語との両方を含む関連文書を代表事例として選択するようにしてもよい。
また、文書表示部17は、代表事例として選択する関連文書の数を決定し、決定した数の関連文書を代表事例として選択するようにしてもよい。この場合、文書表示部17は、例えば、入力受付部10によって入力された検索用語と、第1の基準語との文書検索用シソーラス12の構造上の距離とに基づいて代表事例の選択個数を決定して、決定した選択個数の代表事例を表示するようにすればよい。
また、本実施形態では、着目用語辞書16に基づいて代表事例を選択する場合を示したが、このような態様にかぎらず、例えば、着目用語辞書16以外の辞書を用いて代表事例を選択するように構成してもよい。図14は、回路設計支援装置の他の構成例を示すブロック図である。図14に示す変形例では、回路設計支援装置は、図1に示した構成要素に加えて、代表事例選択用辞書18を含む。
図14に示す変形例において、代表事例選択用辞書18は、一群の関連文書の中から代表事例を選択するための辞書である。代表事例選択用辞書18は、具体的には、情報処理装置が備える磁気ディスク装置や光ディスク装置等の記憶装置に記憶される。なお、代表事例選択用辞書18の具体例としては、例えば、技術用語辞書やコンピュータ用語辞書等、様々なものが考えられる。
図14に示す変形例では、文書表示部17は、代表事例選択用辞書18に登録された用語に基づいて、一群の関連文書の中から代表事例を選択して表示する。そのように構成しても、適切な数の代表事例を含む表示画面を表示するように構成することができる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、入力された検索用語を元にして、文書検索用シソーラス12の構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索し、検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書16に登録された用語が含まれるか否かを判定する。そして、その判定結果に従って、着目用語辞書16に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する。従って、選定部品自体に関する文書だけでなく関連文書も検索できるとともに、検索した関連文書を設計者等が利用しやすい態様で提示することができる。
すなわち、まず、文書検索用シソーラス12を用いて関連文書を検索することによって、選定部品自体の関連文書だけでなく、その選定部品の上位・下位概念の用語について記述された関連文書や、その選定部品に関連した部品について記述された関連文書を設計者等に提示することができる。また、単に検索した関連文書をそのまま羅列して提示するのではなく、着目用語辞書16を用いた判定を行うことによって、着目点を明示して設計者等に提示することができる。従って、本実施形態によれば、類似例等の関連事例を必要以上に制限することなく提示できるとともに、提示する事例数が必要以上に多くなりすぎる難点を軽減することができる。
また、着目点を明示して提示するので、同種の不具合に関して、その原因や対処方法等として、文書検索用シソーラス12上で離れた距離にある部品等の事例を活用して提示することができる。また、着目点を明示して提示することによって、検索結果として得られる多数の関連文書の中から、設計者等は、自身が着目したいドキュメント群を選択して確認することができ、利便性が向上する。また、提示する際の着目点の選別にも柔軟性をもたせることができる。
また、本実施形態によれば、文書検索用シソーラス12によって検索用語を選定部品と類似する用語に広げた場合にも、文書内着目用語辞書16を用いることで、検索結果のドキュメントの不具合の種類が選定部品と同質であるか否かを判別することが可能となる。
具体的な事例を挙げると、文書検索用シソーラス12上の距離が遠くても同じ不具合を表す用語が含まれている場合には、不具合事例ドキュメントとして参考にできる。逆に、文書検索用シソーラス12上の距離が近くても同じ不具合を表す用語が含まれていない場合には、不具合事例ドキュメントとして参考にすることが期待できない。例えば、図7で示した「ベアリング」の場合、「ボールベアリング」は軸受の構成要素として「玉」を有しているが「流体」は有していない。一方、「スリーブベアリング」は軸受の構成要素として「流体」を有しているが「玉」は有していない。そのため、検索結果のドキュメントが「スリーブベアリング」に関する不具合ドキュメントである場合には、「流体」が「漏れる」「流出する」といった用語が含まれうるが、検索結果のドキュメントが「ボールベアリング」に関する不具合ドキュメントである場合には、そのような用語が含まれる可能性が小さい。
本実施形態によれば、上記のような事例において、文書検索用シソーラス12によって選定部品とは質的に異なる範囲にまで検索結果が広がってしまった場合にも、文書内着目用語辞書16を用いることで、検索結果のドキュメントの不具合の種類が選定部品と同質であるか否かを判別することが可能となる。
次に、本発明による回路設計支援装置の最小構成について説明する。図15は、回路設計支援装置の最小の機能構成例を示すブロック図である。図15に示すように、回路設計支援装置は、最小の構成要素として、文書検索用シソーラス12、着目用語辞書16、文書検索部13、文書内着目用語検出部15、及び文書表示部17を含む。
文書検索用シソーラス12は、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための辞書である。また、着目用語辞書16は、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した辞書である。また、文書検索部13は、入力された検索用語を元にして、文書検索用シソーラス12の構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する機能を備える。また、文書内着目用語検出部15は、文書検索部13の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書16に登録された用語が含まれるか否かを判定する機能を備える。また、文書表示部17は、文書内着目用語検出部15の判定結果に従って、着目用語辞書16に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する機能を備える。
図15に示す最小構成の回路設計支援装置によれば、選定部品自体に関する文書だけでなく関連文書も検索できるとともに、検索した関連文書を設計者等が利用しやすい態様で提示することができる。
なお、上記に示した実施形態では、以下の(1)〜(12)に示すような回路設計支援装置の特徴的構成が示されている。
(1)回路設計支援装置は、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラス(例えば、文書検索用シソーラス12)と、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書(例えば、着目用語辞書16)と、入力された検索用語を元にして、文書検索用シソーラスの構造に基づいて検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する文書検索手段(例えば、文書検索部13)と、文書検索手段の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する文書内着目用語判定手段(例えば、文書内着目用語検出部15)と、文書内着目用語判定手段の判定結果に従って、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する文書表示手段(例えば、文書表示部17)とを備えたことを特徴とする。
(2)回路設計支援装置において、文書表示手段は、文書検索用シソーラスに登録された用語を第1の基準語とし、着目用語辞書に登録された用語を第2の基準語とした表形式を用いて、関連文書を一群として表示する(例えば、図13に示すようなマトリックス状に表示する)ように構成されていてもよい。
(3)回路設計支援装置において、文書表示手段は、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む一群の関連文書のうちの代表事例を表示するように構成されていてもよい。
(4)回路設計支援装置において、文書表示手段は、着目用語辞書に登録された用語に基づいて、一群の関連文書の中から代表事例を選択して表示するように構成されていてもよい。
(5)回路設計支援装置において、文書表示手段は、一群の関連文書の中から、着目用語辞書に含まれる用語の総数が多い関連文書を代表事例として選択するように構成されていてもよい。
(6)回路設計支援装置は、着目用語辞書として、回路の不具合に関する用語である不具合用語が登録された不具合用語辞書(例えば、図4に示す不具合用語辞書)と、回路の不具合に対する対処に関する用語である不具合対処用語が登録された不具合対処用語辞書(例えば、図5に示す不具合対処用語辞書)とを含み、文書表示手段は、一群の関連文書の中から、不具合用語辞書に登録された不具合用語と不具合対処用語辞書に登録された不具合対処用語との両方を含む関連文書を代表事例として選択するように構成されていてもよい。
(7)回路設計支援装置は、一群の関連文書の中から代表事例を選択するための代表事例選択用辞書(例えば、代表事例選択用辞書18)を備え、文書表示手段は、代表事例選択用辞書に登録された用語に基づいて、一群の関連文書の中から代表事例を選択して表示するように構成されていてもよい。
(8)回路設計支援装置において、文書表示手段は、入力された検索用語と、第1の基準語との文書検索用シソーラスの構造上の距離とに基づいて代表事例の選択個数を決定して、決定した選択個数の代表事例を表示するように構成されていてもよい。
(9)回路設計支援装置において、文書検索用シソーラスは、回路を構成する部品名又は部品の種類を示す用語が登録され、着目用語辞書として、回路の不具合に関する用語である不具合用語が登録された不具合用語辞書(例えば、図4に示す不具合用語辞書)を含み、文書検索手段は、検索用語として入力された回路を構成する部品名又は部品の種類を示す用語を元にして、関連文書として回路の不具合事例に関して記述された文書を検索し、文書内着目用語判定手段は、文書検索手段によって検索された関連文書に、不具合用語辞書に登録された不具合用語が含まれるか否かを判定するように構成されていてもよい。
(10)回路設計支援装置は、着目用語辞書として、回路の不具合に対する対処に関する用語である不具合対処用語が登録された不具合対処用語辞書(例えば、図5に示す不具合対処用語辞書)をさらに含み、文書内着目用語判定手段は、文書検索手段によって検索された関連文書に、不具合用語辞書に登録された不具合用語、又は不具合対処用語辞書に登録された不具合対処用語が含まれるか否かを判定するように構成されていてもよい。
(11)回路設計支援装置において、着目用語辞書は、シソーラス構造を有し、文書内着目用語判定手段は、着目用語辞書が有するシソーラス構造に基づいて、文書検索手段によって検索された関連文書に、着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定するように構成されていてもよい。
(12)回路設計支援装置において、文書検索手段は、入力された検索用語と、文書検索用シソーラスの構造上の距離とに基づいて、検索用語を拡張した用語の範囲を定めて関連文書を検索するように構成されていてもよい。
本発明は、設計者や設計レビュアーが回路部品を選定する作業を支援する用途に適用できる。
10 入力受付部
11 シソーラス検索部
12 文書検索用シソーラス
13 文書検索部
14 文書データベース
15 文書内着目用語検出部
16 着目用語辞書
17 文書表示部
18 代表事例選択用辞書

Claims (14)

  1. 検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスと、
    検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書と、
    入力された検索用語を元にして、前記文書検索用シソーラスの構造に基づいて前記検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する文書検索手段と、
    前記文書検索手段の検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、前記着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する文書内着目用語判定手段と、
    文書内着目用語判定手段の判定結果に従って、前記着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する文書表示手段とを備えた
    ことを特徴とする回路設計支援装置。
  2. 文書表示手段は、文書検索用シソーラスに登録された用語を第1の基準語とし、着目用語辞書に登録された用語を第2の基準語とした表形式を用いて、関連文書を一群として表示する
    請求項1記載の回路設計支援装置。
  3. 文書表示手段は、着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む一群の関連文書のうちの代表事例を表示する
    請求項2記載の回路設計支援装置。
  4. 文書表示手段は、着目用語辞書に登録された用語に基づいて、一群の関連文書の中から代表事例を選択して表示する
    請求項3記載の回路設計支援装置。
  5. 文書表示手段は、一群の関連文書の中から、着目用語辞書に含まれる用語の総数が多い関連文書を代表事例として選択する
    請求項4記載の回路設計支援装置。
  6. 着目用語辞書として、回路の不具合に関する用語である不具合用語が登録された不具合用語辞書と、回路の不具合に対する対処に関する用語である不具合対処用語が登録された不具合対処用語辞書とを含み、
    文書表示手段は、一群の関連文書の中から、前記不具合用語辞書に登録された不具合用語と前記不具合対処用語辞書に登録された不具合対処用語との両方を含む関連文書を代表事例として選択する
    請求項4記載の回路設計支援装置。
  7. 一群の関連文書の中から代表事例を選択するための代表事例選択用辞書を備え、
    文書表示手段は、前記代表事例選択用辞書に登録された用語に基づいて、一群の関連文書の中から代表事例を選択して表示する
    請求項3記載の回路設計支援装置。
  8. 文書表示手段は、入力された検索用語と、第1の基準語との文書検索用シソーラスの構造上の距離とに基づいて代表事例の選択個数を決定して、決定した選択個数の代表事例を表示する
    請求項3記載の回路設計支援装置。
  9. 文書検索用シソーラスは、回路を構成する部品名又は部品の種類を示す用語が登録され、
    着目用語辞書として、回路の不具合に関する用語である不具合用語が登録された不具合用語辞書を含み、
    文書検索手段は、検索用語として入力された回路を構成する部品名又は部品の種類を示す用語を元にして、関連文書として回路の不具合事例に関して記述された文書を検索し、
    文書内着目用語判定手段は、前記文書検索手段によって検索された関連文書に、前記不具合用語辞書に登録された不具合用語が含まれるか否かを判定する
    請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載の回路設計支援装置。
  10. 着目用語辞書として、回路の不具合に対する対処に関する用語である不具合対処用語が登録された不具合対処用語辞書をさらに含み、
    文書内着目用語判定手段は、文書検索手段によって検索された関連文書に、不具合用語辞書に登録された不具合用語、又は前記不具合対処用語辞書に登録された不具合対処用語が含まれるか否かを判定する
    請求項9記載の回路設計支援装置。
  11. 着目用語辞書は、シソーラス構造を有し、
    文書内着目用語判定手段は、前記着目用語辞書が有するシソーラス構造に基づいて、文書検索手段によって検索された関連文書に、前記着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する
    請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の回路設計支援装置。
  12. 文書検索手段は、入力された検索用語と、文書検索用シソーラスの構造上の距離とに基づいて、前記検索用語を拡張した用語の範囲を定めて関連文書を検索する
    請求項1から請求項11のうちのいずれか1項に記載の回路設計支援装置。
  13. 入力された検索用語を元にして、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスの構造に基づいて前記検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索し、
    検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定し、
    判定結果に従って、前記着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する
    ことを特徴とする回路設計支援方法。
  14. コンピュータに、
    入力された検索用語を元にして、検証対象に関して記述された関連文書を検索するための文書検索用シソーラスの構造に基づいて前記検索用語を拡張した用語を用いて関連文書を検索する処理と、
    検索結果として得られる関連文書のそれぞれに対して、検証対象に関して記述された関連文書の中で着目すべき用語を登録した着目用語辞書に登録された用語が含まれるか否かを判定する処理と、
    判定結果に従って、前記着目用語辞書に登録された用語と同じ用語を含む関連文書を一群として表示する処理とを
    実行させるための回路設計支援用プログラム。
JP2012043640A 2012-02-29 2012-02-29 回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム Pending JP2013182289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043640A JP2013182289A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043640A JP2013182289A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013182289A true JP2013182289A (ja) 2013-09-12

Family

ID=49272923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012043640A Pending JP2013182289A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013182289A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019164628A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社東芝 事例検索システム
JP2020080157A (ja) * 2020-01-09 2020-05-28 前田建設工業株式会社 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム
US11567946B2 (en) 2020-09-16 2023-01-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Document search apparatus and document search method
JP7428035B2 (ja) 2020-03-23 2024-02-06 株式会社リコー データ検索装置、データ検索方法およびプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019164628A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社東芝 事例検索システム
JP7129184B2 (ja) 2018-03-20 2022-09-01 株式会社東芝 事例検索システム
JP2020080157A (ja) * 2020-01-09 2020-05-28 前田建設工業株式会社 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム
JP7009522B2 (ja) 2020-01-09 2022-01-25 前田建設工業株式会社 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム
JP7428035B2 (ja) 2020-03-23 2024-02-06 株式会社リコー データ検索装置、データ検索方法およびプログラム
US11567946B2 (en) 2020-09-16 2023-01-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Document search apparatus and document search method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107122400B (zh) 使用视觉提示细化查询结果的方法、计算系统及存储介质
US9015175B2 (en) Method and system for filtering an information resource displayed with an electronic device
US10776571B2 (en) Dispatch of user input to multiple input fields in a user interface
JP5587989B2 (ja) 観点別特許マップの提供方法
JP2015204105A (ja) 推薦情報を提供するための方法および装置
JP2017041171A (ja) テストシナリオ生成支援装置およびテストシナリオ生成支援方法
JP2013182289A (ja) 回路設計支援装置、回路設計支援方法、及び回路設計支援用プログラム
US20120179709A1 (en) Apparatus, method and program product for searching document
US20120317141A1 (en) System and method for ordering of semantic sub-keys
JP2012038207A5 (ja)
US9875298B2 (en) Automatic generation of a search query
JP4924091B2 (ja) Fmeaシート作成装置
JP5838797B2 (ja) 情報表示装置及び情報表示プログラム
Ellis et al. Exploring big data with helix: Finding needles in a big haystack
US20070100810A1 (en) Apparatus and method for searching data for a similar article
US20170147555A1 (en) Query analyzer
JP4595590B2 (ja) テキストマイング方法及びテキストマイニング装置
US20120317103A1 (en) Ranking data utilizing multiple semantic keys in a search query
JP2013003830A (ja) コンテンツ出力方法、コンテンツ出力装置およびコンテンツ出力プログラム
JP5477006B2 (ja) 検索装置、及び、プログラム
JP6707410B2 (ja) 文献検索装置、文献検索方法およびコンピュータプログラム
CN104809115A (zh) 一种搜索方法及终端设备
CN104778371A (zh) 一种文献内容专业性的评价方法及装置
JP7426302B2 (ja) 同義語生成装置、及び同義語生成プログラム
JP2016051253A (ja) 文書管理装置および文書管理プログラム