JP4924091B2 - Fmeaシート作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄積された事例を分析し活用するための技術に関する。
工場の製造プロセスにおいて不良が発生した場合、作業者の経験や製品に関する知識を基に発生原因を究明し、都度改善を施すことは従来から行われている。このような改善作業の手法の一つとして工程FMEA(故障モード影響解析:Failure Mode and Effects Analysis)が知られている。
工程FMEAとは、製造プロセスにおいて不良が発見された場合に、その発生した不良(故障モード)に対応する影響や原因などを究明する、ボトムアップ式の改善手法である。工程FMEAでは、生産の開始前にFMEAシート(解析データ、FMEAリスト、あるいは単にFMEAともよばれる)が準備される。FMEAシートは、予想される不良発生パターン(故障モード)ごとに、工程、機能、現象(リスク)、影響、原因、対策などを対応づけた一覧表である。
図15にFMEAシートの一例を示す。このFMEAシートは、項目として、工程、機能、リスク、影響、原因を含んでいる。FMEAシートの各行には、ある故障モードに対応する各項目の値が記載されている。たとえば、1行目には、各項目の値として、工程:「PCB分割」、機能:「固変にする」、リスク:「部品のクラック(Vカット付近)」、影響:「機能せず」、原因:「ソリなどのストレス」と記載されている。
たとえば、「PCB分割」工程で「PDの汚れ」が発生した場合に、それによる影響とその原因とを知りたければ、次の手順でFMEAシートを活用すればよい。(1)まず、「工程」の列から「PCB分割」に相当する行を探し、(2)その中から「リスク」が「PDの汚れ」に相当する行を特定し、(3)特定された行の「影響」と「原因」の内容を参照する。このような手順により、「PDの汚れ」が「検出機能の低下」を招くことと、「PDの汚れ」が「PDを素手でさわる」ことにより発生したこと、をユーザ(工程管理者や作業者)は簡単に知ることができる。
FMEAシートは、一般に、過去の不具合対策やクレーム対応の経験と、過去の事例(試験報告書、不具合報告書、クレーム報告書、過去のFMEAシートなど)から得た知識とに基づいて、作成される。それゆえ、作成者の有する経験、知識、能力に依存して、FMEAシートの有効性および有用性が大きく左右される、という問題がある。また、経験や知識の乏しい初心者では、FMEAシートの作成が極めて難しいという問題もある。
そこで、特許文献1では、FMEAシートの作成を支援するためのシステムが提案されている。同システムでは、原因(発生条件)、影響、対策などの各項目について、その候補が画面に表示されるので、作成者は画面表示に従って選択操作を行うことでFMEAシートの作成が可能である。
ここでFMEAシート作成のフェーズを、[1]過去の事例の収集、[2]事例の分析(知識データ化)、[3]FMEAシートの作成(文書化)のように捉えた場合、同システムで軽減されるのは[3]の文書化フェーズの作業負荷のみである。しかし、作成者に経験、知識、能力が最も要求されるのは、文書化フェーズではなく、[2]の知識データ化フェーズである(すなわち、特許文献1では、各項目の候補データである、作業行為別故障モード/発生条件レベルファイル22、図3の影響度評価表24、対策ランク表25
などを作成する作業)。したがって、従来システムでは、上述したFMEAシートの作成にかかわる問題は本質的には解決されていない。
なお、多量のデータの意味分析を行う手法としては、意味ネットワークという技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2005−182544号公報 特開平10−74210号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、経験や知識をもたない者でも、多量の事例データの分析並びにFMEAシートの作成を効率的に行うことを可能にする技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様は、文章で事例が記録されている事例データからFMEAシートを作成するためのFMEAシート作成装置であって、FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されている項目リストを記憶する項目リスト記憶手段と、与えられた複数の事例データから語句を抽出する語句抽出手段と、前記語句抽出手段によって抽出された語句群から、各語句をノードとしてもつ意味ネットワークを生成する意味ネットワーク生成手段と、前記意味ネットワークを表示装置に表示するとともに、前記表示された意味ネットワーク上でリンクされている複数の語句をユーザに選択させる選択支援手段と、前記項目リストで定義された並び順で並ぶ各項目に対し、前記選択支援手段で選択された各語句を語句が選択された順に当て嵌めることにより、FMEAシートを生成するFMEAシート生成手段と、を備えるFMEAシート作成装置である。
この構成によれば、多数の事例データ(事例データは、文章で事例が記録されている生データで足り、知識データの状態でなくてよい。)が自動的に分析され、事例データ中の語句が意味ネットワークの形式で表示される。この意味ネットワークにより、語句同士の関連性や語句の出現頻度(重要性)などの把握が容易になる。そして、意味ネットワークを見ながら、リンクされている語句を選択するという直感的な操作だけで、FMEAシートの作成が可能である。したがって、本発明を利用すれば、ユーザは、簡単かつ効率的に、事例の分析とFMEAシートの作成を行うことができる。なお、本発明における「FMEAシート」の概念には、ハードコピーのFMEAシート、画面表示されたFMEAシート、電子データ(電子文書)のFMEAシートが含まれる。
複数の登録語句を、対応するFMEAシートの項目とともに記憶している辞書を設けることが好ましい。ユーザが登録語句の追加、削除を行うことができる辞書であるとなお好ましい。
事例データの数が多くなれば、抽出される語句の数が膨大となり、意味ネットワークの規模も大きくなる。そうなると、意味ネットワークの直感的な理解や操作に支障がでるおそれがある。そこで、意味ネットワークを作成・表示する際に次のような工夫を加えるとよい。
前記選択支援手段は、前記登録語句に一致する語句と前記登録語句に一致しない語句とで、前記意味ネットワーク上のノードの表示態様を異ならせることが好ましい。たとえば、ノードの形状、色、大きさなどを異ならせるとよい。また、一方だけを非表示にしてもよい。このような表示により、登録語句に一致する語句とそうでない語句との区別が容易
になる。典型的には、登録語句に一致する語句を目立たせるとよい。
前記選択支援手段は、前記登録語句に一致する語句のノードの表示態様を、対応するFMEAシートの項目に応じて異ならせるとよい。たとえば、項目ごとにノードの形状、色、大きさなどを異ならせるとよい。このような表示により、語句とFMEAシートの項目との対応が一目でわかるので、FMEAシートに採用する語句を選択する際に役立つ。
前記選択支援手段は、リンクされている2つの語句のそれぞれが前記登録語句に一致し、かつ、それぞれが対応するFMEAシートの項目が前記項目リストの並び順で隣り合っている場合に、この2つの語句の間のリンクを前記並び順を示す有向リンクで表すことが好ましい。この有向リンクは語句の選択順を示唆するガイドとなるので、FMEAシートに採用する語句の選択が一層容易になる。
前記選択支援手段は、前記登録語句に一致し、かつ、前記項目リストの並び順でリンクされている語句のみを表示することが好ましい。「登録語句に一致し、かつ、項目リストの並び順でリンクされている語句」は、FMEAシートの各項目の内容として適切な語句である可能性が高いからである。このような語句のみを表示することで、意味ネットワークの把握や語句選択が一層容易になる。
前記選択支援手段は、前記意味ネットワーク上で語句が選択され又は選択解除されるのにともなって、選択状態にある1以上の語句をすべて含む事例データを抽出し、前記表示装置に表示することが好ましい。この機能により、FMEAシートの作成と同時に事例データのドリルアップ分析やドリルダウン分析も可能となる。
前記選択支援手段は、前記抽出された事例データが数値で表される情報を含む場合に、それらの数値の統計的な情報を前記表示装置に表示することが好ましい。統計的な情報としては、たとえば、平均、分散、ヒストグラムなどがある。このような情報は、事例データのドリルアップ分析やドリルダウン分析、ひいてはFMEAシートの語句選択の参考となる。
本発明は、上記手段の少なくとも一部を有するFMEAシート作成装置として捉えてもよいし、上記処理の少なくとも一部を含むFMEAシート作成方法、または、かかる方法を実現するためのFMEAシート作成プログラムとか、そのプログラムを記録した記録媒体として捉えることもできる。なお、上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明の第2態様に係るFMEAシート作成方法は、文章で事例が記録されている事例データからFMEAシートを作成するためのFMEAシート作成方法であって、コンピュータが、FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されている項目リストを読み込む処理と、与えられた複数の事例データから語句を抽出する語句抽出処理と、前記語句抽出処理によって抽出された語句群から、各語句をノードとしてもつ意味ネットワークを生成する意味ネットワーク生成処理と、前記意味ネットワークを表示装置に表示するとともに、前記表示された意味ネットワーク上でリンクされている複数の語句をユーザに選択させる選択支援処理と、前記項目リストで定義された並び順で並ぶ各項目に対し、前記選択支援処理で選択された各語句を語句が選択された順に当て嵌めることにより、FMEAシートを生成するFMEAシート生成処理と、を実行するFMEAシート作成方法である。
本発明の第3態様に係るFMEAシート作成プログラムは、文章で事例が記録されている事例データからFMEAシートを作成するためのFMEAシート作成プログラムであって、コンピュータに、FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されている項目リストを読み込む処理と、与えられた複数の事例データから語句を抽出する語句抽出処理と、前記語句抽出処理によって抽出された語句群から、各語句をノードとしてもつ意味ネットワークを生成する意味ネットワーク生成処理と、前記意味ネットワークを表示装置に表示するとともに、前記表示された意味ネットワーク上でリンクされている複数の語句をユーザに選択させる選択支援処理と、前記項目リストで定義された並び順で並ぶ各項目に対し、前記選択支援処理で選択された各語句を語句が選択された順に当て嵌めることにより、FMEAシートを生成するFMEAシート生成処理と、を実行させるFMEAシート作成プログラムである。
本発明によれば、経験や知識をもたない者でも、多量の事例データの分析並びにFMEAシートの作成を効率的に行うことができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
<システム構成>
図1は、FMEAシート作成装置の機能構成を示すブロック図である。このFMEAシート作成装置は、事例データからFMEAシートを作成するためのシステムである。より詳しくは、FMEAシート作成装置は、多数の事例データ(生データ)の分析(知識データ化)とFMEAシートの作成とを支援するためのシステムである。
図1に示すように、FMEAシート作成装置は、語句登録機能1、項目リスト選択機能2、事例データ入力機能3、形態素解析機能4、共起頻度計算機能5、意味ネットワーク生成機能6、FMEA分析支援機能7、FMEAシート生成機能8、語句辞書10、項目リストDB(データベース)11を備える。このFMEAシート装置は、CPU(中央演算処理装置)、主記憶装置(RAMなど)、補助記憶装置(ハードディスクなど)、入力装置(キーボード、ポインティングデバイスなど)、表示装置、通信装置などを具備する汎用のコンピュータで構成される。そして、上述した各機能は、補助記憶装置に格納されたプログラムが主記憶装置に読み込まれ、CPUによって実行されることで、実現される。なお、語句辞書10および項目リストDB11は補助記憶装置内に格納されている。
<語句辞書>
語句辞書10は、複数の登録語句を、対応するFMEAシートの項目とともに記憶している辞書(辞書データ)である。語句辞書10には、FMEAシートの項目の内容(値)としてよく用いられる語句、用いられるべき語句、想定される語句などが登録される。語句辞書10に登録される語句は、「トランジスタ」のような単語でもよいし、「反応なし」のようなひとまとまりの言葉(句や節)でもよいし、「異常ランプが点灯」のような文でもよい。
図2は、半導体基板製造プロセスにおける工程FMEAに適用される語句辞書の一例を示している。図2の例では、FMEAシートの項目として、「部品」、「不良モード」、「影響」、「工程」、「原因」、「対策」などが用いられている。そして、項目「部品」に対応する語句としては、「CPU」、「コンデンサ」、「トランジスタ」などが登録され、工程「不良モード」に対応する語句としては、「チップ立ち」、「ぬれ不良」、「ショート」などが登録されている。
語句辞書10にはあらかじめ(装置の初期状態で)多数の語句がプリセットされているとよい。ただし、プリセットされた辞書だけでは、現実の製造プロセスで生じるすべての事例をカバーすることは難しい。そのため、本実施形態のFMEAシート作成装置は、語句登録機能1を有している。この語句登録機能1は、新規語句の追加、登録語句の編集、
登録語句の削除などのユーザインタフェイスを提供する機能である。たとえば図2に示すような入力画面において、ユーザが新規語句と対応する項目とを入力すると、その語句と項目が互いに対応付けられて語句辞書10に登録される。
<項目リスト>
項目リストDB11は、項目リストを記憶しているデータベース(項目リスト記憶手段)である。項目リストとは、FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されているデータのことである。項目リストDB11には、1つ以上の項目リストを格納することができる。
図3には、項目リストの例として、「工程→不良モード→原因→対策」と「部品→故障モード→原因→影響→検知手段→対策」とが示されている。項目リストについても、あらかじめプリセットされているとよい。ユーザによる項目リストの追加、編集、削除も可能である。
<事例データの分析>
図4のフローチャートを参照して、FMEAシート作成装置における事例データ分析処理を説明する。本装置は、膨大な事例データの分析に意味ネットワークを利用する。
まずステップS10において、項目リスト選択機能2が、項目リストDB11からすべての項目リストを読み込み、それらを一覧表示し、ユーザに項目リストの選択を促す。ユーザが項目リストを選択すると次の処理に進む。なお、一覧表示された項目リストの中に所望のものがなければ、ユーザは、このステップにおいて新規の項目リストを作成することもできる。
ステップS11では、事例データ入力機能3が分析対象の事例データ群を読み込む。分析対象となる事例データの格納場所(フォルダ、ディレクトリもしくは記録媒体)は、ユーザによって指定されるか、あらかじめ定められているものとする。
文章で事例が記録されているデータであれば、どのような形式のものでも事例データとして取り扱うことができる。たとえば図5は事例データの一例として、不具合報告書(文書1〜3)を示している。このように、本装置が取り扱う事例データは、特殊な構造化や知識データ化が施されている必要はなく(もちろん構造化等が施されていてもよいし、所定のルールに則って記述されていることも好ましいが)、任意形式かつ自由文で記述された生のデータで構わない。
ステップS12では、形態素解析機能4が、事例データに含まれる文章を形態素解析し、語句を抽出する。つまり本実施形態では、形態素解析機能4が、本発明の語句抽出手段に対応している。図6に概念的に示すように、形態素解析機能4は各事例データから複数の語句を抽出する(抽出された語句の集合を「語句セット」とよぶ。)。形態素解析の結果をすべて採用すると語句数が膨大になるおそれがあるときは、一定の基準に従って抽出する語句を取捨選択するとよい。たとえば、語句辞書10に未登録の語句よりも登録されている語句のほうを優先的に抽出することが好ましい。すべての事例データについて語句セットを作成したら、次の処理に進む。
ステップS13では、共起頻度計算機能5が、各事例データの語句セットをもとに共起頻度表を求める。「共起」とは同じ文書(事例データ)に出現することをいい、「共起頻度」とはある2つの語句に共起が生じた頻度のことをいう。共起頻度が高い語句の組み合わせほど、語句同士の関連が強いといえる。
図7は、共起頻度表の求め方を概念的に示している。すなわち、共起頻度計算機能5は、(1)まず、語句ごとに出現数(出現している事例データの数)をカウントし、(2)2つの語句のすべての組み合わせについて、共起数(同時に出現している事例データの数)をカウントする。(3)そして、共起頻度計算機能5は、共起数を出現数で除算することで、2つの語句の組み合わせのそれぞれについての共起頻度を求める。図7の(3)に示されているのが、共起頻度表である。なお、本実施形態では、すべての事例データから語句を抽出した後で共起頻度表を求めるという処理手順を採用したが、語句の抽出と並行して出現数と共起数のカウントを行うという処理手順を採用してもよい。
ステップS14では、意味ネットワーク生成機能6が、共起頻度表をもとに意味ネットワーク(共起頻度ネットワークともいう)を生成する。ここで生成される意味ネットワークは、共起頻度表に含まれる各語句(ステップS12で抽出された各語句)をノードとして持ち、共起頻度が所定の閾値以上となる語句の間をリンクで結んだものである。つまり本実施形態では、共起頻度計算機能5および意味ネットワーク生成機能6が本発明の意味ネットワーク生成手段に対応している。
ステップS15では、FMEA分析支援機能7が、意味ネットワークを表示装置に表示する。図8は、図7の(3)の共起頻度表をもとに生成された意味ネットワークの表示例を示している。この例では、共起頻度が0.5以上の語句同士をリンクで接続している。図8は無向リンクを例示しているが、有向リンクを用いてもよい。事例データの分析結果を意味ネットワークの形式で見ることにより、ユーザは語句同士の関連性や語句の出現頻度(重要性)などを容易に把握できるようになる。
なお、図5〜図8の例では、説明の簡単のために、事例データの数および抽出語句の数を非常に少なくしている。しかし、現実の場面では事例データの数は数十〜数百にもなり得るため、抽出される語句の数が膨大となり、生成される共起頻度表や意味ネットワークの規模も大きくなる。そうなると、意味ネットワークの直感的な理解や操作に支障がでるおそれがある。そこで、FMEA分析支援機能7は、以下に述べる種々の機能を提供する(これらの機能が本発明の選択支援手段に対応している)。
(a)拡大表示機能
拡大表示機能とは、意味ネットワークの一部分を拡大表示するための機能である。この機能を利用すると、図9に示すように、ユーザによって選択された語句(ノード)の周辺のネットワークが拡大表示される。これにより、選択された語句に関わりの深い語句に注目することが容易になる。
なお、拡大表示の仕方は種々考えられる。たとえば、選択されたノードと、そのノードからの距離(最短パスを構成するリンクの数)が所定値(たとえば、リンク2つ)以下のノードのみを拡大してもよい。あるいは単純に表示倍率を大きくするだけでもよい。
(b)強調表示機能
強調表示機能とは、語句辞書10の登録語句に一致する語句(一致語句)を、登録語句に一致しない語句(不一致語句)に比べて、目立たせるための機能である。一致語句を強調表示するのは、語句辞書10に登録されている語句のほうが登録されていない語句よりも、FMEAシートの項目の内容として適当なものである可能性が高いからである。
図10の左側は強調表示機能がオフの場合の表示例を、図10の右側は強調表示機能がオンの場合の表示例を示している。強調表示機能がオンになると、一致語句のノードのみ、特別な形状、色、大きさで表示される。しかも、その形状および色は、登録語句に対応するFMEAシートの項目に応じて異なっている。図10の例は、項目「部品」に対応す
る語句として「コンデンサ」および「トランジスタ」、項目「不良モード」に対応する語句として「チップ立ち不良」および「チップ浮き不良」、項目「原因」に対応する語句として「ハンダ過小」、項目「対策」に対応する語句として「調整見直し」を示している。さらに、リンクされている2つの語句がともに一致語句であり、かつ、それぞれが対応する項目が項目リスト(ステップS10で選択されたもの)の並び順で隣り合っている場合には、この2つの一致語句のリンクを矢印(有向リンク)で表わしている。矢印の向きは、項目リストで定義されている項目の並び順を示している。
図10に示すような強調表示によって、語句と項目の対応や、項目の並び順が一目でわかるので、FMEAシートに採用すべき語句を選択するのが容易になる。
(c)隠蔽機能
隠蔽機能とは、一部の語句のみを特に目立たせるために、それ以外の語句を隠蔽(非表示あるいは薄表示)する機能である。図11の左側は隠蔽機能がオフの場合の表示例を、図11の右側は隠蔽機能がオンの場合の表示例を示している。隠蔽機能がオンになると、不一致語句のノードおよびリンクが隠蔽される。また、一致語句間のリンクであっても、「コンデンサ」と「ハンダ過小」の間のように無向リンクの場合は、隠蔽される。さらに、一致語句であっても、それが有向リンクを有さない場合は、隠蔽される。つまり、隠蔽機能がオンの場合に表示されるのは、登録語句に一致し、かつ、項目リストの並び順でリンクされている語句のみである。かかる条件に該当する語句は、FMEAシートの各項目の内容として適切な語句である可能性が高い。
さらには、一部の項目に対応する語句のみを表示し、それ以外の項目に対応する語句を隠蔽することも好ましい。たとえば、図11の右側の隠蔽機能がオンになっている状態において、「コンデンサ」を選択すると、その選択語句と同じ項目に対応する語句である「トランジスタ」のみが表示状態となる。
(d)FMEAシート試作機能
FMEAシート試作機能とは、FMEAシートの試作を支援するための機能である。図12の左側に示すように、ユーザが、意味ネットワーク上でリンクされている語句を順番に選択していくと、項目リストで定義された各項目に、選択された語句が順番に当て嵌められていく。試作中のFMEAシートは図12の右側のように表示される。もちろん選択の解除も可能であり、たとえば「調整見直し」の選択を解除すると、試作中のFMEAシートの項目「対策」が空欄に戻る。
複数の語句を簡単に選択できるようにするための簡易選択機能を設けるとよい。たとえば、ユーザが開始点とする語句を指定すると、その語句から有向リンクで順番につながる一連の語句群が自動的に選択されるようにするとよい。この機能によれば、「チップ浮き不良」を選択するという1アクションだけで、「チップ浮き不良」→「ハンダ過小」→「調整見直し」と順に選択するのと同一の結果が得られる。あるいは、ユーザが開始点と終了点の2つの語句を指定すると、開始点から終了点まで順番につながる一連の語句群が自動的に選択されるようにしてもよい。この機能によれば、「トランジスタ」の選択および「調整見直し」の選択という2アクションで、「トランジスタ」→「チップ浮き不良」→「ハンダ過小」→「調整見直し」と順に選択するのと同一の結果が得られる。
項目リストの並び順と異なる順番で語句が選択されるのを防ぐために、隣接ノード以外を選択できないようにしたり、有向リンクの向きと同じ順番でしか選択できないようにしたり、選択すべき項目に対応しないノードを選択できないようにしたりしてもよい。
(e)事例データ表示機能
事例データ表示機能とは、上記試作において語句が選択され又は選択解除されるのにともなって、選択状態にある1以上の語句をすべて含む事例データを抽出し、表示装置に表示する機能である。図13の例では、選択状態にある1または複数の語句をAND条件として事例データの検索が実行され、その策出結果がリスト表示されている。つまり、語句を順に選択していくと、表示される事例データが徐々に絞り込まれていくし、逆に語句の選択を解除していくと、表示される事例データが徐々に増加していく。この機能により、FMEAシートの試作を進めるのと同時に事例データのドリルアップ分析やドリルダウン分析も可能となる。
(f)統計情報表示機能
統計情報表示機能とは、事例データ表示機能によって抽出された事例データが数値で表される情報を含む場合に、それらの数値の統計的な情報を求めて、表示装置に表示する機能である。図14の例では、事例データに影響度が含まれているため、影響度の平均を算出し表示している。このような情報は、事例データのドリルアップ分析やドリルダウン分析、ひいてはFMEAシートの語句選択の参考となる。たとえば、選択すべき語句の候補が複数あるときは、影響度の平均が最も大きくなるものを選択するとよい。
なお、数値で表される情報としては、影響度の他にも、故障モードの発生頻度、検出難易度などが想定される。また、統計的な情報としては、平均の他にも、分散、ヒストグラムなどがある。
<FMEAシートの生成>
FMEAシート生成機能8は、FMEA分析支援機能7を利用して選択された語句をもとにFMEAシートを生成することが可能である。選択された語句と項目の当て嵌めは、FMEAシートの試作の場合と同じロジックで行われる。なお、試作されたFMEAシートが記憶装置に記録されている場合には、そのデータを利用してFMEAシートを生成することもできる。
FMEAシート生成機能8は、FMEAシートを電子データ(電子文書)の形式で出力することもできるし、表示装置に表示することもできるし、印刷装置に出力することもできる。
以上述べた本実施形態のFMEAシート作成装置によれば、多数の事例データ(生データ)が自動的に分析され、事例データ中の語句が意味ネットワークの形式で表示される。この意味ネットワークにより、語句同士の関連性や語句の出現頻度(重要性)などの把握が容易になる。そして、意味ネットワークを見ながら、リンクされている語句を選択するという直感的な操作だけで、FMEAシートの作成が可能である。したがって、本装置を利用すれば、経験や知識をもたない者でも、簡単かつ効率的に、大量の事例の分析とFMEAシートの作成を行うことができる。
図1は、FMEAシート作成装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、語句辞書の一例を示す図である。 図3は、項目リストの一例を示す図である。 図4は、事例データ分析処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、事例データの一例を示す図である。 図6は、形態素解析を概念的に示す図である。 図7は、共起頻度表の求め方を概念的に示す図である。 図8は、意味ネットワークの表示例を示す図である。 図9は、拡大表示機能の動作例を示す図である。 図10は、強調表示機能の動作例を示す図である。 図11は、隠蔽機能の動作例を示す図である。 図12は、FMEAシート試作機能の動作例を示す図である。 図13は、事例データ表示機能の動作例を示す図である。 図14は、統計情報表示機能の動作例を示す図である。 図15は、FMEAシートの一例を示す図である。
符号の説明
1 語句登録機能
2 項目リスト選択機能
3 事例データ入力機能
4 形態素解析機能
5 共起頻度計算機能
6 意味ネットワーク生成機能
7 FMEA分析支援機能
8 FMEAシート生成機能
10 語句辞書
11 項目リストDB

Claims (10)

  1. 文章で事例が記録されている事例データからFMEAシートを作成するためのFMEAシート作成装置であって、
    FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されている項目リストを記憶している項目リスト記憶手段と、
    与えられた複数の事例データから語句を抽出する語句抽出手段と、
    前記語句抽出手段によって抽出された語句群から、各語句をノードとしてもつ意味ネットワークを生成する意味ネットワーク生成手段と、
    前記意味ネットワークを表示装置に表示するとともに、前記表示された意味ネットワーク上でリンクされている複数の語句をユーザに選択させる選択支援手段と、
    前記項目リストで定義された並び順で並ぶ各項目に対し、前記選択支援手段で選択された各語句を語句が選択された順に当て嵌めることにより、FMEAシートを生成するFMEAシート生成手段と、
    を備えるFMEAシート作成装置。
  2. 複数の登録語句を、対応するFMEAシートの項目とともに記憶している辞書をさらに備え、
    前記選択支援手段は、前記登録語句に一致する語句と前記登録語句に一致しない語句とで、前記意味ネットワーク上のノードの表示態様を異ならせる
    請求項1に記載のFMEAシート作成装置。
  3. 前記選択支援手段は、前記登録語句に一致する語句のノードの表示態様を、対応するFMEAシートの項目に応じて異ならせる
    請求項2に記載のFMEAシート作成装置。
  4. 前記選択支援手段は、リンクされている2つの語句のそれぞれが前記登録語句に一致し、かつ、それぞれが対応するFMEAシートの項目が前記項目リストの並び順で隣り合っている場合に、この2つの語句の間のリンクを前記並び順を示す有向リンクで表す
    請求項2または3に記載のFMEAシート作成装置。
  5. 前記選択支援手段は、前記登録語句に一致し、かつ、前記項目リストの並び順でリンクされている語句のみを表示する
    請求項2〜4のうちいずれか1項に記載のFMEAシート作成装置。
  6. 前記選択支援手段は、前記意味ネットワーク上で語句が選択され又は選択解除されるのにともなって、選択状態にある1以上の語句をすべて含む事例データを抽出し、前記表示装置に表示する
    請求項1〜5のうちいずれか1項に記載のFMEAシート作成装置。
  7. 前記選択支援手段は、前記抽出された事例データが数値で表される情報を含む場合に、それらの数値の統計的な情報を前記表示装置に表示する
    請求項6に記載のFMEAシート作成装置。
  8. 文章で事例が記録されている事例データからFMEAシートを作成するためのFMEAシート作成方法であって、
    コンピュータが、
    FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されている項目リストを読み込む処理と、
    与えられた複数の事例データから語句を抽出する語句抽出処理と、
    前記語句抽出処理によって抽出された語句群から、各語句をノードとしてもつ意味ネットワークを生成する意味ネットワーク生成処理と、
    前記意味ネットワークを表示装置に表示するとともに、前記表示された意味ネットワーク上でリンクされている複数の語句をユーザに選択させる選択支援処理と、
    前記項目リストで定義された並び順で並ぶ各項目に対し、前記選択支援処理で選択された各語句を語句が選択された順に当て嵌めることにより、FMEAシートを生成するFMEAシート生成処理と、
    を実行するFMEAシート作成方法。
  9. 文章で事例が記録されている事例データからFMEAシートを作成するためのFMEAシート作成プログラムであって、
    コンピュータに、
    FMEAシートの複数の項目がその並び順とともに定義されている項目リストを読み込む処理と、
    与えられた複数の事例データから語句を抽出する語句抽出処理と、
    前記語句抽出処理によって抽出された語句群から、各語句をノードとしてもつ意味ネットワークを生成する意味ネットワーク生成処理と、
    前記意味ネットワークを表示装置に表示するとともに、前記表示された意味ネットワーク上でリンクされている複数の語句をユーザに選択させる選択支援処理と、
    前記項目リストで定義された並び順で並ぶ各項目に対し、前記選択支援処理で選択された各語句を語句が選択された順に当て嵌めることにより、FMEAシートを生成するFMEAシート生成処理と、
    を実行させるFMEAシート作成プログラム。
  10. 請求項9に記載のFMEAシート作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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