JP2013181625A - 切換弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切換弁を一方の切換位置に切り換えたときのみに、ブリードオフ機能を発揮させる切換弁を提供する。
【解決手段】 スプール3に形成した第2ランド部21は、一対の環状凸部21a,21bからなり、これら一対の環状凸部21a,21b間に環状の凹部25を形成する一方、一方の環状凸部21bに絞り溝26を形成し、一方の切換位置において、上記絞り溝26を介して、ポンプに連通するスプール3の第1環状溝7を第2環状溝8に連通させる構成にしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばシリンダを自重で下降させるとき、シリンダ室に作動油を供給するための切換位置を保持した切換弁に関する。
この種の切換弁として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この従来の切換弁は、その中央ランドの外径を、スプール孔の内径よりも少し小さくして、スプール孔と中央ランドとの間に、ブリードオフ用のすき間が形成される構成にしている。
したがって、この従来の切換弁では、スプールを左右いずれに切り換えた場合にも、上記すき間を介してブリードオフ機能が発揮されることになる。
実用新案登録第2515912号公報
しかし、切換弁の用途に応じては、スプールを一方に切り換えたときにのみブリードオフすることが要求されることがあるが、上記従来の切換弁では、その要求に応えることができなかった。
この発明の目的は、切換弁を一方に切り換えたときにのみブリードオフ機能を発揮する切換弁を提供することである。
この発明は、弁本体にはスプール孔を形成するとともに、このスプール孔の周囲には、ポンプに連通する第1環状溝と、この第1環状溝の両側にあってタンクに連通する第2,3環状溝と、上記スプール孔に摺動自在に組み込んだスプールとを備えている。
一方、上記スプールには、それが中立位置にあるとき、上記第1環状溝に対応する位置関係を保った第1ランド部と、この第1ランド部の両側に形成した第2,3ランド部とを形成し、上記スプールが中立位置にあるとき、上記第1ランド部と上記第3ランド部間に形成される環状凹部を介して上記ポンプに連通する上記第1環状溝と上記タンクに連通する上記第3環状溝とが連通するとともに、第2ランド部によって上記第1環状溝と第2環状溝との連通が遮断される。
さらに、上記スプールが一方の切換位置に切り換わったとき、上記第1環状溝に導かれたポンプからの作動油を弁本体に形成した一方のアクチュエータポートからアクチュエータに導き、上記スプールが他方の切換位置に切り換わったとき、上記第1環状溝に導かれたポンプからの作動油を弁本体に形成した他方のアクチュエータポートから上記アクチュエータに導く構成にしている。
そして、第1の発明の切換弁は、上記第2ランド部が一対の環状凸部からなり、これら一対の環状凸部間に環状の凹部を形成する一方、一方の環状凸部に絞り通路を形成し、スプールが上記一方の切換位置に切り換わったとき、ポンプに連通する第1環状溝を、上記絞り通路を介して、上記第2環状溝に連通させる構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、上記一方の環状凸部に形成した絞り通路は、上記一方の環状凸部の外周に形成した絞り溝からなる点に特徴を有する。
第3の発明は、上記一方の環状凸部に形成された絞り通路が、上記一方の環状凸部の外周に形成された小孔からなる点に特徴を有する。
第4の発明は、上記一方の環状凸部の外径を、上記スプール孔の内径よりも小さくし、上記環状凸部と上記スプール孔の内径との間に形成される隙間で、上記一方の環状凸部に形成した絞り通路とした点に特徴を有する。
第1〜4のいずれの発明であっても、スプールを一方の切換位置に保持したとき、ポンプに連通した第1環状溝が、タンクに連通した第2環状溝に、一方の環状凸部に形成した絞り通路を介して連通するので、この一方の切換位置においてのみブリードオフ機能が発揮される。
第2の発明によれば、上記一方の環状凸部に形成した絞り通路をその環状凸部の外周に形成した絞り溝で構成したので、絞り通路の加工が簡単になる。
スプールが中立位置にあるときの断面図である。 スプールが他方の切換位置にあるときの断面図である。 スプールが一方の切換位置にあるときの断面図である。
図示の実施形態は、弁本体1にスプール孔2を形成するとともに、このスプール孔2にスプール3を摺動可能に組み込んでいる。そして、このスプール3の両端をパイロット室4,5に臨ませるとともに、一方のパイロット室4にはセンタリングスプリング6を設け、このセンタリングスプリング6の作用で、通常は、スプール3が図1に示す中立位置を保持するようにしている。
また、上記スプール孔2の周囲には、第1〜第7環状溝7〜13を形成しているが、第1環状溝7は、図示していないポンプに連通し、第2,3環状溝8,9は図示していないタンクに連通している。また、第4,5環状溝10,11はブリッジ通路14に連通しているが、このブリッジ通路14は、ロードチェック弁15を介して上記第1環状溝7に連通している。
さらに、弁本体1には第1アクチュエータポート16に連通する第6環状溝12と、第2アクチュエータポート17に連通する第7環状溝13とを形成している。そして、上記第1アクチュエータポート16はシリンダCのロッド側室C1に連通し、第2アクチュエータポート17はシリンダCのヘッド側室C2に連通する。
一方、上記スプール3には、そのほぼ中央に第1ランド部20を形成するとともに、この第1ランド部20の両側に第2,3ランド部21,22を形成し、上記第1ランド部20と第2ランド部21との間を第1環状凹部23とし、第1ランド部20と第3ランド部22との間を第2環状凹部24としている。
さらに、上記第2ランド部21は、図示のように一対の環状凸部21a,21bからなり、これら環状凸部21a,21bの間を環状の凹部25とするとともに、環状凸部21bには、この発明の絞り通路を構成する絞り溝26を形成している。なお、この実施形態では、上記環状凸部21bに絞り溝26を形成したので、例えばこの環状凸部21bに小孔を形成する場合よりも加工が簡単になる。
ただし、加工性を考慮しなければ環状凸部21bに小孔を形成し、その小孔を絞り通路としてもよい。また、環状凸部21bの外径を上記スプール孔2の内径よりも小さくし、環状凸部21bと上記スプール孔2の内径との間に形成される隙間を絞り通路にしてもよい。
また、上記スプール3には、第2,3ランド部21,22の外側に第4,5ランド部27,28を形成し、第2,4ランド部21,27間を第3環状凹部29とし、第3,5ランド部22,28間を第4環状凹部30としている。さらに、上記第4,5ランド部27,28の外側には、第6,7ランド部31,32を形成するとともに、第4,6ランド部27,31間を第5環状凹部33とし、第5,7ランド部28,32間を第6環状凹部34としている。
上記の構成のもとで、スプール3が図1に示す中立位置にあれば、第1,2環状溝7,8は、第2ランド部21の環状凸部21aによってそれらの連通が遮断されるとともに、第1,3環状溝7,9が第2環状凹部24を介して連通する。
したがって、この中立位置においては、第1環状溝7に導かれたポンプの吐出油は、第3環状溝9を通ってタンクに戻される。
また、上記の中立位置においては、ブリッジ通路14及びタンク通路18,19が、第6,7環状溝12,13との連通を遮断されるので、第1,2アクチュエータポート16,17が閉じられた状態になり、第1,2アクチュエータポート16,17に接続されたシリンダCは、現状の位置を保持することになる。
なお、図中符号36,37は図示していないリリーフ弁を設けるためのリリーフ孔、38,39は図示していないプラグを設けるための孔である。
上記の状態からパイロット室5にパイロット圧を導いて、スプール3を図2に示す左側切換位置に切り換えると、第1,3ランド部20,22によって、第1環状溝7と第2環状溝8、及び第1環状溝7と第3環状溝9との連通が閉じられるとともに、ロードチェック弁15が開いて第1環状溝7とブリッジ通路14とが連通する。そして、ブリッジ通路14が、第5環状溝11、第6環状凹部34及び第7環状溝13を経由して第2アクチュエータポート17に連通する。なお、上記図2に示したスプール3の左側切換位置は、この発明の他方の切換位置となる。
このとき、第1アクチュエータポート16は、第6環状溝12、第5環状凹部33及び第6ランド部31に形成したノッチ35を通ってタンク通路18に連通するので、シリンダCのロッド側室C1からの戻り油はタンク通路18を経由してタンクに戻される。したがって、当該シリンダCは、負荷を保持しながら伸長することになる。
一方、パイロット室4にパイロット圧を導いて、スプール3を図3に示す右側切換位置に切り換えると、第2アクチュエータポート17が、第7環状溝13及び第6環状凹部34を経由してタンク通路19に連通し、シリンダCのヘッド側室C2はタンク通路19を通ってタンクに連通するので、シリンダCはその自重で収縮する。なお、上記図3に示したスプール3の右側切換位置は、この発明の一方の切換位置となる。
このとき、第1環状溝7が第1ランド部20と第2ランド部21の環状凸部21bによって閉じられるが、この環状凸部21bには絞り溝26を形成しているので、第1環状溝7は、絞り溝26、第3環状凹部29及び第2環状溝8を経由してタンクに連通する。このように第1環状溝7に導かれたポンプの吐出油は、絞り溝26を経由してタンクに導かれるので、この絞り溝26を通過するときの圧力損失分の圧力が第1環状溝7側に発生する。
また、スプール3が上記のように右側切換位置に切り換われば、ブリッジ通路14が、第4環状溝10、第5環状凹部33及び第6環状溝12を経由して、第1アクチュエータポート16に連通するので、上記のように絞り溝26によって発生した圧力損失分の圧力が、シリンダCのロッド側室C1に導かれ、シリンダCのロッド側室C1に上記圧力損失分の圧力が作用する。したがって、シリンダCのヘッド側室C2には、上記圧力損失分の圧力と受圧面積の積による力が作用することになる。
そして、この実施形態の切換弁によれば、スプール3を図3に示す右側切換位置に切り換えたときだけ、ブリードオフ機能を発揮させうるので、切換弁を一方の切換位置に切り換えたときだけブリードオフ機能を発揮させたいという要請に応えることができる。
切換弁を一方の切換位置に切り換えたときだけブリードオフ機能を発揮させる油圧システムに最適である。
1 弁本体
3 スプール
7〜13 第1〜7環状溝
16 第1アクチュエータポート
17 第2アクチュエータポート
18 タンク通路
20 第1ランド部
21 第2ランド部
21a 環状凸部
21b 環状凸部
26 絞り溝

Claims (4)

  1. 弁本体にはスプール孔が形成されるとともに、このスプール孔の周囲には、ポンプに連通する第1環状溝と、上記第1環状溝の両側にあってタンクに連通する第2,3環状溝と、上記スプール孔に摺動自在に組み込まれたスプールとを備える一方、上記スプールには、それが中立位置にあるとき、上記第1環状溝に対応する位置関係を保つ第1ランド部と、この第1ランド部の両側に形成された第2,3ランド部とが設けられ、上記スプールが中立位置にあるとき、上記第1ランド部と上記第3ランド部間に形成される環状凹部を介して上記ポンプに連通する上記第1環状溝と上記タンクに連通する上記第3環状溝とが連通するとともに、第2ランド部によって上記第1環状溝と第2環状溝との連通が遮断される一方、上記スプールが一方の切換位置に切り換わったとき、上記第1環状溝に導かれたポンプからの作動油を弁本体に形成された一方のアクチュエータポートからアクチュエータに導き、上記スプールが他方の切換位置に切り換わったとき、上記第1環状溝に導かれたポンプからの作動油を弁本体に形成された他方のアクチュエータポートから上記アクチュエータに導く構成にした切換弁であって、上記第2ランド部は、一対の環状凸部からなり、これら一対の環状凸部間に環状の凹部が形成される一方、一方の環状凸部に絞り通路が形成され、スプールが上記一方の切換位置に切り換わったとき、ポンプに連通する第1環状溝を、上記絞り通路を介して、上記第2環状溝に連通させる構成にした切換弁。
  2. 上記一方の環状凸部に形成された絞り通路は、上記一方の環状凸部の外周に形成された絞り溝からなる請求項1記載の切換弁。
  3. 上記一方の環状凸部に形成された絞り通路は、上記一方の環状凸部の外周に形成された小孔からなる請求項1記載の切換弁。
  4. 上記一方の環状凸部の外径を、上記スプール孔の内径よりも小さくし、上記一方の環状凸部と上記スプール孔の内径との間に形成される隙間を、上記一方の環状凸部に形成された絞り通路とした請求項1記載の切換弁。
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