JP2013181319A - Settlement condition measuring method and reference pin for use in the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建築物の沈下状況を測定する沈下状況測定方法に関する。 The present invention relates to a settlement situation measuring method for measuring a settlement situation of a building.
従来、建築物の重みや地震等によって地盤沈下が発生し、建築物が傾斜してしまった場合には、アンダーピニング、ジャッキアップ、薬液注入等によって建築物を引き上げ、傾斜の修復が行われている。 Conventionally, when land subsidence occurs due to the weight of the building or an earthquake, etc., and the building tilts, the building is lifted by underpinning, jack-up, chemical injection, etc., and the slope is repaired. Yes.
例えば、下記特許文献1,2に、傾斜した建築物の所定の場所を引き上げることで傾斜を修復する、傾斜した建築物の修復方法が開示されている。特許文献1,2において、引き上げ前に建築物の沈下状況を測定する際には、建築物の柱に水準器を設置したり、建築物の所定の測点におもりのついた糸を垂らすことで建築物の傾斜状態を測定したりしている。 For example, Patent Documents 1 and 2 below disclose a method for repairing an inclined building in which the inclination is restored by pulling up a predetermined place of the inclined building. In Patent Documents 1 and 2, when measuring the state of settlement of a building before pulling it up, install a level on the pillar of the building or hang a thread with a weight on a predetermined point of the building Or measuring the inclination of the building.
しかし、従来のように建築物の所定の場所の傾斜角度を測定する方法では、建築物の各部分の傾斜状況が把握できるだけであり、建築物のどの場所をどれだけの量引き上げれば良いかを正確に把握することが困難である。これでは、建築物の傾斜を効率よく確実に解消させることは困難である。 However, in the conventional method of measuring the inclination angle of a given location of a building, it is only possible to grasp the inclination status of each part of the building, and what amount of the building should be raised and how much should be raised It is difficult to grasp accurately. This makes it difficult to efficiently and reliably eliminate the inclination of the building.
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、建築物の沈下状況を正確に把握することで、建築物の傾斜を確実に解消することの可能な沈下状況測定方法を提供することを目的とする。 This invention is made in view of such a subject, and provides the settlement condition measuring method which can eliminate the inclination of a building reliably by grasping | ascertaining the settlement condition of a building correctly. For the purpose.
上記課題を解決するための本発明に係る沈下状況測定方法は、建築物の沈下状況を測定するための沈下状況測定方法において、前記建築物の同じ高さの複数の場所にそれぞれ基準ピンを予め設置する設置工程と、前記建築物の沈下後、複数の前記基準ピンの相対的な高さを計測する沈下量計測工程と、を備えることを特徴とする。 The settlement condition measuring method according to the present invention for solving the above-described problem is a settlement condition measurement method for measuring the settlement condition of a building, wherein reference pins are respectively provided in advance at a plurality of locations at the same height of the building. An installation step of installing and a subsidence amount measuring step of measuring a relative height of the plurality of reference pins after the building sinks.
また、上記沈下状況測定方法において使用される基準ピンは、平板を折り曲げた形状であることを特徴とする。 In addition, the reference pin used in the method for measuring the settlement condition is formed by bending a flat plate.
本発明に係る沈下状況測定方法によれば、建築物の沈下状況を正確に把握することで、建築物の傾斜を確実に解消することができる。 According to the settlement state measuring method according to the present invention, it is possible to reliably eliminate the inclination of the building by accurately grasping the settlement state of the building.
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る沈下状況測定方法について説明する。なお、本実施形態では、建築物として木造住宅のベタ基礎に本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。図1は、本実施形態に係る沈下状況測定方法の処理の流れを示すフローチャートである。 Hereinafter, a settlement state measuring method according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In this embodiment, a case where the present invention is applied to a solid foundation of a wooden house as a building will be described as an example. FIG. 1 is a flowchart showing a processing flow of the settlement situation measurement method according to the present embodiment.
図1に示すように、本実施形態では、まず、S11において、予め基準ピンの設置を行う。本実施形態では、住宅新築時に、コンクリート基礎の外周立上げ部の外側面に複数の基準ピンを設置している。これら基準ピンは、全て地面から同じ高さに設置される。 As shown in FIG. 1, in this embodiment, first, in S11, a reference pin is installed in advance. In the present embodiment, a plurality of reference pins are installed on the outer surface of the outer peripheral rising portion of the concrete foundation when a new house is built. These reference pins are all installed at the same height from the ground.
図2は、本実施形態に係る沈下状況測定方法において使用される基準ピンの構成を示す斜視図である。図3は、本実施形態において、基準ピンが設置される場所を示す基礎の平面図である。図4は、本実施形態において、基礎の外周立上げ部外側面への基準ピンの設置状況を示す基礎の斜視図である。 FIG. 2 is a perspective view showing a configuration of a reference pin used in the settlement condition measuring method according to the present embodiment. FIG. 3 is a plan view of the foundation showing the location where the reference pin is installed in the present embodiment. FIG. 4 is a perspective view of the foundation showing how the reference pins are installed on the outer surface of the foundation outer peripheral rising portion in the present embodiment.
図2に示すように、基準ピン10は、長方形状の金属平板を直角に折り曲げてL字型とした折り曲げ金具であり、直角に交差する第一平板部11と第二平板部14とを備えている。また、第一平板部11の略中央には、基準ピン10を基礎20に取り付けるためのネジ穴12が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
本実施形態では、基準ピン10は、長さ20mm、幅10mmのステンレス製平板を長手方向の端部から5mmの位置で直角に折り曲げて形成されている。したがって、第一平板部11は長さ15mm、幅10mm、第二平板部14は、長さ5mm、幅10mmの平板部となる。また、ネジ穴12の直径は3mmである。
In this embodiment, the
図3では、矢印で基準ピン10の設置場所の一例を示している。同図に示すように、基準ピン10は、基礎20の外周側面の所定の場所に設置される。基準ピン10を設置する場所は、各場所の沈下量を計測して後述する基礎20の引き上げを行うことで、地盤沈下により生じた基礎20の傾斜状態を良好に解消することのできる場所とするのが望ましい。
In FIG. 3, an example of the installation location of the
本実施形態では、基準ピン10は、基礎20の立上げ部が直角に交差している角部のうち外側に向けて突出する全ての角部と、基礎20の立上げ部が水平に延在している平面部の所定の場所とに設置されている。もちろん、基礎20の角部は隣接する平面部が直角以外の30°や120°で交差する角部であっても良い。
In the present embodiment, the
図4は、基礎20の外側に向けて突出する角部に設置される基準ピン10の設置状況を示している。同図に示すように、基礎20の外側に凸の角部に設置されるL字型の基準ピン10は、基準ピン10の内側平面が基礎20の外周側面に接触して重なるように、角部に被せられて設置される。すなわち、基準ピン10は、当該角部において隣接する基礎20の一方の平面部に第一平板部11の内側面が接触し、他方の平面部に第二平板部14の内側面が接触するように設置される。
FIG. 4 shows an installation state of the
このように基礎20の角部に設置する単一の基準ピン10を、当該角部にて隣接する両側の平面部に跨がるように設置することで、当該角部の両側から当該基準ピン10を視認することができる。これにより、当該基準ピン10を基準にすることで、両側の平面部に設置される基準ピン10の高さを揃える作業を効率良く行うことができる。
In this way, by installing the
また、基礎20の平面部に設置される基準ピン10は、第一平板部11の外側面が基礎20の平面部に接触するように設置され、第二平板部14は、基礎20から突出した状態となる。このように、第二平板部14を突出させれば、後述する沈下状況の測定においてメジャー(巻き尺)を使用して距離を計測する際に、メジャーの先端を突出部分に引っ掛けることができ、計測作業の作業性を向上させることができる。
Further, the
このような状態で設置される基準ピン10は、ネジ穴12を挿通して基礎20にねじ込まれるコンクリート用ネジ(固定用ネジ)15により、基礎20に対して固定される。本実施形態では、基準ピン10の第一平板部11にのみ固定用のネジ穴12を形成しており、基準ピン10は、単一のコンクリート用ネジ15により基礎20に対して固定されるように構成されている。
The
これにより、複数のコンクリート用ネジ15が基礎20にねじ込まれることで、基礎20が破損することを防止し、長期間にわたって安定した基準ピン10の固定を実現することができる。
Thereby, it is possible to prevent the
例えば、角部に設置される基準ピン10の第二平板部14にもネジ穴が形成されているとすると、基礎20の角部において垂直に交差する両面側からねじ込まれるコクリート用ネジが基礎20内部で交差してしまい、コンクリートが剥がれ落ちてしまうおそれがある。これに対して、固定部材であるコンクリート用ネジ15の挿通穴であるネジ穴12が一つだけである本実施形態によれば、このような事態を防止することができる。
For example, if a screw hole is also formed in the second
S11において、全ての基準ピン10を地面から同じ高さに設置する作業にあたって、本実施形態では、レーザー水準器を使用している。具体的には、まず、図3の位置Aにレーザー水準器を設置し、基礎20の外周の外側面に対して基準ピン10を設置する所望の高さのレーザー光を水平に走査させながら照射する。
In S <b> 11, a laser level is used in the present embodiment when all the
そして、基準ピン10の所定の基準部分(例えば、基準ピン10の長手方向の上側縁)がレーザー光線に重なるように基準ピン10を設置した状態で、コンクリート用ネジ15により基準ピン10を固定する。
Then, the
位置Aに設置されたレーザー水準器から発射されたレーザー光が照射されている範囲内に設置予定の基準ピン10を全て設置した後、続いて、レーザー水準器を位置Bに移動させ、同じく基礎20の外側面に対してレーザー光を照射させる。このとき、位置Bにおけるレーザー光の地面からの高さと、位置Aでのレーザー光の高さとが同じになるように調整する。
After all the
具体的には、位置Aからのレーザー光と位置Bからのレーザー光の双方が届く、基礎20の外側に凸の角部に設置された基準ピン10Aを用いて調整することができる。すなわち、位置Aからのレーザー光に基づいて既に所望の高さに設置されている基準ピン10Aの基準部分(長手方向の上側縁)に、位置Bに設置したレーザー水準器が発射するレーザー光が重なるように光線高さを調整する。
Specifically, both the laser light from the position A and the laser light from the position B can reach, and the adjustment can be performed using the
そして、この調整後のレーザー光線に基づいて、位置Bに設置されたレーザー水準器から発射されたレーザー光が照射されている範囲内に設置予定の基準ピン10を設置することで、基準ピン10を全て同じ高さに正確に設置することができる。位置C、位置Dにおいても同じ作業を繰り返せば、全ての基準ピン10を基礎20の外周外側面の所定の場所に同じ高さで設置することができる。
Then, based on the laser beam after adjustment, the
S11の後、地震等により基礎20が設置されている場所で地盤沈下が発生(S12)してしまった場合、通常であれば、基礎20は不等沈下し、基礎20には傾斜が生じてしまう。
After S11, if ground subsidence occurs at the place where the
これに対して、引き続き、S13及びS14において、基礎20の沈下状況を測定し、測定結果に応じて基礎20を部分的に引き上げ、基礎20の傾斜を解消させる作業を行う。まず、S13では、水準器を用いて各基準ピン10の相対的な高さを計測する沈下量計測作業を行う。
On the other hand, in S13 and S14, the subsidence state of the
具体的には、図3示す位置A〜Dに順次レーザー水準器を設置し、これらの場所で同じ高さのレーザー光を基礎20の外周側面に照射すると共に、当該レーザー光から各基準ピンの基準部分までの距離をメジャー等により計測する。
Specifically, laser levels are sequentially installed at positions A to D shown in FIG. 3, and laser beams having the same height are irradiated on the outer peripheral side surface of the
沈下前であれば、複数の基準ピン10は、S11において同じ高さに設置されているため、当該レーザー光から各基準ピン10までの距離は全て同じになるが、S12で不等沈下が発生すると、当該レーザー光から各基準ピン10までの距離は異なっており、基準ピン10を用いて、基礎20のそれぞれの場所での相対的な沈下量(沈下状況)を測定することで、基礎20の傾斜状況を把握することができる。
If it is before subsidence, since the plurality of reference pins 10 are installed at the same height in S11, the distance from the laser beam to each
S14では、S13で測定した基礎20の沈下状況に基づいて、基礎20を水平に戻すための引き上げ位置及び引き上げ量を把握し、基礎20の引き上げを行う。具体的には、アンダーピニング、ジャッキアップ、薬液注入等により、基礎20の引き上げを行う。これにより、各基準ピン10を略同じ高さに位置させて、基礎20の傾斜状態を解消することができる。なお、引き上げ後、必要に応じて、基準ピン10が全て同じ高さになっているか、再度レーザー水準器を用いて確認を行っても良い。
In S14, based on the sinking state of the
以上、本実施形態によれば、沈下前の基礎20に対して、沈下状況測定用の複数の基準ピン10を同じ高さに設置しておくことで、それ以降、地盤沈下が発生した場合であっても、設置済みの基準ピン10の相対的な高さを計測することで、基礎20の沈下状況を正確に測定することができる。沈下状況を測定することができれば、全ての基準ピン10が同じ高さに戻るように基礎20の引き上げ作業を行うことで、基礎20の傾斜状態を解消し、正確に水平状態に戻すことができる。
As described above, according to the present embodiment, a plurality of reference pins 10 for measuring the subsidence condition are installed at the same height with respect to the
本実施形態では、基準ピン10として、L字型に折れ曲がった折り曲げ金具を用い、基礎20の外側に突出する角部に両側の平面部に跨がるように基準ピン10を設置しているので、角部の両側から当該基準ピン10を視認することができ、当該角部の両側の平面部に設置される基準ピン10の高さを揃える作業を効率良く行うことができる。
In the present embodiment, a bent metal fitting bent in an L shape is used as the
また、S13での沈下量計測作業においても、角部に設置された基準ピン10を基準にして、両側の平面部に設置された基準ピン10の相対的な高さを効率よく正確に計測することができる。また、折れ曲がった基準ピン10を基礎20の平面部に設置した場合には、突出した部分にメジャーを引っ掛けることで、基準ピン10からの距離を容易に測ることが可能となる。
Further, also in the subsidence measurement work in S13, the relative heights of the reference pins 10 installed on the flat portions on both sides are measured efficiently and accurately with reference to the reference pins 10 installed on the corners. be able to. In addition, when the
なお、上述したS11の基準ピン10の設置は、新築時でなくても良く、基礎20に対して沈下により傾斜が発生していない状態であれば、いつでも設置することができる。
It should be noted that the above-described installation of the
次に、本実施形態に係る基準ピンの変形例について説明する。図5は、本実施形態の変形例に係る基準ピンの構成を示す斜視図である。本変形例に係る基準ピン30は、プラスチック製であり、三角柱形状である。基準ピン30は、図中右側に第一角柱部31、左側に第二角柱部34を備えている。第一角柱部31の略中央には、第一角柱部31を貫通するネジ穴32が形成されている。
Next, a modification of the reference pin according to the present embodiment will be described. FIG. 5 is a perspective view showing a configuration of a reference pin according to a modification of the present embodiment. The
基準ピン30を設置する際には、図中下方の下側面35をコンクリート基礎の外周側面に当接させた状態で、コンクリート用ネジをネジ穴32に通して基礎20にねじ込むことで、基準ピン30を基礎20に固定する。
When the
基礎20の平面部に基準ピン30を設置する際には、下側面35全体を基礎20の外周側面に接触させて固定すれば良い。基礎20の外側に凸の角部に基準ピン30を設置する際には、下側面35の第一角柱部31の部分だけを基礎20の一方の外周側面に接触させ、下側面35の残りの部分(第二角柱部34の部分)は基礎20から突出させて、もう一方の外周側面側からも基準ピン30を視認可能となるような状態で固定すれば良い。
When the
以上、変形例を含めて本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、本発明が適用される建築物として、木造住宅のコンクリート基礎を例に挙げて説明したが、種々の建物の基礎に本発明を適用することができるのは言うまでもない。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described including a modification, embodiment of this invention is not limited to the said embodiment, In the range which does not deviate from the main point of this invention, a various deformation | transformation is carried out. It goes without saying that it is possible. For example, in the above embodiment, the concrete foundation of a wooden house has been described as an example of a building to which the present invention is applied. However, it goes without saying that the present invention can be applied to the foundations of various buildings.
また、本発明に係る基準ピンを設置する場所は、基礎に限らず、建物本体の外壁に設置しても良く、基礎の外周立上げ部の外側面ではなくその内側面や、内周立上げ部の側面に基準ピンを設置しても良い。すなわち、地面からの高さを計測できる場所であれば、適宜、建築物の所定の場所に基準ピンを設置することができる。なお、基礎の内部に基準ピンを設置した場合には、水準器等の計測器を床下等に設置して作業を行えば良い。 Moreover, the place where the reference pin according to the present invention is installed is not limited to the foundation, and may be installed on the outer wall of the building body. You may install a reference pin on the side of the part. That is, if it is a place where the height from the ground can be measured, the reference pin can be appropriately installed at a predetermined place of the building. In addition, when a reference pin is installed inside the foundation, a measuring instrument such as a level can be installed under the floor or the like.
また、基準ピンの設置後に、基準ピンが外部から見えないようにカバー等で隠すようにしても良い。但し、沈下状況の測定作業を行う際には、基準ピンを所定の場所に設置した水準器等の計測器からアクセス可能な状態にしておく必要がある。 Further, after the reference pin is installed, the reference pin may be hidden by a cover or the like so that it cannot be seen from the outside. However, when performing the measurement work of the settlement condition, it is necessary to make the reference pin accessible from a measuring instrument such as a level installed at a predetermined location.
また、基準ピンの形状やサイズも上述した形状等に限定されず、適宜変更可能である。例えば、単なる平板形状でも良い。但し、建築物の角部に設置する基準ピンは、当該角部の両側に設置した計測器からアクセス可能な状態で設置するのが望ましい。さらに望ましくは、当該角部の両側に跨がるように基準ピンを設置するのが望ましい。当該角部の両側に設置される基準ピンの高さを揃えるための基準にすることができるからである。 Further, the shape and size of the reference pin are not limited to the shape described above, and can be changed as appropriate. For example, a simple flat plate shape may be used. However, it is desirable to install the reference pins installed at the corners of the building in a state accessible from the measuring instruments installed on both sides of the corners. More preferably, it is desirable to install the reference pin so as to straddle both sides of the corner. This is because it can be used as a reference for aligning the heights of the reference pins installed on both sides of the corner.
また、上記実施形態では、基準ピンの地面からの高さを計測するために、レーザー水準器を用いているが、ハンドレベル等の他の水準器を用いても良いし、水準器以外の計測器を用いることもできる。 In the above embodiment, a laser level is used to measure the height of the reference pin from the ground. However, other level such as a hand level may be used. A vessel can also be used.
また、基準ピンを建築物に固定するための固定部材もコンクリート用ネジに限らず、他の固定部材、例えば、接着剤等により固定するようにしても良い。また、上記実施形態では、地盤沈下により建築物が沈下した場合を例に挙げて説明したが、地盤のずれである地滑りによる建築物の沈下、建築物を構成する部材の縮みや弛み等により部分的な沈下に対しても本発明を適用することができる。 Further, the fixing member for fixing the reference pin to the building is not limited to the concrete screw, but may be fixed by another fixing member such as an adhesive. Further, in the above-described embodiment, the case where the building is subsidized due to ground subsidence has been described as an example. The present invention can also be applied to general settlement.
10 基準ピン
11 第一平板部
12 ネジ穴
14 第二平板部
15 コンクリート用ネジ
20 基礎
10
Claims (6)
前記建築物の同じ高さの複数の場所にそれぞれ基準ピンを予め設置する設置工程と、
前記建築物の沈下後、複数の前記基準ピンの相対的な高さを計測する沈下量計測工程と、
を備えることを特徴とする沈下状況測定方法。 In the subsidence status measurement method for measuring the subsidence status of buildings,
An installation step in which a reference pin is previously installed in each of a plurality of locations at the same height of the building;
After the settlement of the building, a settlement amount measuring step for measuring a relative height of the plurality of reference pins,
A subsidence condition measuring method comprising:
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