JP2013179808A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載の電子制御装置に備えられた不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)に対するリフレッシュ制御を、例えばクランキングリセット等が確実に回避されるように適切に実行する制御装置を提供する。
【解決手段】車両に備えられた充電状態管理部から、バッテリー5がコネクタ3を介して充電中であるか否か、の情報が車両の各ECUに送信され、それを受信した各ECUは、前回のリフレッシュ処理からの経過時間が所定の閾値を越えていたら、リフレッシュ制御部によって、当該ECUに備えられたフラッシュメモリのリフレッシュ処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置に関する。
ハイブリッド車が普及し、さらには電気自動車の時代を迎えており、関係する各種技術の整備が望まれる。プラグイン・ハイブリッド車や電気自動車等では、搭載したバッテリーと車両外部とを接続して、バッテリーの充電が可能である。
また周知のとおり、車両には車両各部の制御のための各種ECUが搭載されている。ECUは通常、車両制御情報の記憶手段としてフラッシュメモリ(フラッシュROM)を使用する。フラッシュメモリは空き容量に書き込むことは可能だが上書きはできず、消去はブロック単位、データの保持期間は有限でいわゆるリフレッシュ(書き直し、例えば劣化した記録データを読み出して正常なデータとして再び書き込むこと)と呼ばれる処理が必要、書き換え回数に制限がある、といった特徴を有する。
下記特許文献1に記載されたデータ記録装置では、データの再書き込みが可能な不揮発性メモリで構成された記録領域に対するアクセスが所定時間以上なかった場合に、アクセスが再び発生するまでの期間、記録領域をスキャンし、リフレッシュ処理を行う必要がある領域があれば、当該領域を特定する領域特定情報を記憶する。そして、電源投入毎に領域特定情報を参照して、対応する領域のリフレッシュ処理を行い、その後、通常動作に移行させる。
特開2011−128751号公報
上記のとおり、フラッシュメモリは、記憶内容の保持期間が有限であり、また上書きができず消去もブロック単位であり、使用していくと断片化が進行してアクセス効率が低下することもあって、リフレッシュ処理が必要である。しかしリフレッシュ処理を行う場合、リセットによるデータ消失やデータ不整合を防ぐ必要がある。
特に車載ECUが有するフラッシュメモリの場合、クランキングリセット(クランキングスイッチをオンにするとバッテリーの電圧が降下して、バッテリーの電力で動作している各種機器がリセットされること)を考慮することが求められる。またフラッシュメモリは、書き換え回数に制限があるので、リフレッシュ処理を効率的に実施する必要がある。
従来の車載ECUのフラッシュメモリでは、電源状態が安定したとき、あるいは一定時間アクセスがなかったときにリフレッシュ処理を行っていたが、書き換え回数の制限やクランキングリセットが考慮されていなかった。さらにリフレッシュ方法は、従来は分割実施であって、実施状態を管理するための構成が複雑化する傾向があった。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記に鑑み、車載の電子制御装置に備えられた不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)に対するリフレッシュ制御を、例えばクランキングリセット等が確実に回避されるように適切に実行する制御装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係る制御装置は、電力を蓄える蓄電部と、その蓄電部と車両の外部とを電気的に接続する接続部と、を有する車両に備えられて、前記接続部が接続状態にあって前記蓄電部が充電中である場合に充電中であることを示す情報を取得する取得手段と、その取得手段が充電中であることを示す情報を取得したら、前記車両の装備を制御する制御部に備えられた不揮発性メモリのリフレッシュ処理を実行する実行手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより本発明に係る制御装置では、車載の制御部に備えられた不揮発性メモリのリフレッシュ制御を、その車両の蓄電部が充電中に実行するので、車両が停止しておりクランキングリセットが発生しないことが確実な状況でデータ消失等のおそれなくリフレッシュ処理が確実に実行できる。
また前記車両には複数の前記制御部が備えられ、前記取得手段と前記実行手段とは、複数の前記制御手段のそれぞれに備えられたとしてもよい。
この発明によれば、車両には複数の制御部が備えられ、蓄電部が充電中である場合に、個々の制御部ごとで不揮発性メモリのリフレッシュ処理を実行するので、個々の制御部ごとに適切にリフレッシュ処理が実行できる。
また前記車両は、前記車両の蓄電部が充電中であることを示す情報を取得して、前記車両の車内通信を通じて、前記複数の制御部にその情報を配信する配信部を備え、前記取得手段が取得する充電中であることを示す情報は、前記配信部から配信された情報であるとしてもよい。
この発明によれば、蓄電部が充電中であることを示す情報を一元的に取得して配信する配信部を車両が備えており、個々の制御部その配信された情報を受け取るのみでよいので、個々の制御部の構成が簡素化できる。
また前回のリフレッシュ処理の実行からの経過時間を算出する算出手段と、その算出手段が算出した経過時間が所定時間よりも短い場合には、前記実行手段によるリフレッシュ処理の実行を停止する停止手段と、を備えたとしてもよい。
この発明によれば、前回のリフレッシュ処理からの経過時間が所定時間よりも短い場合にはリフレッシュ処理の実行を停止するので、通常フラッシュメモリ等では書き換え可能回数に上限があることに適切に対応して、不必要なリフレッシュ処理は回避して、書き換え可能回数の上限に達しにくくする。
また前記算出手段は、時間を算出する計時手段と、その計時手段により算出された前記リフレッシュ処理が実行された時間を記憶する記憶手段と、前記計時手段によって算出された、前記取得手段が充電中であることを示す情報を取得した時間と、前記記憶手段によって記憶されたリフレッシュ処理を実行した時間と、の差分により前記経過時間を算出する差分手段と、を備えたとしてもよい。
この発明によれば、具体的に、リフレッシュ処理の実行ごとに時間を記憶する記憶手段や計時手段や差分により経過時間を算出する手段を備えて、前回のリフレッシュ処理からの経過時間が所定時間よりも短い場合にはリフレッシュ処理の実行を停止することにより、不必要なリフレッシュ処理は回避して、書き換え可能回数の上限に達しにくくして、確実にリフレッシュ処理を実行する。
本発明の制御装置の一実施例における構成図。 ECUの内部構成の一例を示す図。 ECUの内部構成の別の例を示す図。 中央制御ECUでの処理手順の例を示すフローチャート。 各々のECUでの処理手順の例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明における制御システム1(以下、システム)の構成図である。
システム1は、車両2に、コネクタ3、充電制御装置4、バッテリー5、モータ6(電動機)、中央制御ECU7(Electronic Control Unit)、ECU8a、8b、8c、8d・・を備える。以上の各部、少なくとも充電制御装置4、中央制御ECU7、ECU8a、8b、8c、8d・・は、車内通信線9a、9b等によって接続されて、情報の送受信が可能となっている。
車両2は、例えばプラグイン車(プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)など)であり、車両2の走行のための駆動力の少なくとも一部としてモータ6の駆動力を用いるとともに、車両外部とバッテリー5を電気的に接続するコネクタ3を装備する自動車車両とすればよい。
コネクタ3は、バッテリー5と車両2の外部とを電気的に接続する接続部である。コネクタ3に例えば商用電力のプラグが接続されると、バッテリー5の充電が可能となる。またコネクタ3に電気機器から延びたプラグが接続されると、バッテリー5に蓄えられた電力をその電気機器へ放電(供給)することが可能となる。
充電制御装置4は、バッテリー5の充電および放電の制御全般を司る。また充電制御装置4からは、充電や放電の情報を含むバッテリー5の情報が出力される。バッテリー5は、車両2(あるいは車外)で消費される電力を蓄える蓄電池である。上述のとおり車両2は例えばPHVやEVであり、バッテリー5は車両2の走行のためにモータ6に電力を供給する。モータ6は、バッテリー5から電力の供給を受けて、例えばPHVやEVである車両2の走行のための駆動力を出力する。
中央制御ECU7は、車両2に備えられた複数のECUの中央制御を司るECUである。中央制御ECU7は、本発明に関係する構成として、充電状態管理部70(配信部)、制御指示部71を備える。充電状態管理部70は、バッテリー5の充電状態、つまり充電中か放電中か等の情報を管理する。充電状態管理部70は、CPU72やメモリ73等によるコンピュータと同様の構成を備える。CPU72は各種演算などを実行する。メモリ73は、CPU72の作業領域として機能する、あるいはCPU72で必要となるデータやプログラムを記憶する。
制御指示部71は、車内通信線9a、9b等を通じて各ECU8a、8b、8c、8d、・・に中央制御に関する各種指示、特に本発明では、バッテリー5の充電情報などを送信する。ECU8a、8b、8c、8d、・・は、それぞれ、バッテリー5からの電力の供給を受けて動作する車両2の各種装備(電気機器)を制御する制御装置である。なお図1では中央制御ECU7以外のECUを4個のみ、車内通信線を2本のみ示しているが、当然本発明は任意の個数のECUや車内通信線に対して適用される。中央制御ECU7は(したがって充電状態管理部70も)、例えば、車両2に1個装備される、すなわち配信部は車両に1個備えられたとすればよい。
本発明において各ECUは例えば図2の内部構成を備える。図2の構成では各ECUが、リフレッシュ処理に関する制御部をハードウェアとして備える。具体的に、ECU8a(、8b、8c、8d、・・)は、CPU80、RAM81、フラッシュメモリ82、リフレッシュ制御部83を備える。
CPU80は、当該ECUが担当する制御処理における演算や指令などの情報処理を司る。RAM81は、CPU80の作業領域として機能する一時記憶部である。フラッシュメモリ82は、CPU80の各種情報処理で必要なデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶部(メモリ)である。
リフレッシュ制御部83は、当該ECUに備えられたフラッシュメモリ82に対するリフレッシュ処理を実行する制御部である。リフレッシュ制御部83は、CPU830、メモリ831、タイマ832を備える。CPU830は、リフレッシュ処理全般に関する情報処理を実行する。
メモリ831は、CPU830のための作業領域としての一時記憶部(RAM)やリフレッシュ処理のためのデータやプログラムを記憶する不揮発性記憶部を含む。タイマ832は公知の技術による計時機能を有し、現在時間を算出する。リフレッシュ制御部83(あるいはCPU830)による具体的なリフレッシュ処理の手順は後述の図5に示されている。
また各ECUの内部構成は図3に示されたものでもよい。図3の構成では、当該ECUのフラッシュメモリに対するリフレッシュ処理を行う機能はソフトウェアとして実現されている。具体的にECU8a(、8b、8c、8d、・・)は、CPU80、RAM81、フラッシュメモリ82を備える。
CPU80は、当該ECUが担当する制御処理における演算や指令などの情報処理を司る。RAM81は、CPU80の作業領域として機能する一時記憶部である。フラッシュメモリ82は、CPU80の各種情報処理で必要なデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶部(メモリ)である。図3のCPU80は、当該ECUのフラッシュメモリ82に対するリフレッシュ処理も司る。
フラッシュメモリ82には、リフレッシュ処理の実行プログラム84が予め記憶されており、CPU80がRAM81にプログラム84を呼び出して、フラッシュメモリ82のリフレッシュ処理を実行する。プログラム84の具体的な内容は、例えば後述の図5である。図3の構成ではCPU80がタイマ832の計時機能を備えるとすればよい。
図1から図3に示された構成のもとで、システム1のCPU72は、例えば図4の処理を実行する。図4の処理手順は、図1に示すようにプログラム74としてメモリ73に記憶しておき、CPU72が呼び出して常時自動的に所定の周期ごとに繰り返し実行すればよい。
具体的に図4の処理ではまずS10でCPU72は、バッテリー残量の情報を取得する。バッテリー残量は、バッテリー5に蓄えられている現在時点での電力量の実際値でも、バッテリー5の全容量に対する残量の割合でもよい。続いてS20でCPU72は、電流量を取得する。ここで電流量とは、バッテリー5から車両2の各部の電気機器へ向けて出力されている電流値(の合計値)を指す。電流値が大きいほど、バッテリー負荷が高いことを示す。なおS20で取得する情報は、電流値ではなく、その時点でバッテリー5から出力されている電力量を示す情報であればよい(電流値と電圧値とを乗算して電力値を算出してもよい)。
続いてS30でCPU72は、接続情報を取得する。接続情報とはコネクタ3にプラグが接続されているか否かの情報である。そしてS40でCPU72は、S30で取得した接続情報に基いて、コネクタ3が接続中であるか否かを判別する。コネクタが接続中の場合(S40:YES)はS50へ進み、コネクタが接続されてない場合(S40:NO)はS80へ進む。
S50に進んだらCPU72は、充放電情報を取得する。充放電情報とは、バッテリー5が充電中であるか否かの情報、およびバッテリー5が車外へ放電中であるか否かの情報である。充電とは、コネクタ3に例えば商用電力のプラグが接続されて、商用電力がバッテリー5に(交流が直流に変換される等してから)充電されることである。放電とは、コネクタ3に例えば車外の電気機器のプラグが接続されて、バッテリー5に蓄えられた電力がその電気機器に供給(放電)されることである。
続いてS60でCPU72は、S50で取得した充放電情報に基いて、バッテリー5が充電中であるか否かを判別する。バッテリー5が充電中の場合(S60:YES)はS70に進み、バッテリー5が充電中でない場合(S60:NO)はS80に進む。
S70へ進んだらCPU72は、電力料金情報を取得する。電力料金情報とは、バッテリー5に充電中の商用電力の現在時点での料金を示す情報である。ただし具体的な料金そのものの情報でなくともよく、現在時点が電力料金が安い時間帯(例えば夜間)に属するか否かの情報でもよい。
その場合、例えばCPU72が計時機能を備え、電気料金が安い時間帯の情報をメモリ73に記憶しておけばよい。そしてS70でCPU72は、現在時刻を算出し、それとメモリ73に記憶された電気料金が安い時間帯とを照らし合わせて、現在時点の電力料金が安いか通常料金かを判別すればよい。
そしてS80でCPU72は、以上で取得した情報、すなわちS10で取得されたバッテリー残量情報、S20で取得された電流量情報、S30で取得された接続情報、S50で取得された充放電情報、S70で取得された電力料金情報を、制御指示部71により車内通信線9a、9b等を通じて送信する。以上が図2の処理手順である。
次に、ECU8a(、8b、8c、8d・・)は例えば図5に示された処理を行う。図5の処理を実行するECUは、例えば車両2に装備された全てのECU(中央制御ECU7以外)とすればよい。ECUの内部構成は、図2の構成でも図3の構成でもよい。以下ではECU8aでの処理として述べるが、図5の処理は車両に装備された全てのECU8a、8b、8c、8d、・・で実行すればよい。
図5の処理は予めプログラム化されて、ECUの構成が図2の場合はメモリ831に記憶しておいてCPU830が呼び出して自動的に所定の周期で実行すればよい。またECUの構成が図3の場合は、メモリ82にプログラム84として記憶しておいてCPU80が呼び出して自動的に所定の周期で実行すればよい。
図5の処理ではまずS200で、ECU8aは、上述のS80で中央制御ECU7から送信された情報を受信する。続いてS210でECU8aは、S200で受信した情報のなかから、バッテリー5が充電中であるか否かの情報を抽出して、バッテリー5が充電中であるか否かを判別する。バッテリー5が充電中である場合(S210:YES)はS220へ進み、バッテリー5が充電中でない場合(S210:NO)は図5の処理を終了する。
S220へ進んだらECU8aは、前回のリフレッシュ処理からの期間(経過時間)を算出する。具体的には、メモリ(メモリ831やフラッシュメモリ82)に記憶されている前回のリフレッシュ処理が行われた時間を呼び出して、現在時間(時刻)と前回リフレッシュ時間(時刻)との差分値を算出する。
次にS230でECU8aは、S230で算出した期間(経過時間)が所定の閾値よりも長いか否かを判別する。上記期間(経過時間)が所定の閾値よりも長い場合(S230:YES)は、S240に進み、期間(経過時間)が所定の閾値以下の場合(S230:NO)は、図5の処理を終了する。
S240に進んだらECU8aは、当該ECUに装備されたフラッシュメモリ82のリフレッシュ処理を実行する。なおS240では、リフレッシュ処理を行った時刻(現在時刻)をタイマで算出して、メモリに記憶する。この記憶された時間が、次回以降の図5の処理で、上記S220での前回リフレッシュ時刻として用いられる。以上が図5の処理手順である。
以上のとおり図5の処理では、バッテリー5が充電中であり(S210:YES)、かつ前回リフレッシュ処理からの経過時間が閾値より長い(S230:YES)場合にのみ、リフレッシュ処理を実行する(S240)。S240ではリフレッシュ処理を例えば、分割処理でなく一括処理で行うとすればよい。
通常バッテリー5が充電中の場合は、車両2が停車中(駐車中)であり、リフレッシュ処理の実行に充分な期間、クランキングスイッチオンの可能性も低く、バッテリー5の電圧や電力の状態は安定することが予想されるので、安定した状態で確実に、分割処理でなく、一括処理でリフレッシュ処理が実行できる。図4、図5を処理する周期を短くすればバッテリー5の充電開始直後からリフレッシュを開始できるので、その場合さらに時間的余裕は大きく、安定してリフレッシュ処理が実行できる。
また、前回リフレッシュ処理からの経過時間が閾値より長い場合にのみ、リフレッシュ処理を実行するので、不必要なリフレッシュ処理は回避できる。したがってフラッシュメモリ82の書き換え回数の上限を超えないように適切にリフレッシュ処理が実行できる。
上記実施例は、特許請求の範囲に記載された趣旨の範囲内で適宜修正してよい。例えば、図2、図3ではフラッシュメモリとしたが、これを任意の不揮発性メモリでもよい。また例えば図4の処理ではS10、S20、S30、S50、S70のうちいくつかを省略してもよく(例えばS10、S20、70は省略してもよく)、S80においても、S10、S20、S30、S50、S70で取得した情報全てを送信しないとしてもよい(例えばS10、S20、70の情報の送信は省略してもよい)。
1 制御システム
2 車両
3 コネクタ(接続部)
5 バッテリー(蓄電部)
8a、8b、8c、8d ECU(制御部)
70 充電状態管理部(配信部)

Claims (5)

  1. 電力を蓄える蓄電部と、その蓄電部と車両の外部とを電気的に接続する接続部と、を有する車両に備えられて、前記接続部が接続状態にあって前記蓄電部が充電中である場合に充電中であることを示す情報を取得する取得手段と、
    その取得手段が充電中であることを示す情報を取得したら、前記車両の装備を制御する制御部に備えられた不揮発性メモリのリフレッシュ処理を実行する実行手段と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記車両には複数の前記制御部が備えられ、
    前記取得手段と前記実行手段とは、複数の前記制御手段のそれぞれに備えられた請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記車両は、前記車両の蓄電部が充電中であることを示す情報を取得して、前記車両の車内通信を通じて、前記複数の制御部にその情報を配信する配信部を備え、
    前記取得手段が取得する充電中であることを示す情報は、前記配信部から配信された情報である請求項2に記載の制御装置。
  4. 前回のリフレッシュ処理の実行からの経過時間を算出する算出手段と、
    その算出手段が算出した経過時間が所定時間よりも短い場合には、前記実行手段によるリフレッシュ処理の実行を停止する停止手段と、
    を備えた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記算出手段は、
    時間を算出する計時手段と、
    その計時手段により算出された前記リフレッシュ処理が実行された時間を記憶する記憶手段と、
    前記計時手段によって算出された、前記取得手段が充電中であることを示す情報を取得した時間と、前記記憶手段によって記憶されたリフレッシュ処理を実行した時間と、の差分により前記経過時間を算出する差分手段と、
    を備えた請求項4に記載の制御装置。
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