JP2013179621A - フェムトアクセスポイントを介して緊急呼出しを位置特定すること - Google Patents
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Abstract
【課題】無線ネットワークにおいてFAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しをルーティングし、その移動局を位置特定する。
【解決手段】緊急呼出しは、FAPに関する位置情報に基づいて、適切な緊急センタにルーティングされ、FAPに関する位置情報は、FAP位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)および/またはマクロMSC(移動体交換局)IDを含むことが可能である。マクロセルID、マクロMSC IDは、FAPに割り当てられ、緊急センタに関するルーティング情報対セルIDおよびMSC IDを格納することが可能なデータベースにアクセスすることが可能である。FAPに関する位置情報は、FAPに関する位置推定を含むことが可能であり、様々な地理的区域のための緊急センタに関するルーティング情報を格納することが可能な地理データベースにアクセスすることが可能である。
【選択図】図10
【解決手段】緊急呼出しは、FAPに関する位置情報に基づいて、適切な緊急センタにルーティングされ、FAPに関する位置情報は、FAP位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)および/またはマクロMSC(移動体交換局)IDを含むことが可能である。マクロセルID、マクロMSC IDは、FAPに割り当てられ、緊急センタに関するルーティング情報対セルIDおよびMSC IDを格納することが可能なデータベースにアクセスすることが可能である。FAPに関する位置情報は、FAPに関する位置推定を含むことが可能であり、様々な地理的区域のための緊急センタに関するルーティング情報を格納することが可能な地理データベースにアクセスすることが可能である。
【選択図】図10
Description
(米国法典第35編119条の下における優先権の主張)
本特許出願は、本特許出願の譲受人にともに譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれている、2008年6月16に出願した「Support of Emergency Calls and Location for CDMA2000 Femtocells」という名称の米国仮出願第61/061,981号、および2008年8月22に出願した「Support of Emergency Calls and Location for cdma2000 Femtocells」という名称の米国仮出願第61/091,250号の優先権を主張するものである。
本特許出願は、本特許出願の譲受人にともに譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれている、2008年6月16に出願した「Support of Emergency Calls and Location for CDMA2000 Femtocells」という名称の米国仮出願第61/061,981号、および2008年8月22に出願した「Support of Emergency Calls and Location for cdma2000 Femtocells」という名称の米国仮出願第61/091,250号の優先権を主張するものである。
本開示は、一般に、通信に関し、より具体的には、緊急呼出しおよび位置特定をサポートするための技術に関する。
無線通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するように広く展開されている。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであることが可能である。そのような多元接続ネットワークの例には、CDMA(符号分割多元接続)ネットワーク、TDMA(時分割多元接続)ネットワーク、FDMA(周波数分割多元接続)ネットワーク、OFDMA(直交FDMA)ネットワーク、およびSC−FDMA(シングルキャリアFDMA)ネットワークが含まれる。
無線通信ネットワークは、複数の移動局に関する通信をサポートすることが可能である。移動局は、緊急イベントに応答して緊急呼出しを行うことが可能である。緊急呼出しは、緊急サービス(例えば、警察サービス、消防サービス、医療サービス、またはその他の緊急サービス)を求める呼であり、緊急サービス呼出し、E911呼出しなどと呼ばれることも可能である。緊急呼出しは、ユーザが、北米における「911」または欧州における「112」などのよく知られた緊急番号をダイヤル呼出しすることによって開始されることが可能である。緊急呼出しを、その呼を扱うことができる適切な緊急センタに効率的にルーティングすることが望ましい可能性がある。また、緊急センタに移動局の位置を提供することも望ましい可能性がある。
無線通信ネットワークにおけるFAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しをルーティングするため、およびこの移動局を位置特定するための技術が、本明細書で説明される。或る態様において、移動局からの緊急呼出しは、FAPに関する位置情報に基づいて、適切な緊急センタにルーティングされることが可能である。「位置」という用語と「地点」という用語は同義であり、しばしば、互いに区別なく使用される。一設計において、FAPに関する位置情報は、FAPにおいて強い受信信号を有する、またはFAPと重なり合うカバレッジを有するマクロセルのマクロセルID(識別情報)を備えることが可能である。FAPに関する位置情報は、マクロセルIDに基づいて特定されることが可能なマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備えることが可能である。マクロセルIDおよび/またはマクロMSC IDは、FAPに割り当てられることが可能であり(例えば、FAPの初期化中に)、データベースにアクセスするのに使用されることが可能である。データベースは、緊急センタに関するルーティング情報対セルIDおよびMSC IDを格納することが可能である。別の設計において、FAPに関する位置情報は、FAPに関する位置推定を備えることが可能である。この位置推定は、様々な地理的区域のための緊急センタに関するルーティング情報を格納することが可能な地理データベースにアクセスするのに使用されることが可能である。
一設計において、移動局は、緊急呼出しを発信する第1のメッセージをFAPに送信することが可能である。FAPは、緊急呼出しを開始させる第2のメッセージをネットワークエンティティに送信することが可能である。また、FAPは、その緊急呼出しのための緊急センタを選択するのに使用されるように、ネットワークエンティティにFAPに関する位置情報を送信することも可能である。緊急呼出しは、FAPに関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続されることが可能である。すると、移動局は、緊急呼出しのために緊急センタと通信することができる。
本開示の様々な態様および特徴が、後段でさらに詳細に説明される。
本明細書で説明される技術は、WWAN(無線ワイドエリアネットワーク)、WLAN(無線ローカルエリアネットワーク)、WPAN(無線パーソナルエリアネットワーク)などの様々な無線通信ネットワークと一緒に実施されることが可能である。「ネットワーク」という用語と「システム」という用語は、しばしば、互いに区別なく使用される。WWANは、CDMA(符号分割多元接続)ネットワーク、TDMA(時分割多元接続)ネットワーク、FDMA(周波数分割多元接続)ネットワーク、OFDMA(直交周波数分割多元接続)ネットワーク、およびSC−FDMA(シングルキャリア周波数分割多元接続)ネットワーク、LTE(ロングタームイボリューション(Long Term Evolution))などであることが可能である。CDMAネットワークは、CDMA2000、W−CDMA(広帯域CDMA)などの1つまたは複数のRAT(無線アクセス技術)を実施することが可能である。CDMA2000は、IS−95標準、IS−2000標準、およびIS−856標準を含む。TDMAネットワークは、GSM(登録商標)(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications))、D−AMPS(ディジタルアドバンストモバイルフォンシステム(Digital Advanced Mobile Phone System))、または他の何らかのRATを実施することが可能である。GSM(登録商標)およびW−CDMAは、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)という名称のコンソーシアムからの文書において説明される。CDMA2000は、3GPP2(第3世代パートナーシッププロジェクト2)という名称のコンソーシアムからの文書において説明される。3GPP文書および3GPP2文書は、公開されている。WLANは、IEEE802.11xネットワークであることが可能であり、さらにWPANは、ブルートゥース(登録商標)ネットワーク、IEEE802.15xネットワーク、または他の何らかのタイプのネットワークであることが可能である。また、これらの技術は、WWAN、WLAN、および/またはWPANの任意の組合せと一緒に実施されることも可能である。簡明のため、これらの技術のいくつかの態様は、3GPP2ネットワークに関して以下に説明される。
図1は、無線ネットワーク100およびサードパーティネットワーク102を含む例示的なネットワーク展開を示す。無線ネットワーク100は、様々なサービスをサポートすることができる無線ネットワーク104および他のネットワークエンティティを含む。無線ネットワーク104は、CDMA 1X技術、 HRPD(高速パケットデータ)技術、または他の何らかの無線技術を実施することが可能である。無線ネットワーク104は、いくつかの基地局と、いくつかの移動局に関する無線通信をサポートすることができるいくつかのFAP(フェムトアクセスポイント)とを含むことが可能である。簡明のため、1つだけのFAP120、1つだけの基地局124、および1つだけの移動局110が図1に示される。基地局は、比較的大きい地域(例えば、半径、数百メートルから数キロメートル)に対する通信カバレッジを提供する局であり、さらにサービス契約を有する移動局による無制限のアクセスを許すことが可能である。FAPは、比較的小さい地域(例えば、自宅、アパート、より大きい建物の一部など)に対する通信カバレッジを提供する局であり、さらにFAPとの関連付けを有する移動局(例えば、自宅にいるユーザのための移動局)による制限されたアクセスを許すことが可能である。基地局および/または基地局のカバレッジエリアは、マクロセルと呼ばれることが可能である。FAPおよび/またはFAPのカバレッジエリアは、フェムトセルと呼ばれることが可能である。FAPは、自宅基地局もしくはフェムト基地局、自宅ノードBもしくはフェムトノードB、自宅eNB(進化型ノードB)もしくはフェムトeNBなどと呼ばれることも可能である。
基地局124は、BSC(基地局コントローラ)126と通信することが可能であり、BSC126は、MSC132とさらに通信することが可能である。MSC132は、回線交換呼に関するスイッチング機能を実行することが可能であり、さらにSMS(ショートメッセージサービス)メッセージをルーティングすることも可能である。FAP120は、フェムトセキュリティゲートウェイ122と通信することが可能であり、ゲートウェイ122は、FAPを介するアクセスに関してセキュリティ(例えば、ネットワークのその他の部分に対する)を提供することが可能である。フェムトセキュリティゲートウェイ122は、CSCF(呼セッション制御機能)128とさらに通信することが可能であり、CSCF128は、FAPを介するアクセスに関してセッション制御サービスを提供することが可能であり、さらにVoIP(ボイスオーバーIP(Voice-over-IP))などのIMS(IP(インターネットプロトコル)マルチメディアサブシステム)サービスをサポートするのに使用されるセッション状態を維持することが可能である。CSCF128は、MFIF(MAP(モバイルアプリケーションパート(Mobile Application Part))フェムト相互動作機能)130と通信することが可能であり、MFIF130は、FAPを介するアクセスに関して何らかのMSC機能をサポートし、FAPからネットワークのその他の部分に対するANSI−41 MAPインタフェースを提供することが可能である。MFIF130は、FCS(フェムトコンバージェンスサーバ)と呼ばれることも可能である。OAMandP(運用、管理、メンテナンス、およびプロビジョニング)センタ134が、無線ネットワーク100の動作をサポートする様々な機能を実行することが可能である。OAMandPセンタ134は、MFIF130、MSC132、およびその他のネットワークエンティティ(簡明のため図1には示さず)と通信することが可能である。
移動体測位センタ(MPC)140が、位置特定サービスのための様々な機能を実行することが可能であり、さらに加入者プライバシー、許可、認証、ローミングサポート、課金/料金請求、サービス管理、位置計算などをサポートすることが可能である。MPC140は、CRDB(座標ルーティングデータベース)142へのアクセスを有することが可能であり、CRDB142は、MSC IDおよびセルIDおよび/または地理的位置をPSAP/EC(公共安全応答ポイント(Public Safety Answering Point)/緊急センタ)にMSC IDおよびセルID、および/または地理的位置をマップするルックアップテーブルを格納することが可能である。PDE(位置算出エンティティ)150が、移動局に関する測位をサポートすることが可能である。測位とは、ターゲットデバイスの位置推定を測定/計算するプロセスを指す。位置推定は、地点推定、地点確定、確定などと呼ばれることも可能である。PDE150は、BSA(基地局アルマナック)152へのアクセスを有することが可能であり、BSA152は、無線ネットワークにおけるセルおよび基地局に関する情報(例えば、地理的座標、カバレッジエリア、送信電力、アンテナ特性など)を格納することが可能である。BSA152の中の情報は、移動局の測位を支援するのに使用されることが可能である。
MGW/MGCF(メディアゲートウェイ/メディアゲートウェイ制御機能)158が、(i)SIP(セッション開始プロトコル)/IPシグナリング、およびPSTN(公衆交換電話網)に関するSS7などの呼シグナリングと、(ii)パケット化された音声(例えば、IETF RTPを使用してトランスポートされる)および回線交換音声(例えば、ANSI T1またはCEPT E1を使用してトランスポートされる)の間の変換をサポートすることが可能である。MGW/MGCF158は、VoIP呼(例えば、FAP120からの)がPSTNユーザ(例えば、PSAP170)に向かう必要がある場合にはいつでも、使用されることが可能である。ルータ160が、MGW/MGCF158とPSAP170の間で呼をルーティングするのに選択されることが可能である。PSAP170は、緊急呼出しに応答することを担うことが可能であり、さらに政府機関、例えば、郡または市によって運用される、または所有されることが可能である。
図1は、無線ネットワーク100に存在することが可能ないくつかのネットワークエンティティを示す。無線ネットワーク100は、パケット交換呼、回線交換呼、位置特定サービスなどをサポートするネットワークエンティティを含むことが可能である。また、無線ネットワーク100は、ANSI−41移動体ネットワーキングプロトコルを実施することも可能であり、ANSI−41移動体ネットワーキングプロトコルは、ユーザを識別して、認証すること、ならびに呼をルーティングすることをサポートして、ローミングサービスおよび高度なサービスを可能にする。ANSI−41が、通常、3GPP2ネットワークのために使用されるのに対して、GSM(登録商標)−MAPが、通常、3GPPネットワークのために使用される。
MS(移動局)110は、無線ネットワーク100によってサポートされる多くの移動局の1つであることが可能である。移動局110は、静止していても、移動性であってもよく、さらにUE(ユーザ機器)、端末装置、アクセス端末装置、加入者ユニット、局などと呼ばれることも可能である。移動局110は、セルラ電話機、PDA(携帯情報端末)、無線デバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、遠隔計測デバイス、追跡デバイスなどであることが可能である。移動局110は、任意の所与の時点でFAPまたは基地局と通信して、通信サービスを得ることができる可能性がある。
移動局110および/またはFAP120は、1つまたは複数の衛星190から信号を受信することが可能であり、衛星190は、米国のGPS(全地球測位システム)、欧州のガリレオシステム、ロシア国のグロナスシステム、または他の何らかのSPS(衛星測位システム)の一部であることが可能である。移動局110および/またはFAP120は、衛星190からの信号を測定し、それらの衛星に関する擬似距離測定を得ることが可能である。また、移動局110および/またはFAP120は、無線ネットワーク104における基地局からの信号を測定し、それらの基地局に関するタイミング測定および/または信号強度測定を得ることも可能である。これらの擬似距離測定、タイミング測定、および/または信号強度測定は、移動局110またはFAP120に関する位置推定を導き出すのに使用されることが可能である。移動局110およびFAP120はそれぞれ、GPS、A−GPS(アシステッド(Assisted)GPS)、AFLT(高度順方向リンク三角測量(Advanced Forward Link Trilateration))などの1つまたは複数の測位方法をサポートすることが可能である。
移動局110が、基地局124と通信することが可能であり、さらに緊急呼出しを開始することが可能である。サービングセルIDが、呼セットアップ中にMPC140に供給されることが可能である。MPC140が、サービングセルIDを使用してCRDB142にアクセスして、移動局110からの緊急呼出しを受けることができるPSAP(例えば、PSAP170)に関するルーティング情報を特定することが可能である。ルーティング情報は、(i)PSAP170を識別して、PSAP170にルーティングするのに使用されるダイヤル呼出し可能でないディレクトリ番号であるESRD(緊急サービスルーティング番号(Emergency Services Routing Digit))、(ii)PSAP170を識別して、PSAP170にルーティングするのに使用されるとともに、緊急呼出しを識別するのにも使用されるダイヤル呼出し可能でないディレクトリ番号であるESRK(緊急サービスルーティングキー)、または(iii)他の何らかの情報を備えることが可能である。各PSAPは、1つのESRD、ならびにESRKのプールに関連付けられることが可能である。このプールからの1つのESRKが、緊急呼出しが続いている間、移動局110に割り当てられることが可能である。すると、緊急呼出しは、そのESRKまたはESRDに基づいてPSAP170にルーティングされることが可能である。
CRDB142およびBSA152に、セルID、MSC ID、ならびに無線ネットワーク100における基地局の位置がプロビジョニングされることが可能である。この情報は、基地局と通信する移動局からの緊急呼出しに関して適切なPSAPを特定するのに使用されることが可能である。例えば、CRDB142は、サービングセルID、およびサービングセルに関するMSC IDに基づいて、PSAPに関するESRKを提供することが可能である。しかし、CRDB142およびBSA152には、セルID、MSC ID、ならびにFAPの位置は、この情報が、FAPが展開される前には、一般に、知られておらず、すると、プロビジョニングするのに時間がかかり、コストが多大である可能性があるので、プロビジョニングされない可能性がある。このため、CRDB142およびBSA152は、FAPと通信する移動局によって発信された緊急呼出しに関して、PSAPに関するルーティング情報を提供することができない可能性がある。
或る態様において、FAPと通信する移動局に関する緊急呼出しのルーティングは、FAPに関する位置情報に基づいてサポートされることが可能である。FAPに関する位置情報は、FAPの位置に基づいて特定され、さらにFAPと通信する移動局からの緊急呼出しに関してPSAPを選択するのに使用可能である任意の情報を備えることが可能である。FAPの位置は、FAPの電源が投入されると、特定されることが可能であり、さらにFAPが適切な認可されたスペクトルで動作することを確実にするのに使用されることが可能である。FAPに関する位置情報は、後段で説明されるとおり、FAPの位置に基づいて特定されることが可能である。
MFIF130に、ANSI−41対話をサポートする一意のMSC ID(または複数の一意のMSC ID)が割り当てられることが可能である。MFIF130に割り当てられたMSC IDは、MFIF MSC ID、MSC ID1などと呼ばれることが可能である。FAP120が、電源投入の後に初期化を実行することが可能であり、さらに認証され、許可されることに成功した後、サービングセルIDを割り当てられることが可能である。このサービングセルIDは、フェムトセルID、サービングセルID 1などと呼ばれることが可能である。このフェムトセルIDは、MFIF MSC IDに関連付けられることが可能であり、さらに無線アクセスのために使用されることが可能である。このフェムトセルIDおよびMFIF MSC IDは、CRDB142の中にも、BSA152の中にもプロビジョニングされない可能性がある。
FAP120の位置(すなわち、フェムト位置)は、FAP120からの緊急呼出しをルーティングするのに使用されることが可能である。フェムト位置に基づいて緊急呼出しをルーティングするためのいくつかの例示的なスキームが以下に説明される。
フェムト位置に基づいて緊急呼出しをルーティングするための第1のスキームにおいて、FAP120に、例えば、初期化中、さらなるサービングセルID、およびさらなるMSC IDが割り当てられることが可能である。さらなるサービングセルIDは、マクロセルID、サービングセルID 2などと呼ばれることが可能である。さらなるMSC IDは、マクロMSC ID、MSC ID 2などと呼ばれることが可能である。マクロセルIDおよびマクロMSC IDは、FAP120の位置に基づいて導き出されることが可能である。一設計において、マクロセルIDは、FAP120に最も近いアンテナを有するマクロセル、FAP120において最も強い信号、または強い信号を有するマクロセル、FAP120と重なり合うカバレッジを有するマクロセルなどのセルIDであることが可能である。マクロMSC IDは、このマクロセルにサービスを提供するMSCのMSC IDであることが可能である。このため、マクロセルIDおよびマクロMSC IDは、それぞれ、既存のマクロセルおよび既存のMSCに関することが可能であり、さらに緊急呼出しをルーティングする目的でFAP120のために再使用されることが可能である。別の設計において、FAP120に関するマクロセルIDおよびマクロMSC IDは、作成されることが可能であり、さらに実際のセルまたは実際のMSCには対応しないことが可能である。例えば、FAPは、通常のネットワークカバレッジエリアの外に位置している可能性があり、FAPが展開される可能性がある拡大された区域を範囲に含むように特別のサービングセルID、および特別のMSC IDが作成されることが可能である。また、特別のサービングセルID、および特別のMSC IDは、現実のセルIDが変更された、または削除された場合に、このことが、これらの現実のセルIDが割り当てられたFAPに影響を及ぼすので、問題を回避するように通常のカバレッジエリア内で作成されることも可能である。特別のサービングセルID、および特別のMSC IDは、物理的な基地局には対応しないが、FAPからの緊急呼出しのルーティングをサポートするのに使用されることが可能である。すべての設計に関して、FAPに割当て可能なマクロMSC IDとマクロセルIDの組合せが、CRDB142および/またはBSA152の中にプロビジョニングされることが可能である。FAP120に割り当てられたマクロセルIDおよびマクロMSC IDは、既存のANSI J−STD−036B手順を使用して緊急呼出しに関する適切なPSAPを選択するのに使用されることが可能である。
図2は、マクロセルIDおよびマクロMSC IDを使用してFAPから緊急呼出しをルーティングするための呼フロー200の設計を示す。最初に、移動局110が、FAP120に対して緊急(例えば、E911)呼出しを発信することが可能であり、さらにMSID(移動局識別情報)を提供することが可能である(ステップa)。MSIDは、ESN(電子通し番号)、IMSI(国際移動体加入者識別情報(International Mobile Subscriber Identity))、MEID(移動機器識別情報(Mobile Equipment Identity))、MIN(移動体識別番号)、および/または他の何らかの識別情報を備えることが可能である。FAP120が、この緊急呼出しを受信することが可能であり、さらにMFIF130に緊急呼出し(例えば、E911)要求を(例えば、SIP INVITEの中で)送信することが可能である(ステップb)。E911呼要求は、移動局110のMSID、FAP120に割り当てられたマクロMSC IDおよびマクロセルIDなどを含むことが可能である。MFIF130が、FAP120からE911呼要求を受信することが可能であり、これに応答して、ANSI−41 ORREQ(発信要求)メッセージをMPC140に送信することが可能である(ステップc)。このORREQメッセージは、ステップbで受信されたMSID、マクロMSC ID、およびマクロセルIDを含むことが可能である。
MPC140が、このORREQメッセージを受信することが可能であり、さらにCRDB142の中でマクロMSC IDとマクロセルIDの組合せをルックアップすることが可能であり、さらにPSAP(例えば、PSAP170)、およびPSAPに関連付けられたESRKまたはESRDを見つけることが可能である。PSAP170は、マクロMSC IDおよびマクロセルIDは、フェムト位置に基づいてFAP120に最初に割り当てられているため、FAP120の位置に(したがって、移動局110の位置にも)適切であり得る。次に、MPC140が、そのESRKまたはESRDを含むことが可能なorreq(発信応答)メッセージをMFIF130に戻すことが可能である(ステップd)。次に、MFIF130が、そのESRDまたはESRKに基づいてPSAP170に緊急呼出しを転送することが可能であり、さらに移動局110のMDN(移動体ディレクトリ番号)を含めることが可能である(ステップe)。転送することは、選択的ルータ160を介して、MGW/MGCF158と選択的ルータ160を介して、CSCF128とMGW/MGCF158と選択的ルータ160を介して、または他のネットワークエンティティを介して行われることが可能である。
MPC140が、ステップcで受信されたMSIDに基づいて移動局110の測位能力(positioning capabilities)をルックアップすることが可能である。また、MPC140は、移動局110が移動局110の測位能力をステップaで送信している場合、ステップbでFAP120から移動局110の測位能力を受信することも可能である。次に、MPC140は、移動局110の測位能力(MPCAP)およびMSID、FAP120のマクロMSC IDおよびマクロセルIDなどを含むことが可能なGPOSREQ(ジオポジション要求(Geo Position Request))メッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップf)。すると、PDE150が、MPC140から受信された測位能力に基づいて、FAP120または移動局110を相手にMT(移動体を終端する(mobile terminated))IS−801セッションを開始させることが可能である(ステップg)。IS−801は、3GPP2ネットワークにおいて一般に使用される測位プロトコルである。IS−801は、ターゲットデバイスと位置特定サーバ(例えば、PDE)の間の定義された手順およびシグナリングを使用するターゲットデバイスの測位をサポートする。RRLP(無線リソースLCSプロトコル)、RRC(無線リソース制御)、およびLPP(LTE測位プロトコル)が、3GPPネットワークにおいて一般に使用される測位プロトコルであり、FAP120および/または移動局110の測位のために使用されることも可能である。FAP120は、後段で説明されるとおり、トランスペアレントモード、インターセプトモード、または拒否モードに基づいてIS−801セッションを扱うことが可能である。IS−801セッションのためのIS−801メッセージは、MFIF130とPDE150の間でANSI−41 SMSメッセージを使用して、さらにMFIF130とFAP120の間でSIPメッセージ(例えば、SIP INFO)を使用してトランスポートされることが可能である。PDE150が、移動局110またはFAP120の位置推定をMPC140に戻すことが可能である(ステップh)。
PSAP170が、ステップeで受信されたESRKまたはESRDからMPC140を特定することが可能であり、さらにESRKまたはESRDおよびMDNを含むことが可能なESPOSREQ(緊急サービス地点要求)メッセージをMPC140に送信することが可能である(ステップi)。すると、MPC140が、移動局110またはFAP120に関する位置推定をPSAP170に戻すことが可能である(ステップj)。図2のステップは、図2に示される順序とは異なる順序で行われてもよい。さらに、呼フロー200に関して異なるステップおよび/またはさらなるステップが使用されることも可能である。
ステップjでMPC140によってPSAP170に戻される位置は、ステップgで獲得された移動局110の位置、またはFAP120の位置であることが可能である。FAP120の位置は、(i)FAP120がユーザによって、位置測定を取得するのに好適な位置に配置されている可能性があるため、(ii)FAP120が、SPS(例えば、GPS)信号およびその他の信号を受信し、測定するために特別に設計されたアンテナを有する可能性があり、あるいは同一の建造物上の屋外の屋根アンテナに接続されている可能性があるため、および(iii)FAP120が、過去に複数回、測位されていて、最も正確で信頼できる位置が後の使用のために格納されている可能性があるため、移動局110の位置より信頼できる可能性がある。移動局110に関して、位置を取得する1回限りの機会(ステップgが実行される時)しか存在しない可能性があり、このことは、移動局110が位置測定を取得するために適切に配置されていない可能性がある場合、さらに/または衛星信号が強くない、もしくは良好な配置(geometry)を有さない可能性がある場合に生じる可能性がある。さらに、移動局110は、位置測定と無線通信の両方のために共用されているために、さらに/または劣悪なRF環境のために位置(例えば、GPS)測定に理想的ではない可能性があるアンテナおよびその他の内部リソースを使用する可能性がある。これらの理由で、FAP120の位置が、移動局110の位置と比べて、より正確で、より信頼できる可能性がある。FAP120のカバレッジエリアが比較的小さい(例えば、50メートル以下)場合、FAP120の位置は、例えば、移動局110によって獲得された測定を用いて導き出されたいずれの位置よりも優れた、移動局110に関する良好な位置推定をもたらすことが可能である。可能な最良の位置推定を確実にするのに、PDE150は、移動局110の位置とFAP120の位置の両方を組み合わせることが可能であり、例えば、PDE150は、一方の位置を使用して他方の位置を検証することが可能であり、あるいはその2つの位置を平均することが可能である。
図3は、ANSI−41を使用してFAPから緊急呼出しをルーティングして、フェムト位置を取得するための呼フロー300の設計を示す。呼フロー300におけるステップaからeは、図2の呼フロー200におけるステップaからeに対応することが可能である。MPC140が、ステップcでMFIF130によって送信される、MFIF130のMSCアドレス、MFIF130のMSC ID、またはFAP120のサービングセルIDのために、緊急呼出しがFAPからであると判定することが可能である。MPC140が、FAP120の位置を要求するGPOSREQメッセージをMFIF130に送信することが可能である(ステップf)。MFIF130がフェムト位置を既に有しているのではない場合、MFIF130は、フェムト位置をFAP120に問い合わせることが可能であり(ステップg)、FAP120が、フェムト位置を戻すことが可能である(ステップh)。MFIF130がフェムト位置を有する場合、ステップgおよびhは、飛ばされることが可能である。いずれの場合も、MFIF130は、MPC140にフェムト位置を戻すことが可能である(ステップi)。MPC140は、フェムト位置が、MFIF130から入手可能でない場合、または信頼できない、もしくは不正確であると考えられる場合、PDE150と移動局110の間でIS−801セッションを開始させることが可能である(ステップj、k、およびl)。図3のステップj、k、およびlは、図2のステップf、g、およびhと同様であることが可能である。ステップmおよびnは、それぞれ、図2のステップiおよびjに対応することが可能である。図2と同様に、図3のステップnでPSAP170に戻される位置は、ステップfからiで獲得されたFAP120の位置、またはステップkで獲得された移動局110の位置、あるいは両方の位置の組合せであることが可能である。
図4は、ANSI−41を使用してFAPから緊急呼出しをルーティングして、フェムト位置を取得するための呼フロー400の設計を示す。呼フロー400におけるステップaからeは、呼フロー200および300におけるステップaからeに対応することが可能である。MPC140が、FAP120の位置、または移動局110の位置を要求するGPOSREQメッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップf)。PDE150は、ステップcでMFIF130によって送信され、ステップfでMPC140によって送信された、MFIF130のMSCアドレス、MFIF130のMSC ID、またはFAP120のサービングセルIDのために、緊急呼出しがFAPからであると判定することが可能である。次に、PDE150が、FAP120の位置を要求するGPOSREQメッセージをMFIF130に送信することが可能である(ステップg)。MFIF130がフェムト位置を既に有しているのでない場合、MFIF130は、フェムト位置をFAP120に問い合わせることが可能であり(ステップh)、FAP120がフェムト位置を戻すことが可能である(ステップi)。ステップhおよびiは、MFIF130がフェムト位置を既に有する場合、飛ばされることが可能である。いずれの場合も、MFIF130は、PDE150にフェムト位置を戻すことが可能である(ステップj)。PDE150は、フェムト位置が、MFIF130から入手可能でない場合、または信頼できない、もしくは不正確であると考えられる場合、移動局110を相手にIS−801セッションを開始させることが可能である(ステップk)。次に、PDE150が、MPC140に移動局110またはFAP120の位置を戻すことが可能である(ステップl)。ステップmおよびnは、それぞれ、図2のステップiおよびjに対応することが可能である。
図3および図4は、フェムト位置を移動局位置として使用するための例示的な呼フローを示す。また、図3および図4は、MPC140による(呼フロー300における)、またはPDE150による(呼フロー400における)MFIF130からフェムト位置を取り出すANSI−41メッセージの使用も示す。これらの呼フローは、ハンドオフなしに、さらに呼が以下のタイプのハンドオフ、すなわち、(i)フェムトセルからマクロセルへのハンドオフ(MFIF130が、図3のステップiでMPC140に、または図4のステップjでPDE150に利用可能な位置を全く示さず、ステップkで移動体に終端する、移動体によって支援されるIS−801セッションがもたらされて)、および(ii)フェムトセルから別のフェムトセルへのハンドオフ(やはり、ステップkでIS−801セッションに頼る)の対象とされる場合に、緊急呼出し発信のために使用されることが可能である。マクロセルからフェムトセルへのハンドオフの場合、MPC140およびPDE150がMFIF130を認識しないので、図4の呼フローは、例えば、ステップg、h、i、およびjなしに使用されることが可能である。
図2に示される例示的な設計において、PDE150が、FAP120からの緊急呼出しに関して移動体を終端するIS−801セッションを開始することが可能である(ステップgで)。一設計において、FAP120が、以下のモードの1つに基づいてIS−801セッションを扱うことが可能である。
トランスペアレントモードにおいて、FAP120は、すべてのIS−801メッセージを、解釈も変更もせずに移動局110に転送すること、および移動局110から転送することが可能である。この事例では、PDE150によって送信されたIS−801メッセージは、MFIF130に最初に転送され、次に、FAP120に転送され、最後に移動局110に転送される。同様に、移動局110によって送信されたIS−801メッセージは、これらのエンティティを介して逆方向で転送されて、PDE150に到達する。MFIF130が、IS−801メッセージをFAP120に転送するのに先立って、これらのメッセージに或る特定の仕方で印を付けて、FAP120が、IS−801メッセージの内部を実際に調べることなしに、これらのメッセージを認識することができるようにすることが可能である。PDE150は、これらのIS−801メッセージを使用して、測位関連の命令および応答を伝送し、受信して移動局110における測位(例えば、AFLTまたはA−GPS)を開始させることによって、移動局110の位置推定を得ることが可能である。
インターセプトモードにおいて、FAP120は、PDE150から受信される(MFIF130を介して)すべてのIS−801メッセージをインターセプトすることが可能であり、さらにFAP120が移動局110であるかのように測位を実行することが可能であり、さらにIS−801応答メッセージをPDE150に送り返す(MFIF130を介して)ことが可能である。ハンドオフが行われる場合、FAP120はまず、進行中のIS−801セッションを終了させることが可能である。次に、PDE150によって、移動局110の新たな位置を取得するために、移動局110を相手に、または新たなFAPを相手に別のIS−801セッションが開始されることが可能である。
拒否モードにおいて、FAP120は、PDE150から受信された最初のIS−801メッセージを破棄することが可能であり、さらにFAPを示す特殊な理由コードを有するIS−801拒否メッセージまたは別のIS−801メッセージを戻すことが可能である。また、この拒否メッセージまたは別のメッセージは、フェムト位置を伝送することも可能である。FAP120は、その後、トランスペアレントモードと同様に振舞うことが可能であり、さらにPDE150と移動局110の間で後続のIS−801メッセージを転送することが可能である。拒否モードは、PDE150にフェムト位置を供給するのに使用されることが可能である。このフェムト位置は、移動局位置として使用されることが可能であり、十分である可能性がある。
初期化中、FAP120は、前述したモードの1つに従ってIS−801セッションを扱うことが可能である。FAP120は、FAP120の位置(例えば、都市、農村、または郊外)、FAP120の測位能力およびIS−801能力などの様々な要因に基づいてモードを選択することが可能である。代替として、モードは、初期化時にFAP120において構成されることが可能であり、さらに/または、例えば、OAMandP134を使用して任意の時点で構成される、または変更されることが可能である。
移動局110が、基地局または別のFAPを相手に緊急呼出しを発信することが可能であり、この緊急呼出しが、FAP120にハンドオーバされることが可能である。一設計において、FAP120が、移動局110から受信されたすべてのIS−801メッセージを、例えば、ハンドオフの前に開始されたIS−801セッションをサポートするために、MFIF130を介してPDE150に向けて転送することが可能である。一設計において、FAP120は、(i)PDE150から受信された(MFIF130を介して)すべてのIS−801メッセージを移動局110に転送すること、または(ii)初期IS−801メッセージを拒否して、後続のIS−801メッセージを転送することが可能である。
フェムト位置に基づいて緊急呼出しをルーティングするための第2のスキームにおいて、地理CRDBが、適切なPSAPを特定するのに使用されることが可能である。また、地理CRDBは、あまりさらなる影響を及ぼさずに、暫定的測位(interim positioning)(J−STD−036におけるオプションである)を介して基地局からの緊急呼出しに関するルーティングを向上させるのに使用されることも可能である。
PSAP選択は、(a)FAP120の位置が最初に、例えば、初期化時に特定される際、または(b)緊急呼出しが行われる際に行われることが可能である。オプション(b)が、J−STD−036Bにおけるオプションとして既に定義されており、既に定義されているシグナリングを使用し、フェムト初期化を複雑にする必要性を回避し、PSAPルーティングの運用者による制御(operator control)を可能にするため、使用されることが可能である。また、オプション(b)は、フェムト位置が緊急呼出しの時点で検証されることを許すことも可能であり、このことは、(i)初期フェムト位置が非常に正確、または非常に信頼できるものではなかった場合、または(ii)FAP120が新たな位置に移動されている場合に適切であり得る。
図5は、地理CRDBを使用してFAPから緊急呼出しをルーティングするための呼フロー500の設計を示す。移動局110が、FAP120を相手に緊急呼出しを発信することが可能である(ステップa)。FAP120が、移動局110のMSID、FAP120のサービングセルID、ならびに移動局110および/またはFAP120の測位能力などを含むことが可能な緊急呼出し要求を(例えば、SIP INVITEの中で)MFIF130に転送することが可能である(ステップb)。
次に、MFIF130が、移動局110のMSIDおよび測位能力(MPCAP)、FAP120のサービングセルID,MFIF130のMSC IDなどを含むことが可能なORREQメッセージをMPC140に送信することが可能である(ステップc)。MPC140は、例えば、MFIF MSC IDを認識することによって、またはCRDB142の中でサービングセルIDを調べることによって、その呼がFAPからであると判定することが可能である。次に、MPC140は、MSID、MPCAP、MFIF MSC ID、サービングセルID、ならびに初期地点が要求されたという指示を含むことが可能なGPOSREQメッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップd)。
PDE150は、例えば、MFIF MSC IDを認識することによって、またはBSA152の中でサービングセルIDを調べることによって、その呼がFAPからであると判定することが可能である。サービングセルIDがBSA152の中で見つかり、関連する位置が信頼できると考えられる(例えば、以前のフェムト位置要求のために最近、BSA152の中で更新されている)場合、PDE150は、ステップiに進むことが可能である。サービングセルIDがBSA152の中で見つからない、または関連する位置が信頼できると考えられない場合、PDE150は、IS−801 PDDM(位置算出データメッセージ)、MSID、およびサービングセルIDを含むことが可能なSMDPP(SMS配信ポイントツーポイント)メッセージをMFIF130に送信することが可能である(ステップe)。IS−801 PDDMは、既に知られているフェムト位置を要求することが可能である。また、PDE150は、新たなANSI−41値を使用してサービス標識パラメータの中で「Base Station Location」を示して、IS−801 PDDMがFAP120に向けられており、移動局110には向けられていないことをMFIF130に知らせることも可能である。
MFIF130が、サービス標識のANSI−41「Base Station Location」値を認識することが可能である。これに応答して、MFIF130は、PDE150から受信されたSMDPPメッセージの内容を含むことが可能な位置特定要求メッセージをFAP120に送信することが可能である(ステップf)。MFIF130は、SMDPPメッセージの中で受信されたサービングセルIDまたはMSIDからFAP120を特定することが可能である。次に、FAP120が、MSID、サービングセルID、およびIS−801 PDDM応答を含むことが可能な位置特定応答をMFIF130に戻すことが可能である(ステップg)。FAP120が、最低限の応答を除いてIS−801をサポートしない場合、FAP120は、知られているフェムト位置を含むことが可能な標準の(固定フォーマットの)IS−801非請求(unsolicited)PDDM応答を戻すことが可能である。FAP120がIS−801をサポートする場合、FAP120は、FAP120の知られている位置または均等の情報、例えば、PDE150がフェムト位置を算出する元にすることができる測定を含むことが可能な、より正しいIS−801応答を戻すことが可能である。このフェムト位置は、FAP120の位置の正確な座標と、これらの座標の不確かさとを備えることが可能である。この不確かさは、FAP120のカバレッジエリアを含むように変更される(例えば、FAP120によって)ことが可能であり、このため、移動局110の可能な位置を示すことが可能である。ステップfおよびgは、MFIF130がフェムト位置を既に有する場合、飛ばされることが可能である。
MFIF130が、FAP120からの応答を含むことが可能なSMDPPメッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップh)。PDE150は、ステップhでフェムト位置が供給されなかったが、FAP120がIS−801をサポートする場合、ステップeからhに類似したさらなるステップを開始させることが可能である。例えば、PDE150が、IS−801を使用してフェムト位置を取得するようにAFLTを呼び出すことが可能である。次に、PDE150は、MPC140にそのフェムト位置を戻すことが可能である(ステップi)。MPC140が、後の位置特定要求において使用するために、そのフェムト位置でBSA152を更新することが可能である。MPC140が、CRDB142にアクセスして、PDE150から受信されたフェムト位置に関する正しいPSAP(例えば、PSAP170)を特定することが可能である。MPC140が、ESRKを割り当てること、または選択されたPSAP170に関するESRDを特定することが可能である。次に、MPC140は、このESRKまたはESRDをMFIF130に送信することが可能である(ステップj)。MFIF130が、ESRDまたはESRKに基づいてPSAP170に呼をルーティングすることが可能である(ステップk)。PSAP170が、ESRKまたはESRDからMPC140を特定することが可能であり、さらにこのESRKまたはESRDおよびMDNを含むことが可能なESPOSREQメッセージをMPC140に送信することが可能である(ステップl)。MPC140が、ステップiで受信されたフェムト位置が、初期移動局位置として十分に正確であると判定することが可能であり、さらにPSAP170にそのフェムト位置を戻すことが可能である(ステップm)。
図6は、地理CRDBを使用してFAPから緊急呼出しをルーティングするための呼フロー600の別の設計を示す。呼フロー600におけるステップaからhは、図5の呼フロー500におけるステップaからhに対応する。ステップhの後、PDE150が、ステップhでフェムト位置が供給されなかったが、FAP120がIS−801をサポートする場合、ステップeからhと類似するさらなるステップを開始させることが可能である。例えば、PDE150は、IS−801を使用して近似のフェムト位置を取得するようにAFLTを呼び出すことが可能である。このフェムト位置が、ルーティングのためには十分に正確であるが、緊急呼出しディスパッチのためにはそうではない場合、PDE150は、暫定的位置特定のサポートのためにJ−STD−036Bにおいて規定されるとおり、GPOSDIR(ジオポジションディレクティブ(Geo Position Directive))メッセージの中でそのフェムト位置を、MPC140に戻すことが可能である(ステップi)。また、PDE150は、後の位置特定要求において使用するために、そのフェムト位置でBSA152を更新することも可能である。MPC140が、GPOSDIRメッセージに肯定応答することが可能である(ステップj)。
呼フロー600におけるステップkからmは、呼フロー500におけるステップjからlに対応する。ステップnで、FAP120がIS−801をサポートする場合、PDE150が、例えば、A−GPSおよび/またはAFLTを使用して、FAP120の正確な位置を取得する新たなIS−801セッションのためにステップeからhと類似したステップを開始させることが可能である。もたらされたフェムト位置が十分に正確である場合、PDE150は、ステップoからtを飛ばすことが可能であり、ステップuに進むことが可能である。ステップoからtが実行される場合、これらのステップoからtは、ステップnの後に、ステップnの前に、ステップnと並行して、またはステップnの代わりに、行われることが可能である。
ステップnが実行されなかった場合、またはもたらされたフェムト位置が十分に正確でなかった場合、またはPDE150が、FAP120と移動局110の両方の位置を取得する必要がある場合、PDE150は、ステップdでMPC140から受信されたMS測位能力に基づいて、移動局110を相手にIS−801セッションを開始させることが可能である。PDE150は、IS−801メッセージ、MSID、サービングセルID、ならびにJ−STD−036Bにおいて規定されるとおりにCDMA測位を示すサービス標識を含むことが可能なSMDPPメッセージをMFIF130に送信することから始めることが可能である(ステップo)。
MFIF130が、サービス標識のCDMA測位値を認識することが可能である。MFIF130は、移動局110が依然としてFAP120によるサービスを受けていることを検証することが可能である。移動局110がFAP120によるサービスを受けていない場合(例えば、ハンドオフのために)、MFIF130は、ハンドオフの結果、緊急呼出しがどこに転送されたかに依存して、MFIF130によるサービスを受ける新たなFAPに、新たなサービングMSCに、または新たなサービングMFIFにSMSメッセージを転送することが可能である。呼がハンドオフのために転送されてはいない場合、MFIF130は、SMDPPメッセージの内容を含むことが可能なSMSメッセージをFAP120に送信することが可能である(ステップp)。FAP120が、MFIF130から受信されたIS−801メッセージを1xデータバーストメッセージの中で移動局110に転送することが可能であり(ステップq)、IS−801メッセージ重要度(significance)を認識していることが可能である。移動局110が、IS−801メッセージの中で要求されていることが可能な測位法を実行することが可能であり、さらに1xデータバーストメッセージの中でIS−801応答をFAP120に戻すことが可能である(ステップr)。IS−801応答は、PDE150によって要求されている可能性がある測位測定または測位関連情報を含むことが可能であり、さらにPDE150からの情報および補助データを求める要求を含むことが可能である。FAP120が、MSIDおよびサービングセルIDを有するIS−801メッセージをSMSメッセージの中でMFIF130に転送することが可能である(ステップs)。
MFIF130が、転送されたIS−801メッセージ、MSID、サービングセルID、MFIF MSC ID、ならびにCDMA測位を示すサービス標識を含むことが可能なSMDPPメッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップt)。PDE150が、IS−801を使用して移動局110からさらなる情報および/またはさらなる測定を要求するように、例えば、ステップoからqと類似したさらなるステップを開始させることが可能である。移動局110が、IS−801を使用して、PDE150にさらなる測定および/またはさらなる情報を供給し、さらに/またはPED150からさらなる情報(例えば、補助データ)を要求するように、ステップrからtと類似したステップを開始させることが可能である。
ステップnからtが完了すると、PDE150は、ステップoからtで移動局110に関して獲得された位置特定結果、および/またはステップnおよび/またはステップeからhでFAP120に関して獲得された位置を使用して、移動局位置を特定することが可能である。例えば、ステップnおよび/またはステップeからhで獲得されたフェムト位置が、ステップoからtで獲得された移動局位置を検証するのを助けるように使用されることが可能であり、ステップoからtで獲得された移動局位置が、ステップnおよび/またはステップeからhで獲得されたフェムト位置を検証するのを助けるように使用されることが可能である。さらに、様々な位置特定結果が、組み合わされる、例えば、平均されることも可能である。PDE150が、gposreqメッセージの中で移動局位置をMPC140に送信することが可能である(ステップu)。MPC140が、移動局位置をPSAP170に送信することが可能である(ステップv)。
図2から図6の呼フローにおける位置特定手順は、様々なハンドオフシナリオに適用可能であり得る。フェムトからマクロへのハンドオフの場合、移動局110が、FAP120を相手に緊急呼出しを発信することが可能であり、緊急呼出しは、基地局へのハンドオフであることが可能である。PDE150はそれでも、FAP120の位置を取得することが可能であり、このフェムト位置をルーティングのためにも、ディスパッチのための初期位置としても使用することができる。PDE150は、ハンドオフの後に続く誤りを回避するために、更新された位置を求める要求に関して、FAP120ではなく、移動局110の位置を取得することが可能である。IS−801セッションが、ハンドオフが行われた時点で保留中であることが可能であり、あるいはハンドオフの後に開始されることが可能である。この事例において、PDE150からのIS−801メッセージが、MFIF130から、ANSI−41 SMDFWDメッセージの中でサービングMSCに転送されることが可能である。移動局110が、このIS−801メッセージを受信して、PDE150を相手にIS−801セッションを続けることができる。
マクロからフェムトへのハンドオフの場合、移動局110が、基地局を相手に緊急呼出しを発信することが可能であり、この緊急呼出しは、基地局のサービングセルIDを使用してルーティングされることが可能である。PDE150が、正確な初期位置、および更新された位置を取得するように移動局110を相手にIS−801セッションを開始させることが可能である。この緊急呼出しは、FAP120にハンドオフされることが可能である。PDE150は、例えば、移動局位置として使用するために、その新たなFAPの位置を取得することができない可能性がある。IS−801セッションが、ハンドオフが行われた時点で保留中であることが可能であり、あるいはハンドオフの後に必要とされることが可能である。この事例において、PDE150からのIS−801メッセージが、基地局に関するアンカMSCからMFIF130に転送されることが可能であり、MFIF130が、これらのメッセージをFAP120に転送することが可能である。次に、FAP120が、これらのメッセージを移動局110に送ることができる。また、FAP120は、移動局110によって送信されたすべてのIS−801応答をPDEに戻すこともできる。
フェムトからフェムトへのハンドオフの場合、移動局110が、FAP120を相手に緊急呼出しを発信することが可能であり、PDE150が、FAP120の位置を取得することが可能であり、さらにこのフェムト位置をルーティングのためにも、ディスパッチのための初期位置としても使用することが可能である。この緊急呼出しが、新たなFAPにハンドオフされることが可能である。PDE150は、このタイプのハンドオフで生じる可能性があるハンドオフの後に続く誤りを回避するために、更新された位置を求める要求に関して、常に、FAPではなく、移動局110の位置を取得することが可能である。IS−801セッションが、ハンドオフが行われた時点で保留中であることが可能であり、あるいはハンドオフの後に開始されることが可能である。この事例において、IS−801メッセージは、PDE150から新たなFAPに、MFIF130を介して(MFIFが変更されていない場合)、またはMFIF130およびサービングMFIFを介して(新たなFAPが異なるMFIFを使用する場合)転送されることが可能である。新たなFAPは、例えば、マクロからフェムトへのハンドオフの場合と同様に、IS−801メッセージを扱うことが可能である。
別の態様において、FAP120は、初期化時に、さらに/または定期的間隔でIS−801を使用して測位を実行することが可能である。FAP120の初期位置が、例えば、FAP120が認可された事業者区域内に位置していることを確実にするように、電源投入および認証の後にフェムト許可の一環として、OAMandP134に関連して獲得されることが可能である。FAP120の位置は、定期的間隔で、または精度を向上させるのに必要とされる場合、およびFAP120の任意の移動を検出するのに必要とされる場合に更新されることが可能である。
FAP120の初期位置、および更新された位置は、以下の1つまたは複数を使用して獲得されることが可能である。すなわち、
例えば、スタンドアロンSPS測位を使用するFAP120におけるSPS受信機、
OAMandP134によって位置が知られている観測されるマクロセル/基地局および/またはフェムトセル/アクセスポイント、
移動局またはユーザの加入アドレス、
サービスプロバイダによってFAP120に割り当てられた公開IPアドレス、
FAP120上でユーザによって入力された位置またはアドレス、および
例えば、FAP120におけるA−GPS測位および/またはAFLT測位を使用するMT IS−801セッション。
例えば、スタンドアロンSPS測位を使用するFAP120におけるSPS受信機、
OAMandP134によって位置が知られている観測されるマクロセル/基地局および/またはフェムトセル/アクセスポイント、
移動局またはユーザの加入アドレス、
サービスプロバイダによってFAP120に割り当てられた公開IPアドレス、
FAP120上でユーザによって入力された位置またはアドレス、および
例えば、FAP120におけるA−GPS測位および/またはAFLT測位を使用するMT IS−801セッション。
図7は、IS−801を使用してフェムト位置を取得するための呼フロー700の設計を示す。呼フロー700は、図2、図3、および図4に関連する第1のスキームに関して使用されることが可能である。FAP120が、MFIF130に位置特定要求を送信することが可能であり、FAP120のIS−801位置特定能力(MPCAP)、マクロMSC ID、マクロセルIDなどを供給することが可能である(ステップa)。位置特定能力は、A−FLT、A−GPSなどであることが可能である。FAP120の初期位置がまだ取得されていない場合、およびFAP120が、周囲のマクロセルからの信号を観測することができない場合、FAP120は、マクロMSC IDおよびマクロセルIDを供給しない可能性がある。この事例において、デフォルトのマクロMSC ID、およびデフォルトのマクロセルIDが、OAMandP134またはMFIF130によって一時的に割り当てられることが可能である。このマクロMSC IDおよびマクロセルIDは、CRDB142およびBSA152の中にプロビジョニングされることも、プロビジョニングされないことも可能である。いずれにしても、MFIF130が、MPCをエミュレートすることが可能であり、さらにMPCAP、マクロMSC ID、およびマクロセルIDを含むことが可能なGPOSREQメッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップb)。また、GPOSREQメッセージは、FAPを示す特別のMSID(例えば、固定ESN)を含むことも可能である。
PDE150が、このGPOSREQメッセージを受信することが可能であり、FAPを示す特別のMSIDを認識することが可能である。そのマクロMSC ID、およびそのマクロセルIDがBSA152の中で見出される場合、PDE150は、FAP120を測位する適切な測位法(例えば、AFLTおよび/またはA−GPS)を呼び出すIS−801セッションを開始させることが可能である(ステップc)。そのマクロMSC ID、およびそのマクロセルIDがBSA152の中で見出されない場合、PDE150は、全く補助データを供給することなしにAFLTを最初に呼び出して、隣接マクロセルについての情報を取得することが可能であり、次に、これらのマクロセルの1つまたは複数を使用して、IS−801セッションをサポートすることが可能である。代替として、例えば、マクロセルが全く検出されない場合、PDE150が、フェムト位置の粗い推測に基づいて(例えば、MFIF130の知られているサービスエリアに基づいて)、A−GPS補助データを供給することが可能である。A−GPS測位は、この、より精度の低いA−GPS補助データのために、より長い時間を要する可能性がある。このIS−801セッション中、PDE150が、FAP120に補助データを供給し、FAP120から測定を要求するという点で、移動局の場合と同様にFAP120を扱うことが可能である。このため、IS−801の見地から、PDE150は、IS−801 PDEの通常の役割を保持することが可能である一方で、FAP120は、移動局の役割を引き受けることが可能である。
IS−801セッションを完了した後、PDE150は、FAP120に関する位置推定をMFIF130に戻すことが可能である(ステップd)。PDE150は、OAMandP134に知られているが、FAP120には知られていない暗号鍵を使用して、さらに、場合により、現在の日付と時刻、FAP120のMEIDなどの他の情報を使用して、位置推定を暗号化し、さらに/または位置推定にディジタル署名することが可能である。この暗号化および/またはディジタル署名は、フェムト位置のスプーフィングを防止することが可能である。MFIF130が、この位置推定をFAP120に戻すことが可能である(ステップe)。次に、FAP120が、この位置推定をOAMandP134に供給することが可能である。位置推定が暗号化されている、さらに/またはディジタル署名されている場合、OAMandP134は、その暗号化された、さらに/またはディジタル署名された位置推定を解読し、さらに/または認証して、その結果、PDE150によって、その位置が獲得されたことを検証することができる。さらに、緊急呼出しに関して、新たなPDEに位置推定を後にプロビジョニングすること(例えばFAP120からのIS−801拒否メッセージの一部として)に関して、最初の暗号化された、さらに/またはディジタル署名された位置が、新たなPDEがその位置推定を認証することができるようにするのに使用されることが可能である。
図8は、IS−801を使用してフェムト位置を取得するための呼フロー800の設計を示す。呼フロー800は、図5および図6に関連する第2のスキームに関して使用されることが可能である。FAP120が、位置特定要求をMFIF130に送信することが可能であり、さらにFAP120のIS−801位置特定能力(MPCAP)、FAP120のMEID、FAP120のサービングセルIDなどを供給することが可能である(ステップa)。MFIF130が、MPCをエミュレートすることが可能であり、さらにMFIF130のMSC ID、MPCAP、MEID、ならびにFAP120のサービングセルIDなどを含むことが可能なGPOSREQメッセージをPDE150に送信することが可能である(ステップb)。また、このGPOSREQメッセージは、フェムト位置を求める要求を示す値に設定された測位要求タイプ(Position Request Type)パラメータを含むことも可能である。
PDE150が、このGPOSREQメッセージを受信することが可能であり、さらに測位要求タイプ値を認識することが可能である。PDE150が、IS−801 PDDM、MEID、ならびにFAP120のサービングセルIDなどを含むことが可能なSMDPPメッセージをMFIF130に送信することによって、FAP120を相手にIS−801セッションを開始させることが可能である(ステップc)。IS−801 PDDMが、例えば、AFLT測位および/またはA−GPS測位を開始させることが可能である。また、PDE150が、サービス標識の中で「Base Station Location」を示すことも可能である。
MFIF130が、SMDPPメッセージを受信することが可能であり、さらにサービス標識に関する「Base Station Location」値を認識することが可能である。MFIF130は、SMDPPメッセージの中のサービングセルIDまたはMEIDからFAP120を特定することが可能である。MFIF130は、SMDPPメッセージの内容を含むことが可能な位置特定要求メッセージをFAP120に送信することが可能である(ステップd)。FAP120は、PDE150によって要求された測位測定を取得することが可能であり、さらにIS−801応答、MEID、ならびにFAP120のサービングセルIDなどを含むことが可能な位置特定応答をMFIF130に送信することが可能である(ステップe)。このIS−801応答は、PDE150によって要求された測位測定および/または測位関連情報を含むことが可能である。MFIF130が、このIS−801応答をSMDPPメッセージの中でPDE150に転送することが可能である(ステップf)。PDE150は、IS−801セッションに関して移動局の場合と同様にFAP120を扱うことが可能である。
PDE150が、IS−801を使用してFAP120からさらなる情報および/またはさらなる測定を要求するように、ステップcおよびdと類似したさらなるステップを開始させることが可能である。FAP120が、IS−801を使用して、PDE150にさらなる測定および/またはさらなる情報を供給するように、さらに/またはPDE150から情報(例えば、補助データ)を要求するように、ステップeおよびfと類似したさらなるステップを開始させることが可能である。次に、PDE150が、計算されたフェムト位置をMFIF130に戻すことが可能である(ステップg)。この位置推定は、PDE150によって暗号化される、さらに/またはディジタル署名されることが可能であり、あるいは暗号化されず、署名もされずに送信されることが可能である。PDE150が、後の位置特定要求において使用されるように、このフェムト位置でBSA152を更新することが可能である。MFIF130が、この位置推定をFAP120に戻すことが可能である(ステップh)。FAP120が、この位置推定をOAMandP134に供給することが可能である。
図2に関して前述したとおり、図7および図8に従って獲得されるFAP120の位置は、正確で、信頼できる可能性がある。詳細には、PDE150が、図7または図8で、この精度および信頼性を向上させるように補助データをFAP120に(例えば、A−GPS測位、A−SPS測位、またはAFLT測位のために)供給することが可能である。IS−801手順、および供給される補助データは、PDE150が移動局(例えば、移動局110)を測位している場合と同様であることが可能である。しかし、前述した理由のために、移動局と比べて、FAP120の場合の方が、より信頼できる、より正確な位置が取得されることが可能である。
図2から図8は、本明細書で説明される技術の様々な特徴を示す例示的な呼フローを示す。これらの技術は、図2から図8に示されるステップとは異なるステップを有する可能性がある、他の呼フローで実施されることも可能である。
図9は、移動局によって実行されるプロセス900の設計を示す。例えば、図2から図6のステップaで、移動局が、緊急呼出しを発信するメッセージをFAPに送信することが可能である(ブロック912)。この緊急呼出しは、FAPに関する位置情報に基づいて選択された緊急センタ(例えば、PSAP)に接続されることが可能である。例えば、図2のステップgで、または図3および図4のステップkで、移動局が、PDEと通信して、移動局に関する位置推定を取得することが可能である(ブロック914)。この位置推定は、要求された場合、緊急センタに供給されることが可能である。移動局は、この緊急呼出しに関して緊急センタと通信することが可能である(ブロック916)。
図10は、緊急呼出しをサポートするようにFAPによって実行されるプロセス1000の設計を示す。例えば、図2から図6のステップaで、FAPが、緊急呼出しを発信するように移動局によって送信された第1のメッセージを受信することが可能である(ブロック1012)。例えば、図2から図6のステップbで、FAPが、緊急呼出しを開始する第2のメッセージをMFIF(または他の何らかのネットワークエンティティ)に送信することが可能である(ブロック1014)。例えば、図5および図6のステップgで、FAPが、緊急呼出しに関して緊急センタを選択するのに使用されるように、MFIF(または他の何らかのネットワークエンティティ)に、FAPに関する位置情報を送信することも可能である(ブロック1016)。
一設計において、FAPが、初期化中にFAPの位置を特定することが可能であり、さらにFAPの位置に基づいて特定された位置情報を取得することが可能である。一設計において、FAPは、初期化中にPDEと通信して、FAP自らに関する位置推定を取得することが可能であり、この位置情報は、位置推定を備えることが可能である。別の設計において、位置情報は、FAPの位置に基づいて特定されることが可能なマクロセルIDを備えることが可能である。例えば、マクロセルIDは、FAPにおいて強い受信信号を有する、またはFAPと重なり合うカバレッジを有するマクロセルに関することが可能である。位置情報は、マクロセルIDに基づいて特定されることが可能なマクロMSC IDをさらに備えることが可能である。また、位置情報は、FAPの位置に基づいて特定された他のタイプの情報を備えることも可能である。
一設計において、ブロック1014で、FAPが、第2のメッセージの中で位置情報を送信することが可能である。別の設計において、例えば、図5および図6のステップfで、FAPが、MFIFからFAPの位置を求める要求を受信することが可能である。次に、例えば、図5および図6のステップgで、FAPが、この要求に応答してMFIFに位置情報を送信することが可能である。このため、FAPは、MFIFに送信される後のメッセージの中で、MFIFに送信された初期メッセージの中の位置情報を送信することが可能である。
一設計において、例えば、図2のステップgで、FAPが、緊急呼出しが発信された後に、PDEと通信して、FAP自らに関する位置推定を取得することが可能である。FAPに関する位置推定は、移動局に関する位置推定として使用されることが可能であり、要求された場合、緊急センタに供給されることが可能である。一設計において、例えば、図3のステップgおよびhで、または図4のステップhおよびiで、FAPが、ネットワークエンティティからFAPの位置を求める要求を受信することが可能であり、さらにFAP自らに関する位置推定をネットワークエンティティに送信することが可能である。一設計において、緊急呼出しが発信された後、FAPが、移動局とPDEの間で交換されるメッセージを転送して、移動局に関する位置推定を取得することが可能である。移動局に関する位置推定は、要求される場合、緊急センタに供給されることが可能である。FAPは、前述したとおり、他の仕方で、FAP自らに関する、さらに/または移動局に関する測位をサポートすることも可能である。
図11は、緊急呼出しをサポートするようにMFIFによって実行されるプロセス1100の設計を示す。例えば、図2から図6のステップbで、MFIFが、移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAPによって送信された第1のメッセージを受信することが可能である(ブロック1112)。例えば、図2から図4のステップbまたは図5および図6のステップgで、MFIFが、FAPに関する位置情報を受信することも可能である(ブロック1114)。例えば、図2から図4のステップc、または図5および図6のステップhで、MFIFが、FAPに関する位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティ(例えば、MPCまたはPDE)に送信することも可能である(ブロック1116)。FAPに関する位置情報は、FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID、および、場合により、マクロMSC ID、FAPに関する位置推定、および/またはFAPの位置に基づいて特定された他の情報を備えることが可能である。FAPに関する位置情報は、FAPによって送信される第1のメッセージの中に含められることが可能であり(例えば、図2から図4に示されるとおり)、またはFAPの位置を求める要求に応答してFAPによって送信されることが可能である(例えば図5および図6に示されるとおり)。いずれにしても、FAPに関する位置情報は、緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されることが可能である。
例えば、図2から図4のステップdで、図5のステップjで、または図6のステップkで、MFIFが、第2のネットワークエンティティ(例えば、MPC)から、緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信することが可能である(ブロック1118)。第1のネットワークエンティティと第2のネットワークエンティティは、同一のネットワークエンティティであっても、異なるネットワークエンティティであってもよい。ルーティング情報は、FAPに関する位置情報に基づいて特定されることが可能であり、ERSK、ERSD、および/または他の情報を備えることが可能である。例えば、図2から図4のステップeで、図5のステップkで、または図6のステップlで、MFIFが、ルーティング情報に基づく緊急センタに緊急呼出しを転送することが可能である(ブロック1120)。
例えば、図3のステップf、または図4のステップgで、MFIFが、第1のネットワークエンティティまたは第2のネットワークエンティティからFAPの位置を求める要求を受信することが可能である。例えば、図3のステップi、または図4のステップjで、MFIFは、FAPの位置が利用可能な場合、FAPに問い合わせることなしに、FAPの位置を第1のネットワークエンティティまたは第2のネットワークエンティティに供給することが可能である。また、MFIFは、FAPおよび/または移動局の測位をサポートすることも可能である。
図12は、緊急呼出しをサポートするのにMPCによって実行されるプロセス1200の設計を示す。例えば、図2から図6のステップcで、MPCが、FAPを介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにMFIF(または他の何らかのネットワークエンティティ)によって送信された第1のメッセージを受信することが可能である(ブロック1212)。例えば、図2から図4のステップcで、または図5および図6のステップiで、MPCは、FAPに関する位置情報を受信することも可能である(ブロック1214)。MPCが、FAPに関する位置情報に基づいて、緊急センタに関するルーティング情報を特定することが可能である(ブロック1216)。例えば、図2から図4のステップdで、図5のステップjで、または図6のステップkで、MPCが、ルーティング情報を備える第2のメッセージをMFIF(または他の何らかのネットワークエンティティ)に送信することが可能である(ブロック1218)。
一設計において、FAPに関する位置情報は、FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID、および、場合により、マクロMSC IDを備えることが可能である。MPCは、様々なセルIDに関するルーティング情報のデータベース、例えば、従来のCRBDの中で、マクロセルID、および、場合により、マクロMSC IDをルックアップすることによって、ルーティング情報を特定することが可能である。別の設計において、FAPに関する位置情報は、FAPに関する位置推定を備えることが可能である。MPCは、様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベース、例えば、地理CRBDをルックアップすることによって、ルーティング情報を特定することが可能である。
一設計において、MPCが、FAPに関する位置推定を受信することが可能である。例えば、図2のステップiで、図3および図4のステップmで、図5のステップlで、または図6のステップmで、その後、MPCは、緊急センタから移動局の位置を求める要求を受信することが可能である。次に、MPCが、FAPに関する位置推定を緊急センタに送信することが可能である。代替として、MPCは、移動局に関する位置推定を取得するように測位を開始することが可能であり、次に、位置推定を緊急センタに送信することが可能である。
図13は、測位のためにFAPによって実行されるプロセス1300の設計を示す。FAPは、FAPの測位のためにPDEを相手にIS−801セッションを確立することが可能である(ブロック1312)。このIS−801セッションは、PDEによって開始される移動体を終端するIS−801セッションであること、またはFAPによって開始される移動体を発信元とするIS−801セッションであることが可能である。FAPは、IS−801セッションを介してPDEと通信して、FAP自らに関する位置推定を取得することが可能である(ブロック1314)。
一設計において、このIS−801セッションは、FAPの初期化中に確立されることが可能である。FAPに関する位置推定は、FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用されることが可能である。別の設計において、このIS−801セッションは、緊急呼出しを発信するメッセージを移動局から受信する前に、または後に確立されることが可能である。FAPに関する位置推定は、緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されることが可能である。また、FAPに関する位置推定は、他の目的で使用されることも可能である。
図14は、図1の移動局110、FAP120、MFIF130、MPC140、およびPDE150の設計のブロック図を示す。FAP120が、FAP120のカバレッジエリア内の移動局にトラヒックデータ、メッセージ/シグナリング、およびパイロットを送信することが可能である。これらの様々なタイプのデータは、処理装置1420によって処理され、送信機1424によって調整されて、移動局に送信されることが可能な順方向リンク信号が生成されることが可能である。移動局110において、FAP120からの順方向リンク信号が、アンテナを介して受信され、受信機1414によって調整され、処理装置1410によって処理されて、緊急呼出し、位置特定サービス、測位などの様々なサービスのための様々なタイプの情報が取得されることが可能である。また、移動局110が、FAP120にトラヒックデータ、メッセージ/シグナリング、およびパイロットを送信することも可能である。これらの様々なタイプのデータは、処理装置1410によって処理され、送信機1414によって調整されて、FAP120に送信されることが可能な逆方向リンク信号が生成されることが可能である。FAP120において、移動局110からの逆方向リンク信号が、受信機1424によって受信されて、調整され、処理装置1420によってさらに処理されて、様々なタイプの情報が取得されることが可能である。
処理装置1410は、図9のプロセス900、および/または本明細書で説明される技術のための他のプロセスを実行する、または誘導することが可能である。また、処理装置1410は、図2から図6の呼フローにおける移動局110に関する処理を実行することも可能である。処理装置1420は、図10のプロセス1000、図13のプロセス1300、および/または本明細書で説明される技術のための他のプロセスを実行する、または誘導することが可能である。また、処理装置1420は、図2から図8の呼フローにおけるFAP120に関する処理を実行することも可能である。メモリ1412および1422が、それぞれ、移動局110およびFAP120に関するプログラムコードおよびデータを格納することが可能である。FAP120は、Comm(通信)ユニット1426を介して他のネットワークエンティティと通信することが可能である。
MFIF130内で、処理装置1430が、FAPに関する緊急呼出し、位置特定サービス、測位、およびその他のサービスをサポートする様々な機能のための処理を実行することが可能である。また、処理装置1430は、図11のプロセス1100、および/または本明細書で説明される技術のための他のプロセスを実行する、または誘導することも可能である。また、処理装置1430は、図2から図8の呼フローにおけるMFIF130に関する処理を実行することも可能である。メモリ1432が、MFIF130に関するプログラムコードおよびデータを格納することが可能である。通信ユニット1434が、MFIF130が他のネットワークエンティティと通信することを許すことが可能である。
MPC140内で、処理装置1440が、位置特定サービスをサポートする様々な機能のための処理を実行することが可能である。また、処理装置1440は、図12のプロセス1200、および/または本明細書で説明される技術のための他のプロセスを実行する、または誘導することも可能である。また、処理装置1440は、図2から図8の呼フローにおけるMPC140に関する処理を実行することも可能である。メモリ1442が、MPC140に関するプログラムコードおよびデータを格納することが可能である。通信ユニット1444が、MPC140が他のネットワークエンティティと通信することを許すことが可能である。
PDE150内で、処理装置1450が、測位をサポートする様々な機能のための処理を実行することが可能である。また、処理装置1450は、図2から図8の呼フローにおけるPDE150に関する処理を実行することも可能である。メモリ1452が、PDE150に関するプログラムコードおよびデータを格納することが可能である。通信ユニット1454が、PDE150が他のネットワークエンティティと通信することを許すことが可能である。
図14は、様々なエンティティの簡略化されたブロック図を示す。一般に、各エンティティは、任意の数の処理装置、メモリ、トランシーバ、通信ユニットなどを含むことが可能である。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれを使用して表現されることも可能であることが、当業者には理解されよう。例えば、前段の説明の全体にわたって言及されることが可能なデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光の場または粒子、または以上の任意の組合せによって表現されることが可能である。
本明細書の開示に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェアとして実施されても、コンピュータソフトウェアとして実施されても、あるいはその両方の組合せとして実施されてもよいことが、当業者にはさらに認識されよう。ハードウェアとソフトウェアの、この互換性を明確に示すのに、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、動作、およびステップが、概ね機能の点で以上に説明されてきた。そのような機能が、ハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課される特定の用途上の制約、および設計上の制約に依存する。当業者は、説明される機能を、それぞれの特定の用途に関して、様々な仕方で実施することができるが、そのような実施上の決定が、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈されてはならない。
本明細書で説明される方法は、用途に依存して様々な手段によって実施されることが可能である。例えば、これらの方法は、ハードウェアで、ファームウェアで、ソフトウェアで、または以上の任意の組合せで実施されることが可能である。ハードウェア実施形態の場合、処理装置は、1つまたは複数のASIC(特定用途向け集積回路)、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、DSPD(ディジタル信号処理デバイス)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明される機能を実行するように設計された他の電子ユニット、または以上の組合せの内部で実施されることが可能である。
ファームウェア実施形態および/またはソフトウェア実施形態の場合、これらの方法は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数など)で実施されることが可能である。命令を実体化する任意のマシン可読媒体が、本明細書で説明される方法を実施する際に使用されることが可能である。例えば、ソフトウェアコードがメモリの中に格納されて、処理装置によって実行されることが可能である。メモリは、処理装置の内部に実装されても、処理装置の外部に実装されてもよい。本明細書で使用される「メモリ」という用語は、任意のタイプの長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、またはその他のメモリを指し、任意の特定のタイプのメモリ、もしくは任意の特定の数のメモリ、またはメモリが格納される任意の特定のタイプの媒体に限定されない。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアで実施される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして格納されることが可能である。例には、データ構造が符号化されたコンピュータ可読媒体、およびコンピュータプログラムが符号化されたコンピュータ可読媒体が含まれる。コンピュータ可読媒体には、物理的コンピュータ記憶媒体が含まれる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であることが可能である。例として、限定としてではなく、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望されるプログラムコードを格納するのに使用されることが可能であり、さらにコンピュータによってアクセスされ得る他の任意の媒体を備えることが可能であり、本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)には、CD(コンパクトディスク(disc))、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、DVD(ディジタルバーサタイルディスク(disc))、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)が含まれ、ただし、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再現するのに対して、ディスク(disc)は、レーザを使用してデータを光学的に再現する。また、以上の媒体の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められなければならない。
コンピュータ可読媒体上のストレージに加えて、命令および/またはデータは、通信装置に含まれる伝送媒体上の信号として供給されることも可能である。例えば、通信装置には、命令およびデータを示す信号を有するトランシーバが含まれることが可能である。これらの命令およびデータが、特許請求の範囲で概要が述べられる機能を1つまたは複数のプロセッサに実施させるように構成される。つまり、通信装置は、開示される機能を実行する情報を示す信号を有する伝送媒体を含む。第1回目に、通信装置に含まれる伝送媒体は、開示される機能を実行する情報の第1の部分を含むことが可能であるのに対して、第2回目に、通信装置に含まれる伝送媒体は、開示される機能を実行する情報の第2の部分を含むことが可能である。
SPS(衛星測位システム)は、エンティティが、送信機から受信された信号に少なくとも部分的に基づいて、地球上の、または地球上空のエンティティの位置を特定することを可能にするように位置付けられた送信機のシステムを通常、含む。そのような送信機は、所定の数のチップの繰り返されるPN(擬似ランダム雑音)符号で印が付けられた信号を通常、送信し、さらに地上ベースの制御局上、ユーザ機器上、および/または宇宙船上に配置されることが可能である。或る特定の例において、そのような送信機は、地球軌道を周回するSV(衛星ビークル(satellite vehicle))上に配置されることが可能である。例えば、GPS(全地球測位システム)、ガリレオ(Galileo)、グロナス(Glonass)、またはコンパス(Compass)などのGNSS(全地球航法衛星システム)の構成のなかの或るSVが、その構成のなかの他のSV(例えば、GPSの場合のように各衛星に関して異なるPN符号を使用する、またはグロナスの場合のように異なる周波数の上で同一の符号を使用する)によって送信されたPN符号とは区別可能であるPN符号で印を付けられた信号を送信することが可能である。或る態様によれば、本明細書で提示される技術は、SPSのための全地球システム(例えばGNSS)に制限されない。例えば、本明細書で提供される技術は、例えば、日本上空のQZSS(準天頂衛星システム)、インド上空のIRNSS(インド地域航法衛星システム)、中国上空の北斗(Beidou)などの、様々な地域システム、ならびに/あるいは1つまたは複数の全地球型および/または地域型の航法衛星システムに関連付けられることが可能な、またはそれ以外で、そのようなシステムで使用できるようにされることが可能である様々な補強システム(例えばSBAS(静止衛星型衛星航法補強システム(Satellite Based Augmentation System)))に適用されることが可能であり、あるいはそれ以外で、そのようなシステムにおいて使用できるようにされることが可能である。例として、限定としてではなく、SBASには、例えば、WAAS(広域補強システム)、EGNOS(欧州静止航法オーバーレイサービス(European Geostationary Navigation Overlay Service))、MSAS(運輸多目的衛星用航法補強システム(Multi-functional Satellite Augmentation System))、GAGAN(GPS静止補正航法システム(GPS Aided Geo Augmented Navigation systemまたはGPS and Geo Augmented Navigation system))、および/または以上に類するシステムなどの、完全性情報、ディファレンシャル補正などを提供する補強システムが含まれることが可能である。このため、本明細書で使用されるSPSには、1つまたは複数の全地球型および/または地域型の航法衛星システムおよび/または補強システムの任意の組合せが含まれることが可能であり、SPS信号には、そのような1つまたは複数のSPSに関連するSPS信号、SPS様の信号、および/またはその他の信号が含まれることが可能である。
移動局(MS)は、セルラ通信デバイスもしくは他の無線通信デバイス、PCS(パーソナル通信システム)デバイス、PND(パーソナルナビゲーションデバイス)、PIM(パーソナル情報マネージャー)、PDA(携帯情報端末)、無線通信信号および/または無線ナビゲーション信号を受信することができるラップトップデバイスまたは他の適切な移動デバイスなどのデバイスを指すことが可能である。また、移動局は、デバイスにおいて、またはPND(パーソナルナビゲーションデバイス)において衛星信号受信が行われるか、支援データ受信が行われるか、さらに/または測位関連の処理が行われるかにかかわらず、短距離の無線接続、赤外線接続、有線接続、またはその他の接続などによって、PNDと通信するデバイスを指すことも可能である。また、移動局は、インターネット、Wi−Fi、またはその他のネットワークなどを介して、さらにデバイスにおいて、サーバにおいて、またはネットワークに関連する別のデバイスにおいて衛星信号受信が行われるか、支援データ受信が行われるか、さらに/または測位関連の処理が行われるかにかかわらず、サーバと通信することができる、無線通信デバイス、コンピュータ、ラップトップなどを含む、すべてのデバイスを指すことが可能である。また、以上の任意の動作可能な組合せも、移動局と考えられることが可能である。
本開示の以上の説明は、任意の当業者が本開示を作成する、または使用することを可能にするように提供される。本開示の様々な変形が、当業者には直ちに明白となり、本明細書で規定される一般的な原理は、本開示の範囲を逸脱することなく、他の変種に適用されることが可能である。このため、本開示は、本明細書で説明される実施例および設計に限定されることは意図されず、本明細書で開示される原理および新奇な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきものとする。
本開示の以上の説明は、任意の当業者が本開示を作成する、または使用することを可能にするように提供される。本開示の様々な変形が、当業者には直ちに明白となり、本明細書で規定される一般的な原理は、本開示の範囲を逸脱することなく、他の変種に適用されることが可能である。このため、本開示は、本明細書で説明される実施例および設計に限定されることは意図されず、本明細書で開示される原理および新奇な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきものとする。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 無線通信ネットワークにおける緊急呼出しをサポートする方法であって、
緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信すること、および
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信することを備える方法。
[2] 前記FAPの初期化中に前記FAPの位置を特定すること、および
前記FAPの前記位置に基づいて前記FAPに関する前記位置情報を取得することをさらに備える[1]に記載の方法。
[3] 前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える[1]に記載の方法。
[4] 前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDを備える[1]に記載の方法。
[5] 前記マクロセルIDは、前記FAPにおいて強い受信信号を有する、または前記FAPと重なり合うカバレッジを有するマクロセルに関する[4]に記載の方法。
[6] 前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDを取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロMSC IDをさらに備える[4]に記載の方法。
[7] 前記緊急呼出しを開始する第2のメッセージを前記ネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記第2のメッセージは、前記FAPに関する前記位置情報を備える[4]に記載の方法。
[8] 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信することをさらに備え、前記位置情報は、前記要求に応答して前記FAPによって送信される[1]に記載の方法。
[9] 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信すること、および
前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される[1]に記載の方法。
[10] 前記FAPに関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される[1]に記載の方法。
[11] 前記PDEと前記通信することは、前記PDEと前記FAPの間でIS−801セッションを確立することを備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記IS−801セッションの結果、獲得される[10]に記載の方法。
[12] 前記緊急呼出しが発信された後、前記移動局に関する位置推定を取得するように前記移動局とPDE(位置算出エンティティ)の間で交換されるメッセージを転送することをさらに備え、前記移動局に関する前記位置推定は、要求される場合、前記緊急センタに供給される[1]に記載の方法。
[13] 緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。
[14] 前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える[13]に記載の装置。
[15] 前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動交換局)IDの少なくともいずれかを取得する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかを備える[13]に記載の装置。
[16] 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信する手段と、
前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信する手段とをさらに備える[13]に記載の装置。
[17] 緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信し、さらに前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信するように構成された少なくとも1つの処理装置を備える装置。
[18] 前記少なくとも1つの処理装置は、前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得するように構成され、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える[17]に記載の装置。
[19] 前記少なくとも1つの処理装置は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動交換局)IDの少なくともいずれかを取得するように構成され、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかを備える[17]に記載の装置。
[20] 前記少なくとも1つの処理装置は、前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信し、さらに前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信するように構成される[17]に記載の装置。
[21] 処理装置によって実行されると動作を実行する命令が符号化されたコンピュータ可読媒体であって、前記命令が
緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信するコードと、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信するコードとを備える、コンピュータ可読媒体。
[22] 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しを発信する方法であって、
緊急呼出しを発信するように移動局からFAP(フェムトアクセスポイント)にメッセージを送信し、前記緊急呼出しは、前記FAPに関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続されること、および
前記緊急呼出しに関して前記緊急センタと通信することを備える方法。
[23] 前記移動局に関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信し、前記位置推定は、要求される場合、前記緊急センタに供給されることをさらに備える[22]に記載の方法。
[24] FAP(フェムトアクセスポイント)に関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続される緊急呼出しを発信するように移動局から該FAPにメッセージを送信する手段と、
前記緊急呼出しに関して前記緊急センタと通信する手段とを備える装置。
[25] 要求される場合、前記緊急センタに供給される前記移動局に関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信する手段をさらに備える[24]に記載の装置。
[26] 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しをサポートする方法であって、
移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAP(フェムトアクセスポイント)によって送信された第1のメッセージを受信すること、
前記FAPに関する位置情報を受信すること、および
前記FAPに関する前記位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される方法。
[27] 前記FAPに関する前記位置情報に基づいて特定される、第2のネットワークエンティティから前記緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信すること、および
前記ルーティング情報に基づいて前記緊急センタに前記緊急呼出しを転送することをさらに備える[26]に記載の方法。
[28] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を備える[26]に記載の方法。
[29] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備える[28]に記載の方法。
[30] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備える[26]に記載の方法。
[31] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPによって送信される前記第1のメッセージの中で受信される[26]に記載の方法。
[32] 前記FAPの位置を求める要求を送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記要求に応答して前記FAPによって送信される[26]に記載の方法。
[33] 前記第1のネットワークエンティティまたは前記第2のネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信すること、および
前記FAPの前記位置を、利用可能な場合、前記FAPに問い合わせることなしに、前記第1のネットワークエンティティまたは前記第2のネットワークエンティティに供給することをさらに備える[27]に記載の方法。
[34] 移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAP(フェムトアクセスポイント)によって送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記FAPに関する位置情報を受信する手段と、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される前記FAPに関する前記位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。
[35] 第2のネットワークエンティティから、前記FAPに関する前記位置情報に基づいて特定される前記緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信する手段と、
前記ルーティング情報に基づいて前記緊急センタに前記緊急呼出しを転送する手段とをさらに備える[34]に記載の装置。
[36] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動体交換局)IDの少なくともいずれかを備える[34]に記載の装置。
[37] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備える[34]に記載の装置。
[38] 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しをサポートする方法であって、
FAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにネットワークエンティティによってMPC(移動体測位センタ)に送信された第1のメッセージを受信すること、
前記FAPに関する位置情報を受信すること、
前記FAPに関する前記位置情報に基づいて前記緊急センタに関する前記ルーティング情報を特定すること、および
前記ルーティング情報を備える第2のメッセージを前記MPCから前記ネットワークエンティティに送信することを備える方法。
[39] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を備え、前記ルーティング情報は、様々なセルIDに関するルーティング情報のデータベースの中で前記マクロセルIDをルックアップすることによって特定される[38]に記載の方法。
[40] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備え、前記ルーティング情報は、前記データベースの中で前記マクロMSC IDをさらにルックアップすることによって特定される[39]に記載の方法。
[41] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備え、前記ルーティング情報は、様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベースをルックアップすることによって特定される[38]に記載の方法。
[42] 前記FAPに関する位置推定を受信すること、
前記緊急センタから前記移動局の位置を求める要求を受信すること、および
前記要求に応答して前記FAPに関する前記位置推定を前記緊急センタに送信することをさらに備える[38]に記載の方法。
[43] FAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにネットワークエンティティによってMPC(移動体測位センタ)に送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記FAPに関する位置情報を受信する手段と、
前記FAPに関する前記位置情報に基づいて前記緊急センタに関する前記ルーティング情報を特定する手段と、
前記ルーティング情報を備える第2のメッセージを前記MPCから前記ネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。
[44] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動体交換局)IDの少なくともいずれかを備え、さらに前記ルーティング情報を特定する前記手段は、前記ルーティング情報を取得するようにデータベースの中で前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかをルックアップする手段を備える[43]に記載の装置。
[45] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備え、さらに前記ルーティング情報を特定するための前記手段は、前記ルーティング情報を取得するように、前記位置推定に基づいて様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベースをルックアップする手段を備える[43]に記載の装置。
[46] 無線通信ネットワークにおいて測位を実行する方法であって、
FAP(フェムトアクセスポイント)とPDE(位置算出エンティティ)の間で、前記FAPの測位のためにIS−801セッションを確立すること、および
前記FAPに関する位置推定を取得するように前記IS−801セッションを介して前記PDEと通信することを備える方法。
[47] 前記IS−801セッションは、前記FAPの初期化中に確立され、さらに前記FAPに関する前記位置推定は、前記FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用される[46]に記載の方法。
[48] 緊急呼出しを発信するように移動局によって前記FAPに送信されたメッセージを受信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される[46]に記載の方法。
[49] FAP(フェムトアクセスポイント)とPDE(位置算出エンティティ)の間で、前記FAPの測位のためにIS−801セッションを確立する手段と、
前記FAPに関する位置推定を取得するように前記IS−801セッションを介して前記PDEと通信する手段とを備える装置。
[50] 前記IS−801セッションは、前記FAPの初期化中に確立され、さらに前記FAPに関する前記位置推定は、前記FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用される[49]に記載の装置。
[51] 緊急呼出しを発信するように移動局によって前記FAPに送信されたメッセージを受信する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される[49]に記載の装置。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 無線通信ネットワークにおける緊急呼出しをサポートする方法であって、
緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信すること、および
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信することを備える方法。
[2] 前記FAPの初期化中に前記FAPの位置を特定すること、および
前記FAPの前記位置に基づいて前記FAPに関する前記位置情報を取得することをさらに備える[1]に記載の方法。
[3] 前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える[1]に記載の方法。
[4] 前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDを備える[1]に記載の方法。
[5] 前記マクロセルIDは、前記FAPにおいて強い受信信号を有する、または前記FAPと重なり合うカバレッジを有するマクロセルに関する[4]に記載の方法。
[6] 前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDを取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロMSC IDをさらに備える[4]に記載の方法。
[7] 前記緊急呼出しを開始する第2のメッセージを前記ネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記第2のメッセージは、前記FAPに関する前記位置情報を備える[4]に記載の方法。
[8] 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信することをさらに備え、前記位置情報は、前記要求に応答して前記FAPによって送信される[1]に記載の方法。
[9] 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信すること、および
前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される[1]に記載の方法。
[10] 前記FAPに関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される[1]に記載の方法。
[11] 前記PDEと前記通信することは、前記PDEと前記FAPの間でIS−801セッションを確立することを備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記IS−801セッションの結果、獲得される[10]に記載の方法。
[12] 前記緊急呼出しが発信された後、前記移動局に関する位置推定を取得するように前記移動局とPDE(位置算出エンティティ)の間で交換されるメッセージを転送することをさらに備え、前記移動局に関する前記位置推定は、要求される場合、前記緊急センタに供給される[1]に記載の方法。
[13] 緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。
[14] 前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える[13]に記載の装置。
[15] 前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動交換局)IDの少なくともいずれかを取得する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかを備える[13]に記載の装置。
[16] 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信する手段と、
前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信する手段とをさらに備える[13]に記載の装置。
[17] 緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信し、さらに前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信するように構成された少なくとも1つの処理装置を備える装置。
[18] 前記少なくとも1つの処理装置は、前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得するように構成され、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える[17]に記載の装置。
[19] 前記少なくとも1つの処理装置は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動交換局)IDの少なくともいずれかを取得するように構成され、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかを備える[17]に記載の装置。
[20] 前記少なくとも1つの処理装置は、前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信し、さらに前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信するように構成される[17]に記載の装置。
[21] 処理装置によって実行されると動作を実行する命令が符号化されたコンピュータ可読媒体であって、前記命令が
緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信するコードと、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信するコードとを備える、コンピュータ可読媒体。
[22] 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しを発信する方法であって、
緊急呼出しを発信するように移動局からFAP(フェムトアクセスポイント)にメッセージを送信し、前記緊急呼出しは、前記FAPに関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続されること、および
前記緊急呼出しに関して前記緊急センタと通信することを備える方法。
[23] 前記移動局に関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信し、前記位置推定は、要求される場合、前記緊急センタに供給されることをさらに備える[22]に記載の方法。
[24] FAP(フェムトアクセスポイント)に関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続される緊急呼出しを発信するように移動局から該FAPにメッセージを送信する手段と、
前記緊急呼出しに関して前記緊急センタと通信する手段とを備える装置。
[25] 要求される場合、前記緊急センタに供給される前記移動局に関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信する手段をさらに備える[24]に記載の装置。
[26] 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しをサポートする方法であって、
移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAP(フェムトアクセスポイント)によって送信された第1のメッセージを受信すること、
前記FAPに関する位置情報を受信すること、および
前記FAPに関する前記位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される方法。
[27] 前記FAPに関する前記位置情報に基づいて特定される、第2のネットワークエンティティから前記緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信すること、および
前記ルーティング情報に基づいて前記緊急センタに前記緊急呼出しを転送することをさらに備える[26]に記載の方法。
[28] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を備える[26]に記載の方法。
[29] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備える[28]に記載の方法。
[30] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備える[26]に記載の方法。
[31] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPによって送信される前記第1のメッセージの中で受信される[26]に記載の方法。
[32] 前記FAPの位置を求める要求を送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記要求に応答して前記FAPによって送信される[26]に記載の方法。
[33] 前記第1のネットワークエンティティまたは前記第2のネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信すること、および
前記FAPの前記位置を、利用可能な場合、前記FAPに問い合わせることなしに、前記第1のネットワークエンティティまたは前記第2のネットワークエンティティに供給することをさらに備える[27]に記載の方法。
[34] 移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAP(フェムトアクセスポイント)によって送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記FAPに関する位置情報を受信する手段と、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される前記FAPに関する前記位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。
[35] 第2のネットワークエンティティから、前記FAPに関する前記位置情報に基づいて特定される前記緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信する手段と、
前記ルーティング情報に基づいて前記緊急センタに前記緊急呼出しを転送する手段とをさらに備える[34]に記載の装置。
[36] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動体交換局)IDの少なくともいずれかを備える[34]に記載の装置。
[37] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備える[34]に記載の装置。
[38] 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しをサポートする方法であって、
FAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにネットワークエンティティによってMPC(移動体測位センタ)に送信された第1のメッセージを受信すること、
前記FAPに関する位置情報を受信すること、
前記FAPに関する前記位置情報に基づいて前記緊急センタに関する前記ルーティング情報を特定すること、および
前記ルーティング情報を備える第2のメッセージを前記MPCから前記ネットワークエンティティに送信することを備える方法。
[39] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を備え、前記ルーティング情報は、様々なセルIDに関するルーティング情報のデータベースの中で前記マクロセルIDをルックアップすることによって特定される[38]に記載の方法。
[40] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備え、前記ルーティング情報は、前記データベースの中で前記マクロMSC IDをさらにルックアップすることによって特定される[39]に記載の方法。
[41] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備え、前記ルーティング情報は、様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベースをルックアップすることによって特定される[38]に記載の方法。
[42] 前記FAPに関する位置推定を受信すること、
前記緊急センタから前記移動局の位置を求める要求を受信すること、および
前記要求に応答して前記FAPに関する前記位置推定を前記緊急センタに送信することをさらに備える[38]に記載の方法。
[43] FAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにネットワークエンティティによってMPC(移動体測位センタ)に送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記FAPに関する位置情報を受信する手段と、
前記FAPに関する前記位置情報に基づいて前記緊急センタに関する前記ルーティング情報を特定する手段と、
前記ルーティング情報を備える第2のメッセージを前記MPCから前記ネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。
[44] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動体交換局)IDの少なくともいずれかを備え、さらに前記ルーティング情報を特定する前記手段は、前記ルーティング情報を取得するようにデータベースの中で前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかをルックアップする手段を備える[43]に記載の装置。
[45] 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備え、さらに前記ルーティング情報を特定するための前記手段は、前記ルーティング情報を取得するように、前記位置推定に基づいて様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベースをルックアップする手段を備える[43]に記載の装置。
[46] 無線通信ネットワークにおいて測位を実行する方法であって、
FAP(フェムトアクセスポイント)とPDE(位置算出エンティティ)の間で、前記FAPの測位のためにIS−801セッションを確立すること、および
前記FAPに関する位置推定を取得するように前記IS−801セッションを介して前記PDEと通信することを備える方法。
[47] 前記IS−801セッションは、前記FAPの初期化中に確立され、さらに前記FAPに関する前記位置推定は、前記FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用される[46]に記載の方法。
[48] 緊急呼出しを発信するように移動局によって前記FAPに送信されたメッセージを受信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される[46]に記載の方法。
[49] FAP(フェムトアクセスポイント)とPDE(位置算出エンティティ)の間で、前記FAPの測位のためにIS−801セッションを確立する手段と、
前記FAPに関する位置推定を取得するように前記IS−801セッションを介して前記PDEと通信する手段とを備える装置。
[50] 前記IS−801セッションは、前記FAPの初期化中に確立され、さらに前記FAPに関する前記位置推定は、前記FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用される[49]に記載の装置。
[51] 緊急呼出しを発信するように移動局によって前記FAPに送信されたメッセージを受信する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される[49]に記載の装置。
Claims (51)
- 無線通信ネットワークにおける緊急呼出しをサポートする方法であって、
緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信すること、および
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信することを備える方法。 - 前記FAPの初期化中に前記FAPの位置を特定すること、および
前記FAPの前記位置に基づいて前記FAPに関する前記位置情報を取得することをさらに備える請求項1に記載の方法。 - 前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える請求項1に記載の方法。
- 前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDを備える請求項1に記載の方法。
- 前記マクロセルIDは、前記FAPにおいて強い受信信号を有する、または前記FAPと重なり合うカバレッジを有するマクロセルに関する請求項4に記載の方法。
- 前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDを取得することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロMSC IDをさらに備える請求項4に記載の方法。
- 前記緊急呼出しを開始する第2のメッセージを前記ネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記第2のメッセージは、前記FAPに関する前記位置情報を備える請求項4に記載の方法。
- 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信することをさらに備え、前記位置情報は、前記要求に応答して前記FAPによって送信される請求項1に記載の方法。
- 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信すること、および
前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される請求項1に記載の方法。 - 前記FAPに関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される請求項1に記載の方法。
- 前記PDEと前記通信することは、前記PDEと前記FAPの間でIS−801セッションを確立することを備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記IS−801セッションの結果、獲得される請求項10に記載の方法。
- 前記緊急呼出しが発信された後、前記移動局に関する位置推定を取得するように前記移動局とPDE(位置算出エンティティ)の間で交換されるメッセージを転送することをさらに備え、前記移動局に関する前記位置推定は、要求される場合、前記緊急センタに供給される請求項1に記載の方法。
- 緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。 - 前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える請求項13に記載の装置。
- 前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動交換局)IDの少なくともいずれかを取得する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかを備える請求項13に記載の装置。
- 前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信する手段と、
前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信する手段とをさらに備える請求項13に記載の装置。 - 緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信し、さらに前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信するように構成された少なくとも1つの処理装置を備える装置。
- 前記少なくとも1つの処理装置は、前記FAPの初期化中にPDE(位置算出エンティティ)と通信して、前記FAPに関する位置推定を取得するように構成され、前記FAPに関する前記位置情報は、前記位置推定を備える請求項17に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの処理装置は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動交換局)IDの少なくともいずれかを取得するように構成され、前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかを備える請求項17に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの処理装置は、前記ネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信し、さらに前記移動局に関する位置推定として使用され、さらに要求される場合、前記緊急センタに供給される前記FAPに関する位置推定を前記ネットワークエンティティに送信するように構成される請求項17に記載の装置。
- 処理装置によって実行されると動作を実行する命令が符号化されたコンピュータ可読媒体であって、前記命令が
緊急呼出しを発信するように移動局によってFAP(フェムトアクセスポイント)に送信された第1のメッセージを受信するコードと、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用されるように前記FAPに関する位置情報をネットワークエンティティに送信するコードとを備える、コンピュータ可読媒体。 - 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しを発信する方法であって、
緊急呼出しを発信するように移動局からFAP(フェムトアクセスポイント)にメッセージを送信し、前記緊急呼出しは、前記FAPに関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続されること、および
前記緊急呼出しに関して前記緊急センタと通信することを備える方法。 - 前記移動局に関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信し、前記位置推定は、要求される場合、前記緊急センタに供給されることをさらに備える請求項22に記載の方法。
- FAP(フェムトアクセスポイント)に関する位置情報に基づいて選択された緊急センタに接続される緊急呼出しを発信するように移動局から該FAPにメッセージを送信する手段と、
前記緊急呼出しに関して前記緊急センタと通信する手段とを備える装置。 - 要求される場合、前記緊急センタに供給される前記移動局に関する位置推定を取得するようにPDE(位置算出エンティティ)と通信する手段をさらに備える請求項24に記載の装置。
- 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しをサポートする方法であって、
移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAP(フェムトアクセスポイント)によって送信された第1のメッセージを受信すること、
前記FAPに関する位置情報を受信すること、および
前記FAPに関する前記位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティに送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される方法。 - 前記FAPに関する前記位置情報に基づいて特定される、第2のネットワークエンティティから前記緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信すること、および
前記ルーティング情報に基づいて前記緊急センタに前記緊急呼出しを転送することをさらに備える請求項26に記載の方法。 - 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を備える請求項26に記載の方法。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備える請求項28に記載の方法。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備える請求項26に記載の方法。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPによって送信される前記第1のメッセージの中で受信される請求項26に記載の方法。
- 前記FAPの位置を求める要求を送信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置情報は、前記要求に応答して前記FAPによって送信される請求項26に記載の方法。
- 前記第1のネットワークエンティティまたは前記第2のネットワークエンティティから前記FAPの位置を求める要求を受信すること、および
前記FAPの前記位置を、利用可能な場合、前記FAPに問い合わせることなしに、前記第1のネットワークエンティティまたは前記第2のネットワークエンティティに供給することをさらに備える請求項27に記載の方法。 - 移動局に関する緊急呼出しを開始するようにFAP(フェムトアクセスポイント)によって送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記FAPに関する位置情報を受信する手段と、
前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される前記FAPに関する前記位置情報を備える第2のメッセージを第1のネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。 - 第2のネットワークエンティティから、前記FAPに関する前記位置情報に基づいて特定される前記緊急センタに関するルーティング情報を備える第3のメッセージを受信する手段と、
前記ルーティング情報に基づいて前記緊急センタに前記緊急呼出しを転送する手段とをさらに備える請求項34に記載の装置。 - 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動体交換局)IDの少なくともいずれかを備える請求項34に記載の装置。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備える請求項34に記載の装置。
- 無線通信ネットワークにおいて緊急呼出しをサポートする方法であって、
FAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにネットワークエンティティによってMPC(移動体測位センタ)に送信された第1のメッセージを受信すること、
前記FAPに関する位置情報を受信すること、
前記FAPに関する前記位置情報に基づいて前記緊急センタに関する前記ルーティング情報を特定すること、および
前記ルーティング情報を備える第2のメッセージを前記MPCから前記ネットワークエンティティに送信することを備える方法。 - 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)を備え、前記ルーティング情報は、様々なセルIDに関するルーティング情報のデータベースの中で前記マクロセルIDをルックアップすることによって特定される請求項38に記載の方法。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記マクロセルIDに基づいて特定されたマクロMSC(移動体交換局)IDをさらに備え、前記ルーティング情報は、前記データベースの中で前記マクロMSC IDをさらにルックアップすることによって特定される請求項39に記載の方法。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備え、前記ルーティング情報は、様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベースをルックアップすることによって特定される請求項38に記載の方法。
- 前記FAPに関する位置推定を受信すること、
前記緊急センタから前記移動局の位置を求める要求を受信すること、および
前記要求に応答して前記FAPに関する前記位置推定を前記緊急センタに送信することをさらに備える請求項38に記載の方法。 - FAP(フェムトアクセスポイント)を介して移動局によって発信された緊急呼出しに関する緊急センタに関するルーティング情報を取得するようにネットワークエンティティによってMPC(移動体測位センタ)に送信された第1のメッセージを受信する手段と、
前記FAPに関する位置情報を受信する手段と、
前記FAPに関する前記位置情報に基づいて前記緊急センタに関する前記ルーティング情報を特定する手段と、
前記ルーティング情報を備える第2のメッセージを前記MPCから前記ネットワークエンティティに送信する手段とを備える装置。 - 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPの位置に基づいて特定されたマクロセルID(識別情報)とマクロMSC(移動体交換局)IDの少なくともいずれかを備え、さらに前記ルーティング情報を特定する前記手段は、前記ルーティング情報を取得するようにデータベースの中で前記マクロセルIDと前記マクロMSC IDの少なくともいずれかをルックアップする手段を備える請求項43に記載の装置。
- 前記FAPに関する前記位置情報は、前記FAPに関する位置推定を備え、さらに前記ルーティング情報を特定するための前記手段は、前記ルーティング情報を取得するように、前記位置推定に基づいて様々な地理的区域に関するルーティング情報のデータベースをルックアップする手段を備える請求項43に記載の装置。
- 無線通信ネットワークにおいて測位を実行する方法であって、
FAP(フェムトアクセスポイント)とPDE(位置算出エンティティ)の間で、前記FAPの測位のためにIS−801セッションを確立すること、および
前記FAPに関する位置推定を取得するように前記IS−801セッションを介して前記PDEと通信することを備える方法。 - 前記IS−801セッションは、前記FAPの初期化中に確立され、さらに前記FAPに関する前記位置推定は、前記FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用される請求項46に記載の方法。
- 緊急呼出しを発信するように移動局によって前記FAPに送信されたメッセージを受信することをさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される請求項46に記載の方法。
- FAP(フェムトアクセスポイント)とPDE(位置算出エンティティ)の間で、前記FAPの測位のためにIS−801セッションを確立する手段と、
前記FAPに関する位置推定を取得するように前記IS−801セッションを介して前記PDEと通信する手段とを備える装置。 - 前記IS−801セッションは、前記FAPの初期化中に確立され、さらに前記FAPに関する前記位置推定は、前記FAPが、或る特定のネットワーク事業者のために或る特定の周波数帯域で動作することが許されるかどうかを判定するのに使用される請求項49に記載の装置。
- 緊急呼出しを発信するように移動局によって前記FAPに送信されたメッセージを受信する手段をさらに備え、前記FAPに関する前記位置推定は、前記緊急呼出しに関する緊急センタを選択するのに使用される請求項49に記載の装置。
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