JP2013178643A - 可視情報付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 - Google Patents
可視情報付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013178643A JP2013178643A JP2012041737A JP2012041737A JP2013178643A JP 2013178643 A JP2013178643 A JP 2013178643A JP 2012041737 A JP2012041737 A JP 2012041737A JP 2012041737 A JP2012041737 A JP 2012041737A JP 2013178643 A JP2013178643 A JP 2013178643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- visible information
- shielding layer
- display device
- light shielding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】可視情報付き表示装置用前面保護板10は、透光性基板1の不透明領域A2の面に、可視情報4の部分は非形成部とした遮光層2が形成され、この非形成部を含む部分に透明層3を形成した上で、この透明層の面上に、透光性基板側から目視可能な可視情報形成層4Lを形成する。さらに、遮光層形成側に、タッチパネルの位置検知用の透明電極と、これが遮光層の部分に延びた部分に電気的に接続された不透明な配線が遮光層で隠れる様に形成された構成としてタッチパネルと一体化しても良い。これを、タッチパネルも組み込むなどして、液晶表示パネル、ELパネル等の表示パネルと組み合わせて表示装置とする。
【選択図】図1
Description
不透明領域A2に設けられる遮光層2及び可視情報形成層4Nは、スクリーン印刷法によって形成されるのが普通である。
また、薄型化、軽量化、部品点数削減などに対する要求に応えるべく、表示装置用前面保護板40とタッチパネル20との一体化、或いはタッチパネル20と表示パネル30との一体化などの各種一体化の形態が、提案され実用化も始まっている(特許文献1、特許文献2)。
一方、このような可視情報4に対して、より意匠性を向上させることができれば、商品価値を高めることができる。
(1)中央の表示用領域と、この表示用領域の外周部に設けられ可視光を遮蔽する不透明領域とを有し、この不透明領域に可視情報を有する、可視情報付き表示装置用前面保護板であって、
透光性基板と、この透光性基板の一方の面上の前記不透明領域に設けられた遮光層であって、前記可視情報のパターン形状とした非形成部を有する遮光層と、
前記一方の面上であって、前記遮光層の非形成部およびこの非形成部の周囲のうち、少なくとも前記非形成部の部分で且つ前記非形成部の周囲においては前記遮光層の面上となる位置に、設けられた透明層と、
前記一方の面上の前記不透明領域内であって、前記遮光層の非形成部を少なくとも含む部分の前記透明層の面上に、前記透光性基板側から目視可能な可視情報を呈するように、設けられた可視情報形成層と、を有する、
可視情報付き表示装置用前面保護板。
(2)前記透光性基板の前記遮光層が形成された後の一方の面上に、さらに、タッチパネルの位置検知用の透明電極が形成されていると共に、前記表示用領域から前記遮光層を有する前記不透明領域の部分に延びた前記透明電極に対して、前記遮光層の部分で電気的に接続された不透明な配線が、前記遮光層の部分に形成されている、前記(1)の可視情報付き表示装置用前面保護板。
(3)前記(1)の可視情報付き表示装置用前面保護板と、タッチパネルと、表示パネルとを備え、前記タッチパネルは位置検知用の透明電極の周囲に有する不透明な配線が前記可視情報付き表示装置用前面保護板の遮光層に重なり前記可視情報付き表示装置用前面保護板側から目視不能となるように配置された構成であるか、
または、前記(2)のタッチパネル用の透明電極を有する可視情報付き表示装置用前面保護板と、表示パネルとを備えた構成である、
表示装置。
(4)前記表示パネルが、液晶パネルまたは電界発光パネルである、前記(3)の表示装置。
本発明の表示装置によれば、それが備える表示装置用前面保護板が、前記効果を有する。
以下に、本発明において用いる主要な用語について、その定義をここで説明しておく。
「裏側」とは、前記「表側」とは反対側を意味し、可視情報付き表示装置用前面保護板10或いはその他の構成要素において、表示パネル30の表示光が入光する側を意味する。
「一方の面」と、その反対側の面である「他方の面」とは、何れかが前記「表側」となり、何れの面が前記「表側」となるかは本来は任意である。ただし、本明細書においては、遮光層2を必ず有する側の面を「一方の面」と呼ぶことにしており、この一方の面が裏側として使用される面となる。そこで、表側として使用される他方の面に符号S1を付けて「他方の面S1」と呼び、裏側となる一方の面に符号S2を付けて「一方の面S2」とも呼ぶ。
本発明による可視情報付き表示装置用前面保護板を、図1に示す一実施形態例を参照して説明する。図1(a)は平面図、図1(b)は部分拡大断面図である。
可視情報形成層4Lは、銀、パラジウム及び銅からなる銀合金(APCとも言う)によって、金属薄膜として形成されている。
その理由は、次のようなことからと推測される。すなわち、可視情報形成層4Lは、表側から透光性基板1を透して可視情報4として視認されるとき、透明層3と可視情報形成層4Lとの界面に存在する可視情報4として認識される。一方、遮光層2は表側から透光性基板1を透して視認されるとき、透光性基板1と遮光層2との界面に存在するものとして認識される。このため、存在が認識される面の位置が可視情報4の方が、透明層3の膜厚の分だけ遠くなることが、見たときに立体感として感じられるのではないかと思われる。
可視情報付き表示装置用前面保護板10は、図1(a)の平面図で例示したように、中央に表示用領域A1を有し、表示用領域A1の外周部に、可視光を遮蔽する不透明領域A2を有する。表示用領域A1は、図1(b)の断面図において、二点鎖線の想像線で示す表示パネル30に適用したときに、可視情報付き表示装置用前面保護板10を透して、表示パネル30が表示する内容を表示できる領域である。不透明領域A2は、表示パネル30が外周部に有する配線、コネクタなどを隠したり、或いは、図1(b)の断面図において、二点鎖線の想像線で示すタッチパネル20に適用したときに、タッチパネル20がその外周部に有する不透明な配線、コネクタなどを隠したりする為の領域である。また、不透明領域A2は、遮光層2及びそれが表現する色、並びに、ロゴやマークなどの可視情報4によって加飾部にもなる領域である。
透光性基板1は、少なくとも可視光線に対して透明で、可視情報付き表示装置用前面保護板10を適用するタッチパネル20や表示パネル30に対して、これらの表面を保護し得る機械強度を有するものであれば、特に制限はなく、代表的にはガラス板を用いることができる。とくに、前記ガラス板として、化学強化ガラスはフロートガラスに比べて機械的強度に優れ、その分薄くできる点で好ましい。化学強化ガラスは、典型的には、ガラスの表面近傍について、ナトリウムをカリウムに代えるなどイオン種を一部交換することで、化学的な方法によって機械的物性を強化したガラスである。
透光性基板1には、樹脂を用いることも可能である。例えば、前記樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂などを用いることができる。透光性基板1に樹脂を用いることで、軽量にできる上、可撓性を持たせることも可能となる。
図1に例示する実施形態における遮光層2は、透光性基板1のタッチパネル20及び表示パネル30側となる裏側の一方の面S2の不透明領域A2の部分に形成されている。遮光層2は、不透明領域A2中の全領域に設けられている。逆に言えば、この遮光層2によって、不透明領域A2が不透明な領域として形成される。
本実施形態においては、遮光層2は、透光性基板1の他方の面S1と一方の面S2のうちの一方の面S2の、不透明領域A2に形成される。
遮光層2は、タッチパネル20がその中央の位置検知領域に対して、その外周部に有する配線や制御回路、或いは表示パネル30がその中央の表示領域に対して、その外周部に有する配線や制御回路などを隠し、目視不能にして、タッチパネル20や表示パネル30を用いた表示装置において、外観を損なわないようにする機能を有する。
遮光層2の形成法は基本的には特に限定されないが、例えば、着色顔料と感光性樹脂の未硬化物とを含む着色感光性樹脂組成物を、透光性基板1の面上に塗布した後、所定のパターンで露光し、現像するという、いわゆるフォトリソグラフィ法により形成することができる。本実施形態においては、前記遮光層2はフォトリソグラフィ法によって形成したものである。
このように感光性樹脂組成物を用いてフォトリソグラフィ法で形成した遮光層2は、スクリーン印刷法に比べて、膜厚を薄く、例えば6μm以下に容易にでき、遮光層2の形成部と非形成部との境界に生じる遮光層2の段差を小さくできる点で好ましい。
段差に関する説明においては、「非形成部」とは、不透明領域A2内での部分以外に、
不透明領域A2と表示用領域A1との境界部分での段差の元になる表示用領域A1での遮光層2の非形成部も含む意味である。
感光性樹脂組成物を用いてフォトリソグラフィ法で形成した遮光層2の膜厚は、具体的には、0.5〜6μmとすることができる。
遮光層2に用いる着色顔料としては、遮光層2で表現する色に応じたものを用いれば良く、特に制限はない。例えば、着色顔料としては、黒色顔料、白色顔料、赤色顔料、黄色顔料、青色顔料、緑色顔料、紫色顔料などを用いることができる。着色顔料は、1種単独で用いても良いし、同種類の色、或いは異なる色の着色顔料を複数種類用いても良い。
着色顔料を分散保持する樹脂バインダの樹脂成分となる前記硬化性樹脂としては、感光性樹脂、及び、熱硬化性樹脂から選ばれる樹脂を1種以上用いることができる。
前記多官能アクリレート系モノマーには、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、などを1種以上用いることができる。
なお、本発明において、(メタ)アクリレートとは、メタクリレート、又は、アクリレートのいずれかであることを意味する。
遮光層2の形成法は、本発明においては、特に限定されないことは既に述べたが、遮光層2は、前記硬化性樹脂の未硬化物を含む樹脂バインダ中に着色顔料を含有する、着色硬化性樹脂組成物によって、形成することができる。
前記着色硬化性樹脂組成物には、さらに、この樹脂組成物を透光性基板1の面上に塗布する際の塗布適性、或いは印刷する際の印刷適性の調整などの為に、溶剤を含むことができる。
前記溶剤としては、例えば、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチルセロソルブ、3−メトキシブチルアセテート、等を1種以上用いることができる。
着色硬化性樹脂組成物を塗布した後は、フォトリソグラフィー技術を用いて露光、現像、ベークなどの所定の工程を経て、パターニングすることにより、透光性基板1の面上の一部に、所定パターンの遮光層2を形成することができる。
遮光層2は、単層であってもよいが、本発明においては、遮光層2は、2層以上の多層構成としても良い。例えば、互いに異なる色の層を3層重ねて、都合3色でフルカラー意匠を表現しても良い。或いは、金属薄膜層などとして不透明な金属層を構成層として含めてもよい。金属層によって、他の構成層の遮光性が低くても、遮光性を確保し易くなる。
透明層3は、この透明層3を透して可視情報形成層4Lを透視可能な透明な層である。図1に例示する実施形態における透明層3は、遮光層2の非形成部の全域に樹脂層として形成されている。
前記硬化性樹脂としては、前記遮光層2で述べた感光性樹脂などを用いることもできる。感光性樹脂の場合は、部分形成するときにフォトリソグラフィ法を利用することができる。
透明層3は、前記遮光層2と同様の塗工法で形成することができる。また、透明層3は、スクリーン印刷法などの印刷法によって形成することもできる。
透明層3を形成する部分は、模式図でもある図1(b)の断面図のように、本実施形態においては、平面視形状において、遮光層2の非形成部の全域であった。より具体的には、遮光層2の非形成部の全域のみであった。しかし、遮光層2が遮光性であることから、図2及び図3などの様に、遮光層2の非形成部の全域を含む部分に、この非形成部よりも大きめに透明層3を形成しても良い。図3は、図2の断面図の様に、遮光層2の非形成部の全域とその周囲を被覆するように遮光層2の面上に、透明層3を形成した構成において、図3(a)が表示装置用前面保護板10を表側から見た正面図であり、図3(b)が表示装置用前面保護板10を裏側から見た背面図である。
また、同図では、透明層3の面上に、可視情報形成層4Lを、透明層3の面上にのみ、透明層3よりも小さめに形成してある。
むしろ、透明層3を、遮光層2の非形成部のみに正確に位置決めして形成するよりは、前記非形成部よりも大きめに形成する方が形成が容易である。
透明層3の形成領域は、図1では、遮光層2の非形成部の全域であり、この全域のみであった。しかし、透明層3の形成領域は、少なくとも遮光層2の非形成部を含む部分でよい。
なお、遮光層2の非形成部に設けられた透明層3の部分と、この非形成部の周囲において遮光層2の面上に設けられた透明層3の部分とは、互いに接続している連続層である。また、遮光層2の「面上」とは、遮光層2の面で透光性基板1の一方の面S2から遠い方の面に対して、この面の位置及びこの面よりも遠い位置の事を意味する。
透明層3は、着色されていてもよい。透明層3を着色し、着色透明層として形成する場合は、着色透明層としては、前記遮光層2で述べた着色樹脂組成物を用いて形成することができる。
透明層3を着色している層とするこで、透明層3を透して見える可視情報形成層4Lの色は、透明層3の色によって着色したものとすることができる。例えば、可視情報形成層4Lが銀色の金属光沢を有する層である場合、透明層3を青色とすれば、可視情報4として、青色の色味を帯びた銀色を表現できる。
図5で示す可視情報付き表示装置用前面保護板10のように、透明層3は、オーバーコート層5であっても良い。つまり、透明層3はオーバーコート層5を兼用してもよい。同図の実施形態でのオーバーコート層5は、透光性基板1の遮光層2が形成された側の一方の面S2上に、遮光層2の全部を被覆するように、かつ表示用領域A1も含めて、形成された例である。このため、オーバーコート層5は、表示に支障を来たさないように、透明な層として形成される。
オーバーコート層5は、特に透光性基板1がガラス製である場合に、配線7同士間の絶縁性が経時的に低下するのを抑える等の為に設ける層である。
このように、オーバーコート層5を設ける構成においては、このオーバーコート層5を透明層3と兼用させることもできる。こうした構成では、オーバーコート層5の形成工程とは別に、透明層3の形成工程を設ける必要がない為に、工程数を増やすことなく、透明層3を設けることができる。このため、製造コストを上昇させることなく、可視情報4に立体感を付与することができる。
可視情報形成層4Lが、遮光層2の非形成部の部分で表側の透光性基板1側から目視できる位置の、透明層3と可視情報形成層4Lとの界面の領域において、透明層3の界面には、平面ではない非平面部3Pが存在してもよい。この非平面部3Pによる凹凸によって、可視情報4に、よりいっそう立体感を付与することができる。
図6に例示する実施形態例は、この非平面部3Pとして傾斜面部を有する例である。傾斜面部としての非平面部3Pは、遮光層2の非形成部の輪郭全周の内側に沿って存在する。
図6は、透明層3が遮光層2の非形成部の全域と非形成部の周囲部分のみ設けられ、かつ、可視情報形成層4Lも遮光層2の非形成部の全域と非形成部の周囲部分のみに、かつ透明層3よりも小さめに設けられた例である。
もちろん、非形成部の深さ、つまり、非形成部を生成する元になる遮光層2部分の膜厚を厚くする程、傾斜面部の高低差を大きくする様に調整することもできる。
むしろ、透明層3を遮光層2の膜厚に対して、遮光層2の非形成部を完全に埋められる程度に厚く形成しないかぎり、非平面部3Pとしての傾斜面部は、容易に形成できるともいえる。
図1に例示する本実施形態における可視情報付き表示装置用前面保護板10では、遮光層2が形成される不透明領域A2には可視情報4として製品のロゴマークが形成されている。
本発明においては、可視情報4としては、不透明領域A2の領域内において、製品ロゴマーク以外に、操作説明用の文字や記号、模様などの任意の目視可能な情報を設けることができる。
可視情報形成層4Lを、透光性基板1の側の表側から見たときの可視情報4は、この可視情報形成層4Lと透明層3と遮光層2との関係によって、その色及びパターンが決まる。このため、可視情報4には透明層3および遮光層2が関係する要素もあることから、本明細書においては、可視情報4と可視情報形成層4Lとを区別して呼ぶことにする。
金属層としての可視情報形成層4Lの形成には、例えば、銀、金、銅、クロム、プラチナ、アルミニウム、パラジウム、モリブデンなどの金属(含むその合金)などを用いることができる。例えば、銀、パラジウム及び銅からなる合金(APCとも言う)の金属層としてスパッタ法により製膜後、フォトリソグラフィ法によりパターン形成したものを用いることができる。
前記金属層は、公知の薄膜形成法によって金属薄膜層として形成することができる。例えば、前記したスパッタ法、蒸着法、イオンプレーティング法等の物理的気相成長法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などの化学的気相成長法、等の気相成長法、或いは塗工法などである。
可視情報形成層4Lの膜厚は、金属薄膜層の場合、例えば0.3〜2μm程度とすることができる。
可視情報形成層4Lを着色樹脂層として形成する場合、前記遮光層2を着色樹脂層として形成する場合と、同様の材料および方法によって形成することができる。
例えば、可視情報形成層4Lの形成法としては、特に制限はなく、フォトリソグラフィ法以外に、スクリーン印刷法、インクジェット印刷法などの印刷法によって形成しても良い。
ただ、フォトリソグラフィ法で金属薄膜層として形成することは、例えば1μm以下と薄くできる点、及び同時形成する配線7を高精細に形成できる点で、好ましい。
光反射は、可視情報形成層4Lの透光性基板1側の界面の状態によって、鏡面反射、拡散反射などとなる。
可視情報形成層4Lを形成する部分は、模式図でもある図1(b)の断面図のように、本実施形態においては、平面視形状において、遮光層2の非形成部の全域であった。より正確には、遮光層2の非形成部の全域のみに形成した透明層3の全域のみであった。しかし、遮光層2が遮光性であることから、図2及び図3などの様に、遮光層2の非形成部の全域を含む部分に、この非形成部よりも大きめに可視情報形成層4Lを形成しても良い。図3は、図2の断面図の様に、遮光層2の非形成部の全域とその周囲を被覆するように形成された透明層3の内側の領域に、可視情報形成層4Lを形成した構成において、図3(a)が表示装置用前面保護板10を表側から見た正面図であり、図3(b)が表示装置用前面保護板10を裏側から見た背面図である。
むしろ、可視情報形成層4Lを、遮光層2の非形成部のみに正確に位置決めして形成するよりは、前記非形成部よりも大きめに形成する方が形成が容易である。
また、本発明においては、不透明領域A2中に、タッチパネル20や表示パネル30の外周部の配線などの隠蔽に支障を来たさなければ、例えば、遮光層2の非形成部に形成した着色樹脂層からなる可視情報形成層4Lのように、透明であるなど、遮光性が遮光層2よりも小さい領域が一部に存在しても良い。
本発明の可視情報付き表示装置用前面保護板10は、上記した形態以外のその他の形態をとり得る。以下、その一部を説明する。
しかし、本発明においては、更にその他の構成要素を設けても良い。
本発明においては、可視情報4を表示する為の必須の層として、透明層3の面上に形成された可視情報形成層4Lを、有する。しかし、可視情報4を表示するために、透明層3の面上に形成されていない、他の可視情報形成層4Nを、前記可視情報形成層4Lと共に有していても良い。
可視情報形成層4Nは、後述図9(b)のように、透光性基板1と遮光層2との間に形成することもできる。
図5で示した可視情報付き表示装置用前面保護板10のように、透明層3が、オーバーコート層5であっても良い。同図の実施形態でのオーバーコート層5は、透光性基板1の遮光層2が形成された側の一方の面S2上に、遮光層2の全部を被覆するように、かつ表示用領域A1も含めて、形成された例である。このため、オーバーコート層5は、表示に支障を来たさないように、透明な層として形成される。
オーバーコート層5は、特に透光性基板1がガラス製である場合に、配線7同士間の絶縁性が経時的に低下するのを抑える等の為に設ける層である。
このように、オーバーコート層5を設ける構成においては、このオーバーコート層5を透明層3と兼用させることもできる。こうした構成では、オーバーコート層5の形成工程とは別に、透明層3の形成工程を設ける必要がない為に、工程数を増やすことなく、透明層3を設けることができる。このため、可視情報4に立体感を付与する為に製造コストが上昇することを、抑えることができる。
前記オーバーコート層5には、透明な樹脂、それも耐熱性の点で硬化性樹脂が好ましく、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリイミド系樹脂などを用いることができ、具体例を挙げれば、熱硬化性のエポキシ樹脂などを用いることができる。オーバーコート層5は、前記遮光層2と同様の塗工法で形成することができる。
また、前記硬化性樹脂としては、前記遮光層2で述べた感光性樹脂などを用いることもできる。感光性樹脂の場合は、部分形成するときにフォトリソグラフィ法を利用することができる。
タッチパネル用の透明電極を設けて、透光性基板1をタッチパネル用基板と兼用しても良い。タッチパネル機能との一体化は、タッチパネルとして必要な機能の一部を一体化する形態でも、その分に応じた部品点数の低減、薄型化の効果は得られるが、タッチパネルとしての必要な機能の全部を一体化するのが、より好ましい。
タッチパネル機能の一部を一体化する場合、例えば、そのタッチパネル機能として位置検知用の透明電極が必要な方式では、この透明電極を一体化することができる。タッチパネルの位置検知方式は従来から各種知られており、透明電極が2層になる位置検知方式では、このうちの少なくとも1層を、より好ましくは2層を一体化するのが望ましい。
以下、図8の実施形態を参照して、タッチパネル機能の一体化の一例を説明する。
より具体的には、本実施形態は、透光性基板1の遮光層2が形成された後の一方の面S2上に、先ずは、透明層3を兼用するオーバーコート層5を介して、配線7と、タッチパネルの位置検知用の透明電極8のうちの第1の透明電極8aと、が形成されている。配線7は、表示用領域A1から遮光層2がある不透明領域A2の部分に延びた前記透明電極8aに対して前記遮光層2の部分で電気的に接続されるように、前記遮光層2の部分に形成されている。
図8の断面図で言えば、前記交差部分は、透光性基板1に近い側の透明電極8が、第1の透明電極8aであるので、第1の透明電極8aが形成された後の交差部分に対して絶縁層6が形成され、交差部分を跨いで接続用の透明電極が形成されて第2の透明電極8bが完成する。
本実施形態においては、この配線7と同時に、同一材料で可視情報形成層4Lも形成されている。
次に、遮光層2が形成された側の面全面に、透明層3を兼用するオーバーコート層5を形成する。この後、遮光層2の非形成部の部分の透明層3の面に接して可視情報形成層4Lを形成すると同時に、遮光層2の部分のオーバーコート層5の面に接して配線7を、可視情報形成層4Lと同じ材料で形成する。次に、透明電極8として、第1の透明電極8aの全部と、交差部分が分断し欠損した第2の透明電極8bとを、同じ面に同時にパターン形成する。
次に、前記交差部分に絶縁層6をパターン形成し、この絶縁層6を跨いで、前記第2の透明電極8bの残りの欠損部分をパターン形成して第2の透明電極8bの全体を完成させる。最後に、オーバーコート層5aを、配線7の一部を残して全面に形成することで、タッチパネル機能を一体化した可視情報付き表示装置用前面保護板10が作成される。
しかも、可視情報形成層4Lを透明層3を透して見ることになる可視情報4は、立体感を有し、意匠性の高い製品が可能となる。さらに、この立体感は、遮光層2の非形成部に於ける透明層3と可視情報形成層4Lとの界面は、非平面部3Pとしての傾斜面部が、遮光層2の非形成部の輪郭の全周に沿って存在しているので、可視情報4の文字や記号などの輪郭形状が強調された立体感となっている。
しかも、この可視情報形成層4Lは、配線7と同一材料で同時形成可能な面に接して同時に形成されている。このため、可視情報4に立体感を付与しても、工程数を増やさずに製造できるものとすることができ、低コスト化も可能となる。
さらに、タッチパネル機能も備えており、部品点数の削減、軽量化にも効果的である。
上記実施形態では、可視情報形成層4Lは、配線7と同一材料で同時形成可能な面に接して同時形成されていた。ここで、可視情報形成層4Lと配線7とが、形成後の状態において、それが同時形成されたものであるか否かを判断する要件としての、「同時形成可能な面」の意味について、さらに説明しておく。
ただ、同時形成可能な面に接して、可視情報形成層4Lと配線7とが形成されていたからと言って、これらは別々に形成された物とすることもできる。しかし、同時形成可能な面に接して形成された構成においては、わざわざ、工程数を増やしてコスト高となるのを容認してまで、両層を同時に形成せずに、分けて形成する必要もないし、その必然性もない。両層を同時に形成することで、工程数を増やさずに形成できる物とすることができ、その分、低コストな物にできるからである。
側面は、形成面乃至は透光性基板1の一方の面S2に、垂直であると見做す。これは、後述する「折り返すことなく」の定義において、斜めの側面に沿って「折り返し」が生じたとしても、これは無視してよいからである。
同図に描かれた太い矢印の意味は、これから詳述するので、ここでは簡単に説明しておく。同図で配線7が遮光層2に接する面の部分から、可視情報形成層4Lが遮光層2の面に接する部分まで、左向きの矢印は、逆向きになることなく一直線に延びており、両層がそれぞれ接して形成された面は、折り返すことなく接続されていることを示す。
この可視情報形成層4Nは透明層3の面に接して形成され、可視情報形成層4Nは遮光層2で覆われ、配線7は可視情報形成層4Nを覆っている遮光層2の面に、接して形成されている。したがって、明らかに、可視情報形成層4Nおよび配線7について、両層は互いに同時形成不可能な面に接して形成されている。
同図で配線7が遮光層2に接する面の部分から、可視情報形成層4Nが透明層3の面に接する部分まで、左向きでスタートした矢印は、左端の側面に沿って折り返すことで、可視情報形成層4Nが透明層3の面に接する部分まで延びており、両層がそれぞれ接して形成された面は、折り返すことなく接続されているとは、いえない。
接続した面とは、同図で折れ線の矢印で示すとおり、配線7が接して形成されている透明電極8の面から、可視情報形成層4Lが接して形成されている遮光層2の面にまで、層の側面を通じて、(折り返すことなく)たどることができることを意味する。このように、両層の形成されている面が、互いに折り返すことなく接続した面であるときは、同時形成可能な面となる。
前記矢印が、折り返すか否かを判断する断面図は、平面視において、可視情報形成層4Nと配線7とを最短距離で結ぶことができる直線を含む断面における断面図とすることができる。つまり、「折り返す」を判断するための矢印としては、可視情報形成層4Nと配線7とを最短距離で結ぶことができる直線を含む断面に於ける矢印を採用できる。
以上のように、「同時形成可能な面」とは、可視情報形成層4Lが接して形成される面と、配線7が接して形成される面とが、「互いに折り返すことなく接続された面」である、と言うこともできる。
本発明による表示装置は、上記した可視情報付き表示装置用前面保護板10と、表示パネルとを備え、タッチパネルは備えないか備えた、表示装置である。
すなわち、本発明による表示装置は、上記した可視情報付き表示装置用前面保護板10と、タッチパネルと、表示パネルとを備え、前記タッチパネルは位置検知用の透明電極8の周囲に有する不透明な配線7が前記可視情報付き表示装置用前面保護板10の遮光層2に重なり前記可視情報付き表示装置用前面保護板10側から目視不能となるように配置される構成であるか、
または、タッチパネル用の透明電極8及び不透明な配線7も有する可視情報付き表示装置用前面保護板10と、表示パネルとを備えた構成である。
本実施形態においては、可視情報付き表示装置用前面保護板10は、前述した本発明による可視情報付き表示装置用前面保護板10である。より具体的に、この可視情報付き表示装置用前面保護板10はタッチパネル機能を一体化していない形態のものである。遮光層2の非形成部に於ける透明層3と可視情報形成層4Lとの界面は、非平面部3Pとしての傾斜面部が、遮光層2の非形成部の輪郭の全周に沿って存在する。ただし、前述したように、図10中では明示的には示していない。
タッチパネル20には、模式的に、配線7と透明電極8とを図示してある。
タッチパネル20は、中央の位置検知領域の外周部に、配線7、制御回路、これらを電気的に接続するコネクタなどの何らかの不透明な構成要素を有する。これらの不透明な構成要素は、可視情報付き表示装置用前面保護板10の不透明領域A2の遮光層2に平面視において重なり、隠れる位置となるような、タッチパネル20と可視情報付き表示装置用前面保護板10との位置関係となっている。このため、これら配線7などの不透明な構成要素が、表示装置100の外観を損なわない様にすることができる。
しかも、可視情報4は輪郭が強調されるような立体感を有し、意匠性の高い製品が可能となる。
本発明の表示装置100は、上記した形態以外のその他の形態をとり得る。以下、その一部を説明する。
図10で例示した実施形態による表示装置100では、可視情報付き表示装置用前面保護板10はタッチパネル機能が何ら一体化されてない形態であった。しかし、本発明においては、表示装置100が備える可視情報付き表示装置用前面保護板10は、タッチパネル機能の一部または全部が一体化されたものとしても良い。もちろん、この場合、タッチパネルの機能の全部が一体化された可視情報付き表示装置用前面保護板10を用いる場合は、独立したタッチパネル20は備える必要はなく、前記可視情報付き表示装置用前面保護板10と、表示パネル30とを少なくとも備えた構成の表示装置となる。この形態では、表示パネル30の外周部の配線、コネクタ、制御回路などを隠せることになる。
本実施形態においては、可視情報付き表示装置用前面保護板10は、前述した本発明による可視情報付き表示装置用前面保護板10である。より具体的に、この可視情報付き表示装置用前面保護板10はタッチパネル機能の一部として、さらに配線7と透明電極8とを有し、この透明電極8として、図示はしないが、図8で例示した可視情報付き表示装置用前面保護板10のように第1の透明電極8aと第2の透明電極8bとを有する形態のものである。
遮光層2の非形成部に於ける透明層3と可視情報形成層4Lとの界面は、非平面部3Pとしての傾斜面部が、遮光層2の非形成部の輪郭の全周に沿って存在する。ただし、前述したように、図11中では明示的には示していない。
さらに、タッチパネル機能が一体化しているので、部品点数が減り組み立て工数が少なくなり、低コストなものとできる。
しかも、可視情報4は輪郭が強調されるような立体感を有し、意匠性の高い製品が可能となる。
図10で例示した実施形態による表示装置100では、可視情報付き表示装置用前面保護板10とタッチパネル20との間、およびタッチパネル20と表示パネル30との間は、空隙を有し空気層が存在する構造となっているが、本発明においては、可視情報付き表示装置用前面保護板10と表示パネル30との間は、粘着剤層など樹脂層で埋め尽くしても良い。特に、可視情報付き表示装置用前面保護板10が、配線7及びこの配線7と電気的な接続をする為の他の構成要素、例えば、タッチパネル用の透明電極が、遮光層2の形成部と非形成部との境界の段差部分を乗り越えて形成されるときに断線を生じない様にすることが好ましい。この点では、遮光層2の段差を例えば6μm以下とするのが好ましい。こうした6μm以下の遮光層2は、着色顔料と、感光性樹脂のような硬化性樹脂とを含む着色硬化性樹脂組成物を用いたフォトリソグラフィ法によって形成することができる。こうすることによって、遮光層2の段差部分での残留気泡の発生を減らし改善することができる。
本発明による可視情報付き表示装置用前面保護板10、及び表示装置100の用途は、特に限定されない。例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレットPCなどの携帯情報端末、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーション、デジタルカメラ、電子手帳、ゲーム機器、自動券売機、ATM端末、POS端末、などである。
2 遮光層
3 透明層
3P 非平面部
4 可視情報
4L 可視情報形成層
4N (本発明とは異なる)可視情報形成層
5 オーバーコート層
5a オーバーコート層
6 絶縁層
7 配線
8 透明電極
8a 第1の透明電極
8b 第2の透明電極
10 可視情報付き表示装置用前面保護板
20 タッチパネル
30 表示パネル
40 従来の表示装置用前面保護板
100 表示装置
200 従来の表示装置
A1 表示用領域
A2 不透明領域
S1 他方の面
S2 一方の面
V 観察者
Claims (4)
- 中央の表示用領域と、この表示用領域の外周部に設けられ可視光を遮蔽する不透明領域とを有し、この不透明領域に可視情報を有する、可視情報付き表示装置用前面保護板であって、
透光性基板と、この透光性基板の一方の面上の前記不透明領域に設けられた遮光層であって、前記可視情報のパターン形状とした非形成部を有する遮光層と、
前記一方の面上であって、前記遮光層の非形成部およびこの非形成部の周囲のうち、少なくとも前記非形成部の部分で且つ前記非形成部の周囲においては前記遮光層の面上となる位置に、設けられた透明層と、
前記一方の面上の前記不透明領域内であって、前記遮光層の非形成部を少なくとも含む部分の前記透明層の面上に、前記透光性基板側から目視可能な可視情報を呈するように、設けられた可視情報形成層と、を有する、
可視情報付き表示装置用前面保護板。 - 前記透光性基板の前記遮光層が形成された後の一方の面上に、さらに、タッチパネルの位置検知用の透明電極が形成されていると共に、前記表示用領域から前記遮光層を有する前記不透明領域の部分に延びた前記透明電極に対して、前記遮光層の部分で電気的に接続された不透明な配線が、前記遮光層の部分に形成されている、請求項1に記載の可視情報付き表示装置用前面保護板。
- 請求項1に記載の可視情報付き表示装置用前面保護板と、タッチパネルと、表示パネルとを備え、前記タッチパネルは位置検知用の透明電極の周囲に有する不透明な配線が前記可視情報付き表示装置用前面保護板の遮光層に重なり前記可視情報付き表示装置用前面保護板側から目視不能となるように配置された構成であるか、
または、請求項2に記載のタッチパネル用の透明電極及び不透明な配線も有する可視情報付き表示装置用前面保護板と、表示パネルとを備えた構成である、
表示装置。 - 前記表示パネルが、液晶パネルまたは電界発光パネルである、請求項3に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041737A JP6019613B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 可視情報付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041737A JP6019613B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 可視情報付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013178643A true JP2013178643A (ja) | 2013-09-09 |
JP6019613B2 JP6019613B2 (ja) | 2016-11-02 |
Family
ID=49270222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012041737A Active JP6019613B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 可視情報付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6019613B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105940364A (zh) * | 2014-02-05 | 2016-09-14 | 三元St株式会社 | 电子设备用透明罩 |
KR20170085082A (ko) * | 2014-11-13 | 2017-07-21 | 렌즈 테크놀로지 (창사) 컴퍼니 리미티드 | Uv 필름 센서, 그 제조 방법 및 터치 스크린 |
DE102019001193A1 (de) | 2018-02-19 | 2019-08-22 | AGC Inc. | Transparentes Substrat mit lichtabschirmender Schicht |
KR20210004557A (ko) * | 2019-07-05 | 2021-01-13 | 엘지디스플레이 주식회사 | 투명 표시 장치 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005064451A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Nissha Printing Co., Ltd. | 保護パネル付き電子機器、保護パネル及び保護パネルの製造方法 |
JP2007533044A (ja) * | 2004-05-06 | 2007-11-15 | アプル・コンピュータ・インコーポレーテッド | マルチポイント・タッチスクリーン |
JP2008197913A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Alps Electric Co Ltd | 電子機器 |
JP2011257452A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Asahi Glass Co Ltd | 加飾部材及びこれを用いたディスプレイ用フィルタ、並びにそれらの製造方法 |
JP2012022281A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-02-02 | Sanko Sangyo Co Ltd | 画像表示パネルの製造方法 |
-
2012
- 2012-02-28 JP JP2012041737A patent/JP6019613B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005064451A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Nissha Printing Co., Ltd. | 保護パネル付き電子機器、保護パネル及び保護パネルの製造方法 |
JP2007533044A (ja) * | 2004-05-06 | 2007-11-15 | アプル・コンピュータ・インコーポレーテッド | マルチポイント・タッチスクリーン |
JP2008197913A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Alps Electric Co Ltd | 電子機器 |
JP2011257452A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Asahi Glass Co Ltd | 加飾部材及びこれを用いたディスプレイ用フィルタ、並びにそれらの製造方法 |
JP2012022281A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-02-02 | Sanko Sangyo Co Ltd | 画像表示パネルの製造方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105940364A (zh) * | 2014-02-05 | 2016-09-14 | 三元St株式会社 | 电子设备用透明罩 |
JP2017518545A (ja) * | 2014-02-05 | 2017-07-06 | サムウォン エスティー | 電子機器用透明カバー |
KR20170085082A (ko) * | 2014-11-13 | 2017-07-21 | 렌즈 테크놀로지 (창사) 컴퍼니 리미티드 | Uv 필름 센서, 그 제조 방법 및 터치 스크린 |
JP2017534126A (ja) * | 2014-11-13 | 2017-11-16 | レンズ テクノロジー(チャーンシャア)カンパニー,リミティド | Uvフィルムセンサー、その製造方法及びタッチスクリーン |
KR101957192B1 (ko) | 2014-11-13 | 2019-07-04 | 렌즈 테크놀로지 (창사) 컴퍼니 리미티드 | Uv 필름 센서, 그 제조 방법 및 터치 스크린 |
US10698539B2 (en) | 2014-11-13 | 2020-06-30 | Lens Technology (Changsha) Co., Ltd. | UV film sensor and preparation method therefor, and touch control screen |
DE102019001193A1 (de) | 2018-02-19 | 2019-08-22 | AGC Inc. | Transparentes Substrat mit lichtabschirmender Schicht |
US10859866B2 (en) | 2018-02-19 | 2020-12-08 | AGC Inc. | Transparent substrate with light-shielding layer |
KR20210004557A (ko) * | 2019-07-05 | 2021-01-13 | 엘지디스플레이 주식회사 | 투명 표시 장치 |
KR102317130B1 (ko) | 2019-07-05 | 2021-10-22 | 엘지디스플레이 주식회사 | 투명 표시 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6019613B2 (ja) | 2016-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6016051B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP5880292B2 (ja) | 通知窓付き表示装置用前面保護板、および表示装置 | |
JP5392641B1 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6415798B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6016050B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6136184B2 (ja) | 配線付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6032532B2 (ja) | タッチパネル一体型表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6136286B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6186995B2 (ja) | 表示装置用前面保護板及び表示装置 | |
JP6019958B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP5996186B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6202079B2 (ja) | 通知窓付き表示装置用前面保護板、および表示装置 | |
JP5949029B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6086278B2 (ja) | 配線付き表示装置用前面保護板とその製造方法、及び表示装置 | |
JP6019613B2 (ja) | 可視情報付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP5773275B2 (ja) | 通知窓付き表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP2017126003A (ja) | 加飾部材、表示装置および有機エレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法 | |
JP6108094B2 (ja) | 電極付き表示装置用前面保護板及び表示装置 | |
JP6286912B2 (ja) | 表示装置用前面保護板及び表示装置 | |
JP6221427B2 (ja) | 表示装置用前面保護板及び表示装置 | |
JP2015041021A (ja) | 表示装置用前面保護板及び表示装置 | |
JP6108098B2 (ja) | 配線付き表示装置用前面保護板とその製造方法、及び表示装置 | |
JP6232856B2 (ja) | 表示装置用前面保護板及び表示装置 | |
JP6411389B2 (ja) | 表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6323594B2 (ja) | 表示装置用前面保護板及び表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20130823 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151117 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20151211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160812 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20160818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6019613 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |