JP2013178418A - Mems光学部品 - Google Patents

Mems光学部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2013178418A
JP2013178418A JP2012042744A JP2012042744A JP2013178418A JP 2013178418 A JP2013178418 A JP 2013178418A JP 2012042744 A JP2012042744 A JP 2012042744A JP 2012042744 A JP2012042744 A JP 2012042744A JP 2013178418 A JP2013178418 A JP 2013178418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
rotary stage
movable
detection electrode
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012042744A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5920706B2 (ja
Inventor
Hidekuni Takao
英邦 高尾
Fumikazu Ohira
文和 大平
Fusao Shimokawa
房男 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kagawa University NUC
Original Assignee
Kagawa University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kagawa University NUC filed Critical Kagawa University NUC
Priority to JP2012042744A priority Critical patent/JP5920706B2/ja
Publication of JP2013178418A publication Critical patent/JP2013178418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5920706B2 publication Critical patent/JP5920706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

【課題】基板に対して平行な面内で角度調整可能なMEMS光学部品を提供する。
【解決手段】基板Bに形成されたフレーム10と、基板Bに形成された回転ステージ20と、フレーム10に固定され回転ステージ20を支持するサスペンション30と、回転ステージ20を基板Bに対して平行な面内で回転させるアクチュエータ40と、回転ステージ40に固定される光学部品本体60とを備える。回転ステージ20が基板Bに対して平行な面内で回転するので、光学部品本体60を基板Bに対して平行な面内で角度調整できる。そのため、MOBにより構成された光学系と同一基板上にMEMS光学部品1を形成することができ、光学部品の角度調整が可能な小型の光学系を位置合わせ不要で構成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、MEMS光学部品に関する。さらに詳しくは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて角度調整可能に形成された光学部品に関する。
光通信コネクタや光を利用したセンシングデバイスに用いられる小型の光学系を構成する技術としてMOB(Micro Optical Bench)が知られている。MOBは、基板上に形成されたガイド溝などに各種の光学部品を固定するだけで位置合わせ不要で光学系を構成できるという利点を有する。
しかし、MOBにより構成された光学系は光学部品の角度調整機構を有さないため、光路変更などができない静的な光学系となる。
一方、角度調整可能なMEMSミラーはこれまで多く実現されている(例えば、特許文献1)。そのため、MOBにより構成された光学系にこのようなMEMSミラーを組み込むことで、光路変更などが可能な動的な光学系を構成できるとも考えられる。
しかるに、従来のMEMSミラーは鏡面および回転軸が基板に対して平行であり、基板に対して垂直な面内で光を反射するものであった。そのため、MOBにより構成された光学系にMEMSミラーを組み込むには、MOBによる光学系とMEMSミラーとを別々の基板に形成した後、互いの基板を直交するように配置する必要があった。そうすると、互いの基板の位置合わせが必要となりMOBの利点が損なわれるばかりか、光学系を小型に実装するのが困難であった。
特表2008−542849号公報
本発明は上記事情に鑑み、基板に対して平行な面内で角度調整可能なMEMS光学部品を提供することを目的とする。
第1発明のMEMS光学部品は、基板に形成されたフレームと、前記基板に形成された回転ステージと、前記フレームに固定され、前記回転ステージを支持するサスペンションと、前記回転ステージを前記基板に対して平行な面内で回転させるアクチュエータと、前記回転ステージに固定される光学部品本体と、を備えるとすることを特徴とする。
第2発明のMEMS光学部品は、第1発明において、前記回転ステージの角度および/または回転方向を検出する角度センサを備えるとすることを特徴とする。
第3発明のMEMS光学部品は、第1発明において、前記アクチュエータは、櫛状の固定電極と、前記回転ステージに設けられた櫛状の可動電極と、を備えており、前記固定電極は、前記回転ステージの回転の半径方向に沿って設けられた固定電極軸部と、該固定電極軸部の側面に複数設けられた、前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の固定電極櫛歯と、を備え、前記可動電極は、前記回転ステージの回転の半径方向に沿って設けられた可動電極軸部と、該可動電極軸部の側面に複数設けられた、前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の可動電極櫛歯と、を備え、前記固定電極櫛歯および前記可動電極櫛歯は、前記回転ステージの回転の半径方向に沿って交互に配置されているとすることを特徴とする。
第4発明のMEMS光学部品は、第1発明において、前記サスペンションは、両端が前記フレームに固定された基礎梁と、該基礎梁の中央と前記回転ステージとを接続する支持梁と、を備えるとすることを特徴とする。
第5発明のMEMS光学部品は、第1発明において、前記サスペンションは、両端が前記フレームに固定された第1基礎梁と、両端が前記回転ステージに固定された第2基礎梁と、前記第1基礎梁の中央と前記第2基礎梁の中央とを接続する支持梁と、を備えるとすることを特徴とする。
第6発明のMEMS光学部品は、第2発明において、前記角度センサは、櫛状の固定側検出電極と、前記回転ステージとともに回転する櫛状の可動側検出電極と、を備えており、前記固定側検出電極は、前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の側面を有する固定側検出電極軸部と、該固定側検出電極軸部の円弧状の側面に設けられた複数の固定側検出電極櫛歯と、を備え、前記可動側検出電極は、前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の側面を有する可動側検出電極軸部と、該可動側検出電極軸部の円弧状の側面に設けられた複数の可動側検出電極櫛歯と、を備え、前記固定側検出電極軸部の前記固定側検出電極櫛歯が設けられた側面と、前記可動側検出電極軸部の前記可動側検出電極櫛歯が設けられた側面とが対向して配置されているとすることを特徴とする。
第7発明のMEMS光学部品は、第1、第2、第3、第4、第5または第6発明において、前記光学部品本体は、前記回転ステージに一体形成されたミラー、回折格子またはレンズであるとすることを特徴とする。
第8発明のMEMS光学部品は、第1、第2、第3、第4、第5または第6発明において、前記回転ステージには、ガイド溝が一体形成されており、前記光学部品本体は、前記ガイド溝に固定されているとすることを特徴とする。
第1発明によれば、回転ステージが基板に対して平行な面内で回転するので、光学部品本体を基板に対して平行な面内で角度調整できる。そのため、MOBにより構成された光学系と同一基板上にMEMS光学部品を形成することができ、光学部品の角度調整が可能な小型の光学系を位置合わせ不要で構成できる。
第2発明によれば、角度センサにより回転ステージの回転量および/または回転方向を検出できるので、光学部品本体を目的の角度に調整できる。
第3発明によれば、固定電極と可動電極との間に電圧を印加すれば両電極間に静電引力が発生するから、この静電引力によって回転ステージを回転させるトルクを発生することができる。また、固定電極櫛歯および可動電極櫛歯は、回転ステージの回転の半径方向に沿って交互に配置されているので、発生する静電引力のうち、回転ステージの回転の半径方向の成分が相殺され、周方向の成分だけが働くから、回転ステージをスムーズに回転させることができる。
第4発明によれば、基礎梁と支持梁との接続部分が擬似的なリンクとなるので、回転ステージの大きな角度変位を許容できる。
第5発明によれば、第1基礎梁と支持梁との接続部分、および第2基礎梁と支持梁との接続部分が擬似的なリンクとなるので、回転ステージのより大きな角度変位を許容できる。
第6発明によれば、固定側検出電極軸部の固定側検出電極櫛歯が設けられた側面と、可動側検出電極軸部の可動側検出電極櫛歯が設けられた側面とが対向して配置されているので、回転ステージの角度に応じて固定側検出電極と可動側検出電極との間の静電容量が変化する。この静電容量の変化を検出することで、回転ステージの角度および回転方向を検出することができる。
第7発明によれば、回転ステージにミラー、回折格子またはレンズが一体形成されているので、ミラー、回折格子またはレンズの角度調整が可能な小型の光学系を位置合わせ不要で構成できる。
第8発明によれば、回転ステージに形成されたガイド溝に光学部品本体を固定するだけで、光学部品の角度調整が可能な小型の光学系を位置合わせ不要で構成できる。
本発明の一実施形態に係るMEMSミラーの平面図である。 (a)図1におけるIIa-IIa線矢視断面図である。(b)図1におけるIIb-IIb線矢視断面図である。(c)図1におけるIIc-IIc線矢視断面図である。 同MEMSミラーのサスペンション部分の拡大平面図である。 同MEMSミラーのアクチュエータおよび角度センサ部分の拡大平面図である。 同MEMSミラーに接続された電気系の電気回路図である。 同MEMSミラーの回転状態の説明図であり、(a)回転ステージが右回りした状態、(b)回転ステージが左回りした状態の平面図である。 (a)第1配線が接続された角度センサの説明図、(b)第2配線が接続された角度センサの説明図である。 同MEMSミラーを組み込んだ光学系の、(a)平面図、(b)(a)図におけるb-b線矢視断面図である。 その他の実施形態に係るMEMSミラーのサスペンション部分の拡大平面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係るMEMS光学部品は、角度調整可能なMEMSミラーである。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るMEMSミラー1は、基板Bに形成されたフレーム10、回転ステージ20、サスペンション30、アクチュエータ40および角度センサ50と、回転ステージ20に一体形成されたミラー60とから構成されている。
MEMSミラー1は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて基板Bに上記構造物を形成して得られたものである。本実施形態における基板Bは、基層b1と、絶縁層b2と、導電層b3とが積層されたものであり、エッチングなどにより導電層b3をフレーム10、回転ステージ20、サスペンション30、アクチュエータ40および角度センサ50の形状に形成している。例えば、基板Bとして、基層b1および導電層b3がシリコンであり、絶縁層b2が酸化シリコンである、いわゆるSOI(Silicon On Insulator)基板が用いられる。
フレーム10は、中央部分が略円形に除去されており、その余の上記構造物20〜60を囲う形状を有している。また、フレーム10を形成する導電層b3は絶縁層b2を介して基層b1に固定されている。
回転ステージ20は、平面視略十字形の平板であり、フレーム10の中央に配置されている。また、回転ステージ20を形成する導電層b3は、その下方の絶縁層b2が除去されており、基層b1と離間している。この回転ステージ20はフレーム10に固定されたサスペンション30により支持されている。
後述のごとく、回転ステージ20は、基板Bに対して平行な面内で回転する。その回転中心Oは、回転ステージ20の中央に位置している。
回転ステージ20の周囲には、4つのサスペンション30が放射状に等角度間隔で設けられている。
図3に示すように、各サスペンション30は、基礎梁31と支持梁32とからT字形に形成されている。基礎梁31の両端はフレーム10に固定されており、支持梁32は基礎梁31の中央と回転ステージ20とを接続している。また、支持梁32は回転ステージ20の回転の半径方向に沿って設けられており、基礎梁31は回転ステージ20の回転の半径方向に対して直交して設けられている。すなわち、基礎梁31と支持梁32とは直交して接続されている。これら基礎梁31および支持梁32を形成する導電層b3は、その下方の絶縁層b2が除去されており、基層b1と離間している(図2(a)参照)。
サスペンション30は、回転ステージ20をその回転を許容した状態で支持している。また、回転ステージ20の周囲に4つのサスペンション30が放射状に等角度間隔で設けられていることから、これらのサスペンション30により、回転ステージ20の回転中心Oが常に同位置に維持されている。
図1に示すように、回転ステージ20の周囲には、4つのアクチュエータ40が放射状に等角度間隔で設けられている。また、これらのアクチュエータ40は、隣り合うサスペンション30の中間に1つずつ設けられている。すなわち、回転ステージ20の周囲には、4つのサスペンション30と4つのアクチュエータ40とが、等角度間隔で交互に設けられている。
図4に示すように、各アクチュエータ40は、フレーム10に設けられた一対の固定電極41、42と、回転ステージ20に設けられた可動電極43とからなる。
各固定電極41(42)は、固定電極軸部41a(42a)と、その固定電極軸部41a(42a)の一側面に設けられた複数の固定電極櫛歯41b(42b)とかなる櫛状の電極である。固定電極軸部41a(42a)は回転ステージ20の回転の半径方向に沿って設けられており、その一端がフレーム10に設けられている。また、各固定電極櫛歯41b(42b)は、回転ステージ20の回転中心Oを中心とした円弧状に形成されている。そして、一対の固定電極41、42は、固定電極櫛歯41b、42bが形成された側面が対向するように配置されている。
固定電極41、42を形成する導電層b3は絶縁層b2を介して基層b1に固定されている。また、固定電極41、42とフレーム10とは、その境界において導電層b3が除去されており、互いに絶縁されている(図2(b)参照)。
なお、固定電極櫛歯41b、42bの数は、MEMSミラー1の大きさなどに応じて任意に設定できる。また、固定電極41、42はフレーム10に接続されず、独立して形成されてもよい。
可動電極43は、可動電極軸部43aと、その可動電極軸部43aの両側面に設けられた複数の可動電極櫛歯43bとかなる櫛状の電極である。可動電極軸部43aは回転ステージ20の回転の半径方向に沿って設けられており、その一端が回転ステージ20に固定されている。また、各可動電極櫛歯43bは、回転ステージ20の回転中心Oを中心とした円弧状に形成されている。そして、可動電極43は、一対の固定電極41、42の間に配置されており、各可動電極櫛歯42bが隣接する固定電極櫛歯41b、41b(42b、42b)の間に挿入されている。換言すれば、固定電極櫛歯41b(42b)および可動電極櫛歯43bは、回転ステージ20の回転の半径方向に沿って交互に配置されている。
可動電極43を形成する導電層b3は、その下方の絶縁層b2が除去されており、基層b1と離間している。そのため、可動電極43は回転ステージ20とともに回転できるようになっている(図2(c)参照)。
なお、可動電極櫛歯43bの数は、固定電極櫛歯41b(42b)の数より1本少なく設定される。
図1に示すように、MEMSミラー1には、4つの角度センサ50が設けられている。
図4に示すように、各角度センサ50は、フレーム10に設けられた固定側検出電極51と、アクチュエータ40の可動電極43の先端に設けられた可動側検出電極52とからなる。
固定側検出電極51は、固定側検出電極軸部51aと、その固定側検出電極軸部51aの一側面に設けられた複数の固定側検出電極櫛歯51bとかなる櫛状の電極である。固定側検出電極軸部51aの一側面は回転ステージ20の回転中心Oを中心とした円弧状に形成されている。また、各固定側検出電極櫛歯51bは、固定側検出電極軸部51aの円弧状の側面に、その法線方向に沿って(回転ステージ20の回転中心Oに向かって)設けられている。この固定側検出電極51は、アクチュエータ40の一対の固定電極41、42の間に配置されている。
固定側検出電極51を形成する導電層b3は絶縁層b2を介して基層b1に固定されている。また、固定側検出電極51とフレーム10とは、その境界において導電層b3が除去されており、互いに絶縁されている(図2(c)参照)。
なお、固定側検出電極51はフレーム10に接続されず、独立して形成されてもよい。
可動側検出電極52は、可動側検出電極軸部52aと、その可動側検出電極軸部52aの一側面に設けられた複数の可動側検出電極櫛歯52bとかなる櫛状の電極である。可動側検出電極軸部52aの一側面は回転ステージ20の回転中心Oを中心とした円弧状に形成されている。そして可動側検出電極軸部52aの中央と可動電極43の先端とが接続されている。また、各可動側検出電極櫛歯52bは、可動側検出電極軸部52aの円弧状の側面に、その法線方向に沿って(回転ステージ20の回転中心Oから外側に向かって)設けられている。
可動側検出電極52を形成する導電層b3は、その下方の絶縁層b2が除去されており、基層b1と離間している。そのため、可動側検出電極52は回転ステージ20とともに回転できるようになっている(図2(c)参照)。
固定側検出電極51と可動側検出電極52とは、固定側検出電極櫛歯51bが設けられた円弧状の側面と可動側検出電極櫛歯52bが設けられた円弧状の側面とが対向して配置されている。なお、各固定側検出電極櫛歯51bは隣接する可動側検出電極櫛歯52b、52bの間に挿入されておらず、固定側検出電極51が可動側検出電極52に沿って移動可能となっている。
また、固定側検出電極櫛歯51bの間隔は回転ステージ20の回転中心Oを中心として等角度間隔となっており、可動側検出電極櫛歯52bの間隔も回転ステージ20の回転中心Oを中心として等角度間隔となっている。そして、固定側検出電極櫛歯51bの間隔と可動側検出電極櫛歯52bの間隔は等しくなっている。
図1および図2に示すように、回転ステージ20の上面には、ミラー60が一体形成されている。本実施形態におけるミラー60は、平面鏡であり、その鏡面が基板Bに対して垂直となっている。
ミラー60は、例えば、感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィーによるマスクパターン転写によってその形状が形成される。さらにメッキ処理や真空蒸着、スパッタ蒸着などの方法によりその表面に金属薄膜を形成して光の反射率が高められる。
図5に示すように、4つのアクチュエータ40の固定電極41、42のうち、可動電極43からみて右回り方向に配置された固定電極41(以下、右固定電極41ともいう)は、すべて共通の右配線Lrに接続されている。また、可動電極43からみて左回り方向に配置された固定電極42(以下、左固定電極42ともいう)は、すべて共通の左配線Llに接続されている。この右配線Lrおよび左配線Llは、スイッチSを介して直流電源E1に接続されている。このスイッチSは直流電源E1と右配線Lrまたは左配線Llとを選択的に接続するものである。また、直流電源E1の他端は接地配線Lgを介してフレーム10に接続されている。この接地配線Lgは、接地されている。
フレーム10は、サスペンション30および回転ステージ20を介して可動電極43に電気的に接続されている。そのため、直流電源E1により右固定電極41または左固定電極42と、可動電極43との間に電圧を印加できる。そして、右固定電極41または左固定電極42と、可動電極43との間に電圧を印加すれば両電極間に静電引力が発生するから、この静電引力によって回転ステージ20を回転させるトルクを発生することができる。
例えば、図6(a)に示すように、スイッチSにより直流電源E1を右配線Lrに接続して、右固定電極41と可動電極43との間に電圧を印加すれば、右固定電極41と可動電極43との間に静電引力が発生する。前述のごとく、すべての右固定電極41は可動電極43からみて右回り方向に配置されているので、この静電引力によって回転ステージ20を右回転させるトルクを発生することができる。
逆に、図6(b)に示すように、スイッチSにより直流電源E1を左配線Llに接続して、左固定電極42と可動電極43との間に電圧を印加すれば、左固定電極42と可動電極43との間に静電引力が発生する。前述のごとく、すべての左固定電極42は可動電極43からみて左回り方向に配置されているので、この静電引力によって回転ステージ20を左回転させるトルクを発生することができる。
このように、アクチュエータ40により、回転ステージ20を基板Bに対して平行な面内で右回りおよび左回りに回転させることができる。
ここで、固定電極櫛歯41b(42b)および可動電極櫛歯43bは、回転ステージ20の回転の半径方向に沿ってそれぞれ交互に配置されているので、発生する静電引力のうち、回転ステージ20の回転の半径方向の成分が相殺され、周方向の成分だけが働く。そのため、回転ステージ20をスムーズに回転させることができる。
回転ステージ20が回転すると、サスペンション30は水平面内で撓んで回転ステージ20の回転を許容する。ここで、サスペンション30は基礎梁31と支持梁32とからT字形に形成されているので、基礎梁31と支持梁32との接続部分が擬似的なリンクとして働く。すなわち、サスペンション30は、基礎梁31と支持梁32とが直交して接続された状態から、鋭角または鈍角に交差して接続された状態に変形できる。そうすると、基礎梁31とフレーム10との接続部分と、支持梁32と回転ステージ20との接続部分との間の距離に自由度が生まれるので、回転ステージ20の大きな角度変位を許容できる。
図5に示すように、4つの角度センサ50(50a、50b)のうち、対向する位置に配置された2つの角度センサ50aの固定側検出電極51は、共通の第1配線L1に接続されている。また、残り2つの角度センサ50bの固定側検出電極51は、共通の第2配線L2に接続されている。この第1配線L1および第2配線L2は交流電源E2に接続されている。また、交流電源E2の他端は接地配線Lgを介してフレーム10に接続されている。なお、交流電源E2に代えてパルス電源を用いてもよい。
フレーム10は、サスペンション30、回転ステージ20および可動電極43を介して可動側検出電極52に電気的に接続されている。そのため、交流電源E2により固定側検出電極51と可動側検出電極52との間に電圧を印加できる。このとき、固定側検出電極51と可動側検出電極52とはコンデンサとして機能する。
また、第1配線L1には第1電流計A1が介装されており、第1配線L1に流れる電流を検出できるようになっている。また、第2配線L2には第2電流計A2が介装されており、第2配線L2に流れる電流を検出できるようになっている。
前述のごとく、固定側検出電極51と可動側検出電極52とは、固定側検出電極櫛歯51bが設けられた側面と可動側検出電極櫛歯52bが設けられた側面とが対向して配置されている。そのため、回転ステージ20が回転して可動側検出電極52が固定側検出電極51に沿って移動すると、回転ステージ20の角度に応じて両電極51、52間の距離が変わり、両電極51、52間の静電容量が変化する。
例えば、図7(a)に示すように、第1配線L1が接続された角度センサ50aの可動側検出電極櫛歯52bの端面と固定側検出電極櫛歯51bの端面とが対向した場合の静電容量Caは大きく、回転ステージ20が回転して可動側検出電極櫛歯52bの端面が固定側検出電極櫛歯51bの端面からずれた場合の静電容量Caは小さくなる。このように、回転ステージ20の角度θに応じて、両電極51、52間の静電容量Caが矩形波状に変化する。
また、回転ステージ20が回転して、両電極51、52間の静電容量Caが変化すると、その静電容量Caに比例した交流電流が第1配線L1に流れる。この電流を第1電流計A1で測定することにより両電極51、52間の静電容量Caの変化を検出することができる。そして、静電容量Caの変化から回転ステージ20の角度θを検出することができる。
図7(b)に示すように、第2配線L2が接続された角度センサ50bについても同様に、回転ステージ20の角度θに応じて、両電極51、52間の静電容量Cbが変化する。そして、静電容量Cbに比例した交流電流が第2配線L2に流れる。この電流を第2電流計A2で測定することにより両電極51、52間の静電容量Cbの変化を検出することができる。そして、静電容量Cbの変化から回転ステージ20の角度θを検出することができる。
図7(a)に示すように、第1配線L1に接続された角度センサ50aは、回転ステージ20が回転していない基準状態において、可動側検出電極櫛歯52bの端面と固定側検出電極櫛歯51bの端面とが全面に渡って対向するように形成されている。
一方、図7(b)に示すように、第2配線L2に接続された角度センサ50bは、基準状態において可動側検出電極櫛歯52bの端面と固定側検出電極櫛歯51bの端面とが半分だけ対向するように形成されている。
このような角度センサ50aと角度センサ50bの形状の違いから、角度センサ50aの静電容量Caの波形と、角度センサ50bの静電容量Cbの波形とは4分の1周期の位相差が生じる。
1つの角度センサ50の角度分解能は、可動側検出電極櫛歯52bおよび固定側検出電極櫛歯51bの角度間隔の2分の1である。一方、角度センサ50aおよび角度センサ50bを合わせた角度分解能は、位相差を利用することにより可動側検出電極櫛歯52bおよび固定側検出電極櫛歯51bの角度間隔の4分の1となる。したがって、角度センサ50aと角度センサ50bとに上記の様な形状の違いを設けることにより、角度分解能を向上させることができる。
また、角度センサ50bは、基準状態から右回転した場合には静電容量Cbが小さくなり、逆に基準状態から左回転した場合には静電容量Cbが大きくなる。そのため、角度センサ50bから、回転ステージ20の回転方向を検出できる。
以上のように、角度センサ50の静電容量の変化を検出することで、回転ステージ20の角度および回転方向を検出することができる。そして、検出した角度および回転方向を用いて回転ステージ20の回転を制御することで、回転ステージ20を目的の角度に調整できる。それゆえミラー60を目的の角度に調整できる。
以上のように、MEMSミラー1は、回転ステージ20が基板Bに対して平行な面内で回転するので、基板Bに対して垂直に立設するミラー60を、基板Bに対して平行な面内で角度調整できる。そのため、MOBにより構成された光学系と同一基板上にMEMSミラー1を形成することができる。
例えば、図8に示すように、MEMSミラー1が形成された基板Bに、3本の光ファイバーF1〜F3を固定するガイド溝Gを、感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィーなどより形成すれば、光路変更が可能な光学系を構成することができる。ここで、回転ステージ20上のミラー60と、ガイド溝Gとは、同一のフォトリソグラフィー工程で同時に形成することができる。
図8に示す例では、光ファイバーF1から出射された光を、MEMSミラー1により光ファイバーF2に入射させることもできるし(図8における実線)、MEMSミラー1を角度調整して光ファイバーF3に入射させることもできる(図8における破線)。
このように、光ファイバーF1〜F3をガイド溝Gに固定するだけで、ミラーの角度調整が可能な小型の光学系を位置合わせ不要で構成できる。
(その他の実施形態)
回転ステージ20には、ミラー60に限られず、回折格子やレンズなどその他の光学部品を固定してもよい。回折格子は、ミラー60の形成方法と同様に、例えば、感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィーによるマスクパターン転写によって形成することができる。また、レンズは、光透過性の感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィーにより形成することができる。
さらに、フォトリソグラフィーなどより回転ステージ20に光学部品を一体形成する方法に限られず、フォトリソグラフィーなどより回転ステージ20にガイド溝を一体形成し、そのガイド溝にミラーや回折格子、レンズなどの光学部品を嵌め込むことで固定してもよい。
このようにすれば、各種の光学部品を基板に対して平行な面内で角度調整できる。そのため、MOBにより構成された光学系と同一基板上にMEMS光学部品を形成することができ、光学部品の角度調整が可能な小型の光学系を位置合わせ不要で構成できる。
また、図9に示すように、サスペンション30は、両端がフレーム10に固定された第1基礎梁31aと、両端が回転ステージ20に固定された第2基礎梁31bと、それらの中央同士を接続する支持梁32とからH字形に形成されてもよい。すなわち、上記実施形態におけるサスペンション30の形状(図3参照)において、回転ステージ20側にも基礎梁を設けた形状である。このような形状とすれば、第1基礎梁31aと支持梁32との接続部分に加えて、第2基礎梁31bと支持梁32との接続部分が擬似的なリンクとして働くので、回転ステージ20のより大きな角度変位を許容できる。
また、回転ステージ20の角度変位が小さい場合には、サスペンション30を、フレーム10と回転ステージ20とを直接接続する支持梁のみの形状としてもよい。
その他、サスペンション30の形状は、折れ曲がり形状や湾曲形状など、回転ステージ20を支持しつつ、その回転を許容する種々の形状を採用することができる。
1 MEMSミラー
10 フレーム
20 回転ステージ
30 サスペンション
31 基礎梁
32 支持梁
40 アクチュエータ
41、42 固定電極
41a、42a 固定電極軸部
41b、42b 固定電極櫛歯
43 可動電極
43a 可動電極軸部
43b 可動電極櫛歯
50 角度センサ
51 固定側検出電極
51a 固定側検出電極軸部
51b 固定側検出電極櫛歯
52 可動側検出電極
52a 可動側検出電極軸部
52b 可動側検出電極櫛歯
60 ミラー

Claims (8)

  1. 基板に形成されたフレームと、
    前記基板に形成された回転ステージと、
    前記フレームに固定され、前記回転ステージを支持するサスペンションと、
    前記回転ステージを前記基板に対して平行な面内で回転させるアクチュエータと、
    前記回転ステージに固定される光学部品本体と、を備える
    とすることを特徴とするMEMS光学部品。
  2. 前記回転ステージの角度および/または回転方向を検出する角度センサを備える
    とすることを特徴とする請求項1記載のMEMS光学部品。
  3. 前記アクチュエータは、
    櫛状の固定電極と、
    前記回転ステージに設けられた櫛状の可動電極と、を備えており、
    前記固定電極は、
    前記回転ステージの回転の半径方向に沿って設けられた固定電極軸部と、
    該固定電極軸部の側面に複数設けられた、前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の固定電極櫛歯と、を備え、
    前記可動電極は、
    前記回転ステージの回転の半径方向に沿って設けられた可動電極軸部と、
    該可動電極軸部の側面に複数設けられた、前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の可動電極櫛歯と、を備え、
    前記固定電極櫛歯および前記可動電極櫛歯は、前記回転ステージの回転の半径方向に沿って交互に配置されている
    とすることを特徴とする請求項1記載のMEMS光学部品。
  4. 前記サスペンションは、
    両端が前記フレームに固定された基礎梁と、
    該基礎梁の中央と前記回転ステージとを接続する支持梁と、を備える
    とすることを特徴とする請求項1記載のMEMS光学部品。
  5. 前記サスペンションは、
    両端が前記フレームに固定された第1基礎梁と、
    両端が前記回転ステージに固定された第2基礎梁と、
    前記第1基礎梁の中央と前記第2基礎梁の中央とを接続する支持梁と、を備える
    とすることを特徴とする請求項1記載のMEMS光学部品。
  6. 前記角度センサは、
    櫛状の固定側検出電極と、
    前記回転ステージとともに回転する櫛状の可動側検出電極と、を備えており、
    前記固定側検出電極は、
    前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の側面を有する固定側検出電極軸部と、
    該固定側検出電極軸部の円弧状の側面に設けられた複数の固定側検出電極櫛歯と、を備え、
    前記可動側検出電極は、
    前記回転ステージの回転中心を中心とした円弧状の側面を有する可動側検出電極軸部と、
    該可動側検出電極軸部の円弧状の側面に設けられた複数の可動側検出電極櫛歯と、を備え、
    前記固定側検出電極軸部の前記固定側検出電極櫛歯が設けられた側面と、前記可動側検出電極軸部の前記可動側検出電極櫛歯が設けられた側面とが対向して配置されている
    とすることを特徴とする請求項2記載のMEMS光学部品。
  7. 前記光学部品本体は、前記回転ステージに一体形成されたミラー、回折格子またはレンズである
    とすることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のMEMS光学部品。
  8. 前記回転ステージには、ガイド溝が一体形成されており、
    前記光学部品本体は、前記ガイド溝に固定されている
    とすることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のMEMS光学部品。
JP2012042744A 2012-02-29 2012-02-29 Mems光学部品 Expired - Fee Related JP5920706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042744A JP5920706B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 Mems光学部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042744A JP5920706B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 Mems光学部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013178418A true JP2013178418A (ja) 2013-09-09
JP5920706B2 JP5920706B2 (ja) 2016-05-18

Family

ID=49270103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012042744A Expired - Fee Related JP5920706B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 Mems光学部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5920706B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016080317A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 住友精密工業株式会社 光学素子
JP2020504028A (ja) * 2017-01-11 2020-02-06 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 振動子を有する微小機械部品、微小機械部品の製造方法、および回転軸線を中心とした変位可能な部品の運動を誘起する方法
CN112798818A (zh) * 2020-12-30 2021-05-14 中国人民解放军国防科技大学 一种微机械加速度计

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002250890A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Canon Inc マイクロ構造体、マイクロ光偏向器、光走査型表示装置、及びそれらの製造方法
JP2002328317A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Victor Co Of Japan Ltd 光偏向器
JP2002542747A (ja) * 1998-12-15 2002-12-10 イオロン インコーポレイテッド 回転静電マイクロアクチュエータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542747A (ja) * 1998-12-15 2002-12-10 イオロン インコーポレイテッド 回転静電マイクロアクチュエータ
JP2002250890A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Canon Inc マイクロ構造体、マイクロ光偏向器、光走査型表示装置、及びそれらの製造方法
JP2002328317A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Victor Co Of Japan Ltd 光偏向器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016080317A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 住友精密工業株式会社 光学素子
JP2020504028A (ja) * 2017-01-11 2020-02-06 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 振動子を有する微小機械部品、微小機械部品の製造方法、および回転軸線を中心とした変位可能な部品の運動を誘起する方法
US11066295B2 (en) 2017-01-11 2021-07-20 Robert Bosch Gmbh Micromechanical component having an oscillator, a method for the manufacture thereof, and a method for exciting a motion of an adjustable element about a rotational axis
CN112798818A (zh) * 2020-12-30 2021-05-14 中国人民解放军国防科技大学 一种微机械加速度计
CN112798818B (zh) * 2020-12-30 2023-01-03 中国人民解放军国防科技大学 一种微机械加速度计

Also Published As

Publication number Publication date
JP5920706B2 (ja) 2016-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107430267B (zh) 以两个旋转自由度旋转反射镜元件的装置
JP5432440B2 (ja) 揺動体装置
JP6366170B2 (ja) 多軸速度センサ
JP4641217B2 (ja) マイクロホンとその製造方法
KR102467764B1 (ko) 센서 디바이스
KR101882190B1 (ko) 광학장치, 투영 광학계, 노광장치, 및 물품의 제조방법
US20010051014A1 (en) Optical switch employing biased rotatable combdrive devices and methods
US7271946B2 (en) Micromirror and micromirror device
JP2018041085A (ja) 光の二次元偏向のためのマイクロメカニカル装置及び方法
CN102272636A (zh) 构造尤其用于微光刻投射曝光系统的分面镜的个体反射镜
TW201142241A (en) Capacitive sensing system
JP2010044410A (ja) ミラー装置
JP5519067B1 (ja) 光学干渉計、及びこれを用いたフーリエ変換型分光器
JP5920706B2 (ja) Mems光学部品
JP2011191593A (ja) マイクロ構造体及びその製造方法
WO2004066363A2 (en) Dual-axis tilt acuator for micromirror array
CN1756061B (zh) 有平衡悬臂板的整体的mems装置
JP2012163507A (ja) 加速度センサ
JP7134931B2 (ja) センサ
Takahashi et al. Switched-layer design for SOI bulk micromachined XYZ stage using stiction bar for interlayer electrical connection
US8432592B2 (en) Micro-structure
WO2017141529A1 (ja) ミラー駆動装置、ミラー駆動装置の制御方法およびミラー駆動装置の製造方法
JP2008292426A (ja) 静電容量式センサ
JP5800759B2 (ja) 角加速度検出装置及び検出方法
JP2013024701A (ja) 位置センサ、計測システム及び平面ステージ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5920706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees