JP2013177815A - ピストン式気圧エンジン - Google Patents

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蔡道▲徳▼
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Abstract

【課題】気圧エンジンの高圧ガスのエネルギー利用率を効果的に向上でき、エンジンシリンダーの結露によるロッキングを防止し、給気弁のシールド効果を向上し、シリンダーの圧縮抵抗力を低下し、動力出力を向上する。
【解決手段】シリンダー本体上にはシリンダーキャップ5がカバーされ、シリンダーキャップ5上には裏開き式圧縮空気給気弁7と吸気弁11と排気弁6が設置され、カムシャフト上には給気カムと排気カムが設置され、クランクシャフトの回転はタイミングチェーン又はベルトによって、カムシャフトを動かす。ロッカアームを通じて、給気弁11と排気弁6の開・閉をコントロールし、さらに、高圧ガスをシリンダー2に入れてピストンの往復運動および仕事済み低圧空気のシリンダー2からの排出をコントロールする。シリンダー2の口径とピストンストロークとの比は1:2〜15で、最適には1:10であることを特徴するピストン式気圧エンジン。
【選択図】図1

Description

本発明はエンジンに関するもので、特に圧縮空気を動力源とするピストン式気圧エンジンに関するものである。
大部の自動車のエンジンは、いずれもガソリンとディーゼルを動力としているが、がガソリンとディーゼルを動力とする自動車より排出される排気ガスは地球の気候に影響をもたらすだけでなく、日に日に欠乏しつつあるエネルギーは自動車工業を発展を制約している。そのため、世界各国ではいずれもガソリンとディーゼルを代替できる新しいエネルギーを探しており、新しいエネルギーを使ったエンジンの研究開発に注力している。
良く見られるガソリンとディーゼルを燃料とするピストン式エンジンは、燃料と空気を混合させて、点火又は圧力燃焼などの方式によって、シリンダーの中で燃焼させるが、これによって生じる高温高圧の燃焼ガスの膨張によってピストンに仕事し、コネクティングロッドとクランクユニットを通じて、機械エネルギーを出力する。上記2種の動力エンジンのシリンダーは、一般的に給気口と排気口が設置されており、給気口は燃油と空気との混合ガスの噴き入れに使われ、排気口は燃焼済み排気ガスの排出に使われる。
ピストン式気圧エンジンは圧縮ガスを動力とするエンジンであり、清潔で、ガスの充填が便利で、汚染物排出がない長所を持っており、目下使われている内燃機および充電電池を動力とするエンジンとは本質的な差異があるので、ピストン式気圧エンジンの開発は自動車工業の一つの発展方向となっている。しかし、圧縮空気でシリンダーのピストンを押し付けて仕事する際、高圧ガスの圧縮エネルギーが機械エネルギーに転化される利用率が低く、スラストの強さが足りないなどの一連の問題は、まだ解決されていない。
本発明人は嘗てピストン式気圧エンジンを開発したことがあるが、当該エンジンは燃油の内燃によって、ピストンを押し付けてコネクティングロッドを動かしてクランクシャフトに仕事をするのではなく、圧縮空気を動力源とするピストン式気圧エンジンを使用しているが、当該エンジンには、ピストンシリンダーや、シリンダーキャップ上に設置される2つのエア弁となるが、その1つは動力源の圧縮ガス給気弁で、もう1つは仕事完了後の低圧ガスの排気弁である。エンジンのカムシャフトの給気カムと排気カムは給・排気弁の開/閉の時間をコントロールし、さらに、高圧ガスの給気と低圧ガスの排気をコントロールし、高圧ガスは給気弁を通じてシリンダーに入り、ピストンを動かして往復運動をさせることによって、クランクシャフトを回転させて動力出力を発生させる。複数回の設計試験中、本発明人は内燃機に良く使われている給気弁がシリンダーの裏側に向いて開かれる方式を使わず、圧縮空気が高圧を有する特徴を利用して、給気弁が給気通路裏側に向いて開かれる構造を使い、給気通路の圧力が大きければ大きいほど給気弁が給気口を押える圧力も大きくなるので、内燃機に良く使われる給気弁がシリンダーの裏側に開かれる構造によって給気通路から出て来る高圧ガスが衝撃漏れる問題を解決した。また、試験中、本発明人は、当該方式のピストンシリンダーには、ただ仕事ストロークと排気ストロークだけがあって、圧縮ガスのシリンダー中での利用率が低くなることに気が付いた。この問題に対して、本発明者は、また次の改進をした。つまり、吸気ストロークを増やして、1つの排気弁を用いて、同時に排気と吸気機能を実現しようとしたが、試験中圧縮空気の利用率が低いとのことに気が付いた。これは、高圧ガスがシリンダーに入る際、給気弁はスロットルバルブに相当する役割をするからである。1つの排気弁が同時に排気と吸気の役割をするため、排出された冷たい圧縮ガスは再び吸い込まれて圧縮されるので、シリンダー内部の温度は益々低くなり、最終的にはエンジンに結露が発生し、ピストンがロッキングされる問題が発生し、圧縮ガスの仕事エネルギーの利用率を低下させる。
それと同時に、高圧ガスを動力源とするため、給気弁は長期的に上下に開かれる中、摩耗によるガス漏れも発生し、ガス漏れは給気通路およびシリンダーの中の高圧ガスの圧力の強さを低下させるので、これも気圧エンジン技術のキーポイントとなる。シールド効果を高めるために、本発明人はシールド効果のもっと優れた給気弁を研究開発したこともある。
本発明者は試験の結果、内燃機の燃焼によって仕事をすることとは違って、内燃機のシリンダーの中の燃油が燃焼される時に生じる膨張力が大きいため、シリンダーの口径とピストンストロークとの比を比較的大きくすることができるが、圧縮空気を動力源とするエンジンの場合、シリンダーの口径とピストンストロークとの比が大きすぎると、ピストンが圧縮される時に抵抗力が大きくなるので、動力出力も大きく低下されることに気が付いた。そのため、適当なシリンダー口径とピストンストロークとの比を採択することも本発明の1つの技術難点となっている。
本発明は、上記問題と欠点に対して、気圧エンジンの高圧ガスのエネルギー利用率を効果的に向上でき、仕事をする時にシリンダーの温度を高めて、エンジンシリンダーの結露によるロッキングを防止し、給気弁のシールド効果を向上し、シリンダーの圧縮抵抗力を低下し、動力出力を向上できるピストン式気圧エンジンを提供することを目的とする。
本発明の目的は次の技術方式によって実現される。
シリンダー本体や、ピストン、シリンダー、クランクシャフト、コネクティングロッド、カムシャフトおよびエア弁をコントロールする開・閉装置などとなり、シリンダー本体上にはシリンダーキャップがカバーされており、シリンダーキャップ上には裏開き式圧縮ガス給気弁と排気弁が設置されており、カムシャフト上には給気カムと排気カムが設置されており、クランクシャフトの回転はタイミングチェーン又はタイミングベルトによって、カムシャフトを動かして、ロッカアームを通じて、給・排気弁の開・閉をコントロールし、さらに、高圧ガスをシリンダーシリンダーに入れてピストンの往復運動および仕事済み低圧ガスの排出をコントロールし、ピストンはコネクティングロッドを通じて、クランクシャフトを回転させて動力を出力するが、その特徴としては、前記シリンダーキャップ上には吸気通路と吸気弁が設置されており、カムシャフト上には吸気カムが設置されており、ロッカアームを通じて吸気弁の開閉をコントロールしており、さらに、シリンダーに吸い込まれる空気の進入と閉鎖のタイムをコントロールし、前記シリンダーの口径とピストンストロームとの比は1:2〜15であり、最適には1:10である、ピストン式気圧エンジンである。
本発明は圧縮空気を動力源とするピストン式気圧エンジンを使用し、シリンダーの口径とピストンストロークとの比は1:2〜15であるので、比較的大きな圧縮比が得られ、ピストンの圧縮際の抵抗力を低下することができ、しかも、シリンダー上には吸気通路と吸気弁が設置されるので、ピストンが下向きに運動する時に、吸気通路と吸気弁によって空気が吸い込まれ、圧縮ストロークが終了される時に、吸い込まれた空気は圧縮によって高温が発生され、給気弁が開かれると、低温状態の圧縮ガスがシリンダーに入ると同時に、高温空気によって加熱されて熱量を吸収し、圧縮ガスは熱を吸収して膨張され、さらに大きなスラストを発生させるので、圧縮ガスのエネルギー利用率を向上することができる。
上記方式に基づき、本発明に対して、次の改良を行うことができる。
1)前記シリンダーキャップ上のシリンダー口の所には凹溝が開いており、凹溝の内壁には給・排・吸気口が開いており、対応する各通気口にはそれぞれ給・排・吸気通路が開いており、給気通路は外部の圧縮ガス源と繋がり、吸気と排気通路は外部の大気と繋がっており、前記給・排・吸気弁は対応する凹溝内壁上の給・排・吸気口の所に設置され、吸・排気弁は凹溝の裏側に向いて開かれ、吸気弁は給気通路の裏側に向いて開かれる。
2)前記給・排・吸気弁のロッカアームの一端はヒンジ連結され、中間は給・排・吸気弁ロッドと繋がり、もう一端は対応するカムシャフトの給・排・吸気カムと繋がる。
3)前記給・排・吸気カムの給・排・吸気の持続角度は、それぞれ15〜60°、15〜165°、70〜90°で、給気カムと排・吸気カムとの始発点間隔は、15〜90°、180〜200°である。
4)前記シリンダーキャップの凹溝内壁上に設置され、給気通路の裏側向きに開かれる給気弁構造について、対応する給気口形状のバルブの後には固定の垂直ガイドロッドが設置され、ガイドロッドの端部はシリンダー壁上のガイドロッドスライドを通り抜けてから、カムシャフトの給・排気弁開閉装置の給気ロッカアームと繋がり、ガイドロッド上には圧縮リセットスプリングが被され、給気弁は給気通路の中から給気口を閉じる。
5)前記排・吸気弁の構造について、対応する排・吸気口形状のエア弁の後には固定の垂直ガイドロッドが設置され、ガイドエンドの端部はシリンダー壁上のガイドロッドスライドを通り抜けてから、対応するカムシャフトの給・排気弁の開閉装置の排・吸気ロッカアームに繋がり、ガイドロッド上には圧縮リセットスプリングが被され、排・吸気弁はシリンダーキャップ凹溝の外側から排・吸気口を閉じる。
6)前記給・排・吸気弁上にはシールドゴムジャケットが被覆される。前記ガイドロッドはバルブ導管によってガイドロッドスライドの中に設置され、バルブ導管下部のガイドロッドの外側には弁棒シールが設置される。前記弁棒シールの中間部位には伸縮可能な折り畳み構造又は膨張構造が設置される。
本発明は4ストロークエンジンであり、その作動原理およびストロークは次のとおりである。
吸気ストローク:吸気弁が開かれ、給気弁・排気弁が閉じられる。ピストンは下向きに下の終点まで移動し、空気は給気弁を通じてシリンダーの中に入る。
圧縮ストローク:吸気弁、給気弁および排気弁が閉じられる。ピストンは上向きに上の終点まで移動し、ピストンはガスを圧縮して、ガスの温度を上げる。
仕事ストローク:吸気弁および排気弁が閉じられ、給気弁が開かれる。圧縮ガスは給気弁を通じてシリンダーの中に入り、圧縮ガスがシリンダーの中の高温・高圧ガスに触れると、瞬間的に膨張され、ピストンを押し付けて下向きに移動させ、コネクティングロッドを動かしてクランクシャフトに仕事をする。
排気ストローク:吸気弁と給気弁が閉じられ、排気弁が開かれる。ピストンは上向きに上の終点まで移動し、シリンダーの中のガスは排気弁から排出され、1つの仕事のサイクルが終了される。それから、引き続き吸気ストロークから次のサイクルが始まる。
本発明では、吸気通路と給気弁を設計し、給気弁と排気弁に基づき、吸気ストロークと圧縮ストロークを増すことによって、吸い込まれた空気は圧縮ストロークにおいて、高温が発生し、発生された高温はシリンダーの中にて発熱し、圧縮ガスが給気口を通じてシリンダーに入った後に、熱量を十分吸収し、エネルギーを放出することができ、これによって圧縮ガスのエンタルピーの利用率を高め、比較的大きな動力出力が得られる。それと同時に、シリンダーの温度が下がり、結露によるピストンのロッキングを防止し、ピストンがスムーズに往復運動される保証となる。給気弁上にシールドゴムジャケットを設置することによって、高圧ガスがガスチェンバーからシリンダーの中に漏れないようにし、外側にももれなくなる。これによって、ピストンの正常な作動が保証できるだけでなく、圧縮ガス源の十分な圧力を保証することもでき、気圧エンジンに良く発生する高圧ガス漏れの問題を徹底に解決し、給気弁のシールド効果を効果的に向上した。また、内燃機とは全く違って、比較的小さいシリンダー口径とピストンストロークとの比でシリンダーの圧縮ストロークにおける抵抗力を低減し、動力出力を大きくアップした。
本発明実施例1の原理構造の断面見取図である。 図1のA−A線に沿った断面見取図である。 図1のB−B線に沿った断面見取図である。 図1の実施例1の圧縮ガスがシリンダーに入ってからの仕事ストローク中、各弁状態の見取図である。 実施例1の排気ストローク中、各弁状態の見取図である。 実施例1の吸気ストローク中、各弁状態の見取図である。 実施例1の圧縮ストローク中、各弁状態の見取図である。 図1のC−C線に沿った断面見取図である。 図8の仕事ストローク中、各弁状態の見取図である。 図1のD−D線に沿った断面見取図である。 図10の排気又は吸気ストローク中、排気又は吸気弁状態図である。 カムシャフトの給・排気弁開閉装置の原理俯瞰見取図である。 本発明実施例2の原理構造の断面見取図である。 本発明の弁棒シール構造の見取図である。 本発明の弁棒シールの一種の実施例構造を示した見取図である。 本発明の弁棒シールのもう一種の実施例構造を示した見取図である。
図1に示されている通り、本発明のピストン式気圧エンジンの実施例1は、ピストン1や、シリンダー2、クランクシャフト、コネクティングロッド3およびカムシャフト給・排気弁開閉装置からなり、シリンダー2上にはシリンダーキャップ5がカバーされ、シリンダーキャップ5上にはシリンダー口の所に凹溝13が開いており、凹溝13の内壁上には給・排・吸気口が開いており、対応する各通気口はそれぞれ給・排・吸気通路14、15、16が開いており、給気通路14は外部の圧縮ガス源と繋がり、吸気と排気通路15、16は外部の大気と繋がり、裏開き式圧縮ガス給気弁7および排・吸気弁6、11は対応する凹溝壁上の給・排・吸気口の所に設置され、吸・排気弁11、6は凹溝13の裏向きに開かれ(図5、6を参照)、給気弁7は給気通路14の裏向きに開かれる(図3を参照)。
図8〜図11のとおり、カムシャフト4上には、給・排・吸気カム8、9、12が設置され、給・排・吸気弁7、6、11の開閉をコントロールし、さらに、高圧ガスの給気と仕事済み低圧ガスの排気および吸い込まれた空気の圧縮をコントロールし、高圧ガスはシリンダー2に入りピストン1を押し付けて往復運動をさせる。図1のとおり、ピストン1はコネクティングロッド3を通じて、クランクシャフトを回転させて動力を出力し、本発明のシリンダー口径とピストンストロークとの比は1:2〜15であるので(最適には1:10)、クランクシャフトコネクティングロッド装置のコネクティングロッド3はピストン1にヒンジ連結されるとともに、シリンダーのピストンロッド10の端部上から突き出される。
図12のとおり、給・排・吸気弁の各ロッカアーム17の1端は同一の固定軸上にヒンジ連結され、中間は、給・排・吸気弁7、6、11のガイドロッド18と繋がり、もう1端は対応するカムシャフト4の給・排・吸気カム8、9、12に繋がる。給・排・吸気カム8、9、12の給・排・吸気の持続角度は、それぞれ15〜60°、15〜165°、70〜90°で、給気カム8と排・吸気カム9、12との始発点間隔は、15〜90°、180〜200°である。
タイミングチェーン22はカムシャフト4を動かして、クランクシャフト26を回転させており、カムシャフト4上の給・排・吸気カム8、9、12はロッカアーム17を通じて、給・排・吸気弁7、6、11の開閉をコントロールし、さらに高圧ガスがシリンダー2に入りピストン1を動かして行われる往復運動、吸い込まれた空気の圧縮および低圧ガスの排出をコントロールし、ピストン1はコネクティングロッド3を通じてクランクシャフトを回転させて動力を出力する(図13を参照)。
シリンダーキャップ5の凹溝13内壁に設置され、給気通路14の裏側に開かれる給気弁7の構造については、対応する給気口形状のエア弁の後には固定垂直ガイドロッド18が設置され、ガイドロッド18の端部はシリンダー壁上のガイドロッドスライド19を通り抜けてから、カムシャフト給・排気開閉装置の給気ロッカアーム17と繋がり、ガイドロッド18上には圧縮リセットスプリング20が被され、給気弁7は給気通路14の中から給気口を閉じる。
排・吸気弁6、11の構造は給気弁7と類似している。対応する排・吸気口形状のエア弁の後には固定垂直ガイドロッドが設置され、ガイドロッド端部はシリンダー壁上のガイドロッドスライドを通り抜けてから、対応するカムシャフトの給・排気弁開閉装置の排・吸気ロッカアームに繋がり、ガイドロッド上には圧縮リセットスプリング20が被され、排・吸気弁6、11はシリンダーキャップ5の凹溝13の外側から排・吸気口を閉じる。
給気弁上にはシールドゴムジャケット21が被覆されるので、良く密封され、エア漏れなどが発生しない。図14に示されている通り、ガイドロッド18はバルブ導管27によってガイドロッドスライド19中に設置され、バルブ導管27下部のガイドロッド18の外側には弁棒シール28が設置される。図15に示されている通り、弁棒シール28の中間部位には伸縮可能な折り畳み構造29が設置される。図16に示されている通り、弁棒シール28の中間部位には伸縮可能な膨張構造30が設置される。
図13に示された本発明の実施例2と実施例1との相違点については、ピストン1のストロークが長いため、ピストンロッド10が長くなり、ピストンロッド10上にガイド装置がなければならない。その構造については、ピストンロッド10の端部には横方向ピン23が設置され、横方向ピン23の両端にはシリンダー本体に対応して2本の横方向ピン23両端に対応する縦方向シュート24が設置される。
実験の結果、シリンダー口径とピストンストロークとの比が1:1であっても、発明の目的に達成できるということが明らかになった。
なお本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。特に実施例で示した各数値は一例にすぎず、これらに限らず設定することが可能である。
1−ピストン
2−シリンダー
3−クランクシャフトコネクティングロッド
4−カムシャフト
5−シリンダーキャップ
6−排気弁
7−吸気弁
8−給気カム
9−排気カム
10−ピストンロッド
11−吸気弁
12−吸気カム
13−凹溝
14−給気通路
15−排気通路
16−吸気通路
17−ロッカアーム
18−エア弁ガイドロッド
19−ガイドロッドスライド
20−圧縮リセットスプリング
21−シールドゴムジャケット
22−タイミングチェーン
23−横方向ピン
24−縦方向シュート
25−フライホイール
26−クランクシャフト
27-バルブ導管
28-弁棒シール
29-折り畳み構造
30-膨張構造

Claims (11)

  1. シリンダー本体や、ピストン(1)、シリンダー(2)、クランクシャフト、コネクティングロッド(3)、カムシャフト(4)およびエア弁をコントロールする開・閉装置などとなり、シリンダー本体上にはシリンダーキャップ(5)がカバーされており、シリンダーキャップ(5)上には裏開き式圧縮ガス給気弁(7)と排気弁(6)が設置されており、カムシャフト(4)上には給気カム(8)と排気カム(9)が設置されており、クランクシャフトの回転はタイミングチェーン又はタイミングベルト(22)によって、カムシャフト(4)を動かして、ロッカアーム(17)を通じて、給・排気弁(7、6)の開・閉をコントロールし、さらに、高圧ガスをシリンダー(2)に入れてピストン(1)の往復運動および仕事済み低圧ガスの排出をコントロールし、ピストン(1)はコネクティングロッド(3)を通じて、クランクシャフトを回転させて動力を出力するが、前記シリンダーキャップ(5)上には吸気弁(11)が設置されており、カムシャフト(4)上には吸気カム(12)が設置されており、ロッカアーム(17)を通じて吸気弁(11)の開閉をコントロールしており、さらに、シリンダー(2)に吸い込まれる外部空気の進入と閉鎖のタイムをコントロールし、前記シリンダー(2)の口径とピストン(1)ストロームとの比は1:2〜15であり、前記シリンダーキャップ(5)上のシリンダー口の所には凹溝(13)が開いており、凹溝(13)の内壁には給・排・吸気口が開いており、対応する各通気口にはそれぞれ給・排・吸気通路(14、15、16)が開いており、給気通路(14)は外部の圧縮ガス源と繋がり、吸気と排気通路(16、15)は外部の大気と繋がっており、前記給・排・吸気弁(7、6、11)は対応する凹溝(13)内壁上の給・排・吸気口の所に設置され、吸・排気弁(11、6)は凹溝(13)の裏側に向いて開かれ、吸気弁(7)は給気通路(14)の裏側に向いて開かれることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  2. 請求項1に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記シリンダーキャップ(5)の凹溝(13)内壁上に設置され、給気通路(14)の裏側向きに開かれる給気弁(7)構造については、対応する給気口形状のバルブの後には固定の垂直ガイドロッド(18)が設置され、ガイドロッド(18)の端部はシリンダー壁上のガイドロッドスライド(19)を通り抜けてから、カムシャフト(4)の給・排気弁開閉装置の給気ロッカアーム(17)と繋がり、ガイドロッド(18)上には圧縮リセットスプリング(20)が被され、給気弁(7)は給気通路(14)の中から給気口を閉じることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  3. 請求項2に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記排・吸気弁(6、11)の構造については、対応する排・吸気口形状のエア弁の後には固定の垂直ガイドロッドが設置され、ガイドエンドの端部はシリンダー壁上のガイドロッドスライドを通り抜けてから、対応するカムシャフトの給・排気弁の開閉装置の排・吸気ロッカアームに繋がり、ガイドロッド上には圧縮リセットスプリング(20)が被され、排・吸気弁(6、11)はシリンダーキャップ(5)凹溝(13)の外側から排・吸気口を閉じることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  4. 請求項1〜3に記載のいずれか1項のピストン式気圧エンジンにおいて、前記給・排・吸気弁(7、6、11)のロッカアームの一端はヒンジ連結され、中間は給・排・吸気弁ロッドと繋がり、もう一端は対応するカムシャフトの給・排・吸気カムと繋がることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  5. 請求項4に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記給・排・吸気カム(8、9、12)の給・排・吸気の持続角度は、それぞれ15〜60°、15〜165°、70〜90°で、給気カム(8)と排・吸気カム(9、12)との始発点間隔は、15〜90°、180〜200°であることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  6. 請求項5に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記給・排・吸気弁(7、6、11)上にはシールドゴムジャケットが被覆さていることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  7. 請求項6に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記ピストンロッド(10)の端部には横方向ピン(23)が設置され、横方向ピン(23)の両端にはシリンダー本体に対応して2本の横方向ピン(23)両端に対応する縦方向シュート(24)が設置されることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  8. 請求項7に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記シリンダー(2)の口径とピストン(1)ストロークとの比は1:10であることを特徴とするピス
    トン式気圧エンジン。
  9. 請求項8に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記シリンダー(2)の口径とピストン(1)ストロークとの比は1:1であることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  10. 請求項6に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記ガイドロッド(18)はバルブ導管(27)によってガイドロッドスライド(19)中に設置され、バルブ導管(27)下部のガイドロッド(18)の外側には弁棒シール(28)が設置されることを特徴とするピストン式気圧エンジン。
  11. 請求項10に記載のピストン式気圧エンジンにおいて、前記弁棒シール(28)の中間部位には伸縮可能な折り畳み構造(29)又は膨張構造(30)が設置されることを特徴するピストン式気圧エンジン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113581356A (zh) * 2021-09-09 2021-11-02 刘继峰 一种气动自行车

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