JP2013176511A - 医用画像診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】読影効率の良い医用画像処理システムを提供すること。
【解決手段】実施形態の医用画像診断システムは、医用画像の画像処理を実行し、前記画像処理の実行画面をクライアント端末へ転送するアプリケーション実行部と、前記クライアント端末の操作入力情報を検知し、前記操作入力情報が予め定義された条件を満たす場合に、前記医用画像から簡易画像を生成する簡易画像保存判断部と、前記簡易画像、および前記簡易画像の生成元となる医用画像を識別する簡易画像識別情報を前記クライアント端末へ明示的にあるいはバックグランドで転送する簡易画像転送部と、を有する医用アプリケーションサーバを備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、医用画像の読影などに使用する医用画像診断システムに関する。
近年、CT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)等の医用画像撮像装置で生成される画像データは高精細大容量であり、かつ検査数の増加から処理すべき画像データ量は膨大になっている。読影医は医用画像撮像装置で生成された医用画像をそのまま見て読影するだけでなく、ネットワークに接続されたアプリケーションサーバの高機能な医用画像処理アプリケーションを用いて、新たな医用画像を生成し病巣部の読影・診断を行うことができる。
近年このようなアプリケーションサーバの性能向上により、これに搭載された医用画像処理アプリケーションをネットワークに接続された端末から利用するシンクライアントシステムの運用が普及されてきた。また、CTやMRI等の医用画像撮像装置自体に医用画像処理アプリケーションを搭載し、アプリケーションサーバとして運用することも可能となっている。
アプリケーションサーバを用いたシステムは、アプリケーションやデータの一元管理が可能であるから、クライアント端末の処理能力は余り高くないもので良く、消費電力が低く、軽量、静音で、病院内の環境に適した端末を使用することができる。しかし、外出先などでネットワークに接続できない環境では、全く使用することができないという問題点がある。
最近、公衆回線などのモバイル通信環境が徐々に整備されつつあるが、外出先(院外、移動中)などではアプリケーションサーバを利用することができず画像診断やデモンストレーション等が行えなくなってしまう場合があった。
特に、訪問診療や学会などで外出することが多い医療関係者にとって移動中のわずかな時間でも画像診断に割きたいという要望があり、いつでも・どこでも画像診断が行えることが望まれている。従って、ネットワークがオフライン時においても画像診断が行える必要がある。
ネットワークがオフラインにおいても画像データを閲覧するための技術として、あらかじめサーバ装置から画像データをダウンロードしておくものがある(特許文献1参照)。
特開2009−246758号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記問題を解決し、読影効率の良い医用画像診断システムを提供することである。
上記課題を達成するために、実施形態の医用画像診断システムは、医用画像の画像処理を実行し、前記画像処理の実行画面をクライアント端末へ転送するアプリケーション実行部と、前記クライアント端末の操作入力情報を検知し、前記操作入力情報が予め定義された条件を満たす場合に、前記医用画像から簡易画像を生成する簡易画像保存判断部と、前記簡易画像、および前記簡易画像の生成元となる医用画像を識別する簡易画像識別情報を前記クライアント端末へ明示的にあるいはバックグランドで転送する簡易画像転送部と、を有する医用アプリケーションサーバを備える。
本実施形態における医用画像診断システムのネットワーク構成図。 第1の実施形態における医用画像診断システムのブロック構成図。 同実施形態における医用画像診断システムの医用アプリケーションサーバ側の動作を説明するフローチャート。 同実施形態における医用画像診断システムのオフライン時でのクライアント端末側の動作を説明するフローチャート。 同実施形態における簡易画像保存制御部のブロック構成図。 第2の実施形態における画像診断ワークフローの例。 同実施形態における保存条件設定部のブロック構成図。 同実施形態における簡易画像の保存処理をアプリケーションサーバ側で行う場合の処理の流れを説明する図。 同実施形態における簡易画像の手動保存をクライアント端末側で行う場合の処理の流れを説明する図。 同実施形態におけるクライアント端末側に保存される簡易画像のディレクトリ構造図。 第3の実施形態における医用画像診断システムのブロック構成図。 同実施形態におけるオンライン復旧時の処理を説明する図。 同実施形態における簡易診断画像をワークフローのレポート作成フローに反映させるための処理の流れを説明する図。
以下、発明を実施するための実施形態について図1から図13に示す図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の医用画像処理システムは、HIS(Hospital Information System)、RIS(Radiology Information System)、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)などのシステムと連携して構築することが可能であり、既存のシステムとの整合性が容易に得られる。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態が適用される医用画像処理システムは、超音波診断装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの複数の医用画像撮像装置11A、11B、…11Kと、これらの医用画像撮像装置11(複数接続される医用画像撮像装置を代表する)で撮影された医用画像データを保存する医用画像サーバ12、および病院内情報システム(HIS)13が接続されたネットワーク14上に構築され、読影医がログインする複数のクライアント端末15A、15B、…15Nと画像処理を一元的に行う医用アプリケーションサーバ16を有する。
医用アプリケーションサーバ16とクライアント端末15A、15B、…15Nはシンクライアントシステムを形成する。シンクライアントとは、クライアント端末15(複数接続されるクライアント端末を代表する)に必要最小限の処理をさせ、画像処理を含む大部分の処理を医用アプリケーションサーバ16側に集中させたシステムである。従って、読影医は、医用アプリケーションサーバ16で処理された画面出力に対してクライアント端末15からマウス・キーボード入力を行い、画像診断を行うことができる。
医用アプリケーションサーバ16はクライアント端末15へログインした読影医の操作入力情報に応じて種々の画像処理を行い、その処理した結果の医用画像をクライアント端末15へ送信して表示させる。画像処理は、例えば3次元のレンダリング処理、画像中の医学的異常を検出するCAD(computer-aided diagnosis)処理、画像計測処理、心臓等の機能解析処理などである。
次に、本実施形態の医用画像診断システムのブロック構成について図2を用いて説明する。医用アプリケーションサーバ16と、ネットワーク14を介して接続されるクライアント端末15の一つとの関係を示している。
医用アプリケーションサーバ16は、PACSなどの医用画像サーバ12、または直接CT装置などの医用画像撮像装置11から医用画像を取得しDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)フォーマットで保存する医用画像データベース(DB)161、クライアント端末15にログインした読影医の操作入力情報に従ってアプリケーションを実行するアプリケーション実行部162、ログインした読影医の操作入力状況・診断進捗状況などを検知し、現在実行中の医用画像から簡易画像を生成、保存を行うかどうかを判断する簡易画像保存判断部163、および簡易画像を明示的またはバックグランドでクライアント端末15に転送する簡易画像転送部164を有する。
また、クライアント端末15のそれぞれは、ログインする読影医が診断を行うためのマウス・キーボードなどのユーザインタフェースが接続される操作部151、アプリケーション実行部162で実行されるアプリケーション実行画面を取得するアプリケーション画面取得部152、アプリケーション実行画面をモニタに表示する表示部153、簡易画像転送部164から転送される簡易画像を取得する簡易画像取得部154、簡易画像および簡易診断後の簡易診断情報などを保存する簡易診断データベース(DB)155、および、簡易診断を行うため簡易診断DB155に保存されている簡易画像の読み出しや、簡易診断の際に行うマーキングやコメント作成、および簡易診断情報を保存する処理などを、クライアント端末15のOS(Operating System)に標準で搭載される標準アプリケーションを用いて実行するための標準アプリケーション実行部156を有する。実線矢印で示すデータ処理は、医用アプリケーションサーバ16を利用する医用画像診断システムのうち従来からのシンクライアント機能を示し、点線矢印は本実施形態で追加される機能を示している。
以上の構成による医用画像診断システムの動作を説明する。図3は医用アプリケーションサーバ16側での動作を説明するフローチャートであり、図4はオフライン時にクライアント端末15側の動作を説明するフローチャートである。
図3に示すように、ステップST301では、院内のようにネットワークが接続可能な状態(オンライン)であれば、読影医はクライアント端末15から医用アプリケーションサーバ16にログインし画像診断を開始する。
ステップST302では、読影医は、医用画像DB161、医用画像サーバ12、または医用画像撮像装置11からDICOMフォーマットで保存されている医用画像を取得する。そして、クライアント端末15の操作部151に接続されるマウス、キーボードなどを操作して医用画像処理または医用診断アプリケーションなどをアプリケーション実行部162で実行させる。
ステップST303に示すように、画像診断アプリケーションや画像処理アプリケーションは医用アプリケーションサーバ16上で動作し、画面情報のみが図2の実線矢印のようにクライアント端末15に転送される。
一方、ステップST304では読影医による画像診断に並行し、簡易画像保存判断部163でマウス、キーボードなどの操作入力情報を検知し、所定の条件に一致した場合に簡易画像を生成し、クライアント端末15に転送するかどうかを判断するステップST305に進む。
なお、ここで簡易画像とはDICOM形式の医用画像と区別するため、クライアント端末15で行われる簡易診断の際に使用する静止画、動画の形態を含む医用画像のことを言う。またクライアント端末15で診断が可能とするため、汎用の保存形式が選択されるが、診断ミスなどを防止するため十分高画質である必要がある。従って簡易画像は、原則として圧縮などの画像処理をするものではなく、画像診断の根拠となる部分の画像をクライアント端末15で編集可能な保存形式で切り出して転送するものである。
ステップST305では、読影医による画像診断において、マウスなどのユーザインタフェースの操作入力情報が予め指定しておいた所定の簡易画像保存条件に一致するかどうかを判断する。簡易画像の保存条件に一致したと判断されれば(ステップST305:Yes)、所定の画面が静止画または動画の標準形式で生成され、クライアント端末15に明示的、またはバックグランドで転送される(ステップST306)。また、簡易画像の保存条件に一致しなければ(ステップST305:No)、ステップST304に戻り、操作入力情報の検知を継続する。
クライアント端末15では、ステップST401において、ネットワークと接続できているかどうかを判断し、ネットワークと接続できない(オフライン)場合には、簡易診断DB155にアクセスして簡易診断を開始する(ステップST402)。なお、簡易画像DB155のフォルダ形式は、クライアント端末15に搭載されるOSのフォルダエクスプローラでアクセス可能であり、フォルダ内の簡易画像のアイコンをクリックすることでファイルを開くことが可能である。
ステップST403では、簡易画像のファイルを開いて診断を行う。医用アプリケーションサーバ16で生成・転送された簡易画像は、クライアント端末15での診断が可能とするためOS汎用のアプリケーション、例えばWindows(登録商標)であれば、ペイントなどの標準アプリケーションで閲覧・編集が可能である。
クライアント端末15でオフライン時に行う簡易診断は、簡易画像を開いた標準アプリケーション上で行われ、簡易画像上にマーキングやコメントが追加されて上書き保存される。また、診断コメントなども簡易画像上に直接書き込んでも良いし、別途テキストファイルなどを作成してもよい。
ステップST404では、クライアント端末15がオンラインかどうかを継続して判断を行う。使用しているクライアント端末15がオンラインとなれば(ステップST404:Yes)、医用アプリケーションサーバ16側に簡易画像診断情報をアップロードする。このアップロードした簡易画像診断情報は画像診断レポートに反映するが、これについては後述する。使用しているクライアント端末15がオンラインのままであれば、ステップST404を継続する。
従って第1の実施形態によれば、院内などのネットワークが接続可能な場所で、医用アプリケーションサーバ16を用いて画像診断を行った画像については、クライアント端末15上に簡易診断に必要な簡易画像が転送されている。このため、ネットワークが接続されない場所に移動しても診断を継続して行うことができる。
さらに、転送される簡易画像は、クライアント端末15に予め搭載されている標準的なアプリケーションにて閲覧・編集することができるため、クライアント端末15上に画像処理用の高機能なアプリケーションが実装されている必要がない。従ってシンクライアント端末としての利点(低価格、低消費電力、軽量、静音性など)を損なうことなく機能の向上が得られるという効果を奏する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、読影医が画像診断ワークフローに基づいて画像診断を行う場合について具体的に説明する。まず、簡易画像保存判断部163の構成につき図5を参照して説明する。
簡易画像保存判断部163は、画像診断ワークフローを実行するワークフロー実行部51と、簡易画像を生成しクライアント端末15に保存する条件が設定される保存条件設定部52と、画像診断ワークフローの進捗情報や、画像診断時の医用画像の拡大、縮小、回転、およびフレームアウト更新などの操作入力情報を検知し、保存条件設定部52に設定された簡易画像の保存条件を満足した場合に、簡易画像を生成する命令を出力する保存条件判定部53を有している。
図6に画像診断ワークフローの例を示している。画像診断ワークフローは、質の向上、効率化の観点から診断内容(臨床アプリケーション)別に確立されており多様化されているが、ここでは、一般的な例について説明する。
画像診断ワークフローは大きく分けて、医用画像DB161などから診断すべき医用画像を選択するため画像リスト一覧を表示させるステップST601、選択された医用画像の全体像を表示させるステップST602、画像診断を開始するステップST603、および画像診断後にレポートを作成するステップST604で構成される。
画像診断を開始するステップST603では、診断に必要な部位の画像を全体像から抽出するために、全体像を拡大(縮小)、回転、輝度調整などを行いながら病巣部のスクリーニングを行う。この時、3D、MPR(multi planar reformation)画像の静止画像によりスクリーニングを行うステップST605、フライスルーや、時相画像(4D表示)などの動画を用いて病巣部のスクリーニングを行うステップST606などがある。
図7は、保存条件設定部52で設定される操作入力情報と簡易画像の保存形式の例を示している。この例では、画像表示のフレームレイアウトを変更した場合、拡大・縮小、回転、輝度変換などのユーザインタフェース操作入力情報を検知し、BMPや、JPEGなどの静止画保存形式に変換して保存するように設定されている。また、フライスルーや時相画像(4D表示)を表示させている場合には、Quick Time、WMV(Windows Media Video)、AVI(Audio Video Interleave)形式などに変換して保存されるように設定されている。このような保存条件は、コンフィグファイル71として予め保存され、保存条件判定部53が読み込んで簡易画像の生成、保存の判断に使用する。
図8は、簡易画像の保存処理を医用アプリケーションサーバ16側で行う場合の処理の流れを示している。医用アプリケーションサーバ16側で行う簡易画像の保存処理は、ステップST801で示す自動保存処理と、ステップST802で示す手動保存処理に分けられる。
ステップST801の自動保存処理では、保存条件設定部52のコンフィグファイル71を保存条件判定部53で読み込み、操作入力情報がコンフィグファイル71の条件と一致するかどうかの判定を行う(ステップST803)。
ステップST802の手動保存では、クライアント端末15に接続されているマウス・キーボードから明示的に簡易画像を保存するように要求する。
ステップST804では、コンフィグファイル71に記載された保存形式で静止画または動画の形式で簡易画像を生成し、クライアント端末15の簡易画像取得部154に転送する(ステップST805)。
図9は、簡易画像の手動保存をクライアント端末15側で行う場合の処理の流れを示している。医用アプリケーションサーバ16は、アプリケーション実行画面をアプリケーション画面取得部152に転送させているため、表示部153上に表示される画像の必要部分をコピーまたは切り取り、簡易画像取得部154を経由して簡易診断DB155に保存する。画面のコピーまたは切り取りなどの処理は、例えばOSに搭載されている標準的なスニッピングツールなどを使用することができる。
図10は、クライアント端末15の簡易診断DB155に保存される簡易診断フォルダのディレクトリ構造を示している。この例では簡易診断DB155のフォルダ管理は簡易画像取得部154で行うものとして仮定する。
簡易画像取得部154は、簡易診断DB155内に簡易診断情報を一意に識別可能な、例えば「レポート1」という名前の簡易診断フォルダ内に、医用画像IDとの関連付けを示す簡易画像IDファイル、簡易診断画像、および診断メモなどがセットとなって保存される。簡易画像フォルダはクライアント端末15に搭載されている汎用のフォルダエクスプローラで閲覧可能である。
ここで簡易画像IDとは、簡易画像自身と、この簡易画像を生成する元となった医用画像DB161、医用画像サーバ12、および医用画像撮像装置11上の医用画像IDとの関連付けを表すもので、簡易画像の取得時に医用アプリケーションサーバ16から簡易画像の取得と同時に取得する。
また、簡易診断画像とは、簡易診断前では、医用アプリケーションサーバ16側から転送された簡易画像自体を示しているが、簡易診断後には、簡易診断画像上にマーキングやコメントなどが記され、簡易画像ファイルを上書き保存したものである。
また、診断メモ等は、例えばテキストエディタなどで記載されたテキストファイルである。その他、簡易診断に必要なファイル形式は、クライアント端末15に標準に搭載されたアプリケーションを使用したものであれば特に保存形式(フォーマット)は問わない。
すなわち、簡易画像診断DB155内に記憶される簡易画像などの簡易診断情報は、OSの標準フォーマットで記憶され、非DICOM形式のフォーマットであることが好ましい。
なお、簡易診断フォルダ名は簡易診断情報を一意に識別可能な名前であればよいため、「レポート1」の他には「患者名」、「検査オーダ番号」などの患者識別情報や、検査日時、撮影装置の種別などを使用することが考えられる。
また、簡易診断フォルダ内には、簡易診断日や簡易診断を特定できるIDが記されたファイルなどを付加してもよいし、簡易診断を複数日にわたって行う場合には、簡易診断日毎にフォルダの階層を増やすなど、複数階層のフォルダ管理を行ってもよい。
以上述べたように、第2の実施形態によれば、読影医が画像診断ワークフローに基づいて画像診断を行う場合、各種画像診断ワークフローに基づいた簡易画像が自動的に生成されクライアント端末15に転送される。しかも、クライアント端末15に保存される簡易診断のフォルダ管理は、クライアント端末15に標準的に搭載されているフォルダエクスプローラで管理可能である。さらに簡易画像はクライアント端末に標準的に搭載されているアプリケーションを用いて閲覧・編集が可能であるから、高機能なアプリケーションを実装しなくとも画像診断を容易に行うことができる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、ネットワークがオフラインからオンラインになった場合について説明する。さらに、オフラインに行った簡易診断を画像診断ワークフローのレポート作成に反映する方法について説明する。図11は、第3の実施形態における医用画像診断システムのブロック構成図を示している。
図2に示すブロック構成図に加え、本実施形態の医用アプリケーションサーバ16には、オンライン時にクライアント端末15に対して、オフライン時に行った簡易診断情報があるかどうかを確認する簡易診断情報確認部165と、簡易診断情報をクライアント端末15から取得する簡易診断情報取得部166が追加されている。
またクライアント端末15には、簡易診断情報を管理する簡易診断管理部157と、医用アプリケーションサーバ16からの要求に従い、簡易診断情報をアップロードする簡易診断情報転送部158が付加される。
簡易診断管理部157は、簡易診断情報を簡易画像や簡易画像IDに関連付けて管理し、簡易診断情報を検索する。そして簡易診断情報転送部158は、簡易診断情報確認部165の要求に基づき、簡易診断情報を簡易診断情報取得部166にアップロードする。
図12を用いてオンライン復旧時の処理について説明する。ステップST121では、簡易診断情報確認部165から簡易診断管理部157に簡易診断情報の有無を確認する。簡易診断情報がある場合には、ステップST122において、簡易診断情報確認部165から簡易診断管理部157に簡易診断情報の取得要求を送出する。
ステップST123では、簡易診断情報の取得要求に基づき、簡易診断情報を簡易診断DB155から読み出し、簡易診断情報転送部158から簡易診断情報取得部166に送出する。
図13では、簡易診断情報取得部166で取得した簡易診断情報を画像診断ワークフローに反映する処理の流れを示している。ここでは、画像診断ワークフローに従って画像診断を行っている途中で一旦画像診断を中断し、画像診断を再開する場合の処理について説明する。ステップST131では、画像診断ワークフローを再開するために、診断すべき医用画像を選択し、画像診断を継続する(ステップST132)。一方、画像ワークフローが再開されたことを検出して、簡易診断情報確認部165は、簡易診断管理部157に簡易診断情報の有無を確認する(ステップST133)。
簡易診断情報があれば、簡易診断情報をクライアント端末15から取得し(ステップST134)、画像診断ワークフローのレポート作成に反映できるよう簡易画像保存判断部163に簡易診断情報を一旦保存する。
ステップST135のレポート作成では、簡易診断情報を参考資料としてもよいし、正式な診断レポートとしてもよい。作成された画像診断レポートは医用画像DB161に保存される。
以上述べたように、第3の実施形態によれば、オフライン時にクライアント端末で行った簡易診断情報を、画像診断ワークフローに取り込むことが可能であるため、診断レポートとして活用が可能である。
本実施形態によれば、医用アプロケーションサーバを用いた画像診断において、診断ワークフローに沿った簡易画像が転送され、またユーザ操作入力情報に対応して簡易画像がクライアント端末に保存できる。このため、クライアント端末がスタンドアローンな状態においても、特別なアプリケーションを必要とせずに簡易画像を用いて画像診断が行える。
しかも、ネットワーク接続が復帰した際には、オフライン時に行った簡易診断情報が医用アプリケーションサーバ側に転送されるため、転送された簡易診断情報をレポート作成に活用が可能である。
これにより、訪問診療や学会などの外出先においても容易に画像診断を行えるため診断時間の効率化が達成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11、11A、11B、11K…医用画像撮像装置、
12…医用画像サーバ、
13…病院内情報システム、
14…ネットワーク、
15、15A、15B、15N…クライアント端末、
151…操作部、
152…アプリケーション画面取得部、
153…表示部、
154…簡易画像取得部、
155…簡易診断DB(データベース)、
16…医用アプリケーションサーバ、
161…医用画像DB(データベース)、
162…アプリケーション実行部、
163…簡易画像保存判断部、
164…簡易画像転送部。

Claims (8)

  1. 医用画像の画像処理を実行し、前記画像処理の実行画面をクライアント端末へ転送するアプリケーション実行部と、
    前記クライアント端末の操作入力情報を検知し、前記操作入力情報が予め定義された条件を満たす場合に、前記医用画像から簡易画像を生成する簡易画像保存判断部と、
    前記簡易画像、および前記簡易画像の生成元となる医用画像を識別する簡易画像識別情報を前記クライアント端末へ明示的にあるいはバックグランドで転送する簡易画像転送部と、
    を有する医用アプリケーションサーバを備える医用画像診断システム。
  2. 前記クライアント端末内に、前記簡易画像および簡易画像識別情報を取得する簡易画像取得部と、
    前記簡易画像および簡易画像識別情報を記憶する簡易診断データベースと
    を有する請求項1記載の医用画像診断システム。
  3. 前記クライアント端末の管理診断データベースは、前記簡易画像および簡易画像識別情報を含むファイル管理を、複数階層のフォルダで管理可能に構成され、前記簡易画像は、前記クライアント端末で動作するOS標準形式の非DICOM画像フォーマットで記憶される請求項2記載の医用画像診断システム。
  4. 前記フォルダのフォルダ名は、患者の識別情報、検査日時、および撮影装置の種類の少なくとも1つの情報に基づいて決定される請求項3記載の医用画像診断システム。
  5. 前記簡易画像保存判断部は、画像診断ワークフローを実行するワークフロー実行部と、
    前記操作入力情報に関連付けられた簡易画像の生成条件および保存形式を設定する保存条件設定部と、
    前記操作入力情報を検知し、前記簡易画像の生成条件を満足するかどうかを判断する保存条件判断部を有する請求項1から4のいずれかに記載の医用画像診断システム。
  6. 前記医用アプリケーションサーバ内に、
    前記クライアント端末上で前記簡易画像を用いて行われた簡易診断情報の有無を、ネットワークの復旧時に確認する簡易診断情報確認部と、
    前記簡易診断情報が前記クライアント端末上に存在する場合に、前記簡易診断情報を取得する簡易診断情報取得部と、
    をさらに備える請求項3記載の医用画像診断システム。
  7. 前記クライアント端末内に、
    前記簡易診断情報を前記簡易画像、および前記簡易画像識別情報に関連付けて管理する簡易診断情報管理部と、
    をさらに備える請求項4記載の医用画像診断システム。
  8. 前記画像診断ワークフローのレポート作成に、前記簡易診断情報の参照を可能にする請求項5記載の医用画像診断システム。
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