JP2013176170A - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】5.1チャンネルのスピーカ構成で7.1チャンネルの音像定位と臨場感を得る再生装置を簡単な構成で実現できる再生装置を提供する。
【解決手段】視聴者が第1のスピーカ方向から音を聞いた際に得られる第1周波数特性と第mスピーカ方向から音を聞いた際に得られる第m周波数特性との第m−1差分値を第2スピーカから第nスピーカのそれぞれで算出し、取得した第m−1差分値に基づいて、音声信号に乗算する第m−1ゲイン情報を周波数帯域毎に取得する動作を、取得した第1差分値から第n−1差分値のそれぞれで実施し、取得した第m−1ゲイン情報に含まれる周波数帯域毎のゲイン値を対応する音声信号の周波数成分に乗算することにより、第mスピーカ用の音声信号を生成する動作を、取得した第1差分値から第n−1差分値まで実施し、生成された第mスピーカ用の音声信号を第mスピーカに出力する動作を第2スピーカから第nスピーカまで実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチチャンネル音場再生において、5.1チャンネルのスピーカシステムで7.1チャンネル信号の音場を再生するための音場制御技術に関するものである。
昨今のAV機器でのオーディオ再生においては、ホームシアター関連技術の開発が盛んであり、視聴者の周辺に複数のスピーカを配置し、全方向の臨場感を高めている。とりわけDVDの開発により記録チャンネル数が増加し、2チャンネルステレオ方式から5.1チャンネルの音場再生へと発展し、現在では更に後方へ1本ないし、2本のスピーカを追加した6.1チャンネル、7.1チャンネルの音場再生へというようにチャンネル数が拡大しつつある。具体的には、7.1チャンネル信号として、Dolby ProLogic IIXで5.1チャンネル信号源からの拡張によるものや、BD(Blu Ray Disc)による7.1チャンネル記録そのものがある。更にはDolby Digital Plus方式など、現在最大13.1チャンネルの記録方式が提案されている。この様に順次マルチチャンネル化が進んでいる。
図16は従来のマルチチャンネル音場再生装置の一例を示した図である(特許文献1参照)。
以下、図16を参照しながら、従来のマルチチャンネル音場再生装置について、その動作を説明する。
図16は7.1チャンネルの信号を5.1チャンネルのスピーカで再生するマルチチャンネル音場再生方式の例であり、バックサラウンド信号LB1、RB1の和信号と差信号とを生成する第1の演算部F1aと、前記和信号を処理する第1のFIRフィルタF1bと、前記差信号を処理する第2のFIRフィルタF1cと、前記第1及び第2のFIRフィルタF1b、F1cで処理された信号の和信号と差信号とを生成する第2の演算部F1dと、前記第2の演算部F1dで処理された和信号、差信号をそれぞれサイドサラウンド信号LS1、RS1に加算する加算器a、加算器bとで構成されている。
5.1チャンネル方式でのオーディオ再生については、図18に示すITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置が推奨されている。これは、正面のセンタースピーカ、±30度のフロントL/Rスピーカ、±100度〜120度のサイドサラウンドLS/RSスピーカの等距離設置を推奨している。7.1チャンネルのマルチチャンネル信号を再生するには、さらにバックサラウンドスピーカをサイドサラウンドスピーカの後方に設置すればよいが、一般家庭において、スピーカを7.1チャンネル分、等距離、指定角度に配置し、その中央で視聴できる環境を整備することはごくまれである。簡易的にはフロントL/Rスピーカだけでサラウンド効果を出す方法もあるが、その効果、視聴サービスエリアは狭い。できるだけ少ないスピーカ数である5.1チャンネルのスピーカ構成で7.1チャンネルのもつ音像定位と臨場感を出そうとするのが従来のマルチチャンネルオーディオ再生装置である。
この動作について説明する。まず始めに、5.1チャンネルのスピーカ配置を図17に示すごとく構成しておく。ただし、前記5.1チャンネルのうち、0.1チャンネルの低域成分のみ含むLFEチャンネル(Low Frequency Effect)信号は、低域成分なので、通常その音像定位感はないため、それを再生するLFEスピーカは部屋のどこでも設定可能であり、ここでは図示していない。またサイドサラウンドスピーカは、図18に示すITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置の110度〜120度ではなく、真横の90度方向に配置されている。
このように配置された5チャンネルのスピーカを利用して、バックサラウンド信号を処理し、サイドサラウンドスピーカに加算し再生する。
このバックサラウンド信号の処理について、図16を用いて詳細に説明する。まず一対のバックサラウンド信号LB1、RB1はその和差成分を生成する第1の演算部F1aを通過させ、前記和信号は第1のFIRフィルタF1bで処理され、前記差信号は第2のFIRフィルタF1cで処理される。前記第1及び第2のFIRフィルタの伝達特性P、Nは
P=(F+K)/(S+A)
N=(F−K)/(S−A)
で示される。ここで、Sは視聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Aは視聴者の逆側の耳までの伝達特性、Fは音像を定位させたい位置から視聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Kは音像を定位させたい位置から視聴者の逆側の耳までの伝達特性とし、視聴者の頭部伝達関数を使用する。
このように一対のバックサラウンド信号LB1、RB1は音像定位処理され音声信号LB2、RB2として加算器a、加算器bにより音声信号LS1、RS1にそれぞれ加算し、LS、RS信号として左右サイドサラウンドスピーカLS、RSへ供給し再生する。この様にしてバックサラウンド信号を音像定位処理し、サイドサラウンドスピーカに加算し、再生することで、5.1チャンネルスピーカ構成で7.1チャンネルのもつ音像定位と臨場感を一般家庭で簡単に形成できる。
特開2005−341208号公報
しかしながら、視聴者の頭部伝達関数を使用し、バックサラウンド信号LB1、RB1を音像定位処理し、加算器a、加算器bで音声信号LS1、RS1と合成加算し、左右サイドサラウンドスピーカLS、RSで再生する方式では、一人の視聴者に対する頭部伝達関数を使用し、精度の高い信号音の合成とキャンセル演算を行うため、一人の視聴者だけに対する7.1チャンネルの音像定位と臨場感は実現できるが、複数の視聴者に対するサービスエリアは確保できない。今後マルチチャンネル化が拡大展開し、家庭でのホームシアター産業が普及するには、そのサービスエリアの広さとスピーカシステムの簡単設置が必要となる。
本発明は、このようなサービスエリアの狭さの課題を解決するものであり、5.1チャンネルのスピーカ構成で、7.1チャンネルの音像定位と臨場感を広いサービスエリアで得る音場制御装置を構成することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の再生装置は、第1のスピーカ用の音声信号を、前記第1のスピーカとはそれぞれ異なる第2スピーカから第nスピーカ(nは2以上の正の整数)で構成されるスピーカ群から再生する再生装置であって、前記音声信号を取得する取得部と、前記音声信号を視聴する視聴者が前記第1のスピーカ方向から音を聞いた際に得られる第1周波数特性と、前記第mスピーカ方向(mは2≦m≦nを満たす正の整数)から音を聞いた際に得られる第m周波数特性との第m−1差分値を、前記第2スピーカから前記第nスピーカのそれぞれにおいて算出し、第1差分値から第n−1差分値を取得する算出部と、前記取得した第m−1差分値に基づいて、前記音声信号に乗算する第m−1ゲイン情報を周波数帯域毎に取得する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値のそれぞれに対して実施し、第1ゲイン情報から第n−1ゲイン情報を取得するゲイン情報取得部と、前記第m−1ゲイン情報に含まれる周波数帯域毎のゲイン値を対応する前記音声信号の周波数成分に乗算することにより、前記第mスピーカ用の音声信号を生成する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値まで実施するゲイン情報乗算部と、前記生成された前記第mスピーカ用の音声信号を前記第mスピーカに出力する動作を、前記第2スピーカから前記第nスピーカまで実施する出力部と、を備える。
また本発明の再生方法は、第1のスピーカ用の音声信号に基づいて得られる音声信号を、前記第1のスピーカとはそれぞれ異なる第2スピーカから第nスピーカ(nは2以上の正の整数)で構成されるスピーカ群に出力する再生方法であって、前記音声信号を取得し、前記音声信号を視聴する視聴者が前記第1のスピーカ方向から音を聞いた際に得られる第1周波数特性と、前記第mスピーカ方向(mは2≦m≦nを満たす正の整数)から音を聞いた際に得られる第m周波数特性との第m−1差分値を、前記第2スピーカから前記第nスピーカのそれぞれにおいて算出し、第1差分値から第n−1差分値を取得し、前記取得した第m−1差分値に基づいて、前記音声信号に乗算する第m−1ゲイン情報を周波数帯域毎に取得する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値のそれぞれに対して実施し、第1ゲイン情報から第n−1ゲイン情報を取得し、前記第m−1ゲイン情報に含まれる周波数帯域毎のゲイン値を対応する前記音声信号の周波数成分に乗算することにより、前記第mスピーカ用の音声信号を生成する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値まで実施し、前記生成された前記第mスピーカ用の音声信号を前記第mスピーカに出力する動作を、前記第2スピーカから前記第nスピーカまで実施する。
本発明の音場制御装置は、上記構成により、5.1チャンネルのスピーカ構成で、広いサービスエリアを持ち、7.1チャンネルの音像定位と臨場感を得る再生装置を簡単な構成で実現できるものである。
本発明の実施の形態1における音場制御装置のブロック図 本発明の実施の形態1におけるスピーカ配置と音像定位の説明図 本発明の実施の形態1の動作原理を説明するスピーカ位置の説明図 本発明の実施の形態1の動作原理を説明する音圧周波数特性図 本発明の実施の形態1におけるEQ1の音圧周波数特性補正特性図 本発明の実施の形態1におけるEQ2の音圧周波数特性補正特性図 本発明の実施の形態1におけるEQ1、EQ2の音圧周波数特性補正特性表を示す図 本発明の実施の形態2における音場制御装置のブロック図 本発明の実施の形態2におけるスピーカ配置と音像定位の説明図 本発明の実施の形態2におけるEQ3の音圧周波数特性補正特性図 本発明の実施の形態2におけるEQ4の音圧周波数特性補正特性図 本発明の実施の形態2におけるEQ3、EQ4の音圧周波数特性補正特性表を示す図 本発明の実施の形態3における音場制御装置のブロック図 本発明の実施の形態3におけるスピーカ配置と音像定位の説明図 本発明の実施の形態4における音場制御装置のブロック図 従来のオーディオ再生装置のブロック図 従来のオーディオ再生装置のスピーカ配置図 ITU−R勧告のスピーカ配置図
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における音場制御装置について、以下にその動作と各構成要素を詳しく説明する。
図1は本発明の実施の形態1における音場制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示す音場制御装置は、7.1チャンネルのサラウンドスピーカの内、一対のバックサラウンドスピーカを削除し、その信号を一対のサイドサラウンドスピーカで再生することにより、7.1チャンネルの信号を5.1チャンネルのスピーカ構成で再生する方法であり、音質補正イコライザ1〜4、掛算器5〜8および加算器9,10からなる。
図2は、図1に示す音場制御装置の信号出力を再生する5.1チャンネルのスピーカ配置構成および音像定位を説明する説明図である。
まず、後方への音像定位方法について説明する。入力される7.1チャンネル信号のうち、フロントC信号は図2に示すごとく、視聴者27の視聴位置の前方へ配置されたフロントCチャンネルスピーカ21で再生すると共に、フロントL信号、フロントR信号は、視聴位置の前方左右30度方向に位置するフロントLチャンネルスピーカ20、フロントRチャンネルスピーカ22でそれぞれ再生する。また低域成分のみが含まれるLFEチャンネル信号は、低域成分なので、通常その音像定位感はないため、それを再生するLFEスピーカは部屋のどこでも設定可能であり、ここでは図示を省略する。
次に、サイドサラウンドスピーカによる擬似バックサラウンドスピーカ位置への音像定位について説明する。図1において、入力される7.1チャンネル信号のうち、LB信号を後述する第1の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ1で音質補正し、掛算器5を経由してK1倍に(例えば0.85倍に)レベル調整し、加算器9により、入力されるLS1信号と加算合成し、出力LSを得る。このLS信号を図2に示すITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置の後方110度に配置されたサイドサラウンドLSチャンネルスピーカ23で再生する。また同時に、入力される前記LB信号を後述する第2の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ2で音質補正し、掛算器6を経由してK2倍に(例えば0.5倍に)レベル調整し、加算器10により、入力されるRS1信号と加算合成し、出力RSを得る。このRS信号を図2に示す、同じくITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置の逆側の後方250度に配置されたサイドサラウンドRSチャンネルスピーカ24で再生する。
このようにして入力されるLB信号を一対のサイドサラウンドスピーカに掛算器5,6によってレベル調整して分配すれば、分配比によって所定の擬似バックサラウンドLBチャンネルスピーカ25の方向に合成定位でき、またサイドサラウンドスピーカは視聴者27より後方配置であるので、図2に示す音像定位方向、すなわち視聴者27の左後方へ音像定位させることが可能になる。
また同様に、図1において、入力される7.1チャンネル信号のうち、RB信号を第1の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ3で音質補正し、掛算器7を経由してK1倍にレベル調整し、加算器10により、入力されるRS1信号と加算合成し、出力RSを得る。このRS信号を図2に示すITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置の後方250度に配置されたサイドサラウンドRSチャンネルスピーカ24で再生する。また同時に、入力される前記RB信号を第2の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ4で音質補正し、掛算器8を経由してK2倍にレベル調整し、加算器9より、入力されるLS1信号と加算合成し、出力LSを得る。このLS信号を図2に示す同じく、ITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置の逆側の後方110度に配置されたサイドサラウンドLSチャンネルスピーカ23で再生する。
このようにして入力されるRB信号を一対のサイドサラウンドスピーカに掛算器7,8によってレベル調整して分配すれば、分配比によって左右の所定の擬似バックサラウンドRBチャンネルスピーカ26の方向に合成定位でき、またサイドサラウンドスピーカは視聴者27の後方配置であるので、視聴者27の右後方へ音像定位することが可能になる。
次に、音質補正方法について説明する。
図3は本発明の実施の形態1の音質補正動作の原理を説明するために、各スピーカ位置から視聴者の左耳までの音圧周波数特性の測定方法を示す説明図である。図3に示すように、視聴者27の周囲に同じ特性のスピーカ28を複数配置し、視聴者27の位置に人間の頭部を模擬し、外耳道入り口にマイクを具備するダミーヘッドマイクを配置しそれによってスピーカの音圧周波数特性を測定する。このようにして測定した実測例を図4に示す。
図4は45度単位で視聴者の周辺に同じスピーカ28を配置し、前方0度方向の音圧周波数特性に対する各角度の音圧周波数特性の差分を測定計算したものである。図4に示す測定結果より、次のことが言える。すなわち、1KHz以上の周波数帯域において、スピーカの配置角度が増加すると高域が低下し、また6KHz以上に細かなピーク/ディップが存在する。これは、頭部形状、耳殻の形状からくる音の回折、干渉で発生するものとして知られている頭部伝達関数による音圧周波数特性の変化である。この音圧周波数特性の変化に着目し、本発明の実施の形態1は、図2に示す擬似バックサラウンドLBチャンネルスピーカ25を140度の位置に配置させるものである。
140度の位置に定位されるべき擬似バックサラウンドLB信号を、110度および250度の位置に配置されたサイドサラウンドスピーカLS、RSで合成定位させるための音質補正イコライザ1,2の第1および第2の音圧周波数特性補正特性EQ1、EQ2は、
EQ1=F(140度)−F(110度)
EQ2=F(140度)−F(250度)
となる。ここで、F(θ)は角度θでの音圧周波数特性を表し、上記減算は、dB値すなわち対数軸上での減算を意味する。これらの特性例をそれぞれ図5、図6に示す。
また、220度の位置に配置されるべき擬似バックサラウンドRB信号を110度および250度の位置に配置されたサイドサラウンドスピーカLS、RSで合成定位させるための音質補正イコライザ3,4の音圧周波数特性補正特性EQ1、EQ2も同様である。
図7は、この音圧周波数特性補正特性を実現させる方法の一例としての、1/3オクターブバンドのイコライザによるイコライザ補正特性表である。
このように擬似的に定位させたいスピーカ位置の角度を想定し、実スピーカで合成して定位する場合、スピーカ配置角度差による音質差を、音質補正イコライザを使用して音圧周波数特性の補正を行うことで、同じサイドサラウンドスピーカから再生されるサラウンド信号でも、音質差によりサイドサラウンド信号か、バックサラウンド信号かの差別化が図られる。
以上のように本発明の実施の形態1における音場制御装置では、バックサラウンド信号を音質補正し、配置されているサイドサラウンドスピーカに分配加算することで、5.1チャンネルスピーカ構成で、7.1チャンネルの音像定位と臨場感を得ることができ、しかも頭部伝達関数を用いた、一人の視聴者に対するFIRフィルタなどによる詳細な信号音の合成とキャンセル演算ではなく、音圧周波数特性のみの補正を行うので、複数の視聴者に対するサービスエリアの確保が可能となる。
なお、本実施の形態では、サイドサラウンドスピーカLS、RSを視聴者の後方左右に配置しているが、これらを視聴者の側方左右に配置するようにしても良い。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における音場制御装置について、以下にその動作と各構成要素を詳しく説明する。
図8は本発明の実施の形態2における音場制御装置の構成を示すブロック図である。図8に示す音場制御装置は、図18に示すITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置の内、部屋の都合上、110度、250度のサイドサラウンドスピーカの位置にサラウンドスピーカが配置できず、140度、220度のバックサラウンドスピーカの位置にサラウンドスピーカを配置する場合であり、音質補正イコライザ30〜33、掛算器34〜37、加算器38〜41からなる。
図9は、図8に示す音場制御装置の信号出力を再生する5.1チャンネルのスピーカ配置および音像定位を説明する説明図である。
まず、側方への音像定位方法について説明する。入力される7.1チャンネル信号のうち、フロントC信号は図9に示すごとく、視聴者27の前方へ配置されたフロントCチャンネルスピーカ51で再生すると共に、フロントL信号、フロントR信号は、前方左右30度方向に位置するフロントLチャンネルスピーカ50、フロントRチャンネルスピーカ52でそれぞれ再生する。また低域成分のみを含むLFEチャンネル信号は、低域成分なので、通常その音像定位感はないため、それを再生するLFEスピーカは部屋のどこでも設定可能であり、ここでは図示を省略する。
次に、バックサラウンドスピーカによる擬似サイドサラウンドスピーカ位置への音像定位について説明する。図8において、入力される7.1チャンネル信号のうち、LS信号を後述する第3の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ30で音質補正し、掛算器34を経由してK3倍に(例えば0.75倍に)レベル調整し、加算器38により、入力されるLB1信号と加算合成し、出力LBを得る。このLB信号を図9に示す後方140度に配置されたバックサラウンドLBチャンネルスピーカ55で再生する。また同時に、入力される前記LS信号を後述する第4の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ31で音質補正し、掛算器35を経由してK4倍に(例えば0.25倍に)レベル調整し、加算器39により、入力されるL1信号と加算合成し、出力Lを得る。このL信号を図9に示す前方30度に配置されたフロントLチャンネルスピーカ50で再生する。
このようにして、入力されるLS信号を同じL側のバックサラウンドスピーカに掛算器34によってレベル調整して分配し、同じL側のフロントスピーカに掛算器35によってレベル調整して分配すれば、分配比によって所定の擬似サイドサラウンドLSチャンネルスピーカ53の方向に合成定位でき、図9に示す音像定位方向、すなわち視聴者27の左側方へ音像定位させることが可能になる。
また同様に、図8において、入力される7.1チャンネル信号のうち、RS信号を第3の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ32で音質補正し、掛算器36を経由してK3倍にレベル調整し、加算器40により、入力されるRB1信号と加算合成し、出力RBを得る。このRB信号を図9に示す後方220度に配置されたバックサラウンドRBチャンネルスピーカ56で再生する。また同時に、入力される前記RS信号を第4の音圧周波数特性補正特性を有する音質補正イコライザ33で音質補正し、掛算器37を経由してK4倍にレベル調整し、加算器41より、入力されるR1信号と加算合成し、出力Rを得る。このR信号を図9に示す前方330度に配置されたフロントRチャンネルスピーカ52で再生する。
このようにして入力されるRS信号を同じR側のバックサラウンドスピーカに掛算器36によってレベル調整して分配し、同じR側のフロントスピーカに掛算器37によってレベル調整して分配すれば、分配比によって所定の擬似サイドサラウンドRSチャンネルスピーカ54の方向に合成定位でき、視聴者27の右側方へ音像定位することが可能になる。
次に、音質補正方法について説明する。音質補正の動作原理は実施の形態1と同じであり、ここでは説明を省略する。本発明の実施の形態2は、図9に示す擬似サイドサラウンドLSチャンネルスピーカ53を110度の位置に配置させるものである。
110度の位置に定位されるべき擬似バックサラウンドLS信号を、140度の位置に配置するバックサラウンドLBチャンネルスピーカ55と30度の位置に配置されるフロントLチャンネルスピーカ50で合成定位させるための音質補正イコライザ30,31の第3、第4の音圧周波数特性補正特性EQ3、EQ4は、
EQ3=F(110度)−F(140度)
EQ4=F(110度)−F(30度)
となる。これらの特性例をそれぞれ図10、図11に示す。
また、250度の位置に定位されるべき擬似サイドサラウンドRS信号を、220度の位置に配置されたバックサラウンドRBチャンネルスピーカ56とフロントRチャンネルスピーカ52で合成定位させるための音質補正イコライザ32,33の音圧周波数特性補正特性EQ3、EQ4も同様である。
図12はこの音圧周波数特性補正特性を実現させる方法の一例としての、1/3オクターブバンドのイコライザによるイコライザ補正特性表である。
このように擬似的に定位させたいスピーカ位置の角度を想定し、実スピーカで合成して定位する場合、スピーカ配置角度差による音質差を、音質補正イコライザを使用して音圧周波数特性の補正を行うことで、同じフロントスピーカ位置から再生されるフロント信号とサイドサラウンド信号の音質差による差別化、同じバックサラウンドスピーカ位置から再生されるサイドサラウンド信号とバックサラウンド信号の音質差による差別化が図られる。
ただし、音質変化を制御しているので、配置されるスピーカの内、フロントLチャンネルスピーカ、フロントRチャンネルスピーカとバックサラウンドスピーカは、音圧周波数特性が同じか、もしくはデジタル処理などで同じ音圧周波数特性にそろえることが望ましい。
以上のように本発明の実施の形態2における音場制御装置では、サイドサラウンド信号を音質補正し、配置されているフロントスピーカおよびバックサラウンドスピーカに分配加算することで、5.1チャンネルスピーカ構成で、7.1チャンネルの音像定位と臨場感を得ることができ、しかも頭部伝達関数を用いた、一人の視聴者に対するFIRフィルタなどによる詳細な信号音の合成とキャンセル演算ではなく、音圧周波数特性のみの補正を行うので、複数の視聴者に対するサービスエリアの確保が可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における音場制御装置について説明する。実施の形態3における音場制御装置は、実施の形態1の応用として、dolby digital EXやdts−ESなどで定義されている6.1チャンネル信号を5.1チャンネルスピーカ構成で再生して、6.1チャンネルの音像定位と臨場感を得ることができるものである。
Dolby digital EXやdts−ESなどで定義されている6.1チャンネル信号は、図18に示すITU−R BS.775−1勧告のスピーカ配置推奨のスピーカ構成に対して、180度の位置にモノラルのバックセンターサラウンドスピーカを追加して再生させる方式である。
図13に実施の形態3における音場制御装置のブロック図を示す。図13に示す音場制御装置は、実施の形態1で説明した5.1チャンネルスピーカ構成で6.1チャンネル号を再生する場合の音像制御装置であり、バックセンターサラウンド信号SBを音質補正イコライザ60で音質補正し、掛算器61で3dB減衰させたものを、図1に示す前述のバックサラウンド信号LB、RBとし、配置されているサイドサラウンドスピーカLS、RSに分配加算することで、5.1チャンネルスピーカ構成で、6.1チャンネルの音像定位と臨場感を得ることができるものである。
図14は、実施の形態3におけるスピーカ配置と、後方180度の位置に定位すべき擬似バックセンターサラウンドSBチャンネルスピーカ62の信号の音像定位の説明図であり、加算レベル調整用の掛算器5,6の係数K1、K2を等しく(例えばK1=K2=1に)設定すれば後方中央に定位する。
音質補正イコライザ60の音質補正特性EQ5は、
EQ5=F(180度)−F(140度)
となるが、F(180度)とF(140度)との差が殆どないため、実用上はEQ5はフラットでも構わない。
ところで、図13に示す音場制御装置において、掛算器5,8の出力の和と、掛算器6,7の出力の和は、ともに掛算器61の出力に(EQ1×K1+EQ2×K2)を掛けたものに等しくなるため、音質補正イコライザ1〜4および掛算器5〜8を削除し、音質補正イコライザ60の特性を、EQ5にこれらの削除した音質補正イコライザの特性を含めた特性EQ6になるようにしたものと等価になる。この場合、音質補正特性EQ6は、
EQ6=F(180度)−F(110度)
となる。
(実施の形態4)
図15に本発明の実施の形態4における音質制御装置を示す。実施の形態4における音場制御装置は、実施の形態2で説明した5.1チャンネルスピーカ構成で6.1チャンネル信号を再生する場合の音像制御装置であり、バックセンターサラウンド信号SBを音質補正イコライザ60で音質補正し、掛算器61で3dB減衰させたものを図8に示すバックサラウンド信号LB1、RB1とし、配置されているバックサラウンドスピーカLB、RBに加算することで、5.1チャンネルスピーカ構成で、6.1チャンネルの音像定位と臨場感を得ることができるものである。
本発明に係る再生装置によれば、5.1チャンネルスピーカ構成で、7.1チャンネルの音像定位と臨場感を得ることができ、音圧周波数特性のみの補正と、簡単な加算合成を行うので、信号処理回路の簡単化が図られると共に、複数の視聴者に対するサービスエリアの確保が可能となり、今後マルチチャンネル化の増加に伴うスピーカシステムの簡単設置には有用であり、サラウンドシステムの普及の鍵であるサービスエリアの広さ確保にはとりわけ有用である。
1〜4 音質補正イコライザ
5〜8 掛算器
9,10 加算器
20 フロントLチャンネルスピーカ
21 フロントCチャンネルスピーカ
22 フロントRチャンネルスピーカ
23 サイドサラウンドLSチャンネルスピーカ
24 サイドサラウンドRSチャンネルスピーカ
25 擬似バックサラウンドLBチャンネルスピーカ
26 擬似バックサラウンドRBチャンネルスピーカ
27 視聴者
28 スピーカ
30〜33 音質補正イコライザ
34〜37 掛算器
38〜41 加算器
50 フロントLチャンネルスピーカ
51 フロントCチャンネルスピーカ
52 フロントRチャンネルスピーカ
53 擬似サイドサラウンドLSチャンネルスピーカ
54 擬似サイドサラウンドRSチャンネルスピーカ
55 バックサラウンドLBチャンネルスピーカ
56 バックサラウンドRBチャンネルスピーカ
60 音質補正イコライザ
61 掛算器
62 擬似バックセンターサラウンドSBチャンネルスピーカ

Claims (2)

  1. 第1のスピーカ用の音声信号を、前記第1のスピーカとはそれぞれ異なる第2スピーカから第nスピーカ(nは2以上の正の整数)で構成されるスピーカ群から再生する再生装置であって、
    前記音声信号を取得する取得部と、
    前記音声信号を視聴する視聴者が前記第1のスピーカ方向から音を聞いた際に得られる第1周波数特性と、前記第mスピーカ方向(mは2≦m≦nを満たす正の整数)から音を聞いた際に得られる第m周波数特性との第m−1差分値を、前記第2スピーカから前記第nスピーカのそれぞれにおいて算出し、第1差分値から第n−1差分値を取得する算出部と、
    前記取得した第m−1差分値に基づいて、前記音声信号に乗算する第m−1ゲイン情報を周波数帯域毎に取得する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値のそれぞれに対して実施し、第1ゲイン情報から第n−1ゲイン情報を取得するゲイン情報取得部と、
    前記第m−1ゲイン情報に含まれる周波数帯域毎のゲイン値を対応する前記音声信号の周波数成分に乗算することにより、前記第mスピーカ用の音声信号を生成する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値まで実施するゲイン情報乗算部と、
    前記生成された前記第mスピーカ用の音声信号を前記第mスピーカに出力する動作を、前記第2スピーカから前記第nスピーカまで実施する出力部と、を備える、
    再生装置。
  2. 第1のスピーカ用の音声信号に基づいて得られる音声信号を、前記第1のスピーカとはそれぞれ異なる第2スピーカから第nスピーカ(nは2以上の正の整数)で構成されるスピーカ群に出力する再生方法であって、
    前記音声信号を取得し、
    前記音声信号を視聴する視聴者が前記第1のスピーカ方向から音を聞いた際に得られる第1周波数特性と、前記第mスピーカ方向(mは2≦m≦nを満たす正の整数)から音を聞いた際に得られる第m周波数特性との第m−1差分値を、前記第2スピーカから前記第nスピーカのそれぞれにおいて算出し、第1差分値から第n−1差分値を取得し、
    前記取得した第m−1差分値に基づいて、前記音声信号に乗算する第m−1ゲイン情報を周波数帯域毎に取得する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値のそれぞれに対して実施し、第1ゲイン情報から第n−1ゲイン情報を取得し、
    前記第m−1ゲイン情報に含まれる周波数帯域毎のゲイン値を対応する前記音声信号の周波数成分に乗算することにより、前記第mスピーカ用の音声信号を生成する動作を、前記第1差分値から前記第n−1差分値まで実施し、
    前記生成された前記第mスピーカ用の音声信号を前記第mスピーカに出力する動作を、前記第2スピーカから前記第nスピーカまで実施する、
    再生方法。
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