JP2013176039A - チャネル状態情報のフィードバック、処理方法および装置、並びにユーザ設備、基地局 - Google Patents

チャネル状態情報のフィードバック、処理方法および装置、並びにユーザ設備、基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】チャネル状態情報のフィードバック、処理方法および装置、並びにユーザ設備、基地局を提供する。
【解決手段】SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されているユーザ設備に用いられる場合、チャネル状態情報フィードバック方法において、参考信号を測定して原始SINRを取得する工程と、上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを得る工程と、目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを得る工程と、上記第1CQIを基地局にフィードバックし、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築できるようにする工程とを含む。
【選択図】図4d

Description

本発明は、移動通信システムにおける情報の伝達に係り、特にチャネル状態情報のフィードバック、処理方法および装置、並びにユーザ設備、基地局に関するものであり、基地局による正確なSINR(Signal to Interference and Noise Ratio,信号対干渉雑音電力比,単位:デジベル(dB))再構築を可能とするものである。
ブロードバンドアクセス技術の挑戦に対応し、日増しに増加する新型サービスのリクエストに答えられるよう、第3世代移動体通信システムの標準化団体(3GPP,3rd Generation Partnership Project)は、2004年の末に3G LTE(Long Term Evolution)技術の標準化作業を開始した。さらなる周波数スペクトル効率の向上、セル境界ユーザ性能の改善、システム遅延の低下、高速移動ユーザへのより高いレートでのアクセスサービス提供などが望まれている。LTE‐A技術により、周波数スペクトル帯域幅が増大し、データレートが高まっており、より多くの移動ユーザに対して、より高いレート、より優れる性能のサービスを提供することができる。
LTE標準の現バージョンにおいてより高い伝送レートをサポートするには、ユーザは、まず参考信号を測定してチャネル推定をしてSINR(Signal to Interference and Noise Ratio,信号対干渉雑音電力比,単位:デジベル(dB))を取得する必要があり、それから取得したSINR情報をチャネル品質指標(Channel Quality Index,CQI)にマッピングし、最後にCQIを基地局側にフィードバックする。
基地局側において、CQIを取得した後に、量子化したSINRの情報を再構築し、さらに、量子化したチャネルを再構築することにより、プリコーディング行列の設計に用いてユーザ間の干渉を減少させる。信号対干渉および雑音電力比SINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)からCQIへの相互マッピングを実現するには、各種類のCQIのSINRとBLER(Block Error Rate,ブロック誤差レート)との関係を表す曲線をユーザ側と基地局側の両方に格納する必要がある。量子化してCQIを取得する過程において、ユーザ設備は、第1測定モジュールが測定した原始SINRに基づいて、曲線から対応するBLERを取得し、BLERに対応する伝送容量最大なCQIを選択してフィードバックを行う。上記の伝送容量は、CQIの周波数スペクトル効率と(1−BLER)との積である。基地局側においてSINRを再構築する際に、ユーザ設備からフィードバックされるCQIに基づいて、曲線上のBLERが0.1であるSINR値を再構築SINRとする。
LTEシステムでは、一義的かつ固定的な16種類のCQIの組み合わせ方式が定義されており、CQIのシーケンス番号で示される。該CQIテーブルは、3GPPプロトコル36.213,Evolved Universal Terrestrial Ratio Access(E-UTRA);Physical Layer Procedureを参照する。伝統的なLTEシステムでは、主に同種ネットワーク(Homogeneous Network,HomNet)におけるシングルセル伝送方法が考慮され、統計して得たSINR分布がCQIテーブルと比較的にマッチしている。しかし、LTE‐Aシステムでは、協調マルチポイント送受信(Coordinated Multiple Point Transmission,CoMP)および異種ネットワーク(Heterogeneous Network,HetNet)の伝送方式が導入されている。
上記協調マルチポイント送受信および異種ネットワークの導入後、LTE‐Aシステムの基地局またはユーザ設備が異なる場面において稼働できる。しかし、各種類の場面でのSINR分布範囲がそれぞれ異なる。これにより、一部の場面において稼働する際に、SINR分布は、CQI量子化テーブルに対応するSINR量子化区間を超える可能性が出てくる。いったんCQI量子化テーブルに対応するSINR量子化区間を超えると、最小または最大のCQIしか報告できないこととなる。基地局が該最小または最大のCQIからSINRを得ることは、ユーザ設備のSINRの真実を反映できず、すなわち、間違った(または誤差が非常に大きい)SINRを再構築したこととなり、システム性能の低下に繋がる。
本発明の実施例の目的は、チャネル状態情報のフィードバック、処理方法および装置、並びにユーザ設備、基地局を提供することにより、一枚のCQIテーブルの、SINR分布区間が異なる各種類の場面での使用を可能とし、かつ基地局によるSINR再構築の正確率向上を可能とすることである。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されているユーザ設備に用いられるチャネル状態情報フィードバック方法を提供している。上記チャネル状態情報フィードバック方法において、
参考信号を測定して原始SINRを取得する工程と、
上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを取得する工程と、
目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを取得する工程と、
上記第1CQIを基地局にフィードバックし、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築できるようにする工程とを含むことを特徴とする。
上記チャネル状態情報フィードバック方法において、上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、上記第1CQIを基地局にフィードバックする工程には、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックする。
上記チャネル状態情報フィードバック方法において、上記ユーザ設備は、測定して得たSINRの値に基づいて上記SINRオフセット量を特定し、上記目標SINRが上記SINR量子化区間内となるようにする。
上記チャネル状態情報フィードバック方法において、上記ユーザ設備は、測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定する。
上記チャネル状態情報フィードバック方法において、ユーザ設備は、上記SINRオフセット量を外部から受信する。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、SINR量子化区間に対応しSINR再構築用のCQIテーブルが予め格納されている基地局に用いられるチャネル状態情報処理方法を提供している。上記チャネル状態情報処理方法において、
ユーザ設備から返信される第1CQIであって、ユーザ設備が、参考信号を測定して取得する原始SINRに対してSINRオフセット量を用いて調整して得る目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をして得たものである第1CQIを受信する工程と、
上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを取得する工程と、
再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて、上記原始SINRを再構築して得る工程とを含む。
上記チャネル状態情報処理方法において、上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにする工程を含む。
上記チャネル状態情報処理方法において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量は、上記基地局に予め格納されており、さらに、上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択する工程を含む。
上記チャネル状態情報処理方法において、上記基地局は、ユーザ設備が測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定する。
上記チャネル状態情報処理方法において、基地局は、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整する。
上記チャネル状態情報処理方法において、基地局は、上記SINRオフセット量を外部から受信する。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されている基地局とユーザ設備を含む通信システムに用いられるチャネル状態情報フィードバック方法を提供している。上記チャネル状態情報フィードバック方法において、
ユーザ設備が参考信号を測定して原始SINRを取得する工程と、
ユーザ設備が上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを取得する工程と、
ユーザ設備が目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを取得する工程と、
ユーザ設備が上記第1CQIを基地局にフィードバックする工程と、
基地局がユーザ設備からフィードバックされる上記第1CQIを受信する工程と、
基地局が上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを取得する工程と、
基地局が再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築して得る工程とを含む。
上記チャネル状態情報フィードバック方法において、上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、さらに、上記第1CQIを基地局にフィードバックする工程には、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックする。
上記チャネル状態情報フィードバック方法において、上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにする工程を含む。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されているユーザ設備に用いられるチャネル状態情報フィードバック装置を提供している。上記チャネル状態情報フィードバック装置において、参考信号を測定して原始SINRを取得するための第1測定モジュールと、上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを得るための調整モジュールと、目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを得るための量子化モジュールと、上記第1CQIを基地局にフィードバックし、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築できるようにするためのフィードバックモジュールとを含む。
上記チャネル状態情報フィードバック装置において、上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、上記フィードバックモジュールは、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックする。
上記チャネル状態情報フィードバック装置において、上記ユーザ設備は、測定して得たSINRの値に基づいて上記SINRオフセット量を特定し、上記目標SINRが上記SINR量子化区間内となるようにする。
上記チャネル状態情報フィードバック装置において、上記ユーザ設備は、測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定する。
上記チャネル状態情報フィードバック装置において、さらに、上記SINRオフセット量を外部から受信するためのユニットを含む。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、SINR量子化区間に対応しSINR再構築用のCQIテーブルが予め格納されている基地局に用いられるチャネル状態情報処理装置を提供している。上記チャネル状態情報処理装置において、ユーザ設備からフィードバックされる第1CQIであって、ユーザ設備が、参考信号を測定して取得する原始SINRに対してSINRオフセット量を用いて調整して得る目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をして得たものである第1CQIを受信するための第1受信モジュールと、上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを得るための第1再構築モジュールと、再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて、上記原始SINRを再構築して得るための第2再構築モジュールとを含む。
上記チャネル状態情報処理装置において、上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにするための配信モジュールを含む。
上記チャネル状態情報処理装置において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量は、上記基地局に予め格納されており、さらに、上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択するための第2選択モジュールを含む。
上記チャネル状態情報処理装置において、上記基地局は、ユーザ設備が測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定する。
上記チャネル状態情報処理装置において、さらに、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを基地局の運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整するための調整モジュールを含む。
上記チャネル状態情報処理装置において、さらに、上記SINRオフセット量を外部から受信するためのユニットを含む。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、上記チャネル状態情報フィードバック装置を含むユーザ設備を提供する。
上記目的を実現するために、本発明の実施例において、上記チャネル状態情報処理装置を含む基地局を提供する。
本発明の実施例は、以下の有益な効果を有する。
本発明の具体的な実施例において、ユーザ設備側において原始SINRに対して調整を行うことにより、調整して得た目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる可能性を大きくした。目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる際に、基地局側において正確な目標SINRを再構築し、さらに調整量に基づいて正確な原始SINRを再構築することができるので、SINR再構築の正確度を向上させることができ、基地局による正確な方式でのスケジューリングを可能とし、システム性能を向上させた。
各CQIのSINRとBLERの対応関係を示す図面である。 従来のチャネル状態情報フィードバック装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例によるチャネル状態情報フィードバック方法のUE側フローを示す図面である。 本発明の実施例によるチャネル状態情報フィードバック方法のBS側フローを示す図面である。 歴史SINRの累積確率とCQIテーブル対応SINR量子化区間の調整前、調整後の対応関係を示す図面である。 本発明の実施例において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量がユーザ設備と基地局の両方に予め格納された場合、基地局とユーザ設備の処理フローを示す図面である。 本発明の実施例によるUE側のチャネル状態情報フィードバック装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例による基地局側のチャネル状態情報処理装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例によるチャネル状態情報処理装置とフィードバック装置の協働を示す図面である。 ユーザ設備側に設けられるチャネル状態情報フィードバック装置における調整モジュールの一構造を示す図面である。 上記SINRオフセット量が基地局によって決められる場合、配信モジュールの各種類の具体的な実現方式の構造を示す図面である。 上記SINRオフセット量が基地局によって決められる場合、配信モジュールの各種類の具体的な実現方式の構造を示す図面である。 上記SINRオフセット量が基地局によって決められる場合、配信モジュールの各種類の具体的な実現方式の構造を示す図面である。 上記SINRオフセット量が基地局によって決められる場合、配信モジュールの各種類の具体的な実現方式の構造を示す図面である。
本発明の実施例によるチャネル状態情報フィードバック、処理方法および装置、並びにユーザ設備、基地局において、原始SINRに対して調整を行うことにより、調整して得た目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる可能性を大きくした。目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる際に、基地局側において正確な目標SINRを再構築し、さらに調整量に基づいて正確な原始SINRを再構築することができ、SINR再構築の正確度を向上させた。
本発明の実施例をより理解してもらうよう、本発明の実施例について詳細に説明する前に、まずCQIフィードバックに関する基礎知識を簡単に紹介する。
図1aと図1bを参照する。基地局とユーザ設備の両方にCQIテーブルが格納されており、各CQIに対応する変調方式、コードレートおよび効率が記録されている。
同時に、基地局とユーザ設備には、各CQIに対応するBLER vs SINR曲線も格納されている。図1aに示すように、基地局とユーザ設備に格納されているCQIテーブルは、一つのSINR量子化区間、すなわち図1aにおける[A,B]に対応している。
ユーザ側がフィードバックを行うとき、図1bに示すように、ユーザはまず原始SINRを取得し、それから対応するBLERを取得する。図1aから分かるように、SINRごとに異なるCQIが採用されるとき、対応するBLERが異なってくる。このとき、CQIテーブルに記録されている効率に基づいて、伝送容量を最大とするCQIを選択する必要がある。
SINRが該範囲を超え、例えば原始SINRがAよりはるかに小さく、またはAよりわずかに小さいとき、フィードバックされるCQIがいずれもCQI0、すなわち一個目のCQIとなり、基地局側において再構築して得るSINRもAになるしかない。したがって、再構築したSINRがユーザ設備の実際のSINRを正しく反映できないことが生じてしまい、後続のユーザスケジューリングなどに問題が生じることを引き起こし、システム性能が低下する。
本発明の実施例のチャネル状態情報フィードバック方法は、ユーザ設備に用いられる。上記ユーザ設備には、SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されている。ユーザ設備側から見ると、図2aに示すように、上記チャネル状態情報フィードバック方法において、下記のステップを含む。
ステップ11において、参考信号を測定して原始SINRを取得する。
ステップ12において、上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを得る。
ステップ13において、目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを得る。
ステップ14において、上記第1CQIを基地局にフィードバックすることにより、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築することを可能とする。
一方、基地局側から見ると、図2bに示すように、上記チャネル状態情報処理方法において、下記のステップを含む。
ステップ15において、ユーザ設備から返信される第1CQIであって、目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をして得たものである第1CQIを受信する。なお、上記目標SINRは、ユーザ設備が、参考信号を測定して取得する原始SINRに対してSINRオフセット量を用いて調整して得るものである。
ステップ16において、上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを得る。
ステップ17において、再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて、上記原始SINRを再構築して得る。
本発明の具体的な実施例において、基地局側でのSINR再構築の正確性向上を必要となるが、原始SINRが上記SINR量子化区間内となるとき、それを調整する必要がない。原始SINRが上記SINR量子化区間外となるときのみ原始SINRを調整し、調整して得た目標SINRを用いてフィードバックを行う。したがって、本発明の実施例によるチャネル状態情報フィードバック方法において、さらに、原始SINR取得後に、上記原始SINRが上記SINR量子化区間外となるかを判断して判断結果を取得する工程と、上記原始SINRが上記SINR量子化区間外となることを上記判断結果によって示す場合、上記目標SINRを得るステップに入るが、逆の場合、直接上記CQIテーブルに基づいて上記原始SINRに対して量子化し、第2CQIを得て基地局に返信する工程とを含む。
もちろん、SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められてもよいし、基地局によって決められてもよい。
SINRオフセット量がユーザ設備によって決められる場合、SINRオフセット量を0にセットするかSINRオフセット量を持たない方式で基地局に通知する。
SINRオフセット量が基地局によって決められる場合、ユーザ設備が原始SINRに対して調整をしない場合、各種類の既知の基地局−ユーザ設備通知方式を通じて基地局に通知できるが、ここでは詳細に記載しない。
本発明の具体的な実施例において、ユーザ設備側において原始SINRに対して調整を行うことにより、調整後の目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる可能性を大きくした。目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる際に、基地局側において正確な目標SINRを再構築し、さらに調整量に基づいて正確な原始SINRを再構築することができるので、SINR再構築の正確度を向上させることができ、基地局による正確な方式でのスケジューリングを可能とし、システム性能を向上させる。
本発明の具体的な実施例において、前に言及したように、SINRオフセット量について、ユーザ設備によって決められてもよいし、基地局によって決められてもよい。以下、この2種類の方式についてそれぞれ詳細に説明する。
<ユーザ設備による確定>
ユーザ設備によるSINRオフセット量確定方式は複数あり、以下そのうちの2種類の考えられる実現方式について説明する。
方式1:直接確定
本発明の実施例において、SINRオフセット量を設ける目的は、SINRオフセット量を利用して原始SINRを調整して得る目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となる可能性を高めることにある。
前に言及したように、基地局とユーザ設備の両方には、各CQIに対応するBLER vs SINRの曲線が格納されている。すなわち、CQIテーブルに対応するSINR量子化区間は、ユーザ設備自身にとって既知なものであり、ユーザ設備自身がまた必ず測定した原始SINRについて既知している。したがって、ユーザ設備は、簡単な計算を経て、どのぐらい原始SINRについて調整をすれば調整後の目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となるか分かる。
以上の理解に基づき、SINRオフセット量がユーザ設備によって決められてよく、かつ、ユーザ設備は、上記目標SINRが上記SINR量子化区間内となるようにするSINRオフセット量を直接確定できる。
基地局がSINRオフセット量を用いて原始SINRを再構築するため、SINRオフセット量がユーザ設備によって決められる場合、ユーザ設備が上記第1CQIを基地局にフィードバックするステップにおいて、上記SINRオフセット量も基地局にフィードバックする必要があり、ユーザ設備からの上記SINRオフセット量が基地局によって受信される。
方式2:参考信号受信品質RSRQに基づく確定
以上、ユーザ設備側において、目標SINRが上記SINR量子化区間内となることを保証する実現方式について説明したが、ユーザ設備側において、参考信号受信品質RSRQに基づいてSINRオフセット量を確定することもできる。次のように説明する。
参考信号受信電力RSRP(Reference Signal Receiving Power)は、あるシンボル内に参考信号をキャリアする全REに受信した信号電力の平均値である。
受信信号強度指示RSSI(Received Signal Strength Indicator)は、参考信号をキャリアするシンボル内に受信した全信号(パイロット信号、データ信号、隣接セル干渉信号、雑音信号を含む)電力の平均値である。
参考信号受信品質RSRQ(Reference Signal Receiving Quality)は、参考信号受信電力RSRP(Reference Signal Receiving Power)と受信信号強度指示RSSI(Received Signal Strength Indicator)との比であり、SINRの値に関する長期統計量に相当するので、長期統計のSINR取得に用いられる。例えば、SINR=RSRQ/(1−RSRQ)は取得方式の一つである。該長期統計のSINRの値は、該ユーザのSINR分布の中心位置であると見なしてよい。
もちろん、本発明の実施例において、従来技術におけるほかの、RSRQを用いてSINRを算出する方式を利用してSINRを取得してよいが、ここでは枚挙しない。
したがって、第2種類の方式において、直接RSRQに基づいてSINRオフセット量を確定することができる。次のように説明する。
該方式において、上記のSINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して目標SINRを得るステップには、具体的に、ユーザ設備が測定したRSRQ値を取得して対応するSINRの値Pを算出する工程と、
Figure 2013176039
(X:上記SINR量子化区間中心点、Δ:予めセットしたΔSINR確定用閾値)から条件を満足するSINRオフセット量ΔSINRを計算する工程と、上記ΔSINRを用いて上記原始SINRに対して調整をして上記目標SINRを得る工程とを含む。
上記の上記第1CQIを基地局にフィードバックするステップには、さらに上記ΔSINRを基地局にフィードバックする。
Figure 2013176039
について、次のように説明する。
該表現式が表す数学的意味として、ΔSINRを用いて調整した後のSINRがSINR量子化区間の中心点付近となることを示す。該Δは、必要に応じてセットできる。例えば、SINR量子化区間長さの5%か10%にセットしてもよいし、0にセットしてもよい。ただ、あまり大きくならないようにセットするべきである。
Δ確定後、
Figure 2013176039
からΔSINRの区間を確定でき、それから、ΔSINRの区間から一つの値をSINRオフセット量として任意に選択すればよい。もちろん、
Figure 2013176039
から唯一のSINRオフセット量を確定してもよい。
ただし、フィードバックデータ量を低下させるには、上記確定済みのSINRオフセット量の整数部を最終的に使用されるSINRオフセット量としてもよい。
RSRQがSINRの長期統計量であり、一般的な場合ではユーザ設備のSINRが劇的に変化しないため、ユーザ設備の実際に測定したSINRと、RSRQから算出した長期統計SINRとの差は、小さいものとなる。
同時に、上記のSINRオフセット量により、調整後の、RSRQから算出したSINRがSINR量子化区間の端点ではなく、中心点付近となるようにすることができるため、冗長保護を提供できる。
以上2点に基づき、上記のSINRオフセット量を用いて原始SINRを調整して得た目標SINRは、SINR量子化区間内となる可能性も大きい。
第1種類の方式に比較して、第2種類方式は、目標SINRがSINR量子化区間内となる可能性を高めた。目標SINRが100%でSINR量子化区間内となることを保証できないかもしれないが、従来技術の完全に調整しない方式に比較して、SINR再構築の正確性を大きく向上できる。
<基地局による確定>
本発明の具体的な実施例において、上記SINRオフセット量は、基地局によって決められてもよく、上記基地局によって上記ユーザ設備に配信することにより、ユーザ設備がSINRオフセット量に基づいて原始SINRを調整して目標SINRを得られるようにする。詳細説明は下記のようになる。
上記SINRオフセット量が基地局によって決められる場合、上記チャネル状態情報処理方法において、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにする工程を含む。
基地局によりSINRオフセット量を確定する方式は複数あり、以下、そのうちの3種類の考えられる方式について説明する。
方式1:ユーザ設備が測定して得たRSRQに基づく確定
前に既に言及したように、RSRQがSINRの長期統計量である。したがって、ユーザ設備がRSRQに基づいてSINRオフセット量を確定することができる。同様に、基地局もRSRQを用いてSINRオフセット量を確定することができる。
このような方式において、基地局が上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することは、具体的に、ユーザ設備が測定したRSRQの値を取得して対応するSINRの値Pを算出する工程と、
Figure 2013176039
(X:上記SINR量子化区間中心点、Δ:予めセットしたΔSINR確定用閾値)から条件を満足する上記SINRオフセット量ΔSINRを計算する工程と、上記ΔSINRを上記ユーザ設備に配信する工程とを含む。
方式2:ユーザ設備のSINRの統計分布に基づく確定
方式1において、単一のユーザ設備について調整を行うが、ユーザ設備ごとに対応するSINRオフセット量をそれぞれ配信する必要がある。一方、方式2において、全てのユーザに統一のSINRオフセット量を計算する。具体的な説明は下記のようになる。
まず、基地局がオフラインまたはオンラインなどの方式で歴史SINRの累積確率分布を統計する。該累積確率分布には下記の二つの方面の内容が記載されている。
1.歴史SINR分布区間
2.SINRがx(分布区間中の一つの点)より低いユーザが占める割合
以上のデータから、歴史SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となるユーザの割合である第1の比率が分かる。例を挙げて次のように説明する。
図3に示すように、歴史SINRの累積確率分布はブロック付きの一点鎖線によって示されている。歴史SINR分布区間が[A,B]であり、CQIテーブルに対応するSINR量子化区間が[C,D]である。すると、歴史SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となるユーザの割合が1−y1である。
仮にSINRオフセット量Δをセットし、該SINRオフセット量Δを用いて歴史SINRに対して調整すると、調整後の歴史SINRの累積確率分布は図3の三角付きの一点鎖線によって示される。このとき、調整後の歴史SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となるユーザの割合がy3−y2である。
すると、本発明の具体的な実施例において、(y3−y2)が(1−y1)より大きいであれば、全てのユーザの角度から見ると、該SINRオフセット量Δにより、より多くのユーザが該SINRオフセット量を用いて調整して得た目標SINRがCQIテーブル対応SINR量子化区間内となるようにすることができる。すなわち、基地局によるSINR再構築の正確性を向上させることができる。
上記方式において、基地局が上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することは、具体的に、上記SINRオフセット量を確定し、調整前のSINRが上記SINR量子化区間内となるユーザ数を総ユーザ数で割った結果である第1比率が、基地局が上記SINRオフセット量を用いて調整前のSINRを調整して得る調整後のSINRが上記SINR量子化区間内となるユーザ数を総ユーザ数で割った結果である第2比率より小さくなるようにする工程と、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信する工程とを含む。
方式3:ユーザ設備からフィードバックされるCQIに基づくリアルタイムでの調整
方式2において、歴史SINRデータに基づいて統計分析を行うが、方式3において、基地局は、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整する。
具体的に次のように説明する。
基地局は、一つのSINRオフセット量初期値をセットし、現在のSINRオフセット量としてユーザ設備に配信する。
ユーザ設備は、SINRオフセット量を受信すると、受信したSINRオフセット量を用いて上記原始SINRに対して調整をし、目標SINRを得る。それから目標SINRに対して量子化し、第1CQIを得てからフィードバックする。
所定時間期間内のあるユーザ設備からフィードバックされるCQIを統計する。
所定時間期間中に、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第1所定閾値(例えば50%である。もちろん、他の値であってもよく、必要に応じて調整する)を超えた場合、現在のSINRオフセット量により、目標SINRがCQIテーブル対応区間内にはならないことを示し、かつ、ユーザ設備のSINRが比較的に小さいため、ユーザ設備が最小のCQIしかフィードバックできない。このような場合では、SINRオフセット量を大きくし、大きくした後のSINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記原始SINRに上記大きくした後のSINRオフセット量を加算して上記目標SINRを得られるようにするべきである。
もちろん、一定時間後に、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が依然として第1所定閾値を超えることが分かれば、引き続きSINRオフセット量を大きくするが、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第1所定閾値より低くなると、現在のSINRオフセット量から変更しない。
所定時間期間中に、基地局が受信した最大CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第2所定閾値を超えた場合、現在のSINRオフセット量により、目標SINRがCQIテーブル対応区間内にはならないことを示し、かつ、ユーザ設備のSINRが比較的に大きい。この場合でも、上記SINRオフセット量を大きくし、大きくした後のSINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することで、上記ユーザ設備が上記原始SINRから上記大きくした後のSINRオフセット量を減算して上記目標SINRを得られるようにする。
もちろん、具体的な実施例において、どのように原始SINRを調整するか、方向調整を通じてユーザに指示してもよいし、SINRオフセット量のプラスマイナスによって、ユーザ設備が上記原始SINRにSINRオフセット量を加算して直接的に目標SINRを得られるようにしてもよい。
方式4:ユーザ設備からフィードバックされるCQIに基づいてリアルタイムでの調整
方式3において、ユーザ設備からフィードバックされるCQIの状況に基づいてリアルタイムでの調整を行うが、方式3において、ユーザ設備側のSINRオフセット量に飛躍的な変化が生じる可能性があり、前回はSINRオフセット量を加算するが、次回はまたSINRオフセット量を減算することとなり、ユーザ設備の処理に不利である。
したがって、方式4において、基地局は、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整する。
基地局は、一つのSINRオフセット量初期値をセットし、現在のSINRオフセット量としてユーザ設備に配信する。
ユーザ設備は、SINRオフセット量を受信すると、受信したSINRオフセット量を用いて上記原始SINRに対して調整をし、目標SINRを得る。それから目標SINRに対して量子化し、第1CQIを得てからフィードバックする。
所定時間期間内のあるユーザ設備からフィードバックされるCQIを統計する。
所定時間期間中に、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第1所定閾値を超えた場合、上記SINRオフセット量を大きくするが、所定時間期間中に、基地局が受信した最大CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第2所定閾値を超えた場合、上記SINRオフセット量を小さくする。
変更後のSINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記原始SINRに上記変更後のSINRオフセット量を加算して上記目標SINRを得られるようにする。
上記方策において、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第1所定閾値(例えば50%である。もちろん、他の値であってもよく、必要に応じて調整する)を超えた場合を例とした。この場合、現在のSINRオフセット量により、目標SINRがCQIテーブル対応区間内にはならないことを示し、かつ、ユーザ設備のSINRが比較的に小さいため、ユーザ設備が最小のCQIしかフィードバックできない。
上記方策の方式3からの相違点として、方式4では、SINRオフセット量がプラスであったりマイナスであり、かつ、変化が次第に増大または減少し、オフセット量が比較的に大きいマイナス値から直接的に比較的に大きいプラス値に飛躍的に変化することはなく、もちろん、比較的に大きいプラス値から直接的に比較的に大きいマイナス値に飛躍的に変化することもない。
前に言及したように、LTE‐Aには例えばCoMP場面、異種ネットワーク場面など多くの場面がある。この場合、異なる場面に異なるSINRオフセット量をセットし、現在の場面(伝送状態)に基づいて、対応するSINRオフセット量を選択して調整をする。次のように説明する。
方式1において、ユーザ設備において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量を予め格納してよい。ユーザ設備側から見て、上記チャネル状態情報フィードバック方法において、さらに、一つのSINRオフセット量を用いて上記原始SINRに対して調整を行う前に上記ユーザ設備の現在の伝送状態を確定し、上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択する工程と、選択したSINRオフセット量を用いて上記原始SINRに対して調整を行う工程とを含む。
対応的に、ユーザ設備側のチャネル状態情報フィードバック装置には、さらに、一つのSINRオフセット量を用いて上記原始SINRに対して調整を行う前に上記ユーザ設備の現在の伝送状態を確定し、上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択するための第1選択モジュールを含む。
上記調整モジュールは、具体的に選択したSINRオフセット量を用いて上記原始SINRに対して調整を行うことに用いられる。
方式2において、基地局において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量を予め格納してよい。基地局側から見て、上記チャネル状態情報処理方法において、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信する前にユーザ設備の現在の伝送状態を確定し、上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択する工程と、基地局が選択したSINRオフセット量をユーザ設備に配信する工程とを含む。
対応的に、基地局側の上記チャネル状態情報処理装置には、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信する前にユーザ設備の現在の伝送状態を確定し、上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択するための第2選択モジュールを含む。
上記配信モジュールは、具体的に第2選択モジュールが選択したSINRオフセット量の配信に用いられる。
もちろん、ユーザ設備と基地局の両方において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量を予め格納してよい。すると、基地局は、ユーザ設備の現在の伝送状態を確定してからユーザ設備に通知すればよいが、ユーザ設備は、現在の伝送状態がわかると、対応するSINRオフセット量を選択して調整をすればよい。ユーザ設備と基地局の両方にSINRオフセット量が予め格納されているため、この場合、基地局に通知する必要がない。
仮にCQI量子化テーブルのカバー範囲を[A,B]とする。たとえば、LTEシステムでは、[−3,27]dBである。
CoMPの場合を例とし、仮にユーザ設備と基地局の両方において、異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量が予め格納されているとする。図4aに示すように、仮に配置可能なSINRオフセット量がx1、x2、x3とし、それぞれシングルセル伝送のオフセット量、CoMPサービスセルのオフセット量およびCoMP協調セルのオフセット量に対応する。すると、シングルセル伝送時に、基地局とユーザ設備はともにx1を選択してSINRを調整する。ユーザ設備がサービスセルのSINRをフィードバックする際に、x2を用いてSINRを調整する。ユーザ設備が協調セルのSINRをフィードバックする際に、x3を用いてSINRを調整する。
図4bに示すように、本発明の実施例によるチャネル状態情報フィードバック装置は、ユーザ設備側に設置される。上記ユーザ設備には、SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されている。図4bに示すように、本発明の実施例によるユーザ設備側に設置されるチャネル状態情報フィードバック装置において、参考信号を測定して原始SINRを取得するための第1測定モジュールと、上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを得るための調整モジュールと、目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを得るための量子化モジュールと、上記第1CQIを基地局にフィードバックすることにより、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築できるようにするためのフィードバックモジュールとを含む。
一方、本発明の実施例による基地局側に設置されるチャネル状態情報処理装置において、図4cに示すように、ユーザ設備から返信される第1CQIであって、ユーザ設備が、参考信号を測定して取得する原始SINRに対してSINRオフセット量を用いて調整して得る目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をして得たものである第1CQIを受信するための第1受信モジュールと、上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを得るための第1再構築モジュールと、再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて、上記原始SINRを再構築して得るための第2再構築モジュールとを含む。
基地局側のチャネル状態情報処理装置とユーザ設備側のチャネル状態情報フィードバック装置の協働図は、図4dに示されている。
上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、かつ、上記目標SINRが上記SINR量子化区間内となるようにする。上記フィードバックモジュールは、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックする。
上記SINRオフセット量ΔSINR1は、ユーザ設備によって決められてよい。ユーザ設備側に設置されるチャネル状態情報フィードバック装置における調整モジュールは、図5に示すように、具体的に、取得ユニット、第1オフセット量確定ユニット、および第1調整ユニットを含む。
取得ユニットは、ユーザ設備が測定したRSRQの値を取得して対応するSINRの値Pを算出する。
第1オフセット量確定ユニットは、
Figure 2013176039
から条件を満足するSINRオフセット量ΔSINRを計算する。Xは、上記SINR量子化区間中心点であり、Δは、予めセットしたΔSINR確定用の閾値である。
第1調整ユニットは、上記ΔSINRを用いて上記原始SINRに対して調整をして上記目標SINRを得る。
上記フィードバックモジュールは、さらに上記ΔSINRを基地局にフィードバックする。
ユーザ設備側に設置されるチャネル状態情報フィードバック装置は、さらに判断モジュールおよびトリガーモジュールを含む。
判断モジュールは、原始SINRの取得後に、上記原始SINRが上記SINR量子化区間外となるかを判断し、判断結果を取得する。
トリガーモジュールは、上記原始SINRが上記SINR量子化区間外となることを上記判断結果によって示す場合、上記調整モジュールをトリガーする。逆の場合、直接上記CQIテーブルに基づいて上記原始SINRに対して量子化をし、第2CQIを得てから基地局に返信する。
上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、上記基地局によって上記ユーザ設備に配信されてもよい。
上記SINRオフセット量がユーザ設備によって決められる場合、基地局側に設置されるチャネル状態情報処理装置は、さらにユーザ設備から返信される上記SINRオフセット量を受信するための第2受信モジュールを含む。
上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、基地局側に設置されるチャネル状態情報処理装置は、さらに、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにするための配信モジュールを含む。
上記配信モジュールの一実現方式は、次のように示されている。図6に示すように、測定値取得ユニット、第2オフセット量確定ユニット、および第1配信ユニットを含む。
測定値取得ユニットは、ユーザ設備が測定したRSRQの値を取得して対応するSINR値のPを算出する。
第2オフセット量確定ユニットは、
Figure 2013176039
から条件を満足する上記SINRオフセット量ΔSINRを計算する。Xは、上記SINR量子化区間中心点であり、Δは、予めセットしたΔSINR確定用の閾値である。
第1配信ユニットは、上記ΔSINRを上記ユーザ設備に配信する。
上記配信モジュールの別の実現方式は、次のように示されている。図7に示すように、上記配信モジュールは、具体的に第3オフセット量確定ユニットおよび第2配信ユニットを含む。
第3オフセット量確定ユニットは、第2の比率より第1の比率が小さくなるように、上記SINRオフセット量を確定する。ここで、第1の比率は、調整前のSINRが上記SINR量子化区間内となるユーザ数を総ユーザ数で割った結果であり、第2の比率は、調整後のSINRが上記SINR量子化区間内となるユーザ数を総ユーザ数で割った結果であり、調整後のSINRは、基地局が上記SINRオフセット量を用いて調整前のSINRを調整して得るものである。
第2配信ユニットは、上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信する。
上記配信モジュールは、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを基地局の運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整するための調整モジュールを含んでよい。
上記配信モジュールのまた別の実現方式は、次のように示されている。図8に示すように、上記配信モジュールは、具体的に統計ユニット、第3配信ユニットおよび第4配信ユニットを含む。
統計ユニットは、上記基地局の運行中に、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを統計する。
第3配信ユニットは、所定時間期間中に、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第1所定閾値を超えた場合、上記SINRオフセット量を大きくし、大きくした後のSINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記原始SINRに上記大きくした後のSINRオフセット量を加算して上記目標SINRを得られるようにする。
第4配信ユニットは、所定時間期間中に、基地局が受信した最大CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第2所定閾値を超えた場合、上記SINRオフセット量を大きくし、大きくした後のSINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記原始SINRから上記大きくした後のSINRオフセット量を減算して上記目標SINRを得られるようにする。
上記配信モジュールのまた別の実現方式は、図9に示されている。
該調整モジュールの具体的な実現方式は、次のようになる。
統計ユニットは、上記基地局の運行中に、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを統計する。
第4オフセット量確定ユニットは、所定時間期間中に、基地局が受信した最小CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第1所定閾値を超えた場合、上記SINRオフセット量を大きくするが、所定時間期間中に、基地局が受信した最大CQIの数と基地局が受信した全CQIの数との比率が第2所定閾値を超えた場合、上記SINRオフセット量を小さくする。
第5配信ユニットは、変更後のSINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記原始SINRに上記変更後のSINRオフセット量を加算して上記目標SINRを得られるようにする。
本発明の実施例は、上記のユーザ設備側に設置されるチャネル状態情報フォードバック装置を含むユーザ設備をさらに提供する。
本発明の実施例は、上記の基地局側に設置されるチャネル状態情報処理装置を含む基地局をさらに提供する。
以上の記載は、本発明の好ましい実施形態に過ぎない。指摘すべきこととして、当該技術分野の一般的な技術者にとって、本発明の原理を背離しない前提では、いくつかの改良と修飾をすることもできるが、これらの改良と修飾も本発明の保護範囲内に見なされるべきである。

Claims (27)

  1. SINR量子化区間に対応しSINR再構築用のCQIテーブルが予め格納されている基地局に用いられるチャネル状態情報処理方法において、
    ユーザ設備から返信される第1CQIであって、ユーザ設備が、参考信号を測定して取得する原始SINRに対してSINRオフセット量を用いて調整して得る目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をして得たものである第1CQIを受信する工程と、
    上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを取得する工程と、
    再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて、上記原始SINRを再構築して得る工程とを含むことを特徴とするチャネル状態情報処理方法。
  2. 上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、
    上記チャネル状態情報処理方法において、さらに、
    上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにする工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のチャネル状態情報処理方法。
  3. 異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量は、上記基地局に予め格納されており、
    上記チャネル状態情報処理方法において、さらに、
    上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載のチャネル状態情報処理方法。
  4. 上記基地局は、ユーザ設備が測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定することを特徴とする請求項2に記載のチャネル状態情報処理方法。
  5. さらに、
    基地局は、ユーザ設備からフィードバックされるCQIを運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載のチャネル状態情報処理方法。
  6. さらに、
    基地局は、上記SINRオフセット量を外部から受信する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のチャネル状態情報処理方法。
  7. SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されているユーザ設備に用いられるチャネル状態情報フィードバック方法において、
    参考信号を測定して原始SINRを取得する工程と、
    上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを取得する工程と、
    目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを取得する工程と、
    上記第1CQIを基地局にフィードバックし、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築できるようにする工程とを含むことを特徴とするチャネル状態情報フィードバック方法。
  8. 上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、
    上記第1CQIを基地局にフィードバックする工程には、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックすることを特徴とする請求項7に記載のチャネル状態情報フィードバック方法。
  9. 上記ユーザ設備は、測定して得たSINRの値に基づいて上記SINRオフセット量を特定し、上記目標SINRが上記SINR量子化区間内となるようにすることを特徴とする請求項8に記載のチャネル状態情報フィードバック方法。
  10. 上記ユーザ設備は、測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定することを特徴とする請求項8に記載のチャネル状態情報フィードバック方法。
  11. さらに、
    ユーザ設備は、上記SINRオフセット量を外部から受信する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載のチャネル状態情報フィードバック方法。
  12. SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されている基地局とユーザ設備を含む通信システムに用いられるチャネル状態情報フィードバック方法において、
    ユーザ設備が参考信号を測定して原始SINRを取得する工程と、
    ユーザ設備が上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを取得する工程と、
    ユーザ設備が目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを取得する工程と、
    ユーザ設備が上記第1CQIを基地局にフィードバックする工程と、
    基地局がユーザ設備からフィードバックされる上記第1CQIを受信する工程と、
    基地局が上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを取得する工程と、
    基地局が再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築して得る工程とを含むことを特徴とするチャネル状態情報フィードバック方法。
  13. 上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、
    上記第1CQIを基地局にフィードバックする工程には、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックすることを特徴とする請求項12に記載のチャネル状態情報フィードバック方法。
  14. 上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、
    上記チャネル状態情報フィードバック方法において、さらに、
    上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにする工程を含むことを特徴とする請求項12に記載のチャネル状態情報フィードバック方法。
  15. SINR量子化区間に対応しSINR再構築用のCQIテーブルが予め格納されている基地局に用いられるチャネル状態情報処理装置において、
    ユーザ設備からフィードバックされる第1CQIであって、ユーザ設備が、参考信号を測定して取得する原始SINRに対してSINRオフセット量を用いて調整して得る目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をして得たものである第1CQIを受信するための第1受信モジュールと、
    上記CQIテーブルと上記第1CQIに基づいて再構築して上記目標SINRを得るための第1再構築モジュールと、
    再構築して得た目標SINRと上記SINRオフセット量に基づいて、上記原始SINRを再構築して得るための第2再構築モジュールとを含むことを特徴とするチャネル状態情報処理装置。
  16. 上記SINRオフセット量は、基地局によって決められ、
    上記チャネル状態情報処理装置において、さらに、
    上記SINRオフセット量を上記ユーザ設備に配信することにより、上記ユーザ設備が上記SINRオフセット量を用いて上記原始SINRを調整して上記目標SINRを得られるようにするための配信モジュールを含むことを特徴とする請求項15に記載のチャネル状態情報処理装置。
  17. 異なる伝送状態に対応する複数のSINRオフセット量は、上記基地局に予め格納されており、
    上記チャネル状態情報処理装置において、さらに、
    上記ユーザ設備の現在の伝送状態に対応するSINRオフセット量を上記複数のSINRオフセット量から選択するための第2選択モジュールを含むことを特徴とする請求項16に記載のチャネル状態情報処理装置。
  18. 上記基地局は、ユーザ設備が測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定することを特徴とする請求項16に記載のチャネル状態情報処理装置。
  19. さらに、
    ユーザ設備からフィードバックされるCQIを基地局の運行中に統計し、統計結果に基づいて上記SINRオフセット量を調整するための調整モジュールを含むことを特徴とする請求項16に記載のチャネル状態情報処理装置。
  20. さらに、
    上記SINRオフセット量を外部から受信するためのユニットを含むことを特徴とする請求項15に記載のチャネル状態情報処理装置。
  21. SINR量子化区間に対応しSINRをCQIへマッピングするためのCQIテーブルが予め格納されているユーザ設備に用いられるチャネル状態情報フィードバック装置において、
    参考信号を測定して原始SINRを取得するための第1測定モジュールと、
    上記原始SINRに対して、SINRオフセット量を用いて調整し、目標SINRを得るための調整モジュールと、
    目標SINRに対して、上記CQIテーブルに基づいて量子化をし、第1CQIを得るための量子化モジュールと、
    上記第1CQIを基地局にフィードバックし、基地局が上記第1CQIに基づいて上記目標SINRを再構築し、再構築して得た目標SINRおよび上記SINRオフセット量に基づいて上記原始SINRを再構築できるようにするためのフィードバックモジュールとを含むことを特徴とするチャネル状態情報フィードバック装置。
  22. 上記SINRオフセット量は、ユーザ設備によって決められ、
    上記フィードバックモジュールは、さらに上記SINRオフセット量を基地局にフィードバックすることを特徴とする請求項21に記載のチャネル状態情報フィードバック装置。
  23. 上記ユーザ設備は、測定して得たSINRの値に基づいて上記SINRオフセット量を特定し、上記目標SINRが上記SINR量子化区間内となるようにすることを特徴とする請求項22に記載のチャネル状態情報フィードバック装置。
  24. 上記ユーザ設備は、測定して得たRSRQの値に基づいて上記SINRオフセット量を確定することを特徴とする請求項22に記載のチャネル状態情報フィードバック装置。
  25. さらに、
    上記SINRオフセット量を外部から受信するためのユニットを含むことを特徴とする請求項21に記載のチャネル状態情報フィードバック装置。
  26. 請求項15〜20のいずれか一項に記載のチャネル状態情報処理装置を含むことを特徴とする基地局。
  27. 請求項21〜25のいずれか一項に記載のチャネル状態情報フィードバック装置を含むことを特徴とするユーザ設備。
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