JP2013174291A - ボールバルブ - Google Patents

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Takahiro Uchidate
高広 内舘
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Abstract

【課題】ボールバルブのステムとボール弁の組立不良の防止を図る。
【解決手段】ボールバルブは、ギャードモータ60により回転駆動されるステム100とステム100により回転駆動されるボール弁30を有する。ステム100の先端部には駆動側継手部110が形成され、ボール弁30の上部には従動側継手部120が形成される。駆動側継手部110と従動側継手部120は、回転面内で1個所の姿勢のみで接続される形状に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明はボール弁を備えたボールバルブに関し、特に駆動軸(ステム)とボール弁の取り付けを誤りなく行うことのできるボールバルブに関するものである。
下記の特許文献1は、従来のボールバルブの一例を示す。
このボールバルブにあっては、1個の流入口と3個の流出口を有する。弁本体内に流入口と1個の流出口を連通する通路を有するボール状の弁を挿入し、このボール弁をギャードモータなどのアクチュエータにより回転駆動される駆動軸で回転駆動して流入口と3個の流出口とを選択的に連通する構造を備える。
この特許文献に開示する駆動軸とボール弁とを連結する継手構造は、ボール弁に形成した矩形のスリット内に駆動軸の先端に形成した平板状のドライバを挿入することで、回転を伝達する構造を採用している。
特開2005−308165号公報
上記のボールバルブにあっては、駆動軸であるステムをボール弁に組み立てる際には、ステム先端の平板状のドライバをボール弁のスリットに挿入して両者を結合している。
ドライバとスリットの回転面内での断面形状は、回転面内にあって、回転中心を通る直線に対して対称形の矩形形状を有する。
そこで、ドライバはスリットに対して0度と180度の2個所の回転位置でスリットに挿入が可能となる。
一方、ボール弁は、弁本体の流出口に対して所定の流出通路を対向させる必要があるので、ステムに対しては、0度又は180度のいずれか一方の取付角度しか許容されない。
このことは、ボールバルブの組立工程において、組立不良の発生原因となるおそれがある。
そこで本発明の目的は、ステムに対して所定の角度でのみボール弁を取り付け可能なボールバルブを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明のボールバルブは、1つの流入口及び少なくとも1つの流出口、並びに流入口及び流出口の間に形成される弁室を備える弁本体と、弁室内に配設されて流入口及び流出口を選択的に連通する通路を有するボール弁と、ボール弁を回転駆動する駆動軸とを備え、前記駆動軸は回転中心と直交する平面内にあって、回転中心を通る直交軸の一方の軸線を対称軸とする平板部に加えて、他方の軸線の一方側に形成される凸部を備え、前記ボール弁は、前記平板部が軸方向に挿入されるスリット部に加えて、前記凸部が挿入される凹部を備えるものである。
前記平板部は、先端の中央部が高くなるように湾曲して形成されることが好ましい。
このような構成により、前記凸部と凹部の係合により、駆動軸に対して所定の向きに誤りなくボール弁を取り付けることができる。
また、前記平板部を、先端の中央部が高くなるように湾曲して形成されるようにすれば、前記平板部と前記スリット部との係合の際、先に前記凸部と凹部とを係合させ、その後、ボール弁を駆動軸に押圧すれば、平板部とスリット部との係合を極めて容易に行うことができる。
上述した構成を備えることにより、駆動部材である駆動軸と従動部材であるボール弁との組立不良を防止することができる。
本発明の一実施の形態を示すボールバルブを一部断面にして示す斜視図。 本発明の一実施の形態を示すボールバルブの要部の斜視図。 駆動軸(ステム)の(a)正面図、(b)右側側面図、(c)底面図。 ボール弁の(a)平面図、(b)(a)のA−A断面図。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示すボールバルブを一部断面にして示す斜視図、図2は要部の斜視図、図3は駆動軸(ステム)の(a)正面図、(b)右側側面図、(c)底面図、図4はボール弁の(a)平面図、(b)(a)のA−A断面図である。
ボールバルブ1はバルブ本体10を有し、バルブ本体10は流入口12と第1の流出口14,第2の流出口16及びその間に形成される弁室20を備える。第2の流出口16は、この例においては、さらに上下2方向に分岐して流出するようにされている。第1の流出口14及び第2の流出口16は、180度の角度(位相)を成している。
弁室20内にはボール弁30が配設され、シール部材(例えばOリング)50でバルブ本体10に対してシールされる。ボール弁30は、バルブ本体10の流入口12に対向する流入通路32と、流入通路32と連通する第1の通路34、及び流入通路32と連通する第2の通路36を有しており、これら第1の通路34及び第2の通路36は、90度の角度を成している。第1及び第2の通路34、36は、ボール弁30の回動により、第1の流出口14又は第2の流出口16と対向する。
この結果、図1に示されるように、ボール弁30の第1の通路34が第1の流出口14と対向している状態においては、第2の流出口16はボール弁30及びシール部材50によりシールされ、流入口12から流入する流体は第1の流出口14から吐出される。この状態から、ボール弁30が90度、上面視で右回転することにより、ボール弁30の第2の通路36が第2の流出口16と対向すると共に、第1の流出口14はボール弁30及びシール部材50によりシールされ、流入口12から流入する流体は第2の流出口16から吐出されるようになる。
バルブ本体10の上部には、ギャードモータ60が取り付けられている。ギャードモータ60のバルブ本体駆動軸(ステム)100はボール弁30に連結される。ギャードモータ60の回転力は駆動軸100を介してボール弁30を回転させる構成となっている。
駆動軸100の先端には駆動側継手部110が形成され、従動部材であるボール弁30の上面には、従動側継手部120が形成される。
図3(a)〜(c)は、それぞれ駆動軸100の正面形状と、右側面形状と、底面形状とを示す。
駆動側継手部110は、駆動軸100の回転軸中心Cと直交する回転面(平面)Pに形成され、該回転軸(回転中心)を通る直交軸であるX軸及びY軸のうちのY軸を線対称とする矩形断面形状を有する断面矩形平板部112と、X軸上に形成される凸部114とを有する。
凸部114はX軸上においてY軸に対して片側にのみ1個設けられる。
また、平板部112の先端部112aは、その中央部が高くなるように湾曲して形成されている。
図4(a)及び(b)は従動部材であるボール弁30の平面形状及び同図(a)のA−A断面形状を示す。
従動側継手部120は、Y軸を線対称とする断面矩形スリット部122と、X軸に形成される凹部124とを有する。凹部124はX軸上においてY軸に対して片側にのみ1か所設けられる。スリット部122には、平板部112が軸方向に挿入され、凹部124には、凸部114が挿入される。
スリット部122は、駆動軸100の先端部112aの湾曲形状に応じて、その中央部が深くなるように湾曲して形成されている。
ボール弁30は、通路32と連通する第1の通路34及び第2の通路36が開口する平坦面44、46を有する。
上記の構成を有する駆動軸100とボール弁30は、駆動軸100の先端部112a中央部及び凸部114をボール弁30のスリット部122中央部及び凹部124に当接させ係合させながら、ボール弁30を駆動軸100に押圧すれば、凸部114がガイドとなって平板部112がスリット部122内に挿入され、両者は嵌合される。
これにより、ボール弁30が駆動軸100に対して所定の向きに確実に取り付けられる。
以上のように、ボールバルブ1は、駆動軸100に形成される駆動側継手部110と、ボール弁30に形成される従動側継手部120を上述した形状・構造としたので駆動軸100とボール弁30の組付け姿勢の誤りを排除し、生産性を向上することができる。
また、上記の例では、平板部112の先端部112aは、その中央部が高くなるように湾曲して形成され、かつその中央部に凸部114が設けられているため、該凸部114を凹部124に挿入すれば、該凸部114がガイドとなって平板部112とスリット部122の挿入及び嵌合が容易に行える。
このように、駆動側継手部110の断面矩形平板部112の凸部114が、従動側継手部120の断面矩形スリット部122の凹部124に嵌合したときのみ、駆動軸100がボール弁30に取り付けられ、ギヤードモータ60の回転力を伝達することができる。
なお、上述した実施例にあっては、凸部114及び凹部124は、駆動軸100の回転中心と直交する平面内にあり、かつ回転軸を通るX軸を対称軸とする線対称の矩形の例で説明したが、矩形以外の断面形状であっても当然に適用できる。
また、上述した実施例では、X軸と直交するY軸を対称軸とする矩形断面を基準として、X軸上に1個の凸部114と凹部124とを形成した例を示したが、Y軸の一方側に凹凸を有する線対称の断面形状のものでも同様の機能を備える。
また、ボール弁30には、通路32と連通する2つの通路(第1及び第2の通路34、36)が形成されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されることはなく、第1及び第2の通路34、36の一方のみを形成するようにしても良いことは当然である。
また、バルブ本体10には、1つの流入口12と2つの流出口(第1及び第2の流通口14、16)とが形成されるものとしたが、本発明はこれのみに限定されることはなく、流出口は1つ、あるいは3つ以上であっても良いことは当然である。
1 ボールバルブ
10 バルブ本体
12 流入口
14 第1の流出口
16 第2の流出口
20 弁室
30 ボール弁
32 流入通路
34 第1の通路
36 第2の通路
40 ボール弁の平坦面
50 シール部材
60 ギャードモータ
100 駆動軸(ステム)
110 駆動側継手部
112 断面矩形平板部
114 凸部
120 従動側継手部
122 断面矩形スリット部
124 凹部

Claims (2)

  1. 1つの流入口及び少なくとも1つの流出口、並びに流入口及び流出口の間に形成される弁室を備える弁本体と、弁室内に配設されて流入口及び流出口を選択的に連通する通路を有するボール弁と、ボール弁を回転駆動する駆動軸とを備えるボールバルブであって、
    前記駆動軸は回転中心と直交する平面内にあって、回転中心を通る直交軸の一方の軸線を対称軸とする平板部に加えて、他方の軸線の一方側に形成される凸部を備え、
    前記ボール弁は、前記平板部が軸方向に挿入されるスリット部に加えて、前記凸部が挿入される凹部を備えたことを特徴とするボールバルブ。
  2. 前記平板部は、先端部の中央部が高くなるように湾曲して形成されたことを特徴とする請求項1記載のボールバルブ。
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