JP2013172897A - 表示装置型リハビリテーション支援装置及びリハビリテーション支援装置の制御方法 - Google Patents

表示装置型リハビリテーション支援装置及びリハビリテーション支援装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はリハビリテーションを効率良く行うことを課題とする。
【解決手段】 リハビリテーション支援装置10の制御装置200は、マイクロコンピュータからなるメイン制御部210と、表示制御部220と、記憶装置230とを有する。メイン制御部210は、記憶装置230に予め記憶された各リハビリテーション用プログラムから選択された任意のプログラムを読み込んで表示制御部220に表示データを送出する表示データ生成手段240を有する。表示制御部220は、表示データが入力されることにより、後述するように液晶パネル41にリハビリテーション用画像を表示する。また、メイン制御部210は、検出手段222と、識別手段224と、演算手段226と、検出データ出力手段228と、表示データに対する検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段250を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は表示画面に表示された画像を用いてリハビリテーション対象者がリハビリテーションを行えるよう構成された表示装置型リハビリテーション支援装置及びリハビリテーション支援装置の制御方法に関する。
例えば脳卒中などにより身体の運動機能が低下した患者(リハビリテーション対象者)が入院する病院等の施設では、リハビリテーション(運動機能回復訓練)が行われている。また、リハビリテーションを実施する場合、当該患者の機能低下具合に応じて様々な訓練方法が試行錯誤されており、より効果的な訓練方法が模索されている。
近年、表示装置に画像を表示して患者が所定の訓練を行う訓練システムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された訓練システムでは、患者の指先に振動体を有する指サックを装着し、表示装置に表示された画像をみながら表示装置と別個に配されたパネルを指サックで押圧することで表示内容に応じた入力操作を行うと共に、正しい応答の場合に指サックの振動体が振動して体感させるシステムである。
特開2001−321458号公報
上記特許文献1では、表示装置と別個に配されたパネルを指サックを介して押圧操作することになるため、リハビリテーションを行う前に看護師が患者の各指に指サックを装着する作業が必要であり、さらには画像が表示される画面と離れたパネルを押圧操作しなければならないので、画面をみた後に指先をみることになり、どうしても視線移動による時間的な遅れが生じてしまい、その分患者の応答性が低下していると誤判断されるおそれがあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、患者が直接が画像表示面に触れることでリハビリテーションを効率的に行えるリハビリテーション支援装置及び制御方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、画像表示面を有する表示装置と、前記画像表示面に形成されたパネル状入力装置と、前記画像表示面に画像を表示させる画像制御部とを有する表示装置型リハビリテーション支援装置であって、
前記画像表示面にリハビリテーション用の画像を表示させるための表示データを生成する表示データ生成手段と、
リハビリテーション対象者が前記画像表示面に表示されたリハビリテーション用の画像に対応して前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントを検出する検出手段と、
前記パネル状入力装置におけるタッチポイントの移動に伴って前記検出手段により検出された検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段と、
を備えたことを特徴とする。
(2)本発明は、(1)に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置であって、
前記リハビリテーション対象者が前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントの痕跡を撮像する撮像手段から得られた検出画像に基づいて前記タッチポイントを識別する識別手段と、
前記識別手段による前記タッチポイントの識別結果から前記検出手段により検出された前記タッチポイントの座標位置、移動方向、速度、加速度を演算する演算手段と、
前記演算手段による演算結果を前記検出データとして出力する検出データ出力手段と、
を有することを特徴とする。
(3)本発明の前記表示データ作成手段は、
前記リハビリテーション用の複数の表示データが記憶された記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の表示データから任意の表示データを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された表示データを前記画像制御部に出力する表示データ出力手段と、
を有することを特徴とする。
(4)本発明の前記評価手段は、
前記検出データと前記表示データとを比較し、両データの差を求める比較手段と、
前記比較手段による前記両データの差が予め決められた範囲内であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記両データの差が予め決められた範囲内であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を増加し、前記両データの差が予め決められた範囲外であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を減少させる評価点数修正手段と、
前記評価点数修正手段により修正された各評価点数を積算し、積算された総評価点数を表示する点数表示手段と、
を有することを特徴とする。
(5)本発明は、画像表示面を有する表示装置と、前記画像表示面に形成されたパネル状入力装置と、前記画像表示面に画像を表示させる画像制御部とを有する表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法であって、
コンピュータを、
前記画像表示面にリハビリテーション用の画像を表示させるための表示データを生成する表示データ生成手段と、
リハビリテーション対象者が前記画像表示面に表示されたリハビリテーション用の画像に対応して前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントを検出する検出手段と、
前記パネル状入力装置におけるタッチポイントの移動に伴って前記検出手段により検出された検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、リハビリテーション対象者が特別な道具を使用することなく表示された画像に応じてパネル状入力装置に直接的に接触することでリハビリテーションが行えると共に、画像が表示されたタイミングでリハビリテーションが同時に行えるので、視線移動による動作遅れがなくなり、当該リハビリテーションに対する評価の誤差を減少することが可能になる。
本発明によるリハビリテーション支援装置の一実施例を示す斜視図である。 パネル状表示装置の構成を示す縦断面図である。 パネル状入力装置の構成を示す分解縦断面図である。 パネル状入力装置の概略構成を示す分解斜視図である。 パネル状入力装置の検出原理を説明する図であり、(A)は赤外線の軌道を模式的に示す図、(B)は赤外線の伝搬を模式的に示す図であり、(C)は指先で押圧したタッチポイントを検出する原理を示す図である。 リハビリテーション支援装置の制御系統の構成を示すブロック図である。 メイン制御部が実行するメイン制御処理を説明するためのフローチャートである。 画像表示面に表示される各マークの異なる動きを示す図である。 図8Aにおけるタッチポイント検出処理1を説明するためのフローチャートである。 リハビリテーション用画像の変形例1を模式的に示す図である。 図9Aにおけるタッチポイント検出処理2を説明するためのフローチャートである。 リハビリテーション用画像の変形例2を模式的に示す図である。 図10Aにおけるドラッグ操作による速度の演算方法の一例を説明するための図である。 図10Aにおけるマークを周縁部で反射させる際の表示方法の一例を説明するための図である。 図10Aにおけるタッチポイント検出処理3を説明するためのフローチャートである。 リハビリテーション用画像の変形例3を模式的に示す図である。 図11Aにおけるタッチポイント検出処理4を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔リハビリテーション支援装置の概要〕
図1は本発明によるリハビリテーション支援装置の一実施例を示す斜視図である。図1に示されるように、リハビリテーション支援装置10は、画像表示面が上面となるように水平に配されたパネル状表示装置20を有しており、パネル状表示装置20の底部四隅には、四本の支柱30が取り付けられている。従って、パネル状表示装置20は、外観的には、テーブルのように構成されている。
また、パネル状表示装置20は、複数の患者(例えば4人)A〜Dが同時にリハビリテーションを行えるように大型ディスプレイを用いた構成であり、且つ各人毎にリハビリテーション用の画像を表示することができる。そして、各患者A〜Dによって、それぞれ自分の障害の程度及びその日の体調(血圧、体温など)に応じた表示モードが選択されると、画像表示面には選択された各表示モードのリハビリテーション用画像(マーク)が表示される。
また、パネル状表示装置20の画像表示面には、パネル状入力装置40が形成されている。このパネル状入力装置40の構成については、後述する。各患者A〜Dは、夫々パネル状表示装置20の周縁部に配された椅子50に着席した状態で、画像表示面に表示されたリハビリテーション用画像(マーク)の動きに合わせて指先をパネル状入力装置40に直接的に接触させながら表示されたマークの移動に追従させる。
さらに、リハビリテーション支援装置10は、各患者A〜Dがパネル状入力装置40に指先を接触させるタッチポイントの移動を検出する検出手段と、検出された検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段を有している。尚、検出手段及び評価手段の詳細は、後述する。
〔パネル状表示装置20の内部構造について〕
図2はパネル状表示装置20の構成を示す縦断面図である。尚、図2においては、説明の便宜上、水平方向の幅寸法と垂直方向の厚さ寸法との比率が変更されており、実際の製品は図2に示すものよりも、薄型化されている。
図2に示されるように、パネル状表示装置20は、パネル状入力装置40と、検出手段を構成する赤外線カメラ60(撮像手段)と、バックライト70とを有する。パネル状入力装置40は、筐体100の上部開口102に取り付けられている。また、赤外線カメラ60は、パネル状入力装置40の下面に対向するように筐体100の底部中央に取り付けられている。
パネル状入力装置40は、液晶パネル41と、拡散フィルム42と、入力板43と、保護フィルム44と、赤外線発光ダイオード45と、赤外線発光ダイオード駆動基板46と、支持ガラス板47と、偏光手段48とを有する。
また、筐体100の底部には、上記赤外線カメラ60の他に、バックライト70と、スペーサ80と、反射板90とを備える。また、赤外線カメラ60は、レンズ62と、フィルタ63と、固体撮像素子64とを備える。バックライト70は、シャーシ71と、蛍光管72と、反射板73と、拡散板74と、拡散フィルム75と、フレーム76とを備える。また、偏光手段48は、入力板43の下面に配された第1偏光板48aと、レンズ62の周囲に配された第2偏光板48bとよりなる。
図3はパネル状入力装置40の構成を示す分解縦断面図である。図3に示されるように、パネル状入力装置40は、液晶パネル41と、入力板43と、赤外線発光ダイオード45と、支持ガラス板47と、偏光板48a、48bとを備える。
液晶パネル41は、上面ガラス基板21と、液晶層22と、下面ガラス基板23とを備える。上面ガラス基板21と下面ガラス基板23との間に、液晶層22が支持されている。
入力板43は、液晶パネル41よりも上方に設けられ、側面に赤外線発光ダイオード45を備える。入力板43は、透明なアクリル板であり、赤外線を伝搬する性質を有する。
入力板43は、例えば、3〜5〔mm〕程度の厚さで形成されてもよい。直方形形状の赤外線発光ダイオード45の上面の長方形の辺の長さが、3〜5〔mm〕程度の場合が多いので、入力板43は、赤外線発光ダイオード45を側面に設置することが可能な、適切な厚さに設定されている。
入力板43は、単独では非常に柔らかく、指先等の接触により、圧力が加わったときに、下方に沈んで変形する状態となり得るので、支持ガラス板47により支持される。
赤外線発光ダイオード45は、入力板43の側面に設けられるが、光学的距離がゼロとなるように、光学的接触を保って設置されることが好ましい。また、赤外線発光ダイオード45は、入力板43の四方の周縁側面に、所定間隔を有して、複数個設けられている。このように、赤外線発光ダイオード45が入力板43の四方の各辺に複数個設置されることにより、入力板43内に均一に赤外線を入射させることができる。
また、支持ガラス板47は、液晶パネル41を介して、下方から入力板43を補強している。また、支持ガラス板47は、下方からはバックライト70からの光を透過し、上方からは入力板43からの赤外線を透過する必要があるので、透明なガラスで構成される。
なお、最上面の入力板43から最下面の支持ガラス板47までの間に積層された各
層は、各境界面が密着した状態に一体的に構成される。
赤外線カメラ60は、入力板43に接触により入力された指先の痕跡を撮像するための撮像手段である。赤外線カメラ60は、入力板43より下方に配置されており、入力板43から液晶パネル41及び支持ガラス板47を経て下方に出光された赤外線を受光し、入力板43を裏面(下面)から撮像する。
尚、赤外線カメラ60は、1台だけ設置されてもよいし、複数台設置されてもよい。
バックライト70は、液晶パネル41を背面から照らし、液晶パネル41に画像が表示される明るさを保つ。
偏光板48a、48bは、一定方向の偏光成分の光のみを透過させる手段である。一般的に、偏光板48a、48bは、液晶パネル41のおもて面、裏面に設けられるが、本実施例に係るパネル状入力装置40においては、第1偏光板48aは液晶パネル41のおもて面に設けられているが、第2偏光板48bは、バックライト70の表面に設けられている。そして、赤外線カメラ60のレンズ62の部分には開口が形成され、レンズ62を覆わない形状に構成されている。第2偏光板48bは、液晶パネル41に画像を表示する際には必要となるが、入力板43から発生する赤外線の拡散光を受光する際には、赤外線の信号量を減衰させてしまう。よって、バックライト70から上方に発射される光については、第2偏光板48bを経由し、入力板43から下方に拡散される赤外線については、第2偏光板48bを経由せずに赤外線カメラ60のレンズ62で直接受光ができるような構成となっている。
図4はパネル状入力装置40の概略構成を示す分解斜視図である。図4に示されるように、患者A〜Dが液晶パネル41に表示された画像をみながら指先120でパネル状入力装置40の入力板43上面に接触することにより、リハビリテーションが行われる例が示されている。
赤外線カメラ60は、指先120が入力板43に接触することにより、入力板43から拡散してくる赤外線Lの拡散光を検出する。そして、赤外線Lの拡散光を検出する赤外線カメラ60により検出された画像データ(検出データ)に基づいて、入力板43への入力位置(座標位置)が検出される。
〔指先の接触位置の検出方法〕
図5はパネル状入力装置の検出原理を説明する図であり、(A)は赤外線の軌道を模式的に示す図、(B)は赤外線の伝搬を模式的に示す図であり、(C)は指先で押圧したタッチポイントを検出する原理を示す図である。
図5(A)において、実線が赤外線Lの反射光であり、破線が透過光を示している。指先120の接触位置は、透過光が指先120により遮蔽され、下向きの透過光の強度が強くなって下方に透過している。このように、指先120が置かれた場所では、赤外線Lの伝搬の仕方が、指先120が置かれていない場所と異なる。よって、この赤外線35の透過光の乱れ、つまり拡散光を検出することにより、指先120の接触位置(座標位置)を検出することができる。
図5(B)は、赤外線35の伝搬の様子を、図5(A)よりも実際の状態に近付けて示した原理説明図である。図5(B)において、赤外線入射手段としての赤外線発光ダイオード45が用いられ、入力板43には透明なアクリル板が用いられている。そして、入力板43の側面から、赤外線Lが入射されている。入力板43に入射された赤外線Lは、種々の方向に反射しながら入力板43内を進行してゆく。このとき、指先120が入力板43に接触すると、その箇所の赤外線Lが拡散され、入力板43の下方面から見たとき、接触した部分だけが丸く見える状態となる。
図5(C)において、入力板43が指先120によって押圧されると、前述した赤外線発光ダイオード45からの赤外線Lの伝搬が変化するため、液晶パネル41の下方に配された赤外線カメラ60により、指先120の押圧部分が指先120の形状に対応する輪郭を有する患者が入力操作したタッチポイントの入力マークMとして撮像される。従って、赤外線カメラ60で撮像された検出データから光って見える部分を入力マークMとして抽出することで、指先120の接触位置(座標位置)を検出できる。
〔リハビリテーション支援装置10の制御系統〕
図6はリハビリテーション支援装置10の制御系統の構成を示すブロック図である。図6に示されるように、リハビリテーション支援装置10の制御装置200は、マイクロコンピュータからなるメイン制御部210と、表示制御部220と、記憶装置230とを有する。
メイン制御部210は、記憶装置230に予め記憶された各リハビリテーション用プログラムから選択された任意のプログラムを読み込んで表示制御部220に表示データを送出する表示データ生成手段(制御プログラム)240を有する。表示制御部220は、表示データが入力されることにより、後述するように液晶パネル41にリハビリテーション用画像を表示する。
また、メイン制御部210は、検出手段222と、識別手段224と、演算手段226と、検出データ出力手段228と、表示データに対する検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段(制御プログラム)250を有する。
検出手段222は、赤外線カメラ60により撮像された入力板43の下面側の画像データ(検出データ)からタッチポイントの座標位置を検出する。
識別手段224は、患者A〜Dがパネル状入力装置40の入力板43に接触した際のタッチポイントの痕跡を撮像する赤外線カメラ60から得られた検出画像に基づいてタッチポイントを識別する。
演算手段226は、識別手段224によるタッチポイントの識別結果から検出手段222により検出されたタッチポイントの座標位置、移動方向、加速度を演算する。検出データ出力手段228は、演算結果を検出データとして出力する。
評価手段250は、比較手段260と、判別手段270と、評価点数修正手段280と、点数表示手段290とを有する。
比較手段260は、検出データと表示データとを比較し、両データの差を求める。判別手段270は、比較手段260による両データの差が予め決められた範囲内であるか否かを判別する。評価点数修正手段280は、判別手段270により両データの差が予め決められた範囲内であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を増加し、両データの差が予め決められた範囲外であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を減少させる。点数表示手段290は、評価点数修正手段280により修正された各評価点数を積算し、積算された総評価点数を液晶パネル41の得点表示部に表示する。
〔メイン制御部210の制御処理〕
図7はメイン制御部210が実行するメイン制御処理を説明するためのフローチャートである。図7において、メイン制御部210は、S11で表示モードの選択操作が行われたか否かをチェックする(選択手段)。例えば図1に示す4人の患者A〜Dあるいは看護師がパネル状入力装置40を操作して各患者の症状に合ったレベルのリハビリテーション用表示モードを選択する。S11において、各患者A〜Dの表示モードの選択操作が完了したことが赤外線カメラ60からの検出データにより確認されると、S12に進み、選択された各表示モードのリハビリテーション用制御プログラムを記憶装置230から読み込む。
次のS13では、選択された各表示モードのリハビリテーション用制御プログラムを実行して液晶パネル41に表示する表示データを生成する(表示データ生成手段)。
続いて、S14では、各表示モードのリハビリテーション用制御プログラムから得られた初期フレームの表示データ(初期値)を表示制御部220へ出力する(表示データ出力手段)。そして、S15において、赤外線カメラ60によって撮像されたパネル状入力装置40の検出データにより各患者A〜Dが液晶パネル41に表示された表示データに対応するように入力板43に指先120(又は手の平)を接触させたリハビリテーションの開始位置(初期位置)を確認する(検出手段)。
続いて、S16に進み、赤外線カメラ60より得られた検出データから各患者A〜Dの指先120(又は手の平)によるタッチポイントの座標位置を生成して記憶装置230に記憶する。次のS17では、初期画面(最初に表示されるフレーム)を表示開始してから予め決められた1/n秒が経過したか否かをチェックする。この1/n秒は、例えば1秒間に30フレームを順次表示する場合、1/30秒が設定される。つまり、各フレームの表示時間が経過したか否かを確認している。S17において、初期画面の表示開始から1/n秒が経過していない場合(NOの場合)、S15〜S17の処理を繰り返す。上記S11〜S17の処理は、初期位置(移動開始位置)を規定するための処理であり、次のS18〜S22で判別するための移動後の位置と比較する移動前の位置を規定する。
S17において、初期画面の表示開始から1/n秒が経過した場合(YESの場合)、S18に進み、次フレームの表示データの生成処理を行う(表示データ生成手段)。そして、S19では、各表示モードのリハビリテーション用制御プログラムから得られた次フレームの表示データを表示制御部220へ出力する(出力手段)。S20において、赤外線カメラ60によって撮像されたパネル状入力装置40の検出データを読み込み、入力板43に指先120(又は手の平)を接触させたまま移動させるリハビリテーション動作の移動位置(座標位置)を確認する(検出手段)。
さらに、S21では、当該検出データにより各患者A〜Dが液晶パネル41に表示された表示データと、赤外線カメラ60による検出データとを比較し、両データの差を求め、記憶装置230に表示データと検出データとの差を記憶する(比較手段)。なお、両データの差としては、例えば座標位置の差、移動方向の差、加速度の差等のデータが得られる。また、加速度データは、連続する各フレームのうち一のフレームに表示される座標位置(移動前の位置)が、次フレームに表示される次座標位置(移動後の位置)へ移動する間の加速度である。
S22では、表示データと検出データとの差が予め決められた範囲内であるか否かを判別する。S22において、表示データと検出データとの差が予め決められた範囲内であると判別された場合、S23では当該タッチポイントの移動に対する評価点数をα%増加し、両データの差が予め決められた範囲外であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数をβ%減少させる(評価点数修正手段)。上記α及びβの値は、任意の値に設定される。
続いて、S24では、上記のように修正された評価点数を積算し、その積算値を各患者A〜Dの前の評価表示エリアに表示する(点数表示手段)。この表示された評価点数の積算値に基づいて、リハビリテーションの効果を推測することが可能になる。
S25では、終了操作が行われたか否かをチェックする。終了操作としては、例えば患者が両手を入力板43から離した場合、あるいは各患者毎に表示される操作エリアの終了マークに手を接触させた場合などが設定されている。S25において、終了操作が行われない場合(NOの場合)、S26に進み、上記S22の判別結果を反映させた次フレーム(1/n秒後のフレーム)の表示データを生成する。例えば上記S22において、表示データと検出データとの差が予め決められた範囲内であると判別された場合には、当該患者の指先操作8移動速度、座標位置など)が表示データと一致しているので、次フレームの表示データを修正せず、表示データと検出データとの差が予め決められた範囲外であると判別された場合には、当該患者の指先操作が表示データより遅れているので、その差に応じて表示データの移動速度を減速させるように生成する。
そして、S19に戻り、S26で生成された次フレームの表示データを表示制御部220に出力してS19〜S25の処理を繰り返す。このように、各フレーム毎に表示データと検出データとの差を求め、その判別結果から評価点数を修正して積算するため、各患者A〜Dのリハビリテーションの結果を数値として認識することが可能になり、リハビリテーションによる効果を各患者毎に比べたり、患者自身がゲーム感覚で楽しみながらリハビリテーションを行える。
〔赤外線カメラ60からの検出データの解析方法〕
図8Aは画像表示面に表示される各マークの異なる動きを示す図である。図8Aにおいて、4人の患者A〜Dが同時にリハビリテーションを行う場合、入力板43には、指先120が押圧された状態に接触されると共に、赤外線カメラ60により指先120が接触した各タッチポイントTA〜TDが画像データとして検出される。また、各患者A〜Dの前には、リハビリテーションによる評価点数を表示する得点表示部KA〜KDが表示される。
尚、図8Aにおいて、各タッチポイントTA〜TDは、時間t0〜tnの経過と共に各位置(破線で示す)に移動する。時間t0〜tnの各タッチポイントTA〜TDの移動位置は、例えば前述した1/n秒間隔による各フレーム(1番フレーム〜n番フレーム)毎の座標位置に対応している。
各タッチポイントTA〜TDの移動位置に応じた検出データは、座標位置、移動方向、加速度などのデータによって表わされる。すなわち、入力板43では、4人の各タッチポイントTA〜TDがほぼ同時に移動することになるため、接近したり、交差した場合には、各タッチポイントTA〜TDを識別することができなくなる。
そこで、本実施例においては、各フレーム毎の検出位置に基づいて移動方向を求めるため、例えばタッチポイントTAの軌跡とTBの軌跡とが交差する場合でも、移動方向に基づいてタッチポイントTAとTBとが入れ替わることがないようにタッチポイント検出処理が行われる。また、タッチポイントTCのように移動による軌跡が直角に曲がる場合は、曲がり角の位置で速度が減速されて一時的に停止するため、停止状態のときに移動方向が変更されたことを認識することが可能になる。
図8Bは図8Aにおけるタッチポイント検出処理1を説明するためのフローチャートである。メイン制御部210は、所定時間間隔毎に図8Bに示すタッチポイント検出処理1を実行する。
図8Bにおいて、メイン制御部210は、S31で赤外線カメラ60により撮像された入力板43の画像(1番フレーム)から各タッチポイントTA〜TDの有無を識別しており、各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする。S31において、入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの存在が識別されて各タッチポイントTA〜TDが検出された場合(YESの場合)、S32に進み、移動前の各タッチポイントTA〜TDの座標位置及び入力板43に接触させた指先120の大きさ(接触面積及び輪郭形状を含む)を記憶装置230に記憶する。尚、S31において、各タッチポイントTA〜TDが検出されない場合(NOの場合)、各患者A〜Dの指先120が入力板43に接触していないので、待機状態となる。
次のS33では、赤外線カメラ60により撮像された入力板43の次フレーム(1/n秒後の2番フレーム)の画像から各タッチポイントTA〜TDを識別し、各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする。S33において、入力板43の画像(1/n秒後の2番フレーム)から各タッチポイントTA〜TDが検出された場合(YESの場合)、S34に進み、次フレームの画像から検出された移動後の各タッチポイントTA〜TDの座標位置及び入力板43に接触させた指先120の大きさ(接触面積及び輪郭形状を含む)を記憶装置230に記憶する。尚、S33においては、各タッチポイントTA〜TDの何れかが検出されない場合は、患者A〜Dの何れかがリハビリテーションを中断したものと判断して、検出された他のタッチポイントについての処理を進める。
続いて、S35に進み、直前に検出された過去2点の座標位置及び指先120の大きさ(接触面積及び輪郭形状を含む)から次フレーム(1/n秒後の3番フレーム)における各タッチポイントTA〜TDの移動方向を推測する。次のS36では、赤外線カメラ60により撮像された入力板43の次フレーム(1/n秒後の3番フレーム)の画像から各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする。
S36において、入力板43を撮像した次フレーム(1/n秒後の3番フレーム)の画像から各タッチポイントTA〜TDの有無を識別し、各タッチポイントTA〜TDが検出された場合(YESの場合)、S37に進み、次フレーム(1/n秒後の3番フレーム)に基づいて検出された移動後の各タッチポイントTA〜TDの中から推測値に近いものを抽出する。すなわち、S37においては、上記S35で推測された各タッチポイントTA〜TDの座標位置(推測値)と、S36で検出された各タッチポイントTA〜TDの座標位置(検出値)とを比較し、検出された各座標位置の中から推測値に近い座標位置のものを移動後の各タッチポイントTA〜TDの座標位置と判定する。尚、S36においては、各タッチポイントTA〜TDの何れかが検出されない場合は、患者A〜Dの何れかがリハビリテーションを中断したものと判断して、検出された他のタッチポイントについての処理を進める。
そして、S38では、上記識別した各タッチポイントTA〜TDの各座標位置、移動方向、加速度を求めて記憶装置230に記憶する。次のS39では、赤外線カメラ60により撮像された入力板43の次フレーム(1/n秒後の4番以降のフレーム)の画像から各タッチポイントTA〜TDの有無を識別し、各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする。S39において、次フレーム(1/n秒後の4番以降のフレーム)の画像から各タッチポイントTA〜TDが検出された場合(YESの場合)、上記S34に戻り、S34〜S39の処理を繰り返す。尚、S39においては、各タッチポイントTA〜TDの何れかが検出されない場合は、患者A〜Dの何れかがリハビリテーションを中断したものと判断して、検出された他のタッチポイントについての処理を進める。
また、S39において、次フレーム(1/n秒後の4番以降のフレーム)の画像から各タッチポイントTA〜TDが全て検出されない場合(NOの場合)、各患者A〜Dの指先120が入力板43から離間してリハビリテーションを終了したものと判断して今回のタッチポイント検出処理を終了する。
このように、本実施例において、各患者A〜Dは、特別な装具を必要とせず、直接入力板43に手の指先120を接触させるだけなので、看護師に面倒な作業をお願いすることもなくなり、リハビリテーションを効率良く行える。
〔変形例1〕
図9Aはリハビリテーション用画像の変形例1を模式的に示す図である。図9Aにおいて、入力板43の各得点表示部KA〜KDには、各患者A〜Dの氏名及び得点(評価点数)が表示される。各患者A〜Dは、自分の氏名が表示された場所の椅子50に着席する。入力板43に対して各患者A〜Dの手を動かせる範囲に応じて各人のリハビリテーション可能領域LA〜LDが設定されている。各リハビリテーション可能領域LA〜LDは、それぞれ個人差があり、手の長さが同じでも各人の肘や肩の関節の動く角度によって異なる半径が設定される。
液晶パネル41の各リハビリテーション可能領域LA〜LDには、各患者A〜Dに対応させてリハビリテーション用のマークMA〜MDが表示される。各マークMA〜MDは、それぞれ例えば、○、△、□、☆といった具合に視覚的に異なる形状にデザインされている。また、各マークMA〜MDは、それぞれ各患者A〜Dの症状に合わせた動きをするように表示動作パターンが予めプログラムされており、各マークMA〜MDの動作速度は各患者A〜Dの症状に合わせてプログラム上で適宜選択できる。尚、液晶パネル41の上方に入力板43が積層されているので、患者A〜Dからみると、最上位の入力板43にマークMA〜MDが表示されているように見える。
従って、液晶パネル41に表示された各マークMA〜MDの動作パターンは、それぞれ異なるため、異なる速度で異なる方向に移動する。各患者A〜Dは、入力板43に表示された各マークMA〜MDを右手又は左手で触るように指示される。そして、各マークMA〜MDが移動し始めると、各患者A〜Dは指先120を入力板43に接触させながら各マークMA〜MDの移動方向に移動させて各マークMA〜MDに追従させることで指先、肘、肩などのリハビリテーションが行われる。
各患者A〜Dの指先120が各マークMA〜MDの動きに追従している間は、各マークMA〜MDが表示され、且つ移動し続ける。患者の指先120が各マークMA〜MDの動きに追従できない場合には、指先120のタッチポイントTA〜TDがマークMA〜MDから離れる。タッチポイントTA〜TDとマークMA〜MDとの位置ずれ(座標位置の差)が所定値以上になると、当該マークMA〜MDの表示が消えて、新たに別の位置にマークMA〜MDが表示されてリハビリテーションが再開される。
また、リハビリテーションの評価点数は、指先120を各マークMA〜MDに追従させる時間が長いほど増加する。そのため、4人の患者A〜Dが同時にリハビリテーションを開始し、マーク追従時間が長い患者ほど評価点数が高くなる。よって、各患者の評価点数によって各患者の順位が分かるため、ゲーム感覚でリハビリテーションが行える。
図9Bは図9Aにおけるタッチポイント検出処理2を説明するためのフローチャートである。メイン制御部210は、所定時間間隔毎に図9Bに示すタッチポイント検出処理2を実行する。
図9Bにおいて、メイン制御部210は、S41で赤外線カメラ60により撮像された入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの有無を識別しており、各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする。S41において、入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの存在が識別されて各タッチポイントTA〜TDが検出された場合(YESの場合)、S42に進み、移動前の各タッチポイントTA〜TDの座標位置及び入力板43に接触させた指先120の移動速度、移動軌跡を記憶装置230に記憶すると共に、タイマをスタート(計時開始)させる。尚、S41において、各タッチポイントTA〜TDが検出されない場合(NOの場合)、各患者A〜Dの指先120が入力板43に接触していないので、待機状態となる。
次のS43では、液晶パネル41に表示された各マークMA〜MDの座標位置(表示位置)と、各タッチポイントTA〜TDの座標位置(検出位置)とを比較する。続いて、S44に進み、各マークMA〜MDの座標位置(表示位置)と、各タッチポイントTA〜TDの座標位置(検出位置)との差を求める。
次のS45では、上記各マークMA〜MDと各タッチポイントTA〜TDとの座標位置の差が閾値Hより大きい値か否かをチェックする。閾値Hは、予め設定される任意の値であり、例えば各患者の症状に応じて異なる数値を設定するようにしても良い。
S45において、上記各マークMA〜MDの何れかが各タッチポイントTA〜TDとの座標位置の差が閾値Hよりも大きい場合(YESの場合)、S46に進み、当該マークの表示を液晶パネル41から一時的に消すと共に、別の位置に当該マークを表示させる。これにより、マークMA〜MDの移動に指先120の移動が追いつかない場合は、例えば当該マークの表示位置を当該患者の近い位置に新たに表示することで、リハビリテーションの操作が容易に行えるように調整できる。
また、上記S45において、上記各マークMA〜MDの何れかが各タッチポイントTA〜TDとの座標位置の差が閾値Hよりも小さい場合(NOの場合)、S47に進み、当該マークの表示を継続する。これにより、マークMA〜MDの移動に指先120の移動が追い付く場合は、例えば当該マークの表示位置及び移動速度を変えずにリハビリテーションを継続できる。
次のS48では、タイマにより計時された時間(タイマカウント値)に応じた点数(得点)を演算し、その演算結果を評価点数として液晶パネル41に表示する。これにより、各患者A〜Dは、リハビリテーションに対する評価点数(得点)をチェックしてどの程度のリハビリテーション効果があるかを確認できる。また、液晶パネル41には、各リハビリテーション可能領域LA〜LD毎に各患者の評価点数が表示させることにより、他の患者の点数の差が分かり、よりゲーム感覚でリハビリテーションを行うことができ、各患者同士が楽しみながらリハビリテーション効果を高められる。
次のS49では、赤外線カメラ60により撮像された入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの有無を識別しており、各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする。S49において、入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの存在が識別されて各タッチポイントTA〜TDの何れかが検出された場合(YESの場合)、各患者のリハビリテーションが継続していると判断してS42に戻り、上記S42〜S49の処理を繰り返す。
また、S49において、各タッチポイントTA〜TDの全てが検出されない場合(NOの場合)、各患者のリハビリテーションが終了したものと判断して今回の処理を終了する。そして、終了後に記憶手段230に記憶された各タッチポイントTA〜TDの座標位置及び入力板43に接触させた指先120の移動速度、移動軌跡を液晶パネル41に表示させることにより、各患者A〜Dのリハビリテーションを確認したり、指先120の遅れがどのように動きのときに生じるのかを検証することが可能になる。
また、変形例1においても、各患者A〜Dは、特別な装具を必要とせず、直接入力板43に手の指先120を接触させるだけなので、看護師に面倒な作業をお願いすることもなくなり、リハビリテーションを効率良く行える。
〔変形例2〕
図10Aはリハビリテーション用画像の変形例2を模式的に示す図である。図10Aにおいて、入力板43の4辺の各得点表示部KA〜KDには、各患者A〜Dの氏名及び得点(評価点数)が表示される。各患者A〜Dは、自分の氏名が表示された場所の椅子50に着席する。また、入力板43は、各患者A〜Dが共用しており、異なる形状のマークMA〜MDが表示される。各マークMA〜MDは、それぞれ例えば、○、△、□、☆といった具合に視覚的に異なる形状にデザインされている。また、各マークMA〜MDは、例えばマークMAが3点、マークMBが5点、マークMCが7点、マークMDが10点といった具合にそれぞれ異なる得点が設定されている。そのため、マークMAよりもマークMDを多く集めるほうがより高得点が得られる。
この変形例3の場合、各患者A〜Dは、液晶パネル41に表示された各マークMA〜MDを加速させて氏名が記載された得点表示部KA〜KDに集めることでリハビリテーションが行える。各得点表示部KA〜KDは、各患者A〜Dの近くに表示されており、各患者A〜Dは、液晶パネル41に表示されている複数のマークMA〜MDをできるだけ多く得点表示部KA〜KDに集めることで、高得点が得られる。
また、各マークMA〜MDは、指先120によりドラッグ(マークを引きずるようにスライド操作すること)されて押し出されると、押された方向に直線的にスライドする。そして、液晶パネル41において、各マークMA〜MDが指先120による押出し力(ドラッグした距離)に応じた加速度で移動するように表示される。
図10Bは各マークMA〜MDを移動させる際の移動方向と速度を演算する方法について説明する。図10Bに示されるように、マークMA〜MDをポイントP1からポイントP2まで指先120によるドラッグ操作が行われた場合、ポイントP1からポイントP2への移動速度とベクトルを求める。そして、ポイントP2で指先120がマークMA〜MDから離れた後のポイントP3への移動方向(押出し方向)と速度を求める。
例えばポイントP1からポイントP2までのX方向距離x1と、Y方向距離y1と、角度θからドラッグした距離L1と、ドラッグ操作時間tから、次式により求まる。
tanθ=y1/x1・・・(A)
移動速度V1=x1・tanθ/t・・・(B)
ポイントP2からポイントP3までの速度V2は、上記移動速度V1に係数kを掛けることで求まる。例えば係数kを1.5とした場合、マークMA〜MDの速度V2は、ドラッグ操作の1.5倍の速度に加速されてスライドするように表示される。従って、マークMA〜MDを集める際のドラッグ操作による押出し力が強いほど、マークMA〜MDの速度V2がより高速に加速されてマーク回収効率が向上する。
また、マークMA〜MDは、図10Cに示されるように、液晶パネル41の周縁部41a(ポイントP3)に対して入射角度θで衝突すると、同じ出射角度θでポイントP4に反射するように表示されると共に、衝突により速度が所定の割合で減速される。この場合、係数k=0.5〜0.7を設定することで、反射した後のマークMA〜MDの速度V2は、50%〜70%に減速される。
従って、マークMA〜MDを液晶パネル41の周縁部41aに反射させる際は、入射角度θ及び出射角度θと、減速割合を考慮してマークMA〜MDに対する押出し力を調整することが必要になる。その分、各患者A〜Dは、各マークMA〜MDの移動方向、速度を計算してリハビリテーション操作を行うことになり、各マークを集めるというゲームを楽しみながら脳の運動も行うことになる。
図10Dは図10Aにおけるタッチポイント検出処理3を説明するためのフローチャートである。メイン制御部210は、所定時間間隔毎に図10Dに示すタッチポイント検出処理3を実行する。
図10Dに示されるように、メイン制御部210は、S51で赤外線カメラ60により撮像された入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの有無を識別(識別手段)しており、各タッチポイントTA〜TDが検出されたか否かをチェックする(検出手段)。S51において、入力板43の画像から各タッチポイントTA〜TDの存在が識別されて各タッチポイントTA〜TDが検出された場合(YESの場合)、S52に進み、移動前の各タッチポイントTA〜TDの座標位置及び入力板43に接触させた指先120の移動速度、移動方向を記憶装置230に記憶する。尚、S51において、各タッチポイントTA〜TDが検出されない場合(NOの場合)、各患者A〜Dの指先120が入力板43に接触していないので、待機状態となる。
次のS53では、液晶パネル41に表示された複数のマークMA〜MDから各タッチポイントTA〜TDの座標位置と一致する一つのマークを選別する。続いて、S54に進み、当該マークに対するドラッグ操作が行われたか否かをチェックする。
S54において、ドラッグ操作が行われなかった場合(NOの場合)、上記S51の処理に戻り、S51〜S54の処理を繰り返す。また、S54において、ドラッグ操作が行われた場合(YESの場合)、S55に進み、ドラッグ操作によるポイントP1からポイントP2への方向、操作距離、速度を演算する(演算手段)。続いて、S56では、ドラッグされた当該マークのポイントP2からポイントP3への各タッチポイントTA〜TDの座標位置、移動方向及び速度、加速度を演算する(演算手段)。
次のS57では、上記演算結果に基づいてドラッグされた当該マークを移動させるように表示する。さらに、S58で、ドラッグされたマークが液晶パネル41の周縁部41aに衝突するか否かをチェックする。S58において、ドラッグされたマークが周縁部41aに衝突する場合(YESの場合)、S59に進み、当該マークの周縁部41aに対する入射角、速度を演算する(演算手段)。次のS60では、当該マークの周縁部41aに対する出射角、速度を演算する(演算手段)。そして、S61では、上記S60の演算結果を表示制御部220に出力することにより、当該マークを上記演算結果に基づく反射方向及び速度で表示する(検出データ出力手段)。また、上記S58において、ドラッグされたマークが周縁部41aに衝突しない場合(NOの場合)、上記S59〜S61の処理を省略する。
次のS62では、ドラッグされたマークの移動先が得点表示部KA〜KDであるか否かをチェックする。S62において、ドラッグされたマークが得点表示部KA〜KDの何れかに回収された場合(YESの場合)、S63に進み、当該マークの点数が回収された得点表示部の得点として加算され、当該得点表示部に加算された数値が評価点数として表示される。また、S62において、ドラッグされたマークが得点表示部KA〜KDの何れかにも回収されない場合(NOの場合)、S63の処理を省略する。従って、ドラッグされたマークが得点表示部KA〜KDの何れかに回収された場合(YESの場合)、各タッチポイントTA〜TDの移動によりマークMA〜MDが得点表示部KA〜KDに移動する度に、当該マークの点数が得点表示部KA〜KDに表示される数値に加算されて総得点が更新される。
このように、患者A〜Dは、表示された複数のマークMA〜MDを得点の高い順に各得点表示部KA〜KDに集めると共に、各マークをドラッグ操作により効率良く得点を増やすことが可能になるので、指先120の操作方向、ドラッグ操作力、及びマークの反射動作(反射角度、速度)を考慮するリハビリテーションを行うことになり、指先120の筋力だけでなく、脳のリハビリテーションも効果的に行える。
また、変形例2においても、各患者A〜Dは、特別な装具を必要とせず、直接入力板43に手の指先120を接触させるだけなので、看護師に面倒な作業をお願いすることもなくなり、リハビリテーションを効率良く行える。
〔変形例3〕
図11Aはリハビリテーション用画像の変形例3を模式的に示す図である。図11Aに示されるように、変形例3の液晶パネル41は、演奏する音楽の音符を順次表示する音符表示部300、310と、ハンドベル表示部320と、得点表示部331〜334とを有する。そして、各患者A〜Dは、時間の経過と共に音符表示部300、310に順に表示される音符に合わせてハンドベル表示部320に表示されるハンドベルHB1〜HB9の中から音符の音を発生する一のハンドベルを選択して演奏を行う。従って、各患者A〜Dは、ハンドベルHB1〜HB9の中から表示された音符の音を発生するハンドベルを選択することにより、手の動きと脳のリハビリテーションが行える。
また、各患者A〜Dが担当するハンドベルHB1〜HB9を予め決めておくことにより、操作間違いが起きないようにする。例えば患者AはハンドベルHB1、HB2を担当し、患者BはハンドベルHB3、HB4を担当し、患者CはハンドベルHB5、HB6を担当し、患者DはハンドベルHB7,HB8,HB9を担当する。各患者A〜Dは、順に表示される音符に対応するハンドベルを担当している場合、当該ハンドベルのマークに手を接触させる。これにより、当該ハンドベルの音が発生され、表示された音符と同じ音が発生された場合には、得点表示部331〜334に表示される点数に当該ハンドベルの得点が加算され、音符と異なる音を発生させた場合(別のハンドベルのマークに手が触れた場合)、得点表示部331〜334に表示される点数から当該ハンドベルの得点が減点される。また、音符が表示されてから所定時間内にハンドベルのマークに接触することで、各患者A〜Dの時間的な対応も評価点数として加算しても良い。例えば選択したハンドベルが正しい場合でも、音符が表示されてから1秒以内に当該ハンドベルを選択したときは、5点を加算し、音符が表示されてから1〜2秒以内に当該ハンドベルを選択したときは、2点を加算するようにしても良い。
本変形例3では、得点表示部331〜334に表示される点数が評価点数に相当する。また、各患者A〜Dは、表示された音符に対応するハンドベルを選択する必要があるため、手の動きだけでなく、音符とハンドベルとの一致性を判断する判断力の回復訓練もリハビリテーションとして行える。
図11Bは図11Aにおけるタッチポイント検出処理4を説明するためのフローチャートである。メイン制御部210は、所定時間間隔毎に図11Bに示すタッチポイント検出処理4を実行する。
図11Bに示されるように、メイン制御部210は、S71で予め選択された曲の音符を記憶装置230から読み込み、液晶パネル41に最初の音符を音符表示部300、310に表示すると共にハンドベルHB1〜HB9を表示する。続いて、S72に進み、赤外線カメラ60により撮像された入力板43の画像からタッチポイントの有無を識別しており、タッチポイントが検出されたか否かをチェックする。S72において、入力板43の画像からタッチポイントの存在が識別されてタッチポイントが検出された場合(YESの場合)、S73に進み、ハンドベルHB1〜HB9の中から当該タッチポイントの座標位置に一致するハンドベルを識別し、当該ハンドベルの音を発生させると共に、当該ハンドベルの番号、音階を記憶装置230に記憶する。尚、S72において、各タッチポイントTA〜TDが検出されない場合(NOの場合)、各患者A〜Dの指先120が入力板43に接触していないので、待機状態となる。
次のS74では、当該ハンドベルの音と表示された音符の音とを比較する。そして、S75で、当該ハンドベルの音と表示された音符の音とが一致するか否かをチェックする。
S75において、当該ハンドベルの音と表示された音符の音とが一致した場合(YESの場合)、S76に進み、当該ハンドベルの得点を当該ハンドベルに手を接触させた患者の点数に加算し、得点表示部331〜334のうち当該患者に対応する得点表示部に加算した得点を表示する。
また、S75において、当該ハンドベルの音と表示された音符の音とが一致しなかった場合(NOの場合)、S77に進み、当該ハンドベルの得点を当該ハンドベルに手を接触させた患者の点数から減算し、得点表示部331〜334のうち当該患者に対応する得点表示部に減算した得点を表示する。
次のS78では、当該曲の演奏が終了したか否かをチェックする。S78において、演奏が終了していない場合(NOの場合)、S79に進み、次の音符を音符表示部300、310に表示する。そして、上記S72〜S78の処理を繰り返す。また、S78において、演奏が終了した場合(YESの場合)、今回の処理を終了する。
このように、各患者A〜Dは、自分の担当する音符が表示された場合にハンドベルHB1〜HB9のうち音符と一致する音のハンドベルを選択し、当該ハンドベルのマークに手を接触させることで、その楽曲を演奏できると共に、その選択操作が正しい否かが判定されて得点(評価点数)に反映されるため、リハビリテーションを行えると共に、音符に合ったハンドベルを選択するという脳のリハビリテーションも同時に行える。
また、変形例3においても、各患者A〜Dは、特別な装具を必要とせず、直接入力板43に手の指先120を接触させるだけなので、看護師に面倒な作業をお願いすることもなくなり、リハビリテーションを効率良く行える。
上記実施例及び変形例以外のシステムにも本発明を適用することができるのは勿論である。例えば液晶パネル41にサッカーゲームやテニスゲーム、ホッケー、ラグビー等の複数のプレイヤが同時に行えるゲームの画像を表示する場合にも本発明を適用することができる。
10 リハビリテーション支援装置
20 パネル状表示装置
40 パネル状入力装置
41 液晶パネル
42 拡散フィルム
43 入力板
44 保護フィルム
45 赤外線発光ダイオード
46 赤外線発光ダイオード駆動基板
47 支持ガラス板
48 偏光手段
50 椅子
60 赤外線カメラ(撮像手段)
70 バックライト
100 筐体
200 制御装置
210 メイン制御部
220 表示制御部
222 検出手段
224 識別手段
226 演算手段
228 検出データ出力手段
230 記憶装置
240 表示データ生成手段
250 評価手段
260 比較手段
270 判別手段
280 評価点数修正手段
290 点数表示手段
300、310 音符表示部
320 ハンドベル表示部
A〜D 患者
TA〜TD タッチポイント
LA〜LD リハビリテーション可能領域
MA〜MD マーク
KA〜KD 得点表示部
HB1〜HB9 ハンドベル

Claims (8)

  1. 画像表示面を有する表示装置と、前記画像表示面に形成されたパネル状入力装置と、前記画像表示面に画像を表示させる表示制御部とを有する表示装置型リハビリテーション支援装置であって、
    前記画像表示面にリハビリテーション用の画像を表示させるための表示データを生成する表示データ生成手段と、
    リハビリテーション対象者が前記画像表示面に表示されたリハビリテーション用の画像に対応して前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントを検出する検出手段と、
    前記パネル状入力装置におけるタッチポイントの移動に伴って前記検出手段により検出された検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置型リハビリテーション支援装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置であって、
    前記リハビリテーション対象者が前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントの痕跡を撮像する撮像手段から得られた検出画像に基づいて前記タッチポイントを識別する識別手段と、
    前記識別手段による前記タッチポイントの識別結果から前記検出手段により検出された前記タッチポイントの座標位置、移動方向、速度、加速度を演算する演算手段と、
    前記演算手段による演算結果を前記検出データとして出力する検出データ出力手段と、
    を有することを特徴とする表示装置型リハビリテーション支援装置。
  3. 前記表示データ作成手段は、
    前記リハビリテーション用の複数の表示データが記憶された記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の表示データから任意の表示データを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された表示データを前記表示制御部に出力する表示データ出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置。
  4. 前記評価手段は、
    前記検出データと前記表示データとを比較し、両データの差を求める比較手段と、
    前記比較手段による前記両データの差が予め決められた範囲内であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記両データの差が予め決められた範囲内であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を増加し、前記両データの差が予め決められた範囲外であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を減少させる評価点数修正手段と、
    前記評価点数修正手段により修正された各評価点数を積算し、積算された総評価点数を表示する点数表示手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置。
  5. 画像表示面を有する表示装置と、前記画像表示面に形成されたパネル状入力装置と、前記画像表示面に画像を表示させる表示制御部とを有する表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法であって、
    コンピュータを、
    前記画像表示面にリハビリテーション用の画像を表示させるための表示データを生成する表示データ生成手段と、
    リハビリテーション対象者が前記画像表示面に表示されたリハビリテーション用の表示画像に対応して前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントを検出する検出手段と、
    前記パネル状入力装置におけるタッチポイントの移動に伴って前記検出手段により検出された検出データに基づいてリハビリテーションの評価を行う評価手段として機能させることを特徴とする表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法であって、
    コンピュータを、
    前記リハビリテーション対象者が前記パネル状入力装置に接触した際のタッチポイントの痕跡を撮像する撮像手段から得られた検出画像に基づいて前記タッチポイントを識別する識別手段と、
    前記識別手段による前記タッチポイントの識別結果から前記検出手段により検出された前記タッチポイントの座標位置、移動方向、速度、加速度を演算する演算手段と、
    前記演算手段による演算結果を前記検出データとして出力する検出データ出力手段として機能させることを特徴とする表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法。
  7. 前記表示データ作成手段は、
    コンピュータを、
    前記リハビリテーション用の複数の表示データが記憶された記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の表示データから任意の表示データを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された表示データを前記画像制御部に出力する出力手段として機能させることを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法。
  8. 前記評価手段は、
    コンピュータを、
    前記検出データと前記表示データとを比較し、両データの差を求める比較手段と、
    前記比較手段による前記両データの差が予め決められた範囲内であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記両データの差が予め決められた範囲内であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を増加し、前記両データの差が予め決められた範囲外であると判別された場合、当該タッチポイントの移動に対する評価点数を減少させる評価点数修正手段と、
    前記評価点数修正手段により修正された各評価点数を積算し、積算された総評価点数を表示する点数表示手段として機能させることを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置型リハビリテーション支援装置の制御方法。
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