JP2013171238A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性及びコントラストに優れ、しかも装置全体を小型化できる光学装置を提供すること。
【解決手段】本発明の光学装置(13)は、光源装置(11)から出射される光の光路(L1)上に配置される液晶パネル(133G)と、液晶パネル(133G)に対する光の入射側及び出射側に配置された一対の偏光子(132G,134G)と、を具備し、一対の偏光子(132G,134G)の少なくとも一方が反射型偏光子であり、当該反射型偏光子は、液晶パネル(133G)に向けて膨出する曲面部(132a,134a)を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、反射型偏光子を備えた光学装置に関し、特に、ワイヤグリッド偏光子を備えた光学装置に関する。
従来、光源から出射された光を液晶表示素子で変調して画像光を形成し、形成した画像光を投射光学装置で拡大投射して投影する光学装置が知られている。この光学装置では、光源からの光の光路内に液晶表示素子が配置され、この液晶表示素子に対する光源からの光の入射側及び出射側にそれぞれ偏光子(以下、「入射側偏光子」、「出射側偏光子」ともいう)が配置される。この入射側偏光子及び出射側偏光子は、透過軸の方向と略一致する直線偏光光を透過し、透過軸の方向と略直交する直線偏光光を除去する。この光学装置では、互いの透過軸が交差するように入射側偏光子及び出射側偏光子を配置し、液晶表示素子で変調された画像光に含まれる不要な光を出射側偏光子で除去する。
ところで、偏光子としては、透過軸に略直交する直線偏光光を吸収して熱に変換して除去する吸収型偏光子と、当該直線偏光光を反射して除去する反射型偏光子と、がある。光学装置では、出射側偏光子として吸収型偏光子を用いた場合、不要な光が熱に変換されて出射側偏光子の熱劣化が促進される問題がある。このため、光学装置では、不要な光の吸収に基づく熱劣化が極めて少なく、耐久性に優れた反射型偏光子が出射側偏光子として用いられている。
しかしながら、入射側偏光子及び出射側偏光子の双方を反射型偏光子とした場合、出射側偏光子で反射された不要な光の一部が入射側偏光子で再反射される問題がある。この反射光は、その一部が入射側偏光子によって反射され、画像光のコントラストを悪化させる要因となる。このようなコントラストの悪化を防ぐため、反射光を光路外に排出する光学装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載の光学装置100の模式図である。この光学装置100においては、光源装置(不図示)から出射された光の光路前段側から光路後段側に向けて入射側偏光子101、液晶パネル102、出射側偏光子103、及びダイクロイックプリズム104がこの順に配置される。出射側偏光子103は、略頂角30度の断面直角三角形状の一対のプリズム103a,103bと、この一対のプリズム103a,103bの斜辺によって挟持され、偏光分離面が光路に対して斜めに配置された偏光子103cと、から構成される。この光学装置100においては、液晶パネル102を透過した光が、偏光子103cの偏光分離面で光路外に向けて反射されるので、反射光を光路外に排出でき、コントラストの悪化を低減できる。
特開2009−229559号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光学装置100では、一対のプリズム103a,103bの斜辺で反射型偏光子103cを挟持するため、一方のプリズム103aの入射面から他方のプリズム103bの出射面までの距離D4(例えば、10cm)が長くなる。このため、出射側偏光子103が大型化し、光学装置100全体を十分に小型化できない問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、耐久性及びコントラストに優れ、しかも装置全体を小型化できる光学装置を提供することを目的とする。
本発明の光学装置は、光源から出射される光の光路上に配置される光学素子と、前記光学素子に対する前記光の入射側に配置された第1の偏光子と、前記光学素子に対する前記光の出射側に配置された第2の偏光子と、を具備し、前記第1の偏光子及び前記第2の偏光子の少なくとも一方が反射型偏光子であり、当該反射型偏光子は、前記光学素子に向けて膨出する曲面部を有することを特徴とする。
この構成によれば、反射型偏光子で不要な光を偏光分離するので、偏光子の熱劣化に基づく耐久性の低下を防ぐことができる。また、偏光分離された光が反射型偏光子の曲面部で反射されるので、不要な光を光路外に排出でき、コントラストの悪化を防ぐことができる。また、反射型偏光子に設けた曲面部によって不要な光を光路外に排出するので、不要な光の除去に他の部材を用いる必要がない。したがって、偏光子の構成を簡素化でき、装置全体の小型化が可能となる。
本発明の光学装置においては、前記反射型偏光子が、ワイヤグリッド偏光子であることが好ましい。
本発明の光学装置においては、前記ワイヤグリッド偏光子のピッチが130nm以下であることが好ましい。
本発明の光学装置においては、前記ワイヤグリッド偏光子の外縁部を固定する支持枠を備えたことが好ましい。
本発明の投影光学装置は、上記光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、耐久性及びコントラストに優れ、しかも装置全体を小型化できる光学装置を実現できる。
本実施の形態に係る投影光学装置の模式図である。 本実施の形態に係る画像合成光学装置を模式的に示す部分拡大図である。 本実施の形態に係るワイヤグリッド偏光子の平面図である。 本実施の形態に係る投影光学装置の他の構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係る反射型偏光子を示す模式図である。 従来の光学装置の模式図である。
本発明者は、光学素子の出射側に反射型偏光子を配置した光学装置においては、出射側偏光子の熱劣化を抑制できる一方、出射側偏光子で反射された不要な光が、コントラストを悪化させる要因となることに着目した。そして、本発明者は、入射側及び出射側の少なくとも一方に、光学素子側に膨出する曲面部を有する反射型偏光子を配置することにより、反射型偏光子の熱劣化による耐久性の低下を抑制でき、不要な光を光学装置の光路外に排出して高いコントラストが得られ、しかも装置全体の小型化が可能となることを見出し、本発明を完成させるに至った。以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る投影光学装置1の模式図である。図1に示すように、この投影光学装置1は、光源装置11と、光源装置11の後段に配置された照明光学装置12と、照明光学装置12の後段に配置された画像合成光学装置13と、画像合成光学装置13の後段に配置された投射光学装置14と、を具備する。
この投影光学装置1においては、光源装置11から出射された白色光が照明光学装置12で所定方向の直線偏光光(例えば、S偏光)に揃えられた後、白色光に含まれる青色(B)光が第1の光路L1に分離され、緑色(G)光が第2の光路L2に分離され、赤色(R)光が第3の光路L3に分離される。そして、第1の光路L1、第2の光路L2、第3の光路L3に分離されて画像合成光学装置13に入光する青色光、緑色光及び赤色光からそれぞれ画像光を形成した後、3色の画像光を合成した画像光を投射光学装置14でスクリーン上に拡大投影する。
光源装置11は、光源ランプ111と、光源ランプ111から出射された白色光を反射して略一方向に揃える反射鏡112と、を具備する。光源ランプ111は、白色光を出射する。反射鏡112は、光源ランプ111から出射された白色光を光路Lに沿って照明光学装置12に向けて反射する。
照明光学装置12は、光源装置11の後段に配置された装置本体121と、装置本体121の後段に配置されたダイクロイックミラー122aと、ダイクロイックミラー122aの後段の第1の光路L1上に配置される反射ミラー123aと、ダイクロイックミラー122aの後段に配置されたダイクロイックミラー122bと、ダイクロイックミラー122bの後段の第3の光路L3上に配置された反射ミラー123b,123c及びリレーレンズ124a,124bと、を備える。
装置本体121は、光源装置11から出射された白色光を偏光変換素子、レンズアレイ、及びリレーレンズ(不図示)を介して略一方向に揃った直線偏光光(例えば、S偏光)の平行光とし、平行光を光路Lに沿ってダイクロイックミラー122aに向けて出光する。
ダイクロイックミラー122a,122bは、光源装置11からの光路L上に配置される。ダイクロイックミラー122a,122bは、ガラス基板上にSiO、TiO、Ta、MgFなどの誘電体膜が積層されて構成され、可視領域の特定の波長領域を透過し、他の波長領域を反射する。本実施の形態においては、ダイクロイックミラー122aは、可視光の緑色光以上の波長領域(例えば、495nm以上)である緑色光及び赤色光を透過し、緑色光未満の波長領域である青色光を反射する。また、ダイクロイックミラー122bは、可視光の赤色光以上の波長領域(例えば、620nm以上)である赤色光を透過し、赤色光未満の波長領域である緑色光及び青色光を反射する。
ダイクロイックミラー122aは、その主面が光源装置11からの光路Lに対して45度傾斜して配置される。ダイクロイックミラー122aは、装置本体121から出光した白色光に含まれる青色光を反射ミラー123aに向けて光路Lと略直交する方向(紙面上方向)に反射し、青色光を第1の光路L1に分離する。反射ミラー123aは、その主面がダイクロイックミラー122aと対向するように配置され、青色光を画像合成光学装置13に向けて光源装置11からの光路Lと略同一方向(紙面左方向)に反射する。また、ダイクロイックミラー122aは、白色光に含まれる赤色光及び緑色光を透過する。
ダイクロイックミラー122bは、その主面が光源装置11からの光路Lに対して45度傾斜して配置される。ダイクロイックミラー122bは、ダイクロイックミラー122aを透過した緑色光を画像合成光学装置13に向けて光路Lと略直交する方向(紙面上方向)に反射し、緑色光を第2の光路L2に分離する。また、ダイクロイックミラー122bは、ダイクロイックミラー122aを透過した赤色光を透過し、赤色光を第3の光路L3に分離する。
反射ミラー123b,123cは、その主面が第3の光路L3に対してそれぞれ45度傾斜して配置される。反射ミラー123bは、ダイクロイックミラー122bによって分離された赤色光を光源装置11からの光路Lと直交する方向(紙面上方向)に向けて反射する。また、反射ミラー123cは、反射ミラー123bによって反射された赤色光を画像合成光学装置13に向けて光源装置11からの光路Lと略逆方向(紙面右方向)に反射する。
リレーレンズ124aは、ダイクロイックミラー122bと反射ミラー123bとの間に配置され、リレーレンズ124bは、反射ミラー123bと反射ミラー123cとの間に配置される。リレーレンズ124a,124bは、第1の光路L1及び第2の光路L2に対して光路長が長くなる第3の光路L3に分離される赤色光を光軸調整し、画像合成光学装置13で合成される画像光の色むらを低減する。
画像合成光学装置13は、第1の光路L1上に配置されるリレーレンズ131B、入射側偏光子132B、液晶パネル133B及び出射側偏光子134Bと、第2の光路L2上に配置されるリレーレンズ131G、入射側偏光子132G、液晶パネル133G及び出射側偏光子134Gと、第3の光路L3上に配置されるリレーレンズ131R、入射側偏光子132R、液晶パネル133R及び出射側偏光子134Rと、を備える。画像合成光学装置13は、照明光学装置12で分離された赤色光、緑色光、青色光を液晶パネル133R,133G,133Bで変調してそれぞれ画像光を形成し、形成した3色の画像光をRGB合成ダイクロイックプリズム135で合成して投射光学装置14に出光する。画像合成光学装置13の構成の詳細については後述する。
投射光学装置14は、複数のレンズを組み合わせて構成される。投射光学装置14は、画像合成光学装置13から出射された画像光をスクリーン上に拡大投影する。
図2は、画像合成光学装置13を模式的に示す部分拡大図である。図2では、緑色光の処理に関する構成についてのみ図示しているが、赤色光及び青色光に関しても同様の構成で処理される。画像合成光学装置13は、光路前段側から光路後段側に向けてこの順に配置されるリレーレンズ131G、入射側偏光子(第1の偏光子)132G、液晶パネル(光学素子)133G、出射側偏光子(第2の偏光子)134G及び色合成光学装置としてのRGB合成ダイクロイックプリズム135を備える。
リレーレンズ131Gは、画像合成光学装置13に入光した緑色光を略一方向に揃えて平行光とし、平行光を入射側偏光子132Gに向けて出光する。
入射側偏光子132Gは、反射型偏光子(例えば、ワイヤグリッド偏光板)によって構成され、液晶パネル133Gに対する緑色光の入射側に配置される。入射側偏光子132Gは、その中央部に液晶パネル133Gに向けて膨出する曲面部132aが設けられている。ここで、膨出するとは、入射側偏光子132Gの外縁を含む基準面F1に対して中央部が所定の曲率で突出していることをいう。このように、曲面部132aを設けることにより、入射側偏光子132Gの面剛性が向上し、形状の自立性を付与することができる。また、入射側偏光子132Gは、その外縁部が支持枠132bに一体化して固定されている(図3参照)。入射側偏光子132Gは、光源装置11及び照明光学装置12により形成された略一方向に偏光が揃った直線偏光光のみを透過する。
液晶パネル133Gは、光源から出射される光の光路上に配置される。液晶パネル133Gは、入射側偏光子132Gを介して入光する緑色光の偏光光を画素ごとに変調して画像光を形成し、形成した画像光を出射側偏光子134Gに出光する。
出射側偏光子134Gは、反射型偏光子(例えば、ワイヤグリッド偏光子)によって構成され、液晶パネル133Gに対する光の出射側に配置される。出射側偏光子134Gは、その中央部に液晶パネル133Gに向けて膨出する曲面部134aが設けられている。ここで、膨出するとは、出射側偏光子134Gの外縁を含む基準面F2に対して中央部が所定の曲率で突出していることをいう。このように、出射側偏光子134Gに曲面部134aを設けることにより、出射側偏光子134Gの面剛性が向上し、形状の自立性を付与することができる。また、出射側偏光子134Gは、その外縁部が支持枠134bに一体化して固定されている(図3参照)。出射側偏光子134Gは、液晶パネル133Gを介して出光する光線のうち、入射側偏光子132Gの透過軸に直交する偏光方向の直線偏光光のみを透過する。出射側偏光子134Gは、液晶パネル133Gで形成された画像光を透過すると共に、画像光に含まれる不要な光を反射して光路外に除去する。
曲面部132a,134aの形状としては、入射側偏光子132G又は出射側偏光子134Gの反射光を光路外に排出できるものであれば、特に制限されない。曲面部132a,134aの形状としては、不要な光を光路外に排出し、装置全体の小形化を図る観点から、偏光子の曲面部132a,134aの半径r及び偏光子の曲率半径R(図5参照)が、r<R<10rの関係を満たすものが好ましく、入射側偏光子132G及び出射側偏光子134Gの面剛性を向上する観点から、r<R<6rの関係を満たすものが好ましい。入射側偏光子132G及び出射側偏光子134Gは、曲面部132a,134aの曲率半径Rが小さくなるにつれ、不要な反射光を光路外に排出する効率が高くなる。
RGB合成ダイクロイックプリズム135は、例えば、断面三角形状の4つのプリズムが貼り合わされて構成される。RGB合成ダイクロイックプリズム135は、液晶パネル133Rで形成された赤色光の画像光と、液晶パネル133Gで形成された緑色光の画像光と、液晶パネル133Bで形成された青色光の画像光と、を合成し、合成した画像光を投射光学装置14に向けて出光する。
次に、以上のように構成された投影光学装置1の全体動作について説明する。光源ランプ111から出射された白色光(無偏光光)は、反射鏡112で反射されて略一方向に揃えられ、光路Lに沿って照明光学装置12に向けて出射される。照明光学装置12に出射された白色光は、装置本体121により略一方向に揃った直線偏光光の平行光とされた後、青色光がダイクロイックミラー122aにより反射されて第1の光路L1に分離され、緑色光及び赤色光がダイクロイックミラー122aを透過する。第1の光路L1に分離された青色光は、反射ミラー123aで反射されて光源装置11からの光路Lと略同一方向(紙面左方向)から画像合成光学装置13に入光する。
ダイクロイックミラー122aを透過した緑色光及び赤色光は、緑色光がダイクロイックミラー122bによって反射されて第2の光路L2に分離され、赤色光がダイクロイックミラー122bを透過して第3の光路L3に分離される。第2の光路L2に分離された緑色光は、光源装置11からの光路Lと略直交する方向(紙面上方向)から画像合成光学装置13に入光する。第3の光路L3に分離された赤色光は、リレーレンズ124aを透過した後、反射ミラー123bで光源装置11からの光路Lと略直交する方向(紙面上方向)に向けて反射され、リレーレンズ124bを透過した後、反射ミラー123cで光源装置11からの光路Lと略逆方向(紙面右方向)に反射されて画像合成光学装置13に入光する。第1の光路L1及び第2の光路L2に対して光路長が長い第3の光路L3に分離される赤色光は、リレーレンズ124a,124bを介して光軸調整される。
画像合成光学装置13に入光した赤色光、緑色光及び青色光は、リレーレンズ131R,131G,131Bで略一方向に揃えられた平行光とされた後、入射側偏光子132R,132G,132B、液晶パネル133R,133G,133B及び出射側偏光子134R,134G,134Bを介してそれぞれ画像光に変換される。3つの画像光は、RGB合成ダイクロイックプリズム135に入光して合成された後、投射光学装置14に設けられた複数のレンズを介して拡大されてスクリーン上に投影される。
ここで、投影光学装置1で黒表示をする場合には、赤色光、緑色光及び青色光の直線偏光光が、液晶パネル133R,133G,133Bにより出射側偏光子134R,134G,134Bの非透過軸の方向の直線偏光光に変換される。この赤色光、緑色光及び青色光は、出射側偏光子134R,134G,134Bにより入射側偏光子132R,132G,132Bに向けて反射される。このとき、本実施の形態においては、出射側偏光子134R,134G,134Bに曲面部134aが設けられているので、赤色光、緑色光及び青色光が、画像合成光学装置13の第1の光路L1,第2の光路L2,第3の光路L3外に向けてそれぞれ反射される。これにより、投影光学装置1の表示に不要な光を出射側偏光子134R,134G,134Bで吸収することなく第1の光路L1,第2の光路L2,第3の光路L3外に排出できるので、出射側偏光子134R,134G,134Bの熱劣化を防ぐことができる。
また、出射側偏光子134R,134G,134Bで反射された赤色光、緑色光及び青色光は、入射側偏光子132R,132G,132Bを透過し、又は反射される。このとき、本実施の形態においては、入射側偏光子132R,132G,132Bにも曲面部132aが設けられているので、入射側偏光子132R,132G,132Bにより赤色光、緑色光及び青色光が画像合成光学装置13の第1の光路L1,第2の光路L2,第3の光路L3外に向けてそれぞれ反射される。これにより、投影光学装置1の表示に不要な光を出射側偏光子134R,134G,134Bで吸収することなく光路外に排出できるので、出射側偏光子134R,134G,134Bの熱劣化を防ぐことができる。また、入射側偏光子132R,132G,132B又は出射側偏光子134R,134G,134Bのいずれかに曲面部132a,134aを設けることにより、不要な光が入射側偏光子132R,132G,132Bと出射側偏光子134R,134G,134Bとの間で往復することなく第1の光路L1,第2の光路L2,第3の光路L3外に排出されるので、コントラストに優れた画像光の投影が可能となる。
このように、本実施の形態においては、入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bに液晶パネル133R,133G,133Bに向けて膨出する曲面部132a,134aを設けたので、入射側偏光子132R,132G,132B及び液晶パネル133R,133G,133Bを透過した不要な光が、出射側偏光子134R,134G,134Bの曲面部132a,134aで第1の光路L1,第2の光路L2,第3の光路L3外に向けて反射される。そして、出射側偏光子134R,134G,134Bの曲面部134aで反射された反射光は、更に入射側偏光子132R,132G,132Bを透過し、又は曲面部132aで第1の光路L1,第2の光路L2,第3の光路L3外に向けて反射されるため、不要な光を効率よく排出することができる。この結果、画像光に不要な光が光路後段の液晶パネル133R,133G,133B、RGB合成ダイクロイックプリズム135及び投射光学装置14に出射されないので、不要な光による画像光のコントラストの低下を防止できる。
特に、本実施の形態においては、入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bの曲面部132a,134aの反射を利用して不要光を排出する。これにより、入射側偏光子132R,132G,132Bと出射側偏光子134R,134G,134Bとの間の距離D1を短縮(例えば、5cm)できるので、画像合成光学装置13及び投影光学装置1の全体の小型化を図ることができる。また、本実施の形態においては、曲面部132a,134aの反射によって不要な光を除去できるので、液晶パネル133R,133G,133Bを挟んで配置された入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bの双方に耐久性に優れた反射型偏光子を用いることができる。
なお、上述した実施の形態においては、入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bの双方を反射型偏光子で構成した例について説明したが、この構成に限定されない。入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bの少なくとも一方が反射型偏光子であればよい。また、上述した実施の形態においては、入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bがそれぞれ曲面部132a,134aを有する例について説明したが、この構成に限定されない。曲面部は、入射側偏光子132R,132G,132B及び出射側偏光子134R,134G,134Bの少なくとも一方に設ければよい。
反射型偏光子としては、ワイヤグリッド偏光子(ワイヤグリッド偏光フィルム、旭化成イーマテリアルズ社製)を好適に用いることができる。ワイヤグリッド偏光フィルムは、フィルム状基材(例えば、トリアセチルセルロース(TAC))と、紫外線硬化樹脂で作られる微細凹凸構造と、この微細凹凸構造の延在方向に沿うナノ金属ワイヤグリッド(例えば、アルミニウム)と、を備える。ワイヤグリッド偏光子は、曲面部を設けた場合においても、光学特性が低下しにくいので、更にコントラストに優れた投影光学装置1を実現できる。フィルム状基材としては、複屈折がない樹脂材料を用いることが好ましい。また、基材は、熱プレスなどによる成形で形成された形状を保持できるものが好ましい。なお、反射型偏光子としてワイヤグリッド偏光子を用いた場合には、微細凹凸構造の形成面が曲面部132a,134aの内側となるように配置してもよく、外側となるように配置してもよい。
フィルム状基材としては、シクロオレフィン系ポリマー、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET)など加熱などで延伸可能なものであれば特に限定されないが、偏光光を崩さないため複屈折を有さないものが好ましい。フィルム状の基材の厚みとしては、特に制限されないが、加熱延伸によるレンズ形状を形成する際の金型への形状追従性の観点から、200μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがより好ましい。
ワイヤグリッド偏光子(ワイヤグリッド偏光フィルム)は、製品使用環境温度(例えば、105度以上)又は反射偏光フィルム基材のガラス転移点(Tg)以下に加熱した状態で、所望のレンズ形状金型に挟み、加熱、押圧、冷却により簡単に形成できる。例えば、フィルム状基材としてトリアセチルセルロースを用いる場合、ガラス転移点が150度程度となるため、105度から150度の加熱温度範囲で加工できる。
また、ワイヤグリッド偏光子に曲面部を設けることにより、ワイヤグリッド偏光子の面剛性が向上し、曲面部を有するワイヤグリッド偏光子単体で面形状を保持することが可能である。また、画像合成光学装置13内でワイヤグリッド偏光子を支持する場合には、支持枠132bに粘着又は接着などで固定することが可能である。ワイヤグリッド偏光子を平面形状で用いる場合、一般的にガラスなどの透明剛性基板に粘着剤などを介して精密に貼り合せる必要がある。これに対して、本実施の形態によれば、ワイヤグリッド偏光子に曲面部を設けることにより支持枠132bなどに貼りつけるだけでワイヤグリッド偏光子を固定することができ、加工コスト、組立コストの低減を図ることができる。
ワイヤグリッド偏光子に曲面部を設ける場合、曲面部は、曲率に応じて延伸される(図3参照)。したがって、ワイヤグリッド偏光子において曲率を決定する際、以下の式(1)を満たすことが好ましい。
式(1)
0 < [(((D2×(1+ε1)×D3×(1+ε2))/D2×D3)−1]×100 < 200(%)
ワイヤグリッド偏光子の曲面部の縦長さ D2
ワイヤグリッド偏光子の曲面部の横長さ D3
L1方向の引っ張りひずみ ε1
L2方向の引っ張りひずみ ε2
ワイヤグリッド偏光子の曲面部の曲率が大きく、曲面部の高さが低い場合は、2軸延伸倍率が小さく、ワイヤグリッド偏光子の光学性能は変化しない。しかし、曲面部の曲率が小さく、基準面からの高さが高い場合、均等に2軸延伸されたとすると、面積ひずみで200%超、ε1、ε2で各々40%超となる。このためワイヤグリッド偏光子の金属ワイヤのピッチは少なくとも1.4倍に拡大する。したがって、ワイヤグリッド偏光子の延伸後に好適な偏光分離性能を有するためには、延伸前で金属ワイヤのピッチが130nm以下であることが好ましく、100nmピッチ以下であることがより好ましい。また上記式(1)に示すように、縦横の曲率半径が異なっていてもよく、3次元の自由曲面で形成することもできる。
また、ワイヤグリッド偏光子は、2軸延伸や押圧加工(エンボス加工)に対して高い耐性を有しているため、反射型偏光子としてワイヤグリッド偏光フィルムを適用することにより、他の偏光板と比較して球面加工時の光学特性の劣化を低減することができる。
上記実施の形態に係る投影光学装置1においては、リレーレンズ131Gと入射側偏光子132Gとを別体として設けた例について説明したが、入射側偏光子132Gは、リレーレンズ131Gと一体に設けてもよい。
図4は、本実施の形態に係る投影光学装置1の他の構成例を示す図であり、入射側偏光子132Gとリレーレンズ131Gとを一体に設けた例を示している。この場合、リレーレンズ131Gの曲面形状に合わせて入射側偏光子132G(例えば、ワイヤグリッド偏光子)を熱プレスにより成形し、熱硬化及び紫外線硬化型接着剤により入射側偏光子132Gとリレーレンズ131Gとを接着して一体化する。そして、リレーレンズ131Gの凸面が液晶パネル133Gを向くように配置する。このように、入射側偏光子132Gとリレーレンズ131Gとを一体化することにより、構成部品点数を削減できると共に、投影光学装置1を更に小型化できる。
また、図4に示す構成例においては、入射側偏光子132Gとして反射型偏光子を用いることが好ましい。この構成により、画像合成光学装置13に入光した光がリレーレンズ131Gにより光路補正され、入射側偏光子132Gを透過して出射側偏光子134Gで反射される。そして、この反射光は、リレーレンズ131Gの凸面上に設けられた入射側偏光子132Gの表面(曲面部132a)で反射されるので、リレーレンズ131G自体の屈折率に影響されずに第2の光路L2外に除去できる。反射型偏光子としてワイヤグリッド偏光子を用いる場合には、凹凸構造の形成面が液晶パネル133Gを向くように配置し、凹凸構造の形成面を接着剤で埋めないようにしてワイヤグリッド偏光子とリレーレンズとを一体化する。
以下、本発明の効果を明確にするために行った実施例及び比較例について説明する。なお、本発明は、以下の実施例及び比較例によって何ら制限されるものではない。
(実施例)
図2に示す画像合成光学装置13を備えた投影光学装置を用いて画像のコントラストを測定した。入射側偏光子132G及び出射側偏光子134Gとしては、曲面部132a,134aを有する反射型偏光子を用いた。この反射型偏光子は、偏光子の曲率半径Rが30mmであり、偏光子の曲面部132a,134aの半径rが10mmであった(図5参照)。この反射型偏光子の厚さd1は、1.7mmであった。この投影型光学装置1のコントラストは、880であった。
(比較例)
入射側偏光子132G及び出射側偏光子134Gとして、平坦な反射側偏光子を用いた以外は、実施例と同様にコントラストを測定した。その結果、投影光学装置のコントラストは、765であった。
以上の結果から、曲面部132a,134aを有する反射型偏光子を用いた実施例に係る投影光学装置においては、良好なコントラストが得られる一方、平坦な反射型偏光子を用いた投影光学装置においては、コントラストが大幅に低下することが分かる。この結果は、比較例に係る投影光学装置においては、平坦な反射型偏光子を用いたことから、不要な光を光路外に排出できなかったためと考えられる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。例えば、上述した実施の形態においては、液晶パネル133R,133G,133BをRGBのそれぞれについて設けた例について説明したが、液晶パネル133R,133G,133Bは、必ずしも3つ設ける必要はない。液晶パネルは、少なくとも1つ設ければよい。また、上述した実施の形態においては、光学素子として液晶パネル133R,133G,133Bを用いた例について説明したが、光学素子としては、液晶パネル133R,133G,133B以外の光学素子を用いてもよい。その他、本発明は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
本発明は、耐久性及びコントラストに優れ、しかも装置全体を小型化できる投影光学装置を実現できるという効果を有し、特に、プロジェクターなどの投影光学装置として好適に用いることができる。
1 投影光学装置
11 光源装置
111 光源ランプ
112 反射鏡
12 照明光学装置
121 装置本体
122a,122b ダイクロイックミラー
123 反射ミラー
13 画像合成光学装置(光学装置)
124,131R,131G,131B リレーレンズ
132R,132G,132B 入射側偏光子(第1の偏光子)
132a,134a 曲面部
132b,134b 支持枠
133R,133G,133B 液晶パネル(光学素子)
134R,134G,134B 出射側偏光子(第2の偏光子)
135 RGB合成ダイクロイックプリズム
14 投射光学装置

Claims (5)

  1. 光源から出射される光の光路上に配置される光学素子と、前記光学素子に対する前記光の入射側に配置された第1の偏光子と、前記光学素子に対する前記光の出射側に配置された第2の偏光子と、を具備し、
    前記第1の偏光子及び前記第2の偏光子の少なくとも一方が反射型偏光子であり、当該反射型偏光子は、前記光学素子に向けて膨出する曲面部を有することを特徴とする光学装置。
  2. 前記反射型偏光子が、ワイヤグリッド偏光子であることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. 前記ワイヤグリッド偏光子のピッチが130nm以下であることを特徴とする請求項2記載の光学装置。
  4. 前記ワイヤグリッド偏光子の外縁部を固定する支持枠を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の光学装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学装置を備えたことを特徴とする投影光学装置。
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