JP2013170633A - 可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造 - Google Patents

可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造 Download PDF

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兼芳 林
Mokichi Hayashi
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Abstract

【課題】 ウォーターハンマーや振動及び脈動等を確実に吸収することができる逆止弁構造の提供。
【解決手段】 軸方向の両端にフランジ部1を有し、中間に膨出部1aを有する可撓伸縮防振継手2を弁本体とし、その一方のフランジ部1の開口またはその近傍に弁体3の一端を固定する。そして他方のフランジ部1の開口またはその近傍に弁座4の一端を固定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ウォーターハンマーの防止や、機械的な振動を防止することができる逆止弁構造に関する。
逆止弁は、例えばポンプの下流側等に配置され、そのポンプ圧により開放されて流体を下流側に流通させる。また、ポンプが停止したときは、弁に設けたスプリングの付勢力により流路を閉塞するものである。
係る逆止弁は、弁と弁座とそれらを被嵌するケーシングとからなり、ウォーターハンマー防止のために可能な限り弁の開閉を迅速に行うものがある。
特許第3035744号公報 特開2005−188696号公報
従来のハンマーレス逆止弁は、素早いバネの動きでウォーターハンマーを防止する構造になっている。即ち、内蔵スプリングが流路に対し垂直に弁体を押し下げることにより、素早く流路を閉塞するものである。
このハンマーレス逆止弁は、筒状に形成された鋳造品からなるケーシング(弁本体)とその内部に配置される弁及び弁座とを有し、弁閉塞時のウォーターハンマーを可能な限り防止するとされている。しかしながら、その防止効果は限定され、十分なものではなかった。また、鋳物材等からなる筒状のケーシングを有し、重量が重く、構造的に高価にならざるを得なかった。
そこで本発明は、弁閉塞時のウォーターハンマーを確実に防ぐと共に、構造が簡単で取付け易い、逆止弁構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、軸方向の両端にフランジ部(1)を有し、中間に半径方向外側への膨出部(1a)を有して軸方向に伸縮自在な弁本体を構成する可撓伸縮防振継手(2)と、
一方の前記フランジ部(1)の開口またはその近傍に固定されて、その可撓伸縮防振継手(2)に内装された弁体(3)と、
他方の前記フランジ部(1)の開口またはその近傍に固定されて、前記弁体(3)に対向して、その可撓伸縮防振継手(2)に内装された弁座(4)と、を具備する可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造において、
可撓伸縮防振継手(2)の両端のフランジ部(1)がそれぞれ一対づつの内側相フランジ(5)(6)と外側相フランジ(7)(8)とで挟持され、一方の外側相フランジ(7)に弁体(3)の一端が固定され、他方の外側相フランジ(8)に弁座(3)の一端が固定された可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造である。
請求項1に記載の発明は、逆止弁の弁本体が伸縮自在な可撓伸縮防振継手2で構成され、その可撓伸縮防振継手2の内部に弁体3と、弁座4とが内装され、それらが一方のフランジ部1と他方のフランジ部1に固定され、またはそれらの近傍に固定されたものである。そのため、可撓伸縮防振継手2のスペースを有効に利用して、逆止弁構造が形成され、省スペースである。それと共に、弁の開閉に伴う、脈動、振動、ウォーターハンマーを、弁本体を構成する可撓伸縮防振継手2が効果的に吸収する。
請求項2に記載の発明は、可撓伸縮防振継手2の両端の一対のフランジ部1がそれぞれ一対づつの内側相フランジ5,6と外側相フランジ7,8とで挟持され、一方の外側相フランジ7に弁体3の一端が固定され、他方の外側相フランジ8に弁座4の一端が固定されたものである。そのため、配管中に使用されている通常の可撓伸縮防振継手2をそのまま利用し、それに、外側相フランジ7,8を付け加えて、それらに弁体3と弁座4を取り付ければ足りる。従って、汎用性の高い逆止弁構造を、安価に提供できる。即ち、本発明は逆止弁構造の構成要素中で、通常最も大きな弁本体を不要とする。
本発明の第1実施例の逆止弁構造の分解斜視図。 同組立て状態を示す縦断面図。 同逆止弁の開放状態を示す説明図。 本発明の第2実施例の逆止弁構造の縦断面図。 同第3実施例の逆止弁構造の縦断面図。 同第4実施例の逆止弁構造の縦断面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1〜図3は本発明の逆止弁構造の第1実施例である。
この逆止弁構造は、軸方向に伸縮自在な弁本体を構成する可撓伸縮防振継手2と、一対づつの内側相フランジ5,6と、外側相フランジ7,8と、弁体3と弁座4とを有する。
可撓伸縮防振継手2は、軸方向の両端にフランジ部1を有し、中間に半径方向外側へ膨出する膨出部1aとを有する。この例では膨出部1aは太鼓状に形成されているが、それに変えて瓢箪型に形成することもできる。
この可撓伸縮防振継手2が弁本体(ケーシング)を構成する。そして、可撓伸縮防振継手2の各フランジ部1に内側相フランジ5,6が配置され、各フランジ部1を介して、一方の内側相フランジ5に対向し外側相フランジ7が配置され、他方の内側相フランジ6に対向し外側相フランジ8が配置されている。それら各外側相フランジ7,8はリング状のプレートからなり、内周にネジ穴9,10が刻設されている。そして、一方の外側相フランジのネジ穴9に弁体3の基部リング25の雄ネジ11が螺着され、他方の外側相フランジ8のネジ穴10に弁座4の雄ネジ12が螺着される。
そして図2に示す如く、各外側相フランジ7,8に夫々配管20のフランジ21がパッキン15を介して当接され、ボルト17及びナット18により一対の配管20間に外側相フランジ7,8と内側相フランジ5,6を介して可撓伸縮防振継手2が締結固定される。そしてその可撓伸縮防振継手2の内部に弁体3及び弁座4が配置されるものである。
その弁体3は、弁棒受24とスプリング13と弁棒22及び円形のプレート23を有する。弁棒受24は、その一端から放射状のリム14を介して基部リング25が設けられ、その基部リング25の外周に雄ネジ11が形成されている。弁棒受24の内部は中空に形成され、そこに弁棒22がスプリング13を介して、軸線方向の下方に付勢して、移動自在に挿入されている。その円形のプレート23の下面側には図2に示す如くシール材16が固定され、そのシール材16が弁座4の開口縁に接離自在に着座される。
そして図示しないポンプからの液体圧により、スプリング13に抗してプレート23を軸方向に移動させ、弁座4の開口とプレート23との間を開放する。そして流体が図3の矢印の如く、この例では下方から上方に流通する。
次いで、ポンプが停止すると、ポンプ側の液体圧が低下し、スプリング13が伸長して弁を閉じる。このとき、可撓伸縮防振継手2は伸長し、ウォーターハンマーを吸収する。
さらには、ポンプ稼動時の脈流や、各種機械的振動等も可撓伸縮防振継手2が確実に吸収し、配管の耐圧性を向上する。さらには、地震等によっても可撓伸縮防振継手2が伸縮及び径方向への変更を起こし、その外力を効果的に吸収する。しかも可撓伸縮防振継手2の存在により、従来の弁本体(ケーシング)を不要とする。
次に、図4は本発明の第2の実施の形態を示し、この実施例が前記第1実施例と異なる点は、下側の外側相フランジ8を不要とする。そして、基部リング25に複数の柱材29が軸線方向に伸び、その柱材29の先端間がリング部30で連結されている。そして、そのリング部30に弁座4外周の雄ネジが螺着締結されるものである。そして、そのリング部30の外周が可撓伸縮防振継手2のフランジ部1の内周に接して、弁閉塞時の液密構造を形成する。
次に、図5は本発明の第3の実施の形態を示し、この実施例は前記第1実施例における外側相フランジ7,8を省略したものである。そして、弁座4及び基部リング25の外周が可撓伸縮防振継手2の一対のフランジ部1の内周面に圧接される。即ち、図5の如く、ボルト17及びナット18を締結することにより、フランジ部1を圧縮し、その内周面を弁座4及び基部リング25の外周に圧接するものである。
なお、基部リング25の外周面及び弁座4の外周面と可撓伸縮防振継手2の内周との間を予め接着剤で接合することもできる。また、基部リング25と弁座4を予め、配管20にビス止めして固定した後、可撓伸縮防振継手2をそれらに被嵌することもできる。
次に、図6は本発明の第4の実施の形態を示し、この実施例は可撓伸縮防振継手2のフランジ部1の開口端内周面が外側に拡開するテーパに形成され、それに基部リング25の外周面及び弁座4の外周面が整合する。それにより、弁体3及び弁座4は軸方向に移動することなく固定される。
1 フランジ部
2 可撓伸縮防振継手
3 弁体
4 弁座
5,6 内側相フランジ
7,8 外側相フランジ
9 ネジ穴
10 ネジ穴
11 雄ネジ
12 雄ネジ
13 スプリング
14 リム
15 パッキン
16 シール材
17 ボルト
18 ナット
19 埋設リング
20 配管
21 フランジ
22 弁棒
23 プレート
24 弁棒受
25 基部リング
26 ボルト孔
27 テーパ側面
28 外周面
29 柱材
30 リング部

Claims (2)

  1. 軸方向の両端にフランジ部(1)を有し、中間に半径方向外側への膨出部(1a)を有して軸方向に伸縮自在な弁本体を構成する可撓伸縮防振継手(2)と、
    一方の前記フランジ部(1)の開口またはその近傍に固定されて、その可撓伸縮防振継手(2)に内装された弁体(3)と、
    他方の前記フランジ部(1)の開口またはその近傍に固定されて、前記弁体(3)に対向して、その可撓伸縮防振継手(2)に内装された弁座(4)と、を具備する可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造。
  2. 請求項1に記載の可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造において、
    可撓伸縮防振継手(2)の両端のフランジ部(1)がそれぞれ一対づつの内側相フランジ(5)(6)と外側相フランジ(7)(8)とで挟持され、一方の外側相フランジ(7)に弁体(3)の一端が固定され、他方の外側相フランジ(8)に弁座(3)の一端が固定された可撓伸縮防振継手に内装された逆止弁構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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