JP2013169948A - シート乗員判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大人とチャイルドシートとを精度よく判定できるコスト低廉で軽量なシート乗員判定装置を提供する。
【解決手段】シート乗員判定装置10であって、シートベルト装着検出装置65と、第1、第2荷重検知センサLF、RFと、制御処理装置3と、を備え、制御処理装置3は前後和荷重値演算部35と、前後差荷重値演算部36と、記憶部33と、大人可能性判定部34bと、大人の着座可能性がありとの判定後に、係合時Lから第1時点D1までの間における前後差荷重値(fLR−fLF)が第1時点D1以前における前後差荷重値(fLR−fLF)を第1所定量P1以上越える第1所定量増加条件および係合時Lから第2所定時間T2経過した第2時点D2までの間において、第1所定量P1以上増加した前後差荷重値(fLR−fLF)が第2所定量P2以上減少する第2所定量減少条件を満たしたときにチャイルドシート5が車両シート1に固縛されたと判定するチャイルドシート判定部34cと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のシート上に大人が着座したのか、若しくはチャイルドシートが装着されたのかを判定するシート乗員判定装置に関する。
近年、自動車に装備されたシートベルトやエアバッグ等の各種安全装置の性能を向上させるため、シートに着座している乗員の体重に合わせてこれらの安全装置の動作をコントロールする場合がある。例えば、乗員がシートに着座してシートベルトを装着しないときに、「シートベルト未装着」のアラームを表示することが一般的になっている。また、北米法規では、助手席に大人が着座している場合には、事故時にエアバッグを展開するように定められている。さらに、助手席にチャイルドシートを後ろ向きに固縛して幼児が運転者と対面するようにした場合には、エアバッグの展開による衝撃が逆効果となるのでこれを禁止するよう定められている。そして、大人であることの判定は小柄な成人女性の体重を判定基準として行い、幼児の判定についても判定基準が定められている。このように、乗員の体重を検知して正しく判定することは、安全性の面で極めて重要である。
シートに作用する荷重を検知して乗員の有無を判別する乗員検知装置の一例が特許文献1に開示されている。この乗員検知装置では、多数箇所のシート取り付け部のうちの2カ所にのみ荷重センサを設置し、得られる2つの荷重値の和から乗員の有無を判別している。これにより、通常は4カ所あるシート取り付け部のうちの最小限必要な2カ所にのみ荷重センサを設置し、全体として構成が簡単で安価な乗員検知装置が提供できる、とされている。
また、シートに着座した乗員が大人であるか子供であるかを判定する乗員検知装置の一例が特許文献2に開示されている。この乗員検知装置は、シートベルトのバックル近傍および反対側に加わるシート荷重を検出する第1および第2荷重センサと、バックルにタングプレートが挿入されたことを検出する検出手段と、第1および第2荷重センサの検出値から求めた総荷重が予め定めた閾値以上の場合に乗員が大人であると判定する判定手段とを含んでいる。さらに、判定手段は、総荷重が閾値以上であっても、第1および第2荷重センサの検出値の差が所定値以上に増加した履歴があり、かつタングプレートが挿入されたタイミングの前後に第1荷重センサの検出値が増加している場合に、乗員が子供であると判定するようになっている。これにより、閾値より少し下回る子供がシートに着座して、他の乗員によってシートベルト装着動作が行われた場合の誤判定を防止できるとされている。なお、実施形態の説明によれば、第1および第2荷重センサはそれぞれ2個ずつあり、4カ所のシート取り付け部の全部で荷重を検出して総荷重を求めるようになっている。
特開平9−207638号公報 特許第3991740号公報
しかしながら、特許文献1の乗員検知装置では、装置の低コスト化、軽量化のために荷重センサの設置数を最小限としている。このため、乗員の有無は判別できても、大人とチャイルドシートとを判定することが困難な場合がある。その一例として、チャイルドシートをシートに装着するために、シートベルト装置のタングプレートをバックルに係合させる場合がある。このとき、タングプレートの下方近傍に荷重センサが設けられていると、装着者がタングプレートをバックルに係合させるために、チャイルドシート上に体重の一部を預けることによって荷重センサには大きな荷重が付与される。これによって、荷重センサが出力するセンサ荷重値の和が、大人と判定する大人閾値を上回り、チャイルドシート装着にもかかわらず大人と誤判定してしまう虞がある。
また、特許文献2の乗員検知装置は、シートベルト装着動作により一時的に増加する荷重値の影響を排除して大人とチャイルドシートとを高精度に判定できるが、4カ所のシート取り付け部の全部に荷重センサを設置するため、装置が高コスト化、重量化している。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、大人とチャイルドシートとを精度よく判定できるコスト低廉で軽量なシート乗員判定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1に係るシート乗員判定装置の発明は、車両シートに大人が着座したか、またはチャイルドシートが固縛されたかを判定するシート乗員判定装置であって、シートベルトのタングプレートとバックルとの係脱を検出するシートベルト装着検出装置と、前記車両シートの側方において前記バックルが設けられた側の下側の前後に離隔配置され、前記シートに作用する荷重の一部をそれぞれ検知する第1および第2荷重検知センサと、当該第1および第2荷重検知センサで検出された第1および第2荷重値を取得し演算する制御処理装置と、を備え、当該制御処理装置は、前記第第1荷重値と前記第2荷重値とを加算して前後和荷重値を求める前後和荷重値演算部と、前記第2荷重値から前記第1荷重値を減算して前後差荷重値を求める前後差荷重値演算部と、演算された前記前後和荷重値および前後差荷重値を記憶する記憶部と、前記タングプレートの前記バックルへの係合が検出された係合時から第1所定時間だけ遡った第1時点以前において、前記前後和荷重値が、大人判定閾値よりも大きい時に前記車両シートには大人が着座している可能性があると判定する大人可能性判定部と、前記大人可能性判定部によって前記大人の着座可能性があると判定された後に、前記係合時から前記第1時点までの間における前記前後差荷重値が前記第1時点以前における前後差荷重値を第1所定量以上越える第1所定量増加条件および前記係合時から第2所定時間経過した第2時点までの間において、前記第1所定量以上増加した前記前後差荷重値が第2所定量以上減少する第2所定量減少条件を満たしたときに前記チャイルドシートが前記車両シートに固縛されたと判定するチャイルドシート判定部と、を備える。
請求項2に係るシート乗員判定装置の発明は、請求項1において、前記チャイルドシート判定部は、前記係合時から前記第1時点までの間における前記前後和荷重値が前記第1時点以前の前記前後和荷重値を第3所定量以上越える第3所定量増加条件および前記係合時から第3所定時間経過した第3時点までの間において、前記前後和荷重値がチャイルドシート判定閾値を所定時間以上継続して下回るチャイルドシート判定閾値未満減少条件をさらに満たしたときに前記チャイルドシートが前記車両シートに固縛されたと判定する。
請求項3に係るシート乗員判定装置の発明は、請求項1において、前記第1所定量増加条件を判定するための判定期間としてさらに前記係合時から第4所定時間経過した第4時点までの間を追加した。
請求項4に係るシート乗員判定装置の発明は、請求項2において、前記第3所定量増加条件を判定するための判定期間としてさらに前記係合時から第4所定時間経過した第4時点までの間を追加した。
請求項1に係るシート乗員判定装置の発明によれば、バックルが設けられた側の車両シートの下側の前後に第1および第2荷重検知センサが離隔配置されている。この場合において、大人が着座してタングプレートとバックルとを係合させシートベルトを装着する時と、チャイルドシートを固縛するためにシートベルトを装着する時との間の前後差荷重値の出現態様には違いが発生する。つまり、チャイルドシート装着時の前後差荷重値には第1所定量以上のピークが出現するのに対し、大人着座時の前後差荷重値には、大きなピークが発生しない。この違いに着目し大人着座とチャイルドシート装着とを判別する。そこで、タングプレートとバックルの係合時から第1所定時間だけ遡った第1時点までの間における前後差荷重値が、第1時点以前の前後差荷重値を第1所定量以上越える第1所定量増加条件および係合時から第2所定時間経過した第2時点までの間において、第1所定量以上増加した前後差荷重値が第2所定量以上減少する第2所定量減少条件を満たしたとき、即ち係合時前において前後差荷重値にピーク状態が発生したときにチャイルドシートが車両シートに固縛されたと判定するようにした。これにより、2個の荷重検知センサのみによって、コスト低廉で精度のよいシート乗員判定装置を得ることができる。
請求項2に係る発明によれば、チャイルドシート判定部は、前後差荷重値のみならず、前後和荷重値も利用して、チャイルドシートが車両シートに固縛されているかを判定する。具体的には、前後差荷重値による第1所定量増加条件および第2所定量減少条件と、係合時から第1時点までの間における前後和荷重値が第1時点以前の前後和荷重値を第3所定量以上越える第3所定量増加条件および係合時から第3所定時間経過した第3時点までの間において、前後和荷重値がチャイルドシート本来の重量に由来するチャイルドシート判定閾値を所定時間以上継続して下回るチャイルドシート判定閾値未満減少条件とをすべて満たしたときにチャイルドシートが車両シートに固縛されたと判定する。これにより、より精度の高い判定結果を得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、第1所定量増加条件を判定するための判定期間を第1時点から係合時までの間だけでなく係合時から第4所定時間経過した第4時点までの間を追加した期間とした。これによって前後差荷重値のピークが係合時を経過した後に出現した場合においても確実に検出することができ、チャイルドシートの装着判定の信頼性を向上させることができる。
請求項4に係る発明によれば、第3所定量増加条件を判定するための判定期間を第1時点から係合時までの間だけでなく係合時から第4所定時間経過した第4時点までの間を追加した期間とした。これによって前後和荷重値のピークが係合時を経過した後に出現した場合においても確実に検出することができ、チャイルドシートの装着判定の信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態によるシート乗員判定装置が設けられた車両シートの斜視図である。 シート乗員判定装置の概要を示したブロック図である。 チャイルドシート取付け状態を説明するための簡略図である。 大人着座時(a)およびチャイルドシート装着時(b)の荷重変動の様子の一例を示すグラフである。 大人着座およびチャイルドシート装着を判定するフローチャート1である。 大人着座およびチャイルドシート装着を判定するフローチャート2である。 大人着座およびチャイルドシート装着を判定するフローチャート3である。
以下、本発明に係る実施形態のシート乗員判定装置10を、車両シート1に具体化し、図面を参照して説明する。なお、本明細書中において使用する「前後、左右、上下」の方向は、図1中に示すとおり、車両シート1に着座した乗員から見た車両の各方向を基準として記述している。また本実施形態において車両は左ハンドルとし、シート乗員判定装置10が設けられる車両シート1は助手席用のシートであるとする。
図1に示すように、助手席用の車両シート1は、乗員が着座するシートクッション11と、シートクッション11の後端部において前後方向に回動可能に取り付けられ、乗員の背もたれとなるシートバック12とを備えている。また、シートバック12の上端には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト13が取り付けられている。
シートクッション11は、上面視がコの字形状を呈したシートフレーム111、シートフレーム111の上方に配置されたパッド部材112、およびパッド部材112の表面を覆う表皮113により形成されている。シートフレーム111の下面には、シートフレーム111を支持する左右一対のアッパレール14L、14Rが前後左右4箇所の支持部で固定されている。アッパレール14L、14Rは、車両のフロア4上に固定された一対のロアレール41L、41R上に、それぞれ前後方向に移動可能に係合している。これにより車両シート1は、フロア4上を前後方向に移動して、乗員の所望する位置に固定可能な構成となっている。
また、チャイルドシート5が固縛された車両シート1を前方から見た状態を示す図3に示すように、車両シート1には、シートベルト装置6が備えられている。シートベルト装置6は、一端部がタングプレート63によって、互いに接続されたショルダストラップ61およびラップストラップ62と、タングプレート63と着脱されることによりバックルスイッチ65(本発明のシートベルト装着検出装置に該当する)を形成するバックル64を備えている。車両シート1の右方に位置する図示しないピラー内には巻取り装置であるリトラクタが配設されている。ショルダストラップ61の上端はリトラクタと接続されており、ショルダストラップ61は、リトラクタによる巻き取り力に抗して引き出し可能となっている。
一方、ラップストラップ62の他端部は、車両シート1の右側において車両フロア4と接続され固定されている。バックル64は、支持部64aが車両シート1の後方左側に支持され、タングプレート63を挿入するための開口穴が上方に向いて開口され固定されている。ショルダストラップ61とラップストラップ62とに接続されたタングプレート63は、バックル64の開口穴から挿入され係合して固定される。なお、以降においてショルダストラップ61およびラップストラップ62をまとめて言う場合、シートベルト66という場合がある。
図2に示すように、シートベルト装置6のタングプレート63とバックル64とが非係合状態にある時、バックルスイッチ65は開状態(オフ状態)にある。タングプレート63とバックル64とが係合することにより、バックルスイッチ65は閉状態(オン状態)となり、コントローラ3(本発明の制御処理装置に該当する)は、シートベルト装置6が装着されたことを検出する。
次にシート乗員判定装置10について図1乃至図3に基づいて説明する。シート乗員判定装置10は、車両シート1に大人が着座しているか、またはチャイルドシート5が固縛されているかを判定する。シート乗員判定装置10は、シートベルト装着検出装置を構成するバックルスイッチ65(図2、図3参照)と、前方荷重センサLF(本発明の第1荷重検知センサに該当する)および後方荷重センサLR(本発明の第2荷重検知センサに該当する)と、コントローラ3と、を有している。
前後一対の前方荷重センサLF、および後方荷重センサLRは、車両シート1の下側において左右の一方側である左側の前後、つまり、バックル64が設けられる側の車両シート1のシートフレーム111と左側のアッパレール14Lとの間に、前後に所定距離だけ隔離配置され介装されている。図1に示すように、前方荷重センサLFは、シートクッション11の前後中心よりも前方部に設けられている。また、後方荷重センサLRは、シートクッション11の前後中心よりも後方部に設けられている。
前方荷重センサLF、および後方荷重センサLRは、いずれも歪ゲージ等により形成された荷重センサである。前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRは、車両出荷時に、車両が水平状態に載置された状態で、前方荷重値fLF(本発明の第1荷重値に該当する)および後方荷重値fLR(本発明の第2荷重値に該当する)が共に、0にリセット(ゼロセット)される。そして、車両シート1への乗員の着座、チャイルドシート5の固縛、あるいは荷物の載置等によりシートクッション11に対し下方に加わる荷重を検出する。尚、本発明は、前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRの種類、型式、検出原理を、特定のものに限定するものではない。
前方荷重センサLFは、シートクッション11の前方左側部分が受け持つ前方荷重値fLFを検出する。同様に、後方荷重センサLRは、シートクッション11の後方左側部分が受け持つ後方荷重値fLRを検出する。
図2に示すように、前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRは、それぞれセンサ部21F、21Rと、センサ部21F、21Rによって発生された検出信号を増幅するアンプ部22F、22Rと、を備えている。センサ部21F、21Rは、それぞれ4個の歪ゲージからなるホイートストンブリッジ回路によって形成されている。
前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRには、コントローラ3(本発明の制御処理装置に該当する)が接続されている。コントローラ3は、前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRからのアナログ検出信号をデジタル変換するA/D変換器31、該検出信号に基づき演算を行なう演算部32、着座状態を判定するために必要な演算部32での演算結果等、種々のデータを記憶する記憶部33および演算部32の演算結果等に基づき車両シート1へのチャイルドシート5の装着(固縛)または大人着座を判定する判定部34を備えている。
演算部32は、本発明に係る前後和荷重値演算部35および前後差荷重値演算部36を備えている。前後和荷重値演算部35は、前方荷重センサLF(第1荷重検知センサ)で検出された前方荷重値fLF(第1荷重値)と後方荷重センサLR(第2荷重検知センサ)で検出された後方荷重値fLR(第2荷重値)とを加算して、本発明に係る前後和荷重値(fLF+fLR)を演算する。
また、前後差荷重値演算部36は、後方荷重センサLRで検出された後方荷重値fLR(第2荷重値)から前方荷重センサLFで検出された前方荷重値fLF(第1荷重値)を減算して、本発明に係る前後差荷重値(fLR−fLF)を演算する。
そして、演算された前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF)は、記憶部33に一時的に記憶された後、必要に応じて判定部34に送信される。記憶部33は、演算される前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF)を、順次取込んで記憶していく。このとき、記憶するデータ(前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF))の総数は任意に設定すればよい。本実施形態においては、例えば100msec毎に記憶するデータのうち古いデータから順次消去し、常時1〜2秒間分程度のデータ(例えば10〜20個程度のデータ)が記憶され保存されるようになっている。ただし、記憶部33にデータを記憶する時間の設定はあくまで任意であり、どのような長さに設定してもよい。なお、記憶部33には、演算後の前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF)を記憶するのではなく、前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRによって取得された前方荷重値fLFおよび後方荷重値fLRを記憶してもよい。そして、前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF)が必要となったときだけ、前方荷重値fLFおよび後方荷重値fLRを記憶部33から取得し、前後和荷重値演算部35および前後差荷重値演算部36によって演算し、判定部34に送信するようにしてもよい。
記憶部33は、予め任意に設定される図5に示す大人判定閾値Qを記憶している。大人判定閾値Qは、演算された前後和荷重値(fLF+fLR)の大きさによって大人着座と、チャイルドシート5の装着(固縛)と、を判別するための閾値である。
前後和荷重値(fLF+fLR)が大人判定閾値Qを越えた場合には車両シート1には、大人が着座していると判定する。前後和荷重値(fLF+fLR)が当該大人判定閾値Q以下の場合には、車両シート1には、チャイルドシート5が装着(固縛)されていると判定する。このとき、大人判定閾値Qはどのように決めてもよい。ただし、車両が水平状態にあるときに、事前に実測評価した大人着座時の前後和荷重値(fLF+fLR)Adの平均値とチャイルドシート5を車両シート1に装着したときの前後和荷重値(fLF+fLR)Chの平均値との略中間に設定されることが好ましい。これによって、通常は、誤判定少なく、安定した大人とチャイルドシート5との識別が可能となる。ただし、これはあくまで一例である。これに限らず大人とチャイルドシート5との識別が可能であるなら、どのような値に設定してもよい。例えば、本実施形態のように、大人判定閾値Qのみによって大人とチャイルドシート5との識別を行なうのではなく、チャイルドシート5が固縛されたことを判定するための閾値を大人判定閾値Qとは別の値(チャイルドシート判定閾値)として設定してもよい。
判定部34は、シートベルト係合時判定部34aと、大人可能性判定部34bと、チャイルドシート判定部34cを有している。
シートベルト係合時判定部34aは、タングプレート63がバックル64に係合され、OFF状態であったバックルスイッチ65がON状態となる本発明に係る係合時Lを検出する。
図2に示すように、バックルスイッチ65は、コントローラ3に接続されている。バックルスイッチ65には、直流抵抗71を介して車両のバッテリ72が接続されている。バックルスイッチ65が開状態にある時、直流抵抗71に電流が流れないため、コントローラ3はバッテリ72の正側端子電圧(ハイ)を検出している。バックルスイッチ65が閉状態になると直流抵抗71に電流が流れ、コントローラ3は直流抵抗71による電圧降下(ロー)を検出することができる。これにより、コントローラ3は、バックル64がタングプレート63と係合し、シートベルト装置6が装着されたことを検出する。
さらに、コントローラ3には、車両のイグニッションスイッチ8が接続されている。コントローラ3は、イグニッションスイッチ8がオン状態にあるか、オフ状態にあるかを検出することができる。
大人可能性判定部34bは、明らかにチャイルドシート5が装着され、本発明において判定を行なう必要がない場合を排除するための処理部である。大人可能性判定部34bは、シートベルト係合時判定部34aによってタングプレート63のバックル64への係合が検出された係合時Lから第1所定時間T1だけ遡った第1時点D1以前の前後和荷重値(fLF+fLR)を取得し、大人判定閾値Qと比較する。なお、以後、第1時点D1以前の前後和荷重値(fLF+fLR)を、他の部分の前後和荷重値(fLF+fLR)と明確に区別するためにベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bと称す。そして、ベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bが大人判定閾値Qよりも大きい時に、車両シート1には大人が着座したか、または装着者がチャイルドシート5の装着作業中であると判定する。また、ベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bが大人判定閾値Qよりも小さい時には、チャイルドシート5が装着されていると判定する。なお、大人判定閾値Qと比較するベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bは、本実施形態のように前後和荷重値演算部35によって演算されたのちに直接、大人判定閾値Qと比較してもよいし、記憶部33に記憶させたのちに比較してもよい。そして、大人可能性判定部34aによって大人の着座の可能性があると判定された後に、チャイルドシート判定部34cによって判定を行なう。
次に、チャイルドシート判定部34cについて説明するため、まず大人が車両シート1に着座した場合と、チャイルドシート5を車両シート1に固縛したときの、前方荷重センサLF(第1荷重検知センサ)および後方荷重センサLR(第2荷重検知センサ)に付与される荷重の作用の違いについて説明する。
まず大人が車両シート1に着座した場合について説明する。本発明においては、前方荷重センサLF(第1荷重検知センサ)と後方荷重センサLR(第2荷重検知センサ)とが、車両シート1の側方のうちバックル64が設けられた側の下側前後に離隔配置されている(図1参照)。このように各荷重センサLF、LRが配置された状態で、大人が車両シート1に着座し、シートベルト装置6を装着するために自身の重心をバックル64側に移動させながらタングプレート63を押圧してバックル64に係合させるとする。これにより、バックル64と同じ側の前後に配置された前方荷重センサLFおよび後方荷重センサLRには略同量の荷重が付加される。そして、タングプレート係合時Lの前後において、前後差荷重値(fLR−fLF)には、大きな変動がない。しかし、前後和荷重値(fLF+fLR)は、着座者が重心を移動した分だけ増加し、タングプレート係合時Lの前後において、ピーク状態が発生する。このとき、前後差荷重値のピークの多くは、タングプレート係合時Lの若干、前に出現することが実験から判明している(図4(a)参照)。
これに対し、チャイルドシート5を車両シート1に固縛するときには、多くの場合、大人がチャイルドシート5上に体重の一部を預けてバックル64の方向に重心を移動させながらタングプレート63をバックル64に係合させる。これにより、バックル64の下方に配置される後方荷重センサLRには大きな荷重が付与される。また、後方荷重センサLRが配置された位置近傍を支点として車両シート1の前方部は浮きあがる。これにより、前方部の下方に配置される前方荷重センサLFには負の荷重が付与され、前方荷重値fLFは若干小さくなる。このため、前後差荷重値(fLR−fLF)は結果的に大きくなり、図4(b)に示すように、前述したベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bから第1所定量P1を越えて増加する。そして、前後和荷重値(fLF+fLR)においては、後方荷重値fLR(第2荷重値)の増加量が、前方荷重値fLF(第1荷重値)の減少量よりも大きいので、結果的に増加する。そして、増加した前後差荷重値(fLR−fLF)および前後和荷重値(fLF+fLR)のピークの多くがタングプレート係合時Lの少し前に出現することが実験から判明している(図4(b)参照)。
上記より、チャイルドシート判定部34cは、まず、係合時Lと当該係合時Lから第1所定時間T1だけ遡った第1時点D1までの区間(以後、この区間を第1所定区間Ar1と称す)における記憶部33に記憶された前後差荷重値(fLR−fLF)が、係合時Lから第1所定時間T1だけ遡った第1時点D1以前の前後差荷重値(fLR−fLF)から増加し、増加量が第1所定量P1以上越えるという、本発明に係る第1所定量増加条件を満たすか、否かを確認する。なお、以後、第1時点D1以前の前後差荷重値(fLR−fLF)を、他の部分の前後差荷重値(fLR−fLF)と明確に区別するためにベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bと称す。
そして、第1所定量増加条件を満たした前後差荷重値(fLR−fLF)が、係合時Lと当該係合時Lから本発明に係る第2所定時間T2だけ経過した第2時点D2までの区間(以後、この区間を第2所定区間Ar2と称す)内において、本発明に係る第2所定量P2(図4(b)参照)以上減少するという第2所定量減少条件を満たしたか、否かを確認する。なお、第1所定時間T1(第1所定区間Ar1)、第2所定時間T2(第2所定区間Ar2)、第1所定量P1および第2所定量P2は、予め実験等によって適切な値を任意に決定する。ただし、第1所定時間T1は、記憶部33における記憶可能な時間(データ量)より、短い時間とする。これによって、記憶部33に記憶された第1所定区間Ar1内の前後差荷重値(fLR−fLF)を、全て取得し判定を適切に行なうことができる。
チャイルドシート判定部34cは、さらにチャイルドシート5の車両シート1への固縛の確認を前後和荷重値(fLF+fLR)によって行なう。チャイルドシート判定部34cは、本発明に係る第3所定量増加条件である係合時Lと当該係合時Lから第1所定時間T1だけ遡った時点までの区間(第1所定区間Ar1)内において、記憶部33に記憶された前後和荷重値(fLF+fLR)がベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bから第3所定量P3を越えて増加することを確認する。なお、チャイルドシート5を装着するときには、前述したように、前後和荷重値(fLF+fLR)のピークの多くが、係合時Lの若干前に出現することが実験から判明している。
また、チャイルドシート判定部34cは、第3所定量増加条件が満たされたことを確認した後、本発明に係るチャイルドシート判定閾値未満減少条件である前後和荷重値(fLF+fLR)が、予め設定したチャイルドシート判定閾値Wを、所定時間Ta以上継続して下回ったことを係合時Lから第3所定時間T3経過した区間(以後、この区間を第3所定区間Ar3と称す)内において確認する。つまり、装着者によるチャイルドシート5の装着動作が終了し、チャイルドシート5から離間したことによって生じる作用を、前後和荷重値(fLF+fLR)によって確認する。そして、第1所定量増加条件、第2所定量減少条件、第3所定量増加条件およびチャイルドシート判定閾値未満減少条件が全て満たされたときに、チャイルドシート判定部34cは、チャイルドシートが車両シート1に固縛されていると判定する(図4(b)参照)。これによって、精度よく、チャイルドシート5の固縛判定を行なうことができる。
なお、第3所定量P3、第3所定時間T3および所定時間Taは事前の評価等によって適切な値を任意に設定する。本実施形態においては、第3時点D3とチャイルドシート判定部34cで使用した第2時点D2、および第3所定時間T3と第2所定時間T2とは、それぞれ同じ値になるようにした。しかし、この態様に限らず、実験等の結果に基づき異なる値にそれぞれを設定してもよい。また、チャイルドシート判定閾値Wは、本来のチャイルドシート5の重量から導出する値であり、前述した大人判定閾値Qと同じ値に設定してもよい。
また、本実施形態においては、チャイルドシート判定部34cが、前後差荷重値(fLR−fLF)を利用し、当該前後差荷重値(fLR−fLF)が第1所定量増加条件および第2所定量減少条件を満たすか否かを確認した。そして、各条件が満たされたことを確認したのち、前後和荷重値(fLF+fLR)を利用し、当該前後和荷重値(fLF+fLR)が、第3所定量増加条件およびチャイルドシート判定閾値未満減少条件を満たしたか否かが確認され、さらに精度よく判定が行えるようにした。しかし、この態様に限らず、前後和荷重値(fLF+fLR)による判定(第3所定量増加条件およびチャイルドシート判定閾値未満減少条件が満たされたか否かを確認する判定)を設けず、前後差荷重値(fLR−fLF)のみによって判定してもよい。これによっても、相応の効果は得られる。
次に、シート乗員判定装置10の作用について図5乃至図7のフローチャート1乃至3に基づき説明する。フローチャート1(サブルーチン)は主にシートベルト装着前(係合時L前)において、後方荷重値fLR(第2荷重値)および前方荷重値fLF(第1荷重値)を取得し、前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF)を演算するプログラムである。このとき、シート乗員判定装置10は車両のイグニッションがONしていなくとも後方荷重値fLR(第2荷重値)および前方荷重値fLF(第1荷重値)が取得可能となっている。またフローチャート2は、前後差荷重値(fLR−fLF)に基づく判定およびフローチャート3による前後和荷重値(fLF+fLR)に基づく判定を総合してチャイルドシート5の固縛判定(または大人着座判定)を行なうプログラムである。さらにフローチャート3(サブルーチン)は、前述したように前後和荷重値(fLF+fLR)に基づいて判定を行ない、当該判定の結果をフローチャート2に提供するためのプログラムである。そして、フローチャート1乃至3は平行に処理されているものとする。
まず、図5のフローチャート1から説明する。図5のフローチャート1に示すように、ステップS10では、バックルスイッチ65がONされる係合時L以前で、且つ第1時点D1以前の前方荷重値fLF(第1荷重値)および後方荷重値fLR(第2荷重値)が所定の時間毎(例えば100msec毎)に取得される。そして、このとき、前方荷重値fLFおよび後方荷重値fLRは、検出された時刻と一対で取得される。時刻は、制御装置に内蔵されるタイマー機能によって検出される。
そして、ステップS12(前後和荷重値演算部35)で、ベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bが演算されて演算結果が記憶部33に送信される。また、ステップS14(前後差荷重値演算部36)では、ベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bが演算され、演算結果が記憶部33に送信される。ただし、このときには、シートベルト装置6は装着されておらず、係合時Lは確定していないので、取得データが、第1時点D1以前のものであるか否かは不明である。このため、のちに係合時Lが確定した段階で、第1時点D1以前のデータであるか、係合時Lから第1時点D1までの間のデータであるかを識別する。そのため、演算されたベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bおよびベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bは、前方荷重値fLFおよび後方荷重値fLRが取得された時刻と一対で記憶部33に記憶される。
ステップS16(シートベルト係合時判定部34a)では、タングプレート63がバックル64に係合されてバックルスイッチ65がONしたか否かが確認される。ONしたことが確認されればステップS18に移動する。OFFのままであれば、ステップS10に移動し、ステップS10からの処理を繰り返し実行する。
ステップS18(シートベルト係合時判定部34a)では、バックルスイッチ65がONしたタングプレート係合時Lの時刻Tonが記憶部33に記憶される。
ステップS20(大人可能性判定部34b)では、記憶部33に時刻と一対で記憶されたベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bのうち係合時Lの時刻Tonを起点として第1所定時間T1だけ遡った第1時点D1以前におけるベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bが、大人判定閾値Q以上であるか否かが判定される。このとき、大人判定に用いるベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bデータのデータ量は、任意に設定した所定の時間(区間)分だけ第1時点D1から遡って取得し、大人判定閾値Qと比較すればよい。このとき、比較するデータは所定の区間内における平均値でもよいし、任意の1点を選択してもよい。また、所定の区間内における最小値または最大値でもよい。そして、大人判定閾値Q以上であって、大人が着座している可能性があると判定された場合には、ステップS22に移動する。大人判定閾値Qより小さくて、明らかにチャイルドシート5が固縛されているか、または乗員なしと判定される場合には、プログラムを終了する。
ステップS22およびステップS24では、係合時Lの時刻Tonを起点として、第1時点D1までの区間(第1所定区間Ar1)内に存在する、記憶部33に記憶されている前後和荷重値(fLF+fLR)および前後差荷重値(fLR−fLF)データを取得し、第1所定区間Ar1内データとして記憶部33に記憶させて、プログラムを終了する。
次に、フローチャート2の作用について説明する。フローチャート2では、ステップS30(シートベルト係合時判定部34a)において、バックルスイッチ65がONするまでステップS30が繰り返し処理され、バックルスイッチ65がONするとステップS32に移動し制御が開始される。
ステップS32(チャイルドシート判定部34c)では、フローチャート1のステップS14で取得され記憶された前後差荷重値(fLR−fLF)のうち、第1時点D1以前のベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bが記憶部33から取得される。このとき、ベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bは、所定の区間内における平均値でもよいし、任意の1点を選択してもよい。また、所定の区間内における最小値または最大値でもよい。
ステップS34(チャイルドシート判定部34c)では、フローチャート1のステップS24で取得され記憶された第1所定区間Ar1内の全前後差荷重値(fLR−fLF)データが記憶部33から取得され、第1所定区間Ar1内における、前後差荷重値(fLR−fLF)のうちの最大前後差荷重値(fLR−fLF)maxが演算される。
ステップS36(チャイルドシート判定部34c)では、最大前後差荷重値(fLR−fLF)maxからベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bを減算した値、即ちベース前後差荷重値(fLR−fLF)Bから第1所定区間Ar1内において増加した前後差荷重値(fLR−fLF)の大きさが、第1所定量P1以上増加するか否かが確認される(第1所定量増加条件の確認)。そして、増加が第1所定量P1以上であればステップS38に移動する。また増加が第1所定量P1より小さいときには、ステップS50に移動して大人着座と判定し、プログラムを終了する。
ステップS38(チャイルドシート判定部34c)では、係合時Lからの経過時間Tpが第2所定時間T2以上か否かが確認される。経過時間Tpは制御装置が内蔵するタイマー機能によって計測する。係合時Lからの経過時間Tpが第2所定時間T2より小さければ、前後差荷重値(fLR−fLF)の判定期間内であるので、ステップS40に移動する。また経過時間Tpが第2所定時間T2以上であれば判定期間を過ぎているのでステップS50に移動して大人着座と判定し、プログラムを終了する。
次にステップS40では、前方荷重センサLF(第1荷重検知センサ)および後方荷重センサLR(第2荷重検知センサ)が検出した前方荷重値fLF(第1荷重値)および後方荷重値fLR(第2荷重値)が取得される。そしてステップS42(前後差荷重値演算部36)で、前後差荷重値(fLR−fLF)が演算され、演算結果が記憶部33に送信される。
ステップS44(チャイルドシート判定部34c)では、ステップS32で演算された最大前後差荷重値(fLR−fLF)maxからステップS42で演算された前後差荷重値(fLR−fLF)が減算され、演算結果が第2所定量P2以上であるか確認される(第2所定量減少条件の確認)。第2所定量P2以上である場合には、装着動作が完了し、装着者がチャイルドシート5から離れたことを示しており、ステップS46に移動する。しかし、演算結果が第2所定量P2より小さいときには、ステップS38に戻り、ステップS44で(最大前後差荷重値(fLR−fLF)max−前後差荷重値(fLR−fLF))が第2所定量P2以上になるまで、またはステップS38で、経過時間Tpが第2所定時間T2を越えるまで繰り返し処理がされる。
次に、ステップS46では、後に詳述するフローチャート3の判定結果を確認する。判定結果が、チャイルドシート5が固縛されたというものであったときに、ステップS48(チャイルドシート判定部34c)に移動しチャイルドシート5は固縛されたと判定する。また、フローチャート3の判定結果がチャイルドシート5の固縛ではないというものであったときには、ステップS50(チャイルドシート判定部34c)で大人着座と判定し終了する。
次に、主に前後和荷重値(fLF+fLR)に基づいて乗員判定を行なうフローチャート3の作用について説明する。フローチャート3においては、フローチャート2と同様にステップS60(シートベルト係合時判定部34a)において、バックルスイッチ65がONするまでステップS60が繰り返し処理される。バックルスイッチ65がONするとステップS62に移動し、制御が開始される。これによって、フローチャート1乃至3では、タングプレート係合時Lが同時に認識される。
ステップS62(チャイルドシート判定部34c)では、フローチャート1のステップS12で取得され記憶された第1時点D1以前におけるベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bが記憶部33から取得される。このとき、前後和荷重値(fLF+fLR)Bは、所定の区間内における平均値でもよいし、所定の区間内における最小値または最大値でもよい。また、選択した1点でもよい。
ステップS64(チャイルドシート判定部34c)では、フローチャート1のステップS22で取得され記憶された第1所定区間Ar1内における全前後和荷重値(fLF+fLR)データが記憶部33から取得され、第1所定区間Ar1内での前後和荷重値(fLF+fLR)のうちの最大前後和荷重値(fLF+fLR)maxが演算される。
ステップS66(チャイルドシート判定部34c)では、最大前後和荷重値(fLF+fLR)maxからベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bを減算した値、即ち第1所定区間Ar1内において、ベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bから増加した前後和荷重値(fLF+fLR)の大きさが、第3所定量P3以上であるか否かが確認される(第3所定量増加条件の確認)。これは、前述したように、チャイルドシート5を車両シート1上に固縛したときに発生する第3所定量P3以上のピークの有無を確認するものである。そして、増加量が第3所定量P3以上であればステップS68に移動する。また増加量が第3所定量P3より小さいときには、ステップS80でチャイルドシート5の固縛ではないと判定し、その後ステップS82に移動後、フローチャート2のステップS46に移動する。
ステップS68(チャイルドシート判定部34c)では、タングプレート係合時Lからの経過時間Tpが、第3所定時間T3より小さいか否かが確認される。係合時Lからの経過時間Tpが第3所定時間T3より小さければ、前後和荷重値(fLF+fLR)の判定期間内であるので、ステップS70に移動する。また経過時間Tpが第3所定時間T3以上であれば判定期間を過ぎているのでステップS80に移動し、チャイルドシート5の固縛ではないと判定し、その後ステップS82に移動後、フローチャート2のステップS46に移動する。
ステップS70(チャイルドシート判定部34c)では、前方荷重値fLF(第1荷重値)および後方荷重値fLR(第2荷重値)が取得される。そしてステップS72(前後和荷重値演算部35)で、前後和荷重値(fLF+fLR)が演算され、演算結果が記憶部33に送信される。
ステップS74(チャイルドシート判定部34c)では、ステップS72で演算された前後和荷重値(fLF+fLR)が、チャイルドシート5の本来の重量に由来するチャイルドシート判定閾値W未満であるか否かが確認される(チャイルドシート判定閾値未満減少条件の確認)。前後和荷重値(fLF+fLR)が、チャイルドシート判定閾値W未満であれば、ステップS76に移動する。前後和荷重値(fLF+fLR)が、チャイルドシート判定閾値W以上であれば、ステップS68に戻り、ステップS74で前後和荷重値(fLF+fLR)が、チャイルドシート判定閾値W未満となるまで、またはステップS68で経過時間Tpが第3所定時間T3を越えるまで繰り返し処理がされる。
ステップS76(チャイルドシート判定部34c)では、チャイルドシート判定閾値W未満であった前後和荷重値(fLF+fLR)が、所定時間Ta以上継続されたか否かが確認される(チャイルドシート判定閾値未満減少条件の確認)。これは、着座した乗員が体重移動を行なった等により一時的に前後和荷重値(fLF+fLR)が減少する場合を排除するためのステップである。所定時間Ta以上継続されていなければステップS74に戻る。そして所定時間Ta以上継続されるまで、処理が継続される。
チャイルドシート判定閾値W未満の前後和荷重値(fLF+fLR)が所定時間Ta以上継続された場合には、ステップS78(チャイルドシート判定部34c)に移動し、チャイルドシート5が固縛されたと判定する。そして、ステップS82(チャイルドシート判定部34c)に移動後、フローチャート2のステップS46に移動する。なお、所定時間Taを計測するときにも、時間の計測は制御装置が有するタイマー機能によって行なう。そして、フローチャート2のステップS46では前述において説明した通りに処理を行ない、チャイルドシート5の固縛の判定を行なう。
なお、本実施形態においては、フローチャート1乃至3によって平行で制御を行ないチャイルドシート固縛の判定を行なった。しかし、これに限らず、前述したようにフローチャート1およびフローチャート2のみによって判定を行なっても良い。この場合には、フローチャート2のステップS46を削除すればよい。これによっても、相応に精度のよい判定結果が期待できる。
上述の説明から明らかな様に、本実施形態に係るシート乗員判定装置10によれば、チャイルドシート判定部34cは、第1所定区間Ar1内における前後差荷重値(fLR−fLF)が、第1時点D1以前の前後差荷重値(fLR−fLF)を第1所定量P1以上越える第1所定量増加条件を満たすことを確認する。また、チャイルドシート判定部34cは、第1所定量P1以上増加した前後差荷重値(fLR−fLF)が第2所定区間Ar2内において、第2所定量P2以上減少する第2所定量減少条件を満たすことを確認する。また、チャイルドシート判定部34cは、前後和荷重値(fLF+fLR)による判定によって、第1時点D1以前のベース前後和荷重値(fLF+fLR)Bから増加した第1所定区間Ar1内における前後和荷重値(fLF+fLR)の大きさが、第3所定量P3以上となる第3所定量増加条件を満たすことを確認する。さらに、チャイルドシート判定部34cは、第3所定区間Ar3内における前後和荷重値(fLF+fLR)の大きさが、所定時間Ta以上継続されてチャイルドシート判定閾値未満に減少するチャイルドシート判定閾値未満減少条件を満たすことを確認する。そして、チャイルドシート判定部34cは、前後差荷重値(fLR−fLF)が第1所定量増加条件および第2所定量減少条件を満たし、前後和荷重値(fLF+fLR)が第3所定量増加条件およびチャイルドシート判定閾値未満減少条件を満たしたときにチャイルドシート5が車両シート1に固縛されたと判定する。これにより、2個の荷重検知センサのみによって、コスト低廉で精度のよいシート乗員判定装置を得ることができる。
また、本実施形態において、チャイルドシート判定部34cは、前後差荷重値(fLR−fLF)のみによっても、車両シート1へのチャイルドシート5の固縛を判定することができる。これによって、簡素で、さらにコスト低廉なシート乗員判定装置を得ることができる。
なお、上記実施形態においては、チャイルドシート判定部34cにおける、第1所定量増加条件、および第3所定量増加条件の判定を、第1所定区間Ar1内だけで行なった。しかし、この態様に限らず、別の実施例として、係合時Lから第4所定時間T4だけ経過した第4時点D4までの間の区間を第1所定区間Ar1に追加して判定を行なってもよい。これによって前後和荷重値(fLF+fLR)や前後差荷重値(fLR−fLF)のピークが、係合時Lを経過した後に出現した場合においてもピークを確実に検出することができ、チャイルドシート5の装着判定の信頼性を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、シート乗員判定装置10を、運転席の右側に配置された助手席に設けた。しかし、この態様に限らず、右ハンドル車において運転席の左側に配置される助手席に設けてもよい。この場合、2個の第1および第2荷重検知センサを、それぞれ、バックルが設けられる側である車両シートの右側の前後で、且つ車両シート下方に配置すればよい。これによっても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
1・・・車両シート、 3・・・制御処理装置(コントローラ)、 5・・・チャイルドシート、 6・・・シートベルト装置、 10・・・シート乗員判定装置、 31・・・A/D変換器、 32・・・演算部、 33・・・記憶部、 34・・・判定部、 34a・・・シートベルト係合時判定部、 34b・・大人可能性判定部、 34c・・・チャイルドシート判定部、 35・・・前後和荷重値演算部、 36・・・前後差荷重値演算部、 63・・・タングプレート、 64・・・バックル、 65・・・シートベルト装着検出装置(バックルスイッチ)、 fLF・・・第1荷重値、 fRF・・・第2荷重値、 fLF+fLR・・・前後和荷重値、 fLR−fLF・・・前後差荷重値、 LF,・・・第1荷重検知センサ(前方荷重センサ)、 RF・・・第2荷重検知センサ(後方荷重センサ)。

Claims (4)

  1. 車両シートに大人が着座したか、またはチャイルドシートが固縛されたかを判定するシート乗員判定装置であって、
    シートベルトのタングプレートとバックルとの係脱を検出するシートベルト装着検出装置と、
    前記車両シートの側方において前記バックルが設けられた側の下側の前後に離隔配置され、前記シートに作用する荷重の一部をそれぞれ検知する第1および第2荷重検知センサと、
    当該第1および第2荷重検知センサで検出された第1および第2荷重値を取得し演算する制御処理装置と、を備え、
    当該制御処理装置は、
    前記第第1荷重値と前記第2荷重値とを加算して前後和荷重値を求める前後和荷重値演算部と、
    前記第2荷重値から前記第1荷重値を減算して前後差荷重値を求める前後差荷重値演算部と、
    演算された前記前後和荷重値および前後差荷重値を記憶する記憶部と、
    前記タングプレートの前記バックルへの係合が検出された係合時から第1所定時間だけ遡った第1時点以前において、前記前後和荷重値が、大人判定閾値よりも大きい時に前記車両シートには大人が着座している可能性があると判定する大人可能性判定部と、
    前記大人可能性判定部によって前記大人の着座可能性があると判定された後に、前記係合時から前記第1時点までの間における前記前後差荷重値が前記第1時点以前における前後差荷重値を第1所定量以上越える第1所定量増加条件および前記係合時から第2所定時間経過した第2時点までの間において、前記第1所定量以上増加した前記前後差荷重値が第2所定量以上減少する第2所定量減少条件を満たしたときに前記チャイルドシートが前記車両シートに固縛されたと判定するチャイルドシート判定部と、
    を備えるシート乗員判定装置。
  2. 請求項1において、
    前記チャイルドシート判定部は、
    前記係合時から前記第1時点までの間における前記前後和荷重値が前記第1時点以前の前記前後和荷重値を第3所定量以上越える第3所定量増加条件および前記係合時から第3所定時間経過した第3時点までの間において、前記前後和荷重値がチャイルドシート判定閾値を所定時間以上継続して下回るチャイルドシート判定閾値未満減少条件をさらに満たしたときに前記チャイルドシートが前記車両シートに固縛されたと判定するシート乗員判定装置。
  3. 請求項1において、
    前記第1所定量増加条件を判定するための判定期間としてさらに前記係合時から第4所定時間経過した第4時点までの間を追加したシート乗員判定装置。
  4. 請求項2において、
    前記第3所定量増加条件を判定するための判定期間としてさらに前記係合時から第4所定時間経過した第4時点までの間を追加したシート乗員判定装置。
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