JP2013169839A - 車両の空調ダクトおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1分割ダクト10は、長手方向の前側接続口12が空調装置4に連通して結合され、後側接続口13が第2分割ダクト20における前側接続口22に連通して嵌合される。第3分割ダクト30は、前側接続口32が前記空調装置4に連通して結合され、後側接続口33が第4分割ダクト40における前側接続口42に連通して嵌合される。第1分割ダクト10と第4分割ダクト40は、同一形状の第1ダクト前駆体50における長手方向の端部を切除して形成され、第2分割ダクト20と第3分割ダクト30は、同一形状の第2ダクト前駆体における長手方向の端部を切除して形成される。
【選択図】図2
Description
そこで、本発明では、連結することで車両前部から後部に亘って延在する空調ダクトを構成可能な分割ダクトに関し、金型の数量を減少し、もって金型費用を低減できる構成の提供を目的とする。
また、第1分割ダクトと第4分割ダクトは、同一形状の第1ダクト前駆体から形成され、第2分割ダクトと第3分割ダクトは、同一形状の第2ダクト前駆体から形成される。従って、第1分割ダクトと第4分割ダクトの共用化および第2分割ダクトと第3分割ダクトの共用化によって、成形用の金型も共用化することができ、金型費用をさらに低減することができる。
さらに、第1分割ダクト、第2分割ダクト、第3分割ダクト、第4分割ダクトを、同一のダクト前駆体から形成することができる。従って、4つの分割ダクトの共用化によって、成形用の金型を、よりいっそう共用化することができ、金型費用を低減することができる。
このように、本発明に係る空調ダクトによれば、安価なコストで製作することができる
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1に示すように、車両の天井部分1には、ルーフパネル2の車室内側に車幅方向に沿って延在するルーフボー3が、車両前後方向に所定間隔をおいて複数配設されている。車両前端側(FR側)の2本のルーフボー3,3には、空調空気を送り出す空調装置4が取り付けられている。また、車両中央および後端側(RR側)の5本のルーフボー3,3には、後述する空調ダクト5が取り付けられており、空調装置4の後端部に設けられた筒状の排出部4aと嵌合されている。
このように、第1分割ダクト10の後側接続口13と第2分割ダクト20の前側接続口22を、ダクト前駆体の端部を目的に応じた位置で切除するという簡単な方法で成形することができる。
このように、第3分割ダクト30の後側接続口33と第4分割ダクト40の前側接続口42を、ダクト前駆体の端部を目的に応じた位置で切除するという簡単な方法で成形することができる。
従って、第2分割ダクト20の前側接続口22の先端または第4分割ダクト40の前側接続口42の先端によって空調風Airの流れが阻害されないため、空調風Airをスムーズに流すことができる。
ここまで、4つの分割ダクト10、20、30、40を、2つのダクト前駆体から形成する場合を説明してきたが、1つのダクト前駆体から形成してもよい。以下、本実施形態の空調ダクトについて説明するが、第1実施形態と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
5…空調ダクト
10、10’…第1分割ダクト
10a、10’a…中心点
11、11’…ダクト本体
12、12’…前側接続口(第1の端部)
13、13’…後側接続口(第2の端部)
20、20’…第2分割ダクト
20a、20’a…中心点
21…ダクト本体
22、22’…前側接続口(第3の端部)
24、24’…取付片
30、30’…第3分割ダクト
31…ダクト本体
32、32’…前側接続口(第1の端部)
33、33’…後側接続口(第2の端部)
40、40’…第4分割ダクト
41…ダクト本体
42、42’…前側接続口(第3の端部)
50、50’…第1ダクト前駆体
51…大径部
52…小径部
Claims (9)
- 車両の天井に配設され、空調装置の空調空気を車室内へ送給するための空調ダクトであって、この空調ダクトは少なくとも、
前記空調装置と連結され空調空気を送給する第1分割ダクトと、
前記第1分割ダクトを通過した前記空調空気を送給する第2分割ダクトと、
前記空調装置と連結され空調空気を送給する第3分割ダクトと、
前記第3分割ダクトを通過した前記空調空気を送給する第4分割ダクトと、
を有して構成され、
前記第1分割ダクトと前記第3分割ダクトは、それぞれ、
前記空調空気が流入する第1の端部と、前記空調空気が流出する第2の端部と、
を備え、
前記第2分割ダクトと前記第4分割ダクトは、それぞれ、
前記空調空気が流入する第3の端部と、第4の端部と、
を備え、
前記第1分割ダクトと前記第4分割ダクトは、形状が略同一であり、
前記第2分割ダクトと前記第3分割ダクトは、形状が略同一であること
を特徴とする車両の空調ダクト。 - 前記第1の端部の形状は、前記第4の端部の形状の一部であり、
前記第3の端部の形状は、前記第2の端部の形状の一部であること
を特徴とする請求項1に記載の車両の空調ダクト。 - 前記第1分割ダクトと前記第3分割ダクトとは、形状が略同一であるとともに、
前記第2分割ダクトと前記第4分割ダクトとは、形状が略同一であること
を特徴とする請求項1または2に記載の車両の空調ダクト。 - 前記第1の端部の形状は、前記第2の端部の形状の一部であり、
前記第3の端部の形状は、前記第4の端部の形状の一部であること
を特徴とする請求項3に記載の車両の空調ダクト。 - 前記第2の端部の外周の大きさは、前記第3の端部の内周の大きさ以下であること
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両の空調ダクト。 - 前記第1分割ダクトと前記第3分割ダクトは、いずれか、またはこの両ダクトから延在される上流側脚部を備え、該上流側脚部により互いに連結され、
前記第2分割ダクトと前記第4分割ダクトとは、いずれか、またはこの両ダクトから延在される下流側脚部を備え、該下流側脚部により互いに連結されること
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両の空調ダクト。 - 前記上流側脚部および/または前記下流側脚部は中空状であり、前記空調装置と連通されるとともに、送給された空調空気の一部を流出する開口部を備えたこと
を特徴とする請求項6に記載の車両の空調ダクト。 - 車両の天井に配設され、空調装置の空調空気を車室内へ送給するための空調ダクトの製造方法であって、
中空状の大径部と、該大径部よりも先端側に設けられる中空状の小径部と、を含む端部を両端に形成した長尺状の第1ダクト前駆体を、ブロー成形で複数成形する第1ダクト前駆体成形工程と、
前記第1ダクト前駆体成形工程で成形された一の第1ダクト前駆体の一方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成するとともに、他方の前記端部を前記小径部で切断してオス側端部を形成し、第1分割ダクトを形成する第1分割ダクト形成工程と、
前記第1ダクト前駆体成形工程で成形された他の第1ダクト前駆体の他方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成し、第4分割ダクトを形成する第4分割ダクト形成工程と、
中空状の大径部と、該大径部よりも先端側に設けられる中空状の小径部と、を含む端部を両端に形成した長尺状の第2ダクト前駆体を、ブロー成形で複数成形する第2ダクト前駆体成形工程と、
前記第2ダクト前駆体成形工程で成形された一の第2ダクト前駆体の一方の前記端部を前記小径部で切断してオス側端部を形成するとともに、他方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成し、第3分割ダクトを形成する第3分割ダクト形成工程と、
前記第2ダクト前駆体成形工程で成形された他の第2ダクト前駆体の一方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成し、第2分割ダクトを形成する第2分割ダクト形成工程と、
前記第2分割ダクトのメス側端部に前記第1分割ダクトのオス側端部を挿入する第一連結工程と、前記第4分割ダクトのメス側端部に前記第3分割ダクトのオス側端部を挿入する第二連結工程と、
を備えることを特徴とする車両の空調ダクトの製造方法。 - 車両の天井に配設され、空調装置の空調空気を車室内へ送給するための空調ダクトの製造方法であって、
中空状の大径部と、該大径部よりも先端側に設けられる中空状の小径部と、を含む端部を両端に形成した長尺状のダクト前駆体を、ブロー成形で複数成形するダクト前駆体成形工程と、
前記ダクト前駆体成形工程で成形された一のダクト前駆体の一方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成するとともに、他方の前記端部を前記小径部で切断してオス側端部を形成し、第1分割ダクトを形成する第1分割ダクト形成工程と、
前記ダクト前駆体成形工程で成形された二のダクト前駆体の一方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成し、第2分割ダクトを形成する第2分割ダクト形成工程と、
前記ダクト前駆体成形工程で成形された三のダクト前駆体の一方の前記端部を前記小径部で切断してオス側端部を形成するとともに、他方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成し、第3分割ダクトを形成する第3分割ダクト形成工程と、
前記ダクト前駆体成形工程で成形された四のダクト前駆体の他方の前記端部を前記大径部で切断してメス側端部を形成し、第4分割ダクトを形成する第4分割ダクト形成工程と、
前記第2分割ダクトのメス側端部に前記第1分割ダクトのオス側端部を挿入する第一連結工程と、前記第4分割ダクトのメス側端部に前記第3分割ダクトのオス側端部を挿入する第二連結工程と、
を備えることを特徴とする車両の空調ダクトの製造方法。
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